JP4629479B2 - タスクモデル利用更新装置、及び、タスクモデル更新方法 - Google Patents

タスクモデル利用更新装置、及び、タスクモデル更新方法 Download PDF

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本発明は、ユーザの問題解決のためのタスクモデルを更新するタスクモデル利用更新装置、及び、タスクモデル利用更新方法に関するものである。
従来、ユーザの問題解決を支援するための様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、ユーザのサービスの利用状況に基づきユーザ個々人に応じたサービスを提供するシステムが提案されている。しかしながら、特許文献1に記載のシステムにおいては、ユーザはサービスの提供を受けるにあたってサービス識別子とユーザ識別子とを端末に入力する必要がある。このため、ユーザは事前に問題解決のためのサービスを把握しておく必要があり、事前に問題解決のためのサービスを把握できていないユーザにとっては、特許文献1に記載のシステムは利用しにくいものとなる。
一方、ユーザの抱える問題を解決するための行動をタスクとして定義し、ユーザが所望とする問題解決のためのタスクやサービスを検索し易くする手法も存在する。このような手法では、ユーザは端末に表示された階層構造のタスクを辿っていき、問題解決のためのタスクを探し出す。
特開平8−115361号公報(段落0016、図1)
しかしながら、端末に表示された多くのメニュー項目や複数の階層にわたったタスクの中から、ユーザが所望とするタスクを探し出すのは困難な作業である。特に、携帯端末は画面が小さく操作性が低いため、ユーザが携帯端末を利用してタスクを探そうとした場合にはかなりの時間を要してしまい、大きな負担となっていた。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、問題解決のためのタスク選択に要するユーザの負担を軽減することが可能なデータベースを構築するためのタスクモデル利用更新サーバ、及び、タスクモデル利用更新方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ユーザが抱える問題を解決するための行動を示すタスクと、該タスクが対象とする場所を示す対象場所情報と、該タスクが過去にユーザにより利用された状況を示すタスク利用履歴と、を対応付けて記憶するタスクモデル記憶手段と、前記タスクモデル記憶手段に記憶されている情報に対するユーザのアクセス履歴を記録するアクセス履歴記録手段と、前記アクセス履歴記録手段に記録されているアクセス履歴を解析するアクセス履歴解析手段と、前記アクセス履歴解析手段による解析結果に基づいて前記タスクモデル記憶手段に記憶されているタスク利用履歴を更新するタスクモデル更新手段と、前記タスクモデル記憶手段に記憶されている対象場所情報の中からユーザに提示すべき対象場所情報の候補を決定する対象場所候補決定手段と、前記対象場所候補決定手段により決定された対象場所情報の候補の中からユーザが選択した対象場所情報と、前記タスクモデル記憶手段に記憶されているタスク利用履歴と、ユーザが選択した対象場所情報に係る場所の意味情報と同じ場所の意味情報を有する対象場所情報とに基づき、ユーザに提示すべきタスクの候補を決定するタスク候補決定手段と、ユーザの所在場所を示すユーザ場所情報を取得するユーザ場所情報取得手段とを備え、前記タスクモデル記憶手段に記憶されるタスク利用履歴には前記ユーザ場所情報がさらに含まれ、前記タスクモデル更新手段は、ユーザによりタスクが利用された時点において前記ユーザ場所情報取得手段により取得されたユーザ場所情報を前記タスクモデル記憶手段に記憶し、前記タスク候補決定手段は、前記ユーザ場所情報取得手段により取得された現在のユーザ場所情報と、前記タスクモデル記憶手段に記憶されている過去のユーザ場所情報と、前記過去のユーザ場所情報と共通する意味情報を有する他の過去のユーザ場所情報とを参照して、ユーザに優先して提示すべきタスクの候補を決定することを特徴とするタスクモデル利用更新装置を提供する。
この構成によれば、タスクモデル利用更新装置は、ユーザのアクセス履歴の解析結果に基づいてタスクモデル記憶手段に記憶されているタスク利用履歴を更新するため、ユーザの過去のタスク利用状況を把握することが可能なデータベースを構築することができ、このデータベースをユーザのタスク選択支援に利用することでタスクの選択に要するユーザの負担を軽減することが可能となる。
また、この構成によれば、タスクモデル利用更新装置は、ユーザが選択した場所対象情報とタスク利用履歴とに基づきユーザに提示すべきタスクの候補を決定するため、ユーザが必要とするタスクの候補を適切に絞り込むことができ、タスクの選択に要するユーザの負担を軽減することが可能となる。
さらに、この構成によれば、タスクモデル利用更新装置は、過去にユーザがタスクを利用した時点におけるユーザの所在場所と現在のユーザの所在場所とに基づいて、ユーザに優先的に提示すべきタスクを決定することができ、ユーザが所望とする可能性の高いタスクを優先的にユーザに提示することができるため、ユーザのタスク選択に要する時間を短縮し、タスク選択に要する負担を軽減することができる。
また、この構成によれば、タスクモデル利用更新装置は、現在のユーザ場所情報と、過去のユーザの場所情報と、その過去のユーザ場所情報とを参照してタスクの候補を決定する。そのため、緯度経度としては別の場所であるがタスクの実行対象場所(ドメイン)という点では同じ場所である場合には、ユーザ場所情報を使用してタスクの候補に含めることが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタスクモデル利用更新装置において、前記タスク利用履歴には少なくともタスクの利用回数が含まれ、前記アクセス履歴解析手段は、前記アクセス履歴記録手段に記録されているアクセス履歴からユーザのバック操作によるアクセス履歴を除くバックトラック処理を行い、前記タスクモデル更新手段は、前記アクセス履歴解析手段によるバックトラック処理の結果に基づいて、前記タスク利用履歴を更新することを特徴とする。
この構成によれば、タスクモデル利用更新装置は、バックトラック処理によって、アクセス履歴からユーザの無駄な操作や誤操作によるアクセス履歴を省き、ユーザの問題解決に必要なアクセス履歴のみに基づいてタスク利用履歴を更新することができる。このため、ユーザのタスク選択支援に利用することが可能な履歴のデータベースを構築することが可能となる。
