JP4628822B2 - チューブ内周表面処理装置およびチューブ内周表面処理方法 - Google Patents

チューブ内周表面処理装置およびチューブ内周表面処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4628822B2
JP4628822B2 JP2005059144A JP2005059144A JP4628822B2 JP 4628822 B2 JP4628822 B2 JP 4628822B2 JP 2005059144 A JP2005059144 A JP 2005059144A JP 2005059144 A JP2005059144 A JP 2005059144A JP 4628822 B2 JP4628822 B2 JP 4628822B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
surface treatment
inner peripheral
peripheral surface
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005059144A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006241313A (ja
Inventor
裕司 金井
利光 富安
敦男 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Valqua Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Valqua Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Valqua Industries Ltd filed Critical Nippon Valqua Industries Ltd
Priority to JP2005059144A priority Critical patent/JP4628822B2/ja
Publication of JP2006241313A publication Critical patent/JP2006241313A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4628822B2 publication Critical patent/JP4628822B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Description

本発明は、チューブの内周面を表面処理する表面処理装置およびこの表面処理装置を用いてチューブの内周面を表面処理する表面処理方法に関する。
さらに詳しくは、フッ素樹脂製チューブの内周面を表面処理する表面処理装置およびこの表面処理装置を用いてフッ素樹脂製チューブの内周面を表面処理する表面処理方法に関する。
従来、電子複写機の加熱定着ローラーとして、ロールコアの外周面に弾性層が形成され、この弾性層の外周層が接着剤を介してフッ素樹脂製チューブで被覆された定着ローラー、またロールコアの外周面がフッ素樹脂チューブで直接被覆された定着ローラーが知られている。
このようなフッ素樹脂の中で、特にPTFE、PFAは、耐熱性、耐薬品性、非粘着性などに優れているため、電子複写機に用いられる加熱定着ローラーのカバー材として好適に用いられている。
しかしながらフッ素樹脂は、耐熱性、耐薬品性、非粘着性などに優れている反面その表面エネルギーが極めて小さくぬれ性に乏しいため、接着剤を使用して他材質と接着することは極めて困難である。
そのため、上記のような定着ローラーのロールコア外周面をフッ素樹脂製チューブで被覆するにあたっては、先ずフッ素樹脂製チューブの内周面を表面処理して接着性を付与しておき、その後で、接着剤を介して、ロールコアとフッ素樹脂製チューブとを接着する方法が採用されている。
また、フッ素樹脂製チューブの表面処理を行う方法としては主に2つの方法が採られ、一方は、ナトリウム等のアルカリ金属を液体アンモニア溶液に溶解させてなる溶液にフッ素樹脂表面を接触させる「ナトリウム・液体アンモニア溶液法」、他方は、アルカリ金属の電子供与型錯体(例:ナフタレンにナトリウムを分散させたナフタレン錯体の比較的沸点の高いナトリウム分散体)溶液中にフッ素樹脂表面を接触させる「ナトリウム・ナフタレン法」が一般的に行われている。
このような方法を採用してフッ素樹脂製のチューブの内周面表面処理を行う方法としては、
特許文献1(特公平7−68381号公報)が開示されている。
さらに、このような表面処理方法では、図8に示したようにフッ素樹脂製のチューブ102の表面に生じる処理ムラを解消するため、閉塞部106を設けたチューブ102の上方開口端104から表面処理液110を注入して閉塞部106より上部に貯留させ、この閉塞部106を上下方向に移動させることにより、チューブ102内周面と表面処理液110との接触部位を移動させてチューブ102の内周面を表面処理している。
この閉塞部106は、一対のピンチローラー108、108でフッ素樹脂製のチューブ102を狭持することにより形成されている。
このように特許文献1によれば、薄いフッ素樹脂製のチューブ102の内周面を容易に表面処理することができ、高い接着性、ムラのない均一な表面処理効果が得られる。
特公平7−68381号公報
