JP4630723B2 - 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置における撮像部への異物の付着を防止する技術に関するものである。
フィルムカメラは、被写体像として入射する光をフィルムに露光していたが、デジタルカメラは光のエネルギーを電気信号に変換する固体撮像部に露光することによって記録する。
デジタルカメラの代表例として、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ(以下D−SLRと称す)500の構造を図17に示す。
図17(a)は使用者が被写体の構図などを確認するために交換レンズ102から入った被写体像をファインダ502で確認するための撮像待機状態を示す図、図17(b)は撮像中のD−SLR500の構造を示す図である。D−SLR500は、入射した光のエネルギーを電気信号に変換する撮像部10と、被写体からの反射光を捉え、撮像部10に結像させるための複数のレンズ(501a、501bなど)からなる交換レンズ102と、交換レンズ102を装着するためのマウント部503と、被写体像を使用者が確認できるように入射した光束を図17の上方に反射してファインダ502内部に導くため、ミラーボックス504と呼ばれる空間内の、交換レンズ102と撮像部10の光軸上に配置された主ミラー505と、入射した光束を所望する時間だけ撮像部10に照射させるようにする複数のシャッター羽根から構成される第1の羽根群11と第2の羽根群12とを有するフォーカルプレーンシャッタ50とを備えて構成されている。
ファインダ502は主ミラー505により上部に反射された光束が結像するフォーカシングスクリーン506と、フォーカシングスクリーン506に結像した像を正立実像に変換するために内部で像を反射させるプリズム507と、プリズム507から射出された像を適正な倍率で使用者が確認できるようにする接眼レンズ508とから構成されている。
撮像前は、図17(a)のように、使用者がファインダ502により交換レンズ102から入射した被写体像の構図を決定することができるように、光軸上に設置された主ミラー505により光束を上部に垂直に反射させる。反射された光束はフォーカシングスクリーン506で結像し、プリズム507により正立実像に変換された後、接眼レンズ508を介して、使用者により被写体像として確認される。
撮像中は、図17(b)のように、交換レンズ102から入射した光束を撮像部10に入射させるために、主ミラー505をその跳ね上がり位置を制御するために設けられたストッパー511の位置まで跳ね上げて光軸上から回避させる。その後、フォーカルプレーンシャッタ50の開口部を光束が通過するようにシャッター羽根509が走行することで、光束が撮像部10に入射する。
フォーカルプレーンシャッタ50について、図1と図2を用いて説明する。
フォーカルプレーンシャッタ50は、複数のシャッタ羽根11a〜11dから構成される第1の羽根群11と、同じく複数のシャッタ羽根から構成される第2の羽根群12と、第1の羽根群11と第2の羽根群12の駆動スペースを分割している中間板13と、第2の羽根群12の押え板であると同時に、撮像のためにその略中央部に開口14aが設けられている押え板14と、第1の羽根群11の押え板であると同時に、撮像のためにその略中央部に開口15aが設けられているカバー板15と、第1の羽根群11を図1の状態から開口14a及び開口15aが露呈した重畳状態にするために、公知のコイルやヨーク等で構成された電磁アクチュエータと駆動レバー等で構成されている第1の羽根群駆動源35と、重畳状態になった第1の羽根群11を再び図1に示した展開状態にするために、駆動レバーやスプリング等で構成されているチャージ源36と、第2の羽根群12の開閉動作を行うために、公知のコイルやヨーク等で構成された電磁アクチュエータと駆動レバー等で構成されている第2の羽根群駆動源37と、第1の羽根群11の駆動レバーにより第1の羽根群11が展開状態であることを検出する位置検出部38zと、第1の羽根群11の駆動レバーにより第1の羽根群11が重畳状態であることを検出する位置検出部38xと、第2の羽根群12の駆動レバーにより第2の羽根群12が展開状態であることを検出する位置検出部38wと、第2の羽根群12の駆動レバーにより第2の羽根群12が重畳状態であることを検出する位置検出部38yとを備えて構成されている。
なお第1の羽根群11及び第2の羽根群12を構成しているシャッタ羽根509は、それぞれ単一もしくは複数の不図示の駆動レバーによって一体的に開閉動作を行うようになっているとともに、開閉動作時の摩擦負荷や摩擦帯電を防止するために、導電性の材料で形成されていたり、その表面に摺動性を向上させるためあるいは帯電を防止するための表面処理が施されていたりする。
上述した構成において、図1に示す撮影待機状態からシャッターがレリーズされると、まず第1の羽根群11が走行して重畳され、次いで第1の羽根群11の走行開始から所定時間経過後に第2の羽根群12が展開される。これにより、所定時間の間、開口部14aおよび開口部15aが開口し、露光動作が行われる。撮影完了後は次の撮影に備えて、チャージ源36により第1の羽根群11が展開状態に戻され、第2の駆動源37により第2の羽根群12が重畳状態に戻される。
また、撮像部10の構成について図1と図2を用いて説明する。
撮像部10は、光学素子21と、光学素子21を保持する保持部材22と、固体撮像素子23bと固体撮像素子23bを保護するためのカバー部材23aとで構成された固体撮像装置23と、カバー部材23aと光学素子21との間を密封するためのシール部材24と、固体撮像装置23の接続端子23cが接続されているとともに、D−SLR500の動作を制御する制御回路を構成する電気素子が搭載されている基板25と、固体撮像装置23と一体化して固体撮像装置23をD−SLR500の不図示のシャーシに固定するための保持板26とを備えて構成されている。
ここで、固体撮像素子23bは有限間隔で画素が配列されているために、その間隔以上に空間周波数の高い光は単一の画素にしか入らない。これにより本来とは異なる色として認識される偽色や色モアレが生じる。また、固体撮像素子23bの表面で入射光が反射することにより赤外光のゴーストやかぶりといった問題が生じる。これらを防止するため、固体撮像装置23の前面には、ローパスフィルターや赤外カットフィルターなどが積層された光学素子21が配置されており、固体撮像装置23と光学素子21はシール部材24で接着、密閉されている。
ところで、D−SLR500はフィルムカメラとは異なり、撮像部10で撮像するため、撮像部10の最表面にある光学素子21に異物が付着すると、その付着した異物がある箇所は撮像部10に光が届かない。そのため、撮影した画像に異物が影として写りこみ続けるということが問題となっている。異物が付着する原因として以下のことが考えられる。
(1)D−SLR500などのようにフォーカルプレーンシャッタ50を有するカメラでは、シャッター羽根509がシャッター動作時に擦れることによってシャッター羽根509の塗装が剥がれ、異物としてカメラ内部に残留してしまうことがある。
(2)D−SLR500などのようにレンズ交換式のカメラでは、交換レンズ102の非装着時でカメラのマウント503を保護するマウントキャップの装着時に、マウントキャップとマウント503がこすれてマウントキャップが削れ、マウントキャップの削れ片が発生してしまうことがある。
(3)交換レンズ102の交換時に、外部からカメラ内部へ異物が侵入することがある。
ここで発生した異物が光学素子21に付着するメカニズムを図18を用いて以下に説明する。
光学素子21は撮影する瞬間以外、展開状態の第1の羽根群11に覆われている。よって、原因(2)または(3)で発生した異物(図18中41で示す)は展開状態の第1の羽根群11上や主ミラー505上など、ミラーボックス内に存在する。ここで、主ミラー505上などの、展開状態の第1の羽根群11上以外に付着した異物41が直接光学素子21に付着するとは考えにくい。よって、光学素子21に付着する異物41は一旦第1の羽根群11に付着すると考えられる。
その状態からD−SLR500がレリーズされ、撮影動作が開始されると、第1の羽根群11が走行して徐々に重畳される。一方で、重畳状態にあった第2の羽根群12が一定の光量を撮像部10に通過させるように第1の羽根群11と共に光軸に垂直な方向にスリットを形成しながら徐々に展開状態となる。このとき、第1の羽根群11に付着していた異物41には、その場に残ろうとする慣性力C、シャッター羽根509が重畳されることによるこそぎ落としによる駆動力B、撓みにより発生した振動による駆動力Aが働く。これらにより第1の羽根群から分離された異物41は大部分が、レンズ側へ初速を持ち、慣性力により空間に浮遊した異物41の一部がシャッター羽根509がなくなった負圧Dにより光学素子21側へ初速を持つ。
