JP4629518B2 - 非接触送受信システム - Google Patents

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本発明は、非接触送受信システムに関する。特に、外部読み書き装置からの起動要求に基づいて携帯情報端末上でアプリケーションが起動する非接触送受信システムに関する。
非接触ICを搭載する携帯電話、及び、この携帯電話の非接触ICとの間でデータを読み書きするIC読み書き装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合に、携帯電話とIC読み書き装置は、非接触ICの記録領域のフォーマット等に基づいた所定のフォーマットに従ってデータを送受信する。
また、非接触IC搭載の携帯電話は、このIC読み書き装置からの起動要求を受信して、携帯電話内に格納されているアプリケーションを起動する。この場合に、IC読み書き装置は、そのアプリケーションを起動させる所定のフォーマットの起動要求をアプリケーションに送信する。
特開2005−108044号公報
しかしながら、携帯電話を提供する事業者毎に非接触ICの記録領域のフォーマットが異なると、このIC読み書き装置と携帯電話は、データの送受信ができないという不具合がある。
また、携帯電話を提供する事業者毎にアプリケーションを起動するフォーマットが異なると、IC読み書き装置から携帯電話のアプリケーションを起動することができないという不具合がある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、非接触でデータの読み書きが可能な非接触ICと、非接触ICを保持する携帯情報端末と、携帯情報端末上で実行され、携帯情報端末による非接触ICのデータの読み書きを制御する携帯端末側アプリケーションと、携帯情報端末が所定の範囲内に接近した場合に、携帯情報端末に保持された非接触ICのデータを非接触で読み書き可能な外部読み書き装置とを備える非接触送受信システムであって、非接触ICは、携帯情報端末を提供している事業者を特定する事業者特定情報を特定領域に格納しており、外部読み書き装置は、携帯情報端末が外部読み書き装置から所定の範囲内に接近した場合に、非接触ICの特定領域に格納された事業者特定情報を取得し、取得した事業者特定情報に基づいた情報を非接触ICに送信する。
これにより、外部読み書き装置は、非接触ICを保持する携帯情報端末を提供している事業者を特定することができる。また、外部読み書き装置は、特定した事業者に応じた情報を、特定した事業者の仕様に従って、携帯情報端末に送信することができる。
外部読み書き装置は、事業者特定情報に対応付けて携帯端末側アプリケーションを起動させる起動要求を格納しており、非接触ICから取得した事業者特定情報に対応付けられた起動要求を送信することにより、非接触ICを介して携帯端末側アプリケーションを起動させてもよい。
これにより、外部読み書き装置は、特定した事業者に応じた携帯端末側アプリケーションを起動させる起動要求を、特定した事業者の仕様に従って携帯端末側アプリケーションに送信して、携帯端末側アプリケーションを起動させることができる。
外部読み書き装置は、事業者特定情報に対応付けてコンテンツを格納しており、非接触ICから取得した事業者特定情報に対応付けられたコンテンツを非接触ICに書き込んでもよい。
これにより、外部読み書き装置は、特定した事業者に応じたコンテンツを、特定した事業者の仕様に従って、非接触ICに書き込むことができる。
これにより、外部読み書き装置は、非接触ICを保持する携帯情報端末を提供している事業者に応じて、コンテンツを、携帯情報端末が保持する非接触ICに、適切な形式で書き込むことができる。
外部読み書き装置は、表示部を有し、非接触ICに格納された事業者特定情報を取得できなかった場合、及び、非接触ICから取得した事業者特定情報が外部読み書き装置に予め格納されていた事業者特定情報に含まれていなかった場合に、エラーを表示部に表示してもよい。
これにより、外部読み書き装置は、携帯情報端末を提供している事業者を特定できなかった場合、特定できなかった旨を、外部読み書き装置のユーザに視覚的に通知することができる。
外部読み書き装置は、非接触ICに格納された事業者特定情報を取得できなかった場合、及び、非接触ICから取得した事業者特定情報が外部読み書き装置に予め格納されていた事業者特定情報に含まれていなかった場合に、非接触ICを介して携帯端末側アプリケーションに対して特定のコマンドを送信してもよい。
