JP4618006B2 - 半導体実装用テープキャリアテープの製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体実装用テープキャリアテープ及びその製造方法に関する。
近年、半導体装置では、小型化、高機能化している。その半導体装置に用いる半導体でもさらに配線パターンが高密度化、微細化されるている。この傾向に伴い、半導体を実装する配線基板は、高密度化及び微細化に適した半導体実装用テープキャリアテープが使用される頻度が増加傾向になっている。
図3は、従来の半導体実装用テープキャリアテープの部分拡大の側断面図である。図3(a)は、通常品であり、図3(b)は2段めっきの半導体実装用テープキャリアテープである。
図3(a)に示す従来の半導体実装用テープキャリアテープの一例の製造方法について説明する。最初に、金型を用いてスプロケットホール及びパンチ孔の穿孔形成した後、該20〜125μm厚のポリイミドフイルム1と、長尺の9〜25μm厚の銅箔とを接着剤を介して貼り合せて銅箔フイルムを製造する。
次に、銅箔フイルムの銅面に感光性のレジストを形成する。次に、レジスト面にフォトマスクを介して露光処理後、該レジストへ現像処理、レジストをマスクとして露出した銅面をエッチング処理、及びレジスト剥膜処理を実行して、銅層よりなる配線パターン12(Cu配線パターンと記す)を形成する。以上のポリイミドフイルムの準備からCu配線パターン12までの製造では、公知の方法であり、公知の材料を用いて、フォトプロセス法によるパターンを形成するものである。
次に、Cu配線パターン12を形成した銅箔フイルム1では、Cu配線パターンからポリイミドフイルム上の全面部にフォトソルダーレジスト(以下PSRと記す)を塗布し、レジストを層形成する。次に、PSRのレジスト面にPSR用フォトマスクを介して、露光処理後、該レジストへ現像処理を実行して、PSR層よりなる配線の保護パターン(PSRパターンと記す)を形成した後、150℃/80分間の加熱するPSRポストキュア処理して、10〜125μm厚のPSRパターン13を形成する。次に、PSRパターンより露出したCu配線パターンのCu配線部分に0.01〜0.5μm厚の錫めっき(以下Snめっきと記す)を形成したあと、130℃/90分間の加熱するSnめっきアニール処理して、半導体実装用テープキャリアテープが製造される(特許文献1参照)。
図3(a)は、前記の製造方法による半導体実装用テープキャリアテープである。ポリイミドフイルム1の基材の上面に、Cu配線層2形成されている。その上面にPSR層3が形成され、PSR層の開口部4にはSnめっき層5が区画分離して形成されている。前記PSR層3の区画では、その下面のCu配線2を保護する役割である。また、前記Snめっき層5の形成区画では、接続端子部の役割となる。一方、ポリイミドフイルムの基材の下面は、前記パンチ孔の孔内に導通路を形成し、該導通路を介して上面配線層と導通回路を形成し、前記導通路は接続端子部となる(図表示せず)。
図3(a)の従来の半導体実装用テープキャリアテープが製造方法では、以下の問題がある。前記Snめっきの工程では、表面のPSRパターンの側端部と、下面のCu配線パターンの接点近傍にSnめっき液がもぐり込むことにより、該部に局部電池が形成される。
この局部電池の作用により、Cu配線の表面に溝状にエグレ等の異常溶出された部分と、一方では、Snめっき層の異常析出する等の部分とが発生により、後工程での半導体実装時、Sn―Cu配線5,12の折れ不良、断線不良の原因となる。
この局部電池は、置換反応による無電解Snめっきにおいて、SnとCuが置換される際、めっき面で均一な置換反応が出来ずに、局所的に偏りが生じることで形成される現象である。