請求項に記載の発明は、ユーザが抱える問題を解決するための行動を示すタスクと、該タスクが対象とする場所を示す対象場所情報と、該タスクが過去にユーザにより利用された状況を示すタスク利用履歴とが対応付けて記憶されているタスクモデルに対するユーザのアクセス履歴を記録するアクセス履歴記録ステップと、前記アクセス履歴記録ステップにおいて記録されたアクセス履歴を解析するアクセス履歴解析ステップと、前記アクセス履歴解析ステップにおいて解析された解析結果に基づいて前記タスク利用履歴を更新するタスクモデル更新ステップと、前記対象場所情報の中からユーザに提示すべき対象場所情報の候補を決定する対象場所候補決定ステップと、前記対象場所候補決定ステップにおいて決定された対象場所情報の候補の中からユーザが選択した対象場所情報と、前記タスク利用履歴と、ユーザが選択した対象場所情報に係る場所の意味情報と同じ場所の意味情報を有する対象場所情報とに基づき、ユーザに提示すべきタスクの候補を決定するタスク候補決定ステップと、ユーザの所在場所を示すユーザ場所情報を取得するユーザ場所情報取得ステップと、を含み、前記タスク利用履歴には前記ユーザ場所情報がさらに含まれ、前記タスクモデル更新ステップにおいては、ユーザによりタスクが利用された時点において前記ユーザ場所情報取得ステップにおいて取得されたユーザ場所情報によってタスクモデルを更新し、前記タスク候補決定ステップにおいては、前記ユーザ場所情報取得ステップにおいて取得された現在のユーザ場所情報と、前記過去のユーザ場所情報と、前記過去のユーザ場所情報と共通する意味情報を有する他の過去のユーザ場所情報とを参照して、ユーザに優先して提示すべきタスクの候補を決定することを特徴とするタスクモデル利用更新方法を提供する。
この方法によれば、ユーザのアクセス履歴の解析結果に基づいてタスク利用履歴を更新するため、ユーザの過去のタスク利用状況を把握することが可能なデータベースを構築することができ、このデータベースをユーザのタスク選択支援に利用することでタスクの選択に要するユーザの負担を軽減することが可能となる。
また、この方法によれば、ユーザが選択した場所対象情報とタスク利用履歴とに基づきユーザに提示すべきタスクの候補を決定するため、ユーザが必要とするタスクの候補を適切に絞り込むことができ、タスクの選択に要するユーザの負担を軽減することが可能となる。
さらに、この方法によれば、過去にユーザがタスクを利用した時点におけるユーザの所在場所と現在のユーザの所在場所とに基づいて、ユーザに優先的に提示すべきタスクを決定することができ、ユーザが所望とする可能性の高いタスクを優先的にユーザに提示することができるため、ユーザのタスク選択に要する時間を短縮し、タスク選択に要する負担を軽減することができる。
また、この方法によれば、現在のユーザ場所情報と、過去のユーザの場所情報と、その過去のユーザ場所情報とを参照してタスクの候補を決定する。そのため、緯度経度としては別の場所であるがタスクの実行対象場所(ドメイン)という点では同じ場所である場合には、ユーザ場所情報を使用してタスクの候補に含めることが可能となる。
本発明によれば、タスクモデル利用更新装置は、ユーザのアクセス履歴の解析結果に基づいてタスクモデル記憶手段に記憶されているタスク利用履歴を更新するため、ユーザの過去のタスク利用状況を把握することが可能なデータベースを構築することができ、このデータベースをユーザのタスク選択支援に利用することでタスクの選択に要するユーザの負担を軽減することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[1.構成]
図1は、タスクモデル更新システムの全体構成を示す図である。同図に示すように、タスクモデル更新システムは、タスクモデル利用更新サーバ100と携帯端末101とを含んで構成される。タスクモデル利用更新サーバ100と携帯端末101とは移動通信網やインターネット等の通信ネットワークで接続されている。タスクモデル利用更新サーバ100は、データベースとして、タスクモデルデータベース(以下「タスクモデルDB」という)102とサービス知識データベース(以下、「サービス知識DB」という)103とを管理している。
[1.1.タスクモデル利用更新サーバの構成]
次に、タスクモデル利用更新サーバ100の構成について詳細に説明する。タスク利用更新サーバ100は、ハードウェア構成として、図示せぬ、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク装置、及び、通信インターフェースを含んで構成され、一般的なコンピュータのハードウェア構成を備えている。タスクモデル利用更新サーバ100のハードディスク装置には、各種プログラム及びデータベース等のソフトウェアが記憶されている。ハードディスク装置に記憶されているデータベースとして、タスクモデルDB102とサービス知識DB103とが含まれる。
[1.1.1.タスクモデルDBの構成]
タスクモデルDB(タスクモデル記憶手段)102は、タスクに関する情報が記憶されたデータベースである。ここで、「タスク」とは、ユーザが抱える問題を解決するための行動である。タスクモデルDB102はユーザ毎に用意されている。
図2には、タスクモデルDB102のデータ構成の一例を示す。同図に示すように、タスクモデルDB102には、データ項目として、「タスクID」、「親タスクID」、「タスク」、「ドメイン」及び「タスク利用履歴」が設けられている。
データ項目「タスクID」は、タスクを識別するための番号である。ここでは、タスクIDは全タスクでユニークな整数とする。
データ項目「親タスクID」は、タスクとタスクとの親子関係(従属関係)を表す番号である。例えば、タスクIDが「1001」である「上映タイトルを調べる」というタスクは、タスクIDが「1000」である「映画を見る」というタスクを親タスクとするため、「上映タイトルを調べる」というタスクの親タスクIDには、「映画を見る」のタスクID「1000」が格納されている。
タスクIDが「1000」の「映画を見る」というタスクは最上位のタスクである。最上位のタスクの親タスクIDには「0」が格納されている。
