JP4616494B2 - 相談者支援方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上で相談を受け付け、相談に対する回答を行う相談サービスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、専門知識を持った人への相談、例えば病気や法律問題に関する相談は、相談者が専門家を訪れ、その場で相談内容を説明することにより回答を得ている。このような相談方法は、相談者が相談したい内容を直接専門家に伝えやすい。また、相談者と専門家との信頼関係も築きやすい。
【0003】
一方、社会のネットワーク化が急速に進み、ネットワーク上で専門家に相談できる相談サービスが提供されている。このようなサービスとしては、例えば、情報提供料金と引き替えに、複数の専門家から得られる回答群の中から相談者が気に入った回答を選ぶことのできるサービスがある。このサービスでは、回答者には、前記情報提供料金の一部が支払われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
専門家への訪問による相談は優れた方法ではあるものの、いくつかの問題がある。例えば、専門家といえども、通常は得意分野と不得意分野とがある。弁護士であっても、離婚問題を専門とし、遺産問題については詳しくない人もいる。しかし、相談者には、訪れた専門家の得意分野と相談内容とが一致するかどうかが事前にはわからないことが多い。また、その専門家が相談者にとって相談しやすい人物、相性のあう人物であるかどうかも、訪問の事前にはわからない。そのため、訪問してみて相談しにくい人物であっても、我慢してそのまま相談を続けることを余儀なくされる。これは、相談者が多くの専門家を訪れることが難しいことに起因する。
【0005】
前記ネットワーク上の相談サービスは、わざわざ専門家を訪問しなくても相談できる点で効果を奏している。しかし、回答者は有資格者である必要はなく、ある分野に詳しい人材が回答者として相談に応じる仕組みである。そのため、回答への報酬が低く、回答者に積極的に回答させるための強い動機にはなりにくい。また、回答者が回答に対する法律上の責任を負うことも難しい。専門家に回答してもらうことも考えられるが、専門家には本業があるため、ネットワーク上の相談サービスに応じられる時間が少ない。従って、相談を常時ネットワーク上で受け付け、迅速に回答するようなサービスを提供することは難しいと考えられる。
【0006】
本発明は、一人の相談者が複数の専門家から回答を得ることができ、専門家への訪問に先立ち、相談者に合う専門家を見つけることを支援する技術を提供することを目的とする。
【0007】
前記課題を解決するために、本願の第1の実施形態は、相談者と専門家群とを仲介する相談者支援方法を提供する。この方法は、下記A〜Eステップを含んでいる。
A:前記相談者が操作する相談者端末から新規相談の登録を受け付けるステップ、
B:受け付けた前記新規相談を相談DBに蓄積するステップ、
C:前記新規相談への回答依頼を、前記専門家群に含まれる専門家が操作する専門家端末群に送信するステップ、
D:前記専門家端末群から前記新規相談に対する回答群を受け付けるステップ、
E:前記回答群を前記相談者端末に提供するステップ。
【0008】
専門家とは、医者、弁護士、建築家などの資格保持者や、資格取得が義務付けられていない分野であれば熟練者・経験者等をいう。この方法を用いれば、相談者は、自分自身の相談についての回答を複数の専門家から得ることができる。相談者は、得られた回答の中から最も適切な回答をした専門家を訪問し、具体的な相談を行う。従って、相談者にとっては、専門家を訪問するに先立ち、相談者が抱えている問題に適切に対処できる専門家を見つけることができる利点がある。
一方、専門家にとっては、広告効果を期待できる利点や、相談者から相談料の名目で利益を得ることができる利点がある。
【0009】
本願の第2の実施形態は、第1専門家端末を操作する第1専門家と第2専門家端末を操作する第2専門家とを含む専門家群と、相談者端末を操作する相談者とを仲介する相談者支援システムを提供する。このシステムは下記A〜Fの手段を備えている。
A:前記相談者端末から新規相談の登録を受け付ける相談受付手段、
B:前記相談者を識別するための相談者情報と前記相談とを記憶する相談記憶手段、
C:前記相談への回答依頼を前記第1専門家端末と前記第2専門家端末とに送信する回答依頼手段、
D:前記第1専門家端末及び前記第2専門家端末から前記相談に対する回答群を受け付ける回答受付手段、
E:前記回答群を前記新規相談と対応付けて記憶する回答記憶手段、
F:前記相談者端末から前記相談者情報を含む回答参照要求を受け付け、前記相談者情報に対応する前記相談を前記相談記憶手段から抽出し、抽出された前記相談に対応する前記回答群を前記回答記憶手段から抽出し、抽出された回答群を前記相談者端末に提供する回答提供手段。
このシステムは、前記第1の実施形態と同様の作用効果を有する。さらに、このシステムの提供者にとっては、相談者や専門家からシステム使用料や仲介料、相談料の名目で利益を得ることができる利点がある。
【0010】
本願発明は、相談者が操作する相談者端末群に、ネットワークを介して接続された相談者支援装置を提供する。この装置は下記A〜Fの手段を備えている。
A:第1専門家及び第2専門家を含む専門家群と前記相談者とを仲介する仲介者により操作される仲介者端末の通信アドレスを記憶する仲介者記憶手段、
B:前記相談者端末群から相談の登録を受け付ける相談受付手段、
C:前記相談者を識別するための相談者情報群と前記相談とを記憶する相談記憶手段、
D:前記相談記憶手段内の任意の第1相談に対する前記第1専門家からの第1回答及び前記第2専門家から第2回答の登録を、前記仲介者端末から受け付ける回答受付手段、
E:前記第1回答及び前記第2回答を前記第1相談と対応付けて記憶する回答記憶手段、
F:前記相談者端末から相談者情報を含む回答参照要求を受け付け、前記相談者情報に対応する相談を前記相談記憶手段から抽出し、抽出された前記相談に対応する回答群を前記回答記憶手段から抽出し、抽出された回答群を前記相談者端末に提供する回答提供手段。
さらに、前記相談記憶手段は、前記相談に対する回答が確定したか否かを示す回答フラグのオン/オフをさらに記憶している。またこの装置は、前記相談者端末に提供された回答群の中からいずれかの回答の選択を受け付け、選択された回答に対応する相談の回答フラグをオンにし、前記相談に対するさらなる回答を前記回答記憶手段に記憶することを防止する回答確定手段をさらに備えている。
【0011】
この装置は、相談者端末と仲介者端末との間で動作し、相談者から新規相談を受け付ける。また、この装置は、専門家集団と相談者とを仲介する仲介者の仲介者端末から、専門家集団が作成した複数の回答の登録を受け付ける。仲介者とは、例えば複数の医者を有する総合病院、複数の弁護士を有する法律事務所である。なお、複数の総合病院・法律事務所が連携しながら1つの仲介者として機能してもよい。さらに、この装置は、受け付けた相談や1つの相談に対する複数の専門家からの回答を対応付けて記憶する。そして、この装置は、相談者からの回答参照要求に応じ、相談者が行った相談に対応する回答を、相談者端末に表示させる。さらにこの装置は、相談に対する回答が確定した場合、それ以降、その相談に対するさらなる回答を防止する。この装置が実行する方法、コンピュータをこの装置として機能させるためのプログラム、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明の範囲に含まれる。
【0012】
本願の第3の実施形態は、相談者が操作する相談者端末群から相談を受け付ける相談者支援装置と、第1専門家が操作する第1専門家端末及び第2専門家が操作する第2専門家端末とに、ネットワークを介して接続された仲介者端末に用いられる仲介プログラムを提供する。このプログラムは前記第10発明のA〜E手段として仲介者端末を機能させる。
【0013】
このプログラムを実行する仲介者端末は、総合病院や法律事務所などの仲介者により操作される。この端末は、不特定多数の相談者からの相談を前記相談者支援装置から受け取り、病院内の医師や事務所内の弁護士に配布する。さらに、仲介者端末は、1つの相談に対する複数の回答を前記相談者支援装置に通知する。これにより、仲介者は、相談者支援装置の提供者の信用を借りて相談に応じることができ、広告効果や相談料の取得などを期待することができる。また、仲介者によって専門家はわずらわしい作業から開放される。
【0014】
本願の第4の実施形態は、相談者が操作する相談者端末群から相談を受け付ける相談者支援装置に接続された仲介者端末に、ネットワークを介して接続された回答装置に用いられる回答プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。このプログラムは、下記A及びBステップを実行する。
A:前記相談群に含まれ前記仲介者端末が仲介する仲介相談を、前記仲介者端末から取得して出力する相談出力ステップ、
