JP4626385B2 - 時分割多重伝送方法及びシステム並びに送信装置 - Google Patents

時分割多重伝送方法及びシステム並びに送信装置 Download PDF

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Description

本発明は、時分割多重伝送方法及びシステム並びに送信装置関する。
近年、光アクセスネットワークを放送にも利用することが考えられている。その場合、例えば、テレビ放送信号と、インターネット等のデータ通信信号とを時分割多重又は波長分割多重でセンター局からユーザ装置に伝送する。
光アクセスネットワークに使用される光ファイバは、1波長でも2.5Gbps程度の伝送レートを実現できる。放送信号及びデータ通信信号は共に、せいぜい1.25Gbps程度であればよいので、時分割多重を利用することで、放送信号とデータ通信信号を1つの光線路上で伝送できる。
複数のチャネルを時分割多重する場合、TDM多重装置が、各チャネルのフレームの先頭にチャネル識別子を付加してから各チャネルのフレームを多重し、TDM分離装置は、伝送路からの信号をチャネル識別子に従い各チャネルに分離する方法が知られている。
これに対し、チャネル識別子の付加及び削除無しに、2つのギガビット信号を時分割多重(TDM)で伝送する方法が、特許文献1に記載されている。ギガビットイーサネット(イーサネットは登録商標)では、伝送路上のデータ構造として、連続した10ビットのデータを1ワードとし、連続した10ビットデータワードが複数集まってフレームと呼ばれる単位となり、このフレーム単位でデータが送受信される。伝送路上では、フレームがない期間、即ち、フレーム間のギャップには、アイドルパターン(Idle Pattern)と呼ばれる10ビットデータワードが連続して送信される。フレーム間のギャップは、インターフレームギャップ(Inter Frame Gap)と呼ばれ、そこに配置されるアイドルパターン信号は、IFG又はIFGパターンと呼ばれることもある。
特許文献1に記載の方法では、チャネル識別番号の代わりに、特定チャネルに対して、その送信に先立ち特定ビットパターンの10ビットデータワードを送信する。受信側では、この特定ビットパターンの10ビットデータワードにより特定のチャネルを識別し、これに従い他のチャネルを識別する。
特開2001−333037号公報
特許文献1に記載の方法をPONシステムに適用すると、例えば、何れかのONUの電源がオンになった場合あるいは新規ONUを追加する場合に、全ユーザに向けて上述の特定の10ビットデータパターンを送信して、各ONUにTDMの各チャネルのタイミングを通知する必要がある。この通知の間、ユーザの通信が中断される。
本発明は、チャネル識別子とは異なる方法で時分割多重された各チャネルを識別可能な時分割多重伝送方法及びシステム並びに送信装置提示することを目的とする。
本発明に係る時分割多重伝送方法は、第1の信号及び当該第1の信号とは異なる信号を搬送する第2の信号を入力する入力ステップと、当該第1の信号のインターフレームギャップに当該第1の信号のチャネルを示すチャネル識別信号を含む所定ビット長の特定パターンを配置した信号列を生成する信号列生成ステップと、当該第2の信号と当該信号列とを当該所定ビット長と同じビット長を多重単位として時間軸上で多重して時分割多重信号を生成する多重化ステップと、伝送路からの当該時分割多重信号から当該特定パターンを検出する検出ステップと、当該特定パターンの検出に従い、当該時分割多重信号から当該第1の信号と当該第2の信号を分離する分離ステップとを具備することを特徴とする。
本発明に係る時分割多重伝送方法は、第1の信号及び当該第1の信号とは異なる信号を搬送する第2の信号を入力する入力ステップと、当該第1の信号のインターフレームギャップに当該第1の信号のチャネルを示すチャネル識別信号を含む所定ビット長の第1の特定パターンを配置した第1の信号列を生成する第1信号列生成ステップと、当該第2の信号のインターフレームギャップに当該第2の信号のチャネルを示すチャネル識別信号を含む当該所定ビット長と同じビット長の第2の特定パターンを配置した第2の信号列を生成する第2信号列生成ステップと、当該第1の信号列と当該第2の信号列とを当該所定ビット長と同じビット長を多重単位として時間軸上で多重して時分割多重信号を生成する多重化ステップと、伝送路からの当該時分割多重信号から当該第1及び第2の特定パターンを検出する検出ステップと、当該第1及び第2の特定パターンの検出に従い、当該時分割多重信号から当該第1の信号と当該第2の信号を分離する分離ステップとを具備することを特徴とする。
本発明に係る時分割多重伝送システムは、第1及び第2の信号を時分割多重で送信装置から受信装置に伝送するシステムであって、当該送信装置が、当該第1の信号のチャネルを示すチャネル識別信号を含む所定ビット長の第1の特定パターンを発生する第1の特定パターン発生装置と、当該第1の特定パターンを当該第1の信号のインターフレームギャップに挿入した第1の信号列を生成する第1の挿入手段と、当該第1の信号と当該第2の信号を、当該所定ビット長と同じビット長を多重単位として時間軸上で多重して時分割多重信号を生成する多重装置とを具備し、当該受信装置が、当該時分割多重信号から当該第1の特定パターンを検出するパターン検出装置と、当該第1の特定パターンの検出に従い、当該時分割多重信号から当該第1の信号当該第2の信号分離する分離装置とを具備することを特徴とする。
