JP4625168B2 - ガス異常検知システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスセンサを用いてガス濃度を検知して警報を発する携帯型のガス警報送信装置を使用したガス異常検知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ガスセンサを用いてガス濃度を検知して警報を発する従来の携帯型のガス警報送信装置は、例えば一酸化ガスを検出する一酸化炭素センサを例にとれば、図4に示すように構成されている。
【0003】
ガス検知警報装置10は、図4に示すように、一酸化炭素センサ11、増幅回路12、A/Dコンバータ(アナログ/デジタルコンバータ)13、ワンチップマイコン14、液晶表示器15、警報ブザー16、警報ランプ17,レベル設定器18、レベル設定器19などから成り立っており、携帯に便利なように小型に構成され持ち歩くことができる。
【0004】
一酸化炭素センサ11は雰囲気中の一酸化炭素を検出して、この一酸化炭素の濃度をアナログの電気信号に変換し、増幅回路12はこの電気信号が所定のレベルになるように増幅する。
【0005】
増幅された電気信号は、A/Dコンバータ13に入力されて、ここで対応するデジタル信号に変換されて、ワンチップマイコン14に出力され、ここで信号処理がなされ、検出されたガス濃度が液晶表示器15に所定の単位、例えばPPMなどの単位で表示される。
【0006】
また、ワンチップマイコン14には、レベル設定器18により第一警報レベルL1として、例えば一酸化炭素のガス濃度が50PPMを越えると警報ブザー16が鳴動し、警報ランプ17が点灯するように設定することができる。
【0007】
さらに、レベル設定器19には、第一警報レベルL1より大きい一酸化炭素のガス濃度である第二警報レベルL2として、例えば一酸化炭素のガス濃度が150PPMを越えると警報ランプ17が点灯し、警報ブザー16が鳴動するように設定する。
【0008】
以上の構成において、一酸化炭素センサ11で検出した一酸化炭素のガス濃度が、例えば50PPMを越えると警報ランプ17が点灯するが、ガス濃度が自動的に低下した場合は、この警報ランプ17は自動的に消灯する自動復帰式として動作している。
【0009】
そして、マンホールに入るときなどには、この携帯用のガス警報送信装置10を予めマンホールの中につり下げて、一酸化炭素のガス濃度が所定のレベル以下であることを確認してから検査孔の中に入るなどして安全を確保するが、自動復帰式であるので、ガス濃度が低下していれば警報が解除され、ガス濃度が上昇すれば警報が鳴り、その危険分布を知ることができる。
【0010】
なお、図4に示す構成では、ガスの種類としては一酸化炭素を検出するものであるが、この一酸化炭素センサ11の代わりに、酸素の濃度を検知する酸素センサを装着することも、或いは硫化水素の濃度を検知する硫化水素センサを装着することもでき、同様にして電気信号に変換して、許容値をレベル設定器18、或いはレベル設定器19で設定して警報などを発信させることができるが、いずれにしても自動復帰式として動作する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような携帯用のガス検知警報装置は、小型であり持ち歩きに便利であり、手軽にガス濃度を検知することができるが、オペレータが単独で所定レベルを持つ高濃度のガスエリアに入って倒れ意識がなくなったときなどは、ガス検知警報装置を所持していてもこれによりオペレータの近傍に警報を発することはできるが、遠方にいる第三者に知らせることはできず、このため死に至る危険性がある。
【0012】
また、一時的にガス濃度が上昇して所定レベルを越えて危険状態になり意識がなくなった後で、この危険状態が去っても、自動復帰式であるので、警報は解除されるが、意識がなくなったオペレータの状態はそのまま維持され、危険性が解除されないという問題がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の課題を解決するためのガス異常検知システムの構成として、ガス濃度を検知して警報を発する携帯型のガス検知警報器と該警報を受信して無線信号として送出する通信携帯端末とが接続手段で接続された状態で、前記ガス濃度が所定レベルを越えたときに前記警報を発信し続けて自己保持するガス警報送信装置と、無線通信網を介して前記警報を受信し前記ガス警報送信装置に関連する関連情報を取得する安全センタとよりなるガス異常検知システムにおいて、前記ガス検知警報器の電源をオフにして前記関連情報の保持を解除することにより、前記ガス警報送信装置の保持者の生存が確認できる構成であること、から構成されるようにしたものである。