B:前記取得した仲介相談に含まれる任意の第1仲介相談に対する回答の登録を受け付け、前記仲介者端末に送信する回答登録ステップ。
【0015】
このプログラムは、前記仲介者端末から仲介相談を取得し、いずれかの仲介相談の選択を受け付け、選択された相談に対する回答を前記仲介者端末に送信する。
【0016】
【発明の実施の形態】
<発明の概要>
図1は、本発明に係る相談者支援システムの概念構成図である。相談者支援システムは、複数の相談者端末1a、1b…、サーバ2、複数の仲介者端末3a、3b、3c…、複数の専門家端末4a〜fがネットワークにより接続されて構成される。
【0017】
相談者は様々な専門分野に属する相談を、相談者端末1からサーバ2に登録する。仲介者端末3を管理する仲介者は、各専門分野ごとに存在する。仲介者端末3には、サーバ2に登録された相談のうち仲介者自身の専門分野に属する相談が蓄積される。専門家端末4は、所定の仲介者端末3に接続し、専門家自身の専門分野に属する相談を参照する。専門家は、参照した相談に対する回答を、専門家端末4から仲介者端末3に登録する。仲介者は、複数の専門家4からの回答をまとめたり、適当と思われる回答だけを選択し、必要に応じてコメントをつけてサーバ2に登録する。相談者は、自分自身の相談に対する回答をサーバ2から取得し、複数の回答がある場合には最も適切な回答を選択する。
【0018】
このシステムでは、相談者は、医者や弁護士などの専門家を相談に訪れるに先立ち、簡単な質問を複数の専門家に行う。相談者は、複数の専門家から得られた回答の中から最も適切な回答をしてくれた専門家のところに後日相談に行けばよい。専門家と相談者の間に介在する仲介者は、両者の間の意識や言葉のギャップを埋め、相談サービスの質を向上させることができる。さらに、仲介者は、通常の業務で多忙な専門家に代わって相談内容を聞いておき、専門家の都合に合わせて回答を作成することも可能である。従って、仲介者の存在によって、専門家は本業の傍らで空き時間を利用して回答を作成しやすくなる。
【0019】
本システムは、相談者からサーバ2の提供者に対し、仲介料や使用料、相談料を支払うことにより運営する。また、仲介者からサーバの提供者に対し、システムの使用料を支払うようにしてもよい。仲介者も、本システムにより利益を得ることが可能である。例えば、サーバの提供者から仲介者に対し、相談料や仲介料を支払うことが考えられる。また、専門家から仲介者に対し、仲介料を支払うようにしてもよい。専門家も本システムにより利益を得ることが可能である。例えば、仲介者から専門家に対し相談料を支払うようにすることが挙げられる。
【0020】
<第1実施形態例>
図2は、本発明の第1実施形態例に係る相談者支援システムの機能ブロック図である。このシステムは、複数の相談者端末1、サーバ2、複数の仲介者端末3、複数の専門家端末4がネットワーク5により接続されて構成される。図では相談者端末1、仲介者端末3及び専門家端末4はそれぞれ1つしか示していないが、これらは複数存在する。なかでも、仲介者端末3は、医療、法律など仲介者の専門とする専門分野ごとに存在する。もちろん、各専門分野に複数の仲介者端末が存在してもよい。また、専門家端末4は、専門家の専門分野と同じ専門分野の仲介者端末3に接続する。
【0021】
(1)データベース
本システムでは、サーバ2に相談DB21、回答DB22、課金DB23、個人情報DB24及び仲介者DB25が設けられている。また、仲介者端末3に、専門家DB31、受付相談DB32及び受付回答DB33が設けられている。まず、これらのデータベースに蓄積される情報について説明する。
【0022】
(1−1)サーバに設けられるDB
図3は、相談DB21の概念説明図である。相談DB21には、相談者からの相談内容が記述される。具体的には、このDB21には、「相談ID」、「ユーザID」、「相談者氏名」、「相談日」、「大分類」、「小分類」、「相談内容」、「至急」及び「ロック」が蓄積されている。
【0023】
「相談ID」は、相談者からの相談を識別するための識別情報である。「ユーザID」は本システムで相談者を識別するための識別情報である。「相談日」は、相談をこのDBに登録した日付を表す。「大分類」は、相談が属する専門分野を表す。本実施形態例では、大分類は、医療または法律のいずれかから選択される。「小分類」は、大分類で特定される専門分野におけるさらに詳細な専門分野を表す。例えば、医療における内科、胃腸科、呼吸器科、外科、心理カウンセリングなどが小分類に該当する。「相談内容」には、相談者から登録される相談内容そのものが記録される。「至急」の値が"0"であれば急ぎの相談ではないことを、"1"であれば至急の相談であることを示す。「ロック」の値の"0"であればその相談に対する回答が決定していないことを、"1"であればその相談に対する回答が決定していることを示している。
【0024】
図4は回答DB22の概念説明図である。このDB22には、相談に対する回答が、相談と対応づけて蓄積される。具体的には、このDB22には、「相談ID」、「回答ID」、「回答」及び「コメント」が蓄積される。
【0025】
「相談ID」は、前記相談DB21と同様である。「回答ID」は、本システム上で専門家から得られる回答を識別するための識別情報であり、仲介者端末3により各回答に付与される。「回答」には、回答IDで特定される回答の内容が記録される。「コメント」には、得られた回答に対し仲介者が作成したコメントが書き込まれる。
【0026】
図5は課金DB23の概念説明図である。このDB23には、「ユーザID」、「課金対象」、「課金件数」及び「料金」が蓄積される。「ユーザID」は、前述と同様である。「課金対象」には、相談者の行った相談のIDとその相談に対して相談者が選択した回答のIDとが記録される。「課金件数」には課金される相談の件数が記録される。「料金」には課金件数及び図示しない課金基準に基づいて算出される課金料金が記録される。課金基準は、例えば相談件数に応じてサーバ2の提供者が定める。
【0027】
図6(a)は個人情報DB24の概念説明図である。このDB24には、相談者自身が登録する、または仲介者が登録する相談者の個人情報が蓄積される。また、本実施形態例では、このDBにユーザID及び相談者に課金するために必要な課金情報を蓄積する。本例では、個人情報は医療または法律のいずれかの大分類に関する情報である。課金情報は、氏名、住所及び電話番号である。
【0028】
具体的には、このDB24には、「ユーザID」、「氏名」、「住所」、「電話番号」、「大分類」及び「詳細」が記憶される。「ユーザID」、「氏名」及び「大分類」は相談者DB21と同様の情報を表す。「詳細」には、大分類で特定される分野におけるユーザの個人情報が記録される。例えば、大分類が医療であれば、そのユーザの通院歴や入院歴が、大分類が法律であればその相談者の財産や前科に関する情報が書き込まれる。
【0029】
図6(b)は仲介者DB25の概念説明図である。このDB25には仲介者とその仲介者の専門分野とが記憶される。具体的には、このDB25には「仲介者ID」と「大分類」とが蓄積される。「仲介者ID」は、このシステム上で仲介者を識別するための識別情報である。この例では、仲介者IDとして仲介者端末3の電子メールアドレスを用いている。「大分類」は前述と同様であり、この実施形態例では医療または法律のいずれかである。
【0030】
(1−2)仲介者端末に設けられるDB
図7は専門家DB31の概念説明図である。このDB31には、仲介者が相談を依頼する専門家の通信アドレスと専門分野とが蓄積される。具体的には、このDB31は、「専門家ID」と「小分類」とを蓄積している。「専門家ID」は、専門家端末4を識別するための識別情報である。本例では、専門家の電子メールアドレスを専門家IDとして用いている。「小分類」には、専門家IDにより特定される専門家の専門分野が記録される。ここで記録される専門分野は、前記相談DBの小分類に記録されるいずれかの専門分野である。例えば、医療であれば、内科、外科、呼吸器科などの専門分野が記録される。
【0031】
図8は受付相談DB32の概念説明図である。このDB32には、仲介者がサーバ2の相談DB21内の相談のうち、仲介者の専門分野に属する相談が蓄積される。具体的には、このDB32は、「相談ID」、「ユーザID」、「相談日」、「小分類」、「相談内容」、「依頼状況」及び「ロック」が記録されている。「相談ID」、「ユーザID」、「相談日」、「小分類」及び「ロック」は前記相談DB21と同様である。「依頼状況」の値が"0"であれば、その相談はいずれの専門家にも回答が依頼されていない未処理相談であることを示す。この値が"1"であれば、すでに仲介者から専門家に回答の依頼をしている受付済相談であることを示す。
【0032】
図9は受付回答DB33の概念説明図である。このDB33には、仲介者端末3が専門家端末4から受け付けた回答が相談IDと対応づけて記録される。具体的には、このDB33は、「回答ID」、「相談ID」、「回答者ID」及び「回答内容」を記憶する。「回答ID」、「受付ID」及び「回答者ID」は前述と同様の情報を示す。「回答内容」には、専門家により作成された回答内容そのものが記憶される。
【0033】
(2)各モジュールの機能
次に、各端末の機能について、再び図2を参照して説明する。
(2−1)相談者端末
相談者端末1は、相談部11、IRCクライアント12及びIMクライアント13を有している。相談部11は、サーバ2への相談の登録やサーバ2に蓄積された回答の参照を受け付ける。具体的には、相談部11は、WWWブラウザを用いて実現することができる。IRCクライアント12は、テキストメッセージの送受信機能を有する。これにより、相談者端末1は、サーバ2を介して仲介者端末3とテキストメッセージの交換を行うことができる。テキストメッセージを交換する機能としては、IRCクライアントに限定されない。例えば、電子メール装置、ウェブチャットなどでもよい。IMクライアント13は、相談者の状態をサーバ2に登録したり、仲介者の状態をサーバ2から取得して相談者端末上で表示する機能を有する。これにより、相談者は、相談者自身の状態を仲介者に通知したり、仲介者の状態を参照することができる。
【0034】
(2−2)サーバ
サーバ2は、前記データベース21〜24に加え、相談管理部26、IRCサーバ27及びIMサーバ28を有している。相談管理部26は、相談者端末1からの相談を受け付けて相談DB21に格納する。また、相談管理部26は、相談者端末1からの要求に応じ、回答DB22に蓄積された回答を相談者端末1に提供する。相談の受付や回答の提供のために、WWWサーバ機能を相談管理部26に持たせると良い。また、相談管理部26は、相談DB21に基づいて相談者への課金額を計算し、課金DB23に書き込む。さらに、相談管理部26は、個人情報の登録を相談者端末1や仲介者端末3から受付け、個人情報24に格納する。これらに加え、相談管理部26は仲介者DB25への仲介者の登録を受け付け、登録されている仲介者端末3に新規相談を通知し、仲介者端末3から相談に対する回答を受信して回答DB22を更新する。
【0035】
IRCサーバ27は、相談者端末1と仲介者端末3との間や、専門家端末4と仲介者端末3との間でのテキストメッセージの交換を中継し、交換されたテキストメッセージを蓄積する。同様の機能は、電子メールサーバやWWWサーバでも実現することができる。IMサーバ28は、相談者や仲介者、専門家の状態を管理し、状態の参照要求を受け付けて要求された状態を要求元に提供する。
【0036】
(2−3)仲介者端末
仲介者端末3は、前記DB31〜33に加え、相談参照部34、回答登録部35、仲介部36、IRCクライアント37及びIMクライアント38を有している。相談参照部34は、サーバ2から仲介者端末3に送信される相談を受信し、相談DB32に登録する。回答登録部35は、専門家端末4に相談を提供し、専門家端末4からの回答を受け付け、受け付けた回答を受付回答DB33に登録する。相談の提供や回答の受付のために、回答登録部35にWWWサーバ機能を持たせておくと良い。また、回答登録部35は、受け付けた回答をサーバ2に送信する。仲介部36は、仲介者に登録されている回答を表示し、相談に対するコメントの作成を受け付けてサーバ2に送信する。また、仲介部36は、新規の専門家を専門家DB31に登録する。
【0037】
IRCクライアント37は、サーバ2を介し、テキストメッセージを相談者端末1や専門家端末4と交換する機能を有する。この機能は、前述と同様IRCクライアントに限定されない。IMクライアント38は、状態情報を相談者端末1や専門家端末4と交換する機能を有する。
【0038】
(2−4)専門家端末
専門家端末4は、回答部41、IRCクライアント42及びIMクライアント43を有する。回答部41は、仲介者端末3に蓄積された相談を表示し、これらの相談に対する回答の作成を受け付けて仲介者端末3に送信する。具体的には、回答部41は、WWWブラウザを用いて実現することができる。
【0039】
IRCクライアント42は、サーバ2を介し、仲介者端末3との間でテキストメッセージの送受信を行う。IMクライアント43は、サーバ2を介し、仲介者端末3との間で状態情報の交換を行う。テキストメッセージの交換や状態情報の交換を行う機能としてはこれらに限定されない。
【0040】
<処理の流れ>
次に、本実施形態例に係る相談者支援システムでの処理の流れについて説明する。
【0041】
(1)全体の処理
図10は、本システムにおける全体的な処理の流れを示す説明図である。この図は、相談者端末1、サーバ2、仲介者端末3及び専門家端末4の間での処理の流れを示している。図上、相談者端末1、仲介者端末3および専門家端末4は1つしか示していないが、これらは通常は複数存在する。
【0042】
まず、相談者端末1からサーバ2に対し、新規の相談内容が送信される(#1)。サーバ2は、この相談に相談IDを付与し、相談DB21に登録する(#2)。さらに、サーバ2は、仲介者DB25に登録されている仲介者端末3に、その仲介者端末3の専門分野に属する新規相談を、電子メールなどで通知する(#3)。仲介者端末3が任意のタイミングでサーバ2にアクセスし、相談を参照しても良い(#3)。新規相談が登録された場合、仲介者端末3は、参照した相談の中から仲介者により選択された相談を、"受付相談"として受付相談DB32に登録する(#4)。
【0043】
仲介者端末3は、新規の相談を受け付けると、専門家DB31に登録されている専門家端末4に、電子メールなどで通知をする(#5)。専門家が定期的に受付相談DB32を参照する場合、この通知は必ずしも行わなくても良い。この通知を受けて、または専門家が都合のいいときに、専門家端末4から相談の参照が行われる(#6)。これにより、受付相談DB32に登録されている相談が、専門家端末4に表示される。専門家は、回答しようと思う相談を選択して回答を作成し、仲介者端末3に送信する(#7)。仲介者端末3は、受信した回答を、相談IDとともに受付回答DB33に登録する(#8)。また、仲介者端末3は、受信した回答と回答IDと相談IDとを、サーバ2に通知する(#9)。サーバ2は、この通知に基づいて回答DB22を更新する(#10)。
【0044】
仲介者は相談に対し十分な回答が集まったと判断すると、集まった回答の全部または一部をサーバ2に送信する(#11)。必要に応じて、仲介者は送信する回答にコメントを付けることもある。また、集まった回答のうち不適切な回答は、仲介者により省いたり、修正することができる。サーバ2は、受信した回答やコメントを、相談IDとともに回答DB22に登録する(#11)。すでに登録されている回答(#10)の登録は行わない。
【0045】
サーバ2は、相談者端末1からの回答参照要求を受信すると、要求元に回答を提供する(#12)。相談者が複数の回答のいずれかを選択すると(#13)、サーバ2は回答が選択された相談をロックする(#14)。すなわち、相談DB21内のその相談のロックフラグを"1"とする。さらに、サーバ2は、ロックされた相談のIDを仲介者端末3に通知する(#15)。仲介者端末3は、この通知を受け、受付相談DB32内の前記相談のロックフラグを"1"とする(#16)。以後、ロックされた相談は専門家端末4に表示されなくなり、この相談に対する回答が作成されることを防止できる。
【0046】
このように、相談者は、専門家へ相談しに訪れるに先立ち、複数の専門家に相談を投げかけ、もっとも適切な回答を選択することにより、適切な専門家を見いだすことができる。
【0047】
(2)相談処理(サーバ)
図11は、サーバ2が行う相談処理の流れを示すフローチャートである。この処理では、サーバ2は、相談者からの相談の登録要求や回答の参照要求を受け付ける。この処理は、サーバ2の相談管理部26により実行する。例えば、相談管理部26にWWWサーバ機能を持たせ、相談を入力するための画面や回答を表示するための画面をWWWサーバに蓄積しておく。相談管理部26は、これらの画面を相談者端末1のWWWブラウザに提供し、画面上で入力される情報を、CGIやJava Applet、Java Scriptなどにより取得する。相談者端末1がWWWブラウザによりサーバ2にアクセスすると、以下の処理が開始される。
【0048】
ステップS1:相談管理部26は、相談者端末1にメニュー画面(後述する図14参照)を提示し、大分類の選択及び"新規相談の登録"または"回答の参照"のいずれかの選択を受け付ける。"新規相談の登録"が選択された場合、相談管理部26は新たな相談を受け付ける(後述するステップS2〜S5)。"回答の参照"が選択された場合、相談管理部26は、相談者が既に行った相談に対する回答を提供する(後述するステップS6〜S10)。
【0049】
ステップS2:相談管理部26は、"新規相談"が選択されたか否かを判断する。"Yes"と判断すると、ステップS3に移行する。"No"、すなわち"回答の参照"が選択されると、後述するステップS6に移行する。
【0050】
ステップS3:相談管理部26は、新規相談を記憶するための新規エントリを、相談DB21に作成する。
ステップS4:相談管理部26は、相談を入力するための相談入力画面(後述する図14参照)に入力された相談内容を含む相談情報を、相談DB21に登録する。前述したように、相談情報には相談内容に加え、大分類、小分類などの情報が含まれている。
【0051】
