JP4612743B1 - かつら用固定具、及び、かつら - Google Patents

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Abstract

【課題】かつら用固定具及びかつらにおいて、かつらを装着者の自毛に確実に固定する。
【解決手段】かつら用固定具1は、ベース部10と、このベース部10の長手方向(矢印D1)に配列された上段側櫛歯20,20,・・・及び下段側櫛歯30,30,・・・と、を備え、上段側櫛歯20は、両端が間隔をおいてベース部10に固定された線材から形成され、隣接する上段側櫛歯20との間でかつら装着者の自毛を挟持し、下段側櫛歯30は、両端が間隔をおいてベース部10に固定された線材から形成され、隣接する下段側櫛歯30との間で自毛を挟持し、上段側櫛歯20と下段側櫛歯30とは、ベース部10からの突出長さ(L1,L2)が互いに異なる。
【選択図】図1A

Description

本発明は、かつらを装着者の自毛に固定するのに用いられるかつら用固定具、及び、このかつら用固定具を備えるかつらに関する。
かつらを装着する場合、一般的に、かつらを装着者の頭部に接着する手法や、自毛を挟持する位置と挟持しない位置とに反転自在なストッパによりかつらを装着者の自毛に固定する手法や、固定具の櫛歯を装着者の自毛に挿入することでかつらを固定する手法(例えば、特許文献1参照)がある。
ところで、従来、櫛歯を頭髪に差し込んで装着する付け毛や髪飾りなどが知られている(例えば、特許文献2参照)。これらは、一般的に一列直線状に櫛歯を並べた構造となっており、所望の位置で頭部に沿わせるように自毛に挿入するものである。
実用新案登録第3116812号公報 特許第2909048号公報
しかし、髪飾りなどは一時的・短期的な装着においては大きな支障は無いが、かつらのように、日常的、長期間に亘って装着する物においては、ズレたり外れたりする問題が生じやすい。
また、かつらは、装着していることを知られたくないのが通常である。そのため、かつらの固定には、上記の接着剤や反転自在なストッパが用いられており、髪飾りなどとは求められる強固さが異なる。このように、一般的な髪飾りの櫛歯をかつら用固定具として適用するのは困難である。
例えば、上記特許文献2に記載された飾り櫛は、櫛歯の間から装着者の自毛が抜けやすく、また、一度抜けてしまうとそれを補う構造にもなっていない。
なお、従来の髪飾りなどは、櫛歯を頭髪に差し入れる際に、頭髪の先端〜中央部分を掴んでしまい、頭髪の根元部分を十分に掴みきれていない状態で装着しているものが殆どである。頭髪の先端位置を掴んでしまうほど、頭髪の可動部分が広くなるため、装着しても容易に動いてしまう結果となる。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、櫛歯を用いて確実にかつらを装着者の自毛に固定することができるかつら用固定具及びかつらを提供することである。
本発明のかつら用固定具は、ベース部と、このベース部の長手方向に配列された上段側櫛歯及び下段側櫛歯と、を備え、上記上段側櫛歯は、両端が間隔をおいて上記ベース部に固定された線材から形成され、隣接する上段側櫛歯との間でかつら装着者の自毛を挟持し、上記下段側櫛歯は、両端が間隔をおいて上記ベース部に固定された線材から形成され、隣接する下段側櫛歯との間で前記自毛を挟持し、上記上段側櫛歯と上記下段側櫛歯とは、上記ベース部からの突出長さが互いに異なり、上記上段側櫛歯と上記下段側櫛歯との隙間は、固定端から自由端にいくほど増加する構成とする。
好ましくは、上記上段側櫛歯は、上記下段側櫛歯よりも、上記ベース部からの突出長さが長い構成とする。
好ましくは、上記上段側櫛歯及び上記下段側櫛歯は、上記線材の中心を円弧状に折り曲げられ、その折り曲げ部の両側の線材が互いに間隔をおいて上記ベース部に固定されている構成とする。
好ましくは、上記かつら用固定具は、かつら装着者の頭部に沿うように湾曲している構成とする
好ましくは、上記上段側櫛歯と上記下段側櫛歯とは、配列間隔が互いに同一である構成とする。
本発明のかつらは、人工毛髪又は人毛を植毛されたかつらベースと、このかつらベースに取付けられた上記いずれかの構成のかつら用固定具と、を備える構成とする。