また、「待ち時間に食事をする」といったタスクのように、「映画を見る」、「テーマパークで遊ぶ」という2つ以上のタスクに跨って親タスクをもつタスクも考えられる。この場合には、図2に示すように、タスク「待ち時間に食事をする」の親タスクIDは、OR記号「V」を使って表現される。その際ドメインも複数に跨っている可能性があり、ドメインも同様にOR記号「V」を使って表現される。
データ項目「タスク」は、定義されたタスク内容である。
データ項目「ドメイン」は、タスクが対象(より詳細には、目的の対象、又は、問題の対象)とする場所を示す対象場所情報(以下「ドメイン」という)である。本実施形態においては、ドメインは普通名詞で表現されている。タスクのドメインは、そのタスクが対象とする場所を定義することにより構築することができる。例えば、「パレードを見る」というタスクを考えたときに、当該タスクの対象となる場所は「テーマパーク」と定義することができる。
データ項目「タスク利用履歴」は、タスクが過去にユーザにより利用された状況を示す情報である。本実施形態においては、「タスク利用履歴」には、「利用回数」と「ユーザ場所情報」とが含まれている。データ項目「利用回数」は、ユーザが過去にタスクを利用した回数を表す情報である。データ項目「ユーザ場所情報」は、ユーザがタスクを選択した時にユーザが所在していた場所を表す情報である。なお、「利用回数」及び「ユーザ場所情報」以外に、「タスク利用履歴」に他の情報が含まれていてもよい。例えば、「タスク利用履歴」に、ユーザがタスクを選択した時の天気が含まれていてもよい。
[1.1.2.サービス知識DBの構成]
サービス知識DB103は、タスクに対応するサービス知識についての情報が記憶されたデータベースである。サービス知識とは、ユーザが選択したタスクを実世界で実現するための知識である。
図3には、サービス知識DB103のデータ構成の一例を示す。同図に示すように、サービス知識DB103には、データ項目として「サービスID」と、インターネット上におけるサービス知識の所在であるURI(Uniform Resource Identifier)を示す「サービスURI」と、サービス知識に対応する「タスクID」とが設けられている。
[1.1.3.機能構成]
タスクモデル利用更新サーバ100が備える上述したハードウェア及びソフトウェアにより、図4に示す機能構成がタスクモデル利用更新サーバ100に実現される。以下、各構成要素の機能について述べる。
表示項目送信部207は、タスクモデルDB102に記憶されているデータの中から決定されたドメイン候補やタスク候補、あるいはサービス知識DB103から選択されたサービス知識等の表示項目を携帯端末101に送信する。
ユーザ選択項目取得部202は、携帯端末101に表示されたドメイン候補やタスク候補等の中から、ユーザにより選択されたドメイン、タスクあるいはサービス知識を取得する。
アクセス履歴記録部203は、ユーザ選択項目取得部202が取得したデータを、タスクモデルDB102に対するアクセス履歴としてユーザ毎に記録する。一連のアクセス履歴として記録される期間は、ユーザが所持する携帯端末101からの接続要求によりタスクモデル利用更新サーバ100と携帯端末101との接続が開始されてから接続が終了するまでである。接続開始から接続終了までの認識はセッション管理により行われる。アクセス履歴として記録される情報には、ユーザが選択したドメイン、タスク、サービス知識、及び、ユーザのバック操作に関する情報が含まれる。ここで、ユーザのバック操作とは、携帯端末101のディスプレイに表示されているタスク候補の中にユーザの要望と一致するタスクが存在しない場合に、ユーザが直前のタスクに戻る操作を行うことをいう。このバック操作は、ユーザが別のタスク、あるいは別のドメインを探す場合に行われる。
アクセス履歴解析部204は、アクセス履歴記録部203によって記録されたアクセス履歴を解析し、タスクモデルDB102に記憶されているタスクのうち、更新対象となるタスクを決定する。このときに、アクセス履歴解析部204は、アクセス履歴記録部203に記憶されているアクセス履歴からユーザのバック操作によるアクセス履歴を除くバックトラック処理を行った上で、更新対象となるタスクを決定する。
本実施形態においては、このバックトラック処理は、ユーザがサービス知識を選択した時に行われる。なぜならば、リアルタイムでバックトラック処理を行った場合には、ユーザがサービス知識を選択する前にタスク選択を止めてしまうとそれまで行っていたバックトラック処理が無駄になり、処理効率が悪くなるからである。また、ユーザがサービス知識を選択したことは、携帯端末101からユーザが選択したサービス知識を受信することによって認識することができる。あるいは、タスクに対して子タスクとサービス知識との何れか一方のみが対応付けられているデータ構成の場合には、ユーザが選択したタスクに子タスクが存在しない場合にユーザがサービス知識を選択したと認識することができる。
このバックトラック処理を行うことにより、ユーザの無駄な操作や誤操作によるアクセス履歴を省くことができ、アクセス履歴からユーザの問題解決に必要なタスクのみを抽出することができる。
タスクモデル更新部206は、アクセス履歴解析部204によるバックトラック処理の結果に基づいて、更新対象となるタスクのタスク利用履歴を更新する。
ユーザ場所情報取得部201は、ユーザの所在場所を示すユーザ場所情報を取得する。本実施形態においては、ユーザ場所情報取得部201は、携帯端末101に搭載された場所センサとしてのGPS(Global Positioning System)受信機からユーザ場所情報を取得する。なお、ユーザ場所情報の取得手段は携帯端末101が備えるGPSの他に、例えば、携帯端末101が在圏する基地局の位置情報、ユーザが携帯端末101から入力した情報、ユーザが直接携帯しているGPS受信機等を利用してもよい。
タスクモデルDB検索部205は、ドメイン候補決定部209又はタスク候補決定部210からの指示を受けて、タスクモデルDB102からドメイン又はタスクを検索する。
ドメイン候補決定部(対象場所候補決定手段)209は、タスクモデルDB102に記憶されているドメインの中からユーザに提示すべきドメインの候補を決定したり、ユーザに優先的に提示すべきドメインの候補を決定したりする。
