JP4615929B2 - イオントフォレーシス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アニオン荷電性生理活性物質を経皮投与するためのイオントフォレーシス装置に関する。
イオントフォレーシスは、電気的なエネルギーを用いて皮膚や粘膜から薬物を送達する方法である(例えば、Acta Dermatol venereol,64巻,93ページ,1984年)。この方法を実施するために、生理活性物質を送達するための装置として、所望の構造を有するイオントフォレーシス装置が用いられる。
イオントフォレーシスシステムは、通常電源に接続された2つの電極が例えば皮膚に接触するように配置される。その一方の電極はドナー電極と呼ばれ、そこから生理活性物質(薬物)が体内に投与される。他方の電極はカウンター電極と呼ばれ、電源とドナー電極との間で閉回路を形成するために用いられる。このようなイオントフォレーシスシステムにおいて、投与すべき生理活性物質が正に荷電するカチオン荷電性の場合にはアノード電極がドナー電極であり、カソード電極はカウンター電極となる。逆に投与すべき生理活性物質が相対的に負に荷電するアニオン荷電性の場合にはカソード電極がドナー電極であり、アノード電極はカウンター電極となる。
この種のデバイスの電極材料は、アノード電極には例えば銀が用いられ、カソード電極には例えば塩化銀が用いられる。ここで注意しなければならないことは、イオントフォレーシスシステムの作動により、これらの電極において酸化還元反応が起こり、これにより薬物イオンと同じ電荷を有する別のイオンが生じるという点である。この別のイオンは薬物イオンに対して競合イオンとなり、その結果、イオントフォレーシスによる薬物の投与効率が低下するという問題がある。例えば、アニオン荷電性の生理活性物質を経皮投与する際に、カソード電極に塩化銀を用いる場合、イオントフォレーシスシステムの作動時に塩化銀が還元され、塩化物イオンが発生する。この電極で発生した塩化物イオンがアニオン荷電性の生理活性物質と競合するので、アニオン荷電性の生理活性物質の経皮投与の効率は悪くなる。
上記のような問題を解決するために、例えば、特表平9−511662号公報には、カチオン交換物質層を備えることが提案されている。このカチオン交換物質層は、カソード電極と薬物溜めの間に設けられる。電極還元中に発生するアニオンはカチオン交換物質層中のカチオンと反応し、電気的に中性又は実質的に不溶性の化合物を形成する。これにより、薬物溜め中のアニオン性薬物に対する電極還元中に発生するアニオンの競合を実質的に排除しようとするものである。
特表平9−511662号公報
上記従来技術では、薬物イオンに対してカソード電極で発生する競合イオンについての対策は行っているが、皮膚側から伝達される陽イオンに対する対策は行われていない。この陽イオンは経皮投与されるアニオン性薬物イオンと競合するため、薬物イオンの送達効率が低下するという問題がある。
したがって、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、アニオン荷電性生理活性物質について経皮吸収性に優れたイオントフォレーシス装置を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために研究を重ねた結果、カチオン荷電性インタフェースを使用することにより、アニオン荷電性生理活性物質について経皮吸収性に優れたイオントフォレーシス装置が得られることを見出し、本発明を完成させたものである。即ち、カチオン荷電性インタフェースを設けることにより、皮膚側から伝達される陽イオンはこれを透過できないので、アニオン性薬物イオンの送達効率に悪影響を与えない。イオントフォレーシスの通電当初は、カソード電極に競合イオンは存在しないので、アニオン性薬物イオンは競合なく皮膚に伝達される。但し、徐々にカソード電極から競合イオン(塩化銀電極の場合は塩化物イオン)が増加するので、アニオン性薬物イオンの送達効率は低下していくが、上記カチオン荷電性インタフェースにより皮膚側からの陽イオンの侵入を阻止することができるので、総じてアニオン荷電性生理活性物質の経皮吸収性は優れたものとなる。また、皮膚にとっては陽イオンのデバイス側への流出が少ないので、その分、皮膚生理への悪影響が低減される。
即ち、上記目的は、カソード電極と、カチオン荷電性膜からなるインタフェースと、前記カソード電極と前記インタフェースとの間または前記インタフェース中に配置されたアニオン荷電性生理活性物質とを備えたイオントフォレーシス装置により、達成される。ここで、前記カチオン荷電性膜のゼータ電位は、−5mV以上であることが好ましい。前記アニオン荷電性生理活性物質は、アルプロスタジルまたはアルプロスタジルアルファデクスとすることができる。前記アニオン荷電性生理活性物質に安定化剤として二糖類を付加することができる。前記二糖類は例えば蔗糖または乳糖が好ましい。
また、本発明に係るイオントフォレーシス装置は、カソード電極と、カチオン荷電性膜からなるインタフェースと、前記カソード電極と前記インタフェースとの間または前記インタフェース中に配置されたアニオン荷電性生理活性物質と、前記生理活性物質に溶解液を供給するための手段とを備える。ここで、前記溶解液を供給するための手段は、押圧により開封される溶解液溜めとすることができる。また、前記溶解液はグリセリンを含有することができる。
本発明によれば、アニオン荷電性生理活性物質について経皮吸収性に優れたイオントフォレーシス装置を得ることができる。
本発明のイオントフォレーシス装置(製剤)は、カソード電極と、カチオン荷電性膜からなるインタフェースとを備え、このカソード電極とインタフェースとの間またはインタフェース中にアニオン荷電性生理活性物質(以下、薬物という)が配置される。
図1は本発明に係るイオントフォレーシス装置の一構成例を示す断面図であり、(a)は薬物がカソード電極とインタフェースとの間に配置された図、(b)は薬物がインタフェース中に配置された図である。
図1(a)に示すイオントフォレーシス装置は、カソード電極25と、カチオン荷電性膜からなるインタフェース31とを備え、カソード電極25とインタフェース31との間に乾燥した薬物10を含有するとともに液体を吸収できる材料で構成された吸収材11が設けられている。吸収材11の周囲には下面に粘着層12を有する壁材13が配置され、吸収材11および壁材13上には中央部に開口14を有する支持体15が配置されている。カソード電極25には外部電源接続用のリード部26が接続される。図1(a)におけるインタフェース31には薬物は含まない。一方、図1(b)に示すイオントフォレーシス装置は、薬物10が吸収材11には含有されず、インタフェース32に含有される点が異なり、その他は図1(a)のものと同様である。
用時には、図1(a)、(b)ともに、溶解液を図示しない注射器等で支持体15の開口14を介して吸収材11に供給する。この溶解液により、吸収材11およびインタフェース31または32が湿潤状態となり薬物10がまんべんなく活性化される。これにより、イオントフォレーシスの通電により薬物がインタフェースを介して皮膚に浸透する。ここで、インタフェース31または32はカチオン荷電性膜からなるインタフェースであり、皮膚側から伝達される陽イオンはこれを透過できないので、薬物は効率よく皮膚を介して投与される。
図2は本発明に係るイオントフォレーシス装置の他の構成例を示す断面図であり、(a)は薬物がカソード電極とインタフェースとの間に配置された図、(b)は薬物がインタフェース中に配置された図である。
図2(a)に示すイオントフォレーシス装置は、カソード電極25と、カチオン荷電性膜からなるインタフェース31とを備え、カソード電極25とインタフェース31との間に乾燥した薬物10を含有するとともに液体を吸収できる材料で構成された吸収材11が設けられている。吸収材11の周囲には下面に粘着層12を有する壁材13が配置され、吸収材11および壁材13上には中央部に開口14を有する支持体15が配置されている。支持体15上には隔膜20が配置されており、隔膜20上には薬物溶解用の溶解液16を隔膜20との間に保持し押圧により隔膜20を破壊するための突起部17を有する溶解液溜め18を備える。突起部17は、例えば、図示のように線状の先端部を有しており、隔膜20に接触または近接して配置される。カソード電極25には外部電源接続用のリード部26が接続される。図2(a)におけるインタフェース31には薬物は含まない。一方、図2(b)に示すイオントフォレーシス装置は、薬物10が吸収材11には含有されず、インタフェース32に含有される点が異なり、その他は図2(a)のものと同様である。
用時には、図2(a)、(b)ともに、溶解液溜め18の上面を押圧して、突起部17で隔膜20を破る。この際、隔膜20は突起部17の線状の先端部に沿って大きく破れ、溶解液溜め18中の溶解液16が支持体15の開口14を介して吸収材11に流れる。この溶解液により、吸収材11およびインタフェース31または32が湿潤状態となり薬物10がまんべんなく活性化される。これにより、イオントフォレーシスの通電により薬物がインタフェースを介して皮膚に浸透する。ここで、インタフェース31または32はカチオン荷電性膜からなるインタフェースであり、皮膚側から伝達される陽イオンはこれを透過できないので、薬物は効率よく皮膚を介して投与される。
上記インタフェースのカチオン荷電性膜のゼータ電位は、溶解液または溶解後における膜の環境下において、約−7mV以上、好ましくは約−5mV以上であることが好ましい。ゼータ電位がこれ以下の場合は薬物の経皮吸収性が悪化する。薬物は、少なくとも一部がアニオンに解離するアニオン荷電性生理活性物質、例えば、アルプロスタジルまたはアルプロスタジルアルファデクスとすることができる。薬物には、安定化剤、薬物の溶解速度調整剤、pH調整剤、吸収促進剤等の添加剤を加えることができ、安定化剤としては乳糖等の二糖類を付加することができる。また、薬物及び添加剤は、溶解可能な溶媒、例えば水やエタノール等のアルコール類またはそれらの混合物、必要に応じて加熱して溶解した後(溶解工程)、カチオン荷電性膜上に同時または個別に滴下し(滴下工程)、乾燥すること(乾燥工程)で製造できる。前記の溶液には、膜の荷電状態をカチオン性にするために有効な添加剤や薬物吸収をさらに改善する物質などを添加してもよく、例えば、水、アルコール類、多価アルコール、界面活性剤類、糖類、pH調整剤、塩類、水溶性高分子、溶解剤、吸収促進剤、油脂類、保存剤等が挙げられるが、多価アルコールとしてグリセリンを添加することが好ましい。グリセリンの添加濃度は、50重量%未満とすることが好ましい。グリセリンの添加濃度が50重量%を超えると、イオントフォレーシスの通電時の電圧が高くなりすぎるので好ましくない。
なお、本発明のイオントフォレーシス装置に電気エネルギーを供給するための電源は特に限定されないが、例えば連続またはパルス直流を印加しうる電源が好ましい例として挙げられる。連続直流の電流は、0.01〜4mA/cm2とすることが好ましく、電圧は、2〜20Vとすることが好ましい。パルス直流の場合は、周波数は好ましくは0.1〜200kHzが好ましく、オン/オフ(on/off)比は、1/100〜20/1とすることが好ましく、パルス直流の電流は、0.01〜4mA/cm2の範囲が好ましい。また、パルス直流の電圧は、2〜20Vが好ましい。
なお、上記通電条件は、投与する生理活性物質の種類や量等に応じて種々設定することができる。
本発明において使用されるアニオン荷電性生理活性物質(薬物)は、薬物分子の少なくとも一部が陰イオンに解離し得る生理活性物質であれば、医薬分野におけるすべての治療、予防薬、抗生物質、抗ウイルス剤のような抗感染薬、鎮痛薬、鎮痛複合薬、麻酔薬、食欲減退薬、抗関節炎薬、抗喘息薬、抗痙攣薬、抗うつ薬、抗糖尿病薬、下痢止め、抗ヒスタミン薬、抗炎症薬、抗偏頭痛薬、乗り物酔い防止剤、抗おう吐薬、抗腫瘍薬、抗パーキンソン病薬、かゆみ止め、抗精神病薬、解熱薬、胃腸及び尿路を含む鎮痙薬、抗コリン作動薬、交感神経作用薬、キサンチン誘導体類、カルシウムチャンネル遮断薬を含めた心血管製剤、ベータ遮断薬、ベータ−アゴニスト、抗不整脈薬、抗高血圧薬、ACE阻害剤、利尿薬、全身、冠状、末梢及び脳血管を含む血管拡張薬、中枢神経系刺激薬、咳き薬及び風邪薬、うっ血除去薬、診断薬、ホルモン類、催眠薬、免疫抑制薬、筋弛緩薬、副交感神経遮断薬、副交感神経作用薬、プロスタグランジン、蛋白質、ペプチド、ポリペプチド、精神刺激薬、鎮静薬及びトランキライザー等を含む。
また、これらアニオン荷電性生理活性物質の具体例としては、アルプロスタジル、アルプロスタジルアルファデクス、アモキシシリン、アンピシリン、アスポキシシリン、ベンジルペニシリン、メチシリン、ピペラシリン、スルベニシリン、チカルシリン、セファクロル、セファドロキシル、セファレキシン、セファトリジン、セフィキシム、セフラジン、セフロキサジン、セファマンドール、セファゾリン、セフメタゾール、セフミノクス、セフォペラゾン、セフォタキシム、セフォタテン、セフォキシチン、セフピラミド、セフスロジン、セフタジジム、セフチゾキシム、セフトリアキソン、セフゾナム、アズトレオナム、カルモナム、フトモキセフ、イメペネム、タラモキセフ、シプロフロキサシン、エノキサシン、ナリジクス酸、ノルフロキサシン、オフロキサシン、ビダラゾン、フルオロウラシル、メトトレキサート、リン酸デキサメタゾンナトリウム、レボチロキシン、リオチロニン、アンレキサノクス、クロモグリク酸、トラニラスト、グリクラジド、インスリン類、ベンズブロマロン、カルバゾクロム、トラネキサム類、アルクロフェナク、アスピリン、ジクロフェナク、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、メフェナム酸、スリンダク、チアプロフェン酸、トルメチン、スルピリン、ロベンザリット、ペニシラミン、アモバルビタール、ペントバルビタール、フェノバルビタール、チオペンタール、フェニトイン、バルプロ酸、ドロキシドパ、レボドパ、バクロフェン、ダントロレン、デノパミン、フロセミド、アセタゾラミド、ブメタニド、カンレノ酸、エタクリン酸、アラセプリル、カプトプリル、リシノプリル、メチルドパ、クロフィブラート、プラバスタチン、プロブコール、アミノフィリン、テオフィリン、カルボシステイン及びそれらの塩が挙げられる。
本発明のアニオン荷電性生理活性物質としては、また、ペプチド、ポリペプチド、タンパク質を挙げることもできる。これらの高分子物質は典型的に少なくとも約300ダルトンの分子量、より典型的には約300〜40,000ダルトンの範囲内の分子量を有する。一般に、ポリペプチド又はタンパク質上の正味電荷は、ポリペプチド/タンパク質溜めのpHをポリペプチド又はタンパク質の等電点より高く維持することによって、負に(すなわち、アニオンとして)維持されることができる。ペプチドとタンパク質の特定の例は、特に限定されず、LHRH、例えばブセレリン、ゴナドレリン、ナフレリン及びロイプロリドのようなLHRH類似体、GHRH、GHRF、インシュリン、インスロトロピン、ヘパリン、カルシトニン、オクトレオチド、エンドルフィン、TRH、NT−36(化学名:N−[[(s)−4−オキソ−2−アゼチジニル]カルボニル]−L−ヒスチジル−L−プロリンアミド)、リプレシン、下垂体ホルモン(例えば、HGH、HMG、HCG、酢酸デスモプレッシン等)、卵胞ルテオイド(luteoid)、αANF、例えば成長因子放出因子(GFRF)、βMSH、ソマトスタチン、ブラディキニン、ソマトトロピン、血小板由来増殖因子のような成長因子類、アスパルギナーゼ、硫酸ブレオマイシン、キモパパイン、コレシストキニン、絨毛性性腺刺激ホルモン、コルチコトロピン(ACTH)、エリスロポイエチン、エポプロステノール(血小板凝固阻害因子)、グルカゴン、ヒルログ(hirulog)、ヒアルロニダーゼ、インターフェロン、インターロイキン−1、インターロイキン−2、メノトロピン類(ウロフォリトロピン(FSH)とLH)、オキシトシン、ストレプトキナーゼ、組織プラスミノーゲン活性因子、ウロキナーゼ、バソプレッシン、デスモプレッシン、ACTH類似体、ANP、ANPクリアランス阻害因子、アンギオテンシンIIアンタゴニスト、抗利尿ホルモンアゴニスト、抗利尿ホルモンアンタゴニスト、ブラディキニンアンタゴニスト、CD4、セレダーゼ、CSF類、エンケファリン、FABフラグメント、IgEペプチド抑制因子、IGF−1、神経栄養因子、コロニー刺激因子、上皮小体ホルモンとアゴニスト、上皮小体ホルモンアンタゴニスト、プロスタグランジンアンタゴニスト、プロテインC、プロテインS、レニン阻害因子、チモシンα−1、血栓溶解薬、TNF、ワクチン、バソプレッシンアンタゴニスト類似体、α−1抗トリプシン(組換え体)及びTGF−βを含む。これらのペプチド、ポリペプチド、タンパク質は、溶解媒体のpHに依存して、それぞれ等電点よりも高いpHにおいて負荷電を帯びる。
本発明において使用される二糖類は、アニオン性生理活性物質のための安定化剤として作用する。
二糖類の中では、特に限定されず、蔗糖(スクロース、非還元性)、麦芽糖(マルトース、還元性)、乳糖(ラクトース、還元性)、トレハロース(非還元性)、セロビオ−ス、イルマルトース等が挙げられるが、特に蔗糖または乳糖が好ましい。
本発明において使用されるカチオン荷電性膜としては、特に限定されないが、ポリエチレン等のポリオレフィン、PET等のポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ナイロン等のポリアミド、ポリイミド、ポリアクリロニトリル、ポリスチレン誘導体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ポリビニルアルコール共重合体、フッ素樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、セルロース誘導体、PES等のポリスルフォン等の材質からなる微多孔性のものを用いることが好ましい。また、生理活性物質がタンパク質等の場合には、低蛋白吸着性の膜を使用することが好ましい。
カチオン荷電性膜は、厚さは10〜200μmとすることが好ましく、膜孔径は、薬物の保持量、放出性などを損なわず、薬物が溶解液と接触した後、速やかに膜から放出され、皮膚接触面に高濃度の薬物溶解層を形成することが可能な範囲であればよいが、膜の荷電状態による薬物吸収性への効率を考えると、0.05〜100μm、好ましくは0.1〜10μm、より好ましくは0.1〜5μmである。また、カチオン荷電性膜の空孔率は、物理的な強度を確保できる範囲で高い方が好ましく、60〜90%程度のものが好ましい。また、荷電のために、アミノ基、または2〜4級アンモニウム基などで修飾することが好ましい。
このような荷電性膜は、市販のものを用いてもよく、例えば、バイオダインA、バイオダインB、バイオダインプラス(以上、日本ポール社製)、ハイボンドN+(アマシャムバイオサイエンス社製)、イモビロンNy+(ミリポア社製)を用いることができる。
以下、本発明の実施例を説明する。なお、実施例及び比較例において、「%」は重量%を意味するものとする。
(実験例1)
ヘアレスマウスの皮膚を用いたin vitro透過試験により、アニオン荷電性生理活性物質の皮膚透過性に及ぼす各インタフェースの影響について評価した。
電極として銀/塩化銀電極を用い、スペーサー層(吸収材)(不織布)と皮膚との接触面に、各インタフェースを設置した。スペーサー層にはアニオン性生理活性物質(アルプロスタジルアルファデクス)5mgを注射用蒸留水1.2mlに溶解して充填し、レセプター相は0.2%塩化ナトリウム溶液を使用した。実験は32℃に調製したエアバス中で行い、経時的にレセプター相中の生理活性物質をHPLCにより測定した。
通電は、1mA、2時間(定電流)の直流通電を行った。インタフェースとしてバイオダインA及びB(日本ポール社製)を用いたものをそれぞれ「実施例1」及び「実施例2」とし、インタフェースとしてバイオダインC(日本ポール社製)を用いたものを「比較例1」、インタフェースなしとしたものを「比較例2」として試験を行った。各インタフェースの種類及び極性は表1のとおりである。
Figure 0004615929
実験例1におけるin vitro 皮膚透過試験の結果を図3に示す。
アニオン性薬物であるアルプロスタジルアルファデクスは、カチオン荷電性(プラスチャージ)のインタフェース(実施例1及び2)を用いた場合、アニオン荷電性(マイナスチャージ)のインタフェースを用いた場合(比較例1)及びインタフェースを使用していない比較例2と比べて、高い薬物透過性を示した。このことから、カチオン荷電性インタフェースは、アニオン性生理活性物質のイオントフォレーシスの透過を促進することが明らかとなった。
(実験例2)
実験例1と同様に、ヘアレスマウスの皮膚を用いたin vitro透過試験により、カチオン性生理活性物質の皮膚透過性に及ぼす各インタフェースの影響について評価した。
電極として銀電極を用い、スペーサー層(吸収材)にカチオン性生理活性物質(塩酸リドカイン0.1%)を注射用蒸留水に溶解して充填し、1mA、2時間(定電流)の直流通電を行った。比較例3は、インタフェースとしてバイオダインB(日本ポール社製)、比較例4はインタフェースとしてバイオダインC(日本ポール社製)を用い、比較例5はインタフェースなしで試験を行った。各インタフェースの種類及び極性は表2に示すとおりである。
Figure 0004615929
比較例3〜5の結果を図4に示す。カチオン性生理活性物質である塩酸リドカインを用いた結果、カチオン荷電性(比較例3)及びアニオン荷電性のインタフェース(比較例4)を用いても、インタフェースを使用していない比較例5と比較して、ほぼ同等の皮膚透過性であった。この結果から、カチオン性生理活性物質の場合は、アニオン荷電性インタフェースやカチオン性荷電性インタフェースを用いても、インタフェースを用いなくても、生理活性物質の透過に影響を与えないことが分かった。
(実験例3)
下記表3に示す各インタフェースの電荷がアルプロスタジルの皮膚透過性に及ぼす影響について評価した。
ゼータ電位は、レーザーゼータ電位計(ELS−8000:大塚電子社製)を用いた。溶媒として10mM NaCl(塩酸でpH5に調製)を用い、温度(25℃)、電場(−32V/cm)で測定し、溶媒の粘度(η=0.881)、誘電率(ε=78.62)、屈折率(n=1.331)を条件として、Smoluchowskiの式よりゼータ電位を算出した。
また、実験例1と同様の条件で、アルプロスタジルの皮膚透過性に及ぼす各インタフェースのチャージの影響について評価した。結果を表3に示す。
Figure 0004615929
表3に示されるように、インタフェースのゼータ電位はその材質によって異なる値となる。これはインタフェースの有するイオン性の官能基と媒体である溶解液との相互作用に基づくものである。インタフェースの少なくとも一部にカチオン荷電性(プラスチャージ)を有する膜の場合(実施例3〜7)は、ゼータ電位が−1.1mV以上の値を示す。これらの場合にアルプロスタジルの皮膚透過量は顕著に増加した。ゼータ電位値が薬物の種類によっても変わることを含めて考えると、ゼータ電位が概ね−5.0mV以上の範囲で皮膚透過量が顕著に増加すると考察される。
(実験例4)
実験例1と同様の条件で、アルプロスタジルの皮膚透過性に及ぼす各インタフェースの配置場所の影響について評価した。インタフェースにはバイオダインB(日本ポール社製)を使用し、「実施例8」はスペーサーと皮膚との間にインタフェースを設置し、「比較例8」はスペーサーと電極の間に設置し、「比較例9」はスペーサーとスペーサーの中間(皮膚と電極の中間)に配置し、「比較例10」にはインタフェースを使用しなかった。結果を図5に示す。
図5に示すように、インタフェースが皮膚との接触面にある「実施例8」は、比較例8、9及び10に比べ、アルプロスタジルの高い皮膚透過を示した。インタフェースが皮膚と接触面に配置されない比較例8及び9は、インタフェースを使用しない比較例10とほぼ等しかった。これらのことから、本製剤におけるインタフェースの配置場所は製剤性能を発揮する上で重要であることが示唆された。
(実験例5)
図1(a)に示す製剤を用いて、薬物(アルプロスタジルアルファデクス5mg)を添加し、アルミニウム包材中に保管した。比較例11では安定化剤を使用せず、実施例9は薬物と共にラクトース6mgを添加し、実施例10は乾燥剤(オゾ1G、株式会社雪江堂)、及び実施例11はラクトース6mg及び乾燥剤を共に用いて製剤を調製した。調製された製剤は50℃・1カ月間保管し、アルプロスタジル含量をHPLC法で測定した。表4に50℃・1カ月間保管後の薬物残存量を対初期に対する割合として示す。
Figure 0004615929
表4に示される結果から明らかなように、安定化剤を使用しない比較例11に比べて、安定化剤としてラクトースまたは乾燥剤を添加した実施例9〜11は薬物安定性が向上した。
(実験例6)
下記表5に示す製剤を実験例5と同様に作成し、50℃・1カ月間保管し、アルプロスタジルの安定性を検討した。
表5に50℃・1カ月間保管後の薬物残存量を対初期に対する割合として示す。下記の安定剤は、ニ糖類(スクロース6mg、ラクトース8mg)、ゼオライト系乾燥剤(オゾ、株式会社雪江堂社製)、シリカゲル系乾燥剤(Sorb−It、SUD−CHEMIE社製)、クレイ系乾燥剤(Desi Pak、SUD−CHEMIE社製)またはモレキュラーシーブ系乾燥剤(Tri−Sorb、SUD−CHEMIE社製)を用いた。
Figure 0004615929
表5に示される結果から明らかなように、安定化剤を使用しない比較例13に比べて、安定化剤としてニ糖類または各種乾燥剤を添加する実施例12から16は薬物安定性が向上したが、単糖類のD−ソルビトールを添加した比較例12では、安定性は低下した。
(実験例7)
実験例1と同様の条件で、インタフェースにはバイオダインB(日本ポール社製)を使用し、アルプロスタジルの皮膚透過性に及ぼす溶解液組成の影響について検討した。アルプロスタジルアルファデクス5mg及びグリセリン(各濃度)を水酸化ナトリウム水溶液により溶解した溶液(pH6、1.2mL)をスペーサー層に充填した。表6に2時間後の累積透過量を示す。
Figure 0004615929
表6に示されるように、グリセリン添加量の増加に伴いアルプロスタジルの透過量は増大した。しかし、グリセリン添加濃度に依存して通電中の電圧も高くなり、グリセリン添加濃度が50重量%より大きくなると電圧も顕著に高くなることから、グリセリン添加濃度は50重量%以下であることが好ましい。
(実験例8)
図1(a)に示す製剤を用い、薬物としてアルプロスタジルアルファデクス5mg及びH−プロスタグランジンEH−PGE、3μCi)を含有する製剤を作成した。SD雄性ラット(体重約250g)を用い、25%ウレタン麻酔(5mL/Kg)後、腹部皮膚をバリカン及びシェーバーで剃毛処理し、皮膚表面をアルコール消毒した。上記作成した製剤を皮膚表面に貼付固定した後、各溶解液を製剤中に添加して製剤を調製した。溶解液として、実施例20は30%グリセリン溶液、比較例15はグリセリンを含まない精製水を用いた。通電は、0.4mA/cm、60分間行い、経時的に頚静脈より採血し、遠心分離後に血漿を分離して、液体シンチレーション法により放射能量を測定した。
