JP4619264B2 - 音声再生型ローソク立て装置 - Google Patents

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Description

本発明は、灯芯の炎を検知してお経その他の音声を再生する音声再生型ローソク立て装置に関し、ローソクの交換時に音声再生手段が作動しないようにしたものである。
灯芯の炎を検知してお経その他の音声を再生する音声再生型ローソク立て装置には、従来、使い捨てタイプ(特許文献1、2)と、ローソクを交換可能にした交換タイプ(特許文献3)とがある。
使い捨てタイプ、交換タイプの何れも、その灯芯の炎の光をローソク立て本体側へと導く光ファイバーをローソクに設け、ローソク立て本体内に、光ファイバーを介して導かれた炎の光を検知する光検知手段と、この光検知手段が炎の光を検知したときにお経、音楽等の音声を再生する音声再生手段とを備えている。
そして、使い捨てタイプは、ローソク立て本体とその上側のローソクとを固定して一体化している。また交換タイプは、ローソク立て本体上に、円錐状底部を有する有底円筒状のローソク装着部を設け、このローソク装着部の円錐状底部に、その下側に配置された光検知手段に対応して開口を形成し、ローソク装着部に対するローソクの着脱により、開口を開閉する弾性遮光部材を設け、ローソク装着部にローソクを装着したときに弾性遮光部材が開口を開放し、ローソクを取り外したときに弾性遮光部材が開口を閉鎖するようにしている。
特開2002−28070号公報 特開2003−150179号公報 実開昭62−178407号公報
従来の使い捨てタイプは、ローソクが所定量まで減少すれば、光検知手段、音声再生手段等を含む全体を廃棄するため、無駄が多くて非常に不経済であり、またその廃棄後の処理が問題になる等の欠点がある。
交換タイプは、光検知手段、音声再生手段等を有するローソク立て本体を繰り返して使用するため、使い捨てタイプの欠点を解消できる。しかも、ローソクをローソク装着部から取り外したときには、弾性遮光部材が開口を閉鎖するため、光検知手段が外部の光を検知するようなこともない。従って、ローソクを交換する都度、音声再生手段が作動して音声が発生する等の問題もない。
しかし、従来の交換タイプでは、ローソク装着部の開口を弾性遮光部材で開閉するようにしているため、光検知手段は必ずローソク立て本体の内部に設ける必要があり、光検知手段をローソク立て本体側に設けるに当たっての設計の自由度が少ないという欠点がある。
またローソク装着部の底部が円錐状である上に、弾性遮光部材に放射状の切り込みを設け、ローソクの下端、又はローソクとローソク装着部との間に介在されるアダプタの下端に円錐部を設けて、ローソクをローソク装着部に装着したときに、その円錐部によって弾性遮光部材の切り込み部を押し広げるようにしているため、外径が非常に大きい大型のローソクを使用する場合には、構造的に採用し難くなる欠点がある。
しかも、炎の熱により融けたロウがローソクの外周を経てローソク装着部内へと流れ込み、そのロウが弾性遮光部材の切り込み部に付着して、ローソクを取り外しても弾性遮光部材が開口を閉鎖しなくなる等の惧れもある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、ローソクの着脱を検知する作動解除スイッチを利用して、光検知手段の配置の自由度を確保しながら、ローソクの外径の大小に関係なく簡単な構造で容易且つ安価に製造でき、ロウの付着による作動不能等の問題も防止できる音声再生型ローソク立て装置を提供することを目的とする。
本発明は、ローソク2が着脱自在に装着されるローソク立て本体1に、前記ローソク2の灯芯3の炎の光を光ファイバー4を介して検知する光検知手段18と、該光検知手段18が前記炎の光を検知したときに作動してお経、音楽等の音声を再生する音声再生手段19とを備えた音声再生型ローソク立てにおいて、前記ローソク立て本体1の上面側に、前記ローソク2の着脱を検知し且つ該ローソク2が離脱状態のときに前記音声再生手段19を作動不能にする作動解除スイッチ20を備え、前記ローソク2の下側に、前記ローソク立て本体1上に装着可能な受け皿5を備え、前記受け皿5に、前記受け皿5から光ファイバー4側へと上向きに突出し且つ前記光検知手段18が検知する前記光ファイバー4からの光の拡散を防止する筒部10を備え、前記光ファイバー4の下端部に、前記筒部10に外嵌する接続部12を設けたものである。