この中で、シャッタから飛散した異物41の大部分である、前方へ初速を持った異物41の中で速度の遅いものは、第1の羽根群11とスリットを形成しながら走行してきた第2の羽根群12により前方への移動が遮断され、第2の羽根群12の撓みにより光学素子21側へと弾き飛ばされ、光学素子21に付着する。
以上のことから、光学素子21への異物41の付着を防止する対策としては、第1の羽根群11と第2の羽根群12が共に撮影待機状態の時に展開状態となった二重遮光方式シャッタ(例えば特許文献1参照)が考えられる。この本来の目的は、シャッタ羽根509が走行する速度を上げるためにシャッタ羽根509を軽量化した時、シャッタ羽根509の遮光性が低くなるのを防止することである。撮影待機状態では、第1の羽根群11と第2の羽根群12を両方展開状態としてシャッタ開口14aおよび15aを覆うので、遮光性を高めることができる。このような機構では、レリーズされてから第1の羽根群11が展開状態、第2の羽根群12が重畳状態となるので、第2の羽根群12がレンズ側にある場合には、レンズ側にある第2の羽根群12の走行時に第2の羽根群12についた異物41が第2の羽根群12から分離しても、光学素子21側にある第1の羽根群11が展開状態であるため、光学素子21に異物41が付着することがない。
特開平8−211445号公報
しかしながら、特許文献1のように二重遮光方式のシャッタの場合、撮影待機状態では常に第1の羽根群11および第2の羽根群12がシャッタ開口14aおよび15aを覆って遮光するため、レリーズされるごとに第1の羽根群11と第2の羽根群12が展開状態とならなければならず、レリーズタイムラグが大きくなるという問題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、レリーズタイムラグを大きくすることなく光学素子への異物の付着を抑制することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる撮像装置は、撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第1の羽根群を展開させた後に前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置は、撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、前記撮像装置の撮影待機状態では、前記第1の羽根群を展開状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮影待機状態から前記撮像装置の電源がOFFにされた際に、前記第2の羽根群を展開させた後に前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置は、撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第1の羽根群を展開させるとともに前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置は、撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、前記撮像装置の撮影待機状態では、前記第1の羽根群を展開状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮影待機状態から前記撮像装置の電源がOFFにされた際に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第2の羽根群を展開させるとともに前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置は、撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、前記撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に前記撮影レンズが外されている場合には、前記駆動手段による前記第1及び第2の羽根群の駆動を禁止する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置は、撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、前記撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、前記撮影レンズが外されたことが検出された場合に、前記第2の羽根群を展開させた後に前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置は、撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、前記撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に前記撮影レンズが装着されている場合には、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第1の羽根群を展開させるとともに前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置は、撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、前記撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、前記撮影レンズが外されたことが検出された場合に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第2の羽根群を展開させるとともに前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置は、撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を展開した状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第2の羽根群を展開させた後に前記第1の羽根群を畳み込み、再び該第1の羽根群を展開させた後に、前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置は、撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を展開した状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第2の羽根群を展開させるとともに前記第1の羽根群を畳み込み、再び前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第1の羽根群を展開させるとともに前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、被写体像を撮像する撮像部と、該撮像部と撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第1の羽根群を展開させた後に前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、被写体像を撮像する撮像部と、該撮像部と撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、前記撮像装置の撮影待機状態では、前記第1の羽根群を展開状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮影待機状態から前記撮像装置の電源がOFFにされた際に、前記第2の羽根群を展開させた後に前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、被写体像を撮像する撮像部と、該撮像部と撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第1の羽根群を展開させるとともに前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、被写体像を撮像する撮像部と、該撮像部と撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、前記撮像装置の撮影待機状態では、前記第1の羽根群を展開状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮影待機状態から前記撮像装置の電源がOFFにされた際に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第2の羽根