JP4613436B2 - 無方向性電磁鋼板 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、疲労特性に優れた無方向性電磁鋼板に関する。
【0002】
【従来の技術】
無方向性電磁鋼板は、モーター、変圧器等の電気機器の鉄心材料として用いられる。近年、電気機器の小型化、高効率化が要望されるに従い、電気機器で使用されるモーターの鉄心材料は高周波にて使用されることが多くなって来ている。その結果、従来より高い周波数(200Hz〜1KHz程度)での低鉄損化が重視されてきている。
【0003】
上記電気機器の鉄心材料としての電磁鋼板には、鉄損軽減の観点からユーザーにて歪取り焼鈍が施されることがあり、歪取り焼鈍後の鉄損特性が優れていることが要望される。また、モーターはインバータにて可変速運転が行われることから、ローターに加わる遠心力も大きく変化し、この為優れた疲労特性も要求される。
【0004】
従来、高周波鉄損を低減する技術として、特開平11−229095号公報では、珪素鋼板にCrを0.5〜5.5%添加することにより高周波鉄損を低減する技術が開示されている。
【0005】
また、特開平12−119822号公報には、Crを1〜8%添加しかつフェライト粒径を100〜200μmに規定することにより高周波鉄損を低減する技術が開示されている。
【0006】
また、特開平6−330255号公報には、高強度を得るためには、Nb、Zr、Ti、V添加による炭窒化物による析出硬化、フェライト粒の細粒化により張力を高める技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平11−229095号公報、特開平12−119822号公報に開示される技術は、客先での歪取り焼鈍を考慮しておらず製造元での品質を保つのは困難であり、疲労特性に対する配慮もされていないため疲労特性も十分ではない。
【0008】
特開平6−330255号公報に開示される技術は、炭窒化物による析出強化を利用するので、結晶粒成長が阻害され磁気特性は十分ではない。
【0009】
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、歪取り焼鈍後の高周波鉄損が低く、疲労特性に優れた電磁鋼板を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らが上記課題の解決に関し鋭意検討したところ、所定量のCr、Moを添加し、かつCを所定の範囲に管理することにより、歪取り焼鈍時の炭化物を抑制して高周波鉄損を低減できかつ疲労特性も高まることを見出した。
本発明はかかる知見に基づきなされたもので、以下のような構成を有する。
【0011】
本発明は、mass%で、C:0.005%以下、Si:1 〜4%、Mn:1.5 %以下、Al:0.1〜2 %以下、 S:0.02%以下、N:0.005%以下、P:0.1%以下、Cr:0.2〜5 %、Mo:0.05〜1.5%を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる無方向性電磁鋼板である。
【0012】
なお、上記手段において、「残部実質的にFe」とは、本発明の作用効果を無くさない限り、不可避不純物をはじめ、他の微量元素を含有するものが本発明の範囲に含まれ得ることを意味する。また、本明細書において、鋼の成分を示す%およびppmはすべてmass%、mass ppmである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細をその限定理由とともに説明する。
【0014】
本発明者らは、まず鉄損特性の向上について検討するため、固有抵抗を増加させる効果が大きい上に製造プロセスにおいて熱間加工性をあまり劣化させないCrに着目し、歪取り焼鈍後の磁気特性の改善方法について調査を行った。
【0015】