しかしながら、このような従来の表面処理方法を用いたフッ素樹脂製のチューブ102の内周面を表面処理する方法は、図9(a)または図9(b)に示したようにピンチローラー108とピンチローラー108との間でチューブ102を挟持しているため、チューブ102の折れ曲がり部分111は弾性変形を超えて曲げられることとなり、図9(c)または図9(d)に示したように、チューブ102の表面に凸部112や凹部114などの折り目が付いてしまう場合がある。
このようなチューブ102の折り目は、電子複写機の加熱定着ローラーなどにチューブ102を被覆した後も残ってしまい、さらに、チューブ102を被覆した加熱定着ローラーを電子複写機に装着し印刷を行うと、トナーがチューブ102の凹部114の折り目の中に入り込み、印刷物にすじ状の模様を生じさせ、印刷の質を低下させることが懸念されている。
本発明は、このような現状に鑑み、チューブの外表面に凹状の折り目が生ずることを防止し、チューブの内周面に処理ムラがなく均一に表面処理することができ、優れた接着性を示すチューブ内周表面処理装置およびチューブ内周表面処理方法を提供することを目的とする。
さらに、電子複写機の加熱定着ローラーのカバー材として用いたときにチューブの外表面の凹状の折り目にトナーが入り印刷の質が低下することを防止できるチューブ内周表面処理装置およびチューブ内周表面処理方法を提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における課題および目的を達成するために発明されたものであって、本発明のチューブ内周表面処理装置は、
チューブの側部を一対のローラーで押圧することにより前記チューブに閉塞部を設け、
前記閉塞部に表面処理液を注入し、
前記チューブまたは前記ローラーを上下に移動させることにより前記閉塞部の位置を移動し、前記チューブの内周面を表面処理するチューブ内周表面処理装置であって、
前記ローラーが、
一方のローラーを前記チューブに対して一方向に押圧するとともに、
他方のローラーを前記押圧位置とは異なる位置で他方向に押圧するよう配設されることを特徴とする。
また、本発明のチューブ内周表面処理方法は、
チューブの一方の側部を一方のローラーで一方向に押圧するとともに、
前記チューブの他方の側部を他方のローラーで前記押圧位置とは異なる位置で他方向に押圧するように配設された一対のローラーの間に前記チューブを通し、
前記チューブの上端部にできた閉塞部に表面処理液を注入し、
前記ローラーまたは前記チューブを上下に移動することによって閉塞部を移動させ前記チューブの内周面を表面処理することを特徴とする。
このように構成することにより、一対のローラーによってチューブの外表面に凹状の折り目が生ずることを防止し、チューブの内周面に処理ムラがなく均一に表面処理することができる。
さらに、電子複写機の加熱定着ローラーのカバー材として用いたときにチューブの外表面に凹状の折り目が生ずることがないため、これらの折り目の間にトナーが入り印刷の質が低下することを防止することができる。
また、本発明のチューブ内周表面処理装置は、
前記ローラーが、
チューブの押圧具合を調整する押圧調整機構を備えることを特徴とする。
また、本発明のチューブ内周表面処理方法は、
前記ローラーが、
チューブの押圧具合を調整する押圧調整機構を備えることを特徴とする。
このように構成することによって、チューブの押圧具合を調整することができるため、チューブの外表面に凹状の折り目が生ずることを防止し、チューブの内周面に処理ムラがなく均一に表面処理することができる。
さらに、チューブの径や材質などによって、適宜押圧具合を調整することができるため、チューブの外表面に凹状の折り目が生ずることを防止し、チューブの内周面に処理ムラがなく均一に表面処理することができる。
また、本発明のチューブ内周表面処理装置は、
前記押圧調整機構が、
シリンダーから成ることを特徴とする。
また、本発明のチューブ内周表面処理方法は、
前記押圧調整機構が、
シリンダーから成ることを特徴とする。
このように押圧調整機構がエアシリンダーにより構成されていれば、ローラーの位置を微調整することができるため、チューブを確実に押圧することができる。
さらに、チューブの一方と他方での押圧具合を変えることができ、チューブの外表面に凹状の折り目が生ずることを防止し、チューブの内周面に処理ムラがなく均一に表面処理することができる。
また、本発明のチューブ内周表面処理装置は、
前記チューブの下端部に、
チューブにかかる張力を調整するチューブ張力調整機構を備えることを特徴とする。
また、本発明のチューブ内周表面処理方法は、
前記チューブの下端部に、
チューブにかかる張力を調整するチューブ張力調整機構を備えることを特徴とする。
このようにチューブに張力を加えることにより、より確実にチューブ内の閉塞部に注入された処理液をローラーの動きによりチューブの上下に移動させることができる。
また、本発明のチューブ内周表面処理装置は、
前記チューブが、
フッ素樹脂製チューブであることを特徴とする。
また、本発明のチューブ内周表面処理方法は、
前記チューブが、
フッ素樹脂製チューブであることを特徴とする。
このように構成することによって、特にフッ素樹脂製チューブの外表面に凹状の折り目が生ずることを防止し、チューブの内周面に処理ムラがなく均一に表面処理することができる。
本発明によれば、チューブの外表面に凹状の折り目が生ずることを防止し、チューブの内周面に処理ムラがなく均一に表面処理することができ、優れた接着性を示すチューブ内周表面処理装置およびチューブ内周表面処理方法を提供することができる。