群を展開させるとともに前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に前記撮影レンズが外されている場合には、前記駆動手段による前記第1及び第2の羽根群の駆動を禁止する工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、前記撮影レンズが外されたことが検出された場合に、前記第2の羽根群を展開させた後に前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に前記撮影レンズが装着されている場合には、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第1の羽根群を展開させるとともに前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、前記撮影レンズが外されたことが検出された場合に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第2の羽根群を展開させるとともに前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、被写体像を撮像する撮像部と、該撮像部と撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を展開した状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第2の羽根群を展開させた後に前記第1の羽根群を畳み込み、再び該第1の羽根群を展開させた後に、前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、被写体像を撮像する撮像部と、該撮像部と撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を展開した状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第2の羽根群を展開させるとともに前記第1の羽根群を畳み込み、再び前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第1の羽根群を展開させるとともに前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係わるプログラムは、上記の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係わる記憶媒体は、上記のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする。
本発明によれば、レリーズタイムラグを大きくすることなく光学素子への異物の付着を抑制することが可能となる。
以下、本発明の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係わるカメラについて、図1乃至図6を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係わるレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ(以下、D−SLRと称す)500の撮像部10及びフォーカルプレンシャッタ50の概略構成を説明するための側方断面図、図2はフォーカルプレンシャッタ50の概略構成を説明するための前方斜視図、図3は本実施形態におけるD−SLR500のカメラシステムの電気的構成を示すブロック図である。図1および図2において、D−SLR500並びに撮像部の外面的構成は、図17に示した従来のカメラと同様であるため、同一符号を付して詳しい説明を省略する。
まず、物体像の撮像、記録に関する部分から説明する。
本実施形態のカメラは、撮像系、画像処理系、記録再生系および制御系を有する。
撮像系は、交換レンズ102および撮像部10を有し、画像処理系は、A/D変換器130、RGB画像処理回路131およびYC処理回路132を有する。また、記録再生系は、記録処理回路133および再生処理回路134を有し、制御系は、カメラシステム制御回路135、操作検出回路136、撮像装置駆動回路137を有する。
138は、外部のコンピュータ等に接続され、データの送受信を行うために規格化された接続端子である。上述した電気回路は、不図示のNiCd電池、NiMH電池、Liイオン電池等の二次電池からの電力供給を受けて駆動される。
撮像系は、物体からの光を、交換レンズ102を介して撮像部10の撮像面に結像させる光学処理系である。交換レンズ102内に設けられた絞り104の駆動を制御するとともに、必要に応じてフォーカルプレンシャッタ50の駆動をシャッタ制御回路145を介して行うことによって、適切な光量の物体光を撮像部10に受光させることができる。
撮像部10としては、正方画素が長辺方向に3700個、短辺方向に2800個並べられ、合計約1000万個の画素を有する撮像素子が用いられている。そして、各画素にR(赤色)、G(緑色)、B(青色)のカラーフィルタが交互に配置され、4画素が一組となるいわゆるベイヤー配列を構成している。
ベイヤー配列では、観察者が画像を見たときに強く感じやすいGの画素をRやBの画素よりも多く配置することで、総合的な画像性能を上げている。一般に、この方式の撮像素子を用いる画像処理では、輝度信号は主にGから生成し、色信号はR、G、Bから生成する。
撮像部10から読み出された信号は、A/D変換器130を介して画像処理系に供給される。この画像処理系での画像処理によって画像データが生成される。
A/D変換器130は、撮像部10の各画素から読み出された信号の振幅に応じて、例えば撮像部10の出力信号を10ビットのデジタル信号に変換して出力する信号変換回路であり、以降の画像処理はデジタル処理にて実行される。
画像処理系は、R、G、Bのデジタル信号から所望の形式の画像信号を得る信号処理回路であり、R、G、Bの色信号を、輝度信号Yおよび色差信号(R−Y)、(B−Y)にて表わされるYC信号などに変換する。
RGB画像処理回路131は、A/D変換器130の出力信号を処理する信号処理回路であり、ホワイトバランス回路、ガンマ補正回路、補間演算による高解像度化を行う補間演算回路を有する。
YC処理回路132は、輝度信号Yおよび色差信号R−Y、B−Yを生成する信号処理回路である。このYC処理回路132は、高域輝度信号YHを生成する高域輝度信号発生回路、低域輝度信号YLを生成する低域輝度信号発生回路および、色差信号R−Y、B−Yを生成する色差信号発生回路を有している。輝度信号Yは、高域輝度信号YHと低域輝度信号YLを合成することによって形成される。
記録再生系は、不図示のメモリへの画像信号の出力と、ディスプレイユニット107への画像信号の出力とを行う処理系である。記録処理回路133はメモリへの画像信号の書き込み処理および読み出し処理を行い、再生処理回路134はメモリから読み出した画像信号を再生して、ディスプレイユニット107に出力する。
また、記録処理回路133は、静止画データおよび動画データを表わすYC信号を所定の圧縮形式にて圧縮するとともに、圧縮されたデータを伸張させる圧縮伸張回路を内部に有する。圧縮伸張回路は、信号処理のためのフレームメモリなどを有しており、このフレームメモリに画像処理系からのYC信号をフレーム毎に蓄積し、複数のブロックのうち各ブロックから蓄積された信号を読み出して圧縮符号化する。圧縮符号化は、例えば、ブロック毎の画像信号を2次元直交変換、正規化およびハフマン符号化することにより行われる。
再生処理回路134は、輝度信号Yおよび色差信号R−Y、B−Yをマトリクス変換して、例えばRGB信号に変換する回路である。再生処理回路134によって変換された信号はディスプレイユニット107に出力され、可視画像として表示(再生)される。再生処理回路134およびディスプレイユニット107は、Bluetoothなどの無線通信を介して接続されていてもよく、このように構成すれば、このカメラで撮像された画像を離れたところからモニタすることができる。
一方、制御系における操作検出回路136は、メインスイッチ、レリーズボタン、モード切り換えスイッチ等(不図示)の操作を検出して、この検出結果をカメラシステム制御回路135に出力する。
カメラシステム制御回路135は、操作検出回路136からの検出信号を受けることで、検出結果に応じた動作を行う。また、カメラシステム制御回路135は、撮像動作を行う際のタイミング信号を生成して、撮像装置駆動回路137に出力する。
撮像装置駆動回路137は、カメラシステム制御回路135からの制御信号を受けることで撮像部10を駆動させるための駆動信号を生成する。情報表示回路142は、カメラシステム制御回路135からの制御信号を受けて不図示の光学ファインダ内情報表示ユニットの駆動を制御する。