具体的なドメイン候補の決定方法としては、例えば、ドメイン候補決定部209は、ユーザ場所情報取得部201により取得されたユーザ場所情報と、タスクモデルDB102に記憶されている所定のドメインとが一致する場合に、当該所定のドメインをドメインの候補として決定する(または、ユーザに優先的に提示すべきドメイン候補として決定する)。あるいは、ドメイン候補決定部209は、ユーザ場所情報取得部201により取得されたユーザ場所情報の語彙の概念が、タスクモデルDB102に記憶されている所定のドメインの語彙の概念に属する場合に、当該所定のドメインをユーザに提示すべきドメインの候補として決定する(または、ユーザに優先的に提示すべきドメイン候補として決定する)。ドメイン候補決定部209は、優先して提示すべきドメインの候補が上位に配置されるようにドメイン候補の並べ替えを行ったり、優先度の低いドメインをドメイン候補から除いたりする。
タスク候補決定部210は、ユーザが選択したドメインと、タスクモデルDB102に記憶されているタスク利用履歴とに基づき、ユーザに提示すべきタスクの候補を決定したり、ユーザに優先的に提示すべきタスクの候補を決定したりする。タスク候補の決定方法としては、例えば、タスク候補決定部210は、ユーザが選択したドメインに対応するタスクのうち、利用回数が多いタスクをユーザに優先的に提示すべきタスクに決定する。あるいは、タスクモデルDB102に記憶されている過去のユーザ場所情報の中に、ユーザ場所情報取得部201により取得された現在のユーザ場所情報と一致するものがある場合に、タスク候補決定部210は、当該一致するユーザ場所情報と対応するタスクをユーザに優先して提示すべきタスクに決定する。
そして、タスク候補決定部210は、ユーザに優先的に提示すべきタスクが上位に配置されるように並べ替えを行ったり、優先度の低いタスクをタスク候補から除いたりする。
サービス知識DB検索部208は、ユーザ選択項目取得部202が子タスクのないタスクを受信した場合に、当該タスクに対応付けて記憶されているサービス知識をサービス知識DB103から検索する。
[1.2.携帯端末の構成]
次に携帯端末101の構成について説明する。携帯端末101は、無線によるデータ通信機能を有する端末である。携帯端末101に相当する端末としては、例えば、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)、無線通信カードを備えたPDA(Personal Digital Assistance)などが挙げられる。携帯端末101は、CPU、メモリ、ディスプレイ、操作キー、無線通信インターフェース、GPS(Global Positioning System)受信機、及び、メモリに記憶されるソフトウェアを備えている。携帯端末101が備えるこれらのハードウェア及びソフトウェアにより以下の機能が実現される。以下、各構成要素の機能について述べる。
場所センサ情報取得部504は、携帯端末101に備えられているGPS受信機等の場所センサからユーザ場所情報を取得する。場所センサ情報送信部501は、場所センサ情報取得部504が取得したユーザ場所情報をタスクモデル利用更新サーバ100に送信する。
表示項目受信部503は、ドメイン候補やタスク候補等の表示項目をタスクモデル利用更新サーバ100から受信する。表示項目表示部506は、表示項目受信部503が受信した表示項目に基づいて、ドメイン候補やタスク候補等の表示項目を携帯端末101のディスプレイに表示する。
ユーザ選択項目取得部505は、ユーザが携帯端末101のディスプレイに表示されているドメイン候補やタスク候補等の中から選択したドメインやタスク等の項目を取得する。ユーザ選択項目送信部502は、ユーザ選択項目取得部505が取得した項目をタスクモデル利用更新サーバ100に送信する。
[2.動作]
次に、上記構成のタスクモデル利用更新サーバ100が行うタスクモデル更新処理、及び、表示項目決定処理について説明する。
[2.1.タスクモデル更新処理]
まず、図6を参照しながら、タスクモデル利用更新サーバ100が行うタスクモデル更新処理について説明する。
タスクモデル利用更新サーバ100は、ユーザが所持する携帯端末101からの接続要求を受けた場合(ステップS101;Yes)、携帯端末101と通信を行い、携帯端末101からの要求に従ってドメイン候補、タスク候補あるいはサービス知識を送信する。携帯端末101は、受信したドメイン候補、タスク候補又はサービス知識をディスプレイに表示する。ユーザは携帯端末101を操作して表示項目の選択を行う。
タスクモデル利用更新サーバ100のユーザ選択項目取得部202は、ユーザが選択したドメイン、タスク又はサービス知識を受信する。アクセス履歴記録部203は、ユーザ選択項目取得部202が受信したデータに基づいて、ドメイン、タスクあるいはサービス知識に対するユーザのアクセス履歴を記録する(ステップS102)。
アクセス履歴解析部204は、ユーザがサービス知識を選択したか否かを判定する(ステップS103)。ユーザがサービス知識を選択したと判定された場合に(ステップS103;Yes)、アクセス履歴解析部204はアクセス履歴記録部203に記録されているアクセス履歴をバックトラック処理により解析し、サービス知識を選択するために必要なタスクを抽出する(ステップS104)。
ここで、バックトラック処理の具体例について説明する。以下には、ユーザのドメイン選択からサービス知識選択までのアクセス履歴の一例を示す。
「ドメイン選択→タスクAを選択→タスクA−1を選択→バック→タスクBを選択→タスクB−1を選択→タスクB−1−1を選択→バック→タスクB−2を選択→タスクB−2−1を選択→サービス知識」
ここで、タスクA−1はタスクAの子タスクであり、タスクB−1及びタスクB−2はタスクBの子タスクである。さらに、タスクB−1−1はタスクB−1の子タスクであり、タスクB−2−1はタスクB−2の子タスクである。また、「バック」とは、ユーザが直前のページに戻る操作を行ったことを指す。
アクセス履歴解析部204は、このアクセス履歴を、直近の履歴であるサービス知識から順にバックトラックして、「バック」が存在した場合は、そこから2つ前(過去)の履歴を除いて前後の履歴を接続することにより、サービス知識に到達するために必要なタスクのみが含まれるアクセス履歴を生成する。上記の例では、バックトラック処理により新たに生成されるアクセス履歴は下記のようになる。
「ドメイン選択→タスクBを選択→タスクB−2を選択→タスクB−2−1を選択→サービス知識」
