JP4892869B2 - 画像圧縮装置、画像圧縮プログラム、電子カメラ、画像伸張装置、及び画像伸張プログラム - Google Patents

画像圧縮装置、画像圧縮プログラム、電子カメラ、画像伸張装置、及び画像伸張プログラム Download PDF

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本発明は、画像圧縮装置、画像圧縮プログラム、電子カメラ、画像伸張装置、及び画像伸張プログラムに関する。
電子カメラにおいて、撮像素子から出力されるアナログ画像信号に所定の処理を施してからA/D変換した直後のデジタルの画像データは、「RAWデータ」と呼ばれている。ここで本明細書では、「画像データ」とは、各画素に対し画素値を有するデータであり、「画素値」とは、撮像素子からの画像信号をA/D変換することで各画素に対して得られるデジタルナンバーであって、その画素の明るさにほぼ比例して大きくなる値とする。
RAWデータは、色補間などの処理を殆ど経ていないため、撮像素子の生の出力信号に忠実であり、階調数が多く、元々の画像情報を豊富に含む。具体的には、RAWデータが例えば12ビット階調であるのに対し、記録時には1色当たり8ビットに階調変換された画像データを用いることが多い。なお、階調変換に関する従来技術としては、特許文献1等が知られている。このような特徴から、RAWデータは、高度な画像処理に適した画像データであり、高品位な画像を得る上で重要である。
RAWデータの圧縮処理では、処理時間を短縮するため、着目画素の画素値の予測値を算出する際に、例えば前値(着目画素に対し、読み出し順番が直前の画素の画素値)との差分を用いている。また、非特許文献1には、複数の予測式を用いて画素値の予測値を算出する手法が記載されている。図6は、非特許文献1の画像圧縮方法の説明図であり、着目画素の位置と、予測値の算出に用いる画素との位置関係を示す。
非特許文献1の手法では、図6において、画素X4の画素値を予測する際、その周辺のX1、X2、X3の3つの画素の画素値に基づいて、7つの予測式を用いて予測値をそれぞれ算出している。そして、着目画素であるX4の実際の画素値をXと定義し、i番目の予測式により規定されるX4の画素値に対する予測値をX’と定義し、両者の差分誤差の2乗和をE(i)と定義する。ここで、差分誤差の2乗和E(i)は、以下の(1)式で与えられる。
Figure 0004892869
そして、複数の予測式の内、差分誤差の2乗和E(i)を最小にする予測式が、X4も
含めた場合の差分誤差の二乗和E’(i)を最小にすると仮定し、各画素値に対して適宜予測式を切り替え、可逆圧縮を行っている。なお、X4も含めた場合の差分誤差の二乗和
E’(i)は、以下の(2)式で与えられる。
Figure 0004892869
特開2001−285706号公報 鈴木馨、渡辺徹、加藤茂夫、宮道寿一著、「JPEG−Spatialモード予測式の適応切替えによる自然画像のロスレス符号化」、画像電子学会誌、第27巻、第3号(1998)、p.241−247
非特許文献1の圧縮方法は、予測値の算出において、着目画素の周辺の3画素しか予測値の算出に用いないので、ノイズの影響を受け易い。例えばX1、X2、X3のいずれかの画素が欠陥画素であれば、予測値が大きく異なってしまう。また、(1)式で与えられる差分誤差の2乗和E(i)を最小にする予測式が、X4も含めた差分誤差の2乗和E’
(i)も最小にするという仮定は、完全ではなく、成立しないことが多い。これは、実際の画像データ内に存在する様々なノイズの影響によると考えられる。圧縮率を高めるためには、着目画素も含めた差分誤差の2乗和E’(i)を最小にする予測式を用いることが望ましく、非特許文献1の圧縮方法は、効率的とは言えない。さらに、非特許文献1の圧縮方法は、各画素が赤、緑、青の全ての色成分の画素値を有することを前提としているので、RAWデータに対しては、色補間を施してからでないと適用できない。
本発明の目的は、従来よりも効率的な画像圧縮技術を提供することである。
本発明の別の目的は、上記目的に適う画像圧縮技術において、RAWデータ等の色補間前の画像データに対しても適用可能なものを提供することである。
本発明の別の目的は、上記目的に適う画像圧縮技術により圧縮された画像データを伸張する技術を提供することである。
