JP4619790B2 - ポイントチップ及び放物線状切削溝を備えた歯科治療器具 - Google Patents

ポイントチップ及び放物線状切削溝を備えた歯科治療器具 Download PDF

Info

Publication number
JP4619790B2
JP4619790B2 JP2004545577A JP2004545577A JP4619790B2 JP 4619790 B2 JP4619790 B2 JP 4619790B2 JP 2004545577 A JP2004545577 A JP 2004545577A JP 2004545577 A JP2004545577 A JP 2004545577A JP 4619790 B2 JP4619790 B2 JP 4619790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
access
file
tip
root canal
bars
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004545577A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006502815A (ja
Inventor
レオナルド・スティーブン・ブキャナン
Original Assignee
レオナルド・スティーブン・ブキャナン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by レオナルド・スティーブン・ブキャナン filed Critical レオナルド・スティーブン・ブキャナン
Publication of JP2006502815A publication Critical patent/JP2006502815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4619790B2 publication Critical patent/JP4619790B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/40Implements for surgical treatment of the roots or nerves of the teeth; Nerve needles; Methods or instruments for medication of the roots
    • A61C5/42Files for root canals; Handgrips or guiding means therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C3/00Dental tools or instruments
    • A61C3/02Tooth drilling or cutting instruments; Instruments acting like a sandblast machine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C3/00Dental tools or instruments