まず、Crを含有する鋼の歪取り焼鈍後の磁気特性を調査した。C:0.0040%、Si:2.5%、Mn:0.18 %、Al:1.0%、 S:0.0005%、N:0.0020%、P:0.01%とし、さらにCr:tr.の鋼(鋼A)とCr:1.0 %を添加した鋼(鋼B)を溶解し、熱間圧延後、酸洗を行った。引き続きこの熱間圧延板に100%H2雰囲気にて860℃×3hrの熱延板焼鈍を行い、板厚0.35mmまで圧延した。次いで、10%H2−90%N2雰囲気で1000℃×1minの仕上げ焼鈍を行った。更に、100%N2雰囲気にて750℃×2hrの歪取り焼鈍を行った。このようにして得られた供試材を用い、仕上げ焼鈍後及び歪取り焼鈍後の磁気特性を測定した。ここで、磁気特性の測定は、外径45mm、内径33mmのリングサンプルで、1次100ターン、2次100ターンの巻線をしたものを用いた。表1に鋼A、鋼Bの仕上げ焼鈍後と歪取り焼鈍後の400Hzでの鉄損W10/400(W/Kg)を示す。
【0016】
【表1】
【0017】
表1よりCr添加鋼(鋼B)において歪取り焼鈍後の鉄損が劣化していることがわかる。この原因を調査するために鋼A、鋼Bそれぞれの仕上げ焼鈍後、歪取り焼鈍後の組織観察を行った。その結果、歪取り焼鈍後の鋼Bでのみ粒界に炭化物が多く観察された。このことから、Cr添加鋼(鋼B)では歪取り焼鈍時に炭化物が析出し、磁壁の移動が妨げられたために鉄損が劣化したものと考えられる。
【0018】
これまで、従来技術でCr添加により高周波鉄損を低減する方法は数多く提案されてきたが、全てが仕上げ焼鈍後の磁気特性にのみ着目したものであったため、歪取り焼鈍による炭化物析出が鉄損を劣化させることは知られておらず、上記知見は本発明により得られた新たな知見である。
【0019】
そこで、本発明者らは上記知見をもとに、Cr添加鋼の歪取り焼鈍後の磁気特性を向上させるべく歪取り焼鈍による炭化物析出を抑制することが重要であると考え、適切なC範囲について鋭意検討を重ねた。Si:2.5%、Mn:0.18 %、Al:1.0%、 S:0.0005%、N:0.0020%、P:0.01%、Cr:1.0 %、Mo:trとし、Cを0.0003〜0.007%の範囲で変化させた鋼を溶解し、その後、先に述べた鋼A、鋼Bと同様の条件にて供試材を作成した。得られた供試材について歪取り焼鈍後の磁気特性を測定した。得られた結果を図1に示す。なお、図1において、磁気測定方法は先に述べた鋼A、鋼Bと同様である。
【0020】
図1より、歪取り焼鈍後の磁気特性で比較するとC量を15ppm以下に抑えた供試材では鉄損が17.5W/Kg以下と良好であるが、C量を15ppmより多くした供試材では鉄損が18.5W/Kg以上と劣っていることがわかる。この原因を調査するために歪取り焼鈍の前後で組織観察を行ったところ、歪取り焼鈍後の鉄損が良好であったC量が15ppm以下の供試材では歪取り焼鈍の前後で炭化物の析出は観察できなかったが、歪取り焼鈍後に鉄損が劣ったC量が15ppmを超えた供試材では歪取り焼鈍前には観察されなかった炭化物が歪取り焼鈍後に粒界部で多く観察された。以上から、歪取り焼鈍後に低鉄損の鋼板を得る為には、Cを15ppm以下に管理し歪取り焼鈍による炭化物の析出を抑制することが必要なことがわかった。
【0021】
上記結果を元に、Cを15ppm以下にするための実機試作を実施したところ、実機製造面では問題を有していることがわかった。すなわち、製鋼の真空脱ガス処理にて低減できるC量は0.0010〜0.0015%であるので、製鋼プロセスでCを0.0015%以下に低減することは長時間を要しコスト的にまた歩留まり的に厳しいものとなってしまう。
【0022】
また、熱延板に脱炭焼鈍を適用してCを低減する方法も検討したが、脱炭焼鈍はバッチ処理による為に、コイルのバッチ炉内での配置やコイルの板の間隔等によって幅方向でCの含有量はtr.〜0.0018%の範囲で変動し易い。
【0023】
そこで本発明者らは脱炭プロセスなどに寄らず製造安定性に優れ、Cを15ppm以下までに限定することなく、疲労特性にも優れた鋼板を得る方法について検討を行った。その結果、Cの含有量を所定量に調節しつつなおかつMoを添加することで、歪取り焼鈍の磁気特性が格段に向上すると共に、疲労特性も向上できることが判明した。以下、その結果について述べる。
【0024】
