JP2010154001A - 画像圧縮処理装置、および画像圧縮方法 - Google Patents

画像圧縮処理装置、および画像圧縮方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の補間方法を用いてLOT圧縮を行うと、LOT圧縮後の画像の有効画素が減るとともに、無駄な画素データが多く含まれる結果となり、表示される画像の画質が低下する。
【解決手段】補間部13では、入力された入力画像のサイズを確認し、縦・横の有効画素数が半ブロック単位(または、ブロック単位)の整数倍になっていない場合は、第1補間部13Aにより、不足数に応じて入力画像の周囲に画素を補間し、第1補間領域とする。その後、第2補間部13Bにより、第1補間領域の周囲に第2の補間領域を作成し、補間画像を作成して出力する。この場合に、例えば、第1補間領域においては境界値コピーによる補間を行い、第2補間領域では折り返しによる補間を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、LOT(重複直交変換)を用いた画像圧縮の際の不足ラインを補間する画像圧縮処理装置、および画像圧縮方法に関する。
ブロック単位で画像を圧縮処理する際に画像データが不足する場合があるため、ブロック単位に合わせて画像データの削除や追加をする必要がある。例えば、従来技術の画像処理装置のように、画像データが不足する場合に境界の画素をコピーすることでブロック単位の整数倍にする方法が提案されていた(例えば、特許文献1を参照)。
特開平7−74969号公報
しかしながら、上述した特許文献1で開示された画像処理装置においては、LOT処理の適用という観点については記載されていない。そのため、この方法をLOT処理に適用すると入力画像に対してLOT処理後の有効画素が減ってしまうという課題がある。
例えば、図19の従来補間の例に示すように、入力画像に対して右端および下端に補間(第1補間領域)を行った後にLOT圧縮を行うと、LOT圧縮した後の画像の有効画素が減る(この例では周辺の4画素が減る)とともに、補間による無駄な画素データが多く含まれる結果となり、表示される画像の画質が低下する。このため、LOTを用いた画像圧縮において、LOT処理に適した補間を適切に行うことができる方法の提供が望まれていた。
本発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、LOTを用いた画像圧縮の際に、入力画像の有効画素を残しつつ不足ラインの補間を行うことができる、画像圧縮処理装置、および画像圧縮方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の画像圧縮処理装置は、LOT処理単位として選択される第1の画素領域と、前記第1の画素領域と一部重複し前記LOT処理単位として選択される第2の画素領域と、の重複量に基づいて、入力画像の周囲に付加する補間領域を決定し、当該補間領域内の画素情報を補間する補間手段と、前記補間手段により補間された前記入力画像の圧縮処理を行う圧縮処理手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の画像圧縮処理装置は、前記補間領域を第1補間領域とし、前記補間手段を第1補間手段としたとき、伸張後に有効画素となる画素の外側に前記重複量の1/2相当量の領域を含み、かつ、縦横が前記LOT処理単位の縦横の整数倍となるように、前記第1補間領域の外側に付加する第2補間領域を決定し、当該第2補間領域内の画素情報を補間する第2補間手段を、さらに更に有することを特徴とする。
また、本発明の画像圧縮処理装置は、前記第2補間手段は、伸張後に有効画素となる画素が占める領域を入力画像の画素領域に一致させるよう前記第2補間領域を決定すること、を特徴とする。
また、本発明の画像圧縮処理装置は、前記第1補間手段は、前記有効画素の左右側、および上下側に前記第1補間領域を配置する場合に、前記左右側の一方の側を予め優先側として定め、当該優先側の第1補間領域の幅が所定の幅になるまでは、当該優先側にのみ前記第1補間領域を配置し、また、前記上下側の一方の側を予め優先側として定め、当該優先側の第1補間領域の幅が所定の幅になるまでは、当該優先側にのみ前記第1補間領域を配置すること、を特徴とする。
また、本発明の画像圧縮処理装置は、前記補間手段は、前記補間領域の左側、右側、上側、または下側の幅と前記入力画像の画素情報とに基づいて、入力画像と前記補間領域の境界から補間領域の最外周に向かい、隣接する画素の画素値を単調増加または単調減少させ、前記補間領域の最外周における画素値の傾きを0に収束させるように補間画素情報を生成し、当該補間画素情報により前記補間領域内の画素情報を補間すること、を特徴とする。
