JP4626905B2 - ドクターブレードユニット及びドクター装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、グラビア印刷機、グラビアコーター等にて使用するドクター装置並びにそのドクター装置に使用するドクターブレードユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドクター装置は、図4(a)、(b)に示すように、ドクターブレード1の上下に当て板2、3を重ね、全体を上部ドクターホルダー4と下部ドクターホルダー5ではさみ付け、複数個の固定用ねじ6で上部ドクターホルダー4と下部ドクターホルダー5を互いに固定して、一体に組み立てていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかる従来の構成では、使用中にドクターブレード1、上下の当て板2、3、上部ドクターホルダー4、下部ドクターホルダー5のそれぞれの間にインキやコート液が滲み込むことが多く、このため、ドクターブレード交換の際に、全体を分解して洗浄することが必要であり、分解作業や洗浄作業に多大な労力を要するという問題があった。また、ドクターブレードと上下の当て板はそれぞれ独立して取り扱われるため、組立時に取り扱う部品点数が多く、作業が面倒であるという問題もあった。
【0004】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、上下のドクターホルダーが、使用中にインキ又はコート液で汚れるのを防止でき且つドクターブレードの交換の際にはドクターブレード及び上下の当て板の取り扱いを容易とすることの可能なドクターブレードユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上下のドクターホルダーが使用中にインキ又はコート液で汚れるのを防止し且つドクターブレード交換時にはドクターブレード及び上下の当て板の取り扱いを容易とするため、ドクターブレード及び上下の当て板を挿入、保持する凹部を形成したU字状部と、そのU字状部を形成している一対の平行な部分の先端すなわち該U字状部に保持したドクターブレードの先端側に位置する端部からそれぞれ、ドクターブレードの上側及び下側に延びるように設けられた上側汚れ防止部及び下側汚れ防止部を備えた板材で形成されるアダプターを用意し、該アダプターの前記凹部にドクターブレード及び上下の当て板を挿入、保持させて一体化し、ドクターブレードユニットを構成したものである。この構成により、ドクターブレードが上下の当て板と共にアダプター内に保持されて一体化しているため、ドクターブレードを上下のドクターホルダーに対して着脱させる際には、ユニットとして着脱させればよく、このため作業が容易である。また、使用時には、ドクターブレード及びその上下の当て板が、アダプター内に収容されており、上側汚れ防止部及び下側汚れ防止部が上下のドクターホルダーの前に位置しているため、インキ又はコート液がドクターブレードの上面や下面に沿って流れてきても、それらはアダプター内のみに限定され、上下のドクターホルダーを汚すことはほとんどなく、このため、上下のドクターホルダーの分解や洗浄作業は不要である。かくして、ドクターブレード交換時の作業を簡略化できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係るドクターブレードユニットは、ドクターブレードと、そのドクターブレードの上下に配置される当て板と、前記ドクターブレード及び上下の当て板を挿入、保持したアダプターとで構成されており、更にそのアダプターを板材で構成すると共に、ドクターブレード及びその上下の当て板を挿入、保持する凹部を形成したU字状部と、そのU字状部を形成している一対の平行な部分の先端すなわち該U字状部に保持したドクターブレードの先端側に位置する端部からそれぞれ、ドクターブレードの上側及び下側に延びるように設けられた上側汚れ防止部及び下側汚れ防止部を備えた構造としたものである。