ステップS5:相談管理部26は、新規相談と同じ大分類に属する仲介者端末3に、新規相談の相談情報を通知する。通知には、電子メールなど一般的に用いられるテキストメッセージ交換手段であって、セキュリティが確保されている手段を用いればよい。
【0052】
ステップS6、S7:相談者がメニュー画面で"回答の参照"を選択した場合、相談管理部26は、まず、相談者の相談に対する回答状況を提供する(後述する図15(a)、(c)参照)。例えば、何件の回答が返ってきているかを表示する。相談管理部26は、この画面上で回答内容の参照を要求する"回答参照"要求を受け付け、相談に対する詳細な回答を相談者端末1に提供する(後述する図15(b)、(d)参照)(S6)。
【0053】
回答がすべて出そろっていない場合、相談管理部26は、「回答参照画面」を提供する(後述する図15(b)参照)。この画面には、その時点で返ってきている回答が表示される。回答がすべて出そろっている場合、相談管理部26は「回答選択画面」を提供する(後述する図15(d)参照)。相談管理部26は、この画面上でいずれかの回答の選択を受け付ける(S7)。回答が選択された場合、ステップS8に移行する。回答が選択されなかった場合、前記ステップS1に戻り、前述の処理を繰り返す。
【0054】
ステップS8:相談管理部26は、回答が決定した相談のロックフラグの値を"1"をする。以後、相談管理部26は、その相談に対する回答の受け付けを停止する。
【0055】
ステップS9:次いで、相談管理部26は、仲介者端末3に相談のロックを通知する。この通知には、ロックされた相談のIDが含まれる。通知を受ける仲介者端末3は、ロックされた相談の大分類に属する仲介者端末である。
【0056】
ステップS10:相談管理部26は、ロックされた相談のID及び回答IDを課金DB23に書き込み、相談者への課金額を更新する。課金額は、1月単位で累積され、請求される。
【0057】
(3)回答処理(仲介者端末)
図12は、仲介者端末3が行う回答処理の流れを示すフローチャートである。サーバ2と同様、仲介者端末3はWWWサーバ機能を有し、蓄積された画面を専門家端末3に提供する。また、これらの画面上に入力された情報を、CGIやJava applet、Java Scriptなどにより取得する。専門家端末4がWWWブラウザにより仲介者端末3に接続すると、以下の処理が開始される。
【0058】
ステップS21:仲介部36は、専門家端末4に対し、所定のメニュー画面を提供し、"新規相談の参照"または"回答の修正"のいずれかの選択を受け付ける(後述する図16(a)参照)。"新規相談の参照"が選択された場合、仲介者端末3は新規相談を専門家端末4に提供する(後述するS22〜S28)。"回答の修正"が選択された場合、仲介者端末3は専門家自身が過去に作成した回答を専門家端末4に提供する(後述するステップS211〜S215)。
【0059】
ステップS22:回答登録部35は、受付相談DB32内の相談のうち、ロックされていない受付済相談の簡易一覧を、専門家端末4に送信する。これにより、専門家端末4には、「相談一覧画面」が表示される(後述する図16(b)参照)。
【0060】
ステップS23、S24:回答登録部35は、一覧の中からいずれかの相談の選択を受け付ける(S23)。さらに、回答登録部35は、選択された相談の詳細内容を専門家端末4に送信し、この相談に対する回答の作成を受け付ける(S24)。専門家端末4には、相談の詳細な内容及び回答欄が表示された「回答入力画面」が表示される(後述する図17(a)参照)。
【0061】
ステップS25、S26、S27:回答登録部35は、「相談詳細画面」上で、"個人情報の表示"や"他の回答の参照要求"を受け付ける。"個人情報の表示"を要求された場合(S25)、回答登録部35は、サーバ2へ個人情報取得要求を送信することにより個人情報を取得し(S26)、専門家端末4に送信する(S27)。専門家端末4には、個人情報を表示する「個人情報画面」が表示される(後述する図17(b)参照)。サーバ2への個人情報取得要求には、相談者ID及び相談の大分類が含まれる。個人情報DB24を仲介者端末3に持たせる場合は、回答登録部35は仲介者端末3の個人情報DBから個人情報を取得する。
【0062】
ステップS28、S29:前記「回答入力画面」で"他の回答の参照要求"が選択された場合(S28)、回答登録部35は、選択された相談に対して他の専門家が作成した回答を、受付回答DB33から取得し、専門家端末4に送信する(S29)。専門家端末4には、「他回答表示画面」が表示される(後述する図17(c)参照)。
【0063】
ステップS210:前記「回答入力画面」で回答が書き込まれ、送信要求がなされると、回答登録部35は、作成された回答を取得し、受付回答DB33に登録する。また、回答登録部35は、サーバ2にも新たな回答内容、回答ID、相談IDを送信する。これを受け取ったサーバ2は、回答DB22に回答を書き込み、回答DB22を更新する。
【0064】
ステップS211:前記ステップS21で"回答の修正"が選択された場合、回答登録部35は、専門家端末4に対し、専門家自身が作成した回答の簡易一覧を送信する。専門家端末4には「回答一覧画面」が表示される(後述する図18(a)参照)。
【0065】
ステップS212、S213:回答登録部35は、前記「回答一覧画面」でいずれかの回答の選択を受け付ける(S212)。いずれかが選択されると、回答登録部35は、選択された回答に対応する相談がロックされているか否かを判断する(S213)。この判断は受付相談DB32を参照することにより行う。"No"と判断するとステップS214に移行する。"Yes"と判断すると後述するステップS216に移行する。なお、サーバ2から相談のロック通知を受信した場合に、その相談に対する回答を受付回答DB33から削除するようにしても良い。その場合には、ステップS213を省略することができる。
【0066】
ステップS214、S215:回答登録部35は、選択された回答の詳細を専門家端末4に送信する(S214)。専門家端末4には、再び前記「回答入力画面」が表示される。ただし、この画面の回答欄には、過去に専門家が作成した回答が表示されている(後述する図18(b))。回答登録部35は、この画面上で回答の修正を受け付ける。修正された回答を受信すると、回答登録部35は受付回答DB33にその回答を格納する(S215)。また、回答登録部35は、サーバ2にも修正された回答内容、回答ID、相談IDを送信する。これを受け取ったサーバ2は、回答DB22に回答を書き込み、回答DB22を更新する。
【0067】
ステップS216:修正しようとした回答に対する相談が既にロックされていた場合、回答登録部35は専門家端末4にエラーメッセージを送信する。たとえば、「その回答はもう修正できません」などのメッセージを送信する。その後前記ステップS211に戻り、再び前述同様の処理を繰り返す。
【0068】
以上の処理により、仲介者端末3は、専門家端末4に相談を通知し、専門家端末4からの回答を受け取って蓄積する。また、仲介者端末3は、すでに作成した回答の修正を受け付ける。
【0069】
(4)仲介処理(仲介者端末)
図13は、仲介者端末3が行う仲介処理の流れを示すフローチャートである。この処理では、仲介者端末3は、複数の専門家端末4からの複数の回答に対するコメントの作成を受け付け、回答及びコメントをサーバ2に送信する。仲介者端末3が起動されることにより、以下の処理が開始される。
【0070】
ステップS31:仲介部36は、メニュー画面を表示し、メニューの選択を受け付ける(後述する図19(a)参照)。仲介部36は、この画面上で、"相談参照"か"回答の参照"かのいずれかの選択を、仲介者から受け付ける。"相談の参照"が選択された場合、仲介部36は、サーバ2から通知されている新規相談のうち、専門家端末4へ依頼されていない未処理の相談の受け付け処理を行う(後述するステップS32〜S35)。"回答の参照"が選択された場合、仲介部36は、受付済の相談に対する回答状況を表示し、コメントの作成を受け付ける(後述するステップS36〜S314)。
【0071】
ステップS32、S33:仲介部36は、受付相談DB32内の相談の中に、専門家端末への依頼がされていない未処理の相談があるか否かを判断する。"未処理の相談がある場合、仲介部36は未処理の相談内容を示す「受付画面」を表示する(後述する図19(b)参照)(S33)。未処理の相談がない場合、仲介部36は、専門家への回答を依頼した受付済の相談一覧を表示する(後述するステップS36)。
【0072】
ステップS34、S35:仲介部36は、未処理の相談表示画面で、新規相談を専門家端末に依頼するか否かの選択を受け付ける(S34)。"依頼"が選択されると、仲介部36は、新規相談の発生を電子メールなどで専門家端末4に通知する(S35)。この通知を受け取った専門家は、自分の都合の良いときに仲介者端末3にアクセスし、新規相談内容を参照すればよい。
【0073】
ステップS36:前記メニュー画面(前記ステップS31)において"回答の参照"が選択された場合、仲介部36は、受付DB32から受付済の相談を抽出し、これらの相談の簡易一覧を示す「受付済相談画面」を表示する(後述する図19(c)参照)。