制御系(カメラシステム制御回路135)は、カメラ本体500に設けられた各種スイッチの操作に応じて撮像系、画像処理系および記録再生系での駆動を制御する。例えば、レリーズボタンの操作によってSW2(レリーズボタンの全押しでONとなるスイッチ)がONとなった場合、制御系(カメラシステム制御回路135)は、撮像部10の駆動、RGB画像処理回路131の動作、記録処理回路133の圧縮処理などを制御する。さらに、制御系は、情報表示回路142を介して不図示の光学ファインダ内情報表示ユニットの駆動を制御することによって、光学ファインダ内での表示(表示セグメントの状態)を変更する。
次に、交換レンズ102の焦点調節動作に関して説明する。
カメラシステム制御回路135はAF制御回路140と接続されている。また、交換レンズ102をカメラ本体500に装着することで、カメラシステム制御回路135は、マウント接点101a,102aを介して交換レンズ102内のレンズシステム制御回路141と接続される。そして、AF制御回路140およびレンズシステム制御回路141と、カメラシステム制御回路135とは、特定の処理の際に必要となるデータを相互に通信する。よって、交換レンズ102の着脱の検出についても、マウント接点101a、102aを介して交換レンズ102内のレンズシステム制御回路141とカメラシステム制御回路135との通信により可能となる。
焦点検出センサ167は、撮影画面内の所定位置に設けられた焦点検出領域での検出信号をAF制御回路140に出力する。AF制御回路140は、焦点検出センサ167からの出力信号に基づいて焦点検出信号を生成し、交換レンズ102(レンズ部501)の焦点調節状態(デフォーカス量)を検出する。そして、AF制御回路140は、検出したデフォーカス量を交換レンズ102内のレンズ部501の一部の要素であるフォーカスレンズの駆動量に変換し、フォーカスレンズの駆動量に関する情報を、カメラシステム制御回路135を介してレンズシステム制御回路141に送信する。
ここで、移動する物体に対して焦点調節を行う場合、AF制御回路140は、レリーズボタンが全押し操作されてから実際の撮像制御が開始されるまでのタイムラグを勘案して、フォーカスレンズの適切な停止位置を予測する。そして、予測した停止位置へのフォーカスレンズの駆動量に関する情報をレンズシステム制御回路141に送信する。
一方、カメラシステム制御回路135が、撮像部10の出力信号に基づいて物体の輝度が低く、十分な焦点検出精度が得られないと判定したときには、不図示の閃光発光ユニット、又はカメラ本体500に設けられた不図示の白色LEDや蛍光管を駆動することによって物体を照明する。
レンズシステム制御回路141は、カメラシステム制御回路135からフォーカスレンズの駆動量に関する情報を受信すると、交換レンズ102内に配置されたAFモータ147の駆動を制御することによって、不図示の駆動機構を介してフォーカスレンズを上記駆動量の分だけ光軸L1に沿う方向に移動させる。これにより、交換レンズ102(レンズ部501)が合焦状態となる。なお、フォーカスレンズが液体レンズ等で構成されている場合には、界面形状を変化させることになる。
また、レンズシステム制御回路141は、カメラシステム制御回路135から露出値(絞り値)に関する情報を受信すると、交換レンズ102内の絞り駆動アクチュエータ143の駆動を制御することによって、上記絞り値に応じた絞り開口径となるように絞り104を動作させる。
また、シャッタ制御回路145は、カメラシステム制御回路135からのシャッタ速度に関する情報を受信すると、フォーカルプレンシャッタ50の第1の羽根群11、第2の羽根群12の駆動源である駆動源35,37及びチャージ部36の駆動を制御することによって、上記シャッタ速度になるように第1の羽根群11及び第2の羽根群12を動作させる。また、第1の羽根群11および第2の羽根群12が展開状態であるか、あるいは重畳状態であるかについては第1の羽根群11、第2の羽根群12の駆動源である駆動源35,37及びチャージ部36の駆動レバーを検出する位置検出部38x、38y、38z、38wによって検出される。
このフォーカルプレンシャッタ50と絞り104の動作により、適切な光量の物体光を像面側に向かわせることができる。
またAF制御回路140において物体にピントが合ったことが検出されると、この情報はカメラシステム制御回路135に送信される。このとき、レリーズボタンの全押し操作によってSW2がON状態になれば、上述したように撮像系、画像処理系および記録再生系によって撮影動作が行われる。
次に、本実施形態のフォーカルプレーンシャッタ50の動作について図4に示したフローチャートを用いて説明する。また、図5には図4に示した各フローにおけるフォーカルプレーンシャッタ50と異物の挙動を示す。
図5中の41はカメラ内に侵入し、フォーカルプレーンシャッタ50に付着した異物を示す。
本実施形態では、カメラの電源がOFFの状態の時、第1の羽根群11は重畳(畳まれた)状態、第2の羽根群12は展開状態となっている。よって、光学素子21に付着する可能性の高い異物は第2の羽根群12に付着している(図5(a))。
ステップS101では、カメラの電源がON状態であるかどうかがカメラシステム制御回路135で確認される。カメラの電源をONすると、ステップS102に進む。
ステップS102では交換レンズ102が装着されているかどうかがマウント接点101a,102aを介してカメラシステム制御回路135で確認される。交換レンズ102が装着されたのを確認すると、ステップS103へと進む。一方、ステップS102において、交換レンズ102が装着されていなかった場合には、交換レンズ102が装着されるまで待機する。言い換えれば、交換レンズ102が装着されていない場合には、フォーカルプレーンシャッタは、その駆動を禁止された状態となる。
ステップS103では第1の羽根群11が展開され(図5(b))、ステップS104へと進む。
ステップS104では第1の羽根群11が展開されたことを位置検出部38xで確認する。第1の羽根群11が展開状態であることが確認されるとステップS105へと進む。
ステップS105では、第2の羽根群12が重畳(畳まれ)され(図5(c))、ステップS106へと進む。また、ステップS105では第2の羽根群12に付着していた異物41の大部分は以下の原因により第2の羽根群12から分離される。
(1)第2の羽根群12が走行時振動し、異物41に駆動力が与えられる。
(2)シャッタ羽根同士が接触しながら走行することにより、シャッタ羽根により異物41がこそぎ落とされる。
(3)異物41にその場に残ろうとする慣性力が働く。
ここで、上記原因によって第2の羽根群12から分離した異物41の初速の方向について図6を用いて説明する。原因(1)により発生した駆動力が異物41に作用する方向はレンズ側である。それは、第2の羽根群12に付着した異物41が第2の羽根群12の光学素子21がある面に対して反対の面であるため、振動により与えられる加速力の方向も光学素子21がある方向とは逆の向きであるためである。また、原因(2)により発生した駆動力が異物41に作用する方向は、レンズ側である。それは異物41がシャッタ羽根にこそぎ落とされたとしても、こそぎ落とされた時には光学素子21側には第2の羽根群12があるので、光学素子21側へと初速方向は向かないためである。原因(3)により発生した慣性力が異物41に働く方向は、第2の羽根群の走行方向と逆向きである。慣性力で異物41が第2の羽根群から分離した後、シャッタ羽根がなくなったことによる負圧により光学素子21側へ向かうものもあるが、分離した原因が慣性力であるため初速は小さく、また、第1の羽根群11が展開されて光学素子側にあるため、その他の異物41に働く力は重力のみとなり、光学素子21につくことはおろか、光学素子21を覆って展開状態である第1の羽根群11につくことも少ない。よって、撮影待機状態のときに展開されている第1の羽根群11には異物41はあまり付着していない。また、第2の羽根群12には走行時分離しなかった異物41が少し残った状態で重畳していることになる。
ステップS106で第2の羽根群12が重畳されたことを位置検出部38yで確認する。第2の羽根群12が重畳状態であることが確認されるとステップS107へと進む。
ステップS107では、電源の状態がカメラシステム制御回路135によって確認される。電源がONの状態であればステップS108へと進み、電源がOFFの状態であればステップS118へと進む。
ステップS108では、レリーズするまで撮影待機状態となる(図5(d))。レリーズされたことがカメラシステム制御回路135で確認されるとステップS109へと進む。レリーズされなければステップS107へと戻る。
ステップS109では、展開状態にあった第1の羽根群11が走行し重畳される。ステップS109から所望の時間経過後、ステップS110へと進む。