本発明に係る送信装置は、第1及び第2の信号を時分割多重して送信する送信装置であって、当該第1の信号のチャネルを示すチャネル識別信号を含む所定ビット長の第1の特定パターンを発生する第1の特定パターン発生装置と、当該第1の特定パターンを当該第1の信号のインターフレームギャップに挿入した第1の信号列を生成する第1の挿入手段と、当該第1の信号と当該第2の信号を、当該所定ビット長と同じビット長を多重単位として時間軸上で多重して時分割多重信号を生成する多重装置とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、フレーム内にチャネル識別信号を埋め込むこと無しに、個々のチャネルを識別可能になる。従って、ユーザの通信を中断してチャネル分離の情報を送信しなくても、2つの信号を多重伝送できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。図1に示す実施例では、伝送路上で、放送信号とデータ通信信号とを10ビット単位で時間軸上で多重する。即ち、光送信装置10には、ギガビットイーサネットの1Gbpsの放送信号20aと、ギガビットイーサネットの1Gbpsのデータ信号20bが入力する。光送信装置10は、放送信号20aとデータ信号20bを8ビット/10ビット変換し、更に時間軸上で多重することにより、2.5GbpsのTDM信号光を生成し、光伝送路12に出力する。2.5GbpsのTDM信号光は、光伝送路12を伝搬して、光受信装置14に入力する。いわば、光送信装置10は、TDM多重装置であり、光受信装置14は、TDM分離装置である。
図2は、放送信号20a及びデータ信号20bの伝送フレーム構造を示す。ギガビットイーサネットでは、放送信号20a及びデータ信号20bのフレームは共に、時間軸上でプリアンブル(P)とデータ部(D)からなる。インターフレームギャップは、8ビットデータワードの箇所では、無信号である。但し、10ビットデータワードの箇所では、インターフレームギャップには10ビット単位のアイドルパターン(I)が挿入される。プリアンブルP及びデータ部Dの単位長は何れも、8ビットである。
上述の通り、伝送路上では、10ビット単位でデータが伝送される。そのために、光送信装置10は、8ビット長符号を10ビット長符号に変換する装置を有し、光受信装置14は、10ビット長符号を8ビット長符号に変換する装置を有する。
光送信装置10の構成と動作を説明する。放送信号20aは、IDP判定装置22aに入力する。放送信号20aの8ビット長のプリアンブルをPa(8)と表記し、8ビット長のデータ部をDa(8)と表記する。IDP判定装置22aは、入力信号がプリアンブルPa(8)、データ部Da(8)及びIFGの何れであるかを判別し、プリアンブルPa(8)及びデータ部Da(8)を8B/10B変換装置26aに供給する。また、IDP判定装置22aは、プリアンブルPa(8)、データ部Da(8)及びIFGの判定結果として、プリアンブルPa(8)及びデータ部Da(8)に対して”1”を、IFGに対して”0”をトリガー信号発生装置26aに供給し続ける。
トリガー信号発生装置26aは、IDP判定装置22aの判定結果信号に従い、当該判定結果信号が”0”から”1”に遷移すると、8B/10B変換装置24aにトリガー信号を供給し、”1”から”0”に遷移すると、特定10ビットパターン発生装置30aにトリガー信号を供給する。
8B/10B変換装置24aは、トリガー信号発生装置26aからのトリガー信号により起動され、8B/10B変換テーブル28aを参照して、IDP判定装置22aからのプリアンブルPa(8)及びデータ部Da(8)を10ビット長符号に変換する。8B/10B変換装置24aから出力される10ビット長のプリアンブルをPa(10)と表記し、10ビット長のデータ部をDa(10)と表記する。
特定10ビットパターン発生装置30aは、トリガー信号発生装置26aからのトリガー信号に応じて、インターフレームギャップに配置される10ビット長の特定アイドルパターンIa(10)を発生する。この特定アイドルパターンIa(10)は、放送信号20aのチャネルを示すチャネル識別信号からなる。
10ビット長のアイドルパターンは、実際には20ビット単位で構成され、以下のビットパターン
0011111010 0110110101
1100000101 1001000101
0011111010 1010010110
1100000101 1010010110
の何れかである。先頭10ビットの” 0011111010”と” 1100000101”は、/K28.5/と呼ばれる特殊符号である。
チャネル識別子は、この/K28.5/符号の部分を別のパターンに変更したものからなる。例えば、予約されている以下のパターン
/K28.0/:0011110100又は1100001011
/K28.1/:0011111001又は1100000110
/K28.2/:0011110101又は1100001010
/K28.3/:0011110011又は1100001100
/K28.4/:0011110010又は1100001101
/K28.6/:0011110110又は1100001001
をチャネル識別のために利用可能である。
多重化器32aは、8B/10B変換器24aの出力信号Pa(10),Da(10)からなるフレームの間に、特定10ビットパターン発生装置30aから出力される特定アイドルパターンIa(10)を配置する。多重化器30aは、例えば、ワイアードオア回路又は10ビット単位の多重装置からなる。多重化器32aの出力データのレートは、1.25Gbpsである。多重化器32aの出力データは、バッファ34aに書き込まれる。バッファ34aは、クロック発生装置34からの2.5GHzのクロックに従い記憶データを電気/光変換器38aに読み出す。電気/光変換器38aは、例えば、バッファ34aの出力信号を増幅するプリアンプと、プリアンプの出力信号を光信号に変換するレーザダイオードからなる。
