JP4620918B2 - ホッパ - Google Patents

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    • H05K13/02Feeding of components
    • H05K13/021Loading or unloading of containers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G65/00Loading or unloading
    • B65G65/30Methods or devices for filling or emptying bunkers, hoppers, tanks, or like containers, of interest apart from their use in particular chemical or physical processes or their application in particular machines, e.g. not covered by a single other subclass
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーツフィーダのような部品搬送装置内の部品の残量が少なくなったときに、前記部品搬送装置に前記部品を供給するホッパに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ターンテーブルや無端ベルトコンベア等の搬送体の上に、部品を順次供給しつつ、前記ターンテーブルや無端ベルトコンベア等とともに前記部品を間歇的に送りながら、前記部品を互いに組み付けて、所定の組立体を完成させる組立機が知られている。
図4は、このような組立機で組み立てられる組立体の一例を示すもので、カナと歯車とからなる時計の中心車の縦断面図である。
カナw1は、貫通孔w1aが中心に形成された軸部w1bと、この軸部w1bの途中部位に形成されたフランジ部w1cと、このフランジ部w1cよりも軸部w1bの一端寄りに膨出形成された膨出部w1dとを有している。
軸部w1bの外周には、図4に示すように、予め複数箇所に凹凸が形成されている。
【0003】
カナw1に組み付けられる歯車w2は、中心に軸部w1bの外径とほぼ同じ大きさの内径を有する孔w2aが形成されている。そして、この孔w2aにカナw1の軸部w1bの一端を挿入し、歯車w2を膨出部w1dに向けて押すことで、歯車w2が膨出部w1dを越えてフランジ部w1cに受け止められ、カナw1に組み付けられる。
【0004】
上記の組立機では、ターンテーブルまでのカナw1の搬送,供給、ターンテーブルまでの歯車w2の搬送,供給、歯車w2のカナw1に対する組み付け、組立体である中心車Wの搬出が前記搬送体の割出し回転によって順次行なわれる。
そして、カナw1のターンテーブルへの供給、歯車w2のターンテーブルへの供給,カナw1に対する歯車w2の組み付け、中心車Wのターンテーブルからの搬出は、ターンテーブルに沿って配置された個別のユニットによって行なわれるのが一般的である。
【0005】
ところで、上記した従来の組立機においては、以下のような問題がある。
カナw1及び歯車w2のターンテーブルへの供給は、カナw1及び歯車w2を貯蔵するホッパからパーツフィーダ等の部品搬送装置を経て行われる。
ここで、ホッパには、バイブレータによる振動を利用して貯蔵部内の部品を送り出すものや、スパイラル状のリード溝を有する円筒状の貯蔵部を回転させて貯蔵部内の部品を送り出すものがある。
しかし、これら従来のホッパは、貯蔵部内の部品の貯蔵状態が均一でないため、振動又は回転動作による単位時間当たりの部品の送り出し量に大きなばらつきがあるという問題がある。特に、振動を利用するホッパは騒音が大きく、作業環境を悪化させる一因になっている。
【0006】
また、振動や回転動作によって貯蔵部に貯蔵された部品を移動させているため、ホッパが大きくなり、組立機を大型化しているほか、振動や回転によってカナw1や歯車w2等の微小な部品がホッパ内で互いに絡み合い、あるいはぶつかりあって、これら部品に傷や変形を生じさせるおそれがある。