本発明では、上段側櫛歯及び下段側櫛歯は、それぞれ隣接する櫛歯との間でかつら装着者の自毛を挟持し、上段側櫛歯と下段側櫛歯とは、ベース部からの突出長さが互いに異なる。
そのため、突出長さが長い方の櫛歯によりかつら装着者の自毛の先端〜中央付近側を挟持し、突出長さが短い方の櫛歯により自毛の根元部分側を挟持することで、かつらを強固に挟持することができる。
よって、本発明によれば、櫛歯を用いて確実にかつらを装着者の自毛に固定することができる。
本発明の一実施の形態に係るかつら用固定具を示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係るかつら用固定具を示す底面図である。 本発明の一実施の形態に係るかつら用固定具を示す左側面図である。 本発明の一実施の形態に係るかつら用固定具を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るかつら用固定具及びかつらを示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るかつら用固定具を用いたかつら装着方法を説明するための斜視図(その1)である。 本発明の一実施の形態に係るかつら用固定具を用いたかつら装着方法を説明するための斜視図(その2)である。 本発明の一実施の形態に係るかつら用固定具を用いたかつら装着方法を説明するための斜視図(その3)である。 本発明の一実施の形態に係るかつら用固定具を用いたかつら装着方法を説明するための斜視図(その4)である。 本発明の一実施の形態に係るかつら用固定具を示す平面図である。 図4AのA1方向概略矢視図である。 本発明の一実施の形態の第1変形例に係るかつら用固定具を示す平面図である。 図5AのA2方向概略矢視図である。 本発明の一実施の形態の第2変形例に係るかつら用固定具を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態の第3変形例に係るかつら用固定具を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態に係るかつら用固定具及びかつらについて、図面を参照しながら説明する。
図1A〜図1Dは、本発明の一実施の形態に係るかつら用固定具1を示す平面図、底面図、左側面図及び斜視図である。
図2は、本実施の形態に係るかつら用固定具1及びかつら100を示す斜視図である。
かつら用固定具1は、ベース部10と、このベース部10の長手方向(D1)に配列された上段側櫛歯20,20,・・・及び下段側櫛歯30,30,・・・とを備え、例えば、ステンレス、真鍮、チタンなどの金属、或いは、プラスチックなどの合成樹脂からなる。
ベース部10は、例えば一枚板状に形成した部材を中央で折り返し、上段側櫛歯20及び下段側櫛歯30の根元部分を挟み込んだ状態で図示しない連結具により連結することで構成されている。
なお、上段側櫛歯20及び下段側櫛歯30の根元部分に当接するベース部10の内側部分に、上段側櫛歯20及び下段側櫛歯30の根元部分の形状に対応する溝を設けておくことで、上段側櫛歯20及び下段側櫛歯30を確実に保持することができると共に、かつら用固定具1の耐久性が向上する。
ベース部10の形状については、かつら用固定具1を配置する位置に応じて決定すればよい。図2に示すようにかつら用固定具1がかつら100の外周縁に配置される場合、かつら装着者200の頭部に沿って湾曲させるように、外周縁に沿った曲線状(曲面状)に形成すればよい。また、かつら用固定具1が外周縁以外の部位に配置するのであれば、その部位に応じた適切な形状とすればよい。
なお、後述する上段側櫛歯20及び下段側櫛歯30を含むかつら用固定具1の全体も、かつら装着者200の頭部210に沿うように湾曲している。
ベース部10には、複数のかつら取付用孔11が形成されている。かつら用固定具1は、例えばかつら取付用孔11において、図2に示すかつら100に縫着される。
各上段側櫛歯20は、両端が間隔をおいてベース部10に固定された線材から形成され、隣接する上段側櫛歯20との間でかつら装着者200の自毛220(図3A〜図3D参照)を挟持する。具体的には、各上段側櫛歯20は、線材の中心を円弧状に折り曲げられ、その折り曲げ部21の両側の線材が互いに間隔S1(図1A及び図1B参照)をおいてベース部10に固定されている。