これにより、外部読み書き装置は、携帯情報端末を提供している事業者を特定できなかった場合、特定できなかった旨を、携帯情報端末のユーザに通知することができる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、外部読み書き装置は、非接触ICを保持する携帯情報端末を提供している事業者を特定し、特定した事業者に応じた情報を、特定した事業者の仕様に従って、携帯情報端末に送信することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、非接触送受信システム10の概念図を示す。非接触送受信システム10は、非接触でデータの読み書きが可能な非接触IC220を保持する携帯情報端末200、携帯情報端末200が所定の範囲内に接近した場合に、携帯情報端末200に保持された非接触IC220のデータを非接触で読み書き可能な外部読み書き装置100、及び外部読み書き装置100に接続されたコンピュータ300を備える。外部読み書き装置100は、表示部106を有する。外部読み書き装置100及び携帯情報端末200は、電波を用いて非接触に双方向に通信する。コンピュータ300は、携帯情報端末200間の通信に関する情報を、外部読み書き装置100に対して送受信する。これら外部読み書き装置100及びコンピュータ300は、非接触IC220に関するサービスを提供する店舗等に設置される。
携帯情報端末200の一例は携帯電話であり、既知のネットワークを用いて、他の携帯電話と通話又は通信する。また、携帯情報端末200は、上記ネットワークを介してウェブサーバにアクセスし、携帯情報端末200用のアプリケーションをダウンロードすることができ、また、ウェブページを閲覧することができる。
携帯情報端末200が外部読み書き装置100から所定の範囲内に接近すると、携帯情報端末200に保持された非接触IC220は、外部読み書き装置100から送信された電波を受信する。非接触IC220は受信した電波から起電力を得る。また非接触IC220は、この電波に搬送された情報を取得する。そして非接触IC220は、得られた起電力を利用して、非接触IC220のデータを電波によって外部読み書き装置100に送信する。なお、非接触IC220は、電池等を備え、この電源を利用して送受信してもよい。また、上記送受信方法の一例はFelica(登録商標)であるが、これに限られない。
図2は、非接触送受信システム10のブロック図の一例を示す。携帯情報端末200は、携帯情報端末200上で実行されて動作する携帯端末側アプリケーション230を備える。非接触IC220は、携帯情報端末200と外部読み書き装置100との間で電波を送受信する入出力部222、及びデータを記録する記録領域224を備える。記録領域224は、携帯情報端末200を提供している事業者を特定する事業者IDを格納する特定領域226を有する。非接触IC220は、事業者IDを特定領域226に格納する。
入出力部222は、外部読み書き装置100から起動要求を受信した場合に、これを携帯端末側アプリケーション230に転送する。また、入出力部222は、携帯端末側アプリケーション230及び外部読み書き装置100からの制御により、記録領域224に書き込まれるデータを受け取り、また、記録領域224から読み出されたデータを出力する。
記録領域224のうち特定領域226以外の領域は、クーポン等のコンテンツ、携帯端末側アプリケーション230が生成した情報等が記録される。記録領域224は、特定領域226を除き、携帯情報端末200を提供している事業者によって、記録されるべきデータのフォーマット等が異なる。
外部読み書き装置100は、携帯情報端末200との間で電波を送受信する入出力部102、この入出力部102が取得した事業者IDを判断する判断部104、エラーを表示する表示部106、及び、事業者ID等を格納する格納部108を備える。
入出力部102は、非接触IC220の入出力部222に対して事業者IDを要求し、非接触IC220から、特定領域226に格納された事業者IDを受信する。さらに、入出力部102は、受信した特定領域226に格納された事業者IDを、判断部104に出力する。さらに、入出力部102は、判断部104から、事業者IDに基づいた情報を受け取り、この事業者IDに基づいた情報を非接触IC220に送信する。