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

関連出願の説明
本願は、2002年10月18日に出願された米国仮出願第60/419,662号に基づく優先権を主張している。
発明の分野
本発明は、概して歯科治療器具に関し、より特別には、人間の歯の根管組織内への理想的な進入形成を形成するために使用される切削バー(歯科用の小さなドリル)及び人間の歯の中に存在する根管を拡大し且つ整形して根管充填するために調製できるようにするために使用される整形ファイル(ヤスリ)に関する。
比較的一般的ではあるが難しい歯科治療処置は、病的になった人間の歯の根管内に進入して清掃し、整形し及び充填することである。根管処置の実施においては、最初に、典型的には後方歯のための噛合面か門歯のための顎の内側の歯の側面の歯冠又は露出した部分に穴が開けられる。
理想的な進入形態の形成、特に歯根内に容易に進入するためにハンドピース駆動によるファイルのための理想的な進入経路を形成することは、利用可能な切削器具では難しかった。これらの回転式のファイルのための比較的真っ直ぐな進入経路が出来ない場合には回転式ファイルは繰り返し疲労により破損し易いので、正しい進入経路を開けることは重要である。歯科治療のもう一つ別の困難な点は、進入線角の各々とこれらの角度に対する先端の根管オリフィスとの間に滑らかな移行部分を形成することであった。この移行部分の高さに不規則な部分を残すと、根管内への、ファイル、ペーパーポイント又はガッターパーチャポイントの各導入が難題になる。進入経路形成の線角が根管内へと滑らかに低下していると、残りの処置は比較的容易で且つ制御し易い。
種々の形状になっているピーゾ(Peezo)バー及び器具の先端に切削溝又はダイヤモンド砥石を備えていないアクセスバーのようないくつかの解決方法が製造者によって提案されて来た。
ピーゾバーは、種々の形状になっており、そのうちの2つは異なる程度の放物線状のファイル輪郭を有し、別のものはパイロットチップを有し、平行なシャンク溝を備えた四半円溝先端半径を備えている。これらのバーの全てが6〜8mm/mm程度の切削溝長さを有している。進入処置において使用する際のこれらのバーの利点は、これらのバーが漏斗形状を根管内に作り且つパイロットチップが棚状突起形状の形成を防止する点である。不幸にも、これらのバーの溝の長さは、殆どの進入形成部分の長さのほんの半分であり、ピーゾの構造のうちの幾つかは根管に棚状突起を形成し、パイロットチップを有するものはこれらの受動的なガイドが理想的な大きさではないので、その使用方法が限られている。
パイロットチップを備えているが端部に溝又はダイヤモンド砥石を備えていないアクセスバーは、進入壁及び根管の壁に棚状突起を形成し得るバーに優る改良点を有している。これらのバーは横から切削するだけであるので、その使用方法が全く限られている。必要なのは、進入空洞の全長に切削溝を有するアクセスバーであり、これは先端方向及び横方向に積極的に切削し、常に棚状突起を形成することなく根管経路をたどる。進入経路の形成が完了し、歯の中に存在する根管の各々が確認且つ処理された後に、次いで、一般的に根管ファイルとして知られている小さな歯科治療器具が使用されて根管内に存在する物質を掻き出して中を清掃し且つ根管に特別な形状を付与して根管内に充填材が挿入されて根管が密封される。しかしながら、この処置中に多くの問題が発生するかも知れない。
本来の根管経路の制御されない輸送が最も一般的な問題である。これは、Roaneの特許第4,536,159号に記載されている能動的な先端構造を有する伝統的な根管ファイルにおいてのみならずMeSpaddenの特許第4,299,571号及び第4,332,561号によるもの及びMailleferらの特許第5,658,145号におけるもののようなその他のファイル構造においても発生する。特許第4,836,780号、第5,752,825号、第5,836,764号、第5,842,861号、第5,897,316号及び第5,921,775号のような以前の特許においてBuchananによって記載されたもののような受動的な丸みを付与した先端構造を有するファイルは、これらのファイルが切削した本来の根管経路を中実にたどるが、これらの安全ファイル先端は、切削効率の点で能動的な構造に対してある程度あきらめている。臨床医は、最初のうちは、これらのファイルの付加された切削効率に対して肯定的に反応するけれども、彼らは、長さを誤って判断した場合又はファイルが1秒を超える長い間保持されている場合に先端の裂傷が容易に起こることを短時間で見つけ出す(DFUにおける製造者の注意)。
更に、Bauchananによって記載されているファイルによって形成された比較的狭い先端形状は根管の端部を綺麗にしないという問題が存在するばかりでなく、根管の端部を更に大きくする方法が存在していた。根尖閉塞形成は、この問題を明らかに解決したけれども、Weineが示しているように(“The Effect of Procedures on Original Canl Shape and on Apical Foramen Shape”Journal of Endodontics, vol. 1,No. 8, August 1985, 225〜262頁)、歯根に損傷を与えないで根管内にこれらのより大きな先端形状を形成することは難しい。
McSpaddenは、彼の特許第4,299,571号に記載しているように、この問題を解決することを試みた根管ファイルのためのパイロットチップを設計した。不幸にも、この設計によるパイロットチップは、3mmの長さであり、パイロットチップの後方に設けられた切削溝は0.02mm/mmの小さなテーパーを有していた。ファイルが根管の壁に接触する前にパイロットチップが根管内に接合する場合が多いので、このファイル構造の機能は限られており、従って、これらのファイルによってより大きな形状を形成することは不可能であった。
本発明の目的は、根管内に進入し且つ整形するためのより速く且つ安全な切削器具を実現することである。これは、主として、複雑化されたパイロットチップ構造、パイロットチップの後方領域(ここでは、“アルファ”又はα領域と称される)に設けられた放物線状の切削溝及び(ここでは、“ベータ”又はβ領域と称される)アルファ領域とシャンクとの間の領域を含んでいる矛盾のない長さ及びより小さなテーパーを有する切削溝を組み入れている設計的考え方によって実現されている。この設計概念は、進入路形成バー、根管拡大ファイル及び仕上げファイルに適用される。
本願出願人による出願(第10/630.028号)に開示されたファイルは、各ファイルの2つの部分に対して2つの別個のテーパー程度が設けられている。本願の一部分として多数のテーパーを有するファイルの付加的なグループを想定しており、これらのファイルのグループにおいては、先端におけるテーパーは1つの値であり、シャンクに隣接したファイルの部分のテーパーは別の値であり、先端からの距離に関して1つの値から他の値まで徐々にではあるが連続的な変化が存在する。言い換えると、これらのグループのファイルは、切削溝の対応する部分に対して2つの固定されたテーパーの度合いに限定されず、むしろテーパーの変化が先端からシャンク部分まで或る半径に亘って生じる。テーパーの変化が丸みを付けられた部分に亘って設けられているこれらのタイプのファイルを放物線状ファイルと称する。本出願人は、これらのファイルを歯科治療器具の放物線型装置の中に組み入れている。
