JP4618192B2 - ポジションセンサ - Google Patents
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Description
(a)前記シールド部材は、軸方向におけるある区間がその周方向に関して電気的に不連続に形成される筒状部材である;
(b)前記シールド部材は、前記検出コイルの軸方向のある区間の周囲を囲む第1シールド部と、前記検出コイルの軸方向の別の区間の周囲を囲み、前記第1シールド部とは導電率もしくは透磁率の異なる材料で形成される第2シールド部とを有する筒状部材である;
(c)前記シールド部材は、前記検出コイルの軸方向のある区間の周囲を囲む第1内表面と、前記検出コイルの軸方向の別の区間の周囲を囲む第2内表面とを有する筒状部材であって、第2内表面と検出コイルの間の距離は第1内表面と検出コイルの間の距離より小さい;
の少なくとも1つを具備してなることを特徴とする。
(基本構成)
まず、ポジションセンサの基本構成について説明する。図1(A)、図1(B)および図2に示すように、このポジションセンサは、筒状の検出コイル1と、検出コイル1内を移動可動な磁性体コア2と、検出コイル1に一定交流電流もしくは一定交流電圧を提供する駆動回路3と、検出コイル1内における磁性体コア2の変位によって生じる検出コイル1のインピーダンス変化を所定の電気信号に変換する信号処理回路4と、検出コイル1の周囲に配置されるシールド部材5と、シールド部材5が内部に収容されるケース6で主として構成される。
(第1実施形態)
本実施形態は、上記した基本構成でなるポジションセンサにおいて、以下の構成を備えたシールド部材5を用いる点に特徴がある。すなわち、本実施形態のシールド部材5は、内部に検出コイル1を収容可能な筒状構造を有し、軸方向における所定区間がその周方向に関して電気的に不連続に形成される。
(第2実施形態)
本実施形態は、上記した基本構成でなるポジションセンサにおいて、以下の構成を備えたシールド部材5を用いる点に特徴がある。すなわち、本実施形態のシールド部材5は、内部に検出コイル1を収容可能な筒状構造を有し、軸方向(磁性体コアのストローク方向)において材質が一様でない金属性の筒状部材でなる。具体的には、図5に示すように、内表面にコイルボビン10の第1鍔部13および第2鍔部14が当接するように形成されるとともに、第1鍔部13との当接部から検出コイル1の軸方向の所定区間の周囲を囲む第1シールド部53と、第1シールド部53の下端から第2鍔部14との当接部に到る区間の検出コイル1の周囲を囲む第2シールド部54とを有する筒状部材をシールド部材5として使用することができる。第1シールド部53は、第2シールド部54とは導電率もしくは透磁率の異なる材料で形成される。第1シールド部53を構成する材料としては、鉄系金属材料を例示でき、後述する理由から、フェライトの使用が特に好ましい。また、第2シールド部54を構成する材料としては、銅、銅−ニッケル合金、金、銀を例示でき、コスト面から銅又は銅合金の使用が好ましい。尚、本実施形態においては、第1シールド部53と検出コイル1との間の距離が、第2シールド部54と検出コイル1との間の距離と略等しくなるようにシールド部材5が形成されている。
(第3実施形態)
本実施形態は、上記した基本構成でなるポジションセンサにおいて、以下の構成を備えたシールド部材5を用いる点に特徴がある。すなわち、本実施形態のシールド部材5は、内部に検出コイル1を収容可能な筒状構造を有するとともに、検出コイル1の軸方向のある区間の周囲を囲む第1内表面と、検出コイルの軸方向の別の区間の周囲を囲む第2内表面とを有し、第2内表面と検出コイルの間の距離が第1内表面と検出コイルの間の距離より小さくなるように形成される。
2 磁性体コア
3 駆動回路
4 信号処理回路
5 シールド部材
6 ケース
10 コイルボビン
11 巻胴部
12 導線
13 第1鍔部
14 第2鍔部
15 台座
51 スリット
Claims (12)
- 筒状の検出コイルと、前記検出コイル内を移動可動な磁性体コアと、前記検出コイルに一定交流電流もしくは一定交流電圧を提供する駆動回路と、前記検出コイル内における磁性体コアの移動によって生じる検出コイルのインピーダンス変化を所定の電気信号に変換する信号処理回路と、前記検出コイルの周囲に配置されるシールド部材とを含み、前記シールド部材は、検出コイルのインピーダンス直線性を向上するための以下の(a)〜(c)の特徴:
(a)前記シールド部材は、軸方向におけるある区間がその周方向に関して電気的に不連続に形成される筒状部材である;
(b)前記シールド部材は、前記検出コイルの軸方向のある区間の周囲を囲む第1シールド部と、前記検出コイルの軸方向の別の区間の周囲を囲み、前記第1シールド部とは導電率もしくは透磁率の異なる材料で形成される第2シールド部とを有する筒状部材である;
(c)前記シールド部材は、前記検出コイルの軸方向のある区間の周囲を囲む第1内表面と、前記検出コイルの軸方向の別の区間の周囲を囲む第2内表面とを有する筒状部材であって、第2内表面と検出コイルの間の距離は第1内表面と検出コイルの間の距離より小さい;
の少なくとも1つを具備してなることを特徴とするポジションセンサ。 - 上記シールド部材の軸方向における前記区間は、断面略C字形状を有することを特徴とする請求項1に記載のポジションセンサ。
- 上記シールド部材は、外筒と、外筒よりも短い軸方向長さを有するとともに外筒の内側に配置される内筒とを含むことを特徴とする請求項1に記載のポジションセンサ。
- 上記内筒は、外筒とは導電率もしくは透磁率の異なる材料で形成されることを特徴とする請求項3に記載のポジションセンサ。
- 上記内筒はフェライトで形成されることを特徴とする請求項3又は4に記載のポジションセンサ。
- 上記シールド部材は、内筒と外筒の間に設けられる電気絶縁層を有することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載のポジションセンサ。
- 上記外筒の軸方向のある区間は、断面略C字形状を有することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載のポジションセンサ。
- 上記内筒の軸方向のある区間は、断面略C字形状を有することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載のポジションセンサ。
- 上記シールド部材は強磁性体材料で形成され、少なくとも検出コイルと略等しい軸方向長さを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のポジションセンサ。
- 上記シールド部材は、検出コイルの全長および磁性体コアの移動範囲を含む軸方向長さを有することを特徴とする請求項9に記載のポジションセンサ。
- 上記シールド部材は、その外表面に高導電率を有する金属材料のめっき層を有することを特徴とする請求項1に記載のポジションセンサ。
- 上記シールド部材は、上記駆動回路および信号処理回路の一方の安定電位点に電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載のポジションセンサ。
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