JP4622762B2 - 画像データ圧縮・復元方法 - Google Patents

画像データ圧縮・復元方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4622762B2
JP4622762B2 JP2005267358A JP2005267358A JP4622762B2 JP 4622762 B2 JP4622762 B2 JP 4622762B2 JP 2005267358 A JP2005267358 A JP 2005267358A JP 2005267358 A JP2005267358 A JP 2005267358A JP 4622762 B2 JP4622762 B2 JP 4622762B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
pixels
value
data
interpolation information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005267358A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007081857A (ja
Inventor
睦裕 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2005267358A priority Critical patent/JP4622762B2/ja
Publication of JP2007081857A publication Critical patent/JP2007081857A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4622762B2 publication Critical patent/JP4622762B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、画像データを圧縮して保存や伝送し、利用する際に復元する画像データ圧縮・復元方法に関するものである。
複雑な計算が必要な周波数空間への変換などを行わずに、簡易な計算処理で画像データを圧縮する手法として、二次元分布するデータを間引くという方法がある(例えば特許文献1)。
この特許文献1に開示されている方法は市松模様状に画素の情報を間引いてデータを圧縮し、間引かれて欠落した画素の値は間引かれずに残った周辺の12個の画素の値から図形のパターンを解析して補間処理により復元するという方法である。
さらに、データ復元過程で実施される補間計算を予め想定してその一次結合(一次式)の方法を決めておく、という方法も従来からある(例えば特許文献2)。
これらの何れの従来の方法でも広範囲の画素の値を調べて図形パターンを把握することにより、再現性向上に有用な方法である。
また、動画像の画素を市松模様状に間引く際に、当フレーム及び時間的に前後に位置するフレームにある周辺の画素の値から、相関性の高い方向を選択、または、方向性はないとの判断を行って、間引かれる画素毎にクラス分けを行ってその情報を伝送し、復元時にはクラス分けに従って係数を決めて周辺画素の一次結合(一次式)で補間計算する方法も従来からある(例えば特許文献3)。
この特許文献3に開示されている方法は、圧縮過程では間引かれて欠落する画素の値とその周辺の画素の値を元に補間情報を生成しておき、復元過程では補間情報を参照して画素補間演算を行うもので、再現性向上に有用である。
また8ビット単位で扱われることが多い画像データのフォーマットに着目して、1画素の情報を保存するのに必要なビット数との差である空きビットに格納することで、補間情報を保存する方法が提供されている(例えば特許文献4)。
特開昭52−34635号公報(第2頁右上欄第8行乃至第3頁第左上欄第19行) 特開昭63−48088号公報(第2頁右上欄第11行乃至左下欄第3行) 特開平7−46589号公報(段落0012,0013) 特開2004−23445号公報(第1頁左欄の解決手段の項)
ところで、市松模様状に欠落した画素の値を補間で再現する場合に、特許文献1や特許文献2に開示されている方法を用いると、間引かれる画素周辺の画素の画素値を広い範囲で参照することで図形の特性を把握することができ、復元時の再現性が向上するという利点があるものの、演算規模が大きくなるという問題があった。
また特許文献3に開示されている画素補間に有用な情報を図形の特性把握により生成して保存しておく方法では、演算規模拡大に加えて、図形の特性を表現するには補間借報の量が大きくなるという問題があった。また動画像の時間的に前後に位置するフレームにある周辺の画素の値も参照するので、前後の画像を一次記憶するためのメモリも必要になるという問題もあった。
一方デジタル画像では256階調の8ビットのデータが多く用いられるが、この場合には、間引かれずに残る画素のデータは画像データのフォーマットに整合して格納されるので空きビットは生じず、そのため特許文献4に開示されている方法は利用できない。
そのためデータ量、演算量の抑制・低減によって圧縮復元の効率化が図れる画像データ圧縮・復元の方法が希求されていた。
本発明は、上記の問題点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、圧縮復元の効率化が図れる画像データ圧縮・復元方法を提供することにある。