【0074】
ステップS37、S38:仲介部36は、「受付済相談画面」においていずれかの相談の選択を受け付け(S37)、選択された相談の回答状況を表す「回答状況画面」を表示する(後述する図20(a)参照)(S38)。この画面には、例えば、相談内容及び現時点での回答件数が表示される。仲介部36は、この画面において、"回答参照"要求、"コメント記入"要求及び前記「受付済相談画面」へ"戻る"要求を受け付ける。
【0075】
ステップS39、S310:仲介部36は、「回答状況画面」で"回答参照"要求を受け付けると(S39)、S37で選択された相談に対する回答の内容を受付回答DB33から抽出し、表示する(後述する図20(b)参照)(S310)。
【0076】
ステップS311、S312:仲介部36は、前記「回答状況画面」において"コメント記入"要求を受け付けると(S311)、回答に対するコメントを入力するための「回答加工画面」を表示する(後述する図20(c)参照)。仲介部36は、この画面上でのコメントの作成及び登録を受け付け(S312)、コメントの作成が終了すると回答及びコメントをサーバ2に送信する(S313,S314)。
【0077】
なお、この例では相談に対し専門家から寄せられた回答の全てをサーバ2に登録しているが、登録された回答の一部を仲介者により選択してサーバ2に登録するようにしてもよい。たとえば、仲介者が相談に対する適切な回答と判断した回答だけを選択するようにしてもよい。
【0078】
<画面例>
次に、相談者端末1、専門家端末4及び仲介者端末3に表示される画面例について具体的に説明する。
【0079】
(1)相談者端末に表示される画面例
(1−1)相談の登録及び回答の参照
図14は、相談者端末に表示される画面例である。図14(a)は、サーバ2から提供されるメニュー画面である。WWWブラウザなどで相談者がサーバ2にアクセスすると、その画面が表示される。相談者は、"新規相談"または"回答参照"のいずれかと、"医療相談"または"法律相談"のいずれかの大分類とを選択する。
【0080】
メニュー画面で"新規相談"を選択すると図14(b)の「相談入力画面」が表示される。「相談入力画面」では、相談者は、相談内容の書き込み、医療相談であれば希望する治療方針の選択などを行う。治療方針の選択は、前記相談DB21における小分類の選択に相当する。さらに、相談者は、相談の日付や、至急か否かなどを書き込むことができる。
【0081】
メニュー画面"回答参照"を選択すると、図15(a)の「回答状況参照画面」または(c)の「相談結果表示画面」が表示される。回答がすべて出そろっていない場合、(a)の「回答状況参照画面」が表示される。この画面では、相談者の相談内容及び回答件数が表示されている。"回答参照ボタン"を押すと、図15(b)の「回答参照画面」が表示される。この画面では、その時点で集まっている回答の内容を参照することができる。
【0082】
回答が全て出そろっている場合、"回答参照ボタン"を押すことにより、図15(c)の「相談結果表示画面」が表示される。この画面では、相談者の相談内容、回答件数及び仲介者のコメント件数が表示されている。"回答参照ボタン"を押すと、(d)の「回答選択画面」が表示される。相談者は、この画面において、集まった全ての回答の参照及び回答の選択を行う。この例では、回答の選択と共に診察の申し込みが行えるように構成されている。相談者が診察申し込み欄にて回答者(専門家)を選択し、受信するボタンをクリックすると、選択された回答者(専門家)に対する予約画面が表示される。相談者は、この画面で回答者(専門家)の空き時間に予約の申し込みを行う。予約の申込がなされた場合、仲介者は回答者から紹介料を徴収するようにしてもよい。 (1−2)状態表示例
図21は、相談者端末上で表示される仲介者の状態表示例である。IMクライアントにより、仲介者の状態が視覚的に表される。相談者は仲介者の状態を視覚的に把握できるので、相談に対する回答がすぐに得られない場合でも相談者のストレスを低減できる。図示していないが、専門家端末4上でも仲介者の状態が同様に表示される。
【0083】
(2)専門家端末に表示される画面例
(2−1)新規相談
図16及び図17は、専門家端末4に表示される画面例である。専門家端末4が仲介者端末3にアクセスすると、図16(a)のメニュー画面が表示される。
専門家は、この画面上で"新規相談の参照"または"回答の修正"を選択する。
【0084】
"新規相談の参照"が選択されると、図16(b)の「相談一覧画面」が表示される。専門家は、回答を行いたい場合、この画面上でいずれかの相談を選択し、"回答するボタン"を押す。これにより、図17(a)の「回答入力画面」が表示される。専門家は個人情報を参照したい場合、この画面上で"通院歴表示ボタン"を押す。これにより、図17(b)に示す「個人情報画面」が表示される。専門家は他の専門家が作成した回答を参照したい場合、前記「回答入力画面」(a)上で"他回答参照ボタン"を押す。これにより、図17(c)の「他回答表示画面」が表示される。
【0085】
(2−2) 回答の修正
前記図16(a)のメニュー画面で"回答の修正"が選択されると、図18(a)に示す「回答一覧画面」が表示される。この画面には、仲介者端末3の受付回答DB33内の回答のうち、要求元専門家端末4で作成された回答の簡易一覧が表示される。この画面でいずれかの回答をダブルクリックして選択すると、図18(b)の「回答内容入力画面」が表示される。ここでは、既に作成した回答が相談内容とあわせて表示される。専門家がこの画面上で既に作成した回答を修正し、送信ボタンを押すと、修正された回答が仲介者端末3に登録される。
【0086】
(3)仲介者端末に表示される画面例
(3−1)相談の受付
図19は、仲介者端末3に表示される画面例である。図19(a)は、起動時に表示されるメニュー画面である。仲介者はこの画面で"相談参照"または"回答参照"を選択する。"相談参照"を選択すると、未処理の相談がある場合には(b)の「受付画面」が表示される。未処理の相談が無い場合には、(c)の「受付済相談画面」が表示される。
【0087】
(3−2)回答の加工
前記(a)のメニュー画面で"回答参照"が選択されると、図20(a)の「受付済相談画面」が表示される。仲介者は、「受付済相談画面」でいずれかの相談を選択することができる。いずれかの相談が選択されると、図20(b)の「回答状況画面」が表示される。この画面には、選択された相談内容及びその回答状況が表示されている。仲介者は、「回答状況画面」上で"回答参照ボタン"や"コメント記入ボタン"を押すことができる。
【0088】
"回答参照ボタン"が押されると、図20(c)の「回答参照画面」が表示される。この画面には、選択された相談に対して寄せられている全ての回答内容が表示されている。"コメント記入"が押されると、「回答加工画面」が表示される。仲介者は、この画面上で、集まった回答に対するコメントを作成する。コメント作成後、"送信ボタン"を押すと、集まった回答及びコメントがサーバ2に送信される。
【0089】
(3−3)状態表示例
図22は、仲介者端末上で表示される相談者の状態表示例である。IMクライアントにより、相談者の状態が視覚的に表される。
【0090】
<その他の実施形態例>
(A)専門分野に複数の仲介者端末が存在しても良い。例えば、医療の分野に複数の仲介者端末3が存在していてもよい。さらに、相談者端末1からサーバ2にアクセスして専門分野の大分類を選択すると、さらに小分類を選択するためのメニュー画面を表示することも考えられる。例えば、医療分野を選択すると、「東洋医学」、「西洋医学」、「内科」、「外科」などを選択するメニュー画面を表示する。
【0091】
また、仲介者端末は、専門分野の大分類毎でなく、小分類毎に存在していても良い。すなわち、「内科」の仲介者端末4や、「外科」の仲介者端末4が存在していても良い。
【0092】
(B)前記質問システムの処理方法を実行するプログラム及びこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明に含まれる。記録媒体としては、コンピュータが読み書き可能なフロッピーディスク、ハードディスク、半導体メモリ、CD-ROM、DVD、光磁気ディスク(MO)、その他のものが挙げられる。
【0093】
(C)前記第1実施形態例においては、質問システム上のデータベースを分散管理していたが、図23に示すようにデータベースをサーバ2に集中させ、各端末から参照するようにしてもよい。これにより仲介者端末の負荷を軽減し、例えば仲介者がサービスプロバイダ上の相談システムに本発明の仲介システムを容易に構築することが可能となる。
【0094】
【発明の効果】
本発明を用いれば、相談者は専門家を訪問するに先立ち、相談したい内容に合う専門家を見いだすことができる。
【0095】
<付記>
(付記1)
相談者と専門家群とを仲介する相談者支援方法であって、
前記相談者が操作する相談者端末から新規相談の登録を受け付けるステップと、
受け付けた前記新規相談を相談DBに蓄積するステップと、