Moを0.10%とした以外は図1の供試材と同様の成分、同様の製造条件にて供試材を作成した。得られた供試材について、歪取り焼鈍後の磁気特性、疲労特性を調査した。疲労特性については、上述したMo:trの供試材についても調査した。図1にC含有量と磁気特性との関係を上述したMo:trの供試材と併せて示す。また、図2にC含有量と疲労特性(疲労限)との関係を上述したMo:trの供試材と併せて示す。なお、図1において、磁気測定方法は先に述べた鋼A、鋼Bと同様である。また、疲労特性の測定は、歪取り焼鈍材より平行部の幅5mm、長さ150mmのサンプルを圧延方向と平行に切り出し、平行部を800番のエメリー紙で研磨した後、応力比0.1、周波数20Hzの部分片振り(引っ張り−引っ張り)を行い、繰り返し数107回において破壊が生じない応力振幅を疲労限とした。
【0025】
図1よりMo:0.1%供試材ではCが0.005%以下の領域で良好な磁気特性の得られることがわかる。一方、Mo:tr.の供試材では良好な磁気特性が得られているのはCが0.0013%以下までの領域である。
【0026】
図2よりMo:0.10%供試材ではCが0.007%以下の領域で良好な疲労特性が得られるが、Mo:tr供試材では良好な疲労特性が得られるのはCが0.0013%以下の領域までである。
【0027】
以上の理由により、Moを添加することにより、良好な磁気特性、疲労特性が得られるCの領域が大幅に拡大しており、Mo:0.10%供試材においては、Cの含有量を0.005%以下とすれば十分良好な磁気特性、疲労特性が得られる事がわかる。よって、本発明においては、Cの含有量は0.005%以下とする。
【0028】
次に、磁気特性、疲労特性に有効なMoの範囲を調査した。供試材としては、C:0.005%とし、Moを0.001〜2%の範囲で変化させ以外は図1と同様の供試材を使用した。得られた供試材について磁気特性、疲労特性を調査した。得られた結果を図3、図4に示す。なお、磁気特性、疲労特性方法は図1、図2と同様である。
【0029】
図3からMoが0.05〜2%の範囲で磁気特性は良好であること、図4からMoが0.05〜1.5%の範囲で疲労特性は良好であることがわかる。ここで、組織観察を実施したところ、磁気特性、疲労特性の良好な供試材では粒界に炭化物が観察されず、炭化物が疲労特性にも関係していることが明らかとなった。これは、粒界に析出した炭化物が疲労亀裂の起点となり易いために、炭化物を減らすことが疲労特性の改善にもなったと考えられる。以上の理由から、Mo含有量は0.05〜1.5%とする。
【0030】
次に、歪取り焼鈍後の高周波特性とCr含有量の関係を調査した。供試材としてはC含有量を0.0024%、Mo含有量を0.1%とし、Cr含有量をtr.〜5%と変化させた以外は図1と同様の供試材を使用した。図5に、Cr含有量と歪取り焼鈍後の磁気特性との関係を示す。ここで、磁気特性の測定方法は図1と同様である。図5より、Crの含有量が0.2%〜5%の範囲にある時に歪取り焼鈍後の磁気特性が良好で高周波特性が向上することがわかる。また、Crの含有量が0.4〜1.4%の範囲にある時にさらに良好な特性が得られることがわかる。以上の理由より、Crの含有量は0.2〜5%とし、好ましくは0.4〜1.4%とする。
【0031】
次に、成分の限定理由について説明する。
【0032】
Siは鋼板の固有抵抗を上げるのに有効な元素である。1%未満では高周波特性の向上効果は小さい。また、4%を超えると含有量が増えるに従い磁束密度が低下すると共に、加工性が悪くなる。以上よりSiは1〜4%とする。
【0033】
Mnは粒成長性の向上あるいは赤熱脆性を防止する目的で添加する。しかし、1.5%を超えての添加はいたずらにコストアップを招くうえに、打ち抜き性や圧延性が劣化する。以上より、Mnは1.5%以下とする。
【0034】
AlはSiと同様に鋼の固有抵抗をあげるのに有効な元素である。しかし、2%を超えての添加はいたずらにコストアップを招く上に、磁気特性の改善効果は小さい。また、0.1%未満の場合はAlNが微細化し粒成長性が低下する。以上より、Alは0.1〜2%とする。
【0035】
Sは0.02%を超えて含有すると磁気特性が劣化する。以上より、Sは0.02%以下とする。また、鋼板の粒成長性を向上させる観点から、Sは0.002%以下とすることが好ましい。
Nは含有量が多いとAlNの析出量が多くなり鉄損を増大させる。以上より、0.005%以下とする。
【0036】
Pは0.1%を超えて添加すると鋼板が硬くなる。以上より、Pは0.1%以下とする。また、加工性の観点から、Pは0.01%以下とすることが好ましい。
上記以外の元素として、粒成長性を向上させる目的でCaやREMを0.001〜0.004%含有させてもよい。また、表層の窒化、酸化を防止する目的、あるいは集合組織を改善する目的でSnやSbを0.002〜0.05%添加してもよい。
【0037】
次に本発明の鋼板の製造方法について説明する。
【0038】
本発明の鋼板を得るには、例えば、転炉で吹練した溶鋼を脱ガス処理し所定の成分に調整し、引き続き鋳造、熱間圧延を行う。熱間圧延時の仕上焼鈍温度、巻取り温度は特に規定する必要はなく、通常でかまわない。また、熱延後の熱延板焼鈍は行っても良いが必須ではない。次いで一回の冷間圧延、もしくは中間焼鈍をはさんだ2回以上の冷間圧延により所定の板厚とした後に、最終焼鈍を行う。
【0039】
【実施例】
転炉で吹練した溶鋼を脱ガス処理し、表2の成分に鋳造後、1140℃×1hrのスラブ加熱を行った後、板厚2.0mmまで熱間圧延を行った。熱間圧延仕上げ温度は800℃、巻取り温度は610℃とした。巻取り後、酸洗し、100%H2雰囲気で860℃×3hrの熱延板焼鈍を施した。その後、板厚0.35mmまで冷間圧延を行い、10%H2-90%N2雰囲気で1000℃×1minの仕上げ焼鈍を行い、100%N2雰囲気にて750℃×2hrの歪取り焼鈍を行った。
【0040】
得られた鋼板について、歪取り焼鈍後の磁気特性測定、疲労試験を行った。磁気特性の測定は、外形45mm、内径33mmのリングサンプルで、一次100ターン、二次100ターン巻線したものを用いた。疲労試験は歪取り焼鈍材より平行部の幅5mm、長さ150mmのサンプルを圧延方向と平行に切り出し、平行部を800番のエメリー紙で研磨した後、応力比0.1、周波数20Hzの部分片振り(引っ張り−引っ張り)を行い、疲労限は繰り返し数107回において破壊が生じない応力振幅とした。表2に、各鋼の成分と磁気特性(W10/400、B50)、疲労特性を併せて示す。
【0041】
【表2】
【0042】
表2より、本発明例において、高周波鉄損、疲労特性に優れた鋼板が得られていることがわかる。
【0043】
一方、比較例においては、磁気特性、疲労特性の少なくとも一つ以上が劣っている。
【0044】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、高周波鉄損が低く疲労特性に優れた無方向性電磁鋼板を得ることができる。また、本発明により得られる鋼板は、高周波鉄損が低く疲労特性に優れるので、電気自動車など高周波域にて可変速運転されるモータのコア材として好適である。さらに、需要家にて歪取り焼鈍を行うことを前提とし、高周波で用いられる電気機器の鉄心材料用途としても最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】C含有量と歪取り焼鈍後の鉄損W10/400との関係を示すグラフ。
【図2】C含有量と歪取り焼鈍後の疲労特性(疲労限)との関係を示すグラフ。
【図3】Mo含有量と歪取り焼鈍後の鉄損W10/400との関係を示すグラフ。
【図4】Mo含有量と疲労特性(疲労限)との関係を示すグラフ。
【図5】Cr含有量と歪取り焼鈍後の鉄損W10/400との関係を示すグラフ。
Claims (1)
- mass%で、C:0.005%以下、Si:1 〜4%、Mn:1.5 %以下、Al:0.1〜2 %以下、 S:0.02%以下、N:0.005%以下、P:0.1%以下、Cr:0.2〜5 %、Mo:0.05〜1.5%を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる無方向性電磁鋼板。
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