ここに記載されているタイプのファイルは、丸みを付けられたパイロットチップが設けられる場合には著しく改良される。丸みを付けられたパイロットチップを備えた放物線形状のファイルは、丸みを付けられた先端のために遙かに安全であり且つ根管内に棚状突起が形成される虞が排除されることを実質的に保証する。
本発明の一つの好ましい構造においては、一組みの異なる放物線形状のファイルの丸みを付けられたパイロットチップは、8つの異なる放物線形状のファイルに対して長さが1mmであり且つ1mmの位置で測定した場合に8つの異なる直径を有している。非切削性のパイロットチップの後方のテーパーが付けられたアルファ部分は、この放物線状ファイル装置の全てのファイルに対して長さが3mmであり且つ傾斜が0.10mm/mmである。全てのファイルに対して、シャンクまで延びているベータテーパー部分は、長さが12mmであり0.05mm/mmの角度又は傾斜を有している。1mmのパイロットチップ長さ、3mmのアルファ部分長さ及び12mmのシャンクの長さにおいて、全ての器具がシャンク−端部溝部分に対して伝統的な16mmの限度を有している。これらは、左手及び右手の両方の溝方向に手動溝ファイルが作られた手動型及びハンドピース駆動型で提供される。
これらの放物線形状のファイルのための種々の重要な寸法は次の表Iに列挙されている。これらの寸法はミリメートルで表されている。
表 I
(ミリメートル)
D1 D4 D16
.1 .4 1.05
.2 .5 1.15
.3 .6 1.25
.4 .7 1.35
.6 .9 1.55
.8 1.1 1.75
1.0 1.3 1.95
1.3 1.6 2.25
D1はファイルの端部から1mmの位置の直径である。D4は端部から4mm(先端から3mm)の位置の直径である。D6は端部から16mm(先端から15mm)の位置の直径である。
処理器具については、放物線状の処理ファイルは比較的簡単で且つ上記した放物線状ファイルよりも数が少ない。これらは、チップ部の直径が0.06mm、0.08mm、0.10mm及び0.15mmで提供されており、全てが0.02mm/mmのテーパーが付けられた16mmの溝の長さを有している。第2のシリーズは、ファイル毎に変更することができるテーパー及びいくつかの異なるチップ部の直径、特に075−0.02、10−.03、15−.04及び20−.05のチップ部の直径を採用している。これらの両シリーズは、独特の丸みを付けられたパイロットチップを有しており且つ手動ファイル又は回転式ファイルとして提供することができる。
この器具のグループにおけるパイロットチップは、根管の棚状突起形成を絶対的に防止する完全に丸みを付けられた幾何学的構造と独特の機能を可能にする使用方法が特別な設計によって差別化される。この器具のグループに含まれる全ての器具は、パイロットチップ、アルファ放物線状テーパー部分及びベータ放物線状テーパー部分を有しているけれども、3つの組の器具の各々が異なる機能を有しており、従って、パイロットチップの異なる概念及び大きさを必要とする。アクセスバーにおいては、パイロットチップは、小さい歯根、中間の大きさの歯根及び大きな歯根において冠状歯根直径に関する量(0.2、0.3及び0.4mm)だけ変わる。これらのパイロットチップは、サイズ間で直径が増大するにつれて比例して長くなる。このことは、湾曲した根管内に過剰に伸長する危険を防止する助けとなる。
最初に使用される根管拡大ファイルにおいては、パイロットチップは全て直径が0.2mmであり長さが1mmである。なぜならば、これらは、回転式整形にとって欠くことが出来ない長さに作られた#15処理ファイルによって切削された案内経路をたどるように設計されているからである。これらのパイロットチップの機能により、安全性を無くすることなく集中的な切削溝彫り及び比較的高速度をこれらのファイルにおいて使用することができる。
仕上げファイルについては、この仕上げファイルは、最終的な整形対象物が得られたときを歯科医に伝えるために、最終的な根管直径を自動的に計測するように設計されているので、やはり特別なものである。整形は、仕上げファイルのパイロットチップが整形されている根管の最終的な直径に適合したときに完了する。歯科医は、シリーズのうちの次の更に大きい仕上げファイルが根管内の長さ一杯まで動こうとしないときに整形が完了したことを認識する。なぜならば、更に大きいパイロットチップは根管の末端を束縛するからである。
放物線状のファイルの形状は、パイロットチップの円筒形のシャンク側端部のすぐ近くから始まり且つ各シリーズに含まれるファイル毎に設定された距離(典型的には3〜5mm)のところで終わっている。放物線形状は、大まかには、アルファ領域のシャンク側端部がすぐ隣に隣接しているベータ輪郭に接するように、ポイント毎に丸みを付けられた湾曲部を備えた0.10テーパーとして記載することができる。これは、切削溝の放物線状アルファ領域であり且つ漏斗状ファイルと充填材とが根管内に進入し且つその中を通って最終的にはその末端まで達する形状を切削するように明確に設計されている。
この放物線状のアルファ領域の後方にはベータ領域が設けられている。これは、各々の共通のシリーズに含まれるファイル間で一貫した長さ及びテーパーの溝形状を含んでいる。好ましい実施形態においては、これらの溝部分は、進入線角及び根管形状に敏感なテーパーを付与するためにアクセスバーと仕上げファイルとに0.05のテーパーを有している。最初の拡大ファイルは、ベータ領域の形状が平行であり且つ溝が尖らないで鈍くされている点で異なっている。これは、非切削ベータ領域が受動的に従い且つ切削破片を掻き出す間に正にそれらの鋭いアルファ領域が安全に曲線の周囲を切削するのを可能にする。
好ましい実施形態においては、アクセスバーは硬質のステンレス鋼又は炭素鋼によって作られる。アルファ領域とベータ領域との上にダイヤモンド砥石がメッキされた代替的な設計が存在する。好ましい実施形態においては、最初の根管拡大ファイルと根管仕上げファイルとはニッケルチタン合金によって作られている。このような材料であっても、これらの器具は全て、限定的ではないが、窒化チタンのような硬化剤によって処理することができる。
アクセスバーは、パイロットチップが根管をたどるので、根管穴内に押し込まれたときにその放物線状先端溝によって先端方向に切削するように意図されている。側方切削溝の構造は、次いでバーが進入線角まで跳ね上げられて全ての器具及び材料がたどる直線状の進入経路を切削するので自由に動くようになる。これらのバーは5,000〜20,000RPMの速度で使用される。