上述の目的を達成するために、請求項1の発明は、市松模様状に画素の情報を間引いて画像データを圧縮し、間引かれて情報が欠落した画素の値を間引かれずに残った周辺の画素の値から補間復元する、画像データ圧縮・復元方法であって、データ圧縮過程においては、間引き対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位n(n≧1)ビットを無視した値において、上下の画素の上記値の平均値と、左右の画素の上記値の平均値との間で所定以上の差がある場合にのみ、前記間引き対象画素を復元する際に利用する補間情報を生成するとともに、間引かれずに残る画素の画素値のデータの下位の前記nビットを置き換えて前記生成した補間情報を格納し、データ復元過程においては、復元対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位の前記nを無視した値において、上下の画素の上記値の平均値と、左右の画素の上記値の平均値との間で所定以上の差がある場合に、前記補間情報を参照して復元対象画素の補間を行い、上記の差がない場合に補間情報を参照せずに復元対象画素の補間を行い、データ圧縮過程においては、前記間引き対象画素の画素値と、前記間引き対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位の前記nビットを無視した値を大きさ順に並べた数列との相対関係を、間引かれた各画素毎の前記補間情報として画像データに格納し、データ復元過程においては、間引かれた画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位の前記nビットを無視した値を大きさ順に並べた数列から前記補間情報を用いて欠落した画素を再現することを特徴とす
請求項の発明によれば、条件を満たす場合に限り、補間情報が生成され、また参照されるため、画像データ全体として圧縮、復元の際のデータ量、演算量を抑制・低減することができ、効率化が図れる。また、大きく明暗の変化する部分における画素において補間情報が生成されるため、該補間情報により当該部分の画像が復元されても明暗の変化が大きくて画像としての違和感が小さく、また画素値が均一な部分においては補間情報が生成されることがないため、画質の低下がなく、画素値が均一な部分の復元画像に違和感を生じない。さらに、補間情報によりデータ量を増えないようにすることで、圧縮・復元の効率化が図れる。また、補間情報そのものを簡素にすることによって、圧縮・復元の効率化が図れる。
請求項の発明は、市松模様状に画素の情報を間引いて画像データを圧縮し、間引かれて情報が欠落した画素の値を間引かれずに残った周辺の画素の値から補間復元する、画像データ圧縮・復元方法であって、データ圧縮過程においては、間引き対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位n(n≧1)ビットを無視した値において、最大値と最小値との間で所定以上の差がある場合にのみ、前記間引き対象画素を復元する際に利用する補間情報を生成するとともに、間引かれずに残る画素の画素値のデータの下位の前記nビットを置き換えて前記生成した補間情報を格納し、データ復元過程においては、復元対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位の前記nビットを無視した値において、最大値と最小値との間で所定以上の差がある場合に、前記補間情報を参照して復元対象画素の補間を行い、上記の差がない場合に補間情報を参照せずに復元対象画素の補間を行い、データ圧縮過程においては、前記間引き対象画素の画素値と、前記間引き対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位の前記nビットを無視した値を大きさ順に並べた数列との相対関係を、間引かれた各画素毎の前記補間情報として画像データに格納し、データ復元過程においては、間引かれた画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位の前記nビットを無視した値を大きさ順に並べた数列から前記補間情報を用いて欠落した画素を再現することを特徴とする。
請求項の発明によれば、請求項の発明と同様に、条件を満たす場合に限り、補間情報が生成され、また参照されるため、画像データ全体として圧縮、復元の際のデータ量、演算量を抑制・低減することができ、効率化が図れる。また、大きく明暗の変化する部分における画素において補間情報が生成されるため、該補間情報により当該部分の画像が復元されても明暗の変化が大きくて画像としての違和感が小さく、また画素値が均一な部分においては補間情報が生成されることがないため、画質の低下がなく、画素値が均一な部分の復元画像に違和感を生じない。さらに、補間情報によりデータ量を増えないようにすることで、圧縮・復元の効率化が図れる。また、補間情報そのものを簡素にすることによって、圧縮・復元の効率化が図れる。
請求項の発明では、データ圧縮過程においては、間引き対象画素の上下左右の4画素において、画素の値の最大値の下位nビットを切り下げて2 を加えた値と、画素の値の最小値の下位nビットを切り下げた値の間を2 n−1 等分して最小値から最大値までの各々の値に0から2 n−1 までの番号を付け、間引き対象画素の画素値と最も近い画素値の番号を間引き対象画素の補間情報として生成し、データ復元過程においては、復元対象画素の上下左右に隣接する4画素の最大値の下位nビットを切り下げて2 を加えた値と最小値の下位nビットを切り下げた値の間を2 n−1 等分して最小値から最大値までの各々の値に0から2 n−1 までの番号を付け、隣の画素の下位nビットから読み取った補間情報と同じ番号の画素値を復元対象画素の補間結果とすることを特徴とする。
