JP5290119B2 - サービス提供システム及びサービス提供方法 - Google Patents

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本発明は、サービス提供システム及びサービス提供方法に関する。
Felica(登録商標)などの通信技術を利用した非接触型ICカードを搭載した携帯電話等の移動通信端末を、リーダライタにかざすことにより、移動通信端末のアプリケーション起動やウェブアクセスを実行することが可能なシステムが知られている(例えば特許文献1)。
特開2009−59124号公報
このようなシステムのうち、アプリケーション起動に関しては、従来、1台のリーダライタが、1種類のアプリケーションを対象としたものとなっている。その理由は、従来のシステムが以下のような構成をとるためである。すなわち、移動通信端末上のアプリケーションを起動させるために、当該アプリケーションのダウンロード元のURLが、アプリケーション起動用のパラメータ(起動コマンド)として指定され、このURLがリーダライタ内に保持される。移動通信端末がリーダライタに近接した際には、このURLが起動用パラメータとしてリーダライタから移動通信端末に送信される。そして、移動通信端末において、リーダライタから受信したURLを起動コマンドとして用いて、アプリケーションが起動される。
つまり、移動通信端末がリーダライタに近接した際には、移動通信端末に保持されるアプリケーションの種別によらず、リーダライタ内に保持される1種類の起動コマンド(URL)が自動的に移動通信端末に送信されていた。このため、近接した移動通信端末上のアプリケーションが、リーダライタに保持される起動用パラメータにより起動されるアプリケーションとは異なるものであるときには、アプリケーションを起動することができなかった。例えば、サービス事業者であるA社のサービスに加入した移動通信端末を、別のサービス事業者B社のサービスを提供する(B社のサービスに関するアプリケーションを起動できる)リーダライタに近接させたときには、サービスを利用することができなかった。また、このように端末上のアプリケーションとは異なるサービスに関する起動コマンドを用いた場合、端末上でのアプリケーション起動処理がエラーとなり、以降のリーダライタによるアプリケーション起動を行うことができなかった。
上記のようにリーダライタにより移動通信端末のアプリケーション起動を行うシステムは、例えば健康機器で測定した情報を、この健康機器に接続されたリーダライタから移動通信端末に送信し、移動通信端末上のアプリケーションからサーバに転送するウェルネスサポートサービスへの適用が期待されている。このウェルネスサポートサービスに関するアプリケーションは、サービス事業者ごとにカスタマイズされ、それぞれ異なるものとなる。このため、1台のリーダライタが当該サービスに関する複数のアプリケーションに対応することができ、これらのアプリケーションを起動させることができるのが好ましい。しかしながら、上述のように、従来、1台のリーダライタによって複数のアプリケーションを起動させることができなかった。
また、従来のシステムでは、リーダライタにアプリケーションの起動コマンドとして、このアプリケーションのダウンロードURLの情報が全て保持されている。このため、例えば端末上のアプリケーションがサービス事業者により更新され、これに伴いダウンロード先のURLが変更された場合には、起動コマンドも変更されるため、変更前の起動コマンドしか保持していないリーダライタでは当該アプリケーションを起動することができなくなる。さらに、当然ながら、リーダライタの設置後に作成されたアプリケーションを起動することもできない。このように、アプリケーションの更新や変更により起動コマンドが変更された場合には、これに対応するためには逐次リーダライタの保持データを書き換える必要があり、サービス運営上の負担となっている。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、1台のリーダライタによって移動通信端末の複数種類のアプリケーションを起動させることが可能であり、かつ、アプリケーションの更新や変更により起動コマンドが変更された場合にもリーダライタで保持するデータを書き換えることなく対応することが可能なサービス提供システム及びサービス提供方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るサービス提供システムは、非接触型ICカードを搭載した移動通信端末と、移動通信端末の非接触型ICカードを介して情報の通信が可能なリーダライタとを含むサービス提供システムであって、移動通信端末が、自機内に保持されているアプリケーションを特定するための特定情報を非接触型ICカード内のメモリのフリー領域に書き込む特定情報書込手段を備え、リーダライタが、移動通信端末と近接したときにフリー領域から特定情報を読み込む特定情報読込手段と、特定情報読込手段により取得した特定情報に基づいて、アプリケーションを起動するための起動コマンドを生成する生成手段と、生成手段により生成された起動コマンドを移動通信端末に送信する送信手段と、を備え、さらに、移動通信端末が、リーダライタの送信手段から取得した起動コマンドを用いてアプリケーションを起動する起動手段を備えることを特徴とする。