格納部108は、携帯情報端末200を提供している事業者を特定する事業者ID、及び事業者IDに基づいた情報を格納する。格納部108は、事業者IDに基づいた情報として、例えば、事業者IDに対応付けて携帯端末側アプリケーション230を起動させる起動要求、コンテンツ等を格納する。例えば、格納部108は、このコンテンツとしてクーポン、バナー広告、音楽、画像等を格納する。格納部108については、図3及び図4を用いて更に説明する。
判断部104は、特定領域226に格納された事業者IDを入出力部102から受け取る。これにより、外部読み書き装置100は、非接触IC220を保持する携帯情報端末200を提供している事業者を特定する。さらに、判断部104は、上記事業者IDを、格納部108に予め格納されていた事業者IDと照合して、非接触IC220の特定領域226に格納された事業者IDが、格納部108に予め格納されていた事業者IDに含まれているか否かを判断する。さらに、判断部104は、特定領域226に格納された事業者IDが、格納部108に予め格納されていた事業者IDに含まれていると判断した場合、格納部108を参照して、この事業者IDに基づいた情報を外部読み書き装置100の入出力部102に出力する。
表示部106は、非接触IC220に格納された事業者IDを取得できなかった場合、及び、非接触IC220から取得した事業者IDが外部読み書き装置100に予め格納されていた事業者IDに含まれていなかった場合にエラーを表示する。
以上の構成において、携帯情報端末200が外部読み書き装置100から所定の範囲内に接近した場合に、非接触IC220の特定領域226に格納された事業者IDを取得し、取得した事業者IDに基づいた情報を非接触IC220に送信する。これにより、外部読み書き装置100は、特定した事業者に応じた情報を、特定した事業者の仕様に従って、携帯情報端末200に送信することができる。
図3は、外部読み書き装置100の格納部108に格納された情報の一例を示す。図3に示す格納部108は、図3(a)に示すように、事業者IDに対応付けて情報を格納するデータベースA、及び、図3(b)に示すように、事業者IDに対応付けることなく情報を格納するデータベースBを格納する。
データベースAは、事業者ID、その事業者IDにより特定される事業者にて用いられる適式なフォーマットの起動要求、及び、その事業者IDにより特定される事業者にて用いられる適式なフォーマットのコンテンツを対応付けて格納する。すなわち、格納部108に格納される起動要求は、携帯情報端末200を提供している事業者によって、データフォーマット等が異なる。そこで、格納部108は、携帯情報端末200を提供している各事業者のそれぞれのデータフォーマットに対応する、適式の起動要求を格納する。また、格納部108は、携帯情報端末200を提供している各事業者のそれぞれの記録領域224のフォーマットに対応する、適式のコンテンツを格納する。
また、データベースBは、事業者IDの読み出しの状況に対応付けて、エラー、及び、特定のコマンドを格納する。この特定のコマンドは、各事業者の携帯情報端末200上で、一の携帯端末側アプリケーション230に同じ動作をさせるコマンドであることが好ましい。なお、格納部108は、コンピュータ300からの入力により、格納する情報を更新する。
ここで、格納部108は、データベースAに格納される起動要求として、起動要求のデータを格納してもよいし、起動要求を識別する識別コードを格納してもよい。格納部108は、起動要求を識別する識別コードを格納する場合は、この識別コードに対応付けて起動要求のデータを別に格納する。格納部108は、コンテンツ、エラー等他の情報についても同様の形態で格納してもよい。
図4は、外部読み書き装置100から送信される起動要求のデータフォーマットの一例を示す。図4(a)は、図3(a)が示す起動要求「N0001」について、図4(b)は、図3(a)が示す起動要求「A0001」について、それぞれのデータフォーマットの一例を示す。
図4(a)が示すように、起動要求「N0001」のデータフォーマットは、個別部数、複数の個別部、及び誤り制御に用いるチェックサムのフィールドを有する。個別部数は、この後に続く個別部の総数を示す。個別部は、携帯情報端末200に起動させる機能を特定する情報を示す。個別部は、起動制御情報及び個別部パラメータサイズを有する個別部ヘッダ、及び個別部パラメータのフィールドを有する。起動制御情報は、携帯情報端末200上で起動させる機能を特定する情報を示す。個別部パラメータサイズは、この後に続く個別部パラメータの送信サイズを示す。個別部パラメータは、起動制御情報で指定された機能の中から、携帯情報端末200上で起動させる機能を限定する情報を示す。具体的には、個別部パラメータは、携帯情報端末200上で起動させる携帯端末側アプリケーション230を限定する、サービス事業者ナンバー及びアプリケーションナンバーのフィールドを有する。
