JP4613809B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の排気通路に設けた排気浄化触媒の昇温要求時に、HCなどの排気未燃焼成分を低減させると共に、排気温度を上昇させて該触媒を早期に活性させる排気浄化装置に関する。
特許文献1では、吸気バルブの開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構と、排気通路にて排気を浄化可能な排気浄化触媒とを備える内燃機関の排気浄化装置において、エンジン冷間始動状態など、排気浄化触媒の昇温が要求される所定期間(エンジン始動時から未燃HCがある程度浄化される時まで)では、可変バルブタイミング機構により排気バルブ及び吸気バルブが共に開期間となるオーバーラップを通常運転時よりも拡大させることが開示されている。そして、所定期間経過後は、オーバーラップを減少させると共に、点火時期を遅角している。
特開2002−235647号公報
しかしながら、特許文献1に記載の内燃機関において、オーバーラップの拡大によってHCの低減が有効であるのは、燃料重軽質空燃比差によって空燃比がリッチになるラムダコントロールにより空燃比を目標空燃比(理論空燃比)にフィードバック制御を開始する前である。このため、フィードバック制御開始後は、HC低減及び排気ガスの温度上昇による排気浄化触媒の早期活性が図れないという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、HC低減を図ると共に排気浄化触媒の早期活性を図ることを目的とする。
そのため本発明では、排気浄化触媒の昇温要求時に、空燃比フィードバック制御が開始されるまでの間、排気バルブ及び吸気バルブが共に開期間となるオーバーラップを空燃比フィードバック制御時より拡大して吸気ポート内への排気ガスの吹き返しによって吸気ポート内の燃料の気化を促進する一方、空燃比フィードバック制御が開始された後は、前記オーバーラップを戻すと共に点火時期を遅角する。
本発明によれば、触媒の昇温要求時のオーバーラップ拡大により吸気ポート内への排気ガスの吹き返しを起こすことで燃料気化を促進し、燃料の重軽質空燃比差を縮小させ、その分だけ空燃比のリーン化設定が可能になる。これにより、空燃比検出のための空燃比センサ等が非活性であるために該センサを用いた空燃比フィードバック制御が行えない場合である始動直後のリッチ状態においても、オーバーラップの拡大によってHCを低減できる点で有効である。
そして、フィードバック制御開始後は、余剰燃料が減少することでオーバーラップ拡大の効果が減少するため、オーバーラップを戻して燃焼安定度が向上する分だけ点火時期を遅角し、後燃えによってHCを低減すると共に、排気ガスの温度上昇による排気浄化触媒の早期活性を図ることができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態について説明する。
図1は、内燃機関の排気浄化装置の構成を示す図である。
エンジン1の各シリンダ2及びピストン3により画成される燃焼室4には、点火プラグ5を囲むように、吸気バルブ6及び排気バルブ7を配置している。
吸気バルブ6は、第1カムシャフト8に形成された吸気カム8aにより所定タイミングで開閉される。排気バルブ7は、第2カムシャフト9に形成された排気カム9aにより所定タイミングで開閉される。
第1カムシャフト8には、吸気バルブ6の開閉タイミングが変更可能な可変バルブタイミング機構10が設けられている。可変バルブタイミング機構10は、吸気バルブ6の開閉タイミングを変更するために、ECU30からの可変バルブタイミング信号に基づいて吸気バルブ6の位相を変更することで、排気バルブ7及び吸気バルブ6が共に開期間となるオーバーラップの拡大及び縮小ができるものである。
エンジン1に導入する吸入空気量を制御するため、吸気通路11には、電制スロットル弁(バタフライバルブ)12が配設されている。電制スロットル弁12は、その開口面積に応じて燃焼室4内に空気を導入可能である。電制スロットル弁12の開口面積は、エンジン制御装置(ECU)30の開度指令に基づいて決定される。吸気通路11下流の各吸気ポート11aには、燃料噴射弁14がそれぞれ設けられている。
排気通路15には、HC等の排気未燃焼成分を浄化可能な排気浄化触媒16を設けている。
また、ECU30には、スロットル開度センサ17、エアフロメータ(熱線式流量計)18、空燃比検出手段(ここでは空燃比センサ)19、排気温度センサ20、クランク角センサ21、水温センサ22、スタートスイッチ23及びアクセル開度センサ24等からの信号が入力される。
スロットル開度センサ17は、電制スロットル弁12の開度に応じた信号を出力する。
エアフロメータ18は、電制スロットル弁12より上流の吸気通路11に設けられ、電制スロットル弁12を通過する空気の流量に応じた信号を出力する。
空燃比センサ19は、排気通路15の排気浄化触媒16上流に設けられ、排気空燃比に応じた信号を出力する。空燃比センサ19の出力値は、空燃比に応じて比例的に変化する。
排気温度センサ20は、排気ガスの温度に応じた信号を出力する。
クランク角センサ21は、エンジン1のクランク角に応じた信号を出力する。このクランク角センサ21の信号によりエンジン回転数を検出可能である。
水温センサ22は、シリンダブロックに設けられ、シリンダブロックのウォータージャケット内を流れる冷却液の温度(エンジン水温)に応じた信号を出力する。
スタートスイッチ23(図では「ST/SW」と示す)は、運転者の操作によってエンジン1始動時のON及びOFFの信号を出力する。
アクセル開度センサ24は、アクセルペダルの開度に応じた信号を出力する。
ECU30は、各種センサからの信号に基づいて演算を行い、この演算結果に基づいて各種制御を行う。例えば、点火プラグ5の点火時期制御、吸気バルブ6のバルブタイミング制御(オーバーラップ制御)、電制スロットル弁12の開度制御、燃料噴射弁14の燃料噴射制御などを行う。
図2は、排気浄化触媒16の昇温要求時に、本発明の排気浄化制御を行った場合のタイムチャートである。図3は、図2に示されるパラメータのうち補正対象となるパラメータの補正量を示すテーブルである。
図2に示すように、エンジン1の始動後の経過時間Tに対する各パラメータとして、(イ)ではエンジン回転数、(ロ)では空燃比(図では「A/F」と示す)、(ハ)では可変バルブタイミング機構(図では「VTC;Variable Timing Control」と示す)10による吸気バルブ6の進角及び遅角、(ニ)では点火プラグ5の点火時期、(ホ)では電制スロットル弁12の開度、(ヘ)では燃料噴射弁14から噴射される燃料の増量率、(ト)では排気通路15へのHC排出量、(チ)では排気ガスの温度をそれぞれ示している。
図2(イ)に示すように、エンジン回転数は、スタートスイッチ23のONからOFFへの切り換え後、目標エンジン回転数(アイドル回転数)に収束する。
図2(ロ)に示すように、排気空燃比は、スタートスイッチ23をONからOFFにした時点t1から時点t2付近では急激にリッチになっている。その後は、空燃比センサ19が活性し且つスタートスイッチ23をONからOFFにした時点t1から所定時間Tλが経過した条件にて、排気通路15内(またはエンジン1の燃焼室4内)の空燃比を目標空燃比である理論空燃比にフィードバック制御するラムダコントロールを開始するt4の時点まで、空燃比を理論空燃比(ストイキ)側に次第に移行するようになっている。
なお、t3は、エンジン1が始動した後に空燃比センサ19の活性判定を開始する時点である。t4は、空燃比センサ19が活性したと判定した時点である。空燃比センサ19の活性時以後は、該センサ19の出力値に基づいて空燃比を理論空燃比に制御するラムダコントロールが可能になる。
図2(ハ)に示すように、吸気バルブ6の開閉タイミング(位相)を変更する時点(VTC駆動許可があった時点)t2で、吸気バルブ6の位相を遅角側の第1位相VTC0から遅角側の第2位相VCT1へ進角し、排気バルブ7及び吸気バルブ6が共に開期間となるオーバーラップを拡大する。その後、吸気バルブ6の位相VCT1は、可変バルブタイミング機構10による吸気バルブ6の遅角が開始される時点t5から、拡大したオーバーラップを戻すために、第1位相VTC0へ制御される。
拡大したオーバーラップを戻す場合、吸気バルブ6を第2位相VCT1から第1位相VTC0へ戻す速度(遅角速度)は、エンジン1の始動時の水温TW0に基づいて設定する。この設定は、図3(イ)に示す遅角速度補正テーブルを参照して行う。このテーブルは、水温TW0が高いほど遅角速度を高くすることを示している。
図2(ニ)に示すように、点火プラグ5の点火時期ADVは、エンジン1の始動直後からt2の時点までは初期値である第1所定値ADV1に設定する一方、t2の時点からt5の時点まではオーバーラップの増大に伴う補正分だけ進めた第2所定値ADV2に設定する。そして、可変バルブタイミング機構10により吸気バルブ6の位相の遅角を開始する時点t5からは、点火時期を、第1所定値ADV1より遅角(リタード)した第3所定値ADV3に移行する。
この場合、点火プラグ5の点火時期を第2所定値ADV2から第3所定値ADV3へ移行する速度(遅角速度)は、エンジン1の始動時の水温TW0と、オーバーラップとに基づいて設定する。この設定は、図3(ロ)に示す点火時期補正マップを参照して行う。このマップは、オーバーラップが大きいほど点火時期を大きく進め、且つ、水温TW0が低いほど点火時期をより大きく進めるように補正(設定)することを示している。即ち、オーバーラップが大きく且つ水温TW0が低いほど点火時期の遅角速度が速いことを示している。
これにより、ラムダコントロール開始後には、燃料噴射弁14からの燃料噴射量が増加することでオーバーラップ拡大の効果である吸気ポート11a内での液滴燃料の気化が減少するため、オーバーラップを戻して燃焼安定度が向上する分だけ点火時期を遅角し、後燃えによって未燃焼成分を低減すると共に、排気ガス温度の上昇による排気浄化触媒16の早期活性を図ることができる。
図2(ホ)に示すように、電制スロットル弁12の開度TVOは、エンジン1の始動直後のt2の時点での初期値である第1所定値TVO1から該第1所定値TVO1より開度の大きい第2所定値TVO2に設定される。第2所定値TVO2は、オーバーラップの増加に伴う補正分だけ電制スロットル弁12の開度を大きくした値である。電制スロットル弁12の開度TVOは、t2の時点からt5の時点までの間では第2所定値TVO2に維持される。そして、可変バルブタイミング機構10による吸気バルブ6の遅角が開始される時点t5からは、電制スロットル弁12の開度TVOが第1所定値TVO1及び第2所定値TVO2より小さい第3所定値TVO3に移行する。
この際、電制スロットル弁12の開度TVOを第2所定値TVO2から第3所定値TVO3へ移行する速度は、オーバーラップに基づいて設定する。この設定は、図3(ハ)に示すスロットル弁開度補正テーブルを参照して行う。このテーブルは、オーバーラップが大きいほど電制スロットル弁12の開度TVOを大きくするように補正(設定)することを示している。
これにより、オーバーラップが拡大している間である図2のt2の時点からt5の時点では、電制スロットル弁12の開度TVOを大きくすることにより排気ガスを吸気ポート11aに戻し易くすることで、燃料の気化を促進することができる。このため、空燃比がリーン化され、HC低減ができる。
一方、オーバーラップの戻し(吸気バルブ6の位相の遅角化)を行っている間である図2のt5の時点からt6の時点では、電制スロットル弁12の開度TVOを小さくすることにより排気ガスを吸気ポート11aに戻し難くすると共に、点火時期を遅角する。これにより、後燃えによる排気温度の上昇を行ってHCを低減すると共に、排気浄化触媒16を早期に活性することができる。
図2(ヘ)に示すように、燃料増量率は、エンジン1の始動直後におけるt1の時点までの初期値である第1所定値からt2の時点まで低下させる。t2の時点では、可変バルブタイミング機構10により吸気バルブ6の位相が進角されてオーバーラップが増大することに伴う補正分だけ燃料増量率を低下させる。そして、可変バルブタイミング機構10による吸気バルブ6の遅角が行われる時点t5からラムダコントロールによる燃料噴射の増量を行う。
ラムダコントロールによる燃料増量率は、図3(ニ)に示す燃料増量率マップを参照して設定する。このマップは、オーバーラップが大きければ燃料増量率が低く、且つ、エンジン1の始動時の水温TW0が低ければ更に燃料増量率が低くなることを示している。
図2(ト)に示すように、排気未燃焼成分であるHCの排出量は、エンジン1の始動直後のt2時点付近では最大になり、これより後では、ラムダコントロールを開始する時点(空燃比センサ19が活性する時点)t4まで緩やかに小さくなる。
そして、t5の時点で、可変バルブタイミング機構10により吸気バルブ6の遅角を行って(図2(ハ)のt5〜t6)オーバーラップを戻すと共に、点火プラグ5の点火時期を遅角(図2(ニ)のt5〜t6)することで、更にHC排出量を低下させている。
図2(チ)に示すように、排気ガスの温度は、エンジン1の始動直後から、ラムダコントロールを開始する時点、すなわち空燃比センサ19の活性時点t4まで緩やかに上昇している。そして、空燃比センサ19の出力信号に基づいたラムダコントロールを開始する。その後、可変バルブタイミング機構10により吸気バルブ6の遅角を開始(図2(ハ)のt5〜t6)してオーバーラップを戻し、点火時期を遅角(図2(ニ)のt5〜t6)することで後燃えを発生させてHCを低減させると共に、排気ガス温度を高くして排気浄化触媒16の早期活性を図っている。
次に、排気浄化触媒16の昇温要求時において図2及び図3を実施するためのエンジン1の排気浄化制御について、図4のフローチャートを用いて説明する。
ステップ1(図では「S1」と示す。以下同様)では、エンジン1のスタートスイッチ23がONであるかを判定する。スタートスイッチ23がONからOFFに切り換わったかを判定する。即ち図2の(イ)に示すt1の時点でスタートスイッチ23がONからOFFに切り換わった場合にのみステップ2へ進み、その後は、後述するステップ4へ進む。
ステップ2では、スタートスイッチ23がONからOFFに切り換わった後の経過時間Tをカウントするためのタイマーに初期値0を代入する。これにより、図2(イ)に示すt1の時点からタイマーカウントを開始する。
ステップ3では、エンジン1の始動時の水温TW0を読み込んで記憶する。
ステップ4では、スタートスイッチ23がONからOFFに切り換わった後にラムダコントロールが開始される(空燃比センサ19が活性する)までの時間、即ち図2(イ)に示すt1の時点からt4の時点までの時間Tλを超えているか(T>Tλ)を判定する。T>Tλである場合には、後述するステップ9へ進む。一方、T≦Tλである場合には、ステップ5へ進む。
ステップ5では、可変バルブタイミング機構10により吸気バルブ6の位相TVOを進角してオーバーラップを拡大するように駆動することが許可されているかを判定する。駆動許可がない場合には、ステップ6にて通常制御を行う。一方、駆動許可がある場合には、ステップ7へ進み、図2(ハ)〜(ヘ)のt2〜t5における各パラメータの設定を行う。
ステップ7では、可変バルブタイミング機構10により吸気バルブ6の位相TVOを第1位相VTC0から第2位相VCT1へ進角する(図2(ハ))。これにより、排気バルブ7及び吸気バルブ6が共に開期間となるオーバーラップを拡大し、筒内から吸気ポート11aへの排気ガスの吹き返しを起こすことで、吸気ポート11a内の燃料の気化を促進する。
このため、空燃比センサ19が非活性状態でありラムダコントロールが行えない状態であっても、空燃比がリッチとなるエンジン1の始動直後(図2(ロ)のt2の時点近傍)においてオーバーラップ拡大によるHCの低減が行える。
ステップ8では、可変バルブタイミング機構10により吸気バルブ6の位相TVOが進角されることで拡大されたオーバーラップと、エンジン1の始動時の水温TW0とに基づいて、点火プラグ5の点火時期ADV、電制スロットル弁12の開度TVO及び燃料噴射弁14の燃料増量率を、通常制御時のものに対して補正(設定)する。
点火プラグ5の点火時期ADVは、図2(ニ)のt2の時点からt5の時点までに示すように、オーバーラップに対する補正分だけ進めた第2所定値ADV2に設定する。
スロットル開度TVOは、図2(ホ)のt2の時点からt5の時点までに示すように、オーバーラップに対する補正分だけ大きくした第2所定値TVO2に設定される。これにより、オーバーラップを拡大した状態では、スロットル開度TVOを大きくすることにより排気ガスを吸気ポート11aに戻し易くすることで、吸気ポート11a内の燃料の気化を促進することができる。
燃料増量率は、図2(ヘ)のt2の時点からt5の時点までに示すように、吸気バルブ6の位相が進角されてオーバーラップが増大することに伴う補正分だけ燃料増量率を低下させる。これは、オーバーラップの増大により排気ガスが吸気ポート11a内に吹き返されることで吸気ポート11a内の燃料が気化され、これが燃焼室4内に導入されるため、燃料噴射弁14から噴射される燃料量を減少させることができるためである。
また、ステップ9へ進んだ場合、すなわち、ステップ4にてT>Tλである場合には、既にラムダコントロールを行っているかを判定する。ラムダコントロールを行っていない場合にはステップ10へ進む一方、行っている場合にはステップ12へ進む。