データ信号20bに対するIDP判定装置22b、8B/10B変換装置24b、トリガー信号発生装置26b、8B/10B変換テーブル28b、特定10Bパターン発生装置30b及び多重化器32bは、放送信号20aに対するIDP判定装置22a、8B/10B変換装置24a、トリガー信号発生装置26a、8B/10B変換テーブル28a、特定10Bパターン発生装置30a及び多重化器32aと同様に動作する。データ信号20bの8ビット長のプリアンブルをPb(8)と表記し、8ビット長のデータ部をDb(8)と表記する。
IDP判定装置22bは、入力信号がプリアンブルPb(8)、データ部Db(8)及びIFGの何れであるかを判別し、プリアンブルPb(8)及びデータ部Db(8)を8B/10B変換装置26bに供給する。また、IDP判定装置22bは、プリアンブルPb(8)、データ部Db(8)及びIFGの判定結果として、プリアンブルPb(8)及びデータ部Db(8)に対して”1”を、IFGに対して”0”をトリガー信号発生装置26aに供給し続ける。
トリガー信号発生装置26bは、IDP判定装置22bの判定結果信号に従い、当該判定結果信号が”0”から”1”に遷移すると、8B/10B変換装置24bにトリガー信号を供給し、”1”から”0”に遷移すると、特定10ビットパターン発生装置30bにトリガー信号を供給する。
8B/10B変換装置24bは、トリガー信号発生装置26bからのトリガー信号により起動され、8B/10B変換テーブル28bを参照して、IDP判定装置22bからのプリアンブルPb(8)及びデータ部Db(8)を10ビット長符号に変換する。8B/10B変換装置24bから出力される10ビット長のプリアンブルをPb(10)と表記し、10ビット長のデータ部をDb(10)と表記する。
特定10ビットパターン発生装置30bは、トリガー信号発生装置26bからのトリガー信号に応じて、インターフレームギャップに配置される10ビット長の特定アイドルパターンIb(10)を発生する。この特定アイドルパターンIb(10)は、データ信号20bのチャネルを示すチャネル識別信号からなる。Ia(10)に含まれるチャネル識別信号と、Ib(10)に含まれるチャネル識別信号を異ならせることで、光受信装置14は、放送信号20aのチャネルとデータ信号20bのチャネルを識別できる。
動作を理解しやすいように、特定アイドルパターン発生装置30a,30bが、全インターフレームギャップに対してチャネル識別信号を含む特定アイドルパターンIa(10),Ib(10)を発生すると説明したが、一定間隔のIFGに対して、チャネル識別信号を含む特定アイドルパターンIa(10),Ib(10)を出力し、それ以外のIFGに対しては単にIFGを示すアイドルパターンを出力するようにしてもよい。前者の場合、例えば、光伝送路12上で伝送障害が発生しても、光受信装置14は、障害解消後に即座に各チャネルを識別できる。このような即時性が必要ないか、又は、チャネル識別が遅くてもよい場合には、後者のように、間欠的に特定アイドルパターンを埋め込めば良い。
多重化器32bは、8B/10B変換器24bの出力信号Pb(10),Db(10)からなるフレームの間に、特定10ビットパターン発生装置30bから出力される特定アイドルパターンIb(10)を配置する。多重化器30bは、多重化器30aと同様に、例えば、ワイアードオア回路又は10ビット単位の多重装置からなる。多重化器32bの出力データのレートは、1.25Gbpsである。多重化器32bの出力データは、バッファ34bに書き込まれる。バッファ34bは、クロック発生装置34からの2.5GHzのクロックに従い記憶データを電気/光変換器38bに読み出す。電気/光変換器38bは、例えば、バッファ34aの出力信号を増幅するプリアンプと、プリアンプの出力信号を光信号に変換するレーザダイオードからなる。
バッファ34a,34bは、クロック発生装置36からの2.5GHzのクロックに従い、放送信号20aのチャネルとデータ信号20bのチャネルが10ビット単位で交互に時間軸上に位置するように記憶データを読み出し、電気/光変換器38a,38bに供給する。電気/光変換器38a,38bは、入力信号を光信号に変換する。光合波器40は、電気/光変換器38a,38bの出力光を合波して、光伝送路12に出力する。光合波器40の出力する信号光のレートは、2.5Gbpsである。
本実施例では、放送信号20aのチャネルとデータ信号20bのチャネルを個別に光信号に変換してから時間軸上で多重したが、勿論、放送信号20aのチャネルの電気信号、例えば、バッファ34aの出力電気信号と、データ信号20bのチャネルの電気信号、例えばバッファ34bの出力電気信号を時間軸上で多重してから、その多重電気信号を光信号に変換しても良い。即ち、本実施例の、バッファ34a,34b,クロック発生装置36,電気/光変換器38a,38b及び光合波器40からなる部分は、時分割多重の機能と電気/光変換の機能を併せ持つ装置ということができる。
図3は、本実施例の時分割多重の主要動作を説明するタイミングチャートを示す。図3(1)は、多重化器32aの出力信号を示す。図3(2)は、多重化器32bの出力信号を示す。図3(3)は、バッファ34aの出力信号を示す。図3(4)は、バッファ34bの出力信号を示す。図3(5)は、光合波器40の出力信号を示す。バッファ34aは、図3(3)に示すタイミングで放送信号20aのプリアンブルPa(10)、データ部Da(10)、及び特定アイドルパターンIa(10)を出力し、バッファ34bは、図3(4)に示すタイミングでデータ信号20bのプリアンブルPb(10)、データ部Db(10)、及び特定アイドルパターンIb(10)を出力する。この結果、光合波器40から出力される信号光、即ち、光送信装置10から光伝送路12に出力される信号光は、図3(5)に示すように、放送信号20aのチャネルとデータ信号20bのチャネルが時間軸上で10ビット毎に交互するTDM信号を搬送する。
