JP4622380B2 - 送風機 - Google Patents

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本発明はモータ軸にファンを取り付け、該ファンを回転させることで発生される気体の流れにより、粉塵等の吹き飛ばし、集塵作業等を行う、携帯用ブロワ、集塵機等の送風機に関するものである。
従来から、吸込み口及び吹出し口を有するケーシング内にファンを設け、羽根車の回転運動によって吸込み口から吸込まれた気体を吹出し口から吹出す送風機が知られている。この送風機は、落葉や木片等を吹き飛ばす吹出し作業、小さな木片等を集める吸込み作業に用いられる。(例えば特許文献1参照)
一般的には、吹出し作業に送風機を用いる場合、吹出し口にはノズルを取り付け、吸込み作業に送風機を用いる場合、吹出し口に付属品の集塵袋を取り付け、吸込み口にノズルもしくはホースを取り付ける。
吸込み口は、付属品のノズル等を着脱可能なようにケーシングの側面から筒状に突出して形成されており、吹出し口はファンの回転軸と直交する方向に位置している。
この吹出し口より流れ出る気体により、粉塵等の吹き飛ばし作業を行う
特開2002−339898
かかる送風機は吹出し口から流れ出る気体により、粉塵等の吹き飛ばし作業を行うため、吹出し口から流れ出る風量が大きいほど吹き飛ばしの作業効率が向上する。
風量を増加させる方法としては、ファン回転数を上昇させることが最も安易であるが、ファン回転数を上昇させると、ファン騒音が増加することや、遠心力が増加することでファンやケーシング等の破損を招いてしまうものであった。
ファン回転数を増加させずに風量を増加させる方法としては、吸込み口等を大きく設定することで可能であるが、吸込み口を大きくすると、大きな異物を吸込んでしまう、またケーシングの強度が低下してしまう等の問題点があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、異物の混入を抑制し、かつ作業効率及び強度向上を図ることができる送風機を提供することである。
上記目的は、吸込み口と吹出し口とを有するケーシングと、該ケーシング内に収納された遠心ファンとを備え、該吸込み口は該遠心ファンの回転軸上に形成され、該吹出し口は該遠心ファンの回転軸に対して直交するようにケーシングに形成され、該遠心ファンの回転運動による遠心力によって前記吸込み口から吸込まれた気体を前記吹出し口から吹出す送風機であって、前記吸込み口は、前記遠心ファンの軸線上におけるケーシングの側面から突出する吸込み口周壁を備え、前記吸込み口周壁の内部に複数の穴部を区画形成する第一リブを有すると共に、該穴部軸方向において前記第一リブとは異なる位置で、少なくとも1つの前記穴部の軸方向範囲内に位置する部分を有する第二リブを有し、該第二リブは前記穴部の半径方向ほぼ中央に位置するよう構成したことにより達成される。
本発明によれば、吸込み口と吹出し口とを有するケーシングと、該ケーシング内に収納された遠心ファンとを備え、該吸込み口は該遠心ファンの回転軸上に形成され、該吹出し口は該遠心ファンの回転軸に対して直交するようにケーシングに形成され、該遠心ファンの回転運動による遠心力によって前記吸込み口から吸込まれた気体を前記吹出し口から吹出す送風機であって、前記吸込み口は、前記遠心ファンの軸線上におけるケーシングの側面から突出する吸込み口周壁を備え、前記吸込み口周壁の内部に複数の穴部を区画形成する第一リブを有すると共に、該穴部軸方向において前記第一リブとは異なる位置で、少なくとも1つの前記穴部の軸方向範囲内に位置する部分を有する第二リブを有し、該第二リブは前記穴部の半径方向ほぼ中央に位置するよう構成したため、異物の混入を抑制し、かつ作業効率及び強度向上を図ることができる。
以下本発明送風機の一実施形態を図1〜図6を参照して説明する。なお、図1は本発明送風機の一実施形態を示す要部断面正面図であり、図2は図1に示す送風機の要部断面側面図である。
本発明送風機は、電動機8と電動機8を収納する本体1とを備える。この送風機は、電動工具の一種として用いられるもので、手持ち可能なように小型で軽量に構成している。
電動機8を収納する本体1は、吸込み口3及び吹出し口4を有するケーシング5と、ケーシング5内に収納され、電動機8の駆動軸7に結合されたファン6を備える。電動機8が回転するとファン6の回転運動による遠心力によって、吸込み口3から吸込まれた気体を吹出し口4から吹出す。
吸込み口3はファン6の軸線上におけるケーシング5の側面から筒状に突出するように形成されている。吸込み口3内には、複数の穴部3aを区画形成する十字形状の第一リブ9aが設けられており、等間隔に穴部3aを形成することで、第一リブ9aは吸込み口3を補強すると共に、大きな異物の混入を抑制している。
吸込み口3はファン6の回転軸上に延びるように形成されており、吹出し口4はファン6の回転軸に対して直交するようにケーシング5に形成されている。吹出し口4の先端側には、集塵袋あるいはノズル等の付属品が取り付けられる取付け部13が形成される。
ケーシング5内に収納されるファン6は、遠心ファンで、吸い込んだ気体にファン6の径方向外向きに対して垂直外向きに気体を排出させるものであり、ファン6の回転によって、吸込み口3からケーシング5内に流入した気体は、略90度向きを変え、ファン6の半径方向外側の吹出し口4向かってに流れる。
ファン6は、圧入、ボルト結合等の結合手段によって駆動軸7に結合されている。
この送風機は、吹出し作業又は吸込み作業を行うのに用いられる。図1は、吹出し作業を行うために、吹出し口4にノズル20を取り付けた状態である。例えば小さな木片等を吹き飛ばす吹出し作業に用いる場合、送風機の吹出し口4にノズル20が取り付けられ、ノズル20の先端を小さな木片等の対象物に向け、ノズル20から圧力を高めた気体を吹出す。