さらに、電子複写機の加熱定着ローラーのカバー材として用いたときにチューブの外表面の凹部の折り目にトナーが入り印刷の質が低下することを防止できるチューブ内周表面処理装置およびチューブ内周表面処理方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。
図1は、本発明のチューブ内周表面処理装置を説明する概略正面図、図2は、本発明のチューブ内周表面処理装置のチューブ張力調整機構を説明する概略図、図3は、本発明のチューブ内周表面処理装置のチューブ張力調整機構の他の実施例を説明する概略図、図4は、本発明のチューブ内周表面処理装置の押圧調整機構によるローラーの作動状況を説明する概略図、図5は、本発明のチューブ内周表面処理装置の本体部の作動状況を説明する概略図、図6は、本発明のチューブ内周表面処理装置の他の実施例を示した概略正面図、図7は、本発明のチューブ内周表面処理装置の他の実施例を示した概略正面図である。
図1から図7において、10は、本発明のチューブ内周表面処理装置を示している。
本発明のチューブ内周表面処理装置10は、フッ素樹脂製のチューブの表面に凹状の折り目を生じさせることなく、チューブの内周表面を表面処理液によって処理するために用いられるものである。
すなわち、図1に示したように、チューブ内周表面処理装置10は、チューブ12の上端部14が、テーパ部32を有するチューブ固定部材30の開口部に栓部材34を介して固定されるよう構成されている。
なお、栓部材34には、チューブ固定部材30のテーパ部32と相補形状のテーパが設けられており、チューブ固定部材30のテーパ部32と栓部材34でチューブ12の上端部14を挟むことによって、確実にチューブ12を固定することができる。
また、栓部材34には、上下方向に貫通孔31が設けられており、この貫通孔31からチューブ12内に表面処理液22を注入することができるようになっている。
一方、チューブ12の下端部16には、チューブ張力調整機構36が設けられている。
このようなチューブ張力調整機構36は、図2に示したように、チューブ12の両側部をウエイト40、40を有する挟持部38、38の間で挟持することができる。
また、チューブ張力調整機構36は、自重によりチューブ12に所望の張力を加えることができる。
この際、チューブ12が過度に変形しない程度に張力を加えると良く、この張力は、挟持部38、38に備えられたウエイト40、40の重量を変えることにより調整することができる。
なお、チューブ張力調整機構36にはガイド(図示せず)を設け、チューブ張力調整機構36が、ガイドを伝ってチューブ12の長尺方向に併せて移動できるよう構成すると良い。
さらに、チューブ張力調整機構36は、図3(a)に示したように、付勢部材37によってチューブ12に張力を加えることもできる。
このような付勢部材37を用いたチューブ張力調整機構36は、図3(a)に示したように、チューブ12の下端部16を挟持部38、38で挟持し、付勢部材固定部39が動かないよう固定する。
さらに、図3(b)に示したように、後述するローラー24、24によるチューブ12の押圧動作によりチューブ12が上方に引張られるとともに、チューブ12の下端部16を挟持した挟持部38が上方に持ち上がり、これを付勢部材37で下方に引張ることによりチューブ12に所望の張力を加えることが出来るよう構成されている。
なお、このような付勢部材37は、とくに限定されるものではないが、例えば金属製バネ、樹脂製バネを用いることができる。
また、チューブ張力調整機構36は、これら以外にも、チューブ12に所望の張力を加えることのできる如何なる構成であっても良い。
また、図1に示したように、チューブ12の上端部14と下端部16との間には、2つのローラー24、24を有する本体部28が備えられており、このローラー24とローラー24の間にチューブ12が通るように配設されている。
なお、ローラー24、24は、チューブ12の両側部を同位置で挟持しないよう互いが、上下方向にある程度離間しており、チューブ12の長尺方向を中心に相対して配置されている。
このようなローラー24とローラー24とを離間する距離としては、例えば本発明の実施例のように使用されるチューブ12の肉厚が30μm〜70μmであれば、0.5mm〜5mm程度離間すると良い。
また、ローラー24、24の材質としては特に限定されるものではなく、例えばシリコンゴムローラー、シリコンゴム製スポンジローラーなどから成るローラーを用いることができる。
このようなローラー24、24にはローラー部分が回転可能な状態で押圧調整機構がそれぞれ備えられている。
なお、押圧調整機構としては特に限定されるものではないが、例えばエアシリンダー、油圧シリンダーなどのシリンダー26、26を用いることができ、このようなシリンダー26、26によってローラー24、24をそれぞれチューブ12の側部へと移動させ、チューブ12にローラー24、24を所望の押圧力で押しつけることができるよう構成されている。
また、シリンダー26、26は、チューブの上端部14と下端部16とを結んだ線に対して垂直方向に作動するよう配置すると良いが、何らこれに限定されるものではなく、それぞれ異なる方向に作動するよう配置するなど、適宜選択できるものである。
さらに本体部28は、ローラー24とローラー24との間にチューブ12を通した状態で、上下方向に移動できるよう構成されている。