さらに、パーツフィーダ等に設けられたリミットスイッチ等のレベルセンサでパーツフィーダ内の部品の残量を判断するようにしているが、パーツフィーダ内における部品の状態によってこの残量判断がばらつき、かつ、振動や回転動作によってホッパから供給される部品の量にもばらつきがあるので、パーツフィーダ内の部品の量的なばらつきがきわめて大きく、パーツフィーダの稼働が不安定になりやすい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来技術の問題点にかんがみてなされたもので、部品の貯蔵状態をほぼ均一に保つとともに、パーツフィーダ等の部品搬送装置への部品供給量をほぼ一定にすることができ、かつ、静寂で簡素かつコンパクトな構成のホッパを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載のホッパは、部品を貯蔵する筒状の貯蔵部と、この貯蔵部に形成され、部品が排出される部品出口と、前記貯蔵部内に収容され、該貯蔵部から突出することなく貯蔵部内で昇降する昇降部材とを有し、昇降部材上に収容される部品を、昇降部材の上昇によって部品出口から排出させて部品搬送装置に供給するホッパにおいて、前記昇降部材は、前記貯蔵部の内径と同一の外径を有するとともに前記貯蔵部の底部として構成され、前記昇降部材の上端に配置された頭部と、この頭部の外周面に形成され、前記貯蔵部の内周面と摺接しながら昇降を案内する摺接面と、前記頭部の下方に延設して前記頭部と一体に形成されるとともに、前記孔内周面との間に隙間を有するように前記頭部よりも小さい外径に形成され、かつ、下端にねじ孔が形成された胴部とを有し、前記貯蔵部の下端に、モータとこのモータの回転軸に一体的に固定・連結されたねじ軸とを設け、前記昇降部材の昇降を案内するガイドを、前記ねじ孔に前記ねじ軸を螺入し、前記頭部の摺接面を前記貯蔵部の内周面に摺接させることで構成して前記昇降部材の上下端に配置し、前記モータの駆動による前記ねじ軸の回転により、前記昇降部材を前記頭部及び前記ねじ軸のみで案内しながら昇降させる構成としてある。
この構成によれば、貯蔵部に貯蔵された部品を、振動ではなく、昇降部材の昇降によってパーツフィーダ等に供給することが可能であるので、騒音がきわめて小さく、かつ、小型の貯蔵部を得ることができる。また、ホッパから供給される部品の数を安定的にすることができる。
【0009】
請求項2に記載のホッパは、前記部品搬送装置に供給される前記部品の量が、前記昇降部材の上昇高さに基づいて決定されるように構成してある。
この場合、請求項3に記載するように、前記部品搬送装置から送り出された前記部品の個数をカウントするカウンタを備え、昇降部材が単位寸法上昇したときにホッパから供給される部品の数を予め求めた個数と、前記カウンタでカウントされた部品の個数とから前記昇降部材の必要上昇高さを求め、得られた前記昇降部材の必要上昇高さに基づいて、前記駆動部が前記昇降部材を上昇させるようにするとよい。
【0010】
上記したように、本発明のホッパによれば、ホッパから供給される部品の数を安定的にすることができる。そのため、パーツフィーダ等にレベルセンサ等のセンサを設けることなく、組み立てられた組立体の数をカウントし、このカウント数に見合う数の部品をホッパから供給することが可能になる。すなわち、昇降部材が単位寸法(例えば1cm)上昇したときに、ホッパから供給される部品の数(単位個数)を予め計測しておき、この単位個数と生産された組立体との数とから、昇降部材の上昇量を求めるとよい。
このように本発明ではパーツフィーダ等に供給される部品の数をほぼ一定に保つことができるので、パーツフィーダ等において安定的な部品の供給が可能になる。また、レベルセンサ等の別体のセンサを設ける必要もなくなる。
また、請求項4に記載するように、前記貯蔵部の上部に、前記部品を前記貯蔵部に投入しやすくするための漏斗状の投入口を設けるとよい。
【0011】
請求項5に記載のホッパは、前記貯蔵部が傾倒自在に設けられ、前記貯蔵部の側面に形成された前記取り出し口から、前記昇降部材の上昇によって前記貯蔵部内の部品が供給される構成としてある。
このように構成することで、昇降部材が上昇して貯蔵された部品が取り出し口に達すると、前記貯蔵部の傾倒によって取り出し口から部品が落下し、パーツフィーダ等に供給される。
【0012】
請求項6に記載のホッパは、前記貯蔵部の前記底部が、前記取り出し口に向けて、前記貯蔵部の傾倒方向と同方向に傾斜して形成されている構成としてある。