同様に、各下段側櫛歯30は、両端が間隔をおいてベース部10に固定された線材から形成され、隣接する下段側櫛歯30との間でかつら装着者200の自毛220を挟持する。具体的には、各下段側櫛歯30は、線材の中心を円弧状に折り曲げられ、その折り曲げ部31の両側の線材が互いに間隔S2(図1A及び図1B参照)をおいてベース部10に固定されている。
但し、上段側櫛歯20及び下段側櫛歯30の上記の形状は好ましい一例であり、上段側櫛歯20及び下段側櫛歯30は、両端が間隔をおいてベース部10に固定された線材から形成され、隣接する櫛歯20,30との間で自毛220を挟持することができれば、他の形状としてもよい。
なお、上段側櫛歯20及び下段側櫛歯30には、例えば、ゴムチューブを通したり、シリコーンやウレタン樹脂を塗布したりすることで、自毛220の滑り止め加工を施すようにしてもよい。或いは、ベース部10に滑り止め加工を施すことで、かつら用固定具1の位置ずれを防ぐようにしてもよい。また、ベース部10、上段側櫛歯20又は下段側櫛歯30に、吸水速乾、涼感加工、静電気防止処理、抗菌処理などの目的で各種機能性材料を配置するようにしてもよい。
上段側櫛歯20の配列間隔P1、即ち、上段側櫛歯20が設けられている間隔(上段側櫛歯20の中心間距離)は、下段側櫛歯30の配列間隔P2と同一である。また、上段側櫛歯20と下段側櫛歯30とは、互いに対向するように同じ数だけ配置されている。
図1A及び図1Bに示すように、上段側櫛歯20のベース部10からの突出長さは、長さL1であり、下段側櫛歯30のベース部10からの突出長さは、長さL1よりも短い長さL2である。このように、上段側櫛歯20と下段側櫛歯30とは、ベース部10からの突出長さが互いに異なる。なお、上段側櫛歯20は、かつら用固定具1によりかつら100を固定した状態で下段側櫛歯30よりも図2に示す頭部210の外側に位置する。
図1Cに示すように、上段側櫛歯20と下段側櫛歯30との隙間S3は、ベース部10に挟み込まれた根元部分(固定端)では、ほぼ0(ゼロ)であるのに対し、固定端(ベース部10)から自由端(折り曲げ部21,31)にいくほど増加する。
かつら用固定具1は、かつら100のうち、例えば図2に示すように、かつら装着者200の頭部210の前頭部に対応する部分及び後頭部に対応する部分のそれぞれに、櫛歯20,30が互いに対向するように計2つ配置される。
なお、かつら100のうち人工毛髪又は人毛を植毛されるかつらベース110,120は、本実施の形態では、後頭部に対応する部分のみに位置するかつらベース120と、それ以外の部分に位置するかつらベース110とで異なる材料からなる。
後頭部側のかつらベース120は、例えばスパンデックスからなる伸縮性ネットで形成され、後頭部側のかつら用固定具1が配置されている。また、もう一方のかつらベース110は、ポリエステル又はナイロンなどからなり、後頭部側のかつらベース120よりも伸縮性が低い。かつらベース110には、前頭部側のかつら用固定具1が配置されている。
図2に示すようにかつら100をかつら装着者200の頭部210に装着する場合、装着方法については後述するが、まず前頭部側のかつら用固定具1を固定した後、後頭部側のかつら用固定具1を、かつらベース120を引き延ばしながら固定することで、かつら100を頭部210に密着させて装着することができる。
なお、頭部210は後頭部の方が湾曲の度合いが強く、また、前頭部からかつら100を装着することが多いため、伸縮性ネットで形成されたかつらベース120を後頭部に配置した例を説明したが、伸縮性ネットはかつら100の他の部分に配置してもよく、例えば、かつら用固定具1を配置していない部分に形成しても、伸縮性を利用してかつら100を固定することは可能である。
図3A〜図3Dは、かつら用固定具1を用いたかつら装着方法を説明するための斜視図である。
まず、図3Aに示すように、かつら用固定具1を頭部210に対して一定角度傾けた状態で自毛220に挿入する。このとき、上段側櫛歯20は、隣接する上段側櫛歯20との間で自毛220の先端から中央付近を挟持する。