前記光ファイバー4の外周に前記灯芯3を設け、前記接続部12の上部の取り付け部12aが前記灯芯3を介して前記光ファイバー4を外周から抱き込むようにしてもよい。
前記作動解除スイッチ20の検知部38を前記ローソク立て本体1の上面から上方に突出させてもよい。前記光検知手段18を前記ローソク立て本体1の上面から上方に突出させて前記筒部10に下側から嵌合させてもよい。
前記受け皿5を前記ローソク2の下側に固定してもよい。前記ローソク立て本体1は、外ケース15と、前記光検知手段18、前記音声再生手段19が設けられ且つ前記外ケース15内に着脱自在に嵌合する脚部13付きの内ケース14とを備え、前記外ケース15は前記受け皿5を受ける受け部24を有してもよい。
本発明では、ローソクの着脱を検知する作動解除スイッチを利用して、光検知手段の配置の自由度を確保しながら、ローソクの外径の大小に関係なく簡単な構造で容易且つ安価に製造でき、ロウの付着による作動不能等の問題も防止できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1乃至図7は本発明に係る音声再生型ローソク立て装置の第1の実施例を例示する。
このローソク立て装置は、ローソク立て本体1と、このローソク立て本体1上に上側から着脱自在に装着されたローソク2とを備えている。ローソク2は大径の円柱状であって、その略中央に灯芯3と、この灯芯3の炎の光を下側のローソク立て本体1側へと導く消失型の光ファイバー4とが上下方向に設けられている。またローソク2の下側には、ローソク2を受ける受け皿5が固定されており、ローソク2は受け皿5を介してローソク立て本体1上に着脱自在に装着されている。
受け皿5は上面側にローソク2の下端部が挿入される円形状の浅い凹部6が形成された受け部7と、この受け部7の外周に形成された鍔部8と、鍔部8から下方に突出して形成された環状挿入部9とを略同心状に備え、受け部7の凹部6にローソク2の下端部が挿入されて固定されている。受け部7の略中心部には、上下両端が開口し且つ上側へと突出する筒部10が一体に設けられている。受け部7の上面は、受け皿5に対するローソク2の固定を良くするために粗面状になっている。なお、受け部7の上面に、ローソク2の下部に埋入する突起等の1個又は複数個の結合用突部を設けてもよい。
光ファイバー4は合成樹脂等の可燃性の材料からなり、下端は受け皿5の筒部10内に上側から挿入されている。光ファイバー4には筒状に編み上げられた灯芯3がその外周に被せられており、これらはローソク2の中心孔11に上下方向に挿入されている。なお、灯芯3は光ファイバー4の外周に螺旋状に巻き付けてもよい。光ファイバー4の下端部には、受け皿5の筒部10に接続する接続部12が略同心状に設けられている。
接続部12は下端の開口側が拡くなる截頭円錐筒状、テーパー状等であって、上部の取り付け部12aで光ファイバー4を直接又は灯芯3を介して外周から抱き込むように設けられている。接続部12は、光ファイバー4の下端が受け皿5の筒部10の上部に挿入された状態で、その筒部10の外周に上側からテーパー嵌合等により套嵌されている。
ローソク立て本体1は外径に対して高さの低い薄型円柱状であり、底面側に据え置き用の脚部13が設けられた脚部13付きの内ケース14と、この内ケース14の外周に着脱自在に套嵌された外ケース15とを備え、このローソク立て本体1上に、内ケース14を上側から覆い且つ受け皿5の外周側が外ケース15上に載るようにローソク2が装着されている。
内ケース14は底壁16を有する有底円筒状であり、上端の開口側に上蓋17が固定又は着脱自在に装着されており、この内ケース14に、光ファイバー4を介して導かれる炎の光を検知する光検知手段18と、この光検知手段18が炎の光を検知したときに作動してお経、音楽その他の音声を再生する音声再生手段19と、ローソク2の着脱を検知し且つローソク2が離脱状態のときに音声再生手段19を作動不能にする作動解除スイッチ20と、これらに対する電源21とが設けられている。
外ケース15は上下両側が開放する環状であり、上下方向の中間が外側に円弧状に膨らむようにその外周面が太鼓状になっている。外ケース15は第1係合手段22を介して内ケース14に着脱自在(嵌脱自在)に固定され、この外ケース15に第2係合手段23を介してローソク2の受け皿5が着脱自在に固定されている。