このように構成することで、貯蔵部内の部品は昇降部材の傾斜面を滑落して取り出し口からパーツフィーダ等に供給される。そのため、貯蔵部内の全ての部品をパーツフィーダ等に受け渡すことが可能になる。
【0013】
本発明のホッパは、請求項7に記載するように、時計に用いられるカナ及び歯車のような微細部品の組み立てに特に適している。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1及び図2を参照しながら、本発明にかかる第一の実施形態のホッパの概略構成を説明する。
図1は、第一の実施形態にかかるホッパの断面図、図2は、昇降部材の上限位置及び下限位置を検出するための昇降部材位置検出部の平面図、図3はこの実施形態にかかるホッパの作用を説明する図である。
【0015】
ホッパ100は、部品を貯蔵する貯蔵部としてのシリンダ110と、このシリンダ110の内部で昇降する昇降部材120と、この昇降部材120を昇降させる駆動部130と、シリンダ110,昇降部材120及び駆動部130を支持する支持台140とを有している。
シリンダ110の上端には、シリンダ110内にカナw1や歯車w2(図4参照)等の部品を投入するための部品投入部111が取り付けられている。この部品投入部111は、漏斗状の傾斜面111aと、この傾斜面111aの底部に形成され、シリンダ110の内部に連通する開口111bとを有している。
【0016】
また、シリンダ110の上部側面には、ホッパ100から部品を排出するための部品出口112が形成されている。この部品出口112には、排出された部品をパーツフィーダ6に導くためのガイド113が取り付けられている。シリンダ110の内部には、大径孔110aと、この大径孔110aの下方に形成された小径孔110bとが形成されている。また、昇降部材120は、中空状の胴部121とこの胴部121の上端に形成された頭部122とを有していて、シリンダ110の上端からシリンダ110内に挿入される。そして、大径孔110aに嵌め込まれた頭部122の外周面(摺接面)が大径孔110aの孔内周面に摺接することで案内されながら、昇降部材110aがシリンダ110内で昇降する。
【0017】
貯蔵部(シリンダ110)では、大径孔110aの孔内周面と、昇降部材120の頭部122の上面122aとで囲まれた領域に、部品が貯蔵される。また、頭部122の上面122aは、部品出口112に向かうにしたがって低くなる傾斜面として形成されている。そのため、昇降部材120が上昇して頭部122の上面122aが部品出口112まで達すると、この傾斜面に沿って部品が部品出口112に向かって滑落し、前記貯蔵部内に貯蔵されている部品が残らず、部品出口112から部品搬送装置であるパーツフィーダ6に供給される。
【0018】
胴部121の下端には、中空状の胴部121の孔121aまで貫通するねじ孔121bが形成されている。そして、このねじ孔121bにねじ軸131が螺入されている。ねじ軸131の他端は、シリンダ110の下端に取り付けられたサーボモータ等のモータ132の回転軸132aに連結されている。
したがって、モータ132が駆動して回転軸132aとともにねじ軸131が回転すると、このねじ軸131とねじ孔121bで螺合する昇降部材120がシリンダ110内を昇降する。
【0019】
昇降部材120の上昇限界及び下降限界は、昇降部材120の位置を昇降部材位置検出装置150が検出することで設定することができる。この昇降部材位置検出部150は、近接スイッチやリミットスイッチ等で構成することが可能である。
この実施形態では、図1及び図2に示すように、シリンダ110の側面に、上下方向に長孔116が形成されているとともに、胴部121の下端側面に、長孔116を挿通してシリンダ110の外側に突出するピン124が取り付けられている。そして、ピン124に、上下のタッチセンサ152,154の接触子151,153のいずれかが接触することで、検出信号が信号線155,156を介して図示しない制御装置に送信され、この検出信号によって、前記制御装置からモータ132に停止指令信号が出力される。
【0020】
シリンダ110は、図1に示すように、基台11上の支持台140に保持部材133を介して取り付けられている。保持部材133は、支持台140の回転軸143によって、図1中時計回り方向及び反時計回り方向に回動自在である。また、支持台140の回転軸143にはハンドル142が一体に取り付けられていて、このハンドル142を操作することによって、保持部材133とともにシリンダ110を直立状態の倒立位置とパーツフィーダ6側に傾斜した傾倒位置との間で回動させることができる。