図4(a)及び図4(b)が示すように、起動要求「A0001」の起動要求のデータフォーマットは、少なくとも、起動要求「N0001」が有しない、アプリケーションバージョンのフィールドを有する点で、起動要求「N0001」のデータフォーマットと異なる。
したがって、例えば、外部読み書き装置100は、事業者ID「N001」の事業者が提供する携帯情報端末200に、起動要求「A0001」を送信しても、逆に、事業者ID「A001」の事業者が提供する携帯情報端末200に、起動要求「N0001」を送信しても、携帯端末側アプリケーション230を正常に起動させることはできない。
なお、同様に、携帯情報端末200を提供している事業者毎に、特定領域226を除く、記録領域224のフォーマット等に関する仕様が異なるので、外部読み書き装置100は、事業者ID「N001」の事業者の携帯情報端末200に保持された記録領域224に、事業者ID「A001」の事業者の携帯情報端末200に保持された記録領域224にアクセスする命令を用いて、正常にアクセスすることはできない。
図5は、非接触送受信システム10の動作をフローチャートで示す。本フローチャートは、携帯情報端末200が外部読み書き装置100から所定の範囲内に接近したところからはじまる。外部読み書き装置100は、非接触IC220の入出力部222から非接触IC220のデータを受信した場合に、携帯情報端末200が所定の範囲内に接近したと判断する。
外部読み書き装置100は、特定領域226に格納された事業者IDを取得する(S102)。より詳細には、外部読み書き装置100は特定領域226にアクセスして情報を読み出す要求を非接触IC220に送信し、この要求に基づいて、非接触IC220の入出力部222は、特定領域226に格納された事業者IDを読み出して、外部読み書き装置100の入出力部102に送信する。外部読み書き装置100の入出力部102は、受信した特定領域226に格納された事業者IDを、判断部104に出力する。
外部読み書き装置100は、携帯情報端末200が所定の範囲内に接近したと判断する、「非接触IC220のデータ」として、この事業者IDを取得してもよいし、携帯情報端末200が所定の範囲内に接近したと判断した後に、改めてこの事業者IDを取得してもよい。
これにより、外部読み書き装置100は、非接触IC220を保持する携帯情報端末200を提供している事業者を特定することができる。
次に、外部読み書き装置100は、取得した事業者IDが、予め格納部108に格納された事業者IDに含まれているか否かを判断する(S104)。より詳細には、判断部104は、入出力部102が非接触IC220から取得した事業者IDを、格納部108に予め格納されていた事業者IDと照合する。
図3に示す例において、判断部104は、外部読み書き装置100の入出力部102から特定領域226に格納された事業者ID、例えば「N001」、を入力した場合、データベースAの事業者IDフィールドを参照することにより、事業者ID「N001」が事業者IDフィールドに格納されていると判断する。一方、判断部104は、外部読み書き装置100の入出力部102から特定領域226に格納された事業者ID、例えば「B001」、を入力した場合、データベースAの事業者IDフィールドを参照することにより、事業者ID「B001」が事業者IDフィールドに格納されていないと判断する。
ステップS104において、外部読み書き装置100は、取得した事業者IDが、予め格納部108に格納された事業者IDに含まれていると判断した場合(S104:Yes)、取得した事業者IDに対応付けられた起動要求を携帯端末側アプリケーション230に送信する(S108、S202)。より詳細には、判断部104は、この事業者IDに対応付けて格納部108に格納された起動要求を外部読み書き装置100の入出力部102に出力する。外部読み書き装置100の入出力部102は、この起動要求を非接触IC220の入出力部222に送信する。非接触IC220の入出力部222は、受信した起動要求を携帯端末側アプリケーション230に出力する。この場合に、非接触IC220の入出力部222は、この起動要求に含まれるアプリケーションナンバーにより特定される携帯端末側アプリケーション230に、起動要求を出力する。