これにより、タスクB、タスクB−2、及び、タスクB−2−1がサービス知識に到達するために必要であることが判る。すなわち、タスクB、タスクB−2、及び、タスクB−2−1が更新対象となるタスクである。
このように、アクセス履歴解析部204は、ユーザがサービス知識に到達してからバックトラックしてタスクの評価を行っているため、ユーザが間違えて無駄に選択したタスクを効率的に除くことができ、正確なタスク評価を行うことができるという効果が期待できる。
なお、ユーザがタスクの選択を途中であきらめてしまうなどして、サービス知識に到達していないのに携帯端末101との接続が終了した場合には、バックトラック処理、及び、タスクモデルDB102の更新処理は行わない。
次に、ステップS105において、タスクモデル更新部206は、更新対象となるタスクをタスクモデルDB102から検索する。タスクモデル更新部206は、検索されたタスクの利用回数を取得し、当該取得した利用回数を1増加させてタスクモデルDB102を更新する。
また、携帯端末101からユーザ場所情報を受信可能である場合には、タスクモデル更新部206は、タスクモデルDB102の更新対象タスクのユーザ場所情報も更新する。具体的には、携帯端末101の場所センサ情報取得部504はGPS等の場所センサによりユーザ場所情報を取得し、場所センサ情報送信部501は取得したユーザ場所情報をタスクモデル利用更新サーバ100に送信する。タスクモデル利用更新サーバ100のユーザ場所情報取得部201はユーザ場所情報を携帯端末101から受信する。タスクモデル更新部206は、ユーザ場所情報取得部201が取得したユーザ場所情報を、タスクモデルDB102の更新対象となるタスクのユーザ場所情報に追加格納する。なお、タスクモデルDB102のユーザ場所情報に携帯端末101から受信したユーザ場所情報と同じユーザ場所情報がすでに記憶されている場合には更新を行わない。以上がタスクモデル更新処理の説明である。
次に、上記タスクモデル更新処理の具体的な動作例について説明する。前提として、タスクモデルDB更新処理を開始する前には、タスクモデルDB102に図2に示すデータが格納されているものとする。
ユーザがサービス知識を選択した場合に(ステップS103;Yes)、ステップS104において、アクセス履歴解析部204は、アクセス履歴を「ドメイン「映画館」を選択→タスク「映画を見る」を選択→タスク「上映タイトルを調べる」を選択→サービス知識」として解析したとする。この場合、サービス知識に到達するまでに必要なタスクは、「映画を見る」と「上映タイトルを調べる」との2つである。そこで、更新対象となるタスク「映画を見る」と「上映タイトルを調べる」とをタスクモデルDB102から検索し、タスクモデル更新部206は、当該検索したタスクの利用回数を現在の値に「1」を足した値で更新する(ステップS105)。図7には更新後のタスクモデルDB102を示す。同図に示すように、タスク「映画を見る」の利用回数は「4」から「5」に更新され、タスク「上映タイトルを調べる」の利用回数は「0」から「1」に更新される。
ここで、携帯端末101からユーザ場所情報を受信可能な場合には、タスクモデル更新部206は、タスクモデルDB102の該当するタスクのユーザ場所情報に、ユーザ場所情報取得部201が取得したユーザ場所情報を追加格納する。ここでは、携帯端末101からユーザ場所情報として「Y駅」を受信したものとする。図2に示すように、タスク「映画を見る」のユーザ場所情報には、すでに「Y駅」が格納されているため更新しない。一方、タスク「上映タイトルを調べる」のユーザ場所情報には、まだ「Y駅」は格納されていないため、タスクモデル更新部206は、ユーザ場所情報に「Y駅」を追加格納する。これにより、タスク「上映タイトルを調べる」のユーザ場所情報は、図7に示すように更新されることとなる。
[2.2.表示候補決定処理]
次に、図8を参照して、タスクモデル利用更新サーバ100が行う表示候補決定処理について説明する。表示候補決定処理では、タスクモデルDB102を利用して携帯端末101のディスプレイ上に表示する項目を決定する処理を行う。表示候補決定処理には、以下の処理が含まれる。
(1)ユーザ接続要求開始時処理
(2)ドメイン選択時処理
(3)タスク選択時かつ選択されたタスクに子タスクがある場合の処理
(4)タスク選択時かつ選択されたタスクに子タスクがない場合の処理
これらの処理について、以下順に説明する。
(1)まず、ユーザ接続要求時処理について説明する。携帯端末101からの接続要求があった時に(ステップS201;Yes)、タスクモデル利用更新サーバ100のドメイン候補決定部209は、ドメイン候補を決定し、表示項目送信部207が当該ドメイン候補を携帯端末101に送信する。
具体的には、タスクモデルDB検索部205はタスクモデルDB102を参照し、ドメイン欄に格納されているドメインを検索する。ドメイン候補決定部209はタスクモデルDB検索部205により検索されたドメインをドメイン候補とする。表示項目送信部207はドメイン候補決定部209が決定したドメイン候補を携帯端末101に送信する。
携帯端末101の表示項目受信部503はドメイン候補を受信する。表示項目表示部506は受信したドメイン候補を携帯端末101のディスプレイに表示する。ユーザは携帯端末101に表示されたドメイン候補の中からユーザの要望にあったドメインを選択する。
(2)次に、ドメイン選択時処理について説明する。
携帯端末101のユーザ選択項目取得部505は、ユーザが選択したドメイン項目を取得し、ユーザ選択項目送信部502は取得したドメイン項目をタスクモデル利用更新サーバ100に送信する。
タスクモデル利用更新サーバ100のユーザ選択項目取得部202は、ユーザにより選択されたドメイン項目を携帯端末101から受信する(ステップS210)。
タスク候補決定部210は、タスクモデルDB検索部205に指示して、タスクモデルDB102からユーザが選択したドメインをもつタスクを検索する。タスク候補決定部210は、タスクモデルDB検索部205により検索されたタスクをタスクの候補とする(ステップS211)。
次に、タスク候補決定部210は、タスクモデルDB検索部205に指示してタスクモデルDB102を検索することにより、ステップS202においてユーザ場所情報取得部201により取得されたユーザ場所情報と一致するユーザ場所情報をタスクモデルDB102にもつタスクが、タスク候補の中に存在するか否かを判定する(ステップS212)。