本発明の画像圧縮装置は、分割部と、予測式決定部と、予測差分算出部と、符号化部とを有することを特徴とする。分割部は、複数の色成分の画素の画素値が含まれる画像データを取得して、画像データを複数の画像領域に分割する。予測式決定部は、画素値に対する予測値の算出方法を規定する予測式を複数用意し、各々の画像領域に対し、予測値の算出に用いる予測式を色成分毎に選択する。予測差分算出部は、画像領域毎の各画素に対し、その画素の画素値と、選択された予測式により決定される予測値との差分を予測差分として算出する。符号化部は、予測差分に基づいて符号化処理を行うことで圧縮データを生成する。そして、予測式決定部は、画像領域毎に同じ色成分の全ての画素で、予測差分の二乗を総和した値または予測差分の絶対値を総和した値が最小となる予測式を選択する
本発明の画像圧縮装置では、画像データは、第1色成分、第2色成分、第3色成分の3種類の色成分の画素の画素値を有し、予測式決定部は、各色成分に対し複数の予測式を予め用意しており、少なくとも1つの色成分に対して用意されている複数の予測式が、他のいずれかの色成分に対して用意されている複数の予測式とは異なり、第2色成分の画素に対して用意されている複数の予測式の少なくとも1つは、予測値の算出対象の画素である着目画素に対して近傍に位置する第1色成分の画素の画素値を、予測値に反映させることが好ましい。
本発明の画像圧縮装置では、第2色成分の画素に対して用意されている予測式の少なくとも1つは、第2色成分の画素近傍に位置する複数の第1色成分の画素から、着目画素に対応する第1の第1色成分の画素値を決定し、着目する第2色成分の画素周りで、第1の第1色成分の画素値と最も値が近い第1色成分を第2の第1色成分として検出し、第2の第1色成分に対応する第2の色成分の画素を予測値に反映させることが好ましい。或いは、この構成では、画像データにおいて第1色成分の画素数が最も多く、第2色成分の各画素に複数の第1色成分の画素が隣接する配列であり、第2色成分の画素に対して用意されている予測式の少なくとも1つは、着目画素及びその近傍の複数の第2色成分の画素に対してそれぞれ、隣接する複数の第1色成分の画素の画素値の平均に相応する値を中間相当値として算出し、着目画素の近傍の複数の第2色成分の画素から、着目画素に対する中間相当値に最も近い中間相当値となる第2色成分の画素を選択し、選択した画素の画素値を、予測値に反映させることが好ましい。
本発明の画像圧縮装置では、画像データが、輝度情報を最も多く含む第1色成分の画素の画素値と、第2色成分の画素の画素値と、第3色成分の画素の画素値とを有する構成としてもよい。例えば、画像データがベイヤー配列型である構成としてもよい。また、本発明の画像圧縮装置では、各々の画像領域に対してどの予測式を色成分毎に選択したかの情報を、生成した圧縮データに付随させることが好ましい。
本発明の画像伸張装置は、上記の画像圧縮装置により生成され、選択した予測式の情報が付随している圧縮データを伸張するものであり、復号化部と、加算演算部とを備えたことを特徴とする。復号化部は、符号化後の予測差分を圧縮データから抽出してデコードし、符号化前の予測差分を復元する。加算演算部は、圧縮データに付随する情報から、各画像領域に対する色成分毎の予測式を取得し、取得した予測式に基づいて各画素の予測値を算出し、予測値と予測差分との加算で与えられる画素値からなる画像データを生成する。
本発明の電子カメラは、撮影レンズにより形成される被写体の光像を撮像して、複数の色成分の色情報を有する画像データを生成する撮像部と、撮像部が生成した画像データを取得して圧縮データを生成する本発明の画像圧縮装置とを備えたことを特徴とする。
本発明では、画素値に対する予測値の算出方法を規定する予測式を複数用意し、各々の画像領域に対し、予測値の算出に用いる予測式を色成分毎に選択後、選択された予測式により決定される予測値に基づいて画像圧縮を行う。従って、予測式の選択に際して、例えば画像領域内における同色成分の全画素で、画素値と予測値との差分の二乗を総和した値が最小となる予測式を選択する等により、従来よりも効率的に圧縮できる。また、このようにして生成される圧縮データに対し、各々の画像領域に対してどの予測式を色成分毎に選択したかの情報を付随させることで、データの復元(伸張)が可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<本実施形態の構成>
本実施形態では一例として、図1に示す構成態様に基づいて本発明の電子カメラ、画像圧縮装置及び画像伸張装置について説明する。具体的にはまず、本発明の画像圧縮装置を有する電子カメラにより撮影が行われ、画像データが生成される。電子カメラは、その内部の画像圧縮装置により画像データを圧縮後、画像ファイルとして記録媒体に記録する。この記録媒体は、電子カメラから取り出されて、本発明の画像伸張装置を有する画像再生装置に装填される。画像再生装置は、記録媒体中の画像ファイルを読み出し、その内部の画像伸張装置によって画像ファイル内の画像データを伸張し、伸張後の画像データに所定の処理を施して、モニタに表示する。以下、各部の構成をさらに詳しく説明する。
