JP4626178B2 - プリセット方法と選局装置 - Google Patents

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Description

この発明は、プリセット方法と選局装置に関する。詳しくは、複数のテレビ放送方式に対応できる複数の受信手段を用いて、この複数の受信手段における何れかの受信手段を制御して選局周波数の検出を行い、複数の受信手段における他の受信手段を制御して、この検出された選局周波数で受信動作を行い、検出された選局周波数におけるテレビ放送方式の判別を選局周波数の検出と並行して行い、選局周波数の検出結果と検出された選局周波数におけるテレビ放送方式の判別結果を対応させて、プリセット情報として記憶手段に記憶させるものである。
テレビ放送方式では、各国毎にテレビシステムやカラー方式が規定されている。例えば、日本のテレビ放送方式では、テレビシステムとしてM方式,カラー方式としてNTSC方式が用いられており、英国では、テレビシステムとしてI方式,カラー方式としてPAL方式が用いられている。また、フランスではテレビシステムとしてL方式,カラー方式としてSECAM方式が用いられている。このため、ワールドワイドで使用できるテレビジョン受信機では、テレビ放送方式が異なる場合であっても放送番組を視聴できるように、テレビ放送方式に応じた設定が自動的に行われている。
このテレビ放送方式に応じた設定は、予めプリセット動作を行うことにより記憶装置に蓄積させたチャネル情報に基づいて行われている。例えば特許文献1に開示されているように、プリセット動作では、A系統チューナを用いて搬送波の強度が最大となる所に選局周波数を固定し、このとき得られた映像中間周波信号や音声中間周波信号に基づきテレビ放送方式が判別される。この選局周波数の情報とテレビ放送方式の情報が、受信チャネルにおける1つのポジションのチャネル情報として記憶装置に蓄積される。また、選局周波数を自動的に切り換えてテレビ放送方式の判別が同様に行われて、ポジション毎のチャネル情報が記憶装置に蓄積される。その後、主画面と副画面でそれぞれ番組を表示するときには、主画面に対応するチャネル情報を記憶装置から読み出して、この読みだしたチャネル情報を用いてA系統チューナやA系統処理回路を制御して主画面の番組表示が行われる。また、副画面に対応するチャネル情報を記憶装置から読み出して、この読みだしたチャネル情報を用いてB系統チューナやB系統処理回路を制御して副画面の番組表示が行われる。
特許第2906462号明細書
ところで、上述のようにA系統チューナを用いて、選局周波数の検出とテレビ放送方式の判別を順次行うものとすると、プリセット動作の完了までに時間を要してしまう。特に、テレビ放送方式の判別を高精度で行う場合、映像中間周波信号や音声中間周波信号が安定した信号状態となってから判別が行われるので更に時間を要してしまう。
そこで、この発明では、プリセット動作に要する時間を短縮できるプリセット方法と選局装置を提供するものである。
この発明に係るプリセット方法は、複数のテレビ放送方式に対応できる複数の受信手段を用い、この複数の受信手段における何れかの受信手段を制御して選局周波数の検出を行う手順と、複数の受信手段における他の受信手段を制御して検出された選局周波数で受信動作を行い、該検出された選局周波数におけるテレビ放送方式の判別を選局周波数の検出と並行して行う手順と、選局周波数の検出結果と該検出された選局周波数におけるテレビ放送方式の判別結果を対応させて、プリセット情報として記憶手段に記憶させる手順とを有するものである。
また、この発明に係る選局装置は、複数のテレビ放送方式に対応できる複数の受信手段と、テレビ放送方式の判別を行う放送方式判別手段と、複数の受信手段における何れかの受信手段を制御して選局周波数の検出を行う選局周波数検出と、複数の受信手段における他の受信手段を制御して検出された選局周波数で受信動作を行い、該検出された選局周波数におけるテレビ放送方式を放送方式判別手段によって判別するテレビ放送方式判別とを並行して行わせる制御手段と、選局周波数の検出結果と該検出された選局周波数におけるテレビ放送方式の判別結果を対応させて、プリセット情報として記憶する記憶手段を有するものである。