また、本発明の画像圧縮方法は、LOT処理単位として選択される第1の画素領域と、前記第1の画素領域と一部重複し前記LOT処理単位として選択される第2の画素領域と、の重複量に基づいて、入力画像の周囲に付加する補間領域を決定し、当該補間領域内の画素情報を補間する補間手順と、前記補間手順により補間された前記入力画像の圧縮処理を行う圧縮処理手順と、が画像圧縮処理装置内の制御部により行われることを特徴とする。
本発明の画像圧縮処理装置においては、LOT処理における重複量に基づいて、入力画像の周囲に付加する補間領域を決定して補間を行う。そして、この補間された画像に対してLOT圧縮処理を行う。例えば、入力された画素データに対して、縦・横の有効画素数が半ブロック単位(または、ブロック単位)の整数倍になっていない場合、不足数に応じて入力画像の周囲に画素を補間し、第1補間領域とする。その後、第1補間領域の周囲に第2の補間領域を補間した補間画像を生成し、この補間画像をLOT圧縮する。
これにより、LOT圧縮を行う際に、入力画像の有効画素を残しつつ不足ラインの補間を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
(システム構成の説明)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像圧縮処理装置の構成を示す図である。図1に示すように、画像圧縮処理装置1は、撮像された画像データを圧縮して無線により送信する圧縮送信系統部10と、無線により受信した画像データを伸張して表示する受信伸張系統部20の2つの系統部により構成される。
圧縮送信系統部10は、撮像部11、データ変換部12、補間部13、圧縮処理部14、および送信部15により構成され、受信伸張系統部20は、受信部21、伸張部22、画像処理部23、および表示部24により構成される。また、制御部30は、CPU等を含み、画像圧縮処理装置1内の各部の処理動作を統括して所望の処理動作を行わせるための制御部である。
まず、圧縮送信系統部10のデータの流れを説明する。撮像部11は固体撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)11AとAD変換部(アナログ/デジタル変換部)11Bで構成されている。この撮像部11では、CCD11Aにより取得した画像データをAD変換部11Bでデジタル信号に変換し出力する。
データ変換部12部では撮像部11から入力された被写体像のデジタル信号をYUVデータに変換し出力する。なお、YUVは、輝度信号(Y)と、輝度信号と青色成分の差(U)、輝度信号と赤色成分の差(V)の3つの情報で色を表す形式である。
補間部13では、データ変換部12から入力されたYUVデータにLOT圧縮に必要な周辺画素の補間を行ないラインブロックメモリに格納する。この補間部13の詳細については、後述する。
圧縮処理部14はLOT部14A、量子化部14B、符号化部14Cで構成され、補間されメモリに格納したデータをLOT処理単位で入力し、LOT処理、量子化処理、および符号化処理により圧縮処理された圧縮画像データを出力する。送信部15は、ヘッダ付加部15A、シリアル変換部15B、メモリ15C、および送信機15Dにより構成され、ヘッダ付加部15Aでデータスタート位置や圧縮データ量の情報を圧縮画像データに付加し、シリアル変換部15Bでパラレルデータをシリアルデータに変換し、ヘッダ情報付きの圧縮画像データをメモリ15Cに格納し、送信機15Dでメモリに格納されたデータを順次送信する。
次に、受信伸張系統部のデータの流れを説明する。受信部21は、受信機21A、パラレル変換部21B、ヘッダ認識部21C、およびメモリ21Dにより構成される。
受信部21では、受信機21Aで圧縮送信系統部10から送信されたヘッダ情報付きの圧縮画像データを受信し、パラレル変換部21Bでシリアルデータからパラレルデータに変換後、ヘッダ認識部21Cでデータサイズを認識し、圧縮画像データのみをメモリ21Dに格納する。
伸張部22は、復号化部22A、逆量子化部22B、および逆LOT部22Cで構成され、圧縮画像データを順次入力し、復号化処理、逆量子化処理、および逆LOT処理により伸張処理を行い画像データを出力する。
画像処理部23では、伸張された画像データに対し、歪み補正や強調などの画像処理を行い画像を見やすく加工する。表示部24は、RGB変換部24A、モニタ24Bで構成され、画像処理部23で加工されたデータをモニタに出力するためのRGB形式に変換し、モニタ出力のための同期信号を付加して、モニタ24Bに出力して表示する。
なお、上述した画像圧縮処理装置1は、圧縮送信系統部10と、受信伸張系統部20の両方を有する構成を示しているが、もちろん、圧縮送信系統部10のみまたは受信伸張系統部20のみで構成される場合もある。