前記新規相談への回答依頼を、前記専門家群に含まれる専門家が操作する専門家端末群に送信するステップと、
前記専門家端末群から前記新規相談に対する回答群を受け付けるステップと、
前記回答群を前記相談者端末に提供するステップと、
を含む相談者支援方法。
【0096】
(付記2)
第1専門家端末を操作する第1専門家と第2専門家端末を操作する第2専門家とを含む専門家群と、相談者端末を操作する相談者とを仲介する相談者支援システムであって、
前記相談者端末から新規相談の登録を受け付ける相談受付手段と、
前記相談者を識別するための相談者情報と前記相談とを記憶する相談記憶手段と、
前記相談への回答依頼を前記第1専門家端末と前記第2専門家端末とに送信する回答依頼手段と、
前記第1専門家端末及び前記第2専門家端末から前記相談に対する回答群を受け付ける回答受付手段と、
前記回答群を前記新規相談と対応付けて記憶する回答記憶手段と、
前記相談者端末から前記相談者情報を含む回答参照要求を受け付け、前記相談者情報に対応する前記相談を前記相談記憶手段から抽出し、抽出された前記相談に対応する前記回答群を前記回答記憶手段から抽出し、抽出された回答群を前記相談者端末に提供する回答提供手段と、
を備える相談者支援システム。
【0097】
(付記3)
相談者が操作する相談者端末群に、ネットワークを介して接続された相談者支援装置であって、
第1専門家及び第2専門家を含む専門家群と前記相談者とを仲介する仲介者により操作される仲介者端末の通信アドレスを記憶する仲介者記憶手段と、
前記相談者端末群から相談の登録を受け付ける相談受付手段と、
前記相談者を識別するための相談者情報群と前記相談とを記憶する相談記憶手段と、
前記相談記憶手段内の任意の第1相談に対する前記第1専門家からの第1回答及び前記第2専門家から第2回答の登録を、前記仲介者端末から受け付ける回答受付手段と、
前記第1回答及び前記第2回答を前記第1相談と対応付けて記憶する回答記憶手段と、
前記相談者端末から相談者情報を含む回答参照要求を受け付け、前記相談者情報に対応する相談を前記相談記憶手段から抽出し、抽出された前記相談に対応する回答群を前記回答記憶手段から抽出し、抽出された回答群を前記相談者端末に提供する回答提供手段と、
を備える相談者支援装置。
【0098】
(付記4)
前記仲介者記憶手段は前記仲介者の専門分野をさらに記憶し、
前記相談受付手段は、前記仲介者の専門分野のいずれかであって相談が属する専門分野の登録をさらに受け付け、
前記相談記憶手段は、前記相談受付手段が受け付けた専門分野をさらに記憶し、
前記仲介者の専門分野及び前記相談の専門分野に基づいて、前記仲介者端末に送信する仲介相談を前記相談記憶手段から抽出し、前記仲介者端末に通知する相談通知手段をさらに備える、
付記3に記載の相談者支援装置。
【0099】
この装置は、専門分野ごとに存在している仲介者を、その専門分野と共に記憶している。また、この装置は、新規相談と共に、相談の専門分野の登録を受け付ける。受け付けた相談は、その専門分野に属する仲介者の端末に送信される。相談者にとっては、他分野に渡る相談を同一の装置に依頼でき、この装置の提供者にとっては装置利用者の増加を期待することができる。
【0100】
(付記5)
前記相談記憶手段は、前記相談に対する回答が確定したか否かを示す回答フラグのオン/オフをさらに記憶し、
前記相談者端末に提供された回答群の中からいずれかの回答の選択を受け付け、選択された回答に対応する相談の回答フラグをオンにし、前記相談に対するさらなる回答を前記回答記憶手段に記憶することを防止する回答確定手段をさらに備える、
付記3に記載の相談者支援装置。
【0101】
この装置は、相談に対する回答が確定した場合、それ以降、その相談に対するさらなる回答を防止する。
(付記6)
前記相談者情報と前記相談者への課金額とを対応付けて記憶する課金記憶手段と、
課金基準を記憶し、前記相談記憶手段を参照して前記回答フラグがオンになったか否かを判断し、前記回答フラグがオンになっている相談に対して前記課金基準に基づいて課金額を算出し、前記課金記憶手段の前記課金額を更新する課金手段と、
をさらに備える、付記3に記載の相談者支援装置。
【0102】
この装置は、相談者が相談に対する回答を選択するたびに、その相談者に対する課金額を更新していく。課金額は、例えば1月単位で累積計算される。
(付記7)
相談者が操作する相談者端末群に、ネットワークを介して接続された相談者支援装置に用いられる相談者支援方法であって、
第1専門家及び第2専門家を含む専門家群と前記相談者とを仲介する仲介者により操作される仲介者端末の通信アドレスを記憶する仲介者記憶ステップと、
前記相談者端末群から相談の登録を受け付ける相談受付ステップと、
前記相談者を識別するための相談者情報群と前記相談とを記憶する相談記憶ステップと、
前記相談記憶ステップで記憶した相談に含まれる任意の第1相談に対する前記第1専門家からの第1回答及び前記第2専門家から第2回答の登録を、前記仲介者端末から受け付ける回答受付ステップと、
前記第1回答及び前記第2回答を前記第1相談と対応付けて記憶する回答記憶ステップと、
前記相談者端末から相談者情報を含む回答参照要求を受け付け、前記相談者情報に対応する相談を前記相談記憶ステップで記憶した相談の中から抽出し、抽出された前記相談に対応する回答群を前記回答記憶ステップで記憶した回答の中から抽出し、抽出された回答群を前記相談者端末に提供する回答提供ステップと、
を含む相談者支援方法。
【0103】
本発明は、前記第3発明と同様の作用効果を奏する。
(付記8)
相談者が操作する相談者端末群に、ネットワークを介して接続された相談者支援装置に用いられる相談者支援プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
第1専門家及び第2専門家を含む専門家群と前記相談者とを仲介する仲介者により操作される仲介者端末の通信アドレスを記憶する仲介者記憶ステップと、
前記相談者端末群から相談の登録を受け付ける相談受付ステップと、
前記相談者を識別するための相談者情報群と前記相談とを記憶する相談記憶ステップと、
前記相談記憶ステップで記憶した相談に含まれる任意の第1相談に対する前記第1専門家からの第1回答及び前記第2専門家から第2回答の登録を、前記仲介者端末から受け付ける回答受付ステップと、
前記第1回答及び前記第2回答を前記第1相談と対応付けて記憶する回答記憶ステップと、
前記相談者端末から相談者情報を含む回答参照要求を受け付け、前記相談者情報に対応する相談を前記相談記憶ステップで記憶した相談の中から抽出し、抽出された前記相談に対応する回答群を前記回答記憶ステップで記憶した回答の中から抽出し、抽出された回答群を前記相談者端末に提供する回答提供手段と、
を実行するための相談者支援プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0104】
第8発明は、前記第3発明と同様の作用効果を奏する。ここで、記録媒体としては、コンピュータが読み書き可能なフロッピーディスク、ハードディスク、半導体メモリ、CD-ROM、DVD、光磁気ディスク(MO)、その他のものが挙げられる。
【0105】
(付記9)
相談者が操作する相談者端末群にネットワークを介して接続されたコンピュータに用いられる相談者支援プログラムであって、
第1専門家及び第2専門家を含む専門家群と前記相談者とを仲介する仲介者により操作される仲介者端末の通信アドレスを記憶する仲介者記憶ステップと、
前記相談者端末群から相談の登録を受け付ける相談受付ステップと、
前記相談者を識別するための相談者情報群と前記相談とを記憶する相談記憶ステップと、
前記相談記憶ステップで記憶した相談に含まれる任意の第1相談に対する前記第1専門家からの第1回答及び前記第2専門家から第2回答の登録を、前記仲介者端末から受け付ける回答受付ステップと、
前記第1回答及び前記第2回答を前記第1相談と対応付けて記憶する回答記憶ステップと、
前記相談者端末から相談者情報を含む回答参照要求を受け付け、前記相談者情報に対応する相談を前記相談記憶ステップで記憶した相談の中から抽出し、抽出された前記相談に対応する回答群を前記回答記憶ステップで記憶した回答の中から抽出し、抽出された回答群を前記相談者端末に提供する回答提供ステップと、
を前記コンピュータに実行させるための相談者支援プログラム。
【0106】
(付記10)
相談者が操作する相談者端末群から相談を受け付ける相談者支援装置と、第1専門家が操作する第1専門家端末及び第2専門家が操作する第2専門家端末とに、ネットワークを介して接続された仲介者端末であって、
前記第1専門家端末及び前記第2専門家端末の通信アドレスを記憶する専門家記憶手段と、
前記相談記憶手段に記憶されている相談の一部(以後、仲介相談という)を前記相談者支援装置から受信し、受信した仲介相談に対する回答依頼を、前記通信アドレスを用い、前記第1専門家端末と前記第2専門家端末とに送信する回答依頼手段と、
前記仲介相談に含まれる任意の第1仲介相談に対する、前記第1専門家端末からの第1回答及び前記第2専門家端末からの第2回答を受け付ける回答受付手段と、