請求項の発明では、データ圧縮過程においては、間引き対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値を降順にならべて1番目と2番目、2番目と3番目、3番目と4番目、4画素全て、の各々の4通りの平均値を求め、夫々の平均値に番号0〜3を付け、間引き対象画素の画素値と最も近い画素値の番号を選択し、その番号を2ビットデータ分の補間情報として生成し、データ復元過程においては、データ圧縮過程と同様に復元対象画素の上下左右に隣接する4画素の値を降順にならべて1番目と2番目、2番目と3番目、3番目と4番目、4画素全て、の各々の4通りの平均値を求めて0〜3の番号を付け、読み出した補間情報と同じ番号の画素値を復元対象画素の画素補間結果とすることを特徴とする。
請求項の発明では、前記画像データは前記画素値としての輝度信号と色差信号からなるカラー画像データであって、データ圧縮過程においては、間引き対象画素の輝度信号の補間情報を、間引き対象の画素の周辺画素の輝度信号と色差信号とに分割して埋め込むことを特徴とする。また、請求項6の発明では、前記色差信号は、それぞれ縦2、横2の計4画素で共有された2種類の色差信号からなり、データ圧縮過程では、前記4画素中で間引き対象となる2画素のうち、一方の画素の輝度信号の補間情報は一方の色差信号と間引き対象とならない2画素のうち一方の画素の輝度信号とに分割して埋め込み、他方の画素の輝度信号の補間情報は他方の色差信号と間引き対象とならない2画素のうち他方の画素の輝度信号とに分割して埋め込むことを特徴とする。
請求項の発明によれば、画像データ復元に用いる補間情報を周辺画素の輝度信号と色差信号に埋め込むことで、データ量を増やすことなく画像データの圧縮・復元の効率化が図れる。
本発明は、画像データの圧縮・復元の効率化が図れるという効果がある。
以下本発明を実施形態により説明する。
図1は本実施形態の画像データ圧縮・復元方法の基本的な流れを示しており、画像データAを図1(a)に示すように市松模様状に画素(×印の画素)を間引いて圧縮する際には、各間引き対象画素(P11,P13、P22,P24、P31,P33)毎に、周辺の間引き対象外の画素の値を解析し所定の条件を満たしているか否かを判断するとともに、条件を満たしていると判断された場合のみ間引き対象画素を復元する際に用いる補間情報を、当該間引き対象画素の周辺の間引き対象外の画素値データを改変して埋め込む処理を行う過程とを経て、間引き対象外の画素(P12’,P14’、P21’,P23’、P32’,P34’)からなる圧縮データBが得られることになる(図1(b))。
また圧縮データBから画像データを復元する際には、間引き対象画素(P11,P13、P21,P23、P31,P33)に対応する復元対象画素の周辺となる画素(P12’,P14’、P21’,P23’、P32’,P34’)の画素値(輝度値)を解析して所定の条件を満たしているか否かを判断する。例えば図1(a)において間引き対象画素P22に対する補間情報を画素P21に埋め込んで圧縮した場合には、復元時には復元対象画素P22’ 周辺の画素P12’,P21’,P23’、P32’の画素値の解析を行って所定の条件を満たしているか否かの判断を行うのである。そして条件を満たしている判断された場合のみ、周辺画素の情報に埋め込まれている補間情報を読み出し、この補間情報を参照して間引かれた欠落している復元対象画素の画素値を補間演算する過程を経て、全ての復元対象画素に対する補間処理が終了したときに元の画像データと同じデータ量の復元画像データCが得られることになる(図1(c))。
尚符号Pに付けている2桁の添え字は画素の座標上の位置を示し、Pはその画素の画素値(例えば輝度値)を表すものとし、以後も同様とする。
次に本実施形態の画像データ圧縮・復元方法を更に具体的に詳説する。
図2(a)は画像データ圧縮・復元方法を用いた画像処理装置の画像データ圧縮部(I)のブロック図を、図2(b)は画像データ復元部(II)とのブロック図を示す。
画像データ圧縮部(I)は、圧縮対象となる画像データAから市松模様状に画素を間引くために間引き対象画素の座標を設定する対象画素座標設定部1と、各間引き対象画素毎に、間引かれて欠落した画素を復元する際の手助けとなる補間情報を生成するか否かの判断を行う補間情報・要/不要判断部2と、補間情報が必要と判断されたときに補間情報を生成する補間情報生成処理部3と、生成された補間情報を隣接する間引き対象外の画素の画素値データに埋め込む処理を行いながら間引き対象外の画素を抽出して圧縮データBを生成する圧縮データ生成部4とで構成される。
画像データ復元部(II)は、圧縮データBから復元対象画素の座標を設定する対象画素座標設定部11と、各復元対象画素毎に周辺の画素の情報に埋め込まれた補間情報を読み出す必要があるか否かの判断を行う補間情報・要/不要判断部12と、補間情報が必要と判断されたときに周辺画素から補間情報を読み出す補間情報読み出し処理部13と、補間情報が読み出された復元対象画素に対して補間情報を参照して補間処理の演算を行い、補間情報が読み出されなかった復元対象画素に対しては所定の補間処理の演算を行って復元画像データCを生成する復元データ生成部14とで構成される。
次にデータ圧縮過程と、データ復元過程について説明する。