光合波器40の出力信号光は、光送信装置10の出力信号光として、光伝送路12に印加される。その信号光は、光伝送路12を伝搬して、光受信装置14に入力する。
光受信装置14の構成と動作を説明する。光電変換器50,例えばフォトダイオードは、光伝送路12からの信号光を電気信号に変換し、バッファ52に印加する。チャネル判定装置54は、バッファ52に一時的に記憶される受信信号の内から10ビット長の特定アイドルパターンIa(10),Ib(10)を検索し、検索結果によりチャネルを識別し、その識別結果に従い、バッファ52の出力に接続するスイッチ56を制御する。
本実施例では、チャネル判定装置54は、特定アイドルパターンIa(10)から放送信号チャネルを示すチャネル識別信号を検出すると、この特定アイドルパターンIa(10)と、これに先行するプリアンブルPa(10)とデータ部Da(10)が放送信号20aのチャネルに属すると判定し、特定アイドルパターンIb(10)からデータチャネルを示すチャネル識別信号を検出すると、この特定アイドルパターンIb(10)と、これに先行するプリアンブルPb(10)とデータ部Db(10)が、データ信号20bのチャネルに属すると判定する。
チャネル判定装置54は、このようなチャネル判定結果に従い、スイッチ56を接点A,B,Cの何れかに切り替える。スイッチ56は、通常時には、データ破棄に繋がる接点Cに接続する。チャネル判定装置54でチャネルを未判定の状態では、光スイッチ56は接点Cに接続しており、この状態では、受信信号は破棄される。
チャネル判定装置54は、特定アイドルパターンIa(10)、より具体的には、放送チャネルを示すチャネル識別信号を検出すると、先ず、スイッチ56を接点Aに接続し、以後、10ビット単位で、接点B,A間を交互に切り替える。また、チャネル判定装置54は、特定アイドルパターンIb(10)、より具体的にはデータチャネルを示すチャネル識別信号を検出すると、先ずスイッチ56を接点Bに接続し、以後、10ビット単位で、接点A,B間を交互に切り替える。これにより、特定アイドルパターンIa(10)又はIb(10)の検出後では、スイッチ56は、放送信号20aのチャネルに属するプリアンブルPa(10)、データ部Da(10)及び特定アイドルパターンIa(10)に対して接点Aに接続し、データ信号20bのチャネルに属するプリアンブルPb(10)、データ部Db(10)及び特定アイドルパターンIb(10)に対して接点Bに接続する。
スイッチ56のこの動作により、放送信号20aのチャネルに属するプリアンブルPa(10)、データ部Da(10)及び特定アイドルパターンIa(10)が、IDP判定装置58aに印加され、データ信号20bのチャネルに属するプリアンブルPb(10)、データ部Db(10)及び特定アイドルパターンIb(10)が、IDP判定装置58bに印加される。
IDP判定装置58aは、スイッチ56の接点Aからの信号がプリアンブルPa(10)、データ部Da(10)及び特定アイドルパターンIa(10)の何れであるかを判別し、プリアンブルPa(10)及びデータ部Da(10)とその10B/8B変換のためのトリガー信号を10B/8B変換装置60aに供給し、特定アイドルパターンIa(10)を破棄する。10B/8B変換装置60aは、8B/10B変換テーブル28aの変換規則とは逆の変換規則を記憶する10B/8B変換テーブル62aを参照して、10ビット長のプリアンブルPa(10)及びデータ部Da(10)を8ビット長のプリアンブルPa(8)及びデータ部Da(8)に戻す。以上の動作により、放送信号20aが復元される。このようにして受信された放送信号20aが、出力端子64aから外部に出力される。
同様に、IDP判定装置58bは、スイッチ56の接点Bからの信号がプリアンブルPb(10)、データ部Db(10)及び特定アイドルパターンIb(10)の何れであるかを判別し、プリアンブルPb(10)及びデータ部Db(10)とその10B/8B変換のためのトリガー信号を10B/8B変換装置60bに供給し、特定アイドルパターンIb(10)を破棄する。10B/8B変換装置60bは、8B/10B変換テーブル28bの変換規則とは逆の変換規則を記憶する10B/8B変換テーブル62bを参照して、10ビット長のプリアンブルPb(10)及びデータ部Db(10)を8ビット長のプリアンブルPb(8)及びデータ部Db(8)に戻す。以上の動作により、データ信号20bが復元される。このようにして受信されたデータ信号20bが、出力端子64bから外部に出力される。
本実施例では、データ部に続くIFGに配置される特定アイドルパターンによりチャネルを識別したが、この逆に、プリアンブルに先行するIFGに配置される特定アイドルパターンで当該プリアンブル及びデータ部の属するチャネルを識別しても良いことは明らかである。
2つのチャネルを時分割多重で伝送する実施例を説明したが、本発明は、3チャネル以上を時分割多重伝送する場合にも適用可能である。各チャネルを識別できるように、IFGに配置される10ビット長の特定アイドルパターンに収容するチャネル識別信号を互いに異なるパターンにすればよい。
理解を容易にするために、図1に示す構成では、光送信装置10に2つの8B/10B変換テーブ28a,28bを設けたが、8B/10B変換装置24a,24bが単一の8B/10B変換テーブルを共用してもよいことは明らかである。また、同様に、光受信装置14でも、2つの10B/8Bテーブ62a,62bを設けたが、10B/8B変換装置60a,60bが単一の10B/8B変換テーブルを共用してもよいことは明らかである。
図4は、光送信装置の別の構成例の概略構成ブロック図を示す。この実施例での光送信装置110は、8ビット長の入力データを10ビット長に変換した後で、10ビット長のアイドルパターンを、チャネル識別信号を含む特定アイドルパターンに変換する。光送信装置110は、図1に示す光送信装置10と置換可能である。
放送信号20aは、IEEE802.3に基づき8ビット長を10ビット長に変換する8B/10B変換装置122aに入力する。8B/10B変換装置122aは、8B/10B変換テーブル124aを参照して、8ビット長の放送信号20aを10ビット長に変換する。これにより、8B/10B変換装置122aは、放送信号20aの10ビット長のプリアンブルPa(10)、10ビット長のデータ部Da(10)、及びインターフレームギャップに配置される10ビット長の既存のアイドルパターンを出力する。
IDP判定装置126aは、8B/10B変換装置122aからの信号がプリアンブルPa(10)、データ部Da(10)及びIFGのアイドルパターンの何れであるかを判別し、プリアンブルPa(10)及びデータ部Da(10)をバッファ128aに、アイドルパターンを特定10ビットパターン発生装置130aに供給する。特定10ビットパターン発生装置130aは、IDP判定装置126aからのアイドルパターンを、放送信号チャネルを示すチャネル識別信号を含む特定10ビットパターンIa(10)に変換し、その特定10ビットパターンIa(10)をバッファ132aに供給する。
IDP判定装置126aはまた、プリアンブル、データ部及びIFGの判定結果を示す信号をトリガー信号発生装置134aに供給する。トリガー信号発生装置134aは、IDP判定装置126aからの判定結果信号に従い、バッファ128a,132aにデータの取り込みを指示するトリガー信号を供給する。
バッファ128a,132aは、所定のタイミングで記憶データを多重化器136aに読み出す。多重化器136aは、バッファ128aから読み出されるPa(10),Da(10)からなるフレームの間に、バッファ132aから出力される特定アイドルパターンIa(10)が位置するように、バッファ128a,132aからのデータを時間軸上で多重化する。多重化器136aの出力データのレートは、1.25Gbpsである。
多重化器136aの出力データは、バッファ138aに書き込まれる。バッファ138aは、クロック発生装置142からの2.5GHzのクロックに従い記憶データを電気/光変換器140aに読み出す。電気/光変換器140aは、例えば、バッファ138aの出力信号を増幅するプリアンプと、プリアンプの出力信号を光信号に変換するレーザダイオードからなる。
データ信号20bに対する8B/10B変換装置122b、8B/10B変換テーブル124b,IDP判定装置126b、バッファ128b、特定10ビットパターン発生装置130b、バッファ132b、トリガー信号発生装置134b及び多重化器136bは、放送信号20aに対する8B/10B変換装置122a、8B/10B変換テーブル124a,IDP判定装置126a、バッファ128a、特定10ビットパターン発生装置130a、バッファ132a、トリガー信号発生装置134a及び多重化器136aと同様に動作する。データ信号20bの8ビット長のプリアンブルをPb(8)と表記し、8ビット長のデータ部をDb(8)と表記する。
データ信号20bは、IEEE802.3に基づき8ビット長を10ビット長に変換する8B/10B変換装置122bに入力する。8B/10B変換装置122bは、8B/10B変換テーブル124bを参照して、8ビット長のデータ信号20bを10ビット長に変換する。これにより、8B/10B変換装置122bは、データ信号20bの10ビット長のプリアンブルPb(10)、10ビット長のデータ部Db(10)、及びインターフレームギャップに配置される10ビット長の既存のアイドルパターンを出力する。
IDP判定装置126bは、8B/10B変換装置122bからの信号がプリアンブルPb(10)、データ部Da(10)及びIFGのアイドルパターンの何れであるかを判別し、プリアンブルPa(10)及びデータ部Da(10)をバッファ128bに、アイドルパターンを特定10ビットパターン発生装置130bに供給する。特定10ビットパターン発生装置130bは、IDP判定装置126bからのアイドルパターンを、データ信号チャネルを示すチャネル識別信号を含む特定10ビットパターンIb(10)に変換し、その特定10ビットパターンIb(10)をバッファ132bに供給する。
IDP判定装置126bはまた、プリアンブル、データ部及びIFGの判定結果を示す信号をトリガー信号発生装置134bに供給する。トリガー信号発生装置134bは、IDP判定装置126bからの判定結果信号に従い、バッファ128b,132bにデータの取り込みを指示するトリガー信号を供給する。
バッファ128b,132bは、所定のタイミングで記憶データを多重化器136bに読み出す。多重化器136bは、バッファ128bから読み出されるPb(10),Db(10)からなるフレームの間に、バッファ132bから出力される特定アイドルパターンIb(10)が位置するように、バッファ128b,132bからのデータを時間軸上で多重化する。多重化器136bの出力データのレートは、1.25Gbpsである。
多重化器136bの出力データは、バッファ138bに書き込まれる。バッファ138bは、クロック発生装置142からの2.5GHzのクロックに従い記憶データを電気/光変換器140bに読み出す。電気/光変換器140bは、例えば、バッファ138bの出力信号を増幅するプリアンプと、プリアンプの出力信号を光信号に変換するレーザダイオードからなる。