外ケース15の上端内周には、受け皿5の鍔部8の外周部分を受ける嵌合受け部24が周方向に形成されている。また受け皿5の上部外周側には、外ケース15との間で環状凹部25を形成する切欠き段部26が設けられ、受け皿5を外ケース15の嵌合受け部24上に載置したときに、環状挿入部9がその環状凹部25に挿入されるように構成されている。
第1係合手段22は、内ケース14の上下方向の中間(略中央)から径方向の外方に突出する一対の係合突起27と、この各係合突起27に対応して外ケース15の内周面に形成された係合溝28とを有する。第2係合手段23は、受け皿5の環状挿入部9の上下方向の中間から径方向の外方に突出する一対の係合突起29と、この各係合突起29に対応して外ケース15の内周面に形成された係合溝30とを有する。
各係合溝28,30は各係合突起27,29の高さに対応する位置で、上下方向の案内溝31に対して周方向の両側に略水平方向に形成されている。案内溝31は各係合突起27,29を上下方向に案内するものであり、各係合突起27,29はこの案内溝31を経て各係合溝28,30に係脱自在に係合するようになっている。
従って、外ケース15は、案内溝31の上端に内ケース14の係合突起27を合わせて、この係合突起27が係合溝28に対応する位置まで外ケース15に対して内ケース14を相対的に落とし込んだ後、内ケース14と外ケース15を相対的に周方向の一方に廻して係合突起27を係合溝28に係合させることにより、内ケース14に固定できる。なお、内ケース14と外ケース15との下面は略同一高さとなっている。
受け皿5は案内溝31の上端に係合突起29を合わせた状態で環状挿入部9を環状凹部25内に嵌め込んで、鍔部8が外ケース15の嵌合受け部24上に当接した後、受け皿5を周方向の一方に廻して係合突起29を係合溝30に係合させることにより、外ケース15に固定できる。なお、外ケース15と受け皿5の鍔部8との上面は略面一状になっている。
音声再生手段19は、お経、音楽その他の音声情報を記憶し且つその音声情報を再生する機能を有するLSI等のIC素子等からなり、音声発生用のスピーカ32、音量調整用のボリューム33等に接続されている。音声再生手段19は光検知手段18その他の電子部品と共に基板34に実装されている。基板34は半円状であり、底壁16から突出する複数個の取り付け部35にネジ35a等により着脱自在に固定され、上蓋17の下側近傍で内ケース14の内周に沿うように配置されている。音声再生手段19のIC素子、その他の電子部品は、基板34の下側に取り付けられている。
光検知手段18はリード端子18aを介して基板34の上側に取り付けられており、内ケース14の略中央で上蓋17の開口17aから上方に突出している。スピーカ32、ボリューム33は内ケース14の底壁16に取り付けられている。なお、底壁16にはスピーカ32に対応して多数の小孔16aが形成され、またボリューム33の摘まみ36は、底壁16の下側から操作可能になっている。
作動解除スイッチ20は例えば常開型であって、内ケース14内で底壁16から突出する取り付け台37に固定され、検知部38が上蓋17の開口17bから上側に突出している。そして、作動解除スイッチ20は、ローソク2を装着したときに検知部38が受け皿5により押圧されて音声再生手段19を作動可能な状態にし、ローソク2を離脱したときに検知部38が突出して音声再生手段19を作動不能な状態にするように、光検知手段18、音声再生手段19に接続されている。例えば、作動解除スイッチ20は、光検知手段18と音声再生手段19との間に直列に介装しても良いし、音声再生手段19と電源21との間に直列に介装してもよい。
電源21は1個又は2個の電池等を備え、内ケース14内で底壁16に設けられた電源収容部41に収容されている。電源収容部41は底壁16側に開閉蓋42を有し、その開閉蓋42を下側から開けて電源21を交換するようになっている。
この音声再生型ローソク立て装置において、受け皿5付きのローソク2を製造する場合には、例えば、受け皿5の筒部10に接続部12を被せて、下端が筒部10に挿入された状態で受け皿5上に光ファイバー4を取り付ける。そして、中心孔11に光ファイバー4、灯芯3を挿入しながらローソク2の下部を受け皿5の凹部6内に嵌め込み、ロウ又はその他の適宜接着剤等によりローソク2を受け皿5の受け部7上に固定する。