例えば、判断部104は、データベースAを参照して、事業者ID「N001」に対応付けられた起動要求「N0001」、又はコンテンツ「クーポン1」を外部読み書き装置100の入出力部102に出力する。
これにより、外部読み書き装置100は、特定した事業者に応じた情報を、具体的には、特定した事業者に応じた携帯端末側アプリケーション230を起動させる起動要求を、特定した事業者の仕様に従って携帯端末側アプリケーション230に送信することにより、携帯端末側アプリケーション230を起動させることができる。
起動要求を受信した携帯端末側アプリケーション230は、外部読み書き装置100との間で処理をする(S302、S110)。この処理は、例えば携帯情報端末200の所有者が、特定のサービスに加入しているかどうかの確認のために記録領域224のうち特定領域226以外の領域から当該サービスの識別番号を読み出す処理、当該サービスを利用したことによりこの領域にポイントを加算する情報を書き込む処理等である。
一方、ステップS104において、外部読み書き装置100は、取得した事業者IDが、予め格納部108に格納された事業者IDに含まれていないと判断した場合(S104:No)、表示部106にエラーを表示する(S112)。より詳細には、判断部104は、格納部108に格納されたエラーを表示部106に出力する。そして表示部106は入力したエラーを表示する。
例えば、図3に示す例において、判断部104は、データベースBを参照して、エラー「未対応の事業者です」を表示部106に出力する。
これにより、外部読み書き装置100は、携帯情報端末200を提供している事業者を特定できなかった場合、特定できなかった旨を、外部読み書き装置100のユーザに視覚的に通知することができる。
また、この場合(S104:No)、外部読み書き装置100は、非接触IC220を介して携帯端末側アプリケーション230に対して特定のコマンドを送信する(S114、S204)。より詳しくは、判断部104は、格納部108に格納された特定のコマンドを外部読み書き装置100の入出力部102に出力する。外部読み書き装置100の入出力部102は、この特定のコマンドを非接触IC220の入出力部222に送信する。非接触IC220の入出力部222は、この特定のコマンドを携帯端末側アプリケーション230に出力する。
例えば、判断部104は、この場合に、表示部106へのエラーの出力に代えて、又は加えて、データベースBを参照して、特定のコマンド「特定コマンド2」を外部読み書き装置100の入出力部102に出力する。
これにより、外部読み書き装置100は、携帯情報端末200を提供している事業者を特定できなかった場合、特定できなかった旨を、携帯情報端末200のユーザに通知することができる。
なお、ステップS104において、外部読み書き装置100は、取得した事業者IDが、予め格納部108に格納された事業者IDに含まれていると判断した場合(S104:Yes)、携帯端末側アプリケーション230への起動要求の送信(S108、S202)に代えて、又は加えて、取得した事業者IDに対応付けられたコンテンツを非接触IC220に書き込んでもよい。
より詳しくは、判断部104は、特定領域226に格納された事業者IDと同一の事業者IDに対応付けて格納部108に格納されたコンテンツを外部読み書き装置100の入出力部102に出力する。外部読み書き装置100の入出力部102は、このコンテンツを非接触IC220の入出力部222に送信する。非接触IC220の入出力部222は、受信したコンテンツを記録領域224のうち特定領域226以外の領域に格納する。
これにより、外部読み書き装置100は、特定した事業者に応じたコンテンツを、特定した事業者の仕様に従って、非接触IC220に書き込むことができる。
外部読み書き装置100の入出力部102が、特定領域226に格納された事業者IDを取得できなかった場合、表示部106にエラーを表示(S112)、又は、非接触IC220を介して携帯端末側アプリケーション230に対して特定のコマンドを送信する(S114、S204)。
例えば、図3に示す例において、判断部104は、外部読み書き装置100の入出力部102から特定領域226に格納された事業者IDを入力できなかった場合、データベースBを参照して、エラー「事業者IDが読み出せません」を表示部106に出力する。判断部104は、この場合に、表示部106へのエラーの出力に代えて、又は加えて、データベースBを参照して、特定のコマンド「特定コマンド1」を外部読み書き装置100の入出力部102に出力する。