このように構成される本発明のチューブ内周表面処理装置10を用いて、チューブ12の内周を表面処理する方法について、下記に説明する。
本発明のチューブ内周表面処理装置10は、フッ素樹脂製のチューブ内周表面処理装置10の表面に凹状の折り目を生じさせることなく、チューブ内周表面処理装置10の内周表面を表面処理液22によって処理するために用いられるものである。
本発明の実施例では、フッ素樹脂製のチューブ12が用いられるが、フッ素樹脂としては、例えばPTFE、PFA、FEP、ETFE、PVDF、PCTFEなどを用いることができ、中でもPTFEとPFAが耐熱性、非粘着性であるため好ましい。
このようなチューブ12の内周を表面処理する方法としては、図1に示したように、まず、チューブ12の上端部14をチューブ固定部材30の開口部に栓部材34を介して固定する。
この際、固定されるチューブ12の大きさとしては、特に制限されるものではないが、本実施例のように、チューブ12を電気複写機の加熱定着ローラーとして使用する場合には、外径が1cm〜10cm程度、肉厚が10μm〜400μm程度である。
さらにチューブ12の長さは、後述する表面処理液22の種類によっては表面処理液22内でガスが発生し、このガスをチューブ12外に逃げ出させることができる長さであれば特に限定されるものではないが、好ましくは100mm〜5000mm程度である。
また、チューブ12の下端部16は、チューブ12の両側部を挟持するようチューブ張力調整機構36を設ける(本実施例ではウエイト40を用いたチューブ張力調整機構36を使用)。
このようにチューブ張力調整機構36を設けると、チューブ12の下端部16がふらつかないよう、ある程度固定することができるとともに、チューブ12に所望の張力を加えることができる。
また、チューブ張力調整機構36によりチューブ12にかけられる張力は、チューブ張力調整機構36に設けられたウエイト40や付勢部材37によって調整することができる。
このようなチューブ12にかけられる張力は、チューブ12に過度の変形が生じない程度に調整し、チューブ12の材質や大きさによって適宜選択すると良いが、例えば、チューブ12の単位折り径あたりの張力を0.1g/mm〜1000g/mm、チューブ12に加えれば、後述するチューブ12に閉塞部18を設けた後、チューブ12内に表面処理液22を注入しても表面処理液22が閉塞部18の下方へ漏れ出すことなく良好に表面処理を行うことができる。
このように、チューブ12の上端部14を固定し、下端部16は張力を加えるとともに固定する。
さらに、図4(a)に示したように、一対のローラー24、24の間にチューブ12が通るよう本体部28を配設する。
この際、ローラー24とローラー24との間にチューブ12が通り易いよう、ローラー24、24に備えられたシリンダー26、26により、ローラー24とローラー24との間は広げておくと良い。
次に、図4(b)に示したように、一対のシリンダー26、26をチューブ12側に向けてそれぞれ反対の方向に作動させ、ローラー24、24をチューブ12の両側部に押し付けチューブ12に閉塞部18を設ける。
このような状態で、図4(c)に示したようにチューブ12の上端部14を固定している栓部材34の貫通孔31より表面処理液22を注入しチューブ12の内周表面処理を行う準備が完成する。
なお、チューブ12の上端部14より注入される表面処理液22としては、「ナトリウム・液体アンモニア溶液法」で用いられるナトリウム等のアルカリ金属の液体アンモニア溶液や「ナトリウム・ナフタレン法」で用いられるアルカリ金属の電子供与型錯体溶液などを用いることができる。
この際、液体アンモニア溶液を用いて、チューブ12の内周表面処理を行った場合には、アンモニアガスが発生するが、発生したアンモニアガスは速やかにチューブ12上方の栓部材34に設けられた貫通孔31より逃散させることができる。
また、表面処理液22の濃度は、表面処理液22の流下速度(閉塞部18の移動速度)および表面処理液22の使用量などにより適宜決定される。
なお、「ナトリウム・液体アンモニア溶液法」で用いられるナトリウム・液体アンモニア溶液の濃度としては、通常、液体アンモニア1リットル中に0.3g〜20gのナトリウムが溶解されてなる溶液が用いられる。
一方、「ナトリウム・ナフタレン法」で用いられるナトリウム・ナフタレン溶液の濃度は、通常、溶媒1リットルに対し、ナトリウム61.5g〜184.5gとナフタレン12.3g〜36.9gが溶解されてなる溶液が用いられる。
また、表面処理液22の量としては特に限定されるものではないが、作業性を鑑みれば表面処理液22表面から閉塞部18までの深さが、2cm〜30cm程度となる量をチューブ12内に注入すれば良い。
このようにしてチューブ12内に表面処理液22を注入し準備されたチューブ内周表面処理装置10は、図5(a)に示したように、チューブ12に閉塞部18を設けた状態のまま、矢印の方向に本体部28を移動させ、図5(b)に示したように閉塞部18を下方に移動させることによりチューブ12の閉塞部18に貯留された表面処理液22がチューブ12の内周を順次、表面処理することとなる。
なお本体部28には、図示しないが昇降装置が設けられていても良く、昇降装置(図示せず)により本体部28の移動速度を決定すれば、チューブ12の閉塞部18の移動速度が決定するため、閉塞部18により貯留された表面処理液22によりチューブ12の内周を表面処理する具合を適宜調整することができる。