【0017】
本発明は、以上のガス異常検知システムの構成により、ガス警報送信装置によりガス濃度が所定レベルを越えると警報を発信し続けて自己保持しており無線通信網を介して安全センタでこの警報を受信しつづけて前記ガス警報送信装置に関連する関連情報を取得しているので、素早く救助を開始することができ、関連情報の内容によっては、ガスの種類、オペレータ名、位置する場所などを即座に知ることができ、安全管理上極めて有効な対処をすることができる。
特に、ガス検知警報器の電源をオフにして関連情報の保持を解除することによりガス警報送信装置の保持者の生存を確認することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るガス警報送信装置の実施の形態について図を用いて説明する。図1は本発明の実施の1形態を略示的に示した全体構成図である。なお、理解を容易にするため従来のガス検知警報装置と同一部分には同一の符号を付して説明する。
【0021】
ガス検知警報器20は、図1に示すように、一酸化炭素センサ11、増幅回路12、A/Dコンバータ(アナログ/デジタルコンバータ)13、液晶表示器15、警報ブザー16、警報ランプ17,レベル設定器18、レベル設定器19、ワンチップマイコン21、外部警報インターフエース22、ジャック23などから成り立っており、携帯に便利で持ち歩くことができる。
【0022】
一酸化炭素センサ11は雰囲気中の一酸化炭素を検出して、この一酸化炭素の濃度をアナログの電気信号に変換し、増幅回路12はこの電気信号が所定のレベルになるように増幅する。
【0023】
増幅された電気信号は、A/Dコンバータ13に入力されて、ここで対応するデジタル信号に変換されて、ワンチップマイコン21に出力され、ここで信号処理がなされ、検出されたガス濃度が液晶表示器15に所定の単位、例えばPPMなどの単位で表示される。
【0024】
また、ワンチップマイコン21には、レベル設定器18により第一警報レベルL1として、例えば一酸化炭素のガス濃度が50PPMを越えると警報ランプ17が点灯し、警報ブザー16が鳴動するように設定することができる。
【0025】
さらに、レベル設定器19には、第一警報レベルL1より大きい一酸化炭素のガス濃度である第二警報レベルL2として、例えば一酸化炭素のガス濃度が150PPMを越えると警報ランプ17が点灯し、警報ブザー16が鳴動するように設定することができる。
【0026】
この場合に、第二警報レベルL2での警報ランプ17の点灯および警報ブザー16の鳴動のオン・オフの周期は、第一警報レベルL1におけるオン・オフの周期と異なるように設定され、第一警報レベルL1の警報か第二警報レベルL2での警報かを区別できるようになっている。
【0027】
ワンチップマイコン21は、出力ポート1と入力ポート1とが設けられており、これらのポートは外部警報インターフエース22に接続され、外部警報インターフエース22はジャック23に接続されている。
【0028】
外部警報インターフエース22は、一端が出力ポート1に接続され、他端はエミッタがグランドに接続されたトランジスタQ1のベースに接続され、このトランジスタQ1のコレクタはジャック23の端子Tに接続されている。
【0029】
また、入力ポート1は、抵抗R2を介して+V1の電圧でプルアップされると共にジャック23にプラグが接続されない状態で端子Tと接続されているB端子に接続され、ジャック23のS端子はグランドに接続されている。
【0030】
さらに、図1では、通信携帯端末として専用PHS(パーソナル・ハンディフオン・システム)24を用い、この専用PHS24とガス検知警報器20とを、両端にプラグ25、26を有し、これらを接続コード27で接続し、プラグ25をジャック23に、プラグ26をジャック28に挿入して構成する接続手段を用いる場合を例示している。
【0031】
ジャック23及び接続コード27のプラグ25は、超小型の短頭ジャック、プラグであり、プラグ25が挿入されていない場合は、ジャック23のT端子とB端子とが短絡しており、プラグ25が挿入されるとジャック23のT端子とB端子とが開放され、B端子は解放状態となる。