支持台140にはストッパ141が取り付けられていて、このストッパ141にシリンダ110が当接することで、シリンダ110が前記傾倒位置で保持される。また、保持部材133の一端が支持台140に当接することで、シリンダ110が前記倒立位置で保持される。
【0021】
上記構成のホッパ100の作用を、図1及び図3を参照しながら説明する。
図3(a)は、部品wをシリンダ110に投入する際の状態を示すホッパ100の部分断面図、図3(b)は、部品wをホッパ100からパーツフィーダ6に供給する際の状態を示すホッパ100の部分断面図、図3(c)は、昇降部材120が上限位置まで上昇したときの状態を示す部分断面図である。
図3(a)に示すように、部品wは、ハンドル142を時計回り方向に回転させてシリンダ110を直立状態にし、かつ、モータ132を駆動して昇降部材120を下限位置まで下降させた状態で、部品投入部111からシリンダ110内に投入する。部品投入部111は漏斗状に形成されているので、部品wのシリンダ110への投入が容易である。昇降部材120の下限位置は、胴部121に取り付けたピン124が、昇降部材位置検出部150の下方のタッチセンサ154の接触子153に接触することで検出することができ、これによってモータ132の駆動が自動停止する。
【0022】
次いで、図3(b)に示すように、ハンドル142を反時計回り方向に操作し、シリンダ110がストッパ141に当接するまで傾倒させる。これにより、ホッパ100からパーツフィーダ6に部品wの供給が可能になる。モータ132を間歇的に駆動させ、昇降部材120を段階的に押し上げることで、部品出口112からパーツフィーダ6に部品wが供給される。
【0023】
部品出口112からパーツフィーダ6に供給される部品wの個数は、昇降部材120の上昇寸法によって決定される。すなわち、昇降部材120の単位寸法当たりの上昇によって部品出口112からパーツフィーダ6に供給される部品wの個数(単位個数)が予めわかっていれば、パーツフィーダ6から送り出された部品wの個数を前記単位個数で除することにより、昇降部材120の必要上昇量を求めることができ、これによってモータ132の駆動を制御することができる。
【0024】
例えば、前記単位個数が約1000個/cmである場合において、500個の部品wをパーツフィーダ6から送り出すごとにホッパ100からパーツフィーダ6に部品wを供給するように設定する場合には、部品wの使用個数を計数するカウンタのカウント数が500になったときに、モータ132を駆動させて、昇降部材120を0.5cm上昇させればよい。
【0025】
昇降部材120が上限位置にきたときに、昇降部材120の頭部122は部品出口112と同じ高さに位置している。頭部122の上面122aは部品出口112に向けて下降する傾斜面として形成されているので、上面122a上の部品wが残らず部品出口112からパーツフィーダ6に供給される。
このように、この実施形態のホッパ100によれば、パーツフィーダ6から送り出された部品wとほぼ同じ数の部品wをホッパ100からパーツフィーダ6に供給することができるものである。
【0026】
そのため、パーツフィーダ6の稼働を安定的にして部品wの供給を安定させることができる。また、パーツフィーダ6内の部品wの残量を検出するためのレベルセンサやリミットスイッチ等が不要になる。さらに、モータで昇降部材120を昇降させながら部品wをパーツフィーダ6に供給するので、振動による騒音もなく、きわめて静寂なホッパ100を得ることができ、振動や回転による部品wの傷付き等も防止することができるという利点がある。
【0027】
本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記の説明により何ら限定されるものではない。
例えば、本発明のホッパは上記で説明したカナw1や歯車w2等の部品に限らず、他のあらゆる部品にも適用が可能である。
また、上記の実施形態では、ホッパを構成するシリンダは円筒状であることを前提に説明しているが、シリンダの形状はこれに限られるものでなく、楕円形状,四角形状,三角形状及び多角形状等、ホッパの使用環境に応じて適宜の形状の中から選択することが可能である。