このようにすることによって中心に光ファイバー4、灯芯3があり、しかも下側に受け皿5が固定された受け皿5付きのローソク2を容易に製造できる。即ち、ローソク2の中心孔11に光ファイバー4、灯芯3を挿入した後、ローソク2の下端部を受け皿5の凹部6に嵌め込む場合には、光ファイバー4の下端側の接続部12を受け皿5の筒部10に嵌合させても、光ファイバー4の下端が筒部10内に入らないことがあり、筒部10に対して光ファイバー4の下端を挿入する作業が非常に煩雑になる。しかし、光ファイバー4等を受け皿5側に先に取り付けることにより、このような問題を容易に解消できる。また受け皿5によってローソク2の下端部を保護できるため、ローソク2の下端部の損傷がなく、その後の取り扱いを容易にできる。
ローソク立て本体1上にローソク2がない状態では、作動解除スイッチ20の検知部38が上方に突出して作動解除スイッチ20が開成状態にある。このため作動解除スイッチ20が音声再生手段19の電源回路を開成する等して、音声再生手段19が作動不能な状態になっいる。従って、光検知手段18がローソク立て本体1の上側で露出状態にあって外部の光を検知するにも拘わらず、ローソク2の交換等に際して、ローソク立て本体1からローソク2を取り外す都度、音声再生手段19が作動してお経等の音声が発生するようなこともない。
ローソク立て本体1に対するローソク2の着脱は、受け皿5を介して行う。例えば、ローソク2を装着する場合には、受け皿5の環状挿入部9の下端側を内ケース14と外ケース15との間の環状凹部25に挿入して、受け皿5の係合突起29を外ケース15の案内溝31に合わせた後、係合突起29を案内溝31に沿わせながら受け皿5を嵌め込んで行く。そして、受け皿5の鍔部8が外ケース15の嵌合受け部24に載ると、受け皿5を周方向に廻して係合突部29を係合溝30に係合させる。これによって受け皿5付きのローソク2をローソク立て本体1上に容易に固定でき、その後、ローソク2が倒れる等の惧れもない。
また受け皿5が外ケース15上に載ると、その受け部7により作動解除スイッチ20の検知部38が押圧されて、作動解除スイッチ20が閉成する。このため光検知手段18が光を検知したときに音声を再生できるように、音声再生手段19が作動可能な状態になる。一方、光検知手段18は受け皿5の筒部10内に入っており、全周が中ケースの上蓋17、受け皿5等によって取り囲まれた状態となるため、作動解除スイッチ20が閉成しても、光検知手段18が外部の光を検知することはない。
ローソク2の灯芯3に着火すると、その炎の光が光ファイバー4を介してローソク立て本体1側、即ち光検知手段18側へと導かれるので、光検知手段18がその光を検知して音声再生手段19が作動する。この場合、光ファイバー4と光検知手段18とが受け皿5の筒部10内に嵌合した状態にあり、両者が筒部10により制限された狭い空間内で上下に相対向しているため、光検知手段18は光ファイバー4からの光を確実に検知できる。そして、音声再生手段19が作動すると、この音声再生手段19によりお経等の所定の音声が再生され、スピーカ32からお経等の音声が発生する。その音量はボリューム33により必要に応じて適宜調整できる。
ローソク立て本体1上のローソク2を取り外す場合には、受け皿5を係合溝30に沿って案内溝31側へと装着時と反対の方向に廻した後、案内溝31に沿って上方へと引き抜けば良い。ローソク2を取り外しても、前述と同様に音声再生手段19が作動することはない。
このようにローソク2の下側に受け皿5を設けておき、その受け皿5を介してローソク2をローソク立て本体1に着脱する構成を採用することにより、ローソク2の下端部の損傷を防止できるだけでなく、その着脱を容易且つ確実にできる利点がある。
また受け皿5の受け部7の下面で作動解除スイッチ20の検知部38を押圧するため、ローソク2の下面で検知部38を直接操作する場合に比較して、検知部38を確実に押圧でき、作動解除スイッチ20によりローソク2の着脱を確実に検知できる上に、作動解除スイッチ20自体の損傷等を極力防止できる。しかも受け皿5を介してローソク2を装着することにより、ローソク2とローソク立て本体1側との相対的位置が常に一定することになり、光ファイバー4と光検知手段18とを確実に一致させることができる。
受け皿5は受け部7の上側に凹部6を有する他、受け部7の中央に筒部10を有する構造であり、この筒部10に光ファイバー4の接続部12が上側から被さっているため、その熱により融けたロウがローソク立て本体1側に入るような惧れもない。