受け付けた前記第1回答及び前記第2回答と前記第1仲介相談とを対応付けて記憶する受付回答記憶手段と、
前記第1回答及び第2回答を前記第1仲介相談と対応付けて前記相談者支援装置に通知する回答通知手段と、
を備える仲介者端末。
【0107】
(付記11)
前記第1仲介相談に対する前記第1回答及び第2回答の加工を受け付ける回答加工手段をさらに備え、
前記回答通知手段は、前記回答加工手段により加工された回答を前記相談者支援装置に通知する、
付記10に記載の仲介者端末。
【0108】
回答の加工とは、例えば相談に対して適切な回答のみを選択したり、回答群に対して相談者が理解しやすくなるようなコメントを付加したり、回答を翻訳したりすることを言う。
【0109】
(付記12)
前記第1専門家端末から第1仲介相談の指定及び他の回答参照要求を受け付け、前記受付回答記憶手段を参照して前記第1仲介相談に対する前記第2回答が既に記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合は前記第2回答を前記第1専門家端末に送信する回答参照手段をさらに備える、付記10に記載の仲介者端末。
【0110】
専門家は、答えようとする相談に対して他の専門家が既に作成している回答を、参照することができるため、相談者に対して複数の専門家が共同で対応することができるようになる。
【0111】
(付記13)
前記相談者の個人情報を相談者毎に記憶した個人情報記憶手段と、
前記第1専門家端末からの個人情報参照要求を受け付け、前記個人情報記憶手段から個人情報を取得し、前記第1専門家端末に提供する個人情報提供手段と、
をさらに備える、付記10に記載の仲介者端末。
【0112】
例えば、仲介者が総合病院であれば、患者の病歴や薬歴を記録した個人情報DBを構築する。専門家は、過去の病歴や薬歴を参照することにより、より適切な回答を作成することが可能となる。
【0113】
(付記14)
相談者が操作する相談者端末群から相談を受け付ける相談者支援装置と、第1専門家が操作する第1専門家端末及び第2専門家が操作する第2専門家端末とに、ネットワークを介して接続された仲介者端末に用いられる仲介方法であって、
前記第1専門家端末及び前記第2専門家端末の通信アドレスを記憶する専門家記憶ステップと、
前記相談記憶ステップで記憶された相談の一部(以後、仲介相談という)を前記相談者支援装置から受信し、受信した仲介相談に対する回答依頼を、前記通信アドレスを用い、前記第1専門家端末と前記第2専門家端末とに送信する回答依頼ステップと、
前記仲介相談に含まれる任意の第1仲介相談に対する、前記第1専門家端末からの第1回答及び前記第2専門家端末からの第2回答を受け付ける回答受付ステップと、
受け付けた前記第1回答及び前記第2回答と前記第1仲介相談とを対応付けて記憶する受付回答記憶ステップと、
前記第1回答及び第2回答を前記第1仲介相談と対応付けて前記相談者支援装置に通知する回答通知ステップと、
を含む仲介方法。
【0114】
本発明は、前記第10発明と同様の作用効果を奏する。
(付記15)
相談者が操作する相談者端末群から相談を受け付ける相談者支援装置と、第1専門家が操作する第1専門家端末及び第2専門家が操作する第2専門家端末とに、ネットワークを介して接続された仲介者端末に用いられる仲介プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記第1専門家端末及び前記第2専門家端末の通信アドレスを記憶する専門家記憶ステップと、
前記相談記憶ステップで記憶された相談の一部(以後、仲介相談という)を前記相談者支援装置から受信し、受信した仲介相談に対する回答依頼を、前記通信アドレスを用い、前記第1専門家端末と前記第2専門家端末とに送信する回答依頼ステップと、
前記仲介相談に含まれる任意の第1仲介相談に対する、前記第1専門家端末からの第1回答及び前記第2専門家端末からの第2回答を受け付ける回答受付ステップと、
受け付けた前記第1回答及び前記第2回答と前記第1仲介相談とを対応付けて記憶する受付回答記憶ステップと、
前記第1回答及び第2回答を前記第1仲介相談と対応付けて前記相談者支援装置に通知する回答通知ステップと、
を実行するための仲介プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0115】
(付記16)
相談者が操作する相談者端末群から相談を受け付ける相談者支援装置と、第1専門家が操作する第1専門家端末及び第2専門家が操作する第2専門家端末とに、ネットワークを介して接続されたコンピュータに用いられる仲介プログラムであって、
前記第1専門家端末及び前記第2専門家端末の通信アドレスを記憶する専門家記憶ステップと、
前記相談記憶ステップで記憶された相談の一部(以後、仲介相談という)を前記相談者支援装置から受信し、受信した仲介相談に対する回答依頼を、前記通信アドレスを用い、前記第1専門家端末と前記第2専門家端末とに送信する回答依頼ステップと、
前記仲介相談に含まれる任意の第1仲介相談に対する、前記第1専門家端末からの第1回答及び前記第2専門家端末からの第2回答を受け付ける回答受付ステップと、
受け付けた前記第1回答及び前記第2回答と前記第1仲介相談とを対応付けて記憶する受付回答記憶ステップと、
前記第1回答及び第2回答を前記第1仲介相談と対応付けて前記相談者支援装置に通知する回答通知ステップと、
を前記コンピュータに実行させるための仲介プログラム。
【0116】
(付記17)
第1専門家及び第2専門家と相談者とを仲介する仲介者により操作される仲介者端末に接続された相談者支援装置に、ネットワークを介して接続される相談装置であって、
前記相談者支援装置に相談を登録するための相談登録手段と、
前記相談に対する第1専門家からの第1回答及び第2専門家からの第2回答を、前記相談者支援装置から取得して出力する回答出力手段と、
を備える相談装置。
【0117】
この装置は、前記相談者支援装置に新規相談を登録し、この相談に対する複数の専門家からの回答を、相談者支援装置から取得する。
(付記18)
第1専門家及び第2専門家と相談者とを仲介する仲介者により操作される仲介者端末に接続された相談者支援装置に、ネットワークを介して接続される相談装置に用いられる相談方法であって、
前記相談者支援装置に相談を登録するための相談登録ステップと、
前記相談に対する第1専門家からの第1回答及び第2専門家からの第2回答を、前記相談者支援装置から取得して出力する回答出力ステップと、
を含む相談方法。
【0118】
本発明は前記第17発明と同様の作用効果を奏する。
(付記19)
第1専門家及び第2専門家と相談者とを仲介する仲介者により操作される仲介者端末に接続された相談者支援装置に、ネットワークを介して接続される相談装置に用いられる相談プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記相談者支援装置に相談を登録するための相談登録ステップと、
前記相談に対する第1専門家からの第1回答及び第2専門家からの第2回答を、前記相談者支援装置から取得して出力する回答出力ステップと、
を実行する相談プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0119】
(付記20)
第1専門家及び第2専門家と相談者とを仲介する仲介者により操作される仲介者端末に接続された相談者支援装置に、ネットワークを介して接続されるコンピュータに用いられる相談プログラムであって、
前記相談者支援装置に相談を登録するための相談登録ステップと、
前記相談に対する第1専門家からの第1回答及び第2専門家からの第2回答を、前記相談者支援装置から取得して出力する回答出力ステップと、
を前記コンピュータに実行させる相談プログラム。
【0120】
(付記21)
相談者が操作する相談者端末群から相談を受け付ける相談者支援装置に接続された仲介者端末に、ネットワークを介して接続された回答装置であって、
前記相談群に含まれ前記仲介者端末が仲介する仲介相談を、前記仲介者端末から取得して出力する相談出力手段と、
前記取得した仲介相談に含まれる任意の第1仲介相談に対する回答の登録を受け付け、前記仲介者端末に送信する回答登録手段と、
を備える回答装置。
【0121】
(付記22)
相談者が操作する相談者端末群から相談を受け付ける相談者支援装置に接続された仲介者端末に、ネットワークを介して接続された回答装置に用いられる回答方法であって、
前記相談群に含まれ前記仲介者端末が仲介する仲介相談を、前記仲介者端末から取得して出力する相談出力ステップと、
前記取得した仲介相談に含まれる任意の第1仲介相談に対する回答の登録を受け付け、前記仲介者端末に送信する回答登録ステップと、
を含む回答方法。
【0122】
(付記23)
相談者が操作する相談者端末群から相談を受け付ける相談者支援装置に接続された仲介者端末に、ネットワークを介して接続された回答装置に用いられる回答プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記相談群に含まれ前記仲介者端末が仲介する仲介相談を、前記仲介者端末から取得して出力する相談出力ステップと、