図1に示すように、電子カメラ8は、撮影レンズ12と、撮像部20と、MPU(Micro Processor Unit)24と、操作部26と、メモリ28と、画像処理部32と、システムバス36と、画像圧縮装置40と、記録処理部44とを有する。画像圧縮装置40は、差分演算部48と、可変長符号化部52とで構成されており、電子カメラ8のスロット(図示せず)には、交換可能な記録媒体60が装填されている。また、撮像部20は、撮像素子、タイミングジェネレータ、アナログ信号処理部、A/D変換部等を有する。MPU24は、電子カメラ8全体のシステム制御を行う。
画像再生装置70は、媒体ドライブ部72と、CPU74と、操作部76と、モニタ制御部78と、メモリ80と、画像伸張装置82と、システムバス84とを有する。画像伸張装置82は、可変長復号化部90と、加算演算部92とで構成されている。また、画像再生装置70には、液晶表示装置等のモニタ98が接続されている。媒体ドライブ部72は、CPU74の指令に従って、装填された記録媒体60中のファイルを読み込んで、それをメモリ80に記憶させる。CPU74は、画像再生装置70全体のシステム制御を行う。また、CPU74は、メモリ80に取り込まれた画像データが圧縮されている場合には、それを画像伸張装置82により伸張させ、伸張後の画像データに所定の処理を施して映像信号を生成する。
<画像圧縮で用いる予測式の説明>
本実施形態では、色補間前のベイヤー配列の画像データを圧縮する例を述べる。本実施形態の画像圧縮は複数のプロセスからなるが、その内の1つのプロセスとして、各画像ブロック内の全画素に対して予測値を算出する。図2は、緑色成分の画素に対する予測値の算出に用いる画素の配置を示し、1画素を正方形で表した画素配列を示す。図2において、右下がりの斜線で示した画素は青色成分の画素を示し、点で塗り潰して示した画素は赤色成分の画素を示し、何もパターンを付していない画素は緑色成分の画素を示す。
本実施形態では、緑色成分の画素に対する予測値の算出には、同色の4画素の画素値のみを用いる。ここで、予測値の算出対象である(緑色成分の)着目画素の画素値をGと表記し、Gに対する予測値をG’と表記する。また、着目画素の2つ上に位置する緑色成分の画素値をG1、着目画素の右斜め上に隣接する緑色成分の画素値をG4、着目画素の左斜め上に隣接する緑色成分の画素値をG3、着目画素の2つ左に位置する緑色成分の画素値をG2とする。
そして、g1〜g7の7通りのパターンからなる以下の(3)式により、緑色成分の画素に対する予測値を算出する。
パターンg1: G’=G1
パターンg2: G’=G2
パターンg3: G’=G3
パターンg4: G’=G4
パターンg5: G’=(G3+G4)/2
パターンg6: G’= median{G1、G2、G3、G4}
パターンg7: G’=(G1+G2)/2 ・・・(3)
(3)式におけるmedian{}は、{}内の複数の画素値を大きい順または小さい順に並べた場合に、順番が真ん中になる画素値として定義する。なお、{}内に偶数個の画素値が含まれる場合、median{}は、順番が真ん中になる2つ画素値を平均した値とする。例えば、G1>G2>G3>G4の場合、median{G1、G2、G3、G4}=(G2+G3)/2となる。
図3は、赤色成分の画素に対する予測値の算出に用いる画素の配置を図2と同様に表した画素配列図である。ここで、予測値の算出対象である(赤色成分の)着目画素の画素値をRと表記し、Rに対する予測値をR’と表記する。そして、予測値R’の算出には、同色の8画素の画素値R1〜R8に加え、緑色成分の24画素の画素値G1〜G23、Gを用いる。画素値R1〜R8をそれぞれ有する赤色成分の8個の画素は、着目画素に対し、図3のR1〜R8で示される位置にある。また、画素G1〜G23をそれぞれ有する緑色成分の23個の画素は、着目画素に対し、図3のG1〜G23で示される位置にある。また、Gは、着目画素に対し左に隣接する緑色成分の画素の画素値である。
本実施形態では、r1〜r12の12通りのパターンからなる以下の(4)式により、赤色成分の画素に対する予測値を算出する。
パターンr1: R’=R6
パターンr2: R’=R8
パターンr3: R’=R5
パターンr4: R’=R8+{(R6−R5)/2}
パターンr5: R’=R6+{(R8−R5)/2}