この発明によれば、複数のテレビ放送方式に対応できる複数の受信手段の何れかを制御して選局周波数の検出が行われる。また、複数の受信手段における他の受信手段を制御して、検出された選局周波数で受信動作が行われて、この選局周波数におけるテレビ放送方式の判別が選局周波数の検出と並行して行われて、選局周波数の検出結果と検出された選局周波数におけるテレビ放送方式の判別結果が対応されてプリセット情報として記憶される。このため、プリセット動作を効率よく短時間で完了させることができる。
以下、図を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は選局装置の構成を示している。アンテナ11で受信された放送信号は、分配器12によって複数の受信手段、例えば第1チューナ13-1と第2チューナ13-2に供給される。この複数の受信手段は、受信周波数帯が等しいものであり、いずれかの受信手段で受信された信号は、他の受信手段でも受信可能とされている。
第1チューナ13-1は、後述する制御部20からの選局信号TC-1に基づき局部発振周波数を制御して、選局する信号の周波数を可変する。また選局した信号の周波数を中間周波数に変換して、映像中間周波信号を生成する。さらに、生成した映像中間周波信号を増幅して映像処理部14-1と音声処理部15と判別部17に供給する。また、第1チューナ13-1は、放送方式で規定されている映像搬送波周波数と映像中間周波信号VIF-1から抽出した映像搬送波周波数との誤差に対応した信号レベルの自動微調整信号AFT-1を生成して制御部20に供給する。
映像処理部14-1は、映像検波を行いカラーテレビ信号を生成する。この生成したカラーテレビ信号を用いて輝度調整やコントラスト調整等の映像処理と色復調等の色再生処理を行い、映像処理後の信号と色再生処理後の信号を用いて表示信号DR-1を生成して多画面表示処理部16に供給する。また、映像処理部14-1は、カラーテレビ信号から同期信号SYNを分離して判別部17や制御部20に供給する。また、映像処理部14-1は、放送方式判別手段を構成するものであり、生成されたカラーテレビ信号のカラー方式を判別して判別結果を示すカラー方式判別信号SDを制御部20に供給する。カラー方式の判別は、例えば特開平7−23408号公報に開示されている方法等を用いることにより行うことができる。なお、映像処理部14-1は、制御部20から供給された放送方式制御信号TS-1に基づきテレビ放送方式に応じたフィルタ処理等を行い、テレビ放送方式が異なる場合であっても、正しく表示信号DR-1を生成する。
音声処理部15は、制御部20からの放送方式制御信号TS-1に基づき、音声検波を行い音声中間周波信号を生成し、この音声中間周波信号をFM検波して音声信号を生成する。また音声処理部15は、音声信号を所望の信号レベルに増幅して、音声出力信号Soutとして出力する。また音声処理部15は、生成された音声中間周波信号SIFを判別部17に供給する。さらに、音声処理部15は、制御部20から供給された放送方式制御信号TS-1に基づきテレビ放送方式に応じたフィルタ処理を行い、テレビ放送方式が異なる場合であっても、正しく音声出力信号Soutを生成する。
第2チューナ13-2は、後述する制御部20からの選局信号TC-2に基づき局部発振周波数を制御して、選局する信号の周波数を可変する。また選局した信号の周波数を中間周波数に変換して、映像中間周波信号を生成する。さらに、生成した映像中間周波信号を増幅して映像処理部14-2に供給する。また、第2チューナ13-2は、放送方式で規定されている映像搬送波周波数と映像中間周波信号VIF-2から抽出した映像搬送波周波数との誤差に対応した信号レベルの自動微調整信号AFT-2を生成して制御部20に供給する。
映像処理部14-2は、映像検波を行いカラーテレビ信号を生成する。この生成したカラーテレビ信号を用いて輝度調整やコントラスト調整等の映像処理と色復調等の色再生処理を行い、映像処理後の信号と色再生処理後の信号を用いて表示信号DR-2を生成して多画面表示処理部16に供給する。なお、映像処理部14-2は、制御部20から供給された放送方式制御信号TS-2に基づきテレビ放送方式に応じたフィルタ処理等を行い、テレビ放送方式が異なる場合であっても、正しく表示信号DR-2を生成する。