バッファ138a,138bは、クロック発生装置142からの2.5GHzのクロックに従い、放送信号20aのチャネルとデータ信号20bのチャネルが10ビット単位で交互に時間軸上に位置するように記憶データを読み出し、電気/光変換器140a,140bに供給する。電気/光変換器140a,140bは、入力信号を光信号に変換する。光合波器144は、電気/光変換器140a,140bの出力光を合波して、光伝送路12に出力する。光合波器144の出力する信号光のレートは、2.5Gbpsである。
本実施例でも、放送信号20aのチャネルとデータ信号20bのチャネルを個別に光信号に変換してから時間軸上で多重したが、勿論、放送信号20aのチャネルの電気信号、例えば、バッファ138aの出力電気信号と、データ信号20bのチャネルの電気信号、例えばバッファ138bの出力電気信号を時間軸上で多重してから、その多重電気信号を光信号に変換しても良い。即ち、本実施例の、バッファ138a,138b,クロック発生装置142,電気/光変換器140a,140b及び光合波器144からなる部分は、時分割多重の機能と電気/光変換の機能を併せ持つ装置ということができる。
理解を容易にするために、図4に示す構成では、光送信装置110に2つの8B/10B変換テーブ124a,124bを設けたが、8B/10B変換装置122a,122bが単一の8B/10B変換テーブルを共用してもよいことは明らかである。
また、理解を容易にするために、特定アイドルパターン発生装置130a,130bが、全インターフレームギャップに対してチャネル識別信号を含む特定アイドルパターンIa(10),Ib(10)を出力すると説明したが、一定間隔のIFGに対して、チャネル識別信号を含む特定アイドルパターンIa(10),Ib(10)を出力し、それ以外のIFGに対しては単にIFGを示すアイドルパターンを出力するようにしてもよい。前者の場合、例えば、光伝送路12上で伝送障害が発生しても、光受信装置14は、障害解消後に即座に各チャネルを識別できる。このような即時性が必要ないか、又は、チャネル識別が遅くてもよい場合には、後者のように、間欠的に特定アイドルパターンを埋め込めば良い。
図4に示す光送信装置110において、8B/10B変換テーブル124a,124bに、インターフレームギャップに対して、特定10ビットパターン発生装置130a,130bの発生する10ビットの特定アイドルパターンと同じパターンを発生する変換規則を格納しておいてもよい。その場合、IDP判定装置126a,126b、バッファ128a,128b、特定10ビットパターン発生装置130a,130b、バッファ132a,132b及びトリガー信号発生装置134a,134bは、省略されうる。
光受信装置14を以下のように変更してもよい。即ち、IDP判定装置58a,58bの代わりに、チャネル識別信号を含む10ビットの特定アイドルパターンを、既存の10ビットのアイドルパターンに変換するアイドルパターン変換装置を配置する。そして、10B/8B変換装置60a,60bが、IEEE802.3に従い、このアイドルパターン変換装置からの10ビットのプリアンブル及び10ビットのデータ部をそれぞれ8ビットのプリアンブル及びデータ部に変換し、アイドルパターン変換装置からのアイドルパターンに対して無信号を出力する。
また、光受信装置14を以下のように変更してもよい。10B/8B変換テーブル62a,62bに、特定アイドルパターンに対して無信号を割り当てる変換規則を格納しておく。この場合、IDP判定装置58a,58bを省略できる。10B/8B変換装置60a,60bは、スイッチ56の接点A,Bからの10ビットのプリアンブル及びデータ部を8ビットに変換し、特定アイドルパターンに対して無信号を出力する。
データ信号と放送信号を時分割多重する実施例を説明したが、2つのデータ信号を時分割多重する場合、および、2つの放送信号を時分割多重する場合の何れにも、本発明は適用可能である。
特定の説明用の実施例を参照して本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更・修整を施しうることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修整も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例の放送信号20a及びデータ信号20bのフレーム構成を示す模式図である。 光送信装置10における時分割多重動作の説明図である。 光送信装置の別の構成の概略構成ブロック図である。
符号の説明
10:光送信装置
12:光伝送路
14:光受信装置
20a:放送信号
20b:データ信号
22a,22b:IDP判定装置
24a,24b:8B/10B変換装置
26a,26b:トリガー信号発生装置
28a,28b:8B/10B変換テーブル
30a,30b:特定10Bパターン変換装置
32a,32b:多重化器
34a,34b:バッファ
36:クロック発生装置
38a,38b:電気/光変換器
40:光合波器
50:光電変換器
52:バッファ
54:チャネル判定装置
56:スイッチ
58a,58b:IDP判定装置
60a,60b:10B/8B変換装置
62a,62b:10B/8B変換テーブル
64a,64b:出力端子
110:光送信装置
122a,122b:8B/10B変換装置
124a,124b:8B/10B変換テーブル
126a,126b:IDP判定装置
128a,128b:バッファ
130a,130b:特定10ビットパターン発生装置
132a,132b:バッファ
134a,134b:トリガー信号発生装置
136a,136b:多重化器
138a,138b:バッファ
140a,140b:電気/光変換器
142:クロック発生装置
144:光合波器

Claims (15)

  1. 第1の信号及び当該第1の信号とは異なる信号を搬送する第2の信号を入力する入力ステップと、