ローソク立て本体1は脚部13付きの内ケース14と、この内ケース14に着脱自在に套嵌された外ケース15とに分け、その内ケース14に光検知手段18、音声再生手段19、作動解除スイッチ20等を設けているので、例えばお経再生用の場合には、外ケース15を各教団、宗派に応じたデザイン等に変更することにより、主要部分をそのまま兼用して各教団、宗派用に変更できる等、種々の変更に容易に対処できる。
図8は本発明の第2の実施例を例示する。この実施例では、受け皿5の筒部10は直円筒状に形成され、光ファイバー4側の接続部12は、光ファイバー4に対する取り付け部12aと、この取り付け部12aの下側に設けられた直円筒状の筒状部12bと、この筒状部12bの下側に設けられた下広がりのテーパー状の案内部12cとを有する形状となっている。なお、光ファイバー4の下端が筒部10内に入るようにしてもよい。その他の構成は第1の実施例と同じである。
この場合には、接続部12を受け皿5の筒部10に接続する際に、その案内部12cの案内作用によって筒部10を筒状部12bへと案内できるので、光ファイバー4、灯芯3、接続部12を予めローソク2側に設けておき、その後に接続部12を筒部10に套嵌しながらローソク2の下端部を受け皿5の凹部6に挿入することも可能である。
図9は本発明の第3の実施例を例示する。この実施例では、光検知手段18は内ケース14の上蓋17の上面から突出しない程度の高さに設けられている。受け皿5には、上側の筒部10の他に、下側に突出する筒部43が設けられており、受け皿5をローソク立て本体1上に装着したときに、その筒部43内に光検知手段18が入るようになっている。また光ファイバー4の下端は筒部10内に入っている。その他の構成は第2の実施例と同じである。
この場合には、光検知手段18が内ケース14から上側に突出していないので、接触等によって光検知手段18が損傷する惧れがなく、ローソク2の交換、ローソク立て本体1の掃除等を容易にできる利点がある。また受け皿5の下側に筒部43があり、ローソク2の装着状態では光検知手段18がその筒部43内に入っているので、光ファイバー4からの光の拡散を筒部10,43で防止でき、光検知手段18により炎の光を確実に検知できる。
以上、本発明の各実施例について詳述したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施することができる。例えば、音声再生型ローソク立て装置は、お経再生用に限らず、賛美歌その他の音楽等、各種の音声の再生用としても広く利用できる。また音声再生手段19は、その音声情報を記憶する記憶部等を着脱可能にして、その記憶部等を交換することにより、異なる種類の音声を再生できるようにしてもよい。
ローソク立て本体1は薄型の他、縦長状に構成してもよい。外ケース15には、その外側に各種の装飾模様を凹凸状に形成してもよい。またローソク立て本体1は、外ケース15と内ケース14とに分割せずに一体構造とし、その上側にローソク2を着脱自在に装着するようにしてもよい。
ローソク立て本体1の上面側(例えば上蓋17)に、受け皿5と同様の凹部6、筒部10を設けて、その上側に受け皿5のないローソク2を装着するようにしてもよい。従って、受け皿5は省略することも可能である。その場合、ローソク2の下端面に薄板又はシート状の保護部材を装着しておくことが望ましい。
作動解除スイッチ20はその検知部38がローソク立て本体1の上側に突出するようにしているが、受け皿5の下面側に検知部38を操作するための突部を設けて、検知部38がローソク立て本体1の上面より下側となるように作動解除スイッチ20を設けてもよい。また作動解除スイッチ20には接触式、可動式のスイッチの他、非接触式、静止式のスイッチを使用することも可能である。
作動解除スイッチ20は音声再生手段19又は光検知手段18の電源回路を開閉するように接続しても良いし、作動解除スイッチ20がローソク2の離脱を検知したときに、この作動解除スイッチ20からの信号により、制御回路が音声再生手段19を作動不能にするように接続してもよい。回路構成上は、作動解除スイッチ20を光検知手段18と音声再生手段19との間、音声再生手段19と電源21との間等に直列に接続するのが簡単である。作動解除スイッチ20は常閉型、常開型の何れでもよい。
光検知手段18は、ローソク2をローソク立て本体1上に装着したときに光ファイバー4の下端側と対向する関係にあれば十分であり、光ファイバー4からの光が拡散しない構造であれば、必ずしも受け皿5の筒部10内に入るように設ける必要はない。光ファイバー4と灯芯3は並べて設けてもよい。筒部10は接続部12が接続可能な長さであれば、短くてもよい。