多画面表示処理部16は、制御部20から供給された表示設定信号HSに基づき、表示モードの切り換えを行う。例えば多画面表示モードに設定されたときには、映像処理部14-1から供給された表示信号DR-1と映像処理部14-2から供給された表示信号DR-2を用いて、表示信号DR-1に基づく映像と表示信号DR-2に基づく映像を一つの画面上に同時に表示する表示出力信号DRoutを生成して出力する。また、1画面表示モードに設定されたときには、映像処理部14-1から供給された表示信号DR-1を用いて、この表示信号DR-1に基づく映像のみを画面上に表示する表示出力信号DRoutを生成して出力する。
放送方式判別手段を構成する判別部17は、映像中間周波信号VIF-1や音声中間周波信号SIFおよび同期信号SYNに基づいてテレビシステムの判別を行い、判別結果を示すテレビシステム判別信号SEを生成して制御部20に供給する。例えば、映像中間周波信号VIF-1と音声中間周波信号SIFの周波数の差分に基づいてテレビシステムを検出する。また、判別されたテレビシステムのフィールド周波数と同期信号SYNに含まれている垂直同期信号の周波数が一致するか否かによって検出結果が正しいか否かを判別し、周波数が一致しないときはテレビシステムの検出を再度行う。なお、テレビシステムの検出は、テレビシステムを順次切り換えてセットしてノイズレベルを検出し、ノイズレベルが最小となるときのテレビシステムを検出結果とすることもできる。
制御部20には、ユーザインタフェース21が接続されている。このユーザインタフェース21は、視聴者が操作を行う操作部や、リモートコントロール信号を受信するコントロール信号受信部等で構成されており、ユーザ操作やリモートコントロール信号に基づいた操作信号PSを生成して制御部20に供給する。
制御部20は、マイクロコンピュータ等を用いて構成されており、ユーザインタフェース21からの操作信号PSや、後述する不揮発性メモリ22に記憶されているプリセット情報に基づき受信する放送信号の選局周波数に応じた選局信号TC-1,TC-2を生成して第1チューナ13-1や第2チューナ13-2に供給する。また、プリセット情報MFに基づき受信する放送信号のテレビ放送方式に応じた放送方式制御信号TS-1,TS-2を生成して、映像処理部14-1,14-2や音声処理部15に供給する。また、制御部20は、プリセット動作を実行して、選局周波数の検出や検出された選局周波数におけるテレビ放送方式の判別を並行して行わせる。テレビ放送方式の判別では、検出された選局周波数で受信動作を行ったときに映像処理部14-1から供給されたカラー方式判別信号SDと、判別部17から供給されたテレビシステム判別信号SEを、テレビ放送方式の判別結果として用いる。さらに、制御部20は、検出された選局周波数とテレビ放送方式の判別結果を対応させて、プリセット情報MFとして不揮発性メモリ22に記憶させる。
不揮発性メモリ22は、制御部20で各部の動作を制御するために必要とされる情報等を記憶する。例えば、選局時に用いるプリセット情報MF、動作終了時に視聴されていたチャネルを示すラストチャネル情報、表示モードや映像および音声に関する設定状態等を示す各種設定情報等を記憶する。
次に、プリセット動作について説明する。図2はプリセット動作を示すフローチャートである。ステップST1で、制御部20はパラメータの初期化を行う。このパラメータの初期化では、選局するチャネルを設定するためのパラメータFsetを最初の選局チャネルの周波数f0に設定する。ここで、周波数f0は、第1チューナ13-1および第2チューナ13-2の受信周波数帯で、例えば最も低い周波数とする。また、チャネル番号を示すパラメータCHsを「−1」、パラメータCHfを「0」に設定し、ラストチャネル番号を示すパラメータCHendを、記憶可能なチャネル数の最大値例えば「255」に設定する。
ステップST2で制御部20は、図3のフローチャートで示す第1タスクを起動する。またステップST3で制御部20は、図4のフローチャートで示す第2タスクを起動する。
図3の第1タスクにおいて、ステップST11で制御部20は、パラメータFsetに基づき選局信号TC-2を生成して第2チューナ13-2に供給し、第2チューナ13-2の選局設定を行う。
ステップST12で制御部20は、所定時間待機して、選局信号TC-2に基づく受信動作が安定するようになってからステップST13に進む。