先ずデータ圧縮過程では、画像データ圧縮部(i)において画像データAの画素を市松模様状に画素を間引いて圧縮するために、図3のフローチャートで示すように画像データAを取り込んだ対象画素座標設定部11が、間引き対象画素の座標を設定する(ステップS1)。この設定後、補間情報・要/不要判断部2は、各間引き対象画素毎に補間情報が必要か否かの判断を行う。例えば図4(a)に示すように判断を行う間引き対象画素がP22の場合、上、左、右、下に隣接する4画素P12,P21,P23,P32の画素値(輝度値)を読み出し、図4(b)に示すように各画素値の内、最大値αと最小値βとをその下位nビットを無視して比較する解析を行い、その差γが予め設定している閾値よりも大きければ補間情報の生成が必要であると判断する。つまり間引き対象画素周辺で画素値の変化が大きくて有意な図形である可能性があると判断する。尚図4(b)の斜線部分は無視される下位nビットに当る部分を表している。
而して補間情報・要/不要判断部2では、上述のように間引き対象画素周辺で画素値の変化が大きくて有意な図形である可能性がある場合には補間情報が必要と判断し、画素値の変化が小さくて画像が均一に近い場合、つまり後述のメディアン補間などの一般的な補間で問題なく再現できる場合には補間情報が不必要と判断する(ステップS2)。
ここで補間情報が必要であると判断されると、補間情報生成処理部3は図5(a)に示すように間引き対象画素P22の上下左右の4画素において、画素の値が最大値αの下位nビットを切り下げて2を加えた値と、最小値βの下位nビットを切り下げた値の間を図5(b)のように2n−1等分して最小値から最大値までの各々の値に”0”から”2n−1”の番号を付け、間引き対象画素P22の画素値と最も近い画素値の番号(図示例では”2”)を間引き対象画素の補間情報として生成する(ステップS3)。尚図5(a)の斜線部分は下位nビットの操作による変動分に当る部分を表している。
而して最大値αと最小値βの何れの扱いにおいても下位nビットを切り下げて無視することになるので、間引かれずに残る画素に後述するように補間情報がその画素値データに埋め込まれてデータ圧縮過程とデータ復元過程で画素値が変化しても、両過程での処理に整合性を保つことができる。また最大値αにおいては切り下げ処理により値が小さくなると、後述のデータ復元過程において補間後の画素値の再現の幅が狭められることになるので、切り下げた後に2を加えることで切り上げとほぼ同等の結果となるようにしてある。
この補間情報生成処理部3では生成した補間情報を、次のステップS4で間引かれずに残る画素に埋め込み処理を行う。つまり図6に示すように間引き対象画素P22の左隣の画素P21の画素値の下位nビット(斜線部分)を改変して埋め込むのである。尚画像データAの画素は市松模様状に間引かれるので、補間情報を埋め込む画素は水平1ライン毎に左隣と右隣を交代する。
ここで画素値情報が8ビットで補間情報が3ビットと仮定した具体例で説明すると、補間情報埋め込み対象画素の本来の値が”10000000”(十進数で128)で、埋め込まれる補間情報が”101”(十進数で5)の場合には、画素の値の下位3ビットは改変されて保存される値は”10000101”(十進数で133)となる。尚この例では、補間情報埋め込み対象画素の値を”01111101”(十進数で125〉と改変した方が、本来の値である”10000000”(十進数で128)に近いが、補間情報埋め込みの前後で上位5ビットが変わってしまう。そのため判断に影響を与えないことを確認するなどの対策を織り込まない限り、上位5ビットが変わることによって、データ圧縮過程とデータ復元過程で判断結果が相違し、後述の補間の不具合が生じる可能性があるので、採用しない。
以上のようにして一つの間引き対象画素に関して補間情報を生成する必要があるか否かの判断を行い、必要であれば補間情報を生成し、間引かれずに残る隣の画素の画素値データを改変することでその補間情報を埋め込むのであるが、この際上述のように補間情報を埋め込む画素を水平1ライン毎に左隣と右隣とに交替させながら間引き処理S5を圧縮データ生成部4で実施し、ステップS6で最終画素の処理が終了したと判断された時点で画像データAに対してデータ量が半分の圧縮データが生成されることになる。
次に上述のように得られた圧縮データBから元の画像データAに対応する復元データCを復元する復元過程について説明する。
まず画像データ復元部(II)では、圧縮データBを読み込んだ対象画像座標設定部11が図7のフローチャートで示すように復元対象画素の座標を設定する(ステップ11)。この設定後、補間情報・要/不要判断部12が各復元対象画素に関して補間情報を参照する必要があるか否かを判断し(ステップS12)、必要と判断された場合、次のステップS13で補間情報読み出し処理部13が、当該復元対象画素の隣の画素の値に埋め込まれた補間情報を読み出し、復元データ生成部14ではその補間情報を参照して当該復元対象画素の上下左右に隣接する4画素の値から補間演算の処理を行う(ステップS14)。
図8は補間情報を参照して行う補間演算の処理を示しており、図8(a)に示すように復元対象画素の上下左右に隣接する4画素の最大値α’の下位nビットを切り下げて2を加えた値と最小値β’の下位nビットを切り下げた値との間を、図8(b)に示すように2n−1等分して最小値から最大値までの各々の値に”0”から”2n−1”の番号を付け、隣の画素の下位nビットから読み取った補間情報と同じ番号の画素値を復元対象画素(例えばP22’)の補間結果とする。
一方補間情報を読み出す必要がないと判断された場合には補間情報の参照による補間演算の処理は為さず、所定の補間処理を行う(ステップS15)。この場合、図9に示すよう復元対象画素の上下左右に隣接する4画素のうち、最大値α’と最小値β’を除いた中間の2つの画素の値a、bの平均値を当該復元対象画素(例えばP22’)の補間結果とする。これはメディアン補間と呼称される一般的な補間手法である。