従来の半導体実装用テープキャリアテープが製造方法のSnめっきの工程では、通常、Cu配線の大部分の表面は均一な置換反応が実行されるが、PSRパターン側端部のCu配線との接点近傍の界面にSnめっき液がもぐり込み、その接点を境界にPSR側では、Cuの異常溶出と、その境界にCu配線では、Snの異常析出となり、新たな電子の供給元があらわれることにより、前記接点近傍の界面に置換反応が偏り、局部電池が形成され、Cu表面の溝状にエグレ、又はSnめっき層の異常析出等が発生する。
近年、このCu表面の溝状にエグレ、又はSnめっき層の異常析出等が発生を抑制する製造方法が提案されている(特許文献2参照)。この方法では、PSRパターンの形成前に、予め、Cu配線パターン上に1段目のSnめっきを施し、Sn―Cu配線パターンを形成した後、PSRパターンを形成した後、2段目のSnめっきの工程を実行するため、Cu表面の溝状にエグレ、又はSnめっき層の異常析出等が発生を抑制することが出来るとしている(図3(b)参照)。
図3(b)は、前記の2段めっきの製造方法による半導体実装用テープキャリアテープである。しかし、図3(b)の前記2段めっきの製造方法では、最初に、長尺のポリイミドフイルムを用いて、金形を用いたパンチ孔を形成後、長尺の銅箔と接着剤を介して貼り合せ、銅箔フイルムの銅面に感光性のレジスト形成、露光処理後、該レジストをフォトプロセス法により、Cu配線パターン12を形成する。次に、Cu配線パターン上に1段目のSnめっきを形成し、130℃/90分の加熱処理のSnめっきアニールの処理して1段目のSnめっき層16を形成した後、該1段目のSn/Cu配線(拡散層8が付加)パターンからポリイミドフイルム上の全面部にフォトソルダーレジスト(以下PSRと記す)を塗布後、フォトプロセス法により、PSRパターンを形成し、150℃/80分の高温加熱処理のPSRポストキュアの処理をしてPSRパターン13を形成する。次に、PSRパターン13より露出した1段目のSn―Cu配線パターンの上面に2段目のSnめっきを形成し、130℃/90分の加熱処理のSnめっきアニールの処理を行い2段目のSnめっき層17を形成して、半導体実装用テープキャリアテープが製造される。
前記の半導体実装用テープキャリアテープでは、ポリイミドフイルム1の基材の上面に、Cu配線層2形成されている。そのCu配線層2の上面に、1段目のSnめっき層6が形成されている。その上面にPSR層3が形成され、PSR層の開口部4には2段目のSnめっき層7が区画分離して形成されている。この製造方法では、PSR層3の形成後に150℃/80分の高温加熱処理のPSRポストキュアがあり、その高温加熱処理により1段目のSn―Cu配線層(拡散層8が付加され)が形成され、その上面にPSR層3、又は2段目のSnめっき層7が区画分離して形成されている。前記PSR層3の形成区画では、Sn―Cu配線の保護を役割とし、前記2段目のSnめっき層7の形成区画では、拡散層が形成しない、2段目のSnめっき(純Snめっき)/1段目のSn―Cuの配線層は接続端子部となる。
1段目のSn―Cu配線パターンは、SnとCuとの界面近傍で拡散層を形成したものであり、Snめっき層が、130℃/90分の加熱処理のSnめっきアニールと、その後
工程での150℃/80分の高温加熱処理のPSRポストキュアの加熱処理されたものである。一方、2段目のSnめっき/Sn―Cu配線パターンは、SnとSn―Cuとの界面近傍で拡散層を形成せず、Snめっき層が、130℃/90分の加熱処理のSnめっきアニールのみ加熱処理されたものであり、高温加熱処理のない純Snめっきである。なお、Sn/Sn―Cuは2層構造を示し、上層のSnと、その下にSn―Cu、すなわち、SnとCuの界面に拡散層を形成した層を示している。