図5は、吸込み作業を行うために、吹出し口4に集塵袋21を取り付けた送風機を示す。小さな木片等を集める吸い込み作業に用いる場合、送風機の吹出し口4にはの集塵袋21が取り付けられ、吸込み口3にはノズル20が取り付けられる。もしくは図6に示すように吸込み口3に柔軟なホース22が取り付けられる。そして、ノズル20もしくはホース22の先端を小さな木片等の対象物に向け、対象物を吸い込み、集塵袋21に集める。
送風機における気体の流れは、図2に示すように吸込み口3より流れ23aのように流れ込み、吸込み口3の穴部3aを流れ23bのように通過し、ファン6内部で流れ23cのように略90度向きを変え、吹出し口4から流れ23dのように流れ出る
図3は本発明送風機を構成する吸込み口の一実施形態を示す要部拡大断面図である。図3に示すように、吸込み口3に設けられた第一リブ9aには、第一リブ9aと一体形成された第二リブ9b段違いにが連結されている。すなわち、吸込み口3に設けられた第一リブ9aにより区画された穴部3aの軸方向に第一リブ9aとは異なる位置で、穴部3a の範囲内に第二リブ9bが位置する構成となっている。第二リブ9bの外径寸法は、吸込み口3の内径寸法の約半分となっており、穴部3aの半径方向のほぼ中央に第二リブ9b が位置している。第二リブ9bは第一リブ9aと連結する連結部9cを有する。
第一リブ9aによって区画形成される穴部3aの断面積が大きくなるが、穴部3aに対して軸方向にずらして第二リブ9bが設けられているので、ファン6、ケーシング5等の破損を招いてしまうような大きな異物の混入を防止することができ、更に、吹出し口4から吹出される気体の風量の増加を図ることができるものである。
図8は従来の送風機の吸込み口3付近の断面図で、吸込み口3付近の気体の流れを示す図である。ファン6により吸込まれた気体は第一リブ9aに衝突し、第一リブ9a側面及び後方では気体の流速が遅くなるため、気体の流れ23bが第一リブ9aに対して剥離し剥離領域24が生じる。剥離領域24内においては乱流が生じ、気体が淀む領域となり、剥離領域24が気体の流れ23bに対して抵抗となるため、図8のように気体の流れ23bは剥離領域24を迂回するように流れる。
図4に示すように本発明送風機では、第一リブ9aにより区画形成される吸込み口の穴部3aの断面積は比較的大きく、また、第二リブ9bは穴部3aの軸方向にずらして設けているので、気体の流路の幅が最小となる部分つまり剥離領域24間の距離25が大きくなり、吸込み口3から吸引される気体の量が増加し、結果として排出量も増加する。
本発明送風機においては、第二リブ9bの形状を吸込み口3と同様筒型形状とし、段違いに設定された第二リブ9bは吸込み口周壁10内部に収まっているため、図7のようにノズル20が取り付けられた状態でも、吸込み口のリブ9の気体が流入してくる方向に高くなる箇所(本実施例の場合は第二リブ9b)が吸込み口3の外周部でないためにノズル20内部に収められている。このため、送風機の製品自体が大きくなることはない。これにより、図5、図6に示すように吸込み口にノズルやホースが取り付けられる場合においても段違いに突出したリブ部はノズルや、ホースの内部に収められるために、製品が大きくなることはない。
なお、上記実施形態では、第二リブ9bを第一リブ9aよりもファン6反対側に設けた構成としたが、ファン6側に設けた構成としても良い。
本発明送風機の一実施形態を示す要部断面正面図。 図1に示す送風機の要部断面側面図。 本発明送風機を構成する吸込み口の一実施形態を示す要部拡大正面図。 気体の流れを説明する図3の要部拡大断面図。 本発明の他の使用状態を示す側面図。 本発明の他の使用状態を示す側面図。 図5の要部拡大断面図。 従来の送風機の吸込み口における気体の流れを説明する要部拡大図。
符号の説明
1は送風機本体、2はハンドル、3は吸込み口、3aは穴部、4は吹き出し口、5はケーシング、6はファン、8は電動機、9は吸込み口リブ、9aは第一リブ、9bは第二リブ、9cは連結部、10は吸込み口周壁、17はケーシング、20はノズル、21は集塵袋、22はホース、23は流れ、24は剥離領域である。

Claims (4)

  1. 吸込み口と吹出し口とを有するケーシングと、該ケーシング内に収納された遠心ファンとを備え、該吸込み口は該遠心ファンの回転軸上に形成され、該吹出し口は該遠心ファンの回転軸に対して直交するようにケーシングに形成され、遠心ファンの回転運動による遠心力によって前記吸込み口から吸込まれた気体を前記吹出し口から吹出す送風機であって、前記吸込み口は、前記遠心ファンの軸線上におけるケーシングの側面から突出する吸込み口周壁を備え、前記吸込み口周壁の内部に複数の穴部を区画形成する第一リブを有すると共に、該穴部軸方向において前記第一リブとは異なる位置で、少なくとも1つの前記穴部の軸方向範囲内に位置する部分を有する第二リブを有し、該第二リブは前記穴部の半径方向ほぼ中央に位置することを特徴とした送風機。
  2. 前記第二リブは前記第一リブに連結される連結部を有することを特徴とする請求項1記載
    の送風機。
  3. 前記第二リブを筒型形状としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の送風機。
  4. 前記第二リブの外径寸法は前記吸込み口の内径寸法より小さいことを特徴とする請求項3記載の送風機。
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