(LOTについての説明)
LOT(重複直交変換)は、一定の画素領域を重複しながら空間周波数に分解する方式である。LOT処理単位を16画素×16ラインとして以降の説明を行なう。このときの処理単位を図2に示す。
また、LOT処理は、図3に示すようにLOT処理単位として選択される第1の画素領域(処理(1))と次にLOT処理される第2の画素領域(処理(2))を8画素ずつ重複しながら横に順次処理を行っていく。これは図3に示す重複部にあたり、この量を重複量とする。縦も横と同様に8画素ずつ重複しながら処理を行う。
なお、8画素×8ラインのLOT処理単位の場合は、重複量は4画素になる。なお、このLOT処理の詳細については、後述する「LOTについての補足説明」の項で再度詳細に説明する。
(補間部についての説明)
補間部13は、図1に示すように、第1補間部13Aと第2補間部13Bとで構成される。この補間部13において行われる補間処理の流れを図4に示す。
図4のフローに示すように、第1補間部13Aでは、画像が入力されると(ステップS11)、入力された入力画像のサイズを確認する(ステップS12)。
そして、縦・横の有効画素数が半ブロック単位の整数倍になっていない場合に(ステップS12:No)、不足数に応じて入力画像の周囲に画素を補間する(ステップS13)。この整数倍に補間する領域を第1補間領域とする。
第1補間領域が補間されると、その後、第2補間部13Bにより第1補間領域の周囲に第2の補間領域を作成し(ステップS14)、補間画像を作成して出力する(ステップS15)。
上述した第1補間部13Aにおける第1補間領域の補間処理では、LOT処理単位が16画素×16ラインの場合、縦・横が半ブロック単位の8の整数倍になっているか確認を行い。整数倍にならない物について不足量を算出する。まず、横方向について考える。横の有効画素が8で割り切れない場合の不足量をn画素とした場合、nに応じて次の処理を行う。この処理では境界面の画素(入力画像の最外端の画素)をコピーすることによって、第1補間領域を補間する。
まず、不足量nが、n≦4のときは、左端にn画素補間を行なう。
不足量nが、n>4のときは、左端に4画素、右端に(n−4)画素の補間を行なう。
縦方向についても横方向と同様に不足量をn画素とすると次の処理を行う
不足量nが、n≦4のときは、上端にn画素補間を行なう。
n>4のときは、上端に4画素、下端に(n−4)画素の補間を行なう。
このように、第1補間部13Aにより、LOT処理する画像データを8の整数倍に補間する処理を行うと共に、画像データの左右方向の一方の側を優先側に定め、優先側から画素の補間を行う。上下方向においても一方の側を優先側に定め、優先側から画素の補間を行う。
このように、第1補間領域を一方の側に偏らせる処理により、伸張後の有効画素領域には不足量nに応じて次のように制御出来る。
第1に、0≦n<(重複量/2)の場合は、伸張後の画像は、入力画像の周辺が欠けた画像になる。図7(A)、(B)に従来補間と本発明の補間における、入力画像と補間位置、および伸張後の有効画素の例を示す。図7(A)、(B)に示すように、従来補間と同様に伸張後の有効画素は周辺画素が欠けた画像になる。
第2に、(重複量/2)≦n<(重複量/1)の場合は、伸張後の画像は、補間画素は1つもない左/上端の入力画像が含まれた画像で、右/下が欠ける画像になる。図7(C)、(D)に、従来補間と本発明の補間における、入力画像と補間位置、および伸張後の有効画素を示す。図7(C)、(D)に示すように、従来補間では伸張後の有効画素に入力画像が欠けた上に補間画像を含むが、本発明による補間では、伸張後の有効画素は入力画像の右/下が欠けた画像になる。つまり、伸張後の有効画素は、補間画素を含まず入力画像が欠けた画像になる。
第3に、n=(重複量/1)の場合は、伸張後の画像は、補間画素は1つもない入力画像が全て含まれた画像になる。つまり入力画像と伸張後の画像は一致する。図8(A)、(B)に、従来補間と本発明の補間における、入力画像と補間位置、および伸張後の有効画素を示す。図8(A)、(B)に示すように、従来補間では伸張後の有効画素は入力画像が欠けた上に補間画像を含むが、本発明による補間では、伸張後の有効画素は入力画像がそのまま出力される。
第4に、n>(重複量/1)の場合は、伸張後の画像は、補間画素を右/下端に含む入力画像が全て含まれた画像になる。図8(C)、(D)に、従来補間と本発明の補間における、入力画像と補間位置、および伸張後の有効画素を示す。図8(C)、(D)に示すように、従来補間では伸張後の有効画素は、入力画像が欠けた上に補間画像を含むが、本発明による補間では、伸張後の有効画素は入力画像を全て含む画像になる。