この構成により、ドクターブレード、上下の当て板及びアダプターが一体化されたユニットとなっており、ユニットとして上下のドクターホルダーに対する着脱作業を行うことで交換作業を容易とできる。また、インキ又はコート液による汚れは、ほとんどがアダプター内に限定されため、上下のドクターホルダー等の洗浄作業が不要となる。ここで、アダプターに用いる板材としては、U字状部に形成した凹部内に挿入したドクターブレード及び当て板を自身の弾性力によって固定、保持しうるよう、適度な弾性力を持ち、且つドクターホルダーでクランプされた際には、ドクターホルダーでドクターブレードを強固に固定しうるよう変形可能なものが使用される。具体的には、アダプターの板材には焼入れ鋼板、ばね鋼板等が用いられるが、それ以外でも所定形状が維持可能な強度と弾性を持ち、なお且つ耐有機溶剤性のあるプラスチックでもかまわない。
【0007】
前記アダプターの幅(版胴に平行方向の長さ)は、ドクターブレードを保持するためのドクターホルダーよりも広い幅とすることが好ましい。この構成とすると、ドクターホルダーへの着脱作業を行う際、アダプターの両端を手で持って作業を行うことができ、作業が容易となる利点が得られる。
【0008】
本発明の実施の形態に係るドクター装置は、上記構成のドクターブレードユニットを上部ドクターホルダーと下部ドクターホルダーとで挟んで保持させたものである。この構成のドクター装置では、ドクターブレードの交換に際してはドクターブレードユニット毎に交換すればよいので、ドクターブレード及び当て板をばらばらの状態として交換する場合に比べて、交換作業を簡単化することができ、且つ上部ドクターホルダーと下部ドクターホルダーは、インキ又はコート液で汚されることがほとんどないので、分解、洗浄が不要である。
【0009】
ドクターブレードユニットを保持するための上部ドクターホルダー及び下部ドクターホルダーは、従来と同様に固定用ねじで互いに固定する構成でもよいが、その代わりに、下部ドクターホルダーを弾性を有する板材で構成すると共に上部ドクターホルダーに対して前後方向の中間位置を中心として揺動可能な形態で取り付け、更に、下部ドクターホルダーと上部ドクターホルダーの後端近傍に、下部ドクターホルダーの上部ドクターホルダーに対する間隔を押し広げることの可能なクランプ機構を設けるという構成とすることが好ましい。この構成とすると、単に、クランプ機構によって下部ドクターホルダーの後端部分の上部ドクターホルダーに対する間隔を押し広げることによって、下部ドクターホルダーの先端部分が上部ドクターホルダーに向かって弾性的に押し付けられ、これによってドクターブレードユニットを上部ドクターホルダーと下部ドクターホルダーで強固にクランプすることができ、ドクターブレード交換作業をきわめて容易に行うことができる。
【0010】
また、前記クランプ機構の構成は、上部ドクターホルダーと下部ドクターホルダーの間隔を押し広げることができるものであれば任意であるが、上部ドクターホルダーの、下部ドクターホルダーに面する位置に、長手方向に溝を形成し、その溝内に、回転させることによって下部ドクターホルダーの上部ドクターホルダーに対する間隔を変化させうるカム棒を収容させ、更に、そのカム棒の端部に操作用のレバーを連結した構成とすることが好ましい。この構成とすると、単に操作用のレバーを手で回転させることで、上部ドクターホルダーと下部ドクターホルダーとの間隔を押し広げ、上下のドクターホルダーの先端部分でドクターブレードユニットをクランプするとか、そのクランプを解除するという操作を行うことができ、ドクターブレードユニットの着脱を簡単に行うことができる。
【0011】
【実施例】