パターンr6: R’=(R6+R8)/2
パターンr7: R’= median{R5、R6、R8}
パターンr8: R’=(R6/G13)×G
パターンr9: R’=(R8/G16)×G17
パターンr10:R’=(G17/Gup)×Rup
パターンr11:R’=(G/Gleft)×Rleft
パターンr12:R’=[Gww(R)/Gz]×Rz
・・・(4)
(4)式のパターンr10において、Gup、Rupは、それぞれ以下のようにして算出する。まず、画素値R1〜R8に対応する画素の真上の8つの緑色成分の画素に着目する。これらの画素値G1、G2、G3、G8、G9、G10、G15、G16の内、値がG17に最も近いものをGupとする。そして、Gupに対応する画素の直下の(赤色成分の)画素の画素値をRupとする。Rupは、画素値R1〜R8のいずれかになる。
また、パターンr11において、Gleft、Rleftは、それぞれ以下のようにして算出する。まず、画素値R1〜R8に対応する画素の左に隣接する8つの緑色成分の画素に着目する。これらの画素値G4、G5、G6、G11、G12、G13、G18、G19の内、値がGに最も近いものをGleftとする。そして、Gleftに対応する画素の右に隣接する(赤色成分の)画素の画素値をRleftとする。Rleftは、画素値R1〜R8のいずれかになる。
また、パターンr12において、Gww(R)、Gz、Rzは、それぞれ以下のようにして算出する。まず、着目画素に対し縦横に隣接する4つの緑色成分の画素から、画素値が最大または最小のものを除いた2画素を選択し、これら2画素の画素値を平均し、この値をGww(R)とする。即ち、Gww(R)は、次式で与えられる。
Gww(R)= median{G、G17、G20、G23} ・・・(5)
画素値R1〜R8に対応する8つの画素に対しても、上述と同様に縦横に隣接する4つの緑色成分の画素からmedian{}を算出し、算出した値をそれぞれGww(R1)〜Gww(R8)とする。そして、Gww(R1)〜Gww(R8)の内、Gww(R)に値が最も近いものをGzとする。Gzに対応する(赤色成分の)画素の画素値をRzとする。Rzは、画素値R1〜R8のいずれかになる。
ここで、ベイヤー配列では、青色成分の画素は、画素数が赤色成分の画素と同じであり、緑色成分の画素に対する位置関係が赤色成分の画素と対称である。従って、青色成分の画素に対する予測値の算出は、上記パターンr1〜r12に示した赤色成分の画素に対する手法と同様にして求める。以上の予測式に基づいて画像圧縮を行うが、画像圧縮の具体的手順は以下のフローチャート内で説明する。
<本実施形態の動作説明>
図4は、本実施形態の電子カメラ8の動作を示す流れ図である。以下、図に示すステップ番号に従って、電子カメラ8の動作を説明するが、ここでは本発明の特徴である画像圧縮方法に重点を置き、従来と同様の撮像動作は簡単に説明する。
[ステップS1]電子カメラ8の電源釦がオンされると、電源オン処理が行われ、その後、操作部26に対するユーザの操作に応じて撮影が行われる。撮影時において撮像部20は、撮影レンズ12により形成される被写体の光像を撮像素子により光電変換し、これにより生成された電荷を画像信号として読み出し、所定の処理を施した後、A/D変換してRAWデータを出力する。
[ステップS2]MPU24は、撮像部20から出力されたRAWデータを、システムバス36を介して一旦メモリ28に格納後、画像圧縮装置40に入力する。
[ステップS3]画像圧縮装置40の差分演算部48は、入力されたRAWデータを、複数の画像ブロック、または、複数のライン領域に分割する。ここでは一例として、画素数が縦10×横10の画像ブロックに分割するものとする。この場合、各画像ブロックは、緑色成分の画素を50個有し、赤または青色成分の画素を25個有することになる。
[ステップS4]このステップS4では、差分演算部48は、画像圧縮における予測値の算出に用いる予測式を、各画像ブロックに対し、赤、緑、青の色成分毎に選択する。具体的には、1つの画像ブロックにおいて、その中の全ての緑色成分の画素に対し、(3)式に基づいて予測値G’を算出する。この例では、50個の緑色成分の画素に対してそれぞれ、パターンg1〜g7の7通りの予測値G’が算出される。
次に、着目画素の画素値Gと、その画素に対しパターンg1で求めた予測値G’との差(いわゆる、予測差分)を二乗した値を、画像ブロック内の全ての緑色成分の画素に対するもので総和する。この総和した値を、差分誤差の2乗和Eg(i)とする。なお、ここではパターンg1に対するものなので、i=g1である。この例では1画像ブロック内の緑色成分の画素数が50個なので、差分誤差の2乗和Eg(i)は、以下の(6)式のようになる。