Cu面に無電解のSnめっき層(図3(b)の1段目のSnめっき層6)の形成について簡単に説明する。Snイオンを含むSnめっき液層中に銅基材を浸漬させ、反応を実行させる。反応は、まずCuとめっき溶液の薬品(チオ尿素)と化学反応し、Cu化合物が溶出し、同時に電子が生成されるCuの溶出が起きる。一方、前記液中に生成された電子は、液中のSnイオンと合体し、Snの析出するもので、すなわち、CuからSnへ置換する置換めっきである。通常、Cuが1.07g溶出すると、同時進行で、Snが1g析出する無電解のSnめっき法である。その置換速度は、Snめっきが進むと、Cu露出面からCuが溶出しながら、それと同量のSnが該Cu露出面に析出する。さらに進行する(めっき液中への浸漬時間が長くなる)と、Cu露出面のSnめっき層厚が厚くなる程、該Cu露出面からのCuが溶出が減少するため、置換速度(めっき層生成速度)は低下する。同時に、浸漬時間が長くなる程、レジスト界面剥離、例えば配線面上のPSR側端部にSnめっき液がPSR下面まで侵入し、PSR下面の剥離、Snめっき液侵入が発生し、PSR下面の剥離面が発生する。PSR側端部の剥離面近傍では、めっき液が侵入し、且つCuが露出する環境となり、該露出するCuから、電子が供給され、液中のチオ尿素の高い濃度部、例えばSnめっき層でSnを析出する。前記PSR側端部の剥離面近傍では、局部電池とした。
Sn―Cu面に無電解のSnめっき層(図3(b)の2段目のSnめっき層7)の形成について簡単に説明する。前記テープキャリアテープの製造において、2段目のSnめっきでは、Sn―Cu配線の表面に隙間腐食の原因となる物質残渣、例えば、PSR用現像液等が残存し、該物質残渣がめっき途中時に剥がれ、その剥がれた部分とそれ以外の部分との間にCuの析出量が異なるため、すなわち剥がれた部分からCuの異常析出され、局部電池が発生する問題が生じる。
前記局部電池では、物質残渣跡にCuクワレ(Cu腐食)が発生、例えばSn―Cu配線が腐食される場合がある。品質不良となる問題がある。従来のSnめっき/Sn―Cu配線部分の形成時の純Snめっきの工程では、前述したSn―Cu配線の表面に腐食部分が形成され、表面の溝状にCu腐食、又はSnの異常析出等が発生する場合がある。
前記Sn―Cu配線を形成した表面は、Snめっきの影響から粗化され、フォトソルダーレジスト物質残渣が発生し易い問題もある。
以下に公知文献を記す。
特許第3061613号公報 特許第3076342号公報
本発明の課題は、無電解Snめっき処理において、Cu表面の溝状にエグレ、又はSnめっき層の異常析出等の製品不良の要因である局部電池の形成を抑制するため、隙間腐食の原因物質残査をCu表面上から除去することをである。
本発明の請求項1に係る発明は、絶縁性のフイルム基材に銅箔を貼り合わせ、該銅箔をエッチング処理により、配線パターンが形成された、半導体装置を実装するための半導体実装用テープキャリアテープの製造方法において、Cu層よりなる配線パターンを形成したフイルム基材にソルダーレジスト樹脂を塗布する前に、Cu層よりなる配線パターン表面の全面にSnめっき層を形成した後、フイルム基材表面の全面に、熱硬化性で、光感光性のソルダーレジスト樹脂を塗布し、現像処理し、ソルダーレジストパターンを形成後、前記ソルダーレジストパターンをマスクにして、所定の腐食用薬品を用いて、露出したSnめっき層区画のみを除去し、併せて、露出したSnめっき層の表面に残存する隙間腐食の原因物質も除去処理した後、前記露出した区画の上全面に、再度、Snめっき層を区画形成することを特徴とする半導体実装用テープキャリアテープの製造方法である。
本発明の半導体実装用テープキャリアテープ及びその製造方法では、無電解Snめっき処理において、予め無電解Snめっきにより形成したSn―Cu配線のSnめっき層及びそのSnめっき層上に残存する隙間腐食の原因物質残査を併せて除去することににより、局部電池の形成を抑制することができ、Cu表面の溝状にエグレ、又はSnめっき層の異常析出等の無い半導体実装用テープキャリアテープを製造することができる。