ステップS110では、重畳状態にあった第2の羽根群12が走行し、展開される。ステップS109とステップS110の時間差は所望の光量を撮像部10に入射させるため、第1の羽根群11と第2の羽根群12が光軸に対して垂直の方向に一定のスリットを形成するようにシャッタ制御回路145によって制御されている(図5(e))。
また、ステップS109およびステップS110の動作中には第2の羽根群12に付着していた異物41はステップS105の時と同様に第2の羽根群12から分離される。このときに分離した異物41の初速方向は原因がステップS105の時と同じであるので全ての異物41はレンズ側へ向いている。よって、光学素子21に異物41が付着することはない。
ステップS111では第2の羽根群12が展開状態になっていることが位置検出部38wで確認される。また、同時に第1の羽根群11が重畳状態になっていることが位置検出部38zによって確認される(図5(f))。第1の羽根群11が重畳状態になっていること及び第2の羽根群12が展開状態になっていることが確認されると、ステップS112へと進む。
ステップS112では、次の撮影に備えて撮影待機状態(図5(h))に戻るために、第1の羽根群11が徐々に展開状態へと走行する。ステップS112の動作が開始して一定時間経過後、ステップS113が同時に進む。
ステップS113では第2の羽根群12が重畳状態へと走行し、ステップS114へと進む。このとき、第1の羽根群11とスリットを形成しないように(一部がオーバーラップするように)、第1の羽根群および第2の羽根群12はシャッタ制御回路145で走行速度とタイミングを制御されている(図5(g))。
ステップS114では第2の羽根群12が重畳状態になっていることが位置検出部38yによって確認される。また、同時に第1の羽根群11が展開状態になっていることが位置検出部38xによって確認される(図5(h))。第1の羽根群11が展開状態になっていること及び第2の羽根群12が重畳状態になっていることが確認されると、ステップS115へと進む。
ステップS115では、ステップS108と同様に、レリーズするまで撮影待機状態となる。レリーズされたことがカメラシステム制御回路135で確認されるとステップS109へと戻る。レリーズされなければステップS116へと進む。
ステップS116ではカメラの電源がOFF状態であるかどうかがカメラシステム制御回路135で確認される。カメラの電源がON状態の時はステップS117へ、カメラの電源がOFF状態の時はステップS118へと進む。
ステップS117では交換レンズ102がはずされたかどうかがマウント接点101a,102aを介してカメラシステム制御回路135で確認される。交換レンズ102が装着されていればステップS115へと戻り、交換レンズ102が外されたことが検知された場合はステップS118へと進む。
ステップS118では重畳状態であった第2の羽根群12が展開され(図5(i))、ステップS119へと進む。
ステップS119では第2の羽根群12が展開状態になっていることが位置検出部38wで確認される。第2の羽根群12が展開状態であることが確認されると、ステップS120へと進む。
ステップS120では展開状態であった第1の羽根群11が重畳され、ステップS121へと進む。
ステップS121では第1の羽根群11が重畳状態になっていることが位置検出部38zで確認される。第1の羽根群11が重畳状態であることが確認されると、一連のシーケンスが終了する。
また、撮影完了後、チャージを行わずに第1の羽根群11を重畳状態、第2の羽根群12を展開状態として、撮影動作開始時に撮影待機状態(図5(d))となるようにし、使用者が任意に第1の羽根群11を展開状態とした後に、第2の羽根群12を重畳状態へと走行させることができるようにしても構わない。
以上説明したように、本実施形態によれば、レリーズタイムラグを大きくすることなく光学素子へ異物が付着するのを大幅に低減することが可能となる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係わるカメラについて、図7と図8を参照しながら説明する。
D−SLR500およびフォーカルプレーンシャッタ50の構成は第1の実施形態と同じであるので説明を省略する。
本実施形態のフォーカルプレーンシャッタ50の動作について図7に示したフローチャートを用いて説明する。また、図8には図7に示した各フローにおけるフォーカルプレーンシャッタ50と異物の挙動を示す。
図8のフローチャートにおけるステップS201〜203は第1の実施形態の図4のフローチャートにおけるステップS101〜103と同じ動作を行ない、図8のフローチャートにおけるステップS205〜217は第1の実施形態の図4のフローチャートにおけるステップS106〜118と同じ動作を行う。
本実施形態と第1の実施形態との差異は、以下のようなものである。
第1の実施形態では図4のフローチャートにおけるステップS104で、第1の羽根群11が展開状態となるのを位置検出部38xで検出し、その後ステップS105では第2の羽根群12が重畳状態となる。一方、本実施形態では、図8のフローチャートにおけるステップS201で電源がONされた後ステップS202で交換レンズ102が装着されている場合には、ステップS203で第1の羽根群11が展開状態にされるのであるが、ステップS204では、第1の羽根群11が展開状態となるのを待たずに第2の羽根群12が重畳状態になる動作が開始される。すなわち、第1の羽根群11と第2の羽根群12が光軸に対して垂直方向にスリットを形成しないように(一部オーバーラップするように)走行速度とタイミングをシャッタ制御回路145が制御して、第2の羽根群12が重畳するように走行する(図8(b))。
第1の実施形態では図4のフローチャートにおけるステップS119で、第2の羽根群12が展開状態となるのを位置検出部38wで検出し、その後ステップS120では第1の羽根群11が重畳状態となる。一方、本実施形態では、図8のフローチャートにおけるステップS215で電源がOFFされた場合あるいはステップS216で交換レンズ102が外されたことが検知された場合に、ステップS217で第2の羽根群12が展開状態にされるのであるが、ステップS218では、第2の羽根群12が展開状態となるのを待たずに第1の羽根群11の重畳状態になる動作が開始される。すなわち、第1の羽根群11と第2の羽根群12が光軸に対して垂直方向にスリットを形成しないように(一部オーバーラップするように)走行速度とタイミングをシャッタ制御回路145が制御して、第1の羽根群11が重畳するように走行する(図8(i))。
また、撮影完了後、チャージを行わずに第1の羽根群11を重畳状態、第2の羽根群12を展開状態として、撮影動作開始時に撮影待機状態となるようにし、使用者が任意に第1の羽根群11と第2の羽根群12をスリットを形成せずに走行させることができるようにしても構わない。
以上の構成により、第1の実施形態に比べて早く撮影待機状態にすることができ、さらに第1の実施形態と同様にレリーズタイムラグを大きくすることなく光学素子へ異物が付着するのを大幅に低減することが可能となる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係わるカメラについて、図9乃至図14を参照して説明する。
図9は、本発明の第3の実施形態に係わるD−SLR600の撮像部10及びフォーカルプレンシャッタ60の概略構成を説明するための側方断面図、図10はフォーカルプレンシャッタ60の概略構成を説明するための前方斜視図、図11は本実施形態におけるD−SLR600のカメラシステムの電気的構成を示すブロック図である。なお、図11では、D−SLR600のカメラシステムの電気的構成は、フォーカルプレーンシャッタ60の部分の構成が変わっているだけで、その他の構成は、図3に示した第1の実施形態の構成と同様であるので、説明を省略する。
図9に示すように、第3の実施形態に係わるカメラでは、第1の羽根群61(61a、61b、61c、61d)はレンズ側、第2の羽根群62は光学素子側に配置されている。
また、図10において、75は第1の羽根群61の駆動源、77は第2の羽根群62の駆動源であり、76はチャージ部である。また、第1の羽根群61および第2の羽根群62が展開状態であるか、あるいは重畳状態であるかについては第1の羽根群61、第2の羽根群62の駆動源である駆動源75,77及びチャージ部76の駆動レバーを検出する位置検出部78w,78y,78z,78xによって検出される。
次に、本実施形態ののフォーカルプレーンシャッタ60の動作について図12に示したフローチャートを用いて説明する。また、図13には図12に示した各フローにおけるフォーカルプレーンシャッタ60と異物の挙動を示す。
図13中の41はカメラ内に侵入し、フォーカルプレーンシャッタ60に付着した異物を示す。