Figure 0004892869
同様にして、パターンg2〜g7で求めた予測値G’に対しても、それぞれ、差分誤差の2乗和Eg(i)を求める。そして、7通りのパターンで求めた差分誤差の2乗和Eg(g1)〜Eg(g7)の内、値が最小となるものを選択し、それに対応する予測式(パターンg1〜g7のいずれか)を、その画像ブロックに対する緑色成分の圧縮用予測式とする。
次に、1つの画像ブロックにおいて、その中の全ての赤色成分の画素に対し、(4)式に基づいて予測値R’を算出する。この例では、25個の赤色成分の画素に対してそれぞれ、パターンr1〜r12の12通りの予測値R’が算出される。次に、画素値Rと、その画素に対しパターンr1で求めた予測値R’との差を二乗した値を、画像ブロック内の全ての赤色成分の画素に対するもので総和する。この総和した値を、差分誤差の2乗和Er(i)とする。この例では1画像ブロック内の赤色成分の画素数が25個なので、差分誤差の2乗和Er(i)は、以下の(7)式のようになる。
Figure 0004892869
同様に、パターンr2〜r12で求めた予測値R’に対してもそれぞれ、差分誤差の2乗和Er(i)を求める。そして、差分誤差の2乗和Er(r1)〜Er(r12)の内、値が最小となるものを選択し、それに対応する予測式(パターンr1〜r12のいずれか)を、その画像ブロックに対する赤色成分の圧縮用予測式とする。同様の手順で、青色成分の画素に対しても、12通りの予測式により、予測値B’を算出して差分誤差の2乗和Eb(i)をそれぞれ求め、Eb(i)を最小とする予測式を、その画像ブロックに対する青色成分の圧縮用予測式とする。差分演算部48は、このように1つの画像ブロックに対して各色成分の圧縮用予測式を選択する処理を、全画像ブロックに対し行う。
[ステップS5]差分演算部48は、画像ブロック毎に、その画像ブロック内の全画素に対して予測差分を求める。具体的には、差分演算部48は、ステップS4で各画像ブロックに対し各色成分毎に選択した圧縮用予測式を用い、処理対象の画素の画素値と、その処理対象の画素に対し圧縮用予測式で与えられる予測値との差分を、予測差分として算出する。このようにして、差分演算部48は、全ての画像ブロックに対し、その画像ブロック内の全画素の予測差分を求める。
[ステップS6]可変長符号化部52は、ステップS5で求めた予測差分を、予め定められた可変長符号割り当てに従って可逆符号化し、可変長の圧縮コードを生成する。その後、符号割り当てを全ての画素に対して行うことで、RAWデータの圧縮データが生成される。可変長符号化部52は、RAWデータの圧縮データと、ステップS4で各画像ブロックに対し各色成分毎に選択した圧縮用予測式のデータとを一旦メモリ28に入力する。MPU24は、メモリ28に記憶されたRAWデータの圧縮データと、各画像ブロックに対する色成分毎の圧縮用予測式のデータとを記録処理部44に入力する。
[ステップS7]記録処理部44は、入力されたRAWデータの圧縮データに基づいて、画像ファイルを生成する。記録処理部44は、この画像ファイルの例えばヘッダ部分に、付帯情報として、各画像ブロックに対する各色成分毎の圧縮用予測式のデータを含める。記録処理部44は、生成した画像ファイルを、記録媒体60に記録する。以上が電子カメラ8の動作の説明である。
次に、上述の手順で画像ファイルが記録された記録媒体60を電子カメラ8から取り外し、それを画像再生装置70に装填する。図5は、上述の画像圧縮方法により圧縮されたRAWデータの画像ファイルの再生時における、画像再生装置70の動作を示す流れ図である。以下、図に示すステップ番号に従って、画像再生装置70の動作を説明する。
[ステップS11]操作部76に対するユーザの操作等により、上記のRAWデータの画像ファイルを再生する指示があった場合、CPU74は、媒体ドライブ部72を介して、その画像ファイルを一旦メモリ80に記憶させる。そして、CPU74は、メモリ80に取り込んだ画像ファイルを、システムバス84を介して画像伸張装置82に入力する。
[ステップS12]画像伸張装置82は、画像ファイルにおける圧縮されたRAWデータの伸張を開始する。具体的には、可変長復号化部90は、可変長符号割り当てに従ってRAWデータの圧縮データをデコードし、予測差分の値を復元する。