一致するユーザ場所情報をもつタスクが存在する場合には(ステップS212;Yes)、タスク候補決定部210は、当該一致するユーザ場所情報をもつタスクを優先的にユーザに提示するタスクとして決定し、当該一致するタスクが上位に配置されるようにタスクの候補の並び替えを行う(ステップS213)。
これにより、ユーザがその現在居る場所で過去に利用したことがあるタスクを優先的にユーザに提示することができ、タスク選択までの時間短縮につながるという効果が期待できる。
なお、タスクの候補をユーザ場所情報によって並び替える他に、タスクモデルDB102に記憶されているタスクの利用回数の多い順に並び替えてもよい。また、タスクの候補を優先的にユーザに提示する方法としては、ここで述べたように、優先順位の高い順に並び替えてもよいし、また、表示項目数の最大値を設定しておき、優先順位の低い項目は表示しないといった方法をとってもよい。
また、ユーザ場所情報以外にも、携帯端末101が天気センサなどユーザの周囲の環境状況を計測する環境計測センサを備えている場合には、ユーザ場所情報の場合と同様に、環境計測センサから出力されるセンサ情報とタスクとを関連付けてタスクモデルDB102に記憶しておくことで、タスクの並び替えや絞込みに利用することも可能である。
表示項目送信部207は、タスク候補決定部210により並び替えられたタスクの候補を携帯端末101に送信する(ステップS214)。
携帯端末101の表示項目受信部503はタスクの候補を受信し、表示項目表示部506は携帯端末101のディスプレイにタスクの候補を表示する。ユーザは携帯端末101に表示されたタスク候補の中からユーザの要望にあったタスクを選択する。
(3)次に、ユーザによりタスクが選択され(ステップS203;Yes)、かつ、選択されたタスクに子タスクがある場合(ステップS206;Yes)の処理について説明する。
携帯端末101のユーザ選択項目取得部505はユーザが選択したタスクを取得し、ユーザ選択項目送信部502はユーザが選択したタスクをタスクモデル利用更新サーバ100に送信する。
タスクモデル利用更新サーバ100のユーザ選択項目取得部202は、携帯端末101からユーザが選択したタスクを取得する(ステップS204)。タスクモデルDB検索部205は、タスクモデルDB102を参照してユーザが選択したタスクの子タスクを検索する(ステップS205)。タスク候補決定部210は、タスクモデルDB検索部205により検索された子タスクをタスクの候補とする(ステップS206;Yes、ステップS207)。さらに、タスク候補決定部210は、タスクの候補を利用回数の多い順に並び替える(ステップS208)。なお、ステップS208においては、ステップS212及びステップS213における処理と同様に、携帯端末101からユーザ場所情報を受信可能である場合には、利用回数の代わりにユーザ場所情報を使って並び替えることも可能である。表示項目送信部207は、タスク候補決定部210により並び替えられたタスクの候補を携帯端末101に送信する(ステップS214)。
携帯端末101の表示項目表示部506は、タスクモデル利用更新サーバ100から受信したタスクの候補をディスプレイに表示する。
(4)次に、ユーザによりタスクが選択され(ステップS203;Yes)、かつ、選択されたタスクに子タスクが存在しない場合(ステップS206;No)の処理の流れについて説明する。
携帯端末101のユーザ選択項目取得部505はユーザが選択したタスクを取得し、ユーザ選択項目送信部502はユーザ選択項目取得部505が取得したタスクをタスクモデル利用更新サーバ100に送信する。
タスクモデル利用更新サーバ100のユーザ選択項目取得部202は、ユーザが選択したタスクを携帯端末101から受信する。
タスクモデルDB検索部205は、タスクモデルDB102を参照して、ユーザが選択したタスクに子タスクが存在しないことを確認し(ステップS205、ステップS206;No)、ユーザが選択したタスクのタスクIDを取得する。
次に、サービス知識DB検索部208はサービス知識DB103を参照し、タスクIDが一致するサービス知識を取得する。表示項目送信部207は、このようにして取得されたサービス知識を携帯端末101に送信する(ステップS209)。
なお、上記では、サービス知識の送信は、ユーザが選択したタスクに子タスクがない場合に実行されるとして説明したが、タスクに子タスクとサービス知識との両方が対応付けられて記憶されている場合にサービス知識の送信を実行してもよい。以上が表示候補決定処理の説明である。
次に、上記表示候補決定処理の具体的な動作例について説明する。前提として、タスクモデルDB102には図2に示すデータが格納されており、サービス知識DB103には図3に示すデータが格納されているものとする。
まず、携帯端末101からの接続要求があった時に(ステップS201;Yes)、タスクモデルDB検索部205は、図2に示すタスクモデルDB102に格納されているドメインを全て検索する。ここでは、タスクモデルDB102から「映画」、「テーマパーク」、「街中」の3つのドメインが検索される。タスク候補決定部210はこれら3つのドメインをドメイン候補とする。表示項目送信部207はドメイン候補を携帯端末101に送信する。これにより、携帯端末101のディスプレイには図9に示す画面が表示される。
ユーザは、上記3つのドメイン候補から「映画館」を選択したとする。これにより、ステップS210において、ユーザ選択項目取得部202は、ドメイン「映画館」を取得する。
ステップS211において、タスク候補決定部210はタスクモデルDB検索部205に指示して、「映画館」をドメインとしたタスクのうち最上位のタスク(親タスクIDが「0」のタスク)を検索する。ここでは「映画を見る」というタスクが該当する。表示項目送信部207は、携帯端末101に、タスク「映画を見る」を送信し(ステップS214)、携帯端末101はディスプレイにタスク「映画を見る」の表示を行う。ここで、ユーザはタスク「映画を見る」を選択したとする(ステップS203;Yes)。