以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説明する。図1(a)は本発明の一実施例によるドクターブレードユニットの概略側面図、図1(b)はその概略斜視図、図1(c)はそのドクターブレードユニットを分解して示す概略斜視図である。全体を参照符号10で示すドクターブレードユニットは、ドクターブレード1と、そのドクターブレード1の上下に配置される当て板2、3と、ドクターブレード1及び上下の当て板2、3を挿入保持するアダプター11で構成されている。このアダプター11は、折り曲げ加工を施された板材で構成され、ドクターブレード及びその上下の当て板を挿入、保持する凹部12を形成したU字状部11aと、そのU字状部11aを形成している一対の平行な部分の先端すなわち該U字状部に保持したドクターブレードの先端側に位置する端部からそれぞれ、ドクターブレードの上側及び下側に延びるように設けられた上側汚れ防止部11b及び下側汚れ防止部11cを備えている。凹部12の深さは、ドクターブレード1及び当て板2、3の前後方向の長さよりも小さく設定されており、ドクターブレード1及び当て板2、3のそれぞれの後端を凹部12の底面に押し付けた状態で装着される構成となっている。また、凹部12の幅は、ドクターブレード1及び当て板2、3を装着した時に、アダプター11の弾性によってドクターブレード1及び当て板2、3を外れないように固定しうるように定めている。かくして、図1(a)、(b)に示すようにドクターブレードユニット10を組み立てた状態では、全体が一体構造のようになっており、一体として取り扱うことができる。更に、このアダプター11は、後述する下部ドクターホルダーの弾性力でクランプされた時には弾性変形して下部ドクターホルダーによるドクターブレード1の強固な保持を可能とし、また、下部ドクターホルダーによるクランプを解放した時には形状が復元する程度の弾性力を持った材質、厚みとしている。
【0012】
図2はそのドクターブレードユニット10を備えたドクター装置20の概略平面図、図3(a)、(b)はその概略断面図である。ドクター装置20は、アルミ合金等で作られた上部ドクターホルダー21と、ばね鋼板等の弾性を有する板材で作られた下部ドクターホルダー22を有している。この下部ドクターホルダー22は上部ドクターホルダー21に対して前後方向の中間位置を複数組のジョイント部材24によって連結されている。このジョイント部材24は、上部ドクターホルダー21を貫通して取り付けられるジョイントピン24aと、それに固定されるジョイントねじ24bと、押さえリング24c等を備えており、下部ドクターホルダー22は、上部ドクターホルダー21と押さえリング24cとの間に適当な隙間を形成するように配置されている。かくして、この下部ドクターホルダー22は、複数のジョイント部材24を支点として揺動可能である。なお、適当な位置のジョイント部材24には、ドクターブレードユニット10の位置決め用のリング26が取り付けられており、ドクターブレードユニット10を取り付ける際にその後端を位置決め用のリング26に押し付けることで、ドクターブレード1の前後方向の位置決めを行う構成となっている。
【0013】
下部ドクターホルダー22と上部ドクターホルダー21の後端近傍には、下部ドクターホルダー22の上部ドクターホルダー21に対する間隔を押し広げることの可能なクランプ機構30を設けている。この実施例のクランプ機構30は、上部ドクターホルダー21の、下部ドクターホルダー22に面する位置に、長手方向に形成された断面矩形状の溝31と、その溝31内に収容されたカム棒32と、カム棒32の両端にそれぞれ取り付けられた操作用のレバー33を備えている。このカム棒32は、円筒の周面の一部を切り欠いた形状のものであり、部分円筒面32aと平坦面32bを有している。そして、このカム棒32を図3(b)に示す状態に回転させた時には、カム棒32の部分円筒面32aが溝31の底面及び下部ドクターホルダー22に接触し、下部ドクターホルダー22と上部ドクターホルダー21の間隔を押し広げ、下部ドクターホルダー22をジョイント部材24を支点として反時計方向に揺動させ、下部ドクターホルダー22の先端を押し上げ、その下部ドクターホルダー22の先端部分でドクターホルダーユニット10を上部ドクターホルダー21に強く押し付け、クランプすることができる。また、このカム棒32を図3(a)に示す状態に回転させた時には、カム棒32の平坦面32bが下部ドクターホルダー22に面する位置となり、このため、下部ドクターホルダー22を下方に押す力がなくなり、従って、下部ドクターホルダー22によるドクターホルダーユニット10のクランプ力がなくなり、上下のドクターホルダー21、22の間にドクターブレードユニット10を容易に出し入れすることができる。