[ステップS13]加算演算部92は、画像ファイルのヘッダ部分に記録されている各画像ブロックに対する色成分毎の圧縮用予測式を取得する。加算演算部92は、取得した圧縮用予測式と、先行して伸張済みの近傍画素の画素値とに基づいて、処理対象画素の予測値を算出する。次に、加算演算部92は、算出した予測値と、可変長復号化部90により復元された予測差分とを加算して、元の画素値を復元する。加算演算部92は、以上のようにして各画像ブロック毎に全画素の画素値を復元し、これによりRAWデータを復元後、RAWデータを一旦メモリ80に入力して記憶させる。
[ステップS14]CPU74は、復元されたRAWデータをメモリ80から取り込み、これに色補間等の所定の処理を施して、映像信号(この例では静止画像の画像信号)を生成する。CPU74は、この映像信号をモニタ制御部78に入力する。モニタ制御部78は、この映像信号に所定の処理を施してからモニタ98に入力し、RAWデータが表す画像をモニタ98上に表示させる。以上が画像再生装置70の動作説明である。
<本実施形態の効果>
本実施形態では、各色成分に対し7パターンまたは12パターンの予測式を用意し、画像ブロック毎に、全画素に対し全パターンの予測式により予測値を算出する。そして、(6)式、(7)式に示したように、各画像ブロック内の同色の全画素で、画素値と予測値との差分(予測差分)の二乗を総和し、これを差分誤差の2乗和とする。このように差分誤差の2乗和を予測式のパターン別に実際に算出し、それが最小となる予測式を各画像ブロックに対して色成分毎に選択する。従って、周辺画素のみの差分誤差の2乗和が最小となれば、着目画素も含めた差分誤差の2乗和が最小になるという非特許文献1のような不完全な仮定がなく、その画像ブロック内での差分誤差の2乗和を最小にするものが確実に選択されるので、圧縮効率は高くなる。
赤色成分または青色成分の12パターンの予測式では、着目画素の周囲の同色の8画素の画素値に加え、近傍の24個の緑色成分の画素の画素値も参照する。従って、周囲の同色成分の画素の画素値のみから予測値を算出する圧縮方法や、着目画素の周辺の3画素しか予測値の算出に用いない非特許文献1の圧縮方法と比較して、ノイズの影響を受けにくい。
特に、パターンr10〜r12の予測式では、周囲の緑色成分の画素値に基づいて得られる係数に、着目画素の近傍の8つの同色成分の画素から選択した1画素の画素値を乗じることで、予測値を規定する。これら8つの同色成分の画素から1つを選択するに際して、パターンr10、r11では、これら8画素の上(または左)に隣接する緑色成分の画素値を参照し、それが着目画素の上(または左)に隣接する緑色成分の画素値と最も近いものを選択する。従って、近傍の同色成分の画素から、着目画素に画素値が最も近いものが選択されやすく、予測差分が小さくなる確率を高くできる。
また、パターンr12では、これら8つの同色成分の画素から1つを選択するに際して、着目画素及びそれら8画素に対してそれぞれ、縦横に隣接する4つの緑色成分の画素の画素値のmedian{}を算出し、median{}が着目画素に最も近い画素を選択する。このmedian{}は、4つの緑色成分の画素の画素値から、値が最大または最小のものを除いた中間値を規定するので、1画素に大きなノイズが含まれていても、それは予測値の算出に反映されない。従って、極めてノイズの影響を受けにくくなる。
以上のように、各色成分に対し用意されている複数の予測式は、予測差分を小さくする確率が高いものや、ノイズの影響を受けにくい予測式を含む。従って、複雑な画像を圧縮する場合にも、各画像ブロックに対して、近傍画素の画素値との相関が最も有効に働く予測式を選択して用いることができる。このため、1画像全体に同一の予測式を用いる場合よりも、効率的に圧縮できる。また、本実施形態の手法によれば、撮影直後のRAWデータに対しても、色補間等の処理を施すことなく可逆的に圧縮することできる。
<本実施形態の補足事項>
上述したステップS3〜S6の処理をプログラムコード化して、画像圧縮プログラムを作成してもよい。この画像圧縮プログラムをコンピュータ上で起動することによって、コンピュータを本発明の画像圧縮装置として機能させることができる。その場合、電子カメラでは画像圧縮を行わずにRAWデータを画像ファイルとして記録媒体60に記録し、記録媒体60をコンピュータに接続後、コンピュータにおいてそのRAWデータを読み取り、本発明の画像圧縮を施してもよい。同様に、上述したステップS12、S13の処理をプログラムコード化して、画像伸張プログラムを作成してもよい。この画像伸張プログラムをコンピュータ上で起動することによって、コンピュータを本発明の画像伸張装置として機能させることができる。