【0032】
専用PHS24は、外部警報インターフエース29、信号処理部30,アンテナ31、ジャック28などから構成され、外部警報インターフエース29とジャック28を除けば市販のPHSと同様な構成であり、信号処理部30は専用ソフトを用いて動作し、この結果は送受信部を介してアンテナ31から無線により信号を送信する。
【0033】
外部警報インターフエース29は、S端子がグランドに接地されたジャック28のT端子が抵抗R3を介して+V2の電圧でプルアップされて、信号処理部30の入力ポート2に接続されている。
【0034】
次に、以上のように構成されたガス警報送信装置32の動作について図2に示す状態図を用いて説明する。
【0035】
先ず、ガス検知警報器20のジャック23にプラグ25を差し込んでおらず、警報が出ていない無警報の状態、つまり図2の状態1に示す場合では、ワンチップマイコン21の出力ポート1はローレベルL(0ボルト)になっており、このためトランジスタQ1がオフ状態となっている。
【0036】
このため、トランジスタQ1のコレクタ電圧は、+V1電圧が抵抗R2からジャック23のB−T端子を介してコレクタに印加されることにより+V1になると同時にワンチップマイコン21の入力ポート1もハイレベルH(+V1ボルト)となっている。
【0037】
次に、ガス検知警報器20のジャック23にプラグ25を差し込んでいない未接続の状態であって警報が出ている状態、つまり図2の状態2に示す場合では、ワンチップマイコン21の出力ポート1はハイレベルH(+V1ボルト)となり、トランジスタQ1がオン状態となっている。
【0038】
このため、トランジスタQ1のコレクタ電圧は、0ボルトとなり、ジャック23のB−T端子を介したワンチップマイコン21の入力ポート1はローレベルLとなるので、この電圧をワンチップマイコン21がソフトで検出して自動復帰式として動作するようにソフトで対応する。
【0039】
つまり、ガス検知警報器20のジャック29にプラグ25を差し込んでおらず一酸化炭素のガス濃度がレベル設定器18又は19で設定した所定レベルを越えた場合(状態2)は、ワンチップマイコン21がこれを検知して警報ランプ17を点灯させたり、警報ブザー16を鳴動させたり、或いは液晶表示器に警報内容を表示したりするが、所定レベルより低下したときは、自動的にこれらの警報を消滅させて元の無警報の状態に戻す警報自動復帰式として動作する。
【0040】
この警報自動復帰式の動作は、従来のガス検知警報装置10と同じ動作であるので、ガス検知警報器20のジャック23にプラグ25を差し込まない場合は、ガス検知警報器20は従来と同様にガス検知警報装置10単体としての使用が可能である。
【0041】
なお、ガス検知警報器20のジャック23にプラグ25を差し込んでいない状態では、図2の状態1,2に示すように、専用PHS24の入力ポート2は抵抗R3を介して電圧+V2が印加された状態にあるので、ハイレベルHの状態にある。
【0042】
次に、ガス検知警報器20のジャック23にプラグ25を差し込み、また専用PHS24のジャック28にプラグ26を差し込んだ状態で警報が出ていない無警報の状態、つまり、図2の状態3に対応する場合では、出力ポート1はローレベルL(0ボルト)になっており、このためトランジスタQ1は開放状態となっている。
【0043】
また、この場合のワンチップマイコン21の入力ポート1は、ジャック23のB端子がT端子から開放されているので、+V1の電圧が抵抗R2を介して印加され、ハイレベルHの状態になっている。
【0044】
一方、専用PHS24の入力ポート2は、トランジスタQ1が開放状態となっているので、ガス検知警報器20側からは電圧が印加されず、抵抗R3を介して電圧+V2が印加され、ハイレベルHとなっている。
【0045】
次に、ガス検知警報器20のジャック23にプラグ25を差し込み、また専用PHS24のジャック28にプラグ26を差し込んだ状態で警報が出ている状態、つまり、図2の状態4に対応する場合では、ワンチップマイコン21の出力ポート1はハイレベルH(+V1ボルト)となり、トランジスタQ1がオン状態となっている。
【0046】
この結果、ガス検知警報器20のジャック23のT端子は、グランドに接地された状態になっているので、専用PHS24の入力ポート2は接続ケーブル27を介して接地されてローレベルLになっている。