初期拡大ファイルは、ニッケルチタン合金によって作られるのが好ましく且つ根管内に迅速に冠形状を切削形成するために1200〜1500RPMで使用される。このシリーズに含まれる3つのファイルの各々は、0.2mmの直径の同じパイロットチップを有しており、従って、これらはその尖った放物線状の先端溝によって既に処理された根管内をたどり、これらは全て器具が切削した冠形状の根管の曲線の内側へ入るのを防止するためにテーパーが付けられた非切削性ベータ溝を有している。
仕上げ用の放物線状のファイルのシリーズもまた、ニッケルチタン合金によって作られているが、形成された根管の端部まで進められるときに約300RPMの比較的遅い速度で使用される。これらの器具は、容易に進入できるような十分な根管形状で且つ最も小さな最も湾曲した根管内で安全であるように十分狭い0.05mm/mmのテーパーを有する変動する大きさ、尖った放物線状のアルファ溝及び尖った放物線状ベータ溝とを有している。これらの仕上げ用ファイルは、従来の閉塞形成における問題のある棚状突起形成ではなく安全な先端丸みを有するにもかかわらず多くの臨床医によって望まれる比較的大きな根尖形成及び根尖閉塞形成を切削形成する。
このシリーズの仕上げ用ファイルは、狭い根管内で使用される比較的小さいサイズのファイル間での少ない増分と比較的大きなサイズのファイル内のチップ直径の比較的大きな増分との間の種々の間隔でチップの直径が変わり、このようにして、全体でせいぜい8種類の大きさの極めて広範囲の先端根管直径を扱うことができる。
好ましい実施形態の説明
本発明のより良い理解は添付図面と組み合わせてなされている以下の詳細な説明を考慮することによって実現される。
図1は、種々の大きさであり且つ各々α部分とβ部分とに分割されているテーパーが付けられた3つの歯科治療用ファイル12、14及び16を示している。これらは、先行出願PCTUS02/03516号の多テーパーを有するファイルを示している。この出願に開示されているファイルは、α−β接合部に角度の明確な変化を有するα部分及びβ部分に2つの別個のテーパー角度を含んでいる。
図2及び3は、本発明の異なる実施形態を概略的に示している。図2は、パイロットチップ20と切削溝22a〜22dとを有する一つの特別なファイル18を図示している。一つの切削溝から次の切削溝までのテーパーの変化は、輪郭24によって示されているように放物曲線形状で連続している。ファイルのα部分とβ部分とは異なるテーパー角度を有しており、α部分からβ部分へのテーパーの変化は、丸みを付けられた曲線形状によって連続している。
図3は、図2のものと類似したファイル19のパイロットチップとα部分との拡大図である。パイロットチップ20aは180度に亘って完全に丸みを付けられたていて根管内に棚状突起が形成されるのを防止しつつファイルのためのガイド経路を形成し且つファイルが根管内に進入するのを許容するファイルの前方端部の滑らかな面を示している。ファイル19のパイロットチップ20aには、ファイルのカッティングエッジの近くにある切削破片を捕獲する機能を果たし且つ捕獲した切削破片を切削チップから取り出す螺旋状の溝25が設けられている。この螺旋状の溝25は非切削性幾何学的構造を有している。
図4は、18a、18b及び18cのような3つの放物線状に湾曲したファイルを示している。これらは、湾曲線30によって示された対応する根管内に配置された状態で示されている。これらの図面は、根管内にパイロット穴を形成している直径が小さいファイル18aを示している。
図4は、根管30a〜30c内に挿入された異なる大きさの仕上げファイル18a、18b及び18cを示している。比較的小さいサイズのファイル18aは、根管内に初期の切削を形成する。ファイル18bは、その先端深さまで根管を仕上げるように選択された比較的大きなサイズのものである。ファイル18cは、ファイル18bによって切削されたガイド経路をたどった状態で示されているが、直径が幾分大きいのでファイル18bのパイロットチップによって切削された終端形状32に到達する前に根管内できつくて動かなくなっている。
図5Aは、各々が小、中、大で示されているα部分及びβ部分を有している異なる大きさの3つのアクセスバーの組を示している。これらのアクセスバーは、小さいサイズ40aから中間のサイズ40bを介して大きなサイズ40cまでの範囲に亘っている。アクセスバー40は、パイロットチップ42a、42b及び42cが根管をたどる際に根管オリフィス内に挿入されたときに放物線状の先端溝42a、42b及び42cによって先端方向に切削する形状とされている。側方切削溝44は、器具及び材料の全てがたどるための直線状の進入経路を切削するために固定されたテーパー角度を有している。
図5Bは、図5Aに示されているアクセスバーの拡大断面図である。
図6Aは、図4の放物線状のファイル18a、18b及び18cのα部分及びβ部分を示している。
図6Bは、全てが異なるサイズであり且つ形状が放物線状である8個の一連の仕上げファイル18を示している。これらのファイルにおいては、パイロットチップ20は、ファイル18のサイズに対応する種々のサイズである。図6Bのこれらのファイルのサイズは、直径が0.20乃至1.30mmの範囲である。
図7A〜7Dは、本発明による4つの多テーパーのファイル71、72、73及び74の組を概略的に図示している。これらのファイルの各々は、第1のα部分が先端80に隣接しており、第2のβ部分が先端から離れてシャンク(図示せず)まで後方へと延びている状態で示されている。α部分とβ部分とは、同じファイル内で異なるテーパーを有しており、第1の部分内のテーパーもまたファイル間で異なっている。ファイル71においては、第1の部分のテーパーは0.12である。ファイル72においては、第1の部分のテーパーは0.10である。ファイル73においては、第1の部分のテーパーは0.08である。ファイル74においては、第1の部分のテーパーは0.06である。図7A〜7Dによって示されている第1のグループのファイルにおいては、第2のβ部分のテーパーは0.02mm/mmである。第2のグループのファイルにおいては、同じく図7A〜7Dの図面によって示されているように、第2のβ部分のテーパーは0.04mm/mmである。図7A〜7Dのファイルは上記されている。これらのファイル及び図8〜10に示されている残りのファイルには、丸みが付けられた面が設けられており、これらの丸みが付けられた面においては、テーパーの変化は、第1の部分のテーパーの先端から第2の部分のテーパーまでの距離に亘って徐々に生じている。これは、図7〜10の領域C内の曲線によって示されている。
図8A〜8Dは、本発明による更に別の対のファイルのグループを概略的に図示している。図8A〜8Dは、多テーパーを有する構造のファイル81、82、83及び84を示している。ファイル81〜84の各々においては、先端90に隣接した第1の部分αと先端から離れた位置からシャンクまで延びている第2の部分βとが設けられている。これらのファイルのグループにおいては、第1の部分は他の第1の部分と長さが異なっており、第1の部分αの比較的大きなテーパー(0.12)を有するファイル81に対しては最も短く、ファイル82における0.10から始まってファイル84における0.06で終わるまで第1の部分のテーパーが小さくなるにつれて、ファイル82、83及び84に対して連続的に長くなっている。