また、第2補間部13Bでは、整数倍に補間された補間データの周辺に重複量の半分である4画素の領域を補間する。この周辺に補間する領域を第2補間領域とする。補間領域の関係を図5に示す。この補間方法については、図6に示すように、第2補間を行なう画像の最外端を含む領域の画像を第2補間領域との境界を基準に折り返すようにして補間を行なう。第1補間領域がある場合も同様に第1補間領域を含む画像を折り返すように周辺に補間を行なう。
なお、上述のように、第2補間領域において折り返し補間を行い、また、第1補間領域において4画素を境に両端に分割する(補間を一方に偏らせる)場合には、LOT処理において、フィルタの係数の対称性のため、演算の回数を減らすことができ、消費電力を小さくできる。(詳細については、後述する「LOTの補足説明」の項において、図17および図18により再度説明する。)
以上、本発明の第1の実施の形態について説明したが、前述の補間手段は、画像圧縮処理装置1内の補間部13(第1補間部13Aおよび第2補間部13B)が相当し、前述の第1補間手段は第1補間部13Aが、前述の第2補間手段は第2補間部13Bが相当する。また、圧縮処理手段は圧縮処理部14が相当する。
そして、第1補間手段(第1補間部13A)では、YUVで入力された画素データに対して、縦・横の有効画素数が、半ブロック単位(またはブロック単位)の整数倍になっていない場合、不足数に応じて入力画像の周囲に画素を補間する。
また、第1補間手段(第1補間部13A)で整数倍の補間処理を行ない、第2補間手段(第2補間部13B)で入力画像を整数倍にした画像の周辺に重複量の半分の画像を補間する。これにより、伸張後の有効画素領域が第1補間部で補間した画素を含む入力画像になるため、入力画像が全て伸張後に出力される。
[第2の実施の形態]
次に本発明の第2の実施の形態に係る画像圧縮処理装置について説明する。第2の実施の形態の画像圧縮処理装置における補間部は、図1に示す第1の実施の形態の補間部13と同様に、第1補間部13Aと第2補間部13Bで構成されており、第1の実施の形態と比較して補間値の決め方が異なるものである。
第1補間部13Aでは、縦・横の有効画素数が、例えば、ブロック単位の整数倍になっていない場合、不足数に応じて入力画像の周囲に画素を補間する。この整数倍に補間する領域を第1補間領域とする。LOT処理単位が16画素×16ラインの場合、縦・横がブロック単位が16の場合、16の整数倍になっているか確認を行い。整数倍にならない物について不足量を算出する。
まず、横方向について考える。横の有効画素が16で割り切れない場合の不足量をn画素とした場合、nに応じて次の処理を行う。この処理では境界面の画素Amと、1つ隣りの画素Am−1の画素値の差分「(Am)-(Am−1)」、つまり傾きを求め、この傾きが第1補間領域内で単調に変化し、傾き“0”に収束するように、第1補間領域に補間する値を決定する。
この補間方法においても、まず、不足量nが、n≦4のときは、左端にn画素補間を行なう。不足量nが、n>4のときは、左端に4画素、右端に(n−4)画素の補間を行なう。
縦方向についても横方向と同様に不足量をn画素とすると次の処理を行う。まず、不足量nが、n≦4のときは、上端にn画素補間を行なう。不足量nが、n>4のときは、上端に4画素、下端に(n−4)画素の補間を行なう。
そして、この第1の補間領域において補間を行う際に、境界から最外周に向かって、画素の濃度値が単調に変化し、最外周における傾きが“0”に収束するように補間値を決める。
図9に、画素の濃度値の傾きが“0”に収束するように補間を決める具体的な例を示している。図9に示す例では、入力画像の右端の第1補間領域に3つの画素(n=3)を補間する例を示している。この例では、入力画像と第1補間領域との境界において、この境界に接する画素Amの画素値が16であり、その左隣の画素Am−1の画素値が10である場合は、傾き「(Am)−(Am−1)」は6となる。この傾きを、単調変化かつ最外周で補間値の傾きが0に収束するように補間する。すなわち、傾き6を、外側に向かって2(6÷3)ずつ戻すように、補間する画素値を決める。
従って、第1補間領域に補間される画素の画素値は、20「=16+(6−2)」,22「=20+(4−2)」,22「=22+(2−2)」となる。
その後、第2補間部では、整数倍に補間された補間データの周辺に重複量の半分である4画素を補間する。この周辺に補間する領域を第2補間領域とする。
このように、本発明の第2の実施の形態においては、第1補間部の補間値を決定する際に、境界面の2つの画素Am,Am−1の画素値の差分((Am)−(Am−1))を端画素の傾きとして求める。そして、この傾きを“0”に収束するように、端に補間する値を決める。これにより、LOT重複部の折り返しにより起こる周波数成分の変動を抑えることが出来るため、圧縮率を上げることができる。