このような昇降装置(図示せず)による本体部28の移動速度は、チューブ12の材質や大きさ、またチューブ12内に注入される表面処理液22の濃度により適宜選択すると良い。
本発明において本体部28の移動速度は、表面処理液22が液体アンモニア1リットル中に0.3g〜20gのナトリウムが溶解されてなる液体アンモニア溶液である場合、好ましくは0.1m/min〜200m/min、さらに好ましくは2m/min〜100
m/minである。
また、表面処理液22が溶媒1リットルに対し、ナトリウム61.5g〜184.5gとナフタレン12.3g〜36.9gが溶解されてなるナトリウム・ナフタレン溶液である場合には、好ましくは0.1m/min〜100m/min、さらに好ましくは2m/min〜50m/minである。
このように本体部28を移動させ、チューブ12の内周の表面処理を行えば、チューブ12の内周を良好に表面処理することができるとともに、表面処理境界面が「固体(フッ素樹脂)−液体」状態で安定し、さらに表面処理液22より生じたガスを速やかにチューブ12の上方より逃散することができるため、チューブ12がガスによって膨れ、折れやしわを生ずることを防止することができる。
このようにして、チューブ12の内周は、表面処理液22により順次、表面処理され、本体部28は、チューブ12の下端部16に到達することとなる。
なお、チューブ12内に残存した表面処理液22は、チューブ12の下端部16の真下に設けられた処理液貯留槽(図示せず)によって回収され、後に処理することができる。
このようにして、チューブ12内の表面処理液22を回収されたチューブ12は、チューブ12内を水洗いし、乾燥させた後、電子複写機の加熱定着ローラーとして使用されることとなる。
図6は本発明のチューブ内周表面処理装置10のチューブ内周表面処理方法の他の実施例を示したものである。
図6のチューブ内周表面処理方法は、基本的には、図1に示した実施例のチューブ内周表面処理装置10と同じ構成であるので、同じ構成部材には、同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
このようなチューブ内周表面処理装置10は、図6(a)に示したように、本体部28に設けられたローラー24、24のうち、チューブ12の上端部側のローラー24が固定されており、下端部側のローラー24は、シリンダー26によりチューブ12の側部を押圧するように移動するよう構成されている。
このように、一対のローラー24とローラー24との間にチューブ12を通し、チューブ12の下端部側のローラー24を図6(a)に示した矢印方向に移動させれば、図6(b)に示したようにチューブ12に閉塞部18を設けることができ、良好にチューブ12の内周の表面処理を行うことができる。
さらに、本体部28のシリンダー26は、一方のローラー24にのみ取り付けられているため、部品点数を削減し、コストを抑えることができる。
図7のチューブ内周表面処理方法は、基本的には、図1に示した実施例のチューブ内周表面処理装置10と同じ構成であるので、同じ構成部材には、同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
このようなチューブ内周表面処理装置10は、図7(a)に示したように、本体部28に設けられた一対のローラー24、24のうち、チューブ12の下端部側に設けられたローラー24が、可動部材42の一端部に設けられ、可動部材42の他端部は軸部44を介して本体部28に軸支され、図7(b)に示した矢印のように軸部44を中心に可動部材42をチューブ12の側部を押圧するように回動させれば、チューブ12に閉塞部18を設けることができ、良好にチューブ12の内周の表面処理を行うことができる。
なお、このような可動部材42は、所望の閉塞部18を設けた位置で固定する必要があるが、固定方法としては、特に限定されるものではないが、軸部44をネジ式にしてネジを締めることにより可動部材42を所望の位置で固定する方法や、付勢部材(図示せず)、ストッパー(図示せず)により固定する方法などを用いることができる。
さらに本実施例においては、シリンダー26が一切使われていないため、図1の実施例に比べると部品点数が少なく、コストを抑えることができる。
本発明のチューブ内周表面処理装置10によれば、チューブ12の内周を良好に表面処理することができる。
次に、本発明の具体的な実施例について具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
また、実施例の評価に用いた原材料、および条件は次の通りである。
<チューブ>
・材料 PFA(三井デュポン株式会社製 350J)
・厚さ 30μm
・内径 30mm
<ローラー>
・材料 シリコンゴムローラー(ソリッド)2本
・硬度 80(ショアA)
・直径 40mm
<表面処理液>
・材料 液体アンモニア1リットルに対し、ナトリウム10g
<測定機器>
・種類 表面粗さ測定器(東京精密製 HANDY SURF E−30A)

チューブ12を長さ2mに切断し、図1に示す様にチューブ12の上端部14をチューブ固定部材30の開口部と栓部材34とで固定した。
さらに、チューブ12の下端部16をチューブ張力調整機構36で固定し、チューブ12の単位折り径あたり10.6g/mmとなるようウエイトを調整し、チューブ12に張力をかけた。
この状態で、ローラー24とローラー24との間にチューブ12を通し、ローラー24とローラー24とをシリンダー26、26によってチューブ12の側部側に移動させ、チューブ12をそれぞれ押し潰し、閉塞部18を設けた。