図7A〜7Dのファイルのグループにおけるように、一つのグループのファイル81〜84は、第2の部分βに対して0.02mm/mmのテーパーを有し、一方、もう一つのグループは第2の部分βに対して0.04mm/mmのテーパーを有している。
図9A〜9Dは、本発明による4つの多テーパーのファイル91、92、93及び94のもう一つ別の組を概略的に図示している。これらのファイルの各々は、第1のα部分が先端100に隣接しており、第2のβ部分が先端から離れた位置からシャンク(図示せず)まで後方へと延びている状態で示されている。α部分とβ部分とは、同じファイル内で異なるテーパーを有しており、第1の部分内のテーパーもまたファイル間で異なっている。ファイル91においては、第1の部分のテーパーは0.12である。ファイル92においては、第1の部分のテーパーは0.10である。ファイル93においては、第1の部分のテーパーは0.08である。ファイル94においては、第1の部分のテーパーは0.06である。
これらのファイル91〜94においては、第2の部分のテーパーはファイル毎に異なり、第1の部分のテーパーが小さくなるにつれてテーパーが増加している。ファイル91においては、第2の部分のテーパーは0.01mm/mmであり、ファイル92においては0.02mm/mmであり、ファイル93においては0.03mm/mmであり、ファイル94においては0.04mm/mmである。
図10A乃至10Dは、本発明による更に別のファイルのグループを示している。図10A乃至10Dは多テーパー構造のファイル101、102、103及び104を示している。ファイル101〜104の各々においては、先端100に隣接した第1の部分αと先端から離れた位置からシャンクまで延びている第2の部分βとが設けられている。これらのファイルのグループにおいては、第1の部分は他の第1の部分と長さが異なっており、第1の部分αの比較的大きなテーパー(0.12)を有するファイル101に対しては最も短く、ファイル102における0.12から始まってファイル104における0.06で終わるまで第1の部分のテーパーが小さくなるにつれて、ファイル102、103及び104に対して連続的に長くなっている。
これらのファイル101〜104においては、第2の部分のテーパーはファイル毎に異なり、第1の部分のテーパーが小さくなるにつれてテーパーが増加している。ファイル101においては、第2の部分のテーパーは0.01mm/mmであり、ファイル102においては0.02mm/mmであり、ファイル103においては0.03mm/mmであり、ファイル104においては0.04mm/mmである。
図11において拡大された形態で示されているファイルは、直径D1、D4及びD16ばかりでなく、表Iに提供されたものに対応する長さ寸法を有している。図12は、本発明を実施化している種々のファイルのパイロットチップのための種々の放物曲線a、b及びcを示している。
図13は、2つの異なる深さまで根管内に挿入された一対のファイル60及び62を示している。ファイル60は、根管61内に挿入された状態で示されている。ファイル62は根管63内に挿入されている。根管61は、根管63よりも更に湾曲しており、関連するファイル60は根管61内で対応する形状を呈しており、一方、ファイル62は比較的真っ直ぐであり、根管63は基端が根管61よりも広く開口している。
図14は、異なる形状及びサイズのアクセスバー64、66及び68のグループを示している。しかしながら、各々に、パイロットチップが、すなわちバー64に対して65、バー66に対して67,バー68に対して69が設けられている。アクセスバー64及び66は、各々、パイロットチップから後方へ延びている放物線形状を有している。
以上、本発明が有利に使用できる方法を示す目的で本発明によるパイロットチップ及び放物線状切削溝を備えた歯科治療用器具の種々の特別な構造を示したけれども、本発明はこれに限定されないことが理解されるであろう。従って、当業者が想到できるあらゆる且つ全ての変形例、変更例又は等価物が特許請求の範囲に規定されている本発明の範囲内に含まれるものと考えられるべきである。
図1は、アルファ部分とベータ部分とに分割された3つの放物線状のファイルを複数示している正面図である。 図2は、本発明による一つの特別なファイルの正面図であり、アルファ部分の端部に設けられたパイロットチップを示している。 図3は、変形例を示している図2と似たファイルのアルファ部分とパイロットチップとの拡大図である。 図4は、図1のものと似ているが、チップの末端から離れる方向へ外方へと延びている放物線状の外径に対応する形状で提供されているパイロットチップを備えたファイルの 正面図である。 図5Aは、アルファ部分及びベータ部分並びに前記アルファ部分から延びているパイロットチップを備えた大きさが小、中、大の3つの異なるバーの正面図である。 図5Bは、図5Aのファイルの断面を示している図である。 図6Aは、図1と似ているが、図示されているアルファ部分から延びているパイロットチップを備えている正面図である。 図6Bは、表Iにおいて設定されたものに対応する寸法を有する8個のファイルの組を示している正面図である。 図7Aは、本発明による第1のグループの放物線状のファイルの正面図である。 図7Bは、本発明による第1のグループの放物線状のファイルの正面図である。 図7Cは、本発明による第1のグループの放物線状のファイルの正面図である。 図7Dは、本発明による第1のグループの放物線状のファイルの正面図である。 図8Aは、別のグループの多テーパーを有するファイルの正面図である。 図8Bは、別のグループの多テーパーを有するファイルの正面図である。 図8Cは、別のグループの多テーパーを有するファイルの正面図である。 図8Dは、別のグループの多テーパーを有するファイルの正面図である。 図9Aは、更に別のグループの多テーパーを有するファイルの正面図である。 図9Bは、更に別のグループの多テーパーを有するファイルの正面図である。 図9Cは、更に別のグループの多テーパーを有するファイルの正面図である。 図9Dは、更に別のグループの多テーパーを有するファイルの正面図である。 図10Aは、更に別のグループの多テーパーを有するファイルの正面図である。 図10Bは、更に別のグループの多テーパーを有するファイルの正面図である。 図10Cは、更に別のグループの多テーパーを有するファイルの正面図である。 図10Dは、更に別のグループの多テーパーを有するファイルの正面図である。 図11は、放物線状ファイル装置の一つの特別なファイルの概略的に表された拡大図である。 図12は、図11のファイルの先端部分の概略図である。 図13は、根管の形状に従うようにファイルが曲がっている状態の湾曲した根管内にあるファイルの2つの概略図である。 図14は、本発明の特別な特徴を表している3つのファイルの概略図である。