ステップST13で制御部20は、放送信号が検出された否かを判別して、放送信号が検出されたときにはステップST14に進み、放送信号が検出されないときにはステップST16に進む。放送信号が検出されたか否かの判別は、映像処理部14-2から供給された同期信号SYNや第2チューナ13-2からの自動微調整信号AFT-2を用いて行うことができる。例えば、同期信号SYNが映像処理部14-2から供給されたときは放送信号が検出されており、同期信号SYNが供給されていないときは放送信号が検出されていないと判別する。また、自動微調整信号AFT-2によって、放送方式で規定されている映像搬送波周波数と映像中間周波信号VIF-2から抽出した映像搬送波周波数との誤差が少ない状態で安定しているときは、放送信号が検出されており、安定していないときは、放送信号が検出されていないと判別する。
ステップST14で制御部20は、パラメータCHsに「1」を加算して、加算結果をパラメータCHsの新たな値としてステップST15に進む。
ステップST15で制御部20は、パラメータFsetで示された周波数を、パラメータCHsが示す値のチャネル番号に対するプリセット情報MF(CHs)の選局周波数として設定する。さらにプリセット情報MF(CHs)の選局周波数を不揮発性メモリ22に記憶させる。
ステップST16で制御部20は、パラメータFsetが、受信可能な最終チャネルの周波数fendであるか否かを判別する。ここで、パラメータFsetが、最終チャネルの周波数fendでないときにはステップST17に進む。また、最終チャネルの周波数fendであるときは、ステップST18に進む。
ステップST17で制御部20は、パラメータFsetに周波数可変量fdを加算して、加算結果をパラメータFsetの新たな値としてステップST11に戻る。
ステップST18で制御部20は、パラメータFsetが最終チャネルの周波数fendとされており、放送信号の検出が最終チャネルまで完了したことから、パラメータCHsが示す値をパラメータCHendの新たな値として設定して第1タスクを終了する。
図4の第2タスクにおいて制御部20は、プリセット動作における第2タスクを示すフローチャートである。ステップST21で制御部20は、パラメータCHfの値がパラメータCHendの値よりも大きいか否かを判別する。ここで、パラメータCHfの値がパラメータCHendの値よりも大きくないときにはステップST22に進み、大きいときには第2タスクを終了する。
ステップST22で制御部20は、パラメータCHfの値がパラメータCHsの値よりも大きいか否かを判別する。ここで、パラメータCHfの値がパラメータCHsの値よりも大きいときにはステップST21に戻り、大きくないときにはステップST23に進む。
ステップST23で制御部20は、プリセット情報MF(CHf)の選局周波数を不揮発性メモリ22から読み出して、この読み出した選局周波数の信号を受信するように選局信号TC-1を生成して第1チューナ13-1に供給する。
ステップST24で制御部20は、所定時間待機して、選局信号TC-1に基づく受信動作が安定するようになってからステップST25に進む。ステップST25で制御部20は、判別部17からの方式判別信号SDや映像処理部14-1からの同期信号SYN-1に基づき、放送方式を判別してステップST26に進む。
ステップST26で制御部20は、ステップST25の判別結果DSを、パラメータCHfが示す値のチャネル番号に対するプリセット情報MF(CHf)のテレビ放送方式として設定する。さらに、プリセット情報MF(CHf)のテレビ放送方式を不揮発性メモリ22に記憶させる。このため、不揮発性メモリ22に記憶されているプリセット情報MFでは、検出された選局周波数と、この選局周波数におけるテレビ放送方式の判別結果が対応されたものとなる。
ステップST27で制御部20は、パラメータCHfに「1」を加算して、加算結果をパラメータCHfの新たな値としてステップST21に戻る。
図5は、プリセット動作を説明するための図であり、図5Aは第2チューナ13-2の選局動作、図5Bは第1チューナ13-1の選局動作を示している。また、図5CはパラメータCHs、図5DはパラメータCHf、図5EはパラメータCHendをそれぞれ示している。