同様に、上記課題を解決するため、本発明に係るサービス提供方法は、非接触型ICカードを搭載した移動通信端末と、移動通信端末の非接触型ICカードを介して情報の通信が可能なリーダライタとを含むサービス提供システムにより実行されるサービス提供方法であって、移動通信端末の特定情報書込手段が、自機内に保持されているアプリケーションを特定するための特定情報を非接触型ICカード内のメモリのフリー領域に書き込む特定情報書込ステップと、リーダライタの特定情報読込手段が、移動通信端末と近接したときにフリー領域から特定情報を読み込む特定情報読込ステップと、リーダライタの生成手段が、特定情報読込ステップにおいて取得した特定情報に基づいて、アプリケーションを起動するための起動コマンドを生成する生成ステップと、リーダライタの送信手段が、生成ステップにおいて生成された起動コマンドを移動通信端末に送信する送信ステップと、移動通信端末の起動手段が、送信ステップにおいて送信された起動コマンドを用いてアプリケーションを起動する起動ステップと、を備えることを特徴とする。
このようなサービス提供システム及びサービス提供方法によれば、リーダライタが、移動通信端末内に保持されているアプリケーションを特定するための特定情報を、移動通信端末の非接触型ICカードのメモリのフリー領域から取得し、この取得した特定情報に基づいて、アプリケーションを起動するための起動コマンドを生成する。そして、移動通信端末は、リーダライタにより生成された起動コマンドを用いてアプリケーションを起動する。このような構成により、複数の移動通信端末でそれぞれ異なるアプリケーションを保持していても、1台のリーダライタにより、各移動通信端末が保持する特定情報を利用して、複数のアプリケーションのそれぞれに適合する起動コマンドを提供することができる。この結果、1台のリーダライタによって移動通信端末の複数種類のアプリケーションを起動させることが可能となる。
また、移動通信端末内に保持されているアプリケーションを特定するための特定情報が、移動通信端末の非接触型ICカードのメモリのフリー領域に保持される。このため、アプリケーションの更新や変更により起動コマンドが変更された場合にも、移動通信端末のフリー領域に保持される特定情報のみを変更すれば、起動コマンドを生成するためにリーダライタ内に保持される情報は書き換えることなく、変更後のアプリケーションに対応する起動コマンドを生成することができる。この結果、アプリケーションの更新や変更により起動コマンドが変更された場合にもリーダライタで保持するデータを書き換えることなく対応することが可能となる。
また、移動通信端末の特定情報書込手段は、当該移動通信端末が保持している複数のアプリケーションごとに付される識別情報に基づき、フリー領域において、この識別情報によりアプリケーションごとに個別に指定される所定エリアに特定情報を書き込み、リーダライタは、起動コマンドを生成可能なアプリケーションに関する識別情報を保持する識別情報リストを備えており、リーダライタの特定情報読込手段は、識別情報リストに含まれる識別情報と関連付けられているアプリケーションの特定情報を読み込むことが好適である。
この構成により、リーダライタが起動可能なアプリケーションを抽出して適切な起動コマンドを生成することが可能となるため、1台の移動通信端末に複数のアプリケーションが保持されている場合でも、適宜アプリケーションを起動することが可能となり、利便性を向上させることができる。
また、リーダライタが、特定情報読込手段により移動通信端末のフリー領域から読み取られた特定情報が複数ある場合に、起動すべきアプリケーションの特定情報を選択する特定情報選択手段を備え、この特定情報選択手段は、特定情報で特定されるアプリケーションの最終起動時刻、ダウンロード時刻、または起動優先順位情報に基づき、起動すべきアプリケーションの特定情報を選択する。または、特定情報で特定されるアプリケーションの起動日時設定情報に基づき、現在の日時がこの起動日時設定情報による条件を満たすアプリケーションの特定情報を選択する。これにより、複数のアプリが起動可能な場合にも好適に1つのアプリケーションを選択することが可能となり、さらに利便性を向上させることができる。
また、特定情報がアプリケーションのダウンロード元のURLのうちアプリケーションのJAMファイルが格納されるフォルダのフォルダ名、またはJAMファイルのファイル名であることが好適である。同様に、特定情報が、起動コマンドを生成するための全ての情報を含むことが好適である。同様に、特定情報がアプリケーション識別コードであることが好適である。これにより、好適にアプリケーションを特定するための特定情報を作成することができる。