Claims (12)

  1. 根管を形成する際に使用するための堅牢な材質からなるアクセスバー(歯科用ドリル)であって、
    第1の直径を有する丸いシャンクと、
    当該バーの前記シャンクから遠い方の端部に設けられ、前記第1の直径よりも小さい第2の直径を有する先端と、
    前記先端と前記シャンクとの間に延びており且つ前記先端に隣接した第1のα部分と、前記シャンクに隣接した第2のβ部分とを含んでいるテーパーが付けられた溝部分であって、その長さに亘って少なくとも1つの物質取り出し部分を有しているテーパーが付けられた溝部分とを含み、
    前記テーパーが付けられた溝部分の前記第1のα部分は、テーパーが該α部分の先端から該α部分のシャンク側端部まで連続的に小さくなっており、更に、
    当該バーが前記根管を整形するために挿入されるときに前記根管をたどるためのパイロットチップが前記α部分の端部から前方へ延びている、アクセスバー。
  2. 請求項1に記載のアクセスバーであって、
    前記β部分の前記溝部分が、前記パイロットチップの後方に前記根管内への直線状の進入経路を切削するために固定のテーパー角度を有しているアクセスバー。
  3. 請求項1又は2に記載のアクセスバーであって、硬質のステンレス鋼によって作られているアクセスバー。
  4. 請求項1又は2に記載のアクセスバーであって、硬質の炭素鋼によって作られているアクセスバー。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか一の項に記載のアクセスバーであって、前記パイロットチップが円滑面を提供しており、該円滑面は、前記根管内へ先導がない状態で進入するのを補助するようになされている、アクセスバー。
  6. 請求項5に記載のアクセスバーであって、
    前記パイロットチップが半球状である、アクセスバー。
  7. 請求項1〜6のうちのいずれか一の項に記載のアクセスバーであって、
    前記α部分の前記連続的に変化するテーパーの外形が放物線形状であるアクセスバー。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか位置の項に記載のアクセスバーであって、
    前記物質取り出し部分が少なくとも1つの螺旋状のカッティングエッジを含んでいるアクセスバー。
  9. 請求項1〜8のうちのいずれか一の項に記載のアクセスバーであって、
    前記物質取り出し部分が少なくとも1つの研磨面を有しているアクセスバー。
  10. 根管を形成する際に使用するための一組みのアクセスバーであって、
    請求項1〜10のうちのいずれか一の項に記載のアクセスバーが複数個からなる、一組みのアクセスバー。
  11. 請求項10に記載のアクセスバーの組であって、
    当該バーの組に含まれるバーの数が3個であるアクセスバーの組。
  12. 請求項10又は11に記載のアクセスバーの組であって、
    当該アクセスバーの組に含まれる各バーが、該バーの組に含まれる他のバーのα部分のテーパーの外形とは異なるα部分のテーパーの外形を有しているアクセスバーの組。
JP2004545577A 2002-10-18 2003-10-20 ポイントチップ及び放物線状切削溝を備えた歯科治療器具 Expired - Fee Related JP4619790B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US41966202P 2002-10-18 2002-10-18
PCT/US2003/033359 WO2004034920A2 (en) 2002-10-18 2003-10-20 Endodontic instruments with pilot tips and parabolic cutting flutes