そしてステップS16で最終画素の補間処理が終了したと判断された時点で、元画像データと同じデータ量の復元データBが生成されることになる。
尚補間情報の必要性の判断の詳細は、データ圧縮過程のものと同じで、図3に示される。またデータ圧縮過程における補間情報の埋め込みにより、補間対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値はデータ圧縮過程とデータ復元過程で変化しているが、その変化は下位nビットに限定されるとになり、補間情報の必要性判断においては下位nビットを無視するので、データ圧縮過程とデータ復元過程で同一の判断結果となる。つまり両者で判断結果が相違すると、補間情報が埋め込まれていない画素値データから読み出された誤った補間情報による画素補間を行ったり、補間情報を参照して補間すべき有意な図形に対して画像が均一に近い部分に適用されるべき画素補間を行ったりして、画像の再現性を低下させることになるが、上述のように本実施形態では、データ圧縮過程とデータ復元過程で同一の判断結果となるため、画像の再現性の低下は起こらない。
本実施形態の画像データ圧縮・復元方法を採用した場合における画像のエッジ部分の画素値の変化例と、画像が均一に近い部分における画素値の変化例を図10,図11に示す。図10(a)に示すように明暗が大きく変化する部分(グレースケールの濃度で示す)の状態では、間引かれずに残った画素には隣の画素の補間情報が埋め込まれるため、間引かれずに残った画素では図10(b)において実線で示す圧縮後の画素値は破線で示される圧縮前の値に比べて最大で2n−1となる斜線部で示される変化が生じることになるが、大きく明暗が変化する部分であるため、画像としての違和感は小さい。この変化が図11(a)に示すように画像の明るさが均一な部分で各々の画素で独立して発生すると、画像にはノイズ状の微小な明暗が生じて画質低下が生じることになるが、本実施形態ではそのような場合には補間情報必要なしと判断して図11(b)のように補間情報を埋め込まないので、画質低下は生じない。
更に補間情報の必要性判断を行う場合、間引き対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値の最大値αと最小値βの差γを閾値と比べているが、間引き対象画素の上下の画素の画素値の平均値と、左右の画素の画素値の平均値との間で所定以上の差があるか否かで判断を行うようにしても良い。
(実施形態2)
上述の実施形態1のデータ圧縮過程では、間引き対象画素の上下左右の4画素において、画素の値が最大値αの下位nビットを切り下げて2を加えた値と、最小値βの下位nビットを切り下げた値の間を2n−1等分して最小値から最大値までの各々の値に”0”から”2n−1”の番号を付け、間引き対象画素の画素値と最も近い画素値の番号を間引き対象画素の補間情報として生成し、データ復元過程において、復元対象画素の上下左右に隣接する4画素の最大値α’の下位nビットを切り下げて2を加えた値と最小値β’の下位nビットを切り下げた値の間を2n−1等分して最小値から最大値までの各々の値に”0”から”2n−1”の番号を付け、隣の画素の下位nビットから読み取った補間情報と同じ番号の画素値を復元対象画素(例えばP22’)の補間結果とするようにしているが、本実施形態では、データ圧縮過程において、図12(a)に示すように間引き対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値を降順にならべて1番目と2番目、2番目と3番目、3番目と4番目、4画素全て、の各々の4通りの平均値を求め、夫々の平均値に図12(b)に示すように番号(”0”〜”3”)を付け、間引き対象画素P22の画素値と最も近い画素値の番号(図示例では”1”)を選択し、その番号を2ビットデータ分の補間情報として生成する点に特徴がある。
これに対応してデータ復元過程では、データ圧縮過程と同様に復元対象画素の上下左右に隣接する4画素の値を降順にならべて1番目と2番目、2番目と3番目、3番目と4番目、4画素全て、の各々の4通りの平均値を求めて”0”〜”3”の番号を付け、読み出した補間情報と同じ番号の画素値を復元対象画素(例えばP22’)の画素補間結果とする。
尚図11では図を判り易くする為に省略したが、図4や図5で示しているように参照する4画素の値には下位3ビットを無視するような処理を施して、補間情報の埋め込みによるこの4画素の画素値の変化の影響を受けないようにするのが望ましい。
また本実施形態では、図3における補間情報の生成のステップS3と、図8で示している画素補間のステップS14に図12の内容が反映される以外は、その他の処理は実施形態1と同じで、下位のビット数nは2ビットに相当する。
(実施形態3)
本実施形態は、データ圧縮過程において、図13(a)に示すように間引き対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値を降順にならべて1番目と2番目、2番目と3番目、3番目と4番目、4画素全て、の各々の4通りの平均値と、4画素自身の画素値の計8個の値に番号”0”〜”7”を図13(b)に示すように付け、補間情報を必要と判断された間引き対象画素(例えばP22)の画素値と最も近いものを選択し、その番号を3ビットデータ分の補間情報として生成する。