[第3の実施の形態]
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る画像圧縮処理装置の構成を示す図である。第3の実施の形態の画像圧縮処理装置1Aにおいては、入力画像の画像サイズを検出する画像サイズ検出部16を設けた点と、補間部13Aが、LOTブロック単位決定部13Cと、第2補間部13Bとで構成される点に特徴がある。この画像圧縮処理装置1Aでは、LOTの処理単位は固定のものではなく、画像サイズに応じてLOTの処理単位が決定される。
このLOTブロック単位決定部13Cに、画像サイズ検出部16により検出された入力画像のサイズ情報(縦幅:H、横幅:W)が入力されると、LOTブロック単位決定部13Cでは、縦幅と横幅の値を下位ビットから確認し、“1”になった箇所を検出する。この検出した値により重複量を決定する。また、重複量の2倍をLOTのブロック単位(LOT処理単位)として決定する。
例えば、横幅Wが40、「W=40(2進数101000)」、縦幅Hが44、「H=44(2進数101100)ならHの下位3ビット目で“1”になる。ここで重複量の値は3ビット目が“1”となる2進数つまり4(2進数100)となる。
また、LOTのブロック単位は重複量の倍になるので、8×8に決定する。決定した重複量の半分のサイズを周辺に補間する。また、LOTのブロック単位を後段に出力することで、後段のLOT処理を変更する。この第2補間領域の補間は図6に示すように折り返しによる補間を行なう。また、この際の補間領域について図11に示す。すなわち、本発明の第3の実施の形態においては、図11に示すように、第1補間領域を設けることなく、第2補間領域のみの補間となるため、伸張後の有効画素領域と入力画像が同じになり、補間画素が出力されない。
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施の形態は、図19に示した従来の補間方法により第1補間領域を補間した後に、さらにその外周部に第2補間領域を補間する例である。
この第4の実施の形態における補間部は、図1に示す第1の実施の形態と同様に、第1補間部13Aと第2補間部13Bとで構成される。
そして、第1補間部は、第1補間領域に縦・横の有効画素数がブロック単位(または、半ブロック単位)の整数倍になっていない場合、図19に示す従来補間の場合と同様に、不足数に応じて入力画像の片端に画素を補間する。この処理では境界面の画素を右端および下端にコピーすることによって、第1補間領域を補間する。
第2補間部では、整数倍に補間された補間データの周辺に重複量の半分である4画素を補間する。この第2補間領域の補間は図6に示すように折り返しによる補間を行なう。この際の補間領域について図12に示す。
図12において、第1補間領域Aには、境界面の画素がコピーされる。また、第2補間領域Bには、図6に示すように折り返しによる補間が行われる。これにより、伸張後の有効画素において欠けた部分をなくすことができる。
[LOTについての補足説明]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、ここで、LOT処理について、補足して説明しておく。これは、LOTの基本概念を説明すると共に、第1補間領域と第2補間領域の決定の仕方、および補間値の決め方(例えば、第2補間領域における折り返し補間、第1補間領域における境界値コピー)に対する、圧縮処理および伸張処理における演算処理の内容とその効果について補足して説明するためである。
まず、水平方向(x方向)のLOT演算を考える(垂直方向の演算も同様である)。図13は、LOT係数の例を示す図であり、図に示すように、本発明で使用するLOTの係数は、16の処理単位で考えた場合で、8つずつ対称になるような係数値a〜hを取る。
また、LOTの係数は、図13(B)、(C)に示すようなマトリックスになっており、図13(B),(C)に示すような対称性を持っている。すなわち、マトリックスF1とF2の関係は、縦、横が入れ替わった形になっている。例えば、a11=b11,a12=b21,a13=b31,・・・,a816=b168、となる。
図14は、水平方向の画素値とLOT係数との関係を示す図であり、水平方向の画素値をx1〜x24とすると、次のような積和演算によりX1〜X8を求めている。図14の係数(1)、係数(2)、係数(3)は、図13の係数と同じだが、位置により係数(1)〜(3)と順に振っている。
圧縮処理の演算は以下の式により行う。
[X1 X2 X3 X4 X5 X6 X7 X8]
=[x1 x2 x3 x4 x5 x6 x7 x8 x9 x10 x11 x12 x13 x14 x15 x16]×F2