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006502815A JP2006502815A (ja) 2006-01-26
JP4619790B2 true JP4619790B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=32108126

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004545577A Expired - Fee Related JP4619790B2 (ja) 2002-10-18 2003-10-20 ポイントチップ及び放物線状切削溝を備えた歯科治療器具
JP2004545578A Expired - Fee Related JP4414887B2 (ja) 2002-10-18 2003-10-20 ポイントチップ及び放物線状切削溝を備えた歯科治療器具

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004545578A Expired - Fee Related JP4414887B2 (ja) 2002-10-18 2003-10-20 ポイントチップ及び放物線状切削溝を備えた歯科治療器具

Country Status (10)

Country Link
EP (2) EP1553889B1 (ja)
JP (2) JP4619790B2 (ja)
KR (2) KR100958454B1 (ja)
CN (2) CN1717206B (ja)
AU (2) AU2003284312B8 (ja)
BR (2) BR0315430A (ja)
CA (2) CA2502401C (ja)
HK (1) HK1076592A1 (ja)
MX (2) MXPA05004065A (ja)
WO (2) WO2004034920A2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7967605B2 (en) * 2004-03-16 2011-06-28 Guidance Endodontics, Llc Endodontic files and obturator devices and methods of manufacturing same
WO2011024201A2 (en) * 2009-08-26 2011-03-03 Ganesh J Pediatric endodontic rotary file
CH707745B1 (fr) * 2013-03-12 2017-05-31 Fkg Dentaire S A Instrument endodontique, notamment pour l'alésage d'un canal radiculaire.
FR3064906B1 (fr) * 2017-04-06 2020-03-13 Cabinet Dentaire Vinci Foret aleseur pour percer et/ou aleser une racine d'une dent
WO2019183711A2 (en) * 2018-03-30 2019-10-03 Christopher Morris Dental burs for anatomy and reducing anesthetic use
US20220015865A1 (en) * 2020-07-15 2022-01-20 Daniel S. Kim Guided implant drill system and methods of use