なお、上段側櫛歯20は、下段側櫛歯30よりも、ベース部10からの突出長さが長い分(L1>L2)、下段側櫛歯30よりも自毛220を挟持する力が弱くなっている。
次に、図3Bに示すように、かつら用固定具1を自毛220にそのまま挿入することで、図3Cに示すように自毛220の先端が持ち上げられ、自毛220の根元部分が露出した状態となる。
これにより、図3Dに示すように、下段側櫛歯30が、隣接する下段側櫛歯30との間で自毛220の根元部分を、上段側櫛歯20よりも強い力で挟持する。このように上段側櫛歯20及び下段側櫛歯30が自毛220を二重に挟持することで、かつら用固定具1ひいてはかつら100が頭部210に確実に固定される。
図4Aは、本実施の形態に係るかつら用固定具1を示す平面図であり、図4Bは、図4AのA1方向概略矢視図である。
図5Aは、本実施の形態の第1変形例に係るかつら用固定具301を示す平面図であり、図5Bは、図5AのA2方向概略矢視図である。
本実施の形態の上述のかつら用固定具1では、図4Aに示すように上段側櫛歯20と下段側櫛歯30とが互いに対向するように配置されているため、図2に示すかつら装着者200の自毛220は、図4Bに示すように、上段側櫛歯20及び下段側櫛歯30の両方に挟持されるか、或いは、上段側櫛歯20の自由端側において上段側櫛歯20にのみ挟持される。
一方、図5Aに示す第1変形例に係るかつら用固定具301のようにベース部310の長手方向に配列された上段側櫛歯320及び下段側櫛歯330が図1A及び図1Bに示す配列間隔(P1,P2)が互いに同一であっても配列方向にずれている場合、自毛220は、図5Bに示すように、上段側櫛歯320に挟持され且つベース部310の配列方向にずれて下段側櫛歯330に挟持されるか(自毛220−1)、或いは、上段側櫛歯320の自由端側において上段側櫛歯320にのみ挟持される(自毛220−2)。
このように、図5A及び図5Bに示す第1変形例に係るかつら用固定具301のように上段側櫛歯320及び下段側櫛歯330が互いにずれていても、自毛220を上段側櫛歯320及び下段側櫛歯330の両方により挟持してかつら100を図2に示すかつら装着者200の頭部210に強固に固定することができる。
図6は、本実施の形態の第2変形例に係るかつら用固定具401を示す斜視図である。
図6に示すかつら用固定具401は、ベース部410の長手方向(矢印D1)に配列された上段側櫛歯420、下段側櫛歯430及び中段櫛歯440を備える。
中段櫛歯440は、上段側櫛歯420と同じ長さ又はそれ以下の長さで、且つ、下段側櫛歯430と同じ長さ又はそれ以上の長さとするとよい。このようにすることで、中段櫛歯440は、上段側櫛歯420及び下段側櫛歯430の機能をあまり妨げずに、隣接する中段櫛歯440との間で自毛を挟持することができる。
なお、櫛歯を4段以上に配置することも可能であるが、かつら用固定具401の厚みが増すため、櫛歯420,430,440やベース部410を薄い部材とする必要が生じる。
図7は、本実施の形態の第3変形例に係るかつら用固定具501を示す平面図である。
図7に示すかつら用固定具501は、ベース部510の長手方向(矢印D1)に配列された上段側櫛歯520及び下段側櫛歯530の、ベース部510からの突出長さが位置によって異なる。具体的には、図7の紙面右側から左側にいくほど上段側櫛歯520及び下段側櫛歯530の突出長さが長くなる(L12>L11,L22>L21)。
このように、位置によって突出長さが異なる上段側櫛歯520及び下段側櫛歯530を用いることで、例えば、同じ段の櫛歯であっても短い櫛歯によって長い櫛歯よりも強固に自毛を挟持するようにすることができる。そのため、かつら100の髪型等に応じて、適宜の長さの櫛歯を用いるようにすればよい。
なお、図7に示すかつら用固定具501においても、上段側櫛歯520が下段側櫛歯530よりもベース部510からの突出長さが長いが、部分的に下段側櫛歯530が上段側櫛歯520よりも長くなっていてもよい。
以上説明した本実施の形態では、上段側櫛歯20及び下段側櫛歯30は、それぞれ隣接する櫛歯20,30との間でかつら装着者200の自毛220を挟持する。また、上段側櫛歯20と下段側櫛歯30とは、ベース部10からの突出長さL1,L2が互いに異なる。