時点t0でプリセット動作を開始すると、パラメータFsetを「f0」に設定する。さらに、第1タスクが起動して、パラメータFsetに基づいた選局信号TC-2を生成して第2チューナ13-2の選局動作を開始する。
時点t0から所定時間経過後に放送信号の検出を行い、放送信号が検出されないときは、パラメータFsetに周波数可変量fdを加算して、加算結果である周波数をパラメータFsetの新たな値に更新する。また、更新後のパラメータFsetに基づき選局信号TC-2を生成して第2チューナ13-2に供給し、選局動作を行う。
その後、パラメータFsetを順次更新して放送信号の検出を行い、時点t1で放送信号が検出されたときには、パラメータCHsに「1」を加算して、加算結果をパラメータCHsの新たな値に設定する。このため、図5Cに示すように、パラメータCHsの値は、時点t1で「−1」から「0」に更新される。さらに、このときのパラメータFset(=f1)がプリセット情報MF(0)の選局周波数として不揮発性メモリ22に記憶される。なお、図6は不揮発性メモリ22に記憶されたプリセット情報を示している。
その後、時点t3で放送信号を検出できたときには、パラメータCHsに「1」を加算して、加算結果をパラメータCHsの新たな値に設定する。このため、パラメータCHsの値は、時点t3で「0」から「1」に更新される。さらに、このときのパラメータFset(=f2)がプリセット情報MF(1)の選局周波数として不揮発性メモリ22に記憶される。
以下同様にして、放送信号の検出を行い、放送信号が検出されたときパラメータCHsの更新や選局周波数を記憶させる。その後、時点t5で放送信号を検出できたときには、パラメータCHsに「1」を加算して、加算結果をパラメータCHsの新たな値に設定する。このため、パラメータCHsの値は、時点t5で「n−2」から「n−1」に更新される。さらに、このときのパラメータFset(=fn)がプリセット情報MF(n−1)の選局周波数として不揮発性メモリ22に記憶される。
パラメータFsetが「fend」に設定されて、時点t7で放送信号の検出が完了すると、パラメータCHsの値がパラメータCHendの新たな値として設定されたのち第1タスクが終了されて、第2チューナの選局動作が終了される。このため、図5Eに示すパラメータCHendは、時点t7で「255」から「n−1」に更新される。
時点t0で第1タスクが起動されたのち第2タスクが起動されると、パラメータCHfがパラメータCHsよりも大きくないと判別された時点t1で、プリセット情報MF(0)で示された選局周波数「f1」で受信動作を行うように選局信号TC-1が生成されて第1チューナ13-1に供給される。
時点t1から所定時間後に選局周波数「f1」のチャネルのテレビ放送方式の判別を行い、時点t2で判別が完了したとき、このときの判別結果DS1がプリセット情報MF(0)のテレビ放送方式として不揮発性メモリ22に記憶される。また、パラメータCHfの値が「0」から「1」に更新される。
時点t3でパラメータCHsが「0」から「1」に更新されて、パラメータCHfがパラメータCHsよりも大きくないと判別されると、プリセット情報MF(1)で示された選局周波数「f1」で受信動作を行うように選局信号TC-1が生成されて第1チューナ13-1に供給される。
また、時点t3から所定時間後に選局周波数「f2」のチャネルのテレビ放送方式の判別を行い、時点t4で判別が完了したとき、このときの判別結果DS2がプリセット情報MF(1)のテレビ放送方式として不揮発性メモリ22に記憶される。また、パラメータCHfの値が「1」から「2」に更新される。
以下同様に処理されて、不揮発性メモリ22に記憶されているプリセット情報MF(CHs)によって示された選局周波数で放送信号が受信されて、テレビ放送方式の判別結果DSが対応するプリセット情報MF(CHs)に記憶される。例えば時点t5から所定時間経過後に選局周波数「fn」のチャネルのテレビ放送方式の判別を行い、時点t6で判別が完了したとき、このときの判別結果DSnがプリセット情報MF(n-1)のテレビ放送方式として不揮発性メモリ22に記憶される。また、パラメータCHfの値が「n−1」から「n」に更新される。
時点t7で放送信号の検出が完了して、パラメータCHendが「255」から「n−1」に更新されると、パラメータCHfがパラメータCHendよりも大きくなることから第2タスクが終了されて、第1チューナの選局動作が終了される。