前記取得した仲介相談に含まれる任意の第1仲介相談に対する回答の登録を受け付け、前記仲介者端末に送信する回答登録ステップと、
を実行する回答方法を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0123】
(付記24)
相談者が操作する相談者端末群から相談を受け付ける相談者支援装置に接続された仲介者端末に、ネットワークを介して接続されたコンピュータに用いられる回答プログラムであって、
前記相談群に含まれ前記仲介者端末が仲介する仲介相談を、前記仲介者端末から取得して出力する相談出力ステップと、
前記取得した仲介相談に含まれる任意の第1仲介相談に対する回答の登録を受け付け、前記仲介者端末に送信する回答登録ステップと、
を前記コンピュータに実行させる回答プログラム。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の相談者支援システムの概念構成図。
【図2】第1実施形態例に係る相談者支援システムの機能ブロック図。
【図3】図2のシステムにおける相談DBの概念説明図。
【図4】図2のシステムにおける回答DBの概念説明図。
【図5】図2のシステムにおける課金DBの概念説明図。
【図6】(a)図2のシステムにおける個人情報DBの概念説明図。
(b)図2のシステムにおける仲介者DBの概念説明図。
【図7】図2のシステムにおける専門家DBの概念説明図。
【図8】図2のシステムにおける受付相談DBの概念説明図。
【図9】図2のシステムにおける受付回答DBの概念説明図。
【図10】図2のシステム全体における処理の流れを示す説明図。
【図11】サーバが行う相談処理の流れを示すフローチャート。
【図12】仲介者端末が行う回答処理の流れを示すフローチャート。
【図13】仲介者端末が行う仲介処理の流れを示すフローチャート。
【図14】相談者端末に表示される画面例(1)
(a)メニュー画面
(b)相談入力画面
【図15】相談者端末に表示される画面例(2)
(a)回答状況参照画面
(b)回答参照画面
(c)相談結果表示画面
(d)回答選択画面
【図16】専門家端末に表示される画面例(1)
(a)メニュー画面
(b)相談一覧画面
【図17】専門家端末に表示される画面例(2)
(a)回答入力画面
(b)個人情報画面
(c)他回答表示画面
【図18】専門家端末に表示される画面例(3)
(a)回答一覧画面
(b)回答入力画面
【図19】仲介者端末に表示される画面例(1)
(a)メニュー画面
(b)受付画面
(c)受付済相談画面
【図20】仲介者端末に表示される画面例(2)
(a)回答状況画面
(b)回答参照画面
(c)回答加工画面
【図21】相談者端末上での仲介者の状態表示例。
【図22】仲介者端末上での相談者の状態表示例。
【図23】他の実施形態例に係る相談者支援システムの全体構成例。
【符号の説明】
1;相談者端末
2;サーバ
3;仲介者端末
4;専門家端末

Claims (4)

  1. 相談者が操作する相談者端末群に、ネットワークを介して接続された相談者支援装置が実行する相談者支援方法であって、
    第1専門家及び第2専門家を含む専門家群と前記相談者とを仲介する仲介者により操作される仲介者端末の通信アドレスを仲介者記憶手段に記憶する仲介者記憶ステップと、
    前記相談者端末群から相談の登録を受け付ける相談受付ステップと、
    前記相談者を識別するための相談者情報群と、前記相談と、前記相談に対する回答が確定したか否かを示す回答フラグのオン/オフと、を相談記憶手段に記憶する相談記憶ステップと、
    前記相談記憶手段内の任意の第1相談に対する前記第1専門家からの第1回答及び前記第2専門家から第2回答の登録を、前記仲介者端末から受け付ける回答受付ステップと、
    前記第1回答及び前記第2回答を前記第1相談と対応付けて回答記憶手段に記憶する回答記憶ステップと、
    前記相談者端末から相談者情報を含む回答参照要求を受け付け、前記相談者情報に対応する相談を前記相談記憶手段から抽出し、抽出された前記相談に対応する回答群を前記回答記憶手段から抽出し、抽出された回答群を前記相談者端末に提供する回答提供ステップと、
    前記相談者端末に提供された回答群の中からいずれかの回答の選択を受け付け、選択された回答に対応する相談の回答フラグをオンにし、前記相談に対するさらなる回答を前記回答記憶手段に記憶することを防止する回答確定ステップと、
    を含む相談者支援方法。
  2. 相談者が操作する相談者端末群に、ネットワークを介して接続された相談者支援装置であって、
    第1専門家及び第2専門家を含む専門家群と前記相談者とを仲介する仲介者により操作される仲介者端末の通信アドレスを記憶する仲介者記憶手段と、
    前記相談者端末群から相談の登録を受け付ける相談受付手段と、
    前記相談者を識別するための相談者情報群と前記相談とを記憶する相談記憶手段と、
    前記相談記憶手段内の任意の第1相談に対する前記第1専門家からの第1回答及び前記第2専門家から第2回答の登録を、前記仲介者端末から受け付ける回答受付手段と、
    前記第1回答及び前記第2回答を前記第1相談と対応付けて記憶する回答記憶手段と、
    前記相談者端末から相談者情報を含む回答参照要求を受け付け、前記相談者情報に対応する相談を前記相談記憶手段から抽出し、抽出された前記相談に対応する回答群を前記回答記憶手段から抽出し、抽出された回答群を前記相談者端末に提供する回答提供手段と、を備え、
    前記相談記憶手段は、前記相談に対する回答が確定したか否かを示す回答フラグのオン/オフをさらに記憶し、
    前記相談者端末に提供された回答群の中からいずれかの回答の選択を受け付け、選択された回答に対応する相談の回答フラグをオンにし、前記相談に対するさらなる回答を前記回答記憶手段に記憶することを防止する回答確定手段をさらに備える、
    相談者支援装置。
  3. 相談者が操作する相談者端末群に、ネットワークを介して接続されたコンピュータが実行する相談者支援プログラムであって、
    第1専門家及び第2専門家を含む専門家群と前記相談者とを仲介する仲介者により操作される仲介者端末の通信アドレスを記憶する仲介者記憶手段と、
    前記相談者端末群から相談の登録を受け付ける相談受付手段と、
    前記相談者を識別するための相談者情報群と、前記相談と、前記相談に対する回答が確定したか否かを示す回答フラグのオン/オフと、を記憶する相談記憶手段と、
    前記相談記憶手段内の任意の第1相談に対する前記第1専門家からの第1回答及び前記第2専門家から第2回答の登録を、前記仲介者端末から受け付ける回答受付手段と、
    前記第1回答及び前記第2回答を前記第1相談と対応付けて記憶する回答記憶手段と、
    前記相談者端末から相談者情報を含む回答参照要求を受け付け、前記相談者情報に対応する相談を前記相談記憶手段から抽出し、抽出された前記相談に対応する回答群を前記回答記憶手段から抽出し、抽出された回答群を前記相談者端末に提供する回答提供手段と、 前記相談者端末に提供された回答群の中からいずれかの回答の選択を受け付け、選択された回答に対応する相談の回答フラグをオンにし、前記相談に対するさらなる回答を前記回答記憶手段に記憶することを防止する回答確定手段と、
    として前記コンピュータを機能させる相談者支援プログラム。
  4. 相談者が操作する相談者端末群にネットワークを介して接続されたコンピュータが実行する相談者支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    第1専門家及び第2専門家を含む専門家群と前記相談者とを仲介する仲介者により操作される仲介者端末の通信アドレスを記憶する仲介者記憶手段と、
    前記相談者端末群から相談の登録を受け付ける相談受付手段と、
    前記相談者を識別するための相談者情報群と、前記相談と、前記相談に対する回答が確定したか否かを示す回答フラグのオン/オフと、を記憶する相談記憶手段と、
    前記相談記憶手段内の任意の第1相談に対する前記第1専門家からの第1回答及び前記第2専門家から第2回答の登録を、前記仲介者端末から受け付ける回答受付手段と、
    前記第1回答及び前記第2回答を前記第1相談と対応付けて記憶する回答記憶手段と、
    前記相談者端末から相談者情報を含む回答参照要求を受け付け、前記相談者情報に対応する相談を前記相談記憶手段から抽出し、抽出された前記相談に対応する回答群を前記回答記憶手段から抽出し、抽出された回答群を前記相談者端末に提供する回答提供手段と、
    前記相談者端末に提供された回答群の中からいずれかの回答の選択を受け付け、選択された回答に対応する相談の回答フラグをオンにし、前記相談に対するさらなる回答を前記回答記憶手段に記憶することを防止する回答確定手段と、
    として前記コンピュータを機能させるための相談者支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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