原色ベイヤー配列のRAWデータに本発明の画像圧縮を適用する例を述べたが、本発明の画像圧縮方法は、シアン、イエロー、マゼンダの補色系配列や、GストライプRB線順次等の他の画素配列にも適用可能である。GストライプRB線順次とは、緑色成分の画素のみからなる画素行が1行置きに配置され、該緑色成分の画素行の間の画素行が、赤色成分の画素と青色成分の画素とを交互に配置してなるものである。また、本発明の画像圧縮方法は、一切の画像処理が施されていないRAWデータに限らず、他の画像データ(例えばホワイトバランス調整等の画像処理後の画像データ)にも適用可能である。
本実施形態では、RAWデータをそのまま画像圧縮する例を述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。RAWデータに対し、例えば特許文献1の図4に記載の階調変換特性βに基づいた階調圧縮を施してから、本実施形態の画像圧縮を施してもよい。その場合、画像再生装置70は、階調圧縮されたRAWデータを画像伸張装置により復元後に、階調圧縮前の階調が必要であれば、再度その階調に振り分けてもよい。
本発明者のシミュレーション結果によれば、圧縮効率を高める(圧縮後のデータ量を少なくする)という点で、1画像ブロックの画素数は、縦5〜20個、横5〜20個であることが望ましい。さらに望ましくは、上述した実施形態のように縦10×横10であるとよい。
本実施形態では、画像圧縮における予測値の算出に際して、青色成分の画素と、赤色成分の画素とで同様の予測式を用いる例を述べたが、全ての色成分の画素に対してそれぞれ異なる予測式を用いてもよい。
また、本実施形態では、緑色成分の画素に対して、7通りのパターンで求めた差分誤差の2乗和Eg(g1)〜Eg(g7)の内、値が最小となるものを選択したが、差分誤差の2乗和ではなく、差分誤差の絶対値の総和が最小となるものを選択してもよい。差分誤差の絶対値の総和をFg(i)とすると、以下の(8)式のようになる。
Figure 0004892869
緑以外の色成分の画素に対しても、差分誤差の2乗和の代わりに差分誤差の絶対値の総和を用いてもよい。このように差分誤差の絶対値の総和が最小となるものを選択する処理は、差分誤差の2乗和による処理と比べて、処理に要する時間を短縮させることができる。
入力されたRAWデータを複数の画像ブロックに分割する差分演算部48の機能は、本発明で言う「分割部」の一例である。各画像ブロックに対し、予測値の算出に用いる1つの予測式を色成分毎に選択する差分演算部48の機能は、本発明で言う「予測式決定部」の一例である。選択した予測式により予測値を算出し、その予測値と実際の画素値との差分を予測差分として算出する差分演算部48の機能は、本発明で言う「予測差分算出部」の一例である。予測差分を符号化することで圧縮データを生成する可変長符号化部52の機能は、本発明で言う「符号化部」の一例である。パターンr12において着目画素やその近辺の同じ色成分の画素に対しそれぞれ算出するGww(R)、Gww(R1)〜Gww(R8)は、本発明で言う「中間相当値」の一例である。緑色成分の画素は、赤色成分または青色成分の画素よりも輝度情報を多く含み、本発明で言う「輝度情報を最も多く含む第1色成分の画素」の一例である。
以上詳述したように本発明は、画像圧縮及び画像伸張において大いに利用可能である。
本実施形態の電子カメラ及び画像再生装置の概略構成を示すブロック図である。 緑色成分の画素に対する予測値の算出に用いる画素の配置を示し、1画素を正方形で表した画素配列を示す。 赤色成分の画素に対する予測値の算出に用いる画素の配置を示し、1画素を正方形で表した画素配列を示す。 本実施形態の電子カメラの動作を示す流れ図である。 本実施形態の画像再生装置の動作を示す流れ図である。 非特許文献1の画像圧縮方法の説明図であり、着目画素の位置と、予測値の算出に用いる画素との位置関係を示す。
符号の説明
8 電子カメラ,12 撮影レンズ,20 撮像部,24 MPU,28 メモリ,
40 画像圧縮装置,44 記録処理部,48 差分演算部,52 可変長符号化部,
60 記録媒体,
70 画像再生装置,72 媒体ドライブ部,74 CPU,78 モニタ制御部,
80 メモリ,82 画像伸張装置,90 可変長復号化部,92 加算演算部,

Claims (11)

  1. 複数の色成分の画素の画素値が含まれる画像データを取得して、前記画像データを複数の画像領域に分割する分割部と、
    画素値に対する予測値の算出方法を規定する予測式を複数用意し、各々の前記画像領域に対し、前記予測値の算出に用いる前記予測式を色成分毎に選択する予測式決定部と、
    前記画像領域毎の各画素に対し、その画素の画素値と、選択された前記予測式により決定される前記予測値との差分を予測差分として算出する予測差分算出部と、