【0047】
また、ワンチップマイコン21の入力ポート1は、警報の発生の有無に係わらずジャック23にプラグ25が挿入されて端子Tと端子Bが開放された状態にある。
【0048】
このため、入力ポート1は、抵抗R2を介して電圧+V1が印加されてハイレベルHに維持されているので、ワンチップマイコン21は、一酸化炭素の濃度が所定レベルを越えて警報を発生している状態において、入力ポート1がハイレベルHであることをワンチップマイコン21がソフト的に検出して、警報を継続して発信し続ける警報自己保持式として動作するようにソフト的に切り替えて動作する。
【0049】
つまり、ガス検知警報器20のジャック23にプラグ25を差し込み、また専用PHS24のジャック28にプラグ26を差し込んだ状態では、図2の状態3、4に示すように、警報がない場合は入力ポート2のレベルがハイレベルH(状態3)であり、信号処理部30はアンテナ31から警報を発信することはない。
【0050】
しかし、警報があればワンチップマイコン21が、図2の状態4に示すように、入力ポート1のハイレベルHを検出して警報自己保持式になるように自己のソフトを切り替える。
【0051】
この後、専用PHS24は、入力ポート2のローレベルLを検知して、内蔵する専用ソフトにより、例えば安全センタなどの電話番号に自動ダイヤルを行って警報を送信し続けることにより、第三者に危険状態を通報し続けることができる。
【0052】
なお、この警報自己保持式の状態を解除するためには、このガス検知警報器20を装着しているオペレータが、液晶表示器15のガス濃度値が警報値以下であることを確認してから電源を切断することにより行う。
【0053】
図1に示す構成では、ガスの種類としては一酸化炭素を検出するものを例示したが、この一酸化炭素センサ11の代わりに、酸素の濃度を検知する酸素センサ、或いは硫化水素の濃度を検知する硫化水素センサを装着することもできる。
【0054】
次に、本発明に係るガス異常検知システムの実施の形態について、図3に略示的に示した全体構成図を用いて説明するが、理解を容易にするため図1に示すガス警報送信装置32と同一部分には同一の符号を付して説明する。
【0055】
ガス異常検知システム40は、オペレータが装着できる携帯型のガス警報送信装置32と、このガス警報送信装置32の専用PHS24から発信される無線信号による警報を受信する安全センタ41とから構成され、これらは複数の基地局で構成される移動通信網42には無線で伝送され、移動通信網42からは電話網43を介して安全センタ41と有線で結ばれている。
【0056】
ガス警報送信装置32の専用PHS24から発信された例えば32kbps(キロビット/秒)のデジタルによる無線信号による警報は、移動通信網42の基地局で検知されて、さらに電話網43を介して例えばプラント事業所などに設けられた安全センタ41に伝送される。
【0057】
安全センタ41は、有線で伝送されたこのデジタル信号による警報をモデム44で復調してコンピュータ45に送出し、コンピュータ45はこれを検知することによりインターフエイス46を介して警報ランプ47を点灯させ、または警報ブザー48を鳴動させ、或いは液晶表示器などの表示装置49に警報に関連する関連情報を表示する。
【0058】
既述のように、ジャック23とジャック28とが接続ケーブル27で接続されている場合には、ガス警報送信装置32は警報自己保持式として動作するようにワンチップマイコン21がプログラムされているので、警報が発生するとこの警報は専用PHS24に内蔵される専用ソフトにより安全センタ41に自動ダイヤルされて、移動通信網42を構成する基地局から電話網43を介して安全センタ41に継続して警報が送信し続けられる。
【0059】
安全センタ41は、この警報を受信すると、コンピュータ45に内蔵される専用ソフトにより自動着信され、送信された電話番号により登録されたオペレータの氏名、行先などの関連情報が表示装置49の画面上に表示され、同時に安全センター41の警報ランプ47の点灯及び/又は警報ブザー48を鳴動させ、必要に応じて専用PHS24の電話機能も確保される。
【0060】
オペレータが生存しており、装着しているガス検知警報器20の液晶表示器15に示されるガス濃度が警報値以下に下がったことをオペレータが確認し警報を解除したい場合はガス検知警報器20の電源を切断する。
【0061】