図6に、各製剤の血漿中PGE濃度変化を示す。In vitroへアレスマウス皮膚透過試験の結果と同様に、グリセリン30%含有溶解液(実施例20)において、グリセリン非添加と比べて顕著な吸収増大が観察された。
(実験例9)
表7に示すように、実施例21〜23及び比較例16において、図2(a)に示す製剤の溶解液溜め(ブリスター部)(PVC製)に各溶解液を充填し、アルミニウム蓋材によりヒートシールした。作成した溶解液容器をアルミニウム包材中に乾燥剤(オゾ1G、株式会社雪江堂)と共に、50℃・1カ月間保管し、重量の変化を検討した。表7に保存中の減量を初期重量からの変化率で示す。
Figure 0004615929
表7に示されるように、グリセリンを添加することにより、保存中の生理活性物質の重量変化が抑制される傾向を示した。
本発明は、アニオン荷電性生理活性物質を経皮投与するためのイオントフォレーシス装置に関するものであり、産業上の利用可能性がある。
本発明に係るイオントフォレーシス装置の一構成例を示す断面図であり、(a)は薬物がカソード電極とインタフェースとの間に配置された図、(b)は薬物がインタフェース中に配置された図である。 本発明に係るイオントフォレーシス装置の他の構成例を示す断面図であり、(a)は薬物がカソード電極とインタフェースとの間に配置された図、(b)は薬物がインタフェース中に配置された図である。 アルプロスタジルの累積透過量(μg/cm)を示すグラフである。 リドカインの累積透過量(μg/cm)を示すグラフである。 アルプロスタジルの累積透過量(μg/cm)を示すグラフである。 PGE1の血中濃度(ng・eq/ml)を示すグラフである。
符号の説明
10 薬物
11 吸収材
12 粘着層
13 壁材
14 開口
15 支持体
25 カソード電極
26 リード部
31、32 インタフェース

Claims (7)

  1. カソード電極と、カチオン荷電性膜からなるインタフェースと、前記カソード電極と前記インタフェースとの間または前記インタフェース中に配置されたアニオン荷電性生理活性物質とを備え、前記アニオン荷電性生理活性物質が乾燥したものであり、前記アニオン荷電性生理活性物質に安定化剤として二糖類および乾燥剤を付加したことを特徴とするイオントフォレーシス装置。
  2. 前記カチオン荷電性膜のゼータ電位が、−5mV以上であることを特徴とする請求項1記載のイオントフォレーシス装置。
  3. 前記アニオン荷電性生理活性物質が、アルプロスタジルまたはアルプロスタジルアルファデクスであることを特徴とする請求項1または2記載のイオントフォレーシス装置。
  4. 前記二糖類が蔗糖または乳糖であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のイオントフォレーシス装置。
  5. カソード電極と、カチオン荷電性膜からなるインタフェースと、前記カソード電極と前記インタフェースとの間または前記インタフェース中に配置されたアニオン荷電性生理活性物質と、前記生理活性物質に溶解液を供給するための手段とを備え、前記アニオン荷電性生理活性物質が乾燥したものであり、前記アニオン荷電性生理活性物質に安定化剤として二糖類および乾燥剤を付加したことを特徴とするイオントフォレーシス装置。
  6. 前記溶解液を供給するための手段が、押圧により開封される溶解液溜めであることを特徴とする請求項記載のイオントフォレーシス装置。
  7. 前記溶解液がグリセリンを含有することを特徴とする請求項または記載のイオントフォレーシス装置。
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