本発明の半導体実装用テープキャリアテープ及びその製造方法を一実施形態に基づいて以下説明する。
図1は、本発明の半導体実装用テープキャリアテープの製造方法を説明する側断面図である。
本発明の半導体実装用テープキャリアテープの製造方法を説明する。図1(a)は、絶縁性のフイルム基材11に銅箔を貼り合わせる。フォトプロセス法を用いて、前記銅箔をエッチング処理して、配線パターン12が形成された、半導体実装用テープキャリアテープ用フイルム基材を形成する。
図1(b)は、Cu層よりなる配線パターン12を形成したフイルム基材11のソルダーレジスト樹脂を塗布する前に、Cu層よりなる配線パターン12表面の全面に1段目のSnめっき層16を形成する。次に、1段目のSnめっき層16へ130℃/90分の加熱処理のSnめっきアニールを行う。
図1(c)は、絶縁性のフイルム基材表面11の全面に、熱硬化性で、光感光性のソルダーレジスト樹脂を塗布し、現像処理し、ソルダーレジストパターン13を形成する。次に、ソルダーレジストパターン13へ150℃/80分の高温加熱処理のPSRポストキュアを行う。配線パターンでは、Sn−Cu層に拡散層8が形成される。
図1(d)は、前記ソルダーレジストパターン13をマスクにして、所定の腐食用薬品を用いて、露出した1段目のSnめっき層区画4から1段目のSnめっき層16のみを除去し、露出したSnめっき層4の表面に残存する隙間腐食の原因物質も併せて除去処理する。
図1(e)は、前記露出したSnめっき層区画4のみに、再度、2段目のSnめっき層17を形成する。次に、2段目のSnめっき層17へ130℃/90分の加熱処理のSnめっきアニールを行うにより、露出した区画4の2段目のSn/Cu層では拡散層のない純な2段目のSnめっき層17が形成する。以上により、半導体実装用テープキャリアテープが製造できる。
本発明の製造方法によれば、1段目のSnめっき工程では、Cu層の配線パターン12表全面にめっき層を形成することにより、パターン表面の全面にSnめっき反応が進行され、局部電池の形成を抑制することができる。1段目のSnめっき工程は、パターン表面からCuの異常溶出が発生しない製造方法である。
本発明の製造方法によれば、2段目のSnめっき工程では、Sn―Cu層の配線パターン12面から、Snめっきのみを剥離することにより、Sn―Cuパターン表面の隙間腐食の原因となるPSR用現像液等物質残渣及びSnが完全に剥離除去されることにより、Cuの異常溶出が発生しない製造方法である。また、2段目のSnめっき工程では、PSR層13とSn―Cu層16,12との密着強度が強くなり、界面剥離が生じず、Snめっき液がその界面の潜り込むことを抑制できる。2段目のSnめっき工程は、パターン表面からCuの異常溶出が発生しない製造方法である。
上述したように本発明の製造方法では、1段目及び2段目のSnめっき時にCuの異常溶出が発生しないため、Snめっきの析出が均一となり、Snめっきの厚さ、品質が均一化されている。
図2は、本発明の半導体実装用テープキャリアテープの側断面図である。
図2のその層形成は、絶縁性のフイルム基材の片側上に銅層配線パターン12と、該銅層よりなる配線パターン12上に形成した1段目のSnめっき層16と、フイルム基材11及び1段目のSnめっき層16の全面に区画形成したソルダーレジストパターン13と、該ソルダーレジストパターンから露出した面に区画形成した2段目のSnめっき層17とを、その順に層形成した半導体実装用テープキャリアテープである。図2に示すように銅層配線パターン12と、その上に形成した1段目のSnめっき層16とは、界面部の拡散層8が形成されている。
次に、本発明の半導体実装用テープキャリアテープの製造方法の実施例を説明する。