【0014】
図3において、ドクターホルダーユニット10のアダプター11の下面側に形成している下側汚れ防止部11cは、ドクターブレード1で掻き落としたインキ又はコート液が周囲に飛散した時にも、下部ドクターホルダー22やジョイント部材24に付着して汚すことがないように設けるものであり、後方に且つ斜め下方に長く延びるように形成されている。一方、ドクターブレード1の上面側ではインキ又はコート液の飛散はほとんどなく、わずかに、ドクターブレード1の摩耗した部分等からインキ又はコート液がドクターブレード1の上面に伝わり、上部ドクターホルダー21に向かって流れて行くことがあるので、それが上部ドクターホルダー21を汚すことがないようにするため上側汚れ防止部11bを形成している。このため、上側汚れ防止部11bは図示したように短いもので十分効果を発揮できる。
【0015】
以上の構成になるドクター装置20では、図2、図3(b)に示すように、アダプター11内にドクターブレード1と上下の当て板2、3を挿入してなるドクターブレードユニット10を上部ドクターホルダー21と下部ドクターホルダー22でクランプしており、この状態で使用される。使用中、ドクターブレード1で掻き落としたインキ又はコート液が飛散することがあるが、下側汚れ防止部11cを設けているので下部ドクターホルダー22が汚れることはほとんどない。また、ドクターブレード1の摩耗した部分からインキ又はコート液がドクターブレード1の上面にひろがることがあるが、そのインキ又はコート液も上側汚れ防止部11bで上部ドクターホルダー21への侵入が阻止され、上部ドクターホルダー21が汚れることはない。従って、ドクターブレードの交換の際に、上下のドクターホルダー21、22を分解、洗浄する必要はない。
【0016】
ドクターブレード1の交換に際しては、予め新たなドクターブレード1を当て板2、3と共に新たなアダプター10にセットしたドクターブレードユニット10を準備しておく。そして、ドクターブレードユニット10の交換を行うには、レバー33を図3(a)に示す位置に回転させる。これによりカム棒32は、その平坦面32bが下部ドクターホルダー22に面する位置となって、下部ドクターホルダー22を解放し、これによって下部ドクターホルダー22の先端がドクターブレードユニット10を解放する。その後、使用済のドクターブレードユニット10を取り外し、新たなドクターブレードユニット10を上下のドクターホルダー21、22の先端の間に挿入し、次いで、レバー33を図3(b)に示す位置に回転させる。これにより、カム棒32が下部ドクターホルダー22の後端を押し下げるので、その下部ドクターホルダー22はジョイント部材24を支点として揺動し、その先端がドクターホルダーユニット10を上部ドクターホルダー21に強く押し付け、クランプする。以上のようにして、簡単にドクターブレードユニット10の交換を行うことができる。なお、取り外したドクターブレードユニットは、適当な時期にドクターブレード1及び当て板2、3を取り外し、洗浄した上で再度組み立てて次回の使用に備える。
【0017】
上記実施例では、下部ドクターホルダー22にドクターブレードユニット10に対するクランプ力を付与するためのクランプ機構30として、カム棒32を用いたものを示しているが、クランプ力を付与する機構としては、これに限らず、エアーチューブ、エアーシリンダ、ばね等を用いても良い。
【0018】
【発明の効果】
以上のように、本発明のドクターブレードユニットは、アダプターに、ドクターブレード及び上下の当て板を挿入、保持させて一体化したものであるので、上下のドクターホルダーに対して、ユニットとして着脱操作を行うことができ、ドクターブレードの交換作業を容易に実施でき、しかも、使用時に、インキ又はコート液がドクターブレードに沿って侵入してきても、その侵入はアダプター内に制限され、上下のドクターホルダーを汚すことがないので、ドクターホルダーの分解、洗浄が不要であり、結局、ドクターブレードの交換作業をきわめて簡略化できるという効果を有している。