電源切断により、警報保持が解除され、安全センタ41の警報ランプ47が消灯され、警報ブザー48の鳴動が停止されるので、安全センタ41側ではオペレータが生存しているのを確認することができる。
【0062】
このようにガス警報送信装置32の専用PHS24と移動通信網を構成する基地局との間で、32kbpsのデータを送受信しており、基地局と接続される例えば構内回線である電話回線43も高速のデジタル回線を使用することで、完全にデジタルで安全センタ41と警報のデータ通信をすることが可能となり警報データの転送の高速化と高信頼性が確保できる。
【0063】
また、専用PHS24の送信出力は、例えば10ミリワット程度の小さい出力であるので、専用PHS24の電池への負担が小さく、重量を抑えることができ、オペレータがガス検知装置20と共に常備しても、重量的に或いはスペース的に問題が生じることはない。
【0064】
専用PHS24の送信出力が小さいことは、プラント事業所内での利用において、電波障害を引き起こさないという利点を有すると共に基地局番号を有する1つの基地局がもつカバーエリアが小さくなり、ガス警報送信装置32を携帯するオペレータの位置を基地局番号から特定しやすくすることができる。
【0065】
さらに、事業所内においては、基地局の設置場所は実質的には自由にかつ任意に選ぶことが可能であり、最も効果的な分布、例えば危険個所をくまなくカバーするように基地局を設置することができる。
【0066】
図3に示す実施態様では、効果的な移動通信網42としてPHS対応の通信網として説明したが、携帯電話に対応する通信網としても、或いは専用PHS24の代わりにトランシーバ送信装置に変更し、安全センタ41側でも入力側はこのトランシーバからの無線による警報を受信するトランシーバ受信装置として構成しても良い。
【0069】
【発明の効果】
本発明によるガス異常検知システムの構成により、ガス警報送信装置によりガス濃度が所定レベルを越えると警報を発信し続けて自己保持しており無線通信網を介して安全センタでこの警報を受信しつづけて前記ガス警報送信装置に関連する関連情報を取得しているので、素早く救助を開始することができ、関連情報の内容によっては、ガスの種類、オペレータ名、位置する場所などを即座に知ることができ、安全管理上極めて有効な対処をすることができる。
特に、ガス検知警報器の電源をオフにして関連情報の保持を解除することによりガス警報送信装置の保持者の生存を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス警報送信装置の実施の1形態を略示的に示した全体構成図である。
【図2】図1に示すガス警報送信装置の動作を説明する状態図である。
【図3】本発明に係るガス異常検知システムの実施の1形態を略示的に示した全体構成図である。
【図4】従来のガス検知警報装置の構成を略示的に示した全体構成図である。
【符号の説明】
10;ガス検知警報装置、 11;一酸化炭素センサ、 12;増幅回路、
13;A/Dコンバータ、 14;ワンチップマイコン、 15;液晶表示器、
16;警報ブザー、 17;警報ランプ、 18、19;レベル設定器、
20;ガス検知警報器、 21;ワンチップマイコン、
22、23、28;ジャック、 24;専用PHS、 25、26;プラグ、
27;接続コード、 29;外部警報インターフエイス、 30;信号処理部、
31;アンテナ、 40;ガス異常検知システム、 41;安全センタ、
42;移動通信網、 43;電話網、 44;モデム、 45;コンピュータ、
46;インターフエイス、 47;警報ランプ、 48;警報ブザー、
49;表示装置
Claims (1)
- ガス濃度を検知して警報を発する携帯型のガス検知警報器と該警報を受信して無線信号として送出する通信携帯端末とが接続手段で接続された状態で、前記ガス濃度が所定レベルを越えたときに前記警報を発信し続けて自己保持するガス警報送信装置と、
無線通信網を介して前記警報を受信し前記ガス警報送信装置に関連する関連情報を取得する安全センタと
よりなるガス異常検知システムにおいて、
前記ガス検知警報器の電源をオフにして前記関連情報の保持を解除することにより、前記ガス警報送信装置の保持者の生存が確認できる構成であること
を特徴とするガス異常検知システム。
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