一方データ復元過程においては、データ圧縮過程と同様に復元対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値を降順にならべて1番目と2番目、2番目と3番目、3番目と4番目、4画素全て、の各々の4通りの平均値に加えて4画素自身の画素値の計8個の値に”0”〜”7”の番号を付け、読み出した補間情報と同じ番号の画素値を復元対象画素(例えばP22’)の画素補間結果とする。
尚図13では図を判り易くする為に省略したが、図4や図5で示しているように参照する4画素の値には下位3ビットを無視するような処理を施して、補間情報の埋め込みによるこの4画素の値の変化の影響を受けないようにするのが望ましい。また図3における補間情報の生成のステップS3と、図7における画素補間のステップ14に図13の内容が反映される以外は実施形態1と同じで、下位ビット数nは2に相当する。
(実施形態4)
本実施形態は、画素の情報を記録する手法の一つであるYUV420と呼ばれるカラー画像のデジタルデータ形式に対応するものである。YUV420のデータ形式は図14(a)に示す明暗を表す輝度信号(輝度情報)と、図14(b)、図14(c)に夫々示す色を表すU,Vの二種類の色差信号(色差情報)とからなるもので、UとVの二種の色差信号を縦2、横2の計4画素で共有してデータ量を節約しており、本実施形態はこれらの信号の内、輝度信号Yのみの間引きを実施する画像データ圧縮・復元方法である。
つまりデータ圧縮過程では、図15に示すように色信号U、Vを共用する4画素における間引き対象画素、例えばY11の補間情報は、右隣の画素Y12の輝度信号の値の下位ビットと、4画素に対応する色差信号U11の値の下位ビットに分割して埋め込み、また間引き対象画素Y22の補間情報はその隣の画素Y21の輝度信号の値の下位ビットと対応する色差信号V11の値の下位ビットに分割して埋め込む。
データ復元過程では、復元対象画素の隣りの画像の輝度信号の下位ビットと色差信号の下位ビットに埋め込まれた補間情報を読み出して補間処理を行うのである。
而して本実施形態では、補間情報を例えば画素Y12と画素Y21の輝度信号のみに埋め込む場合に比べて画素Y12と画素Y21の輝度信号の値の変化が小さくなるという利点がある。またU11とV11の色差信号の変化は色調の変化となって現れるので、図10に示したような輝度変化における見え具合と合わせて、画像への影響が小さくなるように輝度信号と色差信号への配分を決めると効果的である。
また図3における補間情報の埋め込みのステップS4と、図7における補間情報の読み出しのステップS13に図15の内容が反映される以外は、実施形態1と同じである。
本発明の過程説明図である。 (a)は実施形態1のデータ圧縮部のブロック図、(b)は実施形態1のデータ復元部のブロック図である。 実施形態1のデータ圧縮過程のフローチャートである。 実施形態1の補間情報の必要性の判断処理の説明図である。 実施形態1の補間情報の生成処理の説明図である。 実施形態1の補間情報の埋め込み処理の説明図である。 実施形態1のデータ復元過程のフローチャートである。 実施形態1の補間情報を参照した画素補間処理の説明図である。 実施形態1の補間情報を参照しない画素補間処理の説明図である。 実施形態1における画像データのエッジ部分の画素値の説明図である。 実施形態1における画像データの均一部分の画素値の説明図である。 実施形態2の補間情報の生成処理と参照処理の説明図である。 実施形態3の補間情報の生成処理と参照処理の説明図である。 実施形態4が対象とするYUV420形式のデータの説明図である。 実施形態4の補間情報の埋め込み処理の説明図である。
符号の説明
A 画像データ
B 圧縮データ
C 復元画像データ
11…、P12’画素

Claims (6)

  1. 市松模様状に画素の情報を間引いて画像データを圧縮し、間引かれて情報が欠落した画素の値を間引かれずに残った周辺の画素の値から補間復元する、画像データ圧縮・復元方法であって、
    データ圧縮過程においては、間引き対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位n(n≧1)ビットを無視した値において、上下の画素の上記値の平均値と、左右の画素の上記値の平均値との間で所定以上の差がある場合にのみ、前記間引き対象画素を復元する際に利用する補間情報を生成するとともに、間引かれずに残る画素の画素値のデータの下位の前記nビットを置き換えて前記生成した補間情報を格納し、
    データ復元過程においては、復元対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位の前記nを無視した値において、上下の画素の上記値の平均値と、左右の画素の上記値の平均値との間で所定以上の差がある場合に、前記補間情報を参照して復元対象画素の補間を行い、上記の差がない場合に補間情報を参照せずに復元対象画素の補間を行い、
    データ圧縮過程においては、前記間引き対象画素の画素値と、前記間引き対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位の前記nビットを無視した値を大きさ順に並べた数列との相対関係を、間引かれた各画素毎の前記補間情報として画像データに格納し、
    データ復元過程においては、間引かれた画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位の前記nビットを無視した値を大きさ順に並べた数列から前記補間情報を用いて欠落した画素を再現することを特徴とする画像データ圧縮・復元方法。
  2. 市松模様状に画素の情報を間引いて画像データを圧縮し、間引かれて情報が欠落した画素の値を間引かれずに残った周辺の画素の値から補間復元する、画像データ圧縮・復元方法であって、