    前記予測差分に基づいて符号化処理を行うことで圧縮データを生成する符号化部とを備え、
    前記予測式決定部は、前記画像領域毎に同じ色成分の全ての画素で、前記予測差分の二乗を総和した値または前記予測差分の絶対値を総和した値が最小となる前記予測式を選択することを特徴とする画像圧縮装置。
  2. 請求項1に記載の画像圧縮装置において、
    前記画像データは、第1色成分、第2色成分、第3色成分の3種類の色成分の画素の画素値を有し、
    前記予測式決定部は、各色成分に対し複数の前記予測式を予め用意しており、
    少なくとも1つの色成分に対して用意されている複数の前記予測式は、他のいずれかの色成分に対して用意されている複数の前記予測式とは異なり、
    第2色成分の画素に対して用意されている複数の前記予測式の少なくとも1つは、前記予測値の算出対象の画素である着目画素に対して近傍に位置する第1色成分の画素の画素値を、前記予測値に反映させることを特徴とする画像圧縮装置。
  3. 請求項に記載の画像圧縮装置において、
    第2色成分の画素に対して用意されている前記予測式の少なくとも1つは、第2色成分の画素近傍に位置する複数の第1色成分の画素から、前記着目画素に対応する第1の第1色成分の画素値を決定し、着目する第2色成分の画素周りで、前記第1の第1色成分の画素値と最も値が近い第1色成分を第2の第1色成分として検出し、前記第2の第1色成分に対応する第2の色成分の画素を予測値に反映させる
    ことを特徴とする画像圧縮装置。
  4. 請求項に記載の画像圧縮装置において、
    前記画像データは、第1色成分の画素数が最も多く、第2色成分の各画素に複数の第1色成分の画素が隣接する配列であり、
    第2色成分の画素に対して用意されている前記予測式の少なくとも1つは、前記着目画素及びその近傍の複数の第2色成分の画素に対してそれぞれ、隣接する複数の第1色成分の画素の画素値の平均に相応する値を中間相当値として算出し、前記着目画素の近傍の複数の第2色成分の画素から、前記着目画素に対する前記中間相当値に最も近い中間相当値となる第2色成分の画素を選択し、選択した画素の画素値を、前記予測値に反映させる
    ことを特徴とする画像圧縮装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像圧縮装置において、
    前記画像データは、輝度情報を最も多く含む第1色成分の画素の画素値と、第2色成分
    の画素の画素値と、第3色成分の画素の画素値とを有することを特徴とする画像圧縮装置。
  6. 請求項に記載の画像圧縮装置において、
    前記画像データは、ベイヤー配列型であることを特徴とする画像圧縮装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像圧縮装置において、
    各々の前記画像領域に対してどの前記予測式を色成分毎に選択したかの情報を、生成した前記圧縮データに付随させることを特徴とする画像圧縮装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像圧縮装置としてコンピュータを機能させるための画像圧縮プログラム。
  9. 撮影レンズにより形成される被写体の光像を撮像して、複数の色成分の色情報を有する画像データを生成する撮像部と、
    前記撮像部が生成した前記画像データを取得して圧縮データを生成する請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像圧縮装置と
    を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  10. 請求項に記載の画像圧縮装置により生成された圧縮データを伸張する画像伸張装置であって、
    符号化後の予測差分を前記圧縮データから抽出してデコードし、符号化前の前記予測差分を復元する復号化部と、
    前記圧縮データに付随する情報から、各画像領域に対する色成分毎の予測式を取得し、取得した前記予測式に基づいて各画素の予測値を算出し、前記予測値と前記予測差分との加算で与えられる画素値からなる画像データを生成する加算演算部と
    を備えたことを特徴とする画像伸張装置。
  11. 請求項10に記載の画像伸張装置としてコンピュータを機能させるための画像伸張プログラム。
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