次に、タスクモデルDB検索部205はタスクモデルDB102を参照し、タスク「映画を見る」に子タスクが存在するかチェックする(ステップS205)。タスク「映画を見る」には「上映タイトルを調べる」、「映画館を調べる」、「待ち時間に食事をする」、「パンフレットを購入する」、「映画館の座席を予約する」、「映画館までの経路を調べる」といった子タスクが存在する(ステップS206;Yes)。タスク候補決定部210は、これらの子タスクをタスク候補として決定する。さらに、タスク候補決定部210は、タスクモデルDB検索部205に指示してタスクモデルDB102を参照することにより、タスクの候補を利用回数の多い順に並び替える(ステップS208)。ここでは、「映画館までの経路を調べる」、「待ち時間に食事をする」、「パンフレットを購入する」、「上映タイトルを調べる」、「映画館を調べる」、「映画館の座席の予約をする」の順に並び替えられる。表示項目送信部207は、並び替えられたタスクの候補を携帯端末101に送信する(ステップS214)。これにより、携帯端末のディスプレイには、図10に示す画面が表示される。
ここで、携帯端末101からユーザ場所情報を受信可能である場合には、利用回数のかわりにユーザ場所情報を使って並び替えることも可能である。例えば、携帯端末101からタスクモデル利用更新サーバ100に「Y駅」というユーザ場所情報が送信されたとする(ステップS202)。
タスクモデル利用更新サーバ100のタスク候補決定部210はタスクモデルDB検索部205に指示して、タスク候補のうち「Y駅」というユーザ場所情報が対応付けられてタスクモデルDB102に格納されているタスクを検索する。ここでは、タスク「映画館までの経路を調べる」が該当する。
このタスクをトップに配置するようにタスクの候補を並び替えると、トップから順に「映画館までの経路を調べる」、「待ち時間に食事をする」、「パンフレットを購入する」、「上映タイトルを調べる」、「映画館を調べる」、「映画館の座席の予約をする」となる。表示項目送信部207は、これらのタスク候補を携帯端末101に送信する(ステップS214)。ここで、ユーザが「映画館を調べる」を選択したとする(ステップS203;Yes)。
次に、タスクモデルDB検索部205はタスクモデルDB102を参照し、タスク「映画館を調べる」に子タスクが存在するかチェックする(ステップS205)。このタスクの子タスクは存在しないことが分かる(ステップS206;No)。タスクモデルDB検索部205は、タスクモデルDB102を参照し、「映画館を調べる」のタスクIDを調べる。ここではタスクIDは「1004」である。
サービス知識DB検索部208は、サービス知識DB103を参照し、タスクIDが「1004」のサービス知識(URI)を調べる。ここでは、図3に示すように「http://******.co.jp/sample4.html」であることが分かる。表示項目送信部207はこのサービス知識を携帯端末101に送信する(ステップS209)。
以上説明したように、ユーザのアクセス履歴を解析することによりタスクモデルDB102を更新することで、ユーザの過去のタスク利用状況を反映したタスクモデルDB102を構築することができる。この際に、ユーザがサービス知識まで到達してからバックトラック処理によってタスクの評価を行うようにしたため、ユーザが間違えて選択したタスクを除いてタスクの評価することができ、実際にサービス知識に到達するために必要なタスクのみのタスク利用履歴を更新することが可能となる。
そして、ユーザが選択したドメインと、ユーザの実質的なタスク利用状況を反映したタスクモデルDB102のタスク利用履歴とに基づき、ユーザに提示すべきタスクの候補を決定したりタスクの候補を並び替えたりすることができるため、ユーザが必要とする可能性が高いタスクをユーザに優先して提示することができる。これにより、ユーザがタスク選択に要する時間を短縮し、ユーザのタスク選択に要する負担を軽減することが可能となる。つまり、本発明によって、問題解決のためのタスク選択に要するユーザの負担を軽減することが可能なデータベースを構築することが可能となる。
[3.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(1)上述した実施形態においては、タスク利用更新システムはタスクモデル利用更新サーバ100と携帯端末101とで構成されているとして説明したが、タスク利用更新システムの装置構成はこれに限定されない。例えば、タスク利用更新システムはタスクモデル利用更新サーバ100のみで構成されていてもよい。この場合には、ユーザは携帯端末101を用いずにタスクモデル利用更新サーバ100が備えるキーボードやディスプレイを利用してタスクを選択する。また、ユーザが直接携帯するGPS受信機等からユーザ場所情報をタスクモデル利用更新サーバ100に送信してもよい。
また、携帯端末101が、上述した実施形態におけるタスクモデル利用更新サーバ100の機能全てを備えていてもよい。この場合には、携帯端末101が特許請求の範囲に記載した「タスク利用更新装置」に該当する。
また、タスクモデル利用更新サーバ100とタスクモデルDB102とが別々の装置で構成されていてもよい。この場合には、タスクモデル利用更新サーバ100とタスクモデルDB102とが、特許請求の範囲に記載した「タスク利用更新装置」に該当することとなる。
また、上述した実施形態におけるデータベースの構成やデータ項目は一例に過ぎない。例えば、上述した実施形態においては、タスクモデルDB102とサービス知識DB103とを別々に設けたが、タスクモデルDB102とサービス知識DB103とを一つのデータベースとしてもよい。また、データベース同士を関連付けるキーがあれば、タスクモデルDB102に記憶されるユーザ利用履歴を別のDBとすることも可能である。
(2)上述した実施形態におけるタスク候補の並べ替えにおいては、タスク利用履歴(利用回数、ユーザ場所情報)を用いてタスク候補を並べ替えたが、タスク候補の並べ替え方法はこれに限定されることはない。例えば、GPS等の場所センサから取得される緯度経度情報をマッピングする地図情報に対して場所の意味情報(語彙の概念)を対応付けておくことにより、緯度経度としては別の場所であるがタスクの実行対象場所(ドメイン)という点では同じ場所である場合には、ユーザ場所情報を使用してタスクの候補を並び替えることも可能である。例えば、図2に示すタスクモデルDB102では、ユーザ場所情報として「映画館C」が対応付けられているタスクはないが、「映画館C」がドメイン「映画館」に属することが分かるので、「映画館A」及び「映画館B」に対応付けられているタスクを上位に配置するよう並び替えることができる。
(3)上述した実施形態においてはタスク候補の並び替えについて主に述べたが、ユーザがドメインを選択した時のユーザ場所情報やセンサ情報をドメインとを関連付けてタスクモデルDB102に格納しておくことにより、ユーザ場所情報やセンサ情報に基づいてドメイン候補を並び替えることも可能である。