    データ圧縮過程においては、間引き対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位n(n≧1)ビットを無視した値において、最大値と最小値との間で所定以上の差がある場合にのみ、前記間引き対象画素を復元する際に利用する補間情報を生成するとともに、間引かれずに残る画素の画素値のデータの下位の前記nビットを置き換えて前記生成した補間情報を格納し、
    データ復元過程においては、復元対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位の前記nビットを無視した値において、最大値と最小値との間で所定以上の差がある場合に、前記補間情報を参照して復元対象画素の補間を行い、上記の差がない場合に補間情報を参照せずに復元対象画素の補間を行い、
    データ圧縮過程においては、前記間引き対象画素の画素値と、前記間引き対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位の前記nビットを無視した値を大きさ順に並べた数列との相対関係を、間引かれた各画素毎の前記補間情報として画像データに格納し、
    データ復元過程においては、間引かれた画素の上下左右に隣接する4画素の画素値のデータの下位の前記nビットを無視した値を大きさ順に並べた数列から前記補間情報を用いて欠落した画素を再現することを特徴とする画像データ圧縮・復元方法。
  3. データ圧縮過程においては、間引き対象画素の上下左右の4画素において、画素の値の最大値の下位nビットを切り下げて2 を加えた値と、画素の値の最小値の下位nビットを切り下げた値の間を2 n−1 等分して最小値から最大値までの各々の値に0から2 n−1 までの番号を付け、間引き対象画素の画素値と最も近い画素値の番号を間引き対象画素の補間情報として生成し、
    データ復元過程においては、復元対象画素の上下左右に隣接する4画素の最大値の下位nビットを切り下げて2 を加えた値と最小値の下位nビットを切り下げた値の間を2 n−1 等分して最小値から最大値までの各々の値に0から2 n−1 までの番号を付け、隣の画素の下位nビットから読み取った補間情報と同じ番号の画素値を復元対象画素の補間結果とすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像データ圧縮・復元方法。
  4. データ圧縮過程においては、間引き対象画素の上下左右に隣接する4画素の画素値を降順にならべて1番目と2番目、2番目と3番目、3番目と4番目、4画素全て、の各々の4通りの平均値を求め、夫々の平均値に番号0〜3を付け、間引き対象画素の画素値と最も近い画素値の番号を選択し、その番号を2ビットデータ分の補間情報として生成し、
    データ復元過程においては、データ圧縮過程と同様に復元対象画素の上下左右に隣接する4画素の値を降順にならべて1番目と2番目、2番目と3番目、3番目と4番目、4画素全て、の各々の4通りの平均値を求めて0〜3の番号を付け、読み出した補間情報と同じ番号の画素値を復元対象画素の画素補間結果とすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像データ圧縮・復元方法。
  5. 前記画像データは前記画素値としての輝度信号と色差信号からなるカラー画像データであって、
    データ圧縮過程においては、間引き対象画素の輝度信号の補間情報を、間引き対象の画素の周辺画素の輝度信号と色差信号とに分割して埋め込むことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像データ圧縮・復元方法。
  6. 前記色差信号は、それぞれ縦2、横2の計4画素で共有された2種類の色差信号からなり、
    データ圧縮過程では、前記4画素中で間引き対象となる2画素のうち、一方の画素の輝度信号の補間情報は一方の色差信号と間引き対象とならない2画素のうち一方の画素の輝度信号とに分割して埋め込み、他方の画素の輝度信号の補間情報は他方の色差信号と間引き対象とならない2画素のうち他方の画素の輝度信号とに分割して埋め込むことを特徴とする請求項5記載の画像データ圧縮・復元方法。
JP2005267358A 2005-09-14 2005-09-14 画像データ圧縮・復元方法 Active JP4622762B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005267358A JP4622762B2 (ja) 2005-09-14 2005-09-14 画像データ圧縮・復元方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005267358A JP4622762B2 (ja) 2005-09-14 2005-09-14 画像データ圧縮・復元方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007081857A JP2007081857A (ja) 2007-03-29
JP4622762B2 true JP4622762B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=37941684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005267358A Active JP4622762B2 (ja) 2005-09-14 2005-09-14 画像データ圧縮・復元方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4622762B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11151691B2 (en) 2019-09-20 2021-10-19 Ricoh Company, Ltd. Image scaling with enhanced compression

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5340126B2 (ja) * 2009-12-04 2013-11-13 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム。

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000059743A (ja) * 1998-08-06 2000-02-25 Sony Corp 画像処理装置および画像処理方法、並びに提供媒体
JP2003101766A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Murata Mach Ltd 画像処理装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000059743A (ja) * 1998-08-06 2000-02-25 Sony Corp 画像処理装置および画像処理方法、並びに提供媒体
JP2003101766A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Murata Mach Ltd 画像処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11151691B2 (en) 2019-09-20 2021-10-19 Ricoh Company, Ltd. Image scaling with enhanced compression

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007081857A (ja) 2007-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5490287B2 (ja) エッジ領域を効果的に圧縮して復元する方法及び装置
EP0895424A2 (en) Predictive digital video signal encoding and decoding method using block interpolation
JP4126709B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP4217657B2 (ja) 画像処理方法、プログラム、記憶媒体及び装置
CN101945273A (zh) 压缩编码装置和视觉显示控制装置
US6501851B1 (en) Image encoding/decoding by eliminating color components in pixels
JP2008009318A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
US20110002553A1 (en) Compressive coding device and decoding device
JP4622762B2 (ja) 画像データ圧縮・復元方法
CN113365059B (zh) 图像冗余去除方法、图像冗余去除装置、存储介质和设备
JP4746909B2 (ja) ビデオシーケンスの補助データ処理
JP4082079B2 (ja) 画像信号処理装置及びその方法
JP2009077183A (ja) データ圧縮装置、データ圧縮・伸張システム、およびデータ圧縮方法
JP4092830B2 (ja) 画像データ圧縮方法
JP4814826B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3455078B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2002252764A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3608228B2 (ja) ディジタル画像信号の変換装置
JP2011171818A (ja) 画像処理回路及び画像形成装置
JP4699654B2 (ja) 画像圧縮装置及び画像圧縮方法
JP3767019B2 (ja) 積和演算回路および方法
JP3950871B2 (ja) 画像処理方法及びその装置
JP2012109880A (ja) 画像符号化方法及び画像符号化装置、並びに、画像復号方法及び画像復号装置
CN115589487A (zh) 图像编码的预测方法
JP2010154001A (ja) 画像圧縮処理装置、および画像圧縮方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101018

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4622762

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3