伸張処理の場合は、圧縮で使うフィルタの逆変換を使用している。
[x1’ x2’ x3’ x4’ x5’ x6’ x7’ x8’ x9’ x10’ x11’ x12’ x13’ x14’ x15’ x16’]=
[X1’ X2’ X3’ X4’ X5’ X6’ X7’ X8’]×F2’
LOTは重複処理のため、この処理で出力された値は1画素につき2つの値が得られている。図14では、係数(1)と係数(2)の結果のことである。そのため、以下の式で示すように、重複部の加算を行なう必要がある。
x1=x1’+x1’’
x1’:係数(1)で出力される値、x1”:係数(2)で出力される値
なお、図15は、LOT圧縮と伸張(iLOT)について説明するための図である。この例では、16×16(16ライン×16画素)を8×8(8ライン×8画素)に圧縮処理を行う例を示している。また、伸張の場合には、8×8(8ライン×8画素)を16×16(16ライン×16画素)に伸張処理を行う例を示している。
図15(A)に示す圧縮処理手順では、ステップS1において垂直方向の変換を行う。この例では、8×16の係数を有するフィルタ(1)と、16×8(16ライン×8画素)の画素との演算を行い、8×16(8画素×16ライン)の中間データを得る。
続いて、ステップS2において水平方向の変換を行う。すなわち、ステップS1で得られた中間データ(8ライン×16画素)に、16×8の係数を有するフィルタ(2)との演算を行い、8×8(8ライン×8画素)の出力データを圧縮結果として得る。
また、図15(B)は、伸張処理の手順を示しており、伸張の場合には、ステップS1において水平方向の変換を行う。この例では、8×8(8ライン×8画素)の画素と、8×16の係数を有するフィルタ(1)との演算を行い、8×16(8画素×16ライン)の中間データを得る。
続いて、ステップS2において垂直方向の変換を行う。すなわち、ステップS1で得られた中間データ(8ライン×16画素)と、8×16の係数を有するフィルタ(2)との演算を行い、16×16(16ライン×16画素)の出力データを伸張縮結果として得る。
(第2補間領域(折り返し部)箇所の水平方向の演算について)
次に、第2補間領域(折り返し部)箇所の水平方向の演算を考える。
図16は、第2補間領域の水平方向の画素値とLOT係数の関係を示す図である。
まず、圧縮LOT処理について説明する。係数(2)の処理では、折り返し補間した画素の画素値x4A〜x1Aと入力画素の画素値x1〜x12を用いて、画素値X1’,X2’,X3’,X4’,X5’,X6’,X7’,X8’を得る。
同様に、係数(3)の処理では、画素値X1’’,X2’’,X3’’,X4’’,X5’’,X6’’,X7’’,X8’’を得る。また、係数(1)の演算は実際には行なわれないが、仮に係数(1)で処理を行うと図16に示すように画素値X1〜X8を得ることになる。
次に、伸張処理について説明する。
係数(2)の処理では、画素値X1’、X2’、X3’、X4’、X5’、X6’、X7’、X8’を用いて、画素値x4A’’〜x1A’’、x1’’〜x12’’を得る。同様に、係数(3)の処理では、画素値x5’’’〜x20’’’を得る。これらの画素は重複しているため、2つの演算結果、例えばx5の位置で見ると係数(2)の演算結果のx5’’と係数(3)の演算結果のx5’’’を加算してLOTの出力とする。しかし、画素値x1〜x4の位置では、処理(2)の演算結果しかないため、画素値x1’〜x4’に変わる仮の値を演算しておく必要がある。例えば、折り返しと同様にx1A’’〜x4A’’を算出してx4’〜x1’の代用にしている。この場合、例えば“0”で補間していると、ゲイン落ち(輝度とするとこの値が通常より小さくなるので暗い画像になる)が発生してしまい周辺画像の画質が悪くなる。
この際に、折り返し補間を行なっておくと、仮に算出した係数(1)のiLOT処理により得られる、画素値x4A’〜x1A’,x1’〜x4’の結果が、係数(2)のiLOT処理により得られる、画素値x4’’〜x1’’,x1A’’〜x4A’’の結果と同じになる。つまり、係数の対称性により「x4A’=x4’’,x3A’=x3’’,x2A’=x2’’,x1A’=x1’’,x1’=x1A’’,x2’=x2A’’,x3’=x3A’’,x4’=x4A’’」となっているため、係数(2)の処理により「x1’,x2’,x3’,x4’」と同値を得られ、重複部加算は、「x1=x1A’’+x1’’,x2=x2A’’+x2’’,x3=x3A’’+ x3’’,x4=x4A’’+x4’’」のように演算することが出来る。
このように、第2補間領域を折り返しにすることにより、iLOT(伸張側逆LOT)処理において、係数の積和演算が1回だけで良くなるため、演算回数が減り消費電力が減る。