所定の幅の長尺状で、75μm厚のポリイミドフイルムに、所定の金型によりパンチ孔を打ち抜き、形成した。次に、前記ポリイミドフイルムに、接着剤(公知の接着剤で、巴川製(株)製造)を介して18μm厚の銅箔とラミネートし、半導体実装用テープキャリアテープ用のフイルム基材を製造した。フォトリソグラフィー法を用いて、フォトマスク
を介して、銅箔からなる配線パターン(以下Cu配線層と記す)を形成した。次に、前記Cu配線層の全面に無電解Snめっき法により、0.1μm厚の1段目のSnめっき層を形成した。次に、前記フイルム基材の表面に、フォトソルダーレジスト(以下PSRと記す)を塗布した後プレキュア、露光後、アルカリ溶液による現像処理したあと、150℃で80分間加熱しポストキュアし、接続端子部のみ露出したPSRパターンを形成した。
次に、(株)荏原電産製のエバケム−テインエッチ/TE−060の薬品を25℃に加温した後、前記半導体実装用テープキャリアテープを20秒間浸漬し、前記半導体実装用テープキャリアテープのPSRパターンから露出した、すなわち接続端子部の1段目のSn―Cu配線層のSnめっき層のみ除去した。なお、当該薬品の取扱では、化学物質等安全データシート参照した。次に、蛍光X線分析装置を用いて、前記露出した接続端子部からSnめっき層が除去されたことを確認後、露出した接続端子部に2段目のSnめっき層を形成した後、130℃で90分間の加熱処理をした。以上により、半導体実装用テープキャリアテープが製造された。
実施例1の半導体実装用テープキャリアテープの層形成では、フイルム基材の片側上に銅層の配線パターンと、該銅層配線パターン上に1段目のSnめっき層、又は2段目のSnめっき層と、フイルム基材上にソルダーレジストパターンと、該ソルダーレジストパターンから露出した面に接続端子部、すなわち前記2段目のSnめっき層が形成された層形成である。
実施例1では、試料から10シートを抜き取り、破壊検査を実施した。その結果は、Cu表面の溝状にエグレ、又はSnめっき層の異常析出等の不良カ所は検出されずに、高品質の半導体実装用テープキャリアテープと、半導体実装用テープキャリアテープの製造方法が確認された。
本発明の半導体実装用テープキャリアテープの製造方法を説明する工程図であり、部分拡大の側断面図である。 本発明の半導体実装用テープキャリアテープの部分拡大の側断面図である。 従来の半導体実装用テープキャリアテープの部分拡大の側断面図で、(a)通常品であり、(b)は、2段めっき品である。
符号の説明
1…ポリイミドフイルム
2…Cu配線層
3…PSR層
4…PSR層開口部
5…Snめっき層
6…1段目のSnめっき層
7…2段目のSnめっき層
8…拡散層
11…絶縁性のフイルム基材
12…銅層配線パターン
13…ソルダーレジストパターン(PSRパターン)
16…1段目のSnめっきパターン
17…2段目のSnめっきパターン

Claims (1)

  1. 絶縁性のフイルム基材に銅箔を貼り合わせ、該銅箔をエッチング処理により、配線パターンが形成された、半導体装置を実装するための半導体実装用テープキャリアテープの製造方法において、Cu層よりなる配線パターンを形成したフイルム基材にソルダーレジスト樹脂を塗布する前に、Cu層よりなる配線パターン表面の全面にSnめっき層を形成した後、フイルム基材表面の全面に、熱硬化性で、光感光性のソルダーレジスト樹脂を塗布し、現像処理し、ソルダーレジストパターンを形成後前記ソルダーレジストパターンをマスクにして、所定の腐食用薬品を用いて、露出したSnめっき層区画のみを除去し、併せて、露出したSnめっき層の表面に残存する隙間腐食の原因物質も除去処理した後、前記露出した区画の上全面に、再度、Snめっき層を区画形成することを特徴とする半導体実装用テープキャリアテープの製造方法。
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