【0028】
【発明の効果】
本発明のホッパによれば、騒音を低減して作業環境を向上させ、かつ、振動を用いずに部品を供給しているので、部品に傷を付けたり、変形を生じさせるということもない。
また、本発明のホッパによれば、使用された部品の個数に応じて、ほぼ必要個数に近い個数の部品を、パーツフィーダ等の部品搬送装置に供給することができる。さらに、部品の供給量が安定しているので、パーツフィーダ等の部品搬送装置の動作を良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施形態にかかるホッパの断面図である。
【図2】 昇降部材の上限位置及び下限位置を検出するための昇降部材位置検出部の平面図である。
【図3】 図1のホッパの作用の説明図である。
【図4】 本発明のホッパが適用される部品の一例にかかり、カナと歯車とからなる時計の中心車の縦断面図を示している。
【符号の説明】
100,200,300,400,500 ホッパ
110,210.310,410,510 シリンダ(貯蔵部)
111 部品投入部
112,212 部品出口
120、220,320,420,520 昇降部材
130,230 駆動部
140,240 支持部
w 部品

Claims (7)

  1. 部品を貯蔵する筒状の貯蔵部と、この貯蔵部に形成され、部品が排出される部品出口と、前記貯蔵部内に収容され、該貯蔵部から突出することなく貯蔵部内で昇降する昇降部材とを有し、昇降部材上に収容される部品を、昇降部材の上昇によって部品出口から排出させて部品搬送装置に供給するホッパにおいて、
    前記昇降部材は、前記貯蔵部の内径と同一の外径を有するとともに前記貯蔵部の底部として構成され、前記昇降部材の上端に配置された頭部と、
    この頭部の外周面に形成され、前記貯蔵部の内周面と摺接しながら昇降を案内する摺接面と、
    前記頭部の下方に延設して前記頭部と一体に形成されるとともに、前記孔内周面との間に隙間を有するように前記頭部よりも小さい外径に形成され、かつ、下端にねじ孔が形成された胴部とを有し、
    前記貯蔵部の下端に、モータとこのモータの回転軸に一体的に固定・連結されたねじ軸とを設け、
    前記昇降部材の昇降を案内するガイドを、前記ねじ孔に前記ねじ軸を螺入し、前記頭部の摺接面を前記貯蔵部の内周面に摺接させることで構成して前記昇降部材の上下端に配置し、前記モータの駆動による前記ねじ軸の回転により、前記昇降部材を前記頭部及び前記ねじ軸のみで案内しながら昇降させること、
    を特徴とするホッパ。
  2. 前記部品搬送装置に供給される前記部品の量が、前記昇降部材の上昇高さに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載のホッパ。
  3. 前記部品搬送装置から送り出された前記部品の個数をカウントするカウンタを備え、
    前記貯蔵部内に貯蔵された前記部品の単位個数と、前記カウンタでカウントされた部品の個数とから前記昇降部材の必要上昇高さを求め、得られた前記昇降部材の必要上昇高さに基づいて、前記駆動部が前記昇降部材を上昇させることを特徴とする請求項2に記載のホッパ。
  4. 前記貯蔵部の上部に、前記部品を前記貯蔵部に投入しやすくするための漏斗状の投入口を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のホッパ。
  5. 前記貯蔵部が傾倒自在に設けられ、前記貯蔵部の側面に形成された前記取り出し口から、前記昇降部材の上昇によって前記貯蔵部内の部品が供給されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のホッパ。
  6. 前記貯蔵部の前記底部が、前記取り出し口に向けて、前記貯蔵部の傾倒方向と同方向に傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のホッパ。
  7. 前記部品が、時計に用いられるカナ及び歯車を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のホッパ。
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