(第1補間領域と第2補間領域の場合)
次に、第1補間領域と第2補間領域(第1補間領域+第2補間領域)の場合のときを考える。
図17は、第1補間領域および第2補間領域の水平方向の画素値と、LOT係数との関係を示す図である。まず、圧縮LOT処理について説明する。
係数(2)の処理では、折り返し補間した画素の画素値x1H〜x1Aと、入力画素の画素値x1〜x8とを用いて、画素値X1’,X2’,X3’,X4’,X5’,X6’,X7’,X8’を得る。同様に、係数(3)の処理では、画素値X1’’,X2’’,X3’’,X4’’,X5’’,X6’’,X7’’,X8’’を得る。また、係数(1)の演算は実際には行なわれないが、仮に係数(1)で処理を行うと図のように画素値X1〜X8を得ることになる。
次に、伸張処理について説明する。
係数(2)の処理では、画素値X1’,X2’,X3’,X4’,X5’,X6’,X7’,X8’を用いて、画素値x1H’’〜x1A’’、x1’’〜x8’’を得る。同様に、係数(3)の処理では画素値x1’’’〜x16’’’を得る。これらの画素は重複しているため、2つの演算結果、例えば、画素値x1の位置で見ると係数(2)の演算結果のx1’’と係数(3)の演算結果のx1’’’を加算してLOTの出力とする。この際に、第1補間領域、および第2補間領域における補間を図のように行なっておくと、仮に算出した係数(1)のiLOT処理により得られるx1H’〜x1A’の結果と係数(2)のiLOT処理により得られるx1H’’〜x1A’’の結果が不要になる。その代わりに、この部分には、境界値をコピーする。このように、第1補間領域に境界値をコピーし、第2補間領域を折り返し補間にすることにより伸張時の演算量を低減することができる。
(第2補間領域を折り返し補間とし、第1補間領域を境界面コピーにより4画素を境に両端に分割する場合)
次に、第2補間領域を折り返し補間とし、第1補間領域を境界面コピーにより4画素を境に両端に分割する場合の例について説明する。
第1の実施の形態において説明したように、第1補間領域において、不足量がn画素の場合、n≦(重複量/2)のときは、左端にn画素補間を行ない、n>(重複量/2)のときは、左端に(重複量/2)画素、右端に(n−(重複量/2))画素の補間を行なう。
例えば、LOT処理単位が16×16つまり重複量が8のとき、
(1)n≦4のときは、左端にn画素補間を行なう。
(2)n>4のときは、左端に4画素、右端に(n−4)画素の補間を行なう。
図18(A)にn≧4のときの例を示す。図に示すように、LOT圧縮時の左端の演算を係数の和と乗算1回で行なえるため、演算回数が減り消費電力が小さくなる。
a・x1+b・x1+c・x1+d・x1+e・x1+f・x1+g・x1+h・x1
=x1・(a+b+c+d+e+f+g+h)
また、伸張時に左端部の演算が不要になるため、途中の演算と端の演算を分ける必要がなくなり回路規模が小さくなる。また、係数(2)の半分の演算から算出すれば良いため、演算回数が減り消費電力が小さくなる。
また、図18(B)に、n≧8のときの例を示す。この場合は、両端の演算において上記効果がある。
このように、第2補間領域を返し補間とし、第1補間領域を境界面コピーにより4画素を境に両端に分割することにより、入力画像の有効画素をなるべく減らさずに残しつつ不足ラインの補間を行うことができる効果に加えて、LOT処理時およびiLOT処理時において、演算量を低減でき、演算回路の回路規模を低減すると共に、消費電力を低減することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、図1に示す画像圧縮処理装置1、および図10に示す画像圧縮処理装置1Aは、前述したように内部にコンピュータシステムを有している。
そして、図1に示す画像圧縮処理装置1、および図10に示す画像圧縮処理装置1A内の各処理部は専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、各処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の画像圧縮処理装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の第1の実施の形態に係る画像圧縮処理装置の構成を示す図である。 LOT処理単位の例を示す図である。 LOT処理単位の重複部を示す図である。 補間部において行われる補間処理のフローを示す図である。 第1補間領域と第2補間領域との補間領域の関係を示す図である。 第2補間領域で行われる折り返し補間について説明するための図である。 入力画像と補間位置と伸張後の有効画素の例を示す図である。 