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4457710A (en) * 1979-08-03 1984-07-03 Inventive Technology International Dental instrument
US4332561A (en) 1979-08-03 1982-06-01 Inventive Technology International, Inc. Dental file
US4299571A (en) * 1979-08-03 1981-11-10 Inventive Technology International, Inc. Dental file
JPS58500688A (ja) * 1981-05-14 1983-05-06 デンツプライ・インタ−ナショナル・インコ−ポレ−テッド 歯科用フアイル
US4443193A (en) * 1983-02-08 1984-04-17 Roane James B Endodontic instrument
US4611508A (en) * 1983-02-08 1986-09-16 Roane James B Endodontic instrument
US4536159A (en) 1983-02-08 1985-08-20 Roane James B Endodontic instrument
US4836780A (en) * 1986-08-22 1989-06-06 Buchanan L Stephen Anti-curvature dental root canal shaping file
US4850867A (en) * 1988-02-05 1989-07-25 Board Of Regents, The University Of Texas System Endodontic instrument
US5855479A (en) * 1994-02-14 1999-01-05 Wong; Nelson J. Step-back eliminating tapered dental cutting instruments for improved root canal treatment and method
US5897316A (en) 1994-04-28 1999-04-27 Buchanan; Leonard Stephen Endodontic treatment system
US6217335B1 (en) * 1996-06-06 2001-04-17 Ultradent Products, Inc. Endodontic systems and methods for the anatomicall, sectional and progressive corono-apical preparation of root canals with minimal apical intrusion
CH691789A5 (fr) 1995-12-20 2001-10-31 Maillefer Instr Sa Jeu d'instruments pour l'alésage des canaux radiculaires dentaires.
US5947730A (en) * 1997-10-31 1999-09-07 Board Of Regents, The University Of Texas System Increased taper segmental rotary files

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004034921A1 (en) 2004-04-29
CN1717207B (zh) 2011-05-18
WO2004034921A9 (en) 2004-06-03
EP1553888B1 (en) 2016-02-17
EP1553889A4 (en) 2008-05-07
AU2003284312B2 (en) 2009-11-19
KR100958455B1 (ko) 2010-05-17
CN1717207A (zh) 2006-01-04
AU2003301266B2 (en) 2009-10-22
AU2003284312A1 (en) 2004-05-04
EP1553889B1 (en) 2014-08-20
MXPA05004066A (es) 2005-09-08
AU2003301266B8 (en) 2009-11-19
JP2006502815A (ja) 2006-01-26
AU2003301266A1 (en) 2004-05-04
JP4414887B2 (ja) 2010-02-10
KR20050083783A (ko) 2005-08-26
EP1553888A4 (en) 2008-05-14
WO2004034920A2 (en) 2004-04-29
CN1717206A (zh) 2006-01-04
CA2502401A1 (en) 2004-04-29
WO2004034920A3 (en) 2004-06-03
CN1717206B (zh) 2011-05-18
BR0315430A (pt) 2005-08-16
EP1553889A1 (en) 2005-07-20
CA2502401C (en) 2010-07-20
CA2502441C (en) 2011-01-04
BR0315503A (pt) 2005-08-23
KR100958454B1 (ko) 2010-05-17
MXPA05004065A (es) 2005-09-08
JP2006502816A (ja) 2006-01-26
CA2502441A1 (en) 2004-04-29
HK1076592A1 (zh) 2006-01-20
AU2003284312B8 (en) 2010-03-18
EP1553888A2 (en) 2005-07-20
KR20050090979A (ko) 2005-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10420629B2 (en) Endodontic instruments with pilot tips and parabolic cutting flutes
EP1086659B1 (en) Endodontic treatment system
US8727772B2 (en) Endodontic file combining active and passive cutting edges
RU2375986C2 (ru) Конструктивное решение разновысотного контура канавки с переменными притупленными кромками для эндодонтических буравов
JP5876633B2 (ja) 可変の蔓巻角を有する歯内治療用ヤスリ
US6053735A (en) Root canal preparation method
JPH09253092A (ja) 歯根管の穴開け方法および該方法を実施するための器具セット
JPH09253093A (ja) 歯根管の穴開け用器具
US20070207439A1 (en) Endodontic file having a taper defined by a continuously changing concavity
JP4619790B2 (ja) ポイントチップ及び放物線状切削溝を備えた歯科治療器具
US20050026109A1 (en) Multi-tapered dental files
JP5856639B2 (ja) 改良された先端形状を有する歯科用ファイル
KR20030084918A (ko) 멀티테이퍼형 치과용 파일
EP3651682B1 (en) Endodontic instrument
US20050214711A1 (en) Endodontic instruments with pilot tips and parabolic cutting flutes
AU2002242110A1 (en) Multi-tapered dental files

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081218

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090318

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091023

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100122

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100129

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100223

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101027

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4619790

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees