JP4615333B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばパワーステアリング装置の駆動源として用いられるブラシレスモータのモータ制御装置およびパワーステアリング装置に関する。
従来、例えばパワーステアリング装置に用いられるブラシレスモータを駆動するには、ロータの回転位相に合わせてコイルの通電を切り替える必要がある。このためブラシレスモータの通電方法としては、例えば一般的に3個設けられた位相検出用のホールセンサの検出信号に基づいて、3相のうち2相に通電させる120°通電方法と、ロータの位相に対して電流が常に直交方向に流れるように、3相に対して正弦波特性で通電するベクトル制御による正弦波駆動方法とが知られている。
ブラシレスモータを用いたパワーステアリング装置(ポンプ駆動式装置)は、ブラシレスモータによってポンプを駆動し、このポンプによって発生した油圧を油圧シリンダに供給することにより、操舵アシスト力を発生させている。
このパワーステアリング装置におけるブラシレスモータの制御装置としては、例えば、位相推定値戻し処理により位相推定値と実位相のズレ幅を抑え、トルク出力への悪影響を抑制することが下記特許文献1に記載されている。
特開2004−23973号公報
しかしながら前記特許文献1を含めた従来のモータ制御装置においては、モータのスロット間での磁束密度の変化等、モータが固有にもっている回転角に依存するトルク変動(一般的に言われているトルクリプル)について考慮していない構成であるため、トルク指令値を一定としても実際のトルク出力がモータの回転角に応じて変動してしまい、モータ回転角変化に依存した出力変動が発生するという問題がある。
更に、ブラシレスモータやポンプは1回転周期の中でフリクションの変化をもち、このフリクション変化も個体差を有する。
よって、一定負荷の状態でブラシレスモータに一定の指令電流を与えたとしても、ポンプ(モータ)の回転速度にムラが生じ、結果としてポンプ吐出圧も1回転周期の中で変化してしまうという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、モータ固有の回転位相に依存する1回転中に発生するトルク変動成分およびモータ負荷がもっている回転位置依存性のある出力変動成分を抑えて出力を安定させたパワーステアリング装置を提供することにある。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、操舵輪に連結された操舵機構の操舵力を補助する油圧パワーシリンダと、前記油圧パワーシリンダの両圧力室に油圧を供給する可逆式ポンプと、前記可逆式ポンプに接続され、この可逆式ポンプを正・逆回転させる回転軸と、前記回転軸の回転位置を検出する回転位置センサを備えたブラシレスモータと、前記可逆式ポンプに接続されたモータの回転軸に一定負荷が与えられ、且つ一定指令電流値が与えられたときの当該回転軸の1回転における回転特性である前記回転軸の回転速度および前記回転位置センサで検出された回転軸の位相を求める回転特性演算手段と、前記回転特性演算手段で求められた前記回転速度および回転軸の位相に基づき、前記回転速度が落ち込みやすい位相においてピーク値を有する正弦波を作成し、前記正弦波に基づき前記モータのトルク変動成分とは逆位相の逆位相波を求め、前記逆位相波に基づいて、前記指令電流値を補正する補正手段とを備えるように構成した。
上記構成によれば、一定負荷、一定指令電流値の状態におけるモータの出力トルク特性を補正するように指令電流値が補正されるため、モータ回転角に依存して発生する、トルク振動の発生を抑制でき、回転ムラを改善することができる。
また、ブラシレスモータに接続される可逆式ポンプが持っている、モータの回転位置に依存する出力変動要素による影響に対しても前記同様の作用、効果を奏し、モータと負荷の変動成分の合成波にも対応することができる。
更に、モータや可逆式ポンプの個体差による回転特性を補正することにより、可逆式ポンプの吐出圧の変動を抑制することができるため、滑らかな操舵フィーリングを得ることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明するが、本発明は以下の実施形態例に限定されるものではない。ここでは、本発明を、図1のような構成を持つ電動油圧パワーステアリング装置に適用した場合の実施形態例を説明する。
図1において1はステアリングホイールであり、該ステアリングホイール1はステアリングシャフト2を介してギア機構(ラック&ピニオン)3に連結されている。このため運転者がステアリングホイール1を操作すると、それに連動して、図示省略の前輪(操舵輪)に連結されたシャフト4が左右(X方向)に変位して操舵が行われる。
さらに、前記シャフト4には油圧シリンダ5が設けられている。この油圧シリンダ5は、双方向オイルポンプ6の駆動に応じて、左右のパワーシリンダ室51、52に油などの流体が油路61、62を介して供給および排出されることによりシャフト4にアシスト力を与えている。
前記ポンプ6の駆動は、例えばブラシレスモータから成る電動モータ7の回転により制御され、該電動モータ7の回転はコントロールユニット8により制御される。すなわち、電動モータ7の駆動により油圧シリンダ5によるハンドル操作力に対するアシスト力が決定される。
前記コントロールユニット8は、前記ステアリングシャフト2の途中に設けられたトーションバートルクセンサ9からトルクセンサ信号VTを入力し、かつ電動モータ7に設けられた、例えばポジションセンサ、レゾルバ等から成るモータ回転位相検出手段10からセンサ信号(モータ回転位相θM,モータ回転速度dθM)を入力し、アシスト指令値(モータ駆動指令電流値IM,モータ駆動指令電圧値VM)を演算し、電動モータ7を駆動制御する。尚コントロールユニット8はマイクロコンピュータなどで構成されている。
前記モータ回転位相検出手段10は、例えば図示省略の3つのホールセンサを備え、各ホールセンサがそれぞれ、電動モータ7のロータ(図示省略)の位相が180°変化するごとにハイレベル、ローレベルが切り替わり且つそれぞれの位相が120°ずれたホールセンサ信号を出力するように構成されている。
また電動モータ7は、例えば図示省略の電源、PWM(パルス幅変調)発生器、3相ブリッジ回路等を有したモータ駆動回路を備え、該モータ駆動回路は、コントロールユニット8から入力されたモータ駆動指令電流値IM、モータ駆動指令電圧値VMによってU相、V相、W相の各相に駆動電流を供給するように構成されている。
尚図1において、THはハンドトルク、θHはハンドトルク舵角、XSはラックストローク、TPはピニオンギアトルク、θPはピニオンギア角度、FPSはアシスト反力、VTはトルクセンサ信号、IMU,IMV,IMWはモータ駆動指令電流(U,V,W相)、VMU,VMV,VMWはモータ駆動指令電圧(U,V,W相)、TMはモータトルク、θMはモータ回転位相、dθMはモータ回転速度、PPL,PPRはポンプ吐出圧力を各々示している。
図1の構成において、運転者のステアリング操作によりトーションバートルクセンサ9からトーションバートルク信号VTが作られ、コントロールユニット8に入力される。
コントロールユニット8では、入力されたトーションバートルク信号VTをもとに、後述するアシスト制御処理部がアシスト量を決め、モータトルク指令値を演算するとともに、後述のトルクリップル対策処理部が電動モータ7のトルク変動成分とは逆位相のトルク変動対策波(逆位相波)を求めてこれをモータトルク指令値に加算し、さらに後述のモータ電流制御処理部が前記加算されたトルク変動対策波入り指令電流(モータ駆動指令電流IM)を電動モータ7に出力し、双方向オイルポンプ6にてパワーシリンダ室51、52に液圧を立てることによってアシスト力を得る。
ここで例えばステアリングホイール1をきった状態を保った保舵の状態において、トーションバートルク信号VTが安定した値である場合、コントロールユニット8から出力されるモータトルク指令も安定した値となる。
しかし、電動モータ7自体のトルクリプルや、双方向オイルポンプ6のある回転位相でのフリクションが高くなっていたりすると、モータトルク指令が安定していても、回転位相に依存した液圧出力変動を発生させて、操舵フィーリングを悪化させる。
そこで電動モータ7と双方向オイルポンプ6の1回転中の回転位相と出力変動の関係を明らかにし、それとは逆位相の波形の電流値をモータ指令電流値に対して加えてやると、液圧の出力変動を抑えることができ、操舵フィーリングが向上する。その効果を時系列波形により表したのが図2である。
図2(a)はモータ回転角(位相)を示し、1周期が1回転である。図2(b)はトルク変動波を示し、このトルク変動は(モータ回転周期×N)周期で発生し、モータ位置(位相)に依存する。図2(c)はモータ指令電流を示し、ここでは一定値として考える。
図2(d)は前記トルク変動対策を講じていない場合(本発明の補正手段無しの場合)のモータトルクを示しており、図2(c)のようにモータ指令電流が一定であってもトルク変動がのってしまう。
図2(e)はトルク変動対策波入りの場合(本発明の補正手段有りの場合)の指令電流を示し、図2(d)のトルク変動とは逆位相的な信号を指令値に合成している。
図2(f)はトルク変動対策入りの場合(本発明の補正手段有りの場合)のモータトルクを示し、図2(d)の場合に比べてトルク変動が減少しており、指令値に近い出力が得られる。
次にコントロールユニット8で行われるアシスト制御、トルクリップル対策、モータ電流制御等の各種処理の構成を図3、図4とともに説明する。図3において、100は、前記トーションバートルクセンサ9から入力されたトーションバートルク信号101(図1のVT)に基づいて最適なアシスト量を演算するアシスト制御処理部であり、例えば図4のように構成されている。
すなわち図4において、トーションバートルク信号101の、低域成分をローパスフィルター104で抽出してアンプ105で所定ゲインで増幅し、高域成分をハイパスフィルター106で抽出してアンプ107で所定ゲインで増幅し、それらアンプ105、107の出力を加算器108で加算し、該加算された信号をモータ指令値演算部109に入力してモータトルク指令値102を演算し出力する。図4の構成により位相とゲインがコントロールされた最適なアシスト量を演算する。
図3の200は、電動モータ7のトルク変動成分とは逆位相の逆位相波(トルク変動対策波205)を求めるトルクリップル対策処理部(本発明の回転特性演算手段、補正手段)である。このトルクリップル対策処理部200は、前記モータトルク指令値102、前記モータ回転位相検出手段10の出力信号であるモータ回転位相201(図1のθM),モータ回転数202(図1のdθM),フェイルセーフ処理部300からの冗長制御情報203および後述のモータ電流制御処理部400からの駆動方法情報204を入力とし、トルク変動対策波205を出力とし、該トルク変動対策波205と前記モータトルク指令値102を加算器103において加算するように構成されている。
400は、加算器103の出力に基づいて電動モータ7の電流を制御するモータ電流制御処理部であり、モータ駆動指令電流IMU,IMV,IMWを出力しベクトル制御による正弦波駆動方法又は120°通電方法によって電動モータ7を駆動制御する。
上記のように構成された各処理部の処理は図5に示すフローチャートに沿って行われる。図5において、まず演算可能判断処理にてトルク変動の逆位相波の演算を禁止するかどうかの判断を行う。演算禁止条件にはモータ回転数条件(ステップ501)、電流通電方法条件(ステップ502)、冗長制御条件(ステップ503)がある。
ステップ501では、モータ回転数ωmの絶対値が規定値OMGjdg以上の場合に演算を禁止し、ステップ504へ進み、逆位相波演算値Ywをクリアしてステップ513へ進む。高回転では各相の電流SIN波の波形が乱れ易く、本対策の効果が得られづらくなる。また回転センサがホールセンサのように任意の回転位相での割り込みで処理されている場合、高回転で割り込み回数が多くなりマイコンの演算負荷が大きくなるため、演算を禁止する。禁止でなき場合はステップ502へ進む。
ステップ502では、電流通電方法が120°通電と正弦波通電の切り替えが可能で120°通電が行われている場合、演算を禁止し、ステップ504へ進み、逆位相波演算値Ywをクリアしてステップ513へ進む。120°通電では各相の電流波形がもともと滑らかでないため、本対策を入れることによって逆に出力特性が悪化することを防ぐため、演算を禁止する。禁止でなき場合はステップ503へ進む。
ステップ503では、フェイルセーフ(F/S)によって冗長制御が行われている場合、演算を禁止し、ステップ504へ進み逆位相波演算値Ywをクリアしてステップ513へ進む。フェイルセーフによる冗長制御は、システムに何らかの故障が発生した場合に唐突にシステムを遮断せずに、段階的に出力を落としていく方法である。そのためこの冗長制御が行われている時はシステムに何らかの故障が含まれており、そのような状態で本対策を入れると出力特性が悪化する可能性があるので、演算を禁止する。例えば図1のモータ回転位相検出手段10が故障した場合でも冗長制御が行われることがあるが、この時には位相の検出が正確でないため、本対策の演算値が異常となってしまう。そこで演算を禁止することによって、出力特性が悪化しないよう防止している。禁止でなき場合はステップ505に進む。
ステップ505ではゲインGwの演算を行う。逆位相波のゲインについてはモータトルク指令の絶対値条件とモータ回転数の絶対値条件により値を決定する。モータトルク指令の絶対値条件では、例えば、モータトルクリプルは、トルク指令に比して大きくなるため、それに合わせてゲインを大とする。
また例えば、回転軸フリクションの回転角に依存するようなフリクションムラであれば、トルク指令に依存せず、一定量のオフセット量としてゲイン値を付与する。
モータ回転数の絶対値条件は、モータは高回転になるほどイナーシャの関係で出力変動が出にくくなるため、高回転ではゲインを小さくする。これにより、高回転で制御分解能が荒くなることによる反作用、本制御による出力上限の低下を防止する。
ゲインGwの演算は、例えば入力がトルク指令の絶対値とモータ回転数の絶対値で、出力をゲインとする、図6のような3Dmap(マップ)を用いる。そうすることにより、自由度を高く設定することができる。この処理後はステップ506へ進む。
ステップ506では逆位相波の演算を行う。回転位相に依存するトルク変動成分波形は、例えば、モータのトルクリプルのように、モータの回転角に応じた正弦波で表せることが多い。そこで例えば入力をモータ位相とした正弦波を次の式(1)にて作成する。
Yw=sin((θm+θmofs)×Gf)×Gw…(1)
但し、Gfはモータ回転周期に対する振動周期の次数、θmはモータ回転角、θmofsはトルク振動-モータ回転角オフセット角である。
ステップ507では、過大出力によって逆に出力特性が悪化しないよう、リミッタ処理を行う。逆位相波Ywの値リミッタ値がYlimit以上であった場合ステップ508へ進み、Ywの値にリミッタ値Ylimitをセットしてステップ509へ進み、またリミッタ値内であればステップ509へ進む。尚リミッタ値Ylimitは任意の値である。
ステップ509も同様にマイナス側のリミッタ処理を行う。逆位相波Ywの値がリミッタ値−Ylimit以下であった場合ステップ510へ進み、Ywの値にリミッタ値−Ylimitをセットしてステップ511へ進み、またリミッタ値内であればステップ511へ進む。尚リミッタ値−Ylimitは任意の値である。
ステップ511ではモータトルク指令値出力方向に合わせて符号をセットする。モータトルク指令値出力方向は、通常左右を±で切り分けている。符号はトルク変動波形を打ち消す方向に合わせる。ここではトルク変動成分波形とは逆位相の値としているので、モータトルク指令値と符号を合わせてセットする。モータトルク指令が0以下で負の場合はステップ512へ進み、Ywの符号を逆転(マイナスに)し、ステップ513へ進む。また正の場合はそのままステップ513へ進む。
ステップ513では求めた逆位相波Ywを最終的にモータトルク指令値102に加算する。それにより液圧出力が安定し、特に保舵や微操舵といったモータ回転の低い領域での操舵フィーリングを向上することができる。
前記ステップ506の逆位相波演算において、波形をsin波で表すのが難しい場合、例えば図7に示すような、モータ位相を入力とし、ゲインを出力とするマップを参照し、次の式(2)を作成するようにしても良い。
Yw=(マップ参照値)×Gw…(2)
また前記ステップ506の逆位相波演算は、前記式(1)、(2)を演算する方法に代えて、回転位相に依存するトルク変動成分波形を推定して逆位相波を演算しても良い。すなわち、モータトルク指令値が安定している状態の時にモータ回転数変化をモニタして回転数の落ち込みやすい位相を検知し、その位相でピーク値をもつ正弦波を作成して、それを逆位相波成分として推定するものであり、次の式(3)を演算する。
Yw=(推定逆位相波成分)×Gw…(3)
これにより、あらかじめトルク変動成分の特性を調査する必要がなくなり、個別の調整をしなくても個体差に左右されずに効果を得ることができる。
次に、簡易的に推定逆位相波を求める例について以下に示す。この処理の概要を図8のフローチャートに示す。図8においてステップ801では図9のフローに沿って推定処理の実行判断を行うものであり、モータトルク指令条件が安定し、モータ回転数が規定値内にある状態が一定時間継続した時に実行可能とする。
図9のステップ901はモータトルク指令値の安定条件での判定処理であり、任意時間間隔のトルク変化量の移動平均値ΔTaveが規定値Tjdg以下である場合、ステップ902へ進む。移動平均回数の規定値Tjdgは任意とする。この条件を満たさない場合はステップ904へ進み、タイマ値Tiをクリアして図8のステップ807(終了処理)へ進む。
ステップ902はモータ回数数条件の判定処理であり、モータ回数数がωll以上、ωlh以下の場合にステップ903へ進む。この条件を満たさない場合はステップ904へ進み、タイマ値Tiをクリアし図8のステップ807へ進む。
ステップ903では、時間計測のためにタイマ値Tiをカウントアップし、その処理後ステップ905へ進む。
ステップ905では、タイマ値Tiが任意時間Tijdg以上である場合に図8のステップ802へ進み、それ以外の場合は図8のステップ807へ進む。
図8のステップ802では位相モードθmodeを設定する。この位相モードθmodeは図10のように1回転をπ/3毎に6個に区切ったもので、モード位相が0〜π/3にある時はθmode=1、π/3〜2π/3にある時はθmode=2というように設定する。この設定処理を次の表1にまとめた。この位相モード設定処理後はステップ803へ進む。
Figure 0004615333
ステップ803では位相モードの切り替わる時間を計測する。この処理の流れは図11となる。図11において、ステップ1101では位相モード値が正常(≠7)の場合ステップ1102へ進み、それ以外の場合は図8のステップ807へ進む。
ステップ1102では位相モードの切り替わりタイミングを判断する。すなわち今回と前回の位相モードを比較し、同じ値でない場合、ステップ1103へ進み、それ以外はステップ1105へ進み、タイマ値Timをカウントアップした後図8のステップ807へ進む。
ステップ1103では位相モードの切り替わり時間を記憶する。その記憶方法は次の表2のとおりであり、前回の位相モード毎に記憶場所を変える。そしてこの処理後ステップ1104へ進む。
Figure 0004615333
ステップ1104ではタイマ値Timをクリアし、その処理後は図8のステップ804へ進む。
図8のステップ804では1回転中の各位相モードでの切り替わり時間を比較し、一番遅い位相モードを確定する。すなわち一番遅い位相モードを確定することで、回転数が落ち込みやすい位相を検出するものである。この回転数が落ち込みやすい位相では例えばポンプが油をかき出さなくなって操舵アシスト力が弱くなるので、この位相モードで逆位相波を演算し最終的にモータトルク指令値に加算することにより、多大な効果が得られる。
この処理の流れは図12となる。図12において、ステップ1201では回転方向の判断を行う。すなわち次の表3のように、今回と前回の位相モードのパターンにより回転方向を判断し、回転方向判別フラグFrをセット/クリアする。そしてこの処理後ステップ1202へ進む。
Figure 0004615333
ステップ1202では1回転中に回転方向が切り替わったかどうかの判断を行う。すなわち前回と今回の回転方向フラグFrを比較し、同じであればステップ1203へ進み、位相切り替わりカウンタCsをカウントアップし、その処理後ステップ1205へ進む。それ以外の場合はステップ1204へ進み、位相切り替わりカウンタCsをクリアして図8のステップ807へ進む。
ステップ1205では1回転したかどうかの判断を行う。位相切り替わりカウンタCsは6回切り替わると1回転することになるので、Cs=6の場合は、ステップ1206へ進み、それ以外は図8のステップ807へ進む。
ステップ1206では各位相モードでの切り替わり時間の比較を次の表4、表5のように行い、一番遅い時間(表4のTics)と一番速い時間(表5のTicl)を確定する。一番遅い位相モードについては表4のようにTmodeに記憶しておく。そして確定後はステップ1207へ進む。尚同じ時間のモードが存在する場合は若いモードの方を優先する。
Figure 0004615333
Figure 0004615333
ステップ1207では位相切り替わりカウンタCsをクリアし、その処理後は図8のステップ805へ進む。図8のステップ805では遅延位相モードより逆位相演算式を更新するかどうかの判断を行う。この処理の流れは図13のとおりである。
図13において、ステップ1301では一番遅い時間Ticsと一番速い時間Ticlとの差分時間dTimを演算し、処理後はステップ1302ヘ進む。
ステップ1302では時間差(dTim)が充分にあるかどうかの判断を行い、規定値dTjdg以上の差があればステップ1303へ進み、それ以外は図8のステップ807へ進む。
ステップ1303では遅延している位相モードが何回来たかの判断を行うための位相モードカウンタCLPmodeのカウントアップを行う。この処理は下記表6のように、前記表4のTmodeより各位相モードに対応する位相モードカウンタCLPmodeをカウントアップするものであり、この処理後はステップ1304へ進む。
Figure 0004615333
ステップ1304では遅延している位相モードを逆位相波の演算式に用いるかどうかの判断を行う。この処理は下記表7に示すように、位相モードカウンタCLPmodeが規定値CLPjdg以上となった場合(すなわち回転数が落ち込みやすい位相が確定された場合)、各位相モードに対応する遅延位相モードsetmode(1〜6等)をセットし、位相モードカウンタCLPmodeをクリアする。そしてこの処理後は図8のステップ806へ進み、それ以外はステップ807へ進む。
Figure 0004615333
図8のステップ806では逆位相波の波形を調整するための位相補正量を確定する。すなわち逆位相波のピーク値が、遅延している位相モードに来るように位相補正量を求めるものであるが、ここでは簡易的な方法として図14に示すように逆位相波のピークが各位相モードの中心(θmode=1ではπ/6、θmode=2ではπ/2というような)に来るように位相補正量adjphaをセットする。この処理は下記表8に示すように、前記表7の遅延位相モードsetmodeを参照して位相補正量adjphaに対応する位相値をセットし、また逆位相波確定フラグFsetywをセットする。この処理後は図8のステップ807へ進む。
Figure 0004615333
ステップ807では推定逆位相波演算の終了処理を行う。この処理の流れは図15のフローに沿って実行されるものであり、ステップ1501では逆位相波が確定されている時に逆位相波を演算する。この処理は下記表9のように、逆位相波確定フラグFsetywがセットされている時は逆位相波演算式Ywを下記式(4)のような正弦波の式とする。
Figure 0004615333
Yw=sin(θm×Gf+adjpha)×Gw…(4)
但し、Gfはモータ回転角に対する次数(任意に設定)である。
尚、Gwは前述のようにして求めても良いし、setmode間での速度変化より、トルク変動量を求めて補正しても良い。
この式(4)は前記式(1)に相当する。それ以外の時はYwの値をクリアし、その処理後ステップ1502へ進む。
ステップ1502では次サイクルの演算のために前回θmodeに今回値を記憶し、ステップ1503へ進む。
ステップ1503では次サイクルの演算のために前回回転方向判別フラグFrに今回値を記憶し、その処理後は図5のステップ507以降の処理を行い、モータトルク指令値を確定する。
以上の処理により推定逆位相波を求めることができる。
以上のように本実施形態例によれば、モータ固有の回転位相に依存する1回転中に発生するトルク変動成分およびモータ負荷がもっている回転位置依存性のある出力変動成分を抑えて出力を安定させることができる。
更に、上記実施形態例から把握し得る請求項以外の技術的思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項1において、前記回転特性演算手段は、回転特性として前記回転軸の回転速度変化を求めることを特徴する。これによってコイルの磁束密度や機械的なフリクション変化は、一定負荷、一定指令電流値の状態においてそのまま回転速度として表れるため、この回転速度変化を求め、1回転の間で一定となるように指令電流値を補正することにより、滑らかなモータ制御を行うことができる。
(ロ)請求項1において、前記回転特性演算手段は、回転特性をマップで記憶しておくことを特徴とする。このように回転特性をマップで記憶することにより、回転特性を正確に再現することができるため、適切な指令電流値の補正を行うことができる。
(ハ)請求項1において、前記モータは前記回転軸の回転位置を検出する回転位置センサを有するブラシレスモータであって、前記回転特性演算手段は、回転特性として、前記回転軸の回転速度および、前記回転位置センサで検出された回転軸の位相を求めることを特徴とする。これによって、モータの回転特性はその位相によって変化するため、回転位置センサによってモータの回転位相を検出し、この回転位相に応じて指令電流値を補正することによって、モータの回転特性変化に応じたモータ制御を行うことができる。
(ニ)前記(ハ)項に記載のモータ制御装置において、前記補正手段は、モータの高回転時にゲインが下がる逆位相波を求めることを特徴とする。これによって、モータの高回転時は各相の電流の正弦波の波形が乱れ易いが、このとき、指令電流値を補正するための逆位相波のゲインを下げることにより、ノイズ成分となることは防止される。また一般的にモータの回転速度が上昇するほどモータフリクションは小さくなるため、このフリクション変化に応じた指令電流値の補正量とすることにより、適切な指令電流値の補正を行うことができる。
(ホ)前記(ハ)項に記載のモータ制御装置において、前記指令電流値はトルク指令値に基づいて決定され、前記補正手段は、前記トルク指令値の絶対値が大のときにゲインが大となる逆位相波を求めることを特徴とする。この構成により、トルク指令値が大のときはトルク変動成分も大となるが、このとき逆位相波のゲインも大きくすることにより、出力を安定させることができる。
(へ)前記(ホ)項に記載のモータ制御装置において、前記補正手段は、トルク指令値が安定している状態の時に回転数が落ち込みやすい位相を検知し、該位相でピーク値をもつ正弦波を作成して前記逆位相波を求めることを特徴とする。これによって、あらかじめトルク変動成分の特性を調査する必要なく逆位相波を作成できるため、個別の調整をしなくても個体差に左右されずに効果を得ることができる。
(ト)前記(イ)〜(ヘ)項に記載の構成要件を、請求項2に記載のパワーステアリング装置に適用しても良く、その場合は前記(イ)〜(ヘ)項と同様の作用、効果を奏する。
本発明が適用される電動油圧パワーステアリングシステムの構成図。 トルク変動対策信号とその効果を表し、(a)はモータ回転位相を示す信号波形図、(b)はトルク変動波を示す波形図、(c)はモータ指令電流の波形図、(d)は本発明の逆位相波により補正を行わない場合のモータトルクの信号波形図、(e)は本発明の逆位相波により補正を行う場合の指令電流の波形図、(f)は本発明の逆位相波により補正を行った場合のモータトルクの信号波形図。 本発明の一実施形態例の概要を示すブロック図。 図3の一部の詳細なブロック図。 本発明の一実施形態例の要部の処理を示すフローチャート。 本発明の一実施形態例のトルク−モータ回転数参照ゲインマップの一例を示す特性図。 本発明の一実施形態例のモータ位相参照波形マップの一例を示す特性図。 本発明の一実施形態例の逆位相波演算の全体の処理を示すフローチャート。 図8の逆位相波演算における実行条件処理を示すフローチャート。 図8の逆位相波演算における位相モード設定処理の方法の一例を示す説明図。 図8の逆位相波演算における位相モード切り替わり時間演算処理を示すフローチャート。 図8の逆位相波演算における切り替わり時間比較処理を示すフローチャート。 図8の逆位相波演算における演算許可条件処理を示すフローチャート。 図8の逆位相波演算における逆位相波演算処理の方法の一例を示す説明図。 図8の逆位相波演算における終了処理を示すフローチャート。
符号の説明
1…ステアリングホイール(操舵機構)
2…ステアリングシャフト(操舵機構)
3…ギア機構(操舵機構)
4…シャフト(操舵機構)
5…油圧シリンダ(油圧パワーシリンダ)
6…双方向オイルポンプ(可逆式ポンプ)
7…電動モータ(モータ)
8…コントロールユニット
9…トーションバートルクセンサ
10…モータ回転位相検出手段(回転特性演算手段)
51、52…パワーシリンダ室(圧力室)
100…アシスト制御処理部
102…モータトルク指令値
103…加算器(補正手段)
200…トルクリップル対策処理部(補正手段)
201…モータ回転位相
202…モータ回転数
203…冗長制御情報
204…駆動方法情報
205…トルク変動対策波
300…フェイルセーフ処理部
400…モータ電流制御処理部

Claims (1)

  1. 操舵輪に連結された操舵機構の操舵力を補助する油圧パワーシリンダと、
    前記油圧パワーシリンダの両圧力室に油圧を供給する可逆式ポンプと、
    前記可逆式ポンプに接続され、この可逆式ポンプを正・逆回転させる回転軸と、前記回転軸の回転位置を検出する回転位置センサを備えたブラシレスモータと、
    前記可逆式ポンプに接続されたモータの回転軸に一定負荷が与えられ、且つ一定指令電流値が与えられたときの当該回転軸の1回転における回転特性である前記回転軸の回転速度および前記回転位置センサで検出された回転軸の位相を求める回転特性演算手段と、
    前記回転特性演算手段で求められた前記回転速度および回転軸の位相に基づき、前記回転速度が落ち込みやすい位相においてピーク値を有する正弦波を作成し、前記正弦波に基づき前記モータのトルク変動成分とは逆位相の逆位相波を求め、前記逆位相波に基づいて、前記指令電流値を補正する補正手段とを備えたことを特徴とするパワーステアリング装置。
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