第3の実施形態では、カメラの電源がOFFの状態の時、第1の羽根群61は展開状態、第2の羽根群62は重畳状態となっている。よって、光学素子21に付着する可能性の高い異物は第1の羽根群61に付着している(図13(a))。
ステップS301では、カメラの電源がON状態であるかどうかがカメラシステム制御回路135で確認される。カメラの電源をONすると、ステップS302に進む。
ステップS302では交換レンズ102が装着されているかどうかがマウント接点101a,102aを介してカメラシステム制御回路135で確認される。交換レンズ102が装着されたのが確認されると、ステップS303へと進む。
ステップS303では第2の羽根群62が展開され(図13(b))、ステップS304へと進む。
ステップS304では第2の羽根群62が展開されたことを位置検出部78wで確認する。第2の羽根群62が展開状態であることが確認されるとステップS305へと進む。
ステップS305では、第1の羽根群61が重畳され(図13(c))、ステップS306へと進む。また、ステップS305では第1の羽根群61に付着していた異物41の大部分は以下の原因により第1の羽根群61から分離される。
(1)第1の羽根群61が走行時振動し、異物41に駆動力が与えられる。
(2)シャッタ羽根同士が接触しながら走行することにより、シャッタ羽根により異物41がこそぎ落とされる。
(3)異物41にその場に残ろうとする慣性力が働く。
ここで、上記原因によって第1の羽根群61から分離した異物41の初速の方向について図14を用いて説明する。原因(1)により発生した駆動力が異物41に作用する方向はレンズ側である。それは、第1の羽根群61に付着した異物41は第1の羽根群61の光学素子21がある面に対して反対の面にあるため、振動により与えられる加速力の方向も光学素子21がある方向とは逆の向きであるためである。また、原因(2)により発生した駆動力が異物41に作用する方向は、レンズ側である。それは異物41がシャッタ羽根にこそぎ落とされたとしても、こそぎ落とされた時には光学素子21側には第1の羽根群61があるので、光学素子21側へと初速方向は向かないためである。原因(3)により発生した慣性力が異物41に働く方向は、第1の羽根群61の走行方向と逆向きである。慣性力で異物41が第1の羽根群から分離した後、シャッタ羽根がなくなったことによる負圧により光学素子21側へ向かうものもあるが、分離した原因が慣性力であるため初速は小さく、また、第2の羽根群62が展開されて光学素子側にあるため、その他の異物41に働く力は重力のみとなり、光学素子21につくことはおろか、光学素子21を覆って展開状態である第2の羽根群62につくことも少ない。よって、撮影待機状態のときに展開されている第2の羽根群62には異物41はあまり付着していない。また、第1の羽根群61には走行時分離しなかった異物41が少し残った状態で重畳していることになる。
ステップS306で第1の羽根群61が重畳されたことを位置検出部78zで確認する(図13(d))。第1の羽根群61が重畳状態であることが確認されるとステップS307へと進む。
ステップS307では第1の羽根群61が展開され(図13(e))、ステップS308へと進む。
ステップS308では第1の羽根群61が展開されたことを位置検出部78zで確認する(図13(f))。第1の羽根群61が展開状態であることが確認されるとステップS309へと進む。
ステップS309では第2の羽根群62が重畳され、ステップS310へと進む。
ステップS310では第2の羽根群62が重畳されたことを位置検出部78xで確認する(図13(g))。第2の羽根群62が重畳状態であることが確認されるとステップS311へと進む。
ステップS311では、電源の状態がカメラシステム制御回路135によって確認される。電源がONの状態であればステップS312へと進み、電源がOFFの状態であればステップS321へと進む。
ステップS312では、レリーズするまで撮影待機状態となる(図13(g))。レリーズされたことがカメラシステム制御回路135で確認されるとステップS313へと進む。レリーズされなければステップS311へと戻る。
ステップS313では、展開状態にあった第1の羽根群61が走行し重畳される。ステップS313から所望の時間経過後、ステップS314へと進む。
ステップS314では、重畳状態にあった第2の羽根群62が走行し、展開される。ステップS313とステップS314の時間差は所望の光量を撮像部10に入射させるため、第1の羽根群61と第2の羽根群62が光軸に対して垂直の方向に一定のスリットを形成するようにシャッタ制御回路145によって制御されている(図13(h))。
また、ステップS313およびステップS314の動作中には第1の羽根群61に付着していた異物41はステップS305の時と同様に第1の羽根群61から分離される。このときに分離した異物41の初速方向は原因がステップS305の時と同じであるので全ての異物41はレンズ側へ向いている。よって、光学素子21に異物41が付着することはない。
ステップS315では第2の羽根群62が展開状態になっていることが位置検出部78wで確認される。また、同時に第1の羽根群61が重畳状態になっていることが位置検出部78zによって確認される(図13(i))。第1の羽根群61が重畳状態になっていること及び第2の羽根群62が展開状態になっていることが確認されると、ステップS316へと進む。
ステップS316では、次の撮影に備えて撮影待機状態(図13(k))に戻るために、第1の羽根群61が徐々に展開状態へと走行する。ステップS316の動作が開始して一定時間経過後、ステップS317が同時に進む。
ステップS317では第2の羽根群62が重畳状態へと走行し、ステップS318へと進む。このとき、第1の羽根群61とスリットを形成しないように(一部がオーバーラップするように)、第1の羽根群61および第2の羽根群62はシャッタ制御回路145で走行速度とタイミングを制御されている(図13(j))。
ステップS318では第2の羽根群12が重畳状態になっていることが位置検出部78yによって確認される。また、同時に第1の羽根群61が展開状態になっていることが位置検出部78xによって確認される(図13(k))。第1の羽根群61が展開状態になっていること及び第2の羽根群62が重畳状態になっていることが確認されると、ステップS319へと進む。
ステップS319ではレリーズするまで撮影待機状態となる。レリーズされたことがカメラシステム制御回路135で確認されるとステップS313へと戻る。レリーズされなければステップS320へと進む。
ステップS320ではカメラの電源がOFF状態であるかどうかがカメラシステム制御回路135で確認される。カメラの電源がON状態の時はステップS319へ戻り、カメラの電源がOFF状態の時はステップS321へと進む。
ステップS321にて、一連のシーケンスが終了する。
また、使用者が任意に第2の羽根群62を展開状態にした後、第1の羽根群61を重畳状態へと走行させることができるようにしても構わない。
以上説明したように、第3の実施形態によれば、レリーズタイムラグを大きくすることなく光学素子へ異物が付着するのを大幅に低減することが可能となる。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態に係わるカメラについて、図15と図16を参照して説明する。
D−SLR600およびフォーカルプレーンシャッタ60の構成は第3の実施形態と同じであるので説明を省略する。
本実施形態のフォーカルプレーンシャッタ60の動作について図15に示したフローチャートを用いて説明する。また、図16には図15に示した各フローにおけるフォーカルプレーンシャッタ60と異物の挙動を示す。
図15のフローチャートにおけるステップS401〜403は第3の実施形態の図12のフローチャートにおけるステップS301〜303と同じ動作を行ない、図15のフローチャートにおけるステップS405〜406は第3の実施形態の図12のフローチャートにおけるステップS306〜307と同じ動作を行ない、さらに図15のフローチャートにおけるステップS407〜419は第3の実施形態の図12のフローチャートにおけるステップS309〜321と同じ動作を行う。
本実施形態と第3の実施形態との差異は、以下のようなものである。
第3の実施形態では、図12のフローチャートにおけるステップS304で、第2の羽根群62が展開状態となるのを位置検出部78wで検出し、その後ステップS305では第1の羽根群61が重畳状態となる。
一方、本実施形態では、図15のフローチャートにおけるステップS404では、第2の羽根群62が展開状態となるのを待たずに、第1の羽根群61と第2の羽根群62が光軸に対して垂直方向にスリットを形成しないように(一部がオーバーラップするように)、走行速度とタイミングをシャッタ制御回路145が制御して、第1の羽根群61が重畳するように走行する。