【0019】
ここで、ドクターブレードユニットを上部ドクターホルダー及び下部ドクターホルダーにクランプさせるための機構として、下部ドクターホルダーを弾性を有する板材で構成し、その下部ドクターホルダーを上部ドクターホルダーに対して前後方向の中間位置を中心として揺動可能な形態で取り付け、更に、下部ドクターホルダーと上部ドクターホルダーの後端近傍に、下部ドクターホルダーの上部ドクターホルダーに対する間隔を押し広げることの可能なクランプ機構を設けたものを用いることにより、単に、クランプ機構の操作によって、上下のドクターホルダーによるドクターホルダーユニットをクランプしたり、そのクランプを解除したりすることができ、ドクターブレード交換作業をきわめて容易に行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例によるドクターブレードユニットの概略側面図
(b)はその概略斜視図
(c)はそのドクターブレードユニットを分解して示す概略斜視図
【図2】本発明の一実施例によるドクター装置の概略平面図
【図3】(a)は図2に示すドクター装置を、ドクターブレードユニットの着脱を行う状態で示す概略断面図
(b)はそのドクター装置を、使用中の状態で示す概略断面図
【図4】(a)は従来のドクター装置の概略断面図
(b)はそのドクター装置を分解して示す概略断面図
【符号の説明】
1 ドクターブレード
2、3 当て板
10 ドクターブレードユニット
11 アダプター
11a U字状部
11b 上側汚れ防止部
11c 下側汚れ防止部
12 凹部
20 ドクター装置
21 上部ドクターホルダー
22 下部ドクターホルダー
24 ジョイント部材
30 クランプ機構
31 溝
32 カム棒
33 レバー
Claims (5)
- ドクターブレードと、そのドクターブレードの上下に配置される当て板と、1枚の板材で構成され、前記ドクターブレード及び上下の当て板を挿入、保持したアダプターとを備えたドクターブレードユニットであって、前記アダプターが、ドクターブレード及びその上下の当て板を挿入、保持する凹部を形成したU字状部と、該U字状部を形成している一対の平行な部分の先端すなわち該U字状部に保持したドクターブレードの先端側に位置する端部からそれぞれ、前記ドクターブレードの上側及び下側に延びるように設けられ、ドクターブレードユニットを上部ドクターホルダー及び下部ドクターホルダーに保持させた時に該上部ドクターホルダー及び下部ドクターホルダーの先端の前に位置して該上部ドクターホルダー及び下部ドクターホルダーへの汚れ付着を防止する上側汚れ防止部及び下側汚れ防止部を備えていることを特徴とするドクターブレードユニット。
- 前記アダプターが、ドクターブレードを保持するためのドクターホルダーよりも広い幅を有していることを特徴とする請求項1記載のドクターブレードユニット。
- 請求項1又は2記載のドクターブレードユニットと、該ドクターブレードユニットをはさんで保持する上部ドクターホルダー及び下部ドクターホルダーとを備えたドクター装置。
- 前記下部ドクターホルダーが弾性を有する板材で構成されると共に前記上部ドクターホルダーに対して前後方向の中間位置を中心として揺動可能な形態で取り付けられており、更に、前記下部ドクターホルダーと上部ドクターホルダーの後端近傍には、その部分の下部ドクターホルダーの上部ドクターホルダーに対する間隔を押し広げることで、下部ドクターホルダーの先端を上部ドクターホルダーで支持された前記ドクターブレードユニットに弾性的に押し付けてクランプするためのクランプ機構が設けられていることを特徴とする請求項3記載のドクター装置。
- 前記クランプ機構が、前記上部ドクターホルダーの、下部ドクターホルダーに面する位置に、長手方向に形成された溝と、その溝内に収容され、回転することによって下部ドクターホルダーの上部ドクターホルダーに対する間隔を変化させうるカム棒と、該カム棒を回転させるためのレバーとを有することを特徴とする請求項4記載のドクター装置。
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