入力画像と補間位置と伸張後の有効画素の他の例を示す図である。 画素の濃度値の傾きが“0”に収束するように補間を決める場合の例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像圧縮処理装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における補間領域を示す図である。 本発明の第4の実施の形態における補間領域の例を示す図である。 LOT係数の例を示す図である。 水平方向の画素値とLOT係数との関係を示す図である。 LOT圧縮と伸張(iLOT)について説明するための図である。 第2補間領域の水平方向の画素値とLOT係数の関係を示す図である。 第1補間領域および第2補間領域の水平方向の画素値とLOT係数の関係を示す図である。 第1補間領域を4画素を境に両端に分割する場合の画素値とLOT係数の関係を示す図である。 従来の補間の例を示す図である。
符号の説明
1,1A・・・画像圧縮処理装置、10・・・圧縮送信系統部、11・・・撮像部、11A・・・CCD、11B・・・AD変換部、12・・・データ変換部、13・・・補間部、13A・・・第1補間部、13B・・・第2補間部、13C・・・LOTブロック単位決定部、14・・・圧縮処理部、14A・・・LOT部、14B・・・量子化部、14C・・・符号化部、15・・・送信部、15A・・・ヘッダ付加部、15B・・・シリアル変換部、15C・・・メモリ、15D・・・送信機、16・・・画像サイズ検出部、20・・・受信伸張系統部、21・・・受信部、21A・・・受信機、21B・・・パラレル変換部、21C・・・ヘッダ認識部、21D・・・メモリ、22・・・伸張部、22A・・・復号化部、22B・・・逆量子化部、22C・・・逆LOT部、23・・・画像処理部、24・・・表示部、24A・・・RGB変換部、24B・・・モニタ、30・・・制御部

Claims (6)

  1. LOT処理単位として選択される第1の画素領域と、前記第1の画素領域と一部重複し前記LOT処理単位として選択される第2の画素領域と、の重複量に基づいて、入力画像の周囲に付加する補間領域を決定し、当該補間領域内の画素情報を補間する補間手段と、
    前記補間手段により補間された前記入力画像の圧縮処理を行う圧縮処理手段と、
    を有することを特徴とする圧縮処理装置。
  2. 前記補間領域を第1補間領域とし、
    前記補間手段を第1補間手段としたとき、
    伸張後に有効画素となる画素の外側に前記重複量の1/2相当量の領域を含み、かつ、縦横が前記LOT処理単位の縦横の整数倍となるように、前記第1補間領域の外側に付加する第2補間領域を決定し、当該第2補間領域内の画素情報を補間する第2補間手段を、
    さらに更に有することを特徴とする請求項1に記載の圧縮処理装置。
  3. 前記第2補間手段は、伸張後に有効画素となる画素が占める領域を入力画像の画素領域に一致させるよう前記第2補間領域を決定すること、
    を特徴とする請求項2に記載の圧縮処理装置。
  4. 前記第1補間手段は、前記有効画素の左右側、および上下側に前記第1補間領域を配置する場合に、
    前記左右側の一方の側を予め優先側として定め、当該優先側の第1補間領域の幅が所定の幅になるまでは、当該優先側にのみ前記第1補間領域を配置し、
    また、前記上下側の一方の側を予め優先側として定め、当該優先側の第1補間領域の幅が所定の幅になるまでは、当該優先側にのみ前記第1補間領域を配置すること、
    を特徴とする請求項2に記載の画像圧縮処理装置。
  5. 前記補間手段は、前記補間領域の左側、右側、上側、または下側の幅と前記入力画像の画素情報とに基づいて、入力画像と前記補間領域の境界から補間領域の最外周に向かい、隣接する画素の画素値を単調増加または単調減少させ、前記補間領域の最外周における画素値の傾きを0に収束させるように補間画素情報を生成し、当該補間画素情報により前記補間領域内の画素情報を補間すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像圧縮処理装置。
  6. LOT処理単位として選択される第1の画素領域と、前記第1の画素領域と一部重複し前記LOT処理単位として選択される第2の画素領域と、の重複量に基づいて、入力画像の周囲に付加する補間領域を決定し、当該補間領域内の画素情報を補間する補間手順と、
    前記補間手順により補間された前記入力画像の圧縮処理を行う圧縮処理手順と、
    が画像圧縮処理装置内の制御部により行われることを特徴とする画像圧縮方法。
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