    当該第1の信号のインターフレームギャップに当該第1の信号のチャネルを示すチャネル識別信号を含む所定ビット長の特定パターン配置した信号列を生成する信号列生成ステップと、
    当該第2の信号と当該信号列と当該所定ビット長と同じビット長を多重単位として時間軸上で多重して時分割多重信号を生成する多重化ステップと、
    伝送路からの当該時分割多重信号から当特定パターンを検出する検出ステップと、
    特定パターンの検出に従い、当該時分割多重信号から当該第1の信号当該第2の信号分離する分離ステップ
    とを具備することを特徴とする時分割多重伝送方法。
  2. 第1の信号及び当該第1の信号とは異なる信号を搬送する第2の信号を入力する入力ステップと、
    当該第1の信号のインターフレームギャップに当該第1の信号のチャネルを示すチャネル識別信号を含む所定ビット長の第1の特定パターンを配置した第1の信号列を生成する第1信号列生成ステップと、
    当該第2の信号のインターフレームギャップに当該第2の信号のチャネルを示すチャネル識別信号を含む当該所定ビット長と同じビット長の第2の特定パターンを配置した第2の信号列を生成する第2信号列生成ステップと、
    当該第1の信号列と当該第2の信号列とを当該所定ビット長と同じビット長を多重単位として時間軸上で多重して時分割多重信号を生成する多重化ステップと、
    伝送路からの当該時分割多重信号から当該第1及び第2の特定パターンを検出する検出ステップと、
    当該第1及び第2の特定パターンの検出に従い、当該時分割多重信号から当該第1の信号と当該第2の信号を分離する分離ステップ
    とを具備することを特徴とする時分割多重伝送方法。
  3. 第1及び第2の信号を時分割多重で送信装置から受信装置に伝送するシステムであって、
    当該送信装置(10,110)が、
    当該第1の信号のチャネルを示すチャネル識別信号を含む所定ビット長の第1の特定パターンを発生する第1の特定パターン発生装置(30a,130a)と、
    当該第1の特定パターンを当該第1の信号のインターフレームギャップに挿入した第1の信号列を生成する第1の挿入手段(32a,136a)と、
    当該第1の信号と当該第2の信号を、当該所定ビット長と同じビット長を多重単位として時間軸上で多重して時分割多重信号を生成する多重装置(34a,38a,40)
    とを具備し、
    当該受信装置(14)が、
    当該時分割多重信号から当該第1の特定パターンを検出するパターン検出装置(54)と、
    当該第1の特定パターンの検出に従い、当該時分割多重信号から当該第1の信号当該第2の信号分離する分離装置(56)
    とを具備することを特徴とする時分割多重伝送システム。
  4. 当該分離装置(56)は、当該第1の特定パターンが検出されるまで、当該時分割多重信号を破棄することを特徴とする請求項に記載の時分割多重伝送システム。
  5. 当該送信装置が更に、
    当該第2の信号のチャネルを示すチャネル識別信号を含む当該所定ビット長の第2の特定パターンを発生する第2の特定パターン発生装置(30b,130b)と、
    当該第2の特定パターン当該第2の信号のインターフレームギャップに挿入した第2の信号列を生成する第2の挿入手段(32b,136b)
    とを具備し、
    当該多重装置は、当該第1の信号列と当該第2の信号列を、当該所定ビット長と同じビット長を多重単位として時間軸上で多重して時分割多重信号を生成し、
    当該パターン検出装置(54)が、当該時分割多重信号から当該第1及び第2の特定パターンを検出し、
    当該分離装置が、当該第1及び第2の特定パターンの検出に従い、当該時分割多重信号から当該第1の信号と当該第2の信号を分離する
    ことを特徴とする請求項に記載の時分割多重伝送システム。
  6. 当該送信装置が更に、当該多重装置による多重前に、当該第1及び第2の信号のビット長をNビットからMビットにそれぞれ変換する第1及び第2のN/M変換器(24a,24b)を具備し、
    当該受信装置が更に、当該分離スイッチで分離された第1及び第2成分のビット長をMビットからNビットにそれぞれ変換する第1及び第2のM/N変換器(60a,60b)を具備する
    ことを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の時分割多重伝送システム。
  7. 当該送信装置が更に、
    当該第1の信号のプリアンブル、データ部及びインターフレームギャップを判定し、当該プリアンブル及び当該データ部を当該第1のN/M変換器(24a)に供給し、当該インターフレームギャップに対して当該第1の特定パターン発生装置(30a)を起動する第1のIDP判定装置(22a)と、
    当該第2の信号のプリアンブル、データ部及びインターフレームギャップを判定し、当該プリアンブル及び当該データ部を当該第2のN/M変換器(24b)に供給し、当該インターフレームギャップに対して当該第2の特定パターン発生装置(30b)を起動する第2のIDP判定装置(22b)
    とを具備することを特徴とする請求項に記載の時分割多重伝送システム。
  8. 当該送信装置が更に、
    当該第1の信号のビット長をNビットからMビットに変換する第1のN/M変換器(122a)と、
    当該第2の信号のビット長をNビットからMビットに変換する第2のN/M変換器(122b)と、
    当該第1のN/M変換器(122a)から出力されるMビット信号のインターフレームギャップを判定し、当該インターフレームギャップに対して当該第1の特定パターン発生装置(130a)を起動する第1の判定装置(126a)
    とを具備し、