そのため、突出長さが長い上段側櫛歯20によりかつら装着者200の自毛220の先端〜中央付近側を挟持し、突出長さが短い下段側櫛歯30により自毛220の根元部分側を挟持することで、自毛220を強固に挟持することができる。
よって、本実施の形態によれば、櫛歯を用いて確実にかつら100を装着者200の自毛220に固定することができる。
また、本実施の形態では、上段側櫛歯20及び下段側櫛歯30は、線材の中心を円弧状に折り曲げられ、その折り曲げ部21,31の両側の線材が互いに間隔S1,S2をおいてベース部10に固定されている。そのため、櫛歯20,30が頭部210や自毛220を傷つけずに且つ自毛220を挟持しやすくすることができる。
また、本実施の形態では、かつら用固定具1は、かつら装着者200の頭部210に沿うように湾曲している。そのため、かつら用固定具1が頭部210に密着しやすくなる。
また、本実施の形態では、上段側櫛歯20と下段側櫛歯30との隙間S3は、固定端から自由端にいくほど増加する。そのため、かつら100を固定する段階で、自毛220を下段側櫛歯30に引き寄せ下段側櫛歯30により自毛220を挟持しやすくすることができる。また、図2に示すようにかつら用固定具1を櫛歯20,30が互いに対向するように配置してかつら100を固定した後では、上段側櫛は20がかつらベース110,120を特に中央部分において頭部210に沿うように張らせることができ、したがって、かつら100の頭部220への密着性を向上させることもできる。
また、本実施の形態では、上段側櫛歯20と下段側櫛歯30とは、配列間隔が互いに同一である。そのため、自毛220を強固に挟持することができる。
1 かつら用固定具
10 ベース部
11 かつら取付用孔
20 上段側櫛歯
21 折り曲げ部
30 下段側櫛歯
31 折り曲げ部
100 かつら
110,120 かつらベース
200 かつら装着者
210 頭部
220 自毛
301 かつら用固定具
310 ベース部
320 上段側櫛歯
330 下段側櫛歯
401 かつら用固定具
410 ベース部
420 上段側櫛歯
430 下段側櫛歯
440 中段櫛歯
501 かつら用固定具
510 ベース部
520 上段側櫛歯
530 下段側櫛歯

Claims (6)

  1. ベース部と、
    該ベース部の長手方向に配列された上段側櫛歯及び下段側櫛歯と、
    を備え、
    前記上段側櫛歯は、両端が間隔をおいて前記ベース部に固定された線材から形成され、隣接する上段側櫛歯との間でかつら装着者の自毛を挟持し、
    前記下段側櫛歯は、両端が間隔をおいて前記ベース部に固定された線材から形成され、隣接する下段側櫛歯との間で前記自毛を挟持し、
    前記上段側櫛歯と前記下段側櫛歯とは、前記ベース部からの突出長さが互いに異な
    前記上段側櫛歯と前記下段側櫛歯との隙間は、固定端から自由端にいくほど増加する、
    ことを特徴とするかつら用固定具。
  2. 前記上段側櫛歯は、前記下段側櫛歯よりも、前記ベース部からの突出長さが長いことを特徴とする請求項1記載のかつら用固定具。
  3. 前記上段側櫛歯及び前記下段側櫛歯は、前記線材の中心を円弧状に折り曲げられ、その折り曲げ部の両側の線材が互いに間隔をおいて前記ベース部に固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のかつら用固定具。
  4. 前記かつら用固定具は、かつら装着者の頭部に沿うように湾曲していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載のかつら用固定具。
  5. 前記上段側櫛歯と前記下段側櫛歯とは、配列間隔が互いに同一であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項記載のかつら用固定具。
  6. 人工毛髪又は人毛を植毛されたかつらベースと、
    該かつらベースに取付けられた、請求項1から請求項のいずれか1項記載のかつら用固定具と、
    を備えることを特徴とするかつら。
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