本発明に係るサービス提供システム及びサービス提供方法によれば、1台のリーダライタによって移動通信端末の複数種類のアプリケーションを起動させることが可能であり、かつ、アプリケーションの更新や変更により起動コマンドが変更された場合にもリーダライタで保持するデータを書き換えることなく対応することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るサービス提供システムの機能ブロック図である。 アプリケーション特定情報保持部の構成の一例を示す図である。 CPIDリストの構成の一例を示す図である。 本実施形態のサービス提供システムにおいて実行される処理を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係るサービス提供システム1の機能ブロック図である。図1に示すように、サービス提供システム1は、非接触型ICカード21を搭載した移動通信端末2と、近接した移動通信端末2との間でこの移動通信端末2の非接触型ICカード21を介して無線通信を行い、情報の送受信が可能なリーダライタ3とを含んで構成されている。
まず、移動通信端末2の各機能ブロックについて説明する。移動通信端末2は、非接触型ICカード21を搭載しており、この非接触型ICカード21内のメモリのフリー領域22にアプリケーション特定情報保持部23を備え、さらに、アプリケーション特定情報書込部(特定情報書込手段)24及びアプリケーション起動部(起動手段)25を備える。ここで、「フリー領域」とは、非接触型ICカード21のメモリ領域のうち、アプリケーションが自由に利用可能であり、リーダライタから読み込みが可能な領域のことを指し、各アプリケーションが利用可能なメモリ容量は、例えば64バイトである。
アプリケーション特定情報保持部23は、自機内に保持されているアプリケーションを特定するためのアプリケーション特定情報(特定情報)を保持する部分である。本実施形態では、アプリケーション特定情報とは、当該アプリケーションのダウンロードURLのフォルダ名であり、より詳細には、アプリケーションのダウンロード元のURLのうち、アプリケーションのJAMファイルが格納されるフォルダのフォルダ名のみを抽出したものである。例えば、アプリケーションのダウンロードURLが「http://www.aaa.co.jp/bbb/download/sp12345678/ccc.jam」である場合、JAMファイルccc.jamが格納されるフォルダのフォルダ名「sp12345678」がアプリケーション特定情報となる。なお、このフォルダ名は、このアプリケーションを提供するサービス事業者ごとに別の名称が用いられるため、アプリケーションと特定するための特定情報として利用することができる。
アプリケーション特定情報保持部23は、上述のように、非接触型ICカード21内のメモリのフリー領域22に設けられる。図2は、アプリケーション特定情報保持部23の構成の一例を示す図である。図2に示すように、「フォルダ名(DLフォルダ)」は、フリー領域の番地を示す「CPID」と関連付けられて保持されている。このCPID(識別情報)は、サービス事業者ごと、すなわちアプリケーションごとに個別の値が割り当てられている。つまり、個々のアプリケーションのアプリケーション特定情報は、当該アプリケーションを提供するサービス事業者ごとに、それぞれフリー領域内の別個の場所に格納される。ここで、CPIDとは、リーダライタ3が移動通信端末2のフリー領域22を読み込む際、認証に用いる32桁のバイナリデータである。また、本実施形態では、各アプリケーションの「最終起動時刻」も併せて関連付けられている。
図2の例では、3種類のアプリケーションの特定情報が保持されており、CPID“d0123456789~001”が割り当てられ、最終起動時刻が2009年6月1日12:34:56であり、フォルダ名“sp9876543”のアプリケーションAと、CPID“d0123456789~005”が割り当てられ、最終起動時刻が2009年6月7日22:44:55であり、フォルダ名“sp12345678”のアプリケーションBと、CPID“d9999999999~999”が割り当てられ、最終起動時刻が2009年8月1日11:11:11であり、フォルダ名“sp0000000”のアプリケーションCである。
アプリケーション特定情報書込部24は、アプリケーション特定情報を、非接触型ICカード21内のメモリのフリー領域22のアプリケーション特定情報保持部23に書き込む部分である。具体的には、アプリケーション特定情報書込部24は、ダウンロードして端末2内に保持されているアプリケーションについて、アプリケーションのダウンロード元のURLのうち、アプリケーションのJAMファイルが格納されるフォルダのフォルダ名のみを抽出して、これをアプリケーション特定情報としてフリー領域22内のアプリケーション特定情報保持部23に格納する。また、アプリケーション特定情報書込部24は、特定情報をフリー領域22に書き込む(埋め込む)際には、アプリケーション(サービス事業者)ごとに割り当てられる所定のCPIDで指定されるフリー領域22の番地に、アプリケーション特定情報としての「フォルダ名」と、「CPID」とを関連付けて格納する。
また、アプリケーション特定情報書込部24は、移動通信端末2上でアプリケーションが起動されたときには、このときの起動時刻を「最終起動時刻」としてアプリケーション特定情報保持部23の該当エリア(すなわち当該アプリケーションの特定情報が格納されるCPIDで指定されるフリー領域22内の番地)に書き込む。