ドメインによってユーザのタスク選択の負担を軽減し、効率的にユーザがタスク選択を行うことを支援する分野に利用することができる。
本発明の実施形態に係るタスクモデル利用更新システムの構成図である。 同実施形態に係るタスクモデルDBのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係るサービス知識DBのデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係るタスクモデル利用更新サーバの構成図である。 同実施形態に係る携帯端末の構成図である。 同実施形態に係るタスクモデル更新処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係るタスクモデルDBの更新後のデータ構成の一例を示す図である。 同実施形態に係る表示候補決定処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る携帯端末の表示画面の一例である。 同実施形態に係る携帯端末の表示画面の一例である。
符号の説明
100 タスクモデル利用更新サーバ
102 タスクモデルDB
103 サービス知識DB
201 ユーザ場所情報取得部
202 ユーザ選択項目取得部
203 アクセス履歴記録部
204 アクセス履歴解析部
205 タスクモデルDB検索部
206 タスクモデル更新部
207 表示項目送信部
208 サービス知識DB検索部
209 ドメイン候補決定部
210 タスク候補決定部
101 携帯端末
501 場所センサ情報送信部
502 ユーザ選択項目送信部
503 表示項目取得部
504 場所センサ情報取得部
505 ユーザ選択項目取得部
506 表示項目表示部

Claims (3)

  1. ユーザが抱える問題を解決するための行動を示すタスクと、該タスクが対象とする場所を示す対象場所情報と、該タスクが過去にユーザにより利用された状況を示すタスク利用履歴と、を対応付けて記憶するタスクモデル記憶手段と、
    前記タスクモデル記憶手段に記憶されている情報に対するユーザのアクセス履歴を記録するアクセス履歴記録手段と、
    前記アクセス履歴記録手段に記録されているアクセス履歴を解析するアクセス履歴解析手段と、
    前記アクセス履歴解析手段による解析結果に基づいて前記タスクモデル記憶手段に記憶されているタスク利用履歴を更新するタスクモデル更新手段と、
    前記タスクモデル記憶手段に記憶されている対象場所情報の中からユーザに提示すべき対象場所情報の候補を決定する対象場所候補決定手段と、
    前記対象場所候補決定手段により決定された対象場所情報の候補の中からユーザが選択した対象場所情報と、前記タスクモデル記憶手段に記憶されているタスク利用履歴と、ユーザが選択した対象場所情報に係る場所の意味情報と同じ場所の意味情報を有する対象場所情報とに基づき、ユーザに提示すべきタスクの候補を決定するタスク候補決定手段と、
    ユーザの所在場所を示すユーザ場所情報を取得するユーザ場所情報取得手段とを備え、
    前記タスクモデル記憶手段に記憶されるタスク利用履歴には前記ユーザ場所情報がさらに含まれ、
    前記タスクモデル更新手段は、
    ユーザによりタスクが利用された時点において前記ユーザ場所情報取得手段により取得されたユーザ場所情報を前記タスクモデル記憶手段に記憶し、
    前記タスク候補決定手段は、
    前記ユーザ場所情報取得手段により取得された現在のユーザ場所情報と、前記タスクモデル記憶手段に記憶されている過去のユーザ場所情報と、前記過去のユーザ場所情報と共通する意味情報を有する他の過去のユーザ場所情報とを参照して、ユーザに優先して提示すべきタスクの候補を決定することを特徴とするタスクモデル利用更新装置。
  2. 前記タスク利用履歴には少なくともタスクの利用回数が含まれ、
    前記アクセス履歴解析手段は、
    前記アクセス履歴記録手段に記録されているアクセス履歴からユーザのバック操作によるアクセス履歴を除くバックトラック処理を行い、
    前記タスクモデル更新手段は、
    前記アクセス履歴解析手段によるバックトラック処理の結果に基づいて、前記タスク利用履歴を更新することを特徴とする請求項1に記載のタスクモデル利用更新装置。
  3. ユーザが抱える問題を解決するための行動を示すタスクと、該タスクが対象とする場所を示す対象場所情報と、該タスクが過去にユーザにより利用された状況を示すタスク利用履歴とが対応付けて記憶されているタスクモデルに対するユーザのアクセス履歴を記録するアクセス履歴記録ステップと、
    前記アクセス履歴記録ステップにおいて記録されたアクセス履歴を解析するアクセス履歴解析ステップと、
    前記アクセス履歴解析ステップにおいて解析された解析結果に基づいて前記タスク利用履歴を更新するタスクモデル更新ステップと、
    前記対象場所情報の中からユーザに提示すべき対象場所情報の候補を決定する対象場所候補決定ステップと、
    前記対象場所候補決定ステップにおいて決定された対象場所情報の候補の中からユーザが選択した対象場所情報と、前記タスク利用履歴と、ユーザが選択した対象場所情報に係る場所の意味情報と同じ場所の意味情報を有する対象場所情報とに基づき、ユーザに提示すべきタスクの候補を決定するタスク候補決定ステップと、
    ユーザの所在場所を示すユーザ場所情報を取得するユーザ場所情報取得ステップと、を含み、
    前記タスク利用履歴には前記ユーザ場所情報がさらに含まれ、
    前記タスクモデル更新ステップにおいては、
    ユーザによりタスクが利用された時点において前記ユーザ場所情報取得ステップにおいて取得されたユーザ場所情報によってタスクモデルを更新し、
    前記タスク候補決定ステップにおいては、
    前記ユーザ場所情報取得ステップにおいて取得された現在のユーザ場所情報と、前記過去のユーザ場所情報と、前記過去のユーザ場所情報と共通する意味情報を有する他の過去のユーザ場所情報とを参照して、ユーザに優先して提示すべきタスクの候補を決定することを特徴とするタスクモデル利用更新方法。
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