ステップ10では、空燃比センサ19が活性しているかを判定する。活性している場合には、ステップ11へ進む一方、活性していない場合には前述のステップ5へ進む。これにより、タイマーカウントを開始してから所定時間Tλが経過しており、且つ、空燃比センサ19の出力に基づいて空燃比を理論空燃比に制御するラムダコントロールが可能であるかを判定する。
ステップ11では、空燃比センサ19の出力に基づいて検出した空燃比が理論空燃比になるように、燃料噴射14弁からの燃料噴射量を制御するラムダコントロールを開始する(図2のt4の時点)。なお、ラムダコントロールの開始と共に、可変バルブタイミング機構10による吸気バルブ6の戻し条件(VTC戻し条件)の判定を開始する。
ステップ12へ進んだ場合、すなわち、ステップ9にてラムダコントロールが行われている場合には、吸気バルブ6の戻し条件の判定を行う。戻し条件の判定は、例えば、空燃比に基づいて行うため、空燃比センサ19の出力信号に基づいて空燃比を演算する。
ステップ13では、吸気バルブ6を戻し始めるための条件が成立しているかを判定する。戻し条件成立の判定は、例えば空燃比センサ19の出力に基づいて演算された空燃比が理論空燃比に達しているかにより行う(図2のt5の時点)。
或いは、空燃比センサ19の出力値が所定期間所定の範囲内(例えば、理論空燃比近傍)にある場合に、戻し条件が成立していると判定するようにしてもよい。これにより、ラムダコントロール開始後に、空燃比が理論空燃比に収束した状態であることを判定できる。仮に、ラムダコントロール開始後に、空燃比が不安定な状態であり理論空燃比を基準にリッチ側又はリーン側に大きく変化する状態において、空燃比が理論空燃比に達した後に大きくリーンになってしまった時点でオーバーラップを戻し始めると更に空燃比がリーンになってしまい、運転性が悪化してしまう。しかしながら、空燃比センサ19の出力値が理論空燃比近傍にある場合に戻し条件が成立していると判定すれば、空燃比が理論空燃比に十分に収束して安定している状態であるため、空燃比が過剰にリーンになることを防止でき、安定した運転性を確保できる。
ステップ13にて、戻し条件が成立している場合にはステップ14へ進む。一方、戻し条件が成立していない場合には前述のステップ5へ進む。
ステップ14では、可変バルブタイミング機構10による吸気バルブ6の位相VTCが通常制御における位相VTC0より大きいか(VTC>VTC0)を判定する。VTC>VTC0である場合にはステップ15へ進む。一方、VTC≦VTC0である場合には前述のステップ6にて通常制御を行う。
ステップ15では、可変バルブタイミング機構10による吸気バルブ6の遅角速度(遅角量)を演算する。遅角速度は、図3(イ)に示すように、エンジン1の始動時の水温TW0が低いほど遅くする。これは、水温TW0が低い場合には、燃料の壁流付着量が多くなり、オーバーラップを戻す際の壁流量の変化が大きくなることに伴い、空燃比の変化も大きくなってしまい運転性を悪化させてしまうためである。これを防止するため、オーバーラップの遅角速度を遅くすることで空燃比の変化を抑制して運転性の悪化を抑制する。
ステップ16では、ステップ15にて演算した遅角速度で、可変バルブタイミング機構10が吸気バルブ6を遅角する。これにより、拡大されたオーバーラップを、通常制御時のオーバーラップに戻す速度を変更でき、図2(ハ)に示すように、吸気バルブ6の位相VTCがVTC1からVTC0になるまでの期間、すなわちt5の時点からt6の時点までの期間を変更できる。そして、オーバーラップを戻すことで、吸気ポート11aへの排気ガス吹き返し量を少なくし、エンジン回転を安定させることができる。
ステップ17では、拡大されたオーバーラップをもとに戻すことに伴い、点火時期及びスロットル開度を補正(設定)する。
点火プラグ5の点火時期ADVは、可変バルブタイミング機構10による吸気バルブ6の位相VTCによるオーバーラップに基づいて遅角補正する。そして、図2(ニ)及び図3(ロ)に示すように、オーバーラップと、エンジン1の始動時の水温TW0とに基づいて、点火時期ADVを第2所定値ADV2から第3所定値ADV3に緩やかに移行させる。これにより、ラムダコントロール開始後において、オーバーラップを戻して燃焼安定度が向上する分だけ点火時期ADVを遅角し、後燃えによるHC低減及び排気ガスの温度上昇による排気浄化触媒16の早期活性を行うことができる。
電制スロットル弁12の開度TVOは、オーバーラップに基づいて補正する。これにより、図2(ホ)に示すように、電制スロットル弁12の開度TVOを第2所定値TVO2から第3所定値TVO3に緩やかに移行できる。
なお、前述のステップ13の戻し条件成立の判定においては、空燃比センサ19の出力値が理論空燃比を超えたときであるt5の時点で戻し条件が成立したと判定することについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、前述のステップ13の戻し条件成立の判定においては、空燃比センサ19の出力信号に基づいて演算した今回の空燃比A/Fと前回の空燃比A/F(−1)との変化量ΔA/Fを演算し、この変化量ΔA/Fが所定値未満である場合にのみ戻し条件が成立しているとしてもよい。この場合の所定値は、ラムダコントロールが行われている状態で、空燃比が十分に収束していると判定するための値である。これにより、空燃比の収束判定を行ってからオーバーラップを戻すことができ、ラムダコントロールを行っている時において安定した運転性を確保できる。
なお、前述のステップ15及び16における吸気バルブ6の戻し速度は、エンジン1の始動時の水温TW0に関わらず、空燃比センサ19の出力値が所定の範囲外である場合に遅くするようにしてもよい。例えば、ラムダコントロールを行った場合において、空燃比が理論空燃比近傍の所定の範囲外である場合には、吸気バルブ6の戻し速度を遅くする。これにより、空燃比を考慮して吸気バルブ6の戻し速度を遅く制御でき、吸気バルブ6の戻し時における運転性の悪化を抑制することができる。
なお、拡大したオーバーラップを戻す間に、ラムダコントロールによる空燃比制御のみだけでなく、吸気通路11(吸気ポート11a)内の壁流による空燃比の変化を補正する制御も行う場合には、吸気バルブ6の目標位相を瞬時に切り換え、オーバーラップを瞬時に変更してもよい。
この場合、吸気バルブ6の目標位相は、例えばエンジン1の始動時の水温TW0に基づいて設定する。これにより、オーバーラップが瞬時に変更されても空燃比の乱れは少ないため、できる限り早めに点火時期を遅角し、後燃えによるHCの低減と排気ガスの温度上昇による排気浄化触媒16の早期活性とを図ることができる。
なお、これまでは空燃比検出手段として排気空燃比センサ19を用いることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、空燃比検出手段として、理論空燃比を境として出力値が反転するO2センサを用いてもよい。
この場合、図4のフローチャートでは、ステップ10にてO2センサが活性しているかを判定し、ステップ13にてO2センサの出力値が理論空燃比を境としてリッチからリーンに反転した場合に、オーバーラップの戻し条件が成立したと判定するようにする。或いは、ステップ13にて、O2センサの出力値が理論空燃比を境にしてリッチからリーン又はリーンからリッチに反転する回数が所定値に達した場合に、オーバーラップの戻し条件が成立したと判定するようにする。これらの戻し条件が成立した後は、吸気バルブ6の位相を遅角し、オーバーラップを戻し始める。ここでのオーバーラップの戻しは、例えばO2センサの出力値が所定期間以上リーン又はリッチである場合に、すなわちO2センサの出力値が所定期間以上反転しないときには、エンジン1の始動時における水温TW0に関わらず、戻し速度を遅くするようにしてもよい。
なお、燃料噴射弁14は、吸気通路11(吸気ポート11a)に設け、吸気ポート噴射を行うことについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、燃焼室4内に直接燃料を噴射するようにするため、シリンダヘッドなどに燃料噴射弁14を設けるようにしてもよい。
本実施形態によれば、少なくとも空燃比検出手段の活性後の条件にて空燃比を目標空燃比にフィードバック制御する空燃比フィードバック制御手段と、吸気バルブ6及び排気バルブ7の少なくとも一方の開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構10と、排気通路15にて排気を浄化可能な排気浄化触媒16とを備える内燃機関の排気浄化装置において、排気浄化触媒の昇温要求時に、空燃比フィードバック制御が開始されるまでの間、排気バルブ7及び吸気バルブ6が共に開期間となるオーバーラップの拡大を行い(ステップ7)、空燃比フィードバック制御が開始された後は、オーバーラップを戻すと共に点火時期を遅角する(ステップ15〜17)。このため、触媒16の昇温要求時のオーバーラップ拡大により吸気ポート11a内への排気ガスの吹き返しを起こすことで燃料気化を促進し、燃料の重軽質空燃比差を縮小させ、その分だけ空燃比のリーン化設定が可能になる。これにより、空燃比検出のための空燃比センサ19等が非活性であるために該センサ19を用いた空燃比フィードバック制御が行えない場合である始動直後のリッチ状態においても、オーバーラップの拡大によってHCを低減できる点で有効である。そして、フィードバック制御開始後は、余剰燃料が減少することでオーバーラップ拡大の効果が減少するため、オーバーラップを戻して燃焼安定度が向上する分だけ点火時期を遅角し、後燃えによってHCを低減すると共に、排気ガスの温度上昇による排気浄化触媒の早期活性を図ることができる。
また本実施形態によれば、オーバーラップの戻しは、空燃比フィードバック制御開始後、空燃比検出手段の出力値が所定条件を満たしたときに開始し、該空燃比検出手段が、空燃比に応じて出力値が比例的に変化する空燃比センサ19である場合、所定条件は、空燃比センサ19の出力値が所定値に達したとき、または、空燃比センサ19の出力値が所定期間所定の範囲内(例えば、理論空燃比近傍)にあるときである(ステップ13〜16)。このため、空燃比センサ19の出力値に基づいてオーバーラップの切り換え時を的確に判定し、オーバーラップ拡大によるHC低減から、ラムダコントロール時におけるオーバーラップ戻し及び点火時期によるHC低減に切り換えることができる。又は、空燃比センサ19の出力値が所定期間所定の範囲内にあることを判定してからHC低減方法を切り換えることができる。
また本実施形態によれば、オーバーラップの戻しは、内燃機関1の始動時の水温TW0に基づいて戻し速度を変更する一方、空燃比センサ19の出力値が所定の範囲外であるときには、水温TW0に関わらず、戻し速度を遅くする(ステップ15〜16)。これは、水温TW0が低いほど吸気ポート11aの燃料壁流付着量が多くなり、オーバーラップを戻す際の壁流量変化が大きく、空燃比の乱れも大きくなるためである。従って、水温TW0に応じてオーバーラップの戻し速度を変更する(例えば、低水温ほどオーバーラップの戻し速度を遅くする)ことで、空燃比の乱れを抑制することができる。
また本実施形態によれば、オーバーラップの戻しは、空燃比検出手段の出力値が所定条件を満たしたときに開始し、該空燃比検出手段が、理論空燃比を境として出力値が反転するO2センサである場合、所定条件は、O2センサの出力値が反転したとき、または、O2センサの出力値が反転する回数が所定値に達したときである(ステップ13〜16)。このため、O2センサの出力に基づいてオーバーラップの切り換え時を的確に判定し、オーバーラップ拡大によるHC低減から、ラムダコントロール時におけるオーバーラップ戻し及び点火時期によるHC低減に切り換えることができる。
また本実施形態によれば、オーバーラップの戻しは、内燃機関1の始動時の水温TW0に基づいて戻し速度を変更する一方、O2センサの出力値が所定期間以上反転しないときには、水温TW0に関わらず、戻し速度を遅くする(ステップ15〜16)。これにより、水温TW0が低いほどオーバーラップによる空燃比の乱れも大きくなるため、水温TW0に応じてオーバーラップの戻し速度を変更することで、空燃比の乱れを抑制して運転性への影響を抑制することができる。そして、空燃比が所定期間以上リーンである場合には、O2センサの出力値が所定期間以上反転しないため、オーバーラップの戻し速度を遅くすることで、運転性への影響を抑制することができる。
また本実施形態によれば、オーバーラップの戻しを行う間のスロットルバルブ開度TVOをオーバーラップに基づいて補正する(ステップ17)。このため、オーバーラップに基づいてスロットルバルブ開度TVOを補正して、オーバーラップ変化によるトルク変化への影響(トルク段差)を抑制することができる。
また本実施形態によれば、オーバーラップの戻しを行う間の点火時期ADVをオーバーラップに基づいて補正する(ステップ17)。このため、オーバーラップに基づいて点火時期ADVを補正して、後燃えによるHC低減及び排気ガスの温度上昇による排気浄化触媒16の早期活性を行うことができる。
内燃機関の排気浄化装置の構成を示す図 内燃機関の排気浄化のタイムチャート 補正パラメータを示す図 内燃機関の制御のフローチャート
符号の説明
1 エンジン
5 点火プラグ
6 吸気バルブ
7 排気バルブ
8a 吸気カム
9a 排気カム
10 可変バルブタイミング機構
11 吸気通路
11a 吸気ポート
12 電制スロットル弁
14 燃料噴射弁
15 排気通路
16 排気浄化触媒
19 空燃比検出手段
30 エンジン制御装置(ECU)

Claims (10)

  1. 少なくとも空燃比検出手段の活性後の条件にて空燃比を目標空燃比にフィードバック制御する空燃比フィードバック制御手段と、吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方の開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構と、排気通路にて排気を浄化可能な排気浄化触媒とを備える内燃機関の排気浄化装置において、
    排気浄化触媒の昇温要求時に、空燃比フィードバック制御が開始されるまでの間、排気バルブ及び吸気バルブが共に開期間となるオーバーラップを空燃比フィードバック制御時より拡大して吸気ポート内への排気ガスの吹き返しによって吸気ポート内の燃料の気化を促進する一方、空燃比フィードバック制御が開始された後は、前記オーバーラップを戻すと共に点火時期を遅角することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記オーバーラップの戻しは、空燃比フィードバック制御開始後、前記空燃比検出手段の出力値が所定条件を満たしたときに開始することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記空燃比検出手段が、空燃比に応じて出力値が比例的に変化する空燃比センサである場合、前記所定条件は、前記空燃比センサの出力値が所定値に達したときであることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記空燃比検出手段が、空燃比に応じて出力値が比例的に変化する空燃比センサである場合、前記所定条件は、前記空燃比センサの出力値が所定期間所定の範囲内にあるときであることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 前記オーバーラップの戻しは、内燃機関の始動時の水温に基づいて戻し速度を変更する一方、前記空燃比センサの出力値が所定の範囲外であるときには、前記水温に関わらず、戻し速度を遅くすることを特徴とする請求項3または請求項4記載の内燃機関の排気浄化装置。
  6. 前記空燃比検出手段が、理論空燃比を境として出力値が反転するO2センサである場合、前記所定条件は、前記O2センサの出力値が反転したときであることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の排気浄化装置。
  7. 前記空燃比検出手段が、理論空燃比を境として出力値が反転するO2センサである場合、前記所定条件は、前記O2センサの出力値が反転する回数が所定値に達したときであることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の排気浄化装置。
  8. 前記オーバーラップの戻しは、内燃機関の始動時の水温に基づいて戻し速度を変更する一方、前記O2センサの出力値が所定期間以上反転しないときには、前記水温に関わらず、戻し速度を遅くすることを特徴とする請求項6または請求項7記載の内燃機関の排気浄化装置。
  9. 前記オーバーラップの戻しを行う間のスロットルバルブ開度を前記オーバーラップに基づいて補正することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載の内燃機関の排気浄化装置。
  10. 前記オーバーラップの戻しを行う間の点火時期を前記オーバーラップに基づいて補正することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1つに記載の内燃機関の排気浄化装置。
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