    当該多重装置が、当該第1の挿入手段の出力信号に当該第2のN/M変換器(122b)の出力信号を時間軸上で多重することを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の時分割多重伝送システム。
  9. 当該送信装置が更に、
    当該第1の信号のビット長をNビットからMビットに変換する第1のN/M変換器(122a)と、
    当該第2の信号のビット長をNビットからMビットに変換する第2のN/M変換器(122b)と、
    当該第1のN/M変換器(122a)から出力されるMビット信号のインターフレームギャップを判定し、当該インターフレームギャップに対して当該第1の特定パターン発生装置(130a)を起動する第1の判定装置(126a)と、
    当該第2のN/M変換器(122b)から出力されるMビット信号のインターフレームギャップを判定し、当該インターフレームギャップに対して当該第2の特定パターン発生装置(130b)を起動する第2の判定装置(126b)
    とを具備し、
    当該多重装置が、当該第1の挿入手段の出力信号に当該第2の挿入手段の出力信号を時間軸上で多重する
    ことを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の時分割多重伝送システム
  10. 第1及び第2の信号を時分割多重して送信する送信装置であって、
    当該第1の信号のチャネルを示すチャネル識別信号を含む所定ビット長の第1の特定パターンを発生する第1の特定パターン発生装置(30a,130a)と、
    当該第1の特定パターンを当該第1の信号のインターフレームギャップに挿入した第1の信号列を生成する第1の挿入手段(32a,136a)と、
    当該第1の信号と当該第2の信号を、当該所定ビット長と同じビット長を多重単位として時間軸上で多重して時分割多重信号を生成する多重装置(34a,38a,40)
    とを具備することを特徴とする送信装置。
  11. 更に、
    当該多重装置による多重前に、当該第1及び第2の信号のそれぞれのビット長をNビットからMビットに変換する第1及び第2のN/M変換器(24a、24b)を具備することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  12. 更に、
    当該第2の信号のチャネルを示すチャネル識別信号を含む第2の特定パターンを発生する第2の特定パターン発生装置(30b,130b)と、
    当該第2の特定パターンを当該第2の信号のインターフレームギャップに挿入した第2の信号列を生成する第2の挿入手段(32b,136b)
    とを具備し、
    当該多重装置は、当該第1の信号列と当該第2の信号列を、当該所定ビット長と同じビット長を多重単位として時間軸上で多重して時分割多重信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  13. 更に、
    当該第1の信号のプリアンブル、データ部及びインターフレームギャップを判定し、当該プリアンブル及び当該データ部を当該第1のN/M変換器(24a)に供給し、当該インターフレームギャップに対して当該第1の特定パターン発生ン装置(30a)を起動する第1のIDP判定装置(22a)と、
    当該第2の信号のプリアンブル、データ部及びインターフレームギャップを判定し、当該プリアンブル及び当該データ部を当該第2のN/M変換器(24b)に供給し、当該インターフレームギャップに対して当該第2の特定パターン発生装置(30b)を起動する第2のIDP判定装置(22b)
    とを具備することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  14. 更に、
    当該第1の信号のビット長をNビットからMビットに変換する第1のN/M変換器(122a)と、
    当該第2の信号のビット長をNビットからMビットに変換する第2のN/M変換器(122b)と、
    当該第1のN/M変換器(122a)から出力されるMビット信号のインターフレームギャップを判定し、当該インターフレームギャップに対して当該第1の特定パターン発生装置(130a)を起動する第1の判定装置(126a)
    とを具備し、
    当該多重装置が、当該第1の挿入手段の出力信号に当該第2のN/M変換器(122b)の出力信号を時間軸上で多重することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  15. 更に、
    当該第1の信号のビット長をNビットからMビットに変換する第1のN/M変換器(122a)と、
    当該第2の信号のビット長をNビットからMビットに変換する第2のN/M変換器(122b)と、
    当該第1のN/M変換器(122a)から出力されるMビット信号のインターフレームギャップを判定し、当該インターフレームギャップに対して当該第1の特定パターン発生装置(130a)を起動する第1の判定装置(126a)と、
    当該第2のN/M変換器(122b)から出力されるMビット信号のインターフレームギャップを判定し、当該インターフレームギャップに対して当該第2の特定パターン発生装置(130b)を起動する第2の判定装置(126b)
    とを具備し、
    当該多重装置が、当該第1の挿入手段の出力信号に当該第2の挿入手段の出力信号を時間軸上で多重する
    ことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
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