アプリケーション起動部25は、後述するリーダライタ3の起動コマンド生成部35により生成され、起動コマンド送信部36により送信された起動コマンドを用いて、アプリケーションを起動する。起動コマンドの詳細については後述する。
次に、リーダライタ3の各機能ブロックについて説明する。リーダライタ3は、CPIDリスト(識別情報リスト)31、CPID照合部32、アプリケーション特定情報読込部(特定情報読込手段)33、起動アプリケーション決定部(特定情報選択手段)34、起動コマンド生成部(生成手段)35、起動コマンド送信部(送信手段)36と、を含んで構成されている。
CPIDリスト31は、このリーダライタ3で起動することができるアプリケーションについて、関連付けられているCPIDの情報を格納している。図3は、CPIDリストの構成の一例を示す図である。
CPID照合部32は、リーダライタ3に移動通信端末2が近接したときに、移動通信端末2のフリー領域22からアプリケーション特定情報保持部23に保持されているCPIDの情報を取得し、この取得したCPIDをCPIDリスト31に記録されているものと照合する。そして、フリー領域22から取得したCPIDのうち、CPIDリスト31に含まれるものを抽出し、抽出したCPIDの情報をアプリケーション特定情報読込部33に送信する。
アプリケーション特定情報読込部33は、CPID照合部32により抽出されたCPIDについて、このCPIDに関連付けられたアプリケーション特定情報を、移動通信端末2のフリー領域22内のアプリケーション特定情報保持部23から読み込む。具体的には、アプリケーション特定情報読込部33は、CPID照合部32により抽出されたCPIDで指定されるフリー領域22内のエリアから、このCPIDと関連付けられるアプリケーションの「フォルダ名」及び「最終起動時間」の情報を取得する。そして、取得したアプリケーション特定情報(フォルダ名、最終起動時間)を起動アプリケーション決定部34に送信する。
起動アプリケーション決定部34は、アプリケーション特定情報読込部33により取得されたアプリケーション特定情報に基づき、起動するアプリケーションを決定する。アプリケーション特定情報読込部33により取得されたアプリケーション特定情報(フォルダ名、最終起動時間)が一組の場合には、この特定情報に関するアプリケーションを起動するよう決定する。
また、アプリケーション特定情報読込部33により取得されたアプリケーション特定情報が複数組ある場合には、所定の選定基準に基づき1つのアプリケーション特定情報を選択する。本実施形態の選定基準としては、アプリケーション特定情報に含まれる「最終起動時刻」を比較して、最終起動時刻が最も遅い(最近)のアプリケーションを起動すべきアプリケーションとして選択する。そして、起動アプリケーションに関するアプリケーション特定情報を、起動コマンド生成部35に送信する。
起動コマンド生成部35は、起動アプリケーション決定部34により選択されたアプリケーション特定情報を、リーダライタ3内に保持される情報と結合して、アプリケーションを起動するための起動コマンドを生成する。具体的には、起動コマンド生成部35は、アプリケーションのダウンロードURLのうち、上述の「フォルダ名」(アプリケーション特定情報)を除いて空白部分としたデータ、すなわち、複数のアプリケーションのダウンロードURLの共通部分を起動コマンド設定情報として予めリーダライタ3内に保持しておく。例えば、上述のようにアプリケーションのダウンロードURLが「http://www.aaa.co.jp/bbb/download/sp12345678/ccc.jam」である場合には、起動コマンド設定情報は、JAMファイルccc.jamが含まれるフォルダのフォルダ名“sp12345678”をブランクとした「http://www.aaa.co.jp/bbb/download/*******/ccc.jam」となる。この起動コマンド設定情報は、例えばリーダライタ3内に保持されているリーダライタ内設定ファイルに含まれている。リーダライタ内設定ファイルには、起動コマンド設定情報の他に、例えばコマンドの識別情報など、非接触ICカード21との間でコマンド等のデータの送受信を行うための一般的なデータフォーマットに関する情報や、その他起動コマンドの生成に必要な情報が含まれており、これらの情報は起動コマンドの生成に利用される。
起動コマンド生成部35は、この起動コマンド設定情報の空白部分に、アプリケーション特定情報の「フォルダ名」の情報を組み込んで、当該アプリケーションのダウンロードURLを完成させる。そして、このダウンロードURLを含む起動コマンドをリーダライタ内設定ファイル内のデータフォーマットに関する情報にしたがって生成し、生成した起動コマンドを起動コマンド送信部36に送信する。
起動コマンド送信部36は、起動コマンド生成部35により生成された起動コマンドを移動通信端末2に送信する部分である。