また、第3の実施形態では、図12のフローチャートにおけるステップS308で、第1の羽根群61が展開状態となるのを位置検出部78zで検出し、その後ステップS309で第2の羽根群62が重畳状態となる。
一方、本実施形態では、図15のフローチャートにおけるステップS407で、第1の羽根群61が展開状態となるのを待たずに、第1の羽根群61と第2の羽根群62が光軸に対して垂直方向にスリットを形成しないように(一部がオーバーラップするように)、走行速度とタイミングをシャッタ制御回路145が制御して、第2の羽根群62が重畳するように走行する。
また、使用者が任意に第2の羽根群62と第1の羽根群61をスリットを形成せずに走行させることができるようにしても構わない。
以上の構成により、第3の実施形態に比べて早く撮影待機状態とすることができ、さらに第3の実施形態と同様にレリーズタイムラグを大きくすることなく光学素子へ異物が付着するのを大幅に低減することが可能となる。
(他の実施形態)
また、各実施形態の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した手順に対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の第1の実施形態に係わるレンズ交換式デジタル一眼レフカメラの撮像部及びフォーカルプレンシャッタの概略構成を説明するための側方断面図である。 第1の実施形態におけるフォーカルプレンシャッタの概略構成を説明するための前方斜視図である。 第1の実施形態におけるカメラシステムの電気的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるフォーカルプレーンシャッタの動作についてに示したフローチャートである。 図4に示した各フローにおけるフォーカルプレーンシャッタと異物の挙動を示す図である。 第2の羽根群から分離した異物の初速の方向を説明するための図である。 第2の実施形態におけるフォーカルプレーンシャッタの動作についてに示したフローチャートである。 図7に示した各フローにおけるフォーカルプレーンシャッタと異物の挙動を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係わるレンズ交換式デジタル一眼レフカメラの撮像部及びフォーカルプレンシャッタの概略構成を説明するための側方断面図である。 第3の実施形態におけるフォーカルプレンシャッタの概略構成を説明するための前方斜視図である。 第3の実施形態におけるカメラシステムの電気的構成を示すブロック図である。 第3の実施形態におけるフォーカルプレーンシャッタの動作についてに示したフローチャートである。 図12に示した各フローにおけるフォーカルプレーンシャッタと異物の挙動を示す図である。 第2の羽根群から分離した異物の初速の方向を説明するための図である。 第4の実施形態におけるフォーカルプレーンシャッタの動作についてに示したフローチャートである。 図15に示した各フローにおけるフォーカルプレーンシャッタと異物の挙動を示す図である。 レンズ交換式デジタル一眼レフカメラの側方断面図である。 異物が光学素子に付着するメカニズムを示す図である。
符号の説明
10 撮像部
11,61 第1の羽根群
12,62 第2の羽根群
21 光学素子
41 異物

Claims (22)

  1. 撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、
    被写体像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、
    前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第1の羽根群を展開させた後に前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、
    被写体像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、
    前記撮像装置の撮影待機状態では、前記第1の羽根群を展開状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮影待機状態から前記撮像装置の電源がOFFにされた際に、前記第2の羽根群を展開させた後に前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  3. 撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、
    被写体像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、
    前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第1の羽根群を展開させるとともに前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  4. 撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、
    被写体像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、
    前記撮像装置の撮影待機状態では、前記第1の羽根群を展開状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮影待機状態から前記撮像装置の電源がOFFにされた際に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第2の羽根群を展開させるとともに前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  5. 撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、
    前記撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、
    被写体像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、
    前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に前記撮影レンズが外されている場合には、前記駆動手段による前記第1及び第2の羽根群の駆動を禁止する制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  6. 撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、
    前記撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、
    被写体像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、
    前記撮影レンズが外されたことが検出された場合に、前記第2の羽根群を展開させた後に前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  7. 撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、
    前記撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、
    被写体像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、
    前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に前記撮影レンズが装着されている場合には、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第1の羽根群を展開させるとともに前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  8. 撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、
    前記撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、
    被写体像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、