このように、第2チューナを用いて放送信号の選局周波数の検出を行い、検出された選局周波数をチャネル毎のプリセット情報MFとして不揮発性メモリ22に記憶させる。また、記憶された選局周波数のチャネルに対するテレビ放送方式の判別は、第1チューナを用いて選局周波数の検出と並行して行う。
このように、選局周波数の検出とテレビ放送方式の判別が異なるチューナを用いて並行して行われるので、プリセット動作を自動的に効率よく短時間で完了させることができる。
なお、上述の形態では2つのチューナを用いて選局周波数の検出とテレビ放送方式の判別を並行して行う場合を示したが、3つ以上のチューナを用いる場合は、選局周波数の検出を複数のチューナで分担して行うものとしたり、テレビ放送方式の判別を複数のチューナで分担して行うものとすれば、さらに効率よくプリセット動作を行うことができる。例えば、3つのチューナを用いてプリセット動作を行う場合、テレビ放送方式の判別に要する時間が長いときには、1つのチューナで選局周波数の検出を行い、2つのチューナでテレビ放送方式判別を行う。ここで、2つのチューナでテレビ放送方式の判別を行うときには、各チューナで異なる選局周波数のチャネルに対してテレビ放送方式の判別を行う。また、選局周波数の検出に要する時間が長いときには、2つのチューナで選局周波数の検出を行い、1つのチューナでテレビ放送方式判別を行う。ここで、2つのチューナで選局周波数の検出を行うときには、各チューナが異なる周波数で選局動作を行うように制御する。例えば、一方のチューナでは、チューナの受信周波数帯で最も低い周波数から選局周波数の検出を行い、他方のチューナでは受信周波数帯で最も高い周波数から選局周波数の検出を行う。このように、3つ以上のチューナを用いる場合であっても、各チューナを並行して動作させて選局周波数の検出とテレビ放送方式の判別を行うことにより、プリセット動作を自動的に更に効率よく短時間で完了させることができる。
以上のように、本発明にかかるチャネルプリセット方法と選局装置は、複数の受信手段を有した機器において有用であり、例えばワールドワイドで使用できるテレビジョン受信機に好適である。
選局装置の構成を示す図である。 プリセット動作を示すフローチャートである。 第1タスクを示すフローチャートである。 第2タスクを示すフローチャートである。 プリセット動作を説明するための図である。 プリセット情報を示す図である。
符号の説明
11・・・アンテナ、12・・・分配器、13-1・・・第1チューナ、13-2・・・第2チューナ、14-1,14-2・・・映像処理部、15・・・音声処理部、16・・・多画面表示処理部、17・・・判別部、20・・・制御部、21・・・ユーザインタフェース、22・・・不揮発性メモリ

Claims (2)

  1. 複数のテレビ放送方式に対応できる複数の受信手段を用いて、該複数の受信手段における1の受信手段を制御して選局周波数の検出を行う手順と、
    前記複数の受信手段における他の受信手段を制御して前記検出された選局周波数で受信動作を行い、該検出された選局周波数における前記テレビ放送方式の判別を、前記1の受信手段による新たな選局周波数の検出と並行して行う手順と、
    前記選局周波数の検出結果と該検出された選局周波数における前記テレビ放送方式の判別結果を対応させて、プリセット情報として記憶手段に記憶させる手順とを有する
    ことを特徴とするプリセット方法。
  2. 複数のテレビ放送方式に対応できる複数の受信手段と、
    テレビ放送方式の判別を行う放送方式判別手段と、
    前記複数の受信手段における1の受信手段を制御して選局周波数の検出を行い、前記複数の受信手段における他の受信手段を制御して前記検出された選局周波数で受信動作を行い、該検出された選局周波数におけるテレビ放送方式を前記放送方式判別手段によって判別するテレビ放送方式判別を、前記1の受信手段による新たな選局周波数の検出と並行して行わせる制御手段と、
    前記選局周波数の検出結果と該検出された選局周波数における前記テレビ放送方式の判別結果を対応させて、プリセット情報として記憶する記憶手段を有する
    ことを特徴とする選局装置。
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