なお、外部読み書き装置100は、音声出力部を有し、非接触IC220に格納された事業者IDを取得できなかった場合、及び、非接触IC220から取得した事業者IDが外部読み書き装置100に予め格納されていた事業者IDに含まれていなかった場合に、音声を音声出力部から出力してもよい。より詳細には、判断部104は、格納部108に格納されたエラーを音声出力部に出力する。そして音声出力部は入力したエラーを音声出力する。
これにより、外部読み書き装置100は、携帯情報端末200を提供している事業者を特定できなかった場合、特定できなかった旨を、外部読み書き装置100のユーザ、及び携帯情報端末200のユーザに通知することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
非接触送受信システム10の概念図を示す。 非接触送受信システム10のブロック図の一例を示す。 外部読み書き装置100の格納部108に格納された情報の一例を示す。 外部読み書き装置100から送信される起動要求のデータフォーマットの一例を示す。 非接触送受信システム10の動作をフローチャートで示す。
符号の説明
10 非接触送受信システム
100 外部読み書き装置
102 入出力部
104 判断部
106 表示部
108 格納部
200 携帯情報端末
220 非接触IC
222 入出力部
224 記録領域
226 特定領域
230 携帯端末側アプリケーション
300 コンピュータ

Claims (5)

  1. 非接触でデータの読み書きが可能な非接触ICと、
    前記非接触ICを保持する携帯情報端末と、
    前記携帯情報端末上で実行され、前記携帯情報端末による前記非接触ICのデータの読み書きを制御する携帯端末側アプリケーションと、
    前記携帯情報端末が所定の範囲内に接近した場合に、前記携帯情報端末に保持された前記非接触ICのデータを非接触で読み書き可能な外部読み書き装置と
    を備え、
    前記非接触ICは、前記携帯情報端末を提供している事業者を特定する事業者特定情報を特定領域に格納しており、
    前記外部読み書き装置は、前記携帯情報端末が前記外部読み書き装置から所定の範囲内に接近した場合に、前記非接触ICの前記特定領域に格納された前記事業者特定情報を取得し、取得した前記事業者特定情報に基づいた情報を前記非接触ICに送信する非接触送受信システム。
  2. 前記外部読み書き装置は、前記事業者特定情報に対応付けて前記携帯端末側アプリケーションを起動させる起動要求を格納しており、前記非接触ICから取得した前記事業者特定情報に対応付けられた前記起動要求を送信することにより、前記非接触ICを介して前記携帯端末側アプリケーションを起動させる請求項1に記載の非接触送受信システム。
  3. 前記外部読み書き装置は、前記事業者特定情報に対応付けてコンテンツを格納しており、前記非接触ICから取得した前記事業者特定情報に対応付けられた前記コンテンツを前記非接触ICに書き込む請求項1に記載の非接触送受信システム。
  4. 前記外部読み書き装置は、表示部を有し、前記非接触ICに格納された前記事業者特定情報を取得できなかった場合、及び、前記非接触ICから取得した前記事業者特定情報が前記外部読み書き装置に予め格納されていた前記事業者特定情報に含まれていなかった場合に、エラーを表示部に表示する請求項2または3に記載の非接触送受信システム。
  5. 前記外部読み書き装置は、前記非接触ICに格納された前記事業者特定情報を取得できなかった場合、及び、前記非接触ICから取得した前記事業者特定情報が前記外部読み書き装置に予め格納されていた前記事業者特定情報に含まれていなかった場合に、前記非接触ICを介して前記携帯端末側アプリケーションに対して特定のコマンドを送信する請求項1に記載の非接触送受信システム。
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JP2005531236A (ja) * 2002-06-26 2005-10-13 ノキア コーポレイション 高周波識別を使用してワイヤレス装置を経てネットワーク接続を実行するシステム、装置及び方法

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