ローソク立て本体1の外ケース15側に脚部13を設けることも可能である。第1係合手段22は、外ケース15側に係合突起27を、内ケース14、受け皿5側に係合溝28を夫々設けてもよい。ローソク立て本体1上のローソク2が倒れない構造であれば、受け皿5と外ケース15との間の第2係合手段23を省略してもよい。受け皿5は外ケース15及び/又は内ケース14に嵌合させて、内ケース14上に載置するようにしてもよい。また受け皿5は外ケース15に外側から被さる構造でもよい。外ケース15、内ケース14は、両者の対向部分に同心状に簡単なネジ構造を設け、そのネジ構造の螺合により外ケース15を内ケース14に固定するようにしてもよい。外ケース15の係合溝28,30は、案内溝31の一方側にのみ設けてもよい。また各係合溝28,30に対して斜め方向の案内溝31を別々に設け、その各案内溝31の下端側に、係合突起27,29との相対回転により係脱する係合溝28,30を設けてもよい。
本発明の第1の実施例を示すローソク立て装置の正面図である。 本発明の第1の実施例を示すローソク立て装置の一部破断平面図である。 本発明の第1の実施例を示すローソク立て装置の底面図である。 本発明の第1の実施例を示す電気系統のブロック図である。 本発明の第1の実施例を示す全体の正面縦断面図である。 本発明の第1の実施例を示す全体の側面縦断面図である。 本発明の第1の実施例を示す要部の分解断面図である。 本発明の第2の実施例を示す要部の断面図である。 本発明の第3の実施例を示す要部の断面図である。
符号の説明
1 ローソク立て本体
2 ローソク
3 灯芯
4 光ファイバー
5 受け皿
10 筒部
12 接続部
13 脚部
14 内ケース
15 外ケース
18 光検知手段
19 音声再生手段
20 作動解除スイッチ

Claims (6)

  1. ローソク(2)が着脱自在に装着されるローソク立て本体(1)に、前記ローソク(2)の灯芯(3)の炎の光を光ファイバー(4)を介して検知する光検知手段(18)と、該光検知手段(18)が前記炎の光を検知したときに作動してお経、音楽等の音声を再生する音声再生手段(19)とを備えた音声再生型ローソク立てにおいて、前記ローソク立て本体(1)の上面側に、前記ローソク(2)の着脱を検知し且つ該ローソク(2)が離脱状態のときに前記音声再生手段(19)を作動不能にする作動解除スイッチ(20)を備え、前記ローソク(2)の下側に、前記ローソク立て本体(1)上に装着可能な受け皿(5)を備え、前記受け皿(5)に、前記受け皿(5)から光ファイバー(4)側へと上向きに突出し且つ前記光検知手段(18)が検知する前記光ファイバー(4)からの光の拡散を防止する筒部(10)を備え、前記光ファイバー(4)の下端部に、前記筒部(10)に外嵌する接続部(12)を設けたことを特徴とする音声再生型ローソク立て装置。
  2. 前記光ファイバー(4)の外周に前記灯芯(3)を設け、前記接続部(12)の上部の取り付け部(12a)が前記灯芯(3)を介して前記光ファイバー(4)を外周から抱き込んでいることを特徴とする請求項1に記載の音声再生型ローソク立て装置。
  3. 前記作動解除スイッチ(20)の検知部(38)を前記ローソク立て本体(1)の上面から上方に突出させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の音声再生型ローソク立て装置。
  4. 前記光検知手段(18)を前記ローソク立て本体(1)の上面から上方に突出させて前記筒部(10)に下側から嵌合させることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の音声再生型ローソク立て装置。
  5. 前記受け皿(5)を前記ローソク(2)の下側に固定したことを特徴とする請求項〜4の何れかに記載の音声再生型ローソク立て装置。
  6. 前記ローソク立て本体(1)は、外ケース(15)と、前記光検知手段(18)、前記音声再生手段(19)が設けられ且つ前記外ケース(15)内に着脱自在に嵌合する脚部(13)付きの内ケース(14)とを備え、前記外ケース(15)は前記受け皿(5)を受ける受け部(24)を有することを特徴とする請求項〜5の何れかに記載の音声再生型ローソク立て装置。
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