それぞれのローラー24、24は、シリンダー26により平行に移動されるが、それぞれのローラー24、24の中心位置が垂直に並ぶところまでローラー24、24を移動した。
なお、ローラー24とローラー24の上下の隙間は15mmである。
チューブ12に閉塞部18を設けた後、栓部材34の貫通孔31よりナトリウム・液体アンモニウム溶液を50ml注入した。
本体部28を昇降装置(図示せず)で60m/minの速度でチューブ12の下端部16まで引き下げることによりチューブ12の内周の表面処理を行った。
内周の表面処理を施したチューブ12の両側部の折り目を表面粗さ測定器を用いて測定
した。
結果、表1に示したチューブ12の単位長さ当たりの断面形状を示したグラフのように、チューブ12の表面には折り目の凹部は確認されなかった。
なお、表1のグラフは、チューブ12をローラー24とローラー24とによって押し潰した際の折り目部分を中心として2mmの区間の表面粗さを示したものであり、チューブ12の上端部14の端面より500mmの位置で測定したものである。
Figure 0004628822
比較例
<チューブ>
・材料 PFA(三井デュポン株式会社製 350J)
・厚さ 30μm
・内径 30mm
<ローラー>
・材料 シリコンゴムローラー(ソリッド)1本、シリコンゴム製スポンジローラー1本
・硬度 80(ショアA)
・直径 40mm
<表面処理液>
・材料 液体アンモニア1リットルに対し、ナトリウム10g
<測定機器>
・種類 表面粗さ測定器(東京精密製 HANDY SURF E−30A)

チューブ102を長さ2mに切断し、図9に示す様にチューブ102の上方開口端104をホルダー105の開口部とマンドレル107とで固定した。
この状態で、ピンチローラー108とピンチローラー108との間にチューブ102を通し、チューブ102の両側部を、ピンチローラー108とピンチローラー108とで押し潰し、チューブ102に閉塞部106を設けた。
チューブ102に閉塞部106を設けた後、マンドレル107の貫通孔よりナトリウム・液体アンモニウム溶液を50ml注入した。
ピンチローラー108、108を昇降装置(図示せず)で60m/minの速度でチューブ102の下方開口端101まで引き下げることによりチューブ102の内周の表面処理を行った。
内周の表面処理を施したチューブ102の両側部の折り目を表面粗さ測定器を用いて測定した。
結果、表2に示したチューブの単位長さ当たりの断面形状を示したグラフのように、チューブ102の表面には折り目の凹部が確認された。
なお、表2のグラフは、チューブ12をローラー24とローラー24とによって押し潰した際の折り目部分を中心として2mmの区間の表面粗さを示したものであり、チューブ12の上端部14の端面より500mmの位置で測定したものである。
Figure 0004628822
以上、本発明のチューブ内周表面処理装置10を用いたチューブ内周表面処理方法の実
施例について説明してきたが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではなく、例えば、本体部28において、チューブ12の上端部側のローラー24が移動可能に構成され、下端部側のローラー24が固定されていてもよく、また、一対のローラー24、24が固定されていてもよい。
さらに、ローラー24は、チューブ12の長尺方向の両側部に複数設けてもよく、また一対のローラー24、24から成る本体部28を複数設けてもよく、このように、本発明を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
図1は、本発明のチューブ内周表面処理装置を説明する概略正面図である。 図2は、本発明のチューブ内周表面処理装置のチューブ張力調整機構を説明する概略図である。 図3は、本発明のチューブ内周表面処理装置のチューブ張力調整機構の他の実施例を説明する概略図である。 図4は、本発明のチューブ内周表面処理装置の押圧調整機構によるローラーの作動状況を説明する概略図である。 図5は、本発明のチューブ内周表面処理装置の本体部の作動状況を説明する概略図である。 図6は、本発明のチューブ内周表面処理装置の他の実施例を示した概略正面図である。 図7は、本発明のチューブ内周表面処理装置の他の実施例を示した概略正面図である。 図8は、従来のチューブ内周表面処理装置を説明する概略正面図である。 図9は、従来のチューブ内周表面処理装置を説明する概略図であり、図9(a)はチューブ内周表面処理装置の概略斜視図、図9(b)は図9(a)の上面図、図9(c)は図9(d)のピンチローラーによるチューブの挟持を開放した状態を示した図、図9(d)は図9(c)の要部拡大図である。
符号の説明
10 チューブ内周表面処理装置
12 チューブ
14 上端部
16 下端部
18 閉塞部
20 上部開口端
22 表面処理液
24 ローラー
26 シリンダー
28 本体部
30 チューブ固定部材
31 貫通孔
32 テーパ部
34 栓部材
36 チューブ張力調整機構
37 付勢部材
38 挟持部
39 付勢部材固定部
40 ウエイト
42 可動部材
44 軸部
101 下方開口端
102 チューブ
104 上方開口端
105 ホルダー
106 閉塞部
107 マンドレル
108 ピンチローラー
110 表面処理液
111 折れ曲がり部分
112 凸部
114 凹部

Claims (10)

  1. チューブの側部を一対のローラーで押圧することにより前記チューブに閉塞部を設け、
    前記閉塞部に表面処理液を注入し、
    前記チューブまたは前記ローラーを上下に移動させることにより前記閉塞部の位置を移動し、前記チューブの内周面を表面処理するチューブ内周表面処理装置であって、
    前記ローラーが、
    一方のローラーを前記チューブに対して一方向に押圧するとともに、
    他方のローラーを前記押圧位置とは異なる位置で他方向に押圧するよう配設されることを特徴とするチューブ内周表面処理装置。
  2. 前記ローラーが、
    チューブの押圧具合を調整する押圧調整機構を備えることを特徴とする請求項1に記載のチューブ内周表面処理装置。
  3. 前記押圧調整機構が、
    シリンダーから成ることを特徴とする請求項1または2に記載のチューブ内周表面処理装置。
  4. 前記チューブの下端部に、
    チューブにかかる張力を調整するチューブ張力調整機構を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のチューブ内周表面処理装置。
  5. 前記チューブが、
    フッ素樹脂製チューブであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のチューブ内周表面処理装置。
  6. チューブの一方の側部を一方のローラーで一方向に押圧するとともに、
    前記チューブの他方の側部を他方のローラーで前記押圧位置とは異なる位置で他方向に押圧するように配設された一対のローラーの間に前記チューブを通し、
    前記チューブの上端部にできた閉塞部に表面処理液を注入し、
    前記ローラーまたは前記チューブを上下に移動することによって閉塞部を移動させ前記チューブの内周面を表面処理することを特徴とするチューブ内周表面処理方法。
  7. 前記ローラーが、
    チューブの押圧具合を調整する押圧調整機構を備えることを特徴とする請求項6に記載のチューブ内周表面処理方法。
  8. 前記押圧調整機構が、
    シリンダーから成ることを特徴とする請求項6または7に記載のチューブ内周表面処理方法。
  9. 前記チューブの下端部に、
    チューブにかかる張力を調整するチューブ張力調整機構を備えることを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載のチューブ内周表面処理方法。
  10. 前記チューブが、
    フッ素樹脂製チューブであることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載のチューブ内周表面処理方法。
JP2005059144A 2005-03-03 2005-03-03 チューブ内周表面処理装置およびチューブ内周表面処理方法 Active JP4628822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005059144A JP4628822B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 チューブ内周表面処理装置およびチューブ内周表面処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005059144A JP4628822B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 チューブ内周表面処理装置およびチューブ内周表面処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006241313A JP2006241313A (ja) 2006-09-14
JP4628822B2 true JP4628822B2 (ja) 2011-02-09

Family

ID=37048035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005059144A Active JP4628822B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 チューブ内周表面処理装置およびチューブ内周表面処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4628822B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4603924B2 (ja) * 2005-04-13 2010-12-22 淀川ヒューテック株式会社 フッ素樹脂薄肉チューブの内面処理方法
JP5466932B2 (ja) * 2009-12-03 2014-04-09 淀川ヒューテック株式会社 内周面が処理された樹脂製チューブの製造法
JP6483341B2 (ja) * 2014-03-14 2019-03-13 グンゼ株式会社 樹脂製薄膜チューブ及びその製造方法
JP6127258B2 (ja) * 2015-05-21 2017-05-17 グンゼ株式会社 無折目のチューブ状フィルム
JP6843822B2 (ja) * 2018-12-12 2021-03-17 グンゼ株式会社 樹脂製薄膜チューブ及びその製造方法
JP7263995B2 (ja) * 2019-09-17 2023-04-25 株式会社プロテリアル チューブ製造装置及びチューブ製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5227439A (en) * 1975-08-18 1977-03-01 Mitsubishi Plastics Ind Ltd Process for coating an adhesive on the inner walls of synthetic resin tube
JPS57177366A (en) * 1981-04-07 1982-11-01 Hoechst Ag Method and device for coating inner surface of tube
JPH0559195A (ja) * 1991-07-12 1993-03-09 Nippon Valqua Ind Ltd フツ素樹脂製チユーブの内周面処理方法
JPH11279301A (ja) * 1998-03-27 1999-10-12 Nissei Denki Kk フッ素樹脂チューブの連続内面処理方法
JP2003122164A (ja) * 2001-10-15 2003-04-25 Gunze Ltd トナー定着用部材

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5227439A (en) * 1975-08-18 1977-03-01 Mitsubishi Plastics Ind Ltd Process for coating an adhesive on the inner walls of synthetic resin tube
JPS57177366A (en) * 1981-04-07 1982-11-01 Hoechst Ag Method and device for coating inner surface of tube
JPH0559195A (ja) * 1991-07-12 1993-03-09 Nippon Valqua Ind Ltd フツ素樹脂製チユーブの内周面処理方法
JPH11279301A (ja) * 1998-03-27 1999-10-12 Nissei Denki Kk フッ素樹脂チューブの連続内面処理方法
JP2003122164A (ja) * 2001-10-15 2003-04-25 Gunze Ltd トナー定着用部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006241313A (ja) 2006-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4628822B2 (ja) チューブ内周表面処理装置およびチューブ内周表面処理方法
EP2070710B1 (en) Image forming apparatus and foam application device
TWI480179B (zh) 塗膜轉印器
WO2014119031A1 (ja) 記録媒体の巻き取り機構およびプリンタ
JP2006251068A (ja) 定着装置
JP2014058118A (ja) インクジェットプリンタ用処理液塗布装置およびそれを備えた画像形成システム
EP1460489A3 (en) Image forming apparatus with a virtually straight nip between fixing belt and pressure roller
KR101602653B1 (ko) 대기중에 사용되는 텐션조절롤
JP2009103789A5 (ja)
US11130350B2 (en) Application apparatus and image forming system incorporating same
CN107107607B (zh) 用于改善均匀度的微接触印刷的装置和方法
US11167493B2 (en) Device for controlling supply of a filament
JP2011034084A5 (ja)
JP5072542B2 (ja) 光学フィルム加圧装置
US9233563B1 (en) In-situ nip measurement for printing
JPH0559195A (ja) フツ素樹脂製チユーブの内周面処理方法
KR101777652B1 (ko) 가압조절 텐션롤
JP5622434B2 (ja) 薄膜形成用塗布ロール、塗布方法及び塗布装置
JP2014201401A (ja) ガイドロール及びウェブ搬送装置
US20160236475A1 (en) Liquid discharge apparatus
KR102170768B1 (ko) 익스팬더 롤을 이용한 정밀 인압 제어부를 갖는 롤투롤 인쇄 장치
JP7459499B2 (ja) 印刷装置
JP6127258B2 (ja) 無折目のチューブ状フィルム
JP3141976U (ja) タッチローラ装置
JP2017077927A (ja) メディア搬送機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101110

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4628822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250