    前記撮影レンズが外されたことが検出された場合に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第2の羽根群を展開させるとともに前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  9. 撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、
    被写体像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、
    前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を展開した状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第2の羽根群を展開させた後に前記第1の羽根群を畳み込み、再び該第1の羽根群を展開させた後に、前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  10. 撮影レンズを着脱可能な撮像装置において、
    被写体像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、
    前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を展開した状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第2の羽根群を展開させるとともに前記第1の羽根群を畳み込み、再び前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第1の羽根群を展開させるとともに前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  11. 被写体像を撮像する撮像部と、該撮像部と撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、
    前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第1の羽根群を展開させた後に前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 被写体像を撮像する撮像部と、該撮像部と撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、
    前記撮像装置の撮影待機状態では、前記第1の羽根群を展開状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮影待機状態から前記撮像装置の電源がOFFにされた際に、前記第2の羽根群を展開させた後に前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  13. 被写体像を撮像する撮像部と、該撮像部と撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、
    前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第1の羽根群を展開させるとともに前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  14. 被写体像を撮像する撮像部と、該撮像部と撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、
    前記撮像装置の撮影待機状態では、前記第1の羽根群を展開状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮影待機状態から前記撮像装置の電源がOFFにされた際に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第2の羽根群を展開させるとともに前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  15. 撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、
    前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に前記撮影レンズが外されている場合には、前記駆動手段による前記第1及び第2の羽根群の駆動を禁止する工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. 撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、
    前記撮影レンズが外されたことが検出された場合に、前記第2の羽根群を展開させた後に前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  17. 撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、
    前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を畳み込んだ状態にするとともに前記第2の羽根群を展開した状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に前記撮影レンズが装着されている場合には、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第1の羽根群を展開させるとともに前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  18. 撮影レンズの着脱状態を検出する検出手段と、被写体像を撮像する撮像部と、前記撮像部と前記撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、
    前記撮影レンズが外されたことが検出された場合に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第2の羽根群を展開させるとともに前記第1の羽根群を畳み込むように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  19. 被写体像を撮像する撮像部と、該撮像部と撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、
    前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を展開した状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第2の羽根群を展開させた後に前記第1の羽根群を畳み込み、再び該第1の羽根群を展開させた後に、前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  20. 被写体像を撮像する撮像部と、該撮像部と撮影レンズとの間に配置されたシャッタであって、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮影レンズに近い側に配置された第1の羽根群と、畳み込み及び展開が可能な複数のシャッタ羽根を備えるとともに前記撮像部に近い側に配置された第2の羽根群と、前記第1及び第2の羽根群を支持するとともに前記第1及び第2の羽根群の畳み込み及び展開により開閉される開口部を有するフレームと、前記第1及び第2の羽根群を畳み込み及び展開駆動する駆動手段とを備えるシャッタと、を具備する撮像装置を制御する方法であって、
    前記撮像装置の電源がOFFのときには、前記第1の羽根群を展開した状態にするとともに前記第2の羽根群を畳み込んだ状態にし、前記撮像装置の電源がONにされた際に、前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第2の羽根群を展開させるとともに前記第1の羽根群を畳み込み、再び前記第1の羽根群と前記第2の羽根群を光軸に対して垂直方向にオーバーラップさせながら、前記第1の羽根群を展開させるとともに前記第2の羽根群を畳み込んで撮影待機状態にするように、前記駆動手段を制御する工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  21. 請求項11乃至20のいずれか1項に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  22. 請求項21に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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