移動通信端末2は、物理的には、CPU(Central Processing Unit)、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)、入力デバイスである入力キー等の操作部、ディスプレイ、無線通信部などを有する端末装置として構成されている。図1に示す移動通信端末2の各機能は、CPU、RAM等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPUの制御のもとで操作部、ディスプレイ、無線通信部を動作させるとともに、RAMやROMにおけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
また、リーダライタ3は、物理的には、CPU、RAM及びROM、無線通信用アンテナなどを有する端末装置として構成されている。図1に示すリーダライタ3の各機能は、CPU、RAM等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPUの制御のもとで無線通信用アンテナを動作させるとともに、RAMやROMにおけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
次に、図4を参照して、本実施形態のサービス提供システム1において実行される処理を説明すると共に、本実施形態に係るサービス提供方法について説明する。図4は、本実施形態のサービス提供システム1において実行される処理を示すシーケンス図である。
まず、移動通信端末2において、移動通信端末2内にアプリケーションがダウンロードされると(S1)、アプリケーション特定情報書込部24により、このアプリケーションのダウンロードURLから、JAMファイルが格納されるフォルダのフォルダ名が抽出され(S2)、さらに、この抽出されたフォルダ名と、このアプリケーションに割り当てられるフリー領域22のCPIDが関連付けられ、これらの情報がアプリケーション特定情報として、フリー領域22内のアプリケーション特定情報保持部23に書き込まれる(S3:特定情報書込ステップ)。また、アプリケーション特定情報書込部24は、移動通信端末2上でアプリケーションが起動されると、このときの起動時刻を「最終起動時刻」としてアプリケーション特定情報保持部23の該当エリアに書き込む。
その後、移動通信端末2がリーダライタ3に近接し、リーダライタ3から移動通信端末2上の非接触型ICカードが捕捉(ポーリング)されるのを契機として、リーダライタ3において、CPID照合部32により、移動通信端末2のフリー領域22のアプリケーション特定情報保持部23から、アプリケーション特定情報のうちCPIDのみが読み込まれる(S4)。これらの取得されたCPIDが、CPIDリスト31に保持されるCPIDと比較され、CPIDリスト31と合致するCPIDが抽出される(S5)。
ここで、図2及び3の例にしたがって、ステップS4及びS5の処理について具体的に説明すると、CPID照合部32は、まず、アプリケーション特定情報保持部23に保持されているアプリケーションA,B,Cに関するアプリケーション特定情報から、CPIDのみを読み込む、すなわち、図2に示すアプリケーションAのCPID“d0123456789~001”、アプリケーションBのCPID“d0123456789~005”、及びアプリケーションCのCPID“d9999999999~999”を取得する。次に、取得したCPIDを、図3のCPIDリスト31と比較して、CPIDリスト31に記述されているアプリケーションAのCPID“d0123456789~001”、及びアプリケーションBのCPID“d0123456789~005”を抽出する。
図4に戻り、アプリケーション特定情報読込部33により、ステップS5においてCPID照合部32により抽出されたCPIDについて、このCPIDに関連付けられたアプリケーション特定情報(フォルダ名、最終起動時間)がアプリケーション特定情報保持部23から取得される(S6:特定情報読込ステップ)。図2の例では、アプリケーション特定情報読込部33は、アプリケーションAに関するフォルダ名“sp9876543”及び最終起動時刻“2009年6月1日12:34:56”、ならびにアプリケーションBに関するフォルダ名“sp12345678”及び最終起動時刻“2009年6月7日22:44:55”を取得する。
次に、起動アプリケーション決定部34により、ステップS6においてアプリケーション特定情報読込部33により取得されたアプリケーション特定情報から、起動するアプリケーションが決定される(S7)。取得したアプリケーション特定情報が一組のときは、この特定情報に関するアプリケーションを起動するよう決定する。一方、取得したアプリケーション特定情報が複数のときは、所定の選定基準に基づき1つのアプリケーション特定情報を選択する。本実施形態では、アプリケーション特定情報に含まれる「最終起動時刻」を比較して、最終起動時刻が最も遅い(最近)のアプリケーションを選択する。図2の例では、起動アプリケーション決定部34は、アプリケーションAの最終起動時刻が“2009年6月1日12:34:56”であり、アプリケーションBの最終起動時刻が“2009年6月7日22:44:55”であるので、最終起動時刻が最も遅いアプリケーションBを起動するアプリケーションとして選択する。
起動アプリケーション決定部34は、起動するアプリケーションとして選択したアプリケーションに関するアプリケーション特定情報を、起動コマンド生成部35に送信する。
次に、起動コマンド生成部35により、ステップS7において起動アプリケーション決定部34により選択されたアプリケーションを起動するための起動コマンドが生成される(S8:生成ステップ)。起動コマンド生成部35は、起動アプリケーション決定部34から送信されたアプリケーション特定情報(フォルダ名)を、リーダライタ3内に保持される起動コマンド設定情報と結合して、さらにリーダライタ内設定ファイルに含まれる情報を用いて起動コマンドを生成する。図2の例では、起動コマンド生成部35は、起動コマンド設定情報「http://www.aaa.co.jp/bbb/download/*******/ccc.jam」のブランク(*******の部分)に、ステップS7において選択されたアプリケーションBのフォルダ名“sp12345678”を組み込んで、ダウンロードURL「http://www.aaa.co.jp/bbb/download/ sp12345678/ccc.jam」を含む起動コマンドを生成する。
起動コマンド送信部36により、ステップS8において起動コマンド生成部35により生成された起動コマンドが移動通信端末に送信される(S9:送信ステップ)。
そして、移動通信端末2において、アプリケーション起動部25により、リーダライタ3の起動コマンド送信部36より送信された起動コマンドを用いて、アプリケーションが起動される(S10:起動ステップ)。図2の例では、アプリケーション起動部25は、リーダライタ3から送信された、ダウンロードURL「http://www.aaa.co.jp/bbb/download/ sp12345678/ccc.jam」を含む起動コマンドを用いて、アプリケーションBを起動する。
以上に説明したように、本実施形態に係るサービス提供システム1及びサービス提供方法によれば、移動通信端末2のアプリケーション特定情報書込部24が、自機内に保持されているアプリケーションを特定するためのアプリケーション特定情報(フォルダ名)を非接触型ICカード21内のメモリのフリー領域22上のアプリケーション特定情報保持部23に書き込む。そして、リーダライタ3と移動通信端末2とが近接したときに、リーダライタ3のアプリケーション特定情報読込部33がフリー領域22上のアプリケーション特定情報保持部23からアプリケーション特定情報(フォルダ名)を読み取り、起動コマンド生成部35がこのアプリケーション特定情報(フォルダ名)を、リーダライタ3内に保持される起動コマンド設定情報と結合して、アプリケーションを起動するための起動コマンド(アプリケーションのダウンロード元のURLを含む情報)を生成する。そして、起動コマンド送信部36が、生成された起動コマンドを移動通信端末2に送信し、移動通信端末2のアプリケーション起動部25が起動コマンド送信部36から送信された起動コマンドを用いてアプリケーションを起動する。
このようなサービス提供システム1及びサービス提供方法によれば、リーダライタ3が、移動通信端末2内に保持されているアプリケーションを特定するためのアプリケーション特定情報を、移動通信端末2の非接触型ICカード21のメモリのフリー領域22上のアプリケーション特定情報保持部23から取得し、これをリーダライタ3内に保持される起動コマンド設定情報と結合して、さらに、リーダライタ内設定ファイルに含まれる各種情報を用いて、アプリケーションを起動するための起動コマンドを生成する。そして、移動通信端末2は、リーダライタ3により生成された起動コマンドを用いてアプリケーションを起動する。このような構成により、複数の移動通信端末2でそれぞれ異なるアプリケーションを保持していても、1台のリーダライタ3により、各移動通信端末2が保持するアプリケーション特定情報を利用して、複数のアプリケーションのそれぞれに適合する起動コマンドを提供することができる。この結果、1台のリーダライタ3によって移動通信端末2の複数種類のアプリケーションを起動させることが可能となる。
また、移動通信端末2内に保持されているアプリケーションを特定するためのアプリケーション特定情報が、移動通信端末2の非接触型ICカード21のメモリのフリー領域22上のアプリケーション特定情報保持部23に保持される。このため、アプリケーションの更新や変更により起動コマンドが変更された場合にも、移動通信端末2のフリー領域22に保持される特定情報のみを変更すれば、起動コマンドを生成するためにリーダライタ3内に保持される起動コマンド設定情報は書き換えることなく、変更後のアプリケーションに対応する起動コマンドを生成することができる。この結果、アプリケーションの更新や変更により起動コマンドが変更された場合にもリーダライタ3で保持するデータを書き換えることなく対応することが可能となる。
また、移動通信端末2のアプリケーション特定情報書込部24は、当該移動通信端末が保持している複数のアプリケーションごとに付されるCPIDに基づき、フリー領域22において、このCPIDによりアプリケーションごとに個別に指定される所定エリアにアプリケーション特定情報を書き込む。リーダライタ3は、起動コマンドを生成可能なアプリケーションに関するCPIDを保持するCPIDリスト31を備えており、リーダライタ3のアプリケーション特定情報読込部33は、CPIDリスト31に含まれるCPIDと関連付けられているアプリケーションのアプリケーション特定情報を読み込む。
この構成により、リーダライタ3が起動可能なアプリケーションを抽出して適切な起動コマンドを生成することが可能となるため、1台の移動通信端末2に複数のアプリケーションが保持されている場合でも、適宜アプリケーションを起動することが可能となり、利便性を向上させることができる。
また、リーダライタ3の起動アプリケーション決定部34が、アプリケーション特定情報読込部33により移動通信端末2のフリー領域22から読み取られたアプリケーション特定情報が複数ある場合に、アプリケーション特定情報で特定されるアプリケーションの最終起動時刻に基づき、起動すべきアプリケーションのアプリケーション特定情報を選択する。これにより、複数のアプリが起動可能な場合にも好適に1つのアプリケーションを選択することが可能となり、さらに利便性を向上させることができる。
以上、本発明に係るサービス提供システム及びサービス提供方法について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば、アプリケーション特定情報は、アプリケーションと特定しうる情報であればよく、上記実施形態の「フォルダ名」以外にも、例えばJAMファイルのファイル名でもよい。
また、上記実施形態では、アプリケーション特定情報として、ダウンロードURLの一部である「フォルダ名」を移動通信端末2のフリー領域22(アプリケーション特定情報保持部23)に保持し、起動コマンド設定情報として、ダウンロードURLのうち上記フォルダ名をブランクとしてデータをリーダライタ3に保持していた。この代わりに、ダウンロードURLの全データをアプリケーション特定情報として移動通信端末2のフリー領域22に保持し、リーダライタ3は起動コマンド設定情報を保持しない構成としてもよい。この場合、リーダライタ3の起動コマンド生成部35は、移動通信端末2から取得したアプリケーション特定情報(ダウンロードURL)と、リーダライタ内設定ファイル内のデータフォーマットに関する情報にしたがって、起動コマンドを生成する。
また、上記実施形態ではアプリケーションの起動コマンドとして、ダウンロードURLを用いたが、例えば、特定情報としてアプリケーション識別コード(サービス事業者コードまたはアプリケーションコード)を用いて、このコードを含む起動コマンドを生成してもよい。
また、上記実施形態では、リーダライタ3の起動コマンド生成部35は、移動通信端末2から取得したアプリケーション特定情報(ダウンロードURLなど)と、リーダライタ内設定ファイルに含まれる起動コマンドを生成するために必要な各種情報とを用いて起動コマンドを生成していたが、アプリケーション特定情報を含め起動コマンドを生成するために必要な情報を全て移動通信端末2のフリー領域22に保持し、リーダライタ3がリーダライタ内設定ファイルを備えない構成としてもよい。この場合、リーダライタ3の起動コマンド生成部35は、移動通信端末2から取得した、起動コマンドを生成するために必要な情報を用いて、起動コマンドを生成する。
また、上記実施形態では、アプリケーション特定情報として「最終起動時刻」を関連付けて保持し、複数の特定情報が取得された場合に、この最終起動時刻に基づき、例えば最終起動時刻が最も遅いものを選択するようにしていたが、アプリケーションを1つ選択することができれば、他の判断基準を用いてもよい。例えば、アプリケーションのダウンロード時刻に基づき、最も古いものまたは最も新しいものを起動するように設定してもよいし、ユーザにより任意の起動優先順位を持たせ、この起動優先順位に基づいて選択してもよいし、アプリケーションを起動する曜日や日時を予め設定し、リーダライタ側の時刻と比較して、該当する日時のアプリを起動するように設定してもよい。
1…サービス提供システム、2…移動通信端末、3…リーダライタ、21…非接触型ICカード、22…フリー領域、23…アプリケーション特定情報保持部、24…アプリケーション特定情報書込部(特定情報書込手段)、25…アプリケーション起動部(起動手段)、31…CPIDリスト(識別情報リスト)、32…CPID照合部、33…アプリケーション特定情報読込部(特定情報読込手段)、34…起動アプリケーション決定部(特定情報選択手段)、35…起動コマンド生成部(生成手段)、36…起動コマンド送信部(送信手段)。

Claims (10)

  1. 非接触型ICカードを搭載した移動通信端末と、前記移動通信端末の前記非接触型ICカードを介して情報の通信が可能なリーダライタとを含むサービス提供システムであって、
    前記移動通信端末が、
    自機内に保持されているアプリケーションを特定するための特定情報を前記非接触型ICカード内のメモリのフリー領域に書き込む特定情報書込手段を備え、
    前記リーダライタが、
    前記移動通信端末と近接したときに前記フリー領域から前記特定情報を読み込む特定情報読込手段と、
    前記特定情報読込手段により取得した前記特定情報に基づいて、アプリケーションを起動するための起動コマンドを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された起動コマンドを前記移動通信端末に送信する送信手段と、を備え、
    さらに、前記移動通信端末が、
    前記リーダライタの送信手段から取得した起動コマンドを用いてアプリケーションを起動する起動手段を備える
    ことを特徴とするサービス提供システム。
  2. 前記移動通信端末の特定情報書込手段は、当該移動通信端末が保持している複数のアプリケーションごとに付される識別情報に基づき、前記フリー領域において、この識別情報によりアプリケーションごとに個別に指定される所定エリアに前記特定情報を書き込み、
    前記リーダライタは、起動コマンドを生成可能なアプリケーションに関する前記識別情報を保持する識別情報リストを備えており、
    前記リーダライタの特定情報読込手段は、前記識別情報リストに含まれる識別情報と関連付けられているアプリケーションの特定情報を読み込むことを特徴とする、
    請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 前記リーダライタが、
    前記特定情報読込手段により前記移動通信端末のフリー領域から読み取られた前記特定情報が複数ある場合に、前記特定情報で特定されるアプリケーションの最終起動時刻に基づき、起動すべきアプリケーションの特定情報を選択する特定情報選択手段を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のサービス提供システム。
  4. 前記リーダライタが、
    前記特定情報読込手段により前記移動通信端末のフリー領域から読み取られた前記特定情報が複数ある場合に、前記特定情報で特定されるアプリケーションのダウンロード時刻に基づき、起動すべきアプリケーションの特定情報を選択する特定情報選択手段を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のサービス提供システム。
  5. 前記リーダライタが、
    前記特定情報読込手段により前記移動通信端末のフリー領域から読み取られた前記特定情報が複数ある場合に、前記特定情報で特定されるアプリケーションの起動優先順位情報に基づき、起動すべきアプリケーションの特定情報を選択する特定情報選択手段を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のサービス提供システム。
  6. 前記リーダライタが、
    前記特定情報読込手段により前記移動通信端末のフリー領域から読み取られた前記特定情報が複数ある場合に、前記特定情報で特定されるアプリケーションの起動日時設定情報に基づき、現在の日時がこの起動日時設定情報による条件を満たすアプリケーションの特定情報を選択する特定情報選択手段を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のサービス提供システム。
  7. 前記特定情報が前記アプリケーションのダウンロード元のURLのうちアプリケーションのJAMファイルが格納されるフォルダのフォルダ名、またはJAMファイルのファイル名であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  8. 前記特定情報が、前記起動コマンドを生成するための全ての情報を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  9. 前記特定情報がアプリケーション識別コードであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のサービス提供システム。
  10. 非接触型ICカードを搭載した移動通信端末と、前記移動通信端末の前記非接触型ICカードを介して情報の通信が可能なリーダライタとを含むサービス提供システムにより実行されるサービス提供方法であって、
    前記移動通信端末の特定情報書込手段が、自機内に保持されているアプリケーションを特定するための特定情報を前記非接触型ICカード内のメモリのフリー領域に書き込む特定情報書込ステップと、
    前記リーダライタの特定情報読込手段が、前記移動通信端末と近接したときに前記フリー領域から前記特定情報を読み込む特定情報読込ステップと、
    前記リーダライタの生成手段が、前記特定情報読込ステップにおいて取得した前記特定情報に基づいて、アプリケーションを起動するための起動コマンドを生成する生成ステップと、
    前記リーダライタの送信手段が、前記生成ステップにおいて生成された起動コマンドを前記移動通信端末に送信する送信ステップと、
    前記移動通信端末の起動手段が、前記送信ステップにおいて送信された起動コマンドを用いてアプリケーションを起動する起動ステップと、
    を備えることを特徴とするサービス提供方法。
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