JP4612697B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真式のプリンタ、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置、例えば、プリンタにおいては、帯電ローラによって一様に帯電させられた感光体ドラムの表面を露光装置によって露光して静電潜像を形成し、該静電潜像を現像器によって現像してトナー像を形成し、該トナー像を転写ローラによって用紙に転写し、定着器によって定着することにより、画像を形成するようになっている。
ところで、前記現像器においては、前記トナー像を形成するために、現像ローラが感光体ドラムに接触させて、又は近接させて回転自在に配設され、トナー供給ローラが前記現像ローラに接触させて回転自在に配設される。また、現像ブレードが、先端を前記現像ローラの表面に当接させて配設される。そして、トナーカートリッジに収容された現像剤としてのトナーが現像器に供給されると、前記トナー供給ローラは、供給されたトナーを現像ローラに供給するとともに、現像に利用されることなく現像ローラに残留したトナー、すなわち、未現像トナーを掻き落とす。
現像ローラに供給されたトナーは、現像ローラの回転に伴い、前記現像ブレードによって薄層化され、かつ、所定の極性に帯電させられて現像ローラ上にトナー層を形成する。該トナー層のトナーは、現像ローラと感光体ドラムとの間の現像部に送られ、感光体ドラム上の静電潜像に静電気的に付着させられ、静電潜像を可視像化してトナー像にする(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−83116号公報
しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、現像ローラの表面粗度による凹凸の凹部に残留した未現像トナーをトナー搬送ローラが十分に掻き落とせない場合に、残像が発生する。そこで、現像ローラの凹凸を小さくすると残像の発生を抑制することができるが、現像ローラによるトナーの搬送力が小さくなり、画像の濃度が低くなってしまう。このように、残像の発生と画像の濃度とがトレードオフの関係になってしまう。
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、残像が発生するのを防止することができるとともに、現像剤の搬送力を大きくすることができ、画像の濃度を高くすることができる現像装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の現像装置においては、回転自在に配設され、現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体と当接させて回転自在に配設され、前記現像剤を帯電させて前記現像剤担持体に供給するとともに、前記現像剤担持体上の前記現像剤を掻き落とす現像剤帯電部材とを有する。
そして、前記現像剤担持体の表面の算術平均表面粗度Raが0.1〔μm〕以上で、0.6〔μm〕以下にされ、かつ、表面自由エネルギーSFEが15〔mN/m〕以上で、26〔mN/m〕以下にされる。
また、前記現像剤担持体と当接させられる前記現像剤帯電部材のアスカーF硬度Hafが24〔°〕以上で、56〔°〕以下にされる。
本発明によれば、現像装置においては、回転自在に配設され、現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体と当接させて回転自在に配設され、前記現像剤を帯電させて前記現像剤担持体に供給するとともに、前記現像剤担持体上の前記現像剤を掻き落とす現像剤帯電部材とを有する。
そして、前記現像剤担持体の表面の算術平均表面粗度Raが0.1〔μm〕以上で、0.6〔μm〕以下にされ、かつ、表面自由エネルギーSFEが15〔mN/m〕以上で、26〔mN/m〕以下にされる。
また、前記現像剤担持体と当接させられる前記現像剤帯電部材のアスカーF硬度Hafが24〔°〕以上で、56〔°〕以下にされる。
この場合、現像剤担持体の表面の算術平均表面粗度Raが0.1〔μm〕以上で、0.6〔μm〕以下にされ、かつ、表面自由エネルギーSFEが15〔mN/m〕以上で、26〔mN/m〕以下にされ、前記現像剤帯電部材のアスカーF硬度Hafが24〔°〕以上で、56〔°〕以下にされるので、残像の発生を抑制することができるとともに、適正な画像の濃度を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタについて説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの画像形成ユニット及び定着器を示す概念図である。
図において、11は、導電性支持体及び光導電層から成り、矢印a方向に回転自在に配設され、ドラム状に形成された像担持体としての感光体ドラムであり、該感光体ドラム11として有機系感光体が使用される。なお、本実施の形態においては、有機系感光体を使用しているが、該有機系感光体に代えて、セレン感光体、酸化亜鉛感光体、アモルファスシリコン感光体等の感光体を使用することができる。12は、金属シャフト及び半導電性ゴム層から成り、矢印b方向に回転自在に配設され、前記感光体ドラム11の回転に伴って連れ回りで回転させられる帯電装置としての帯電ローラ、13は前記感光体ドラム11と対向させて配設された露光装置としてのLEDヘッドであり、該LEDヘッド13は、図示されないLEDアレイとロッドレンズアレイとを組み合わせることによって形成される。なお、前記LEDヘッド13に代えて、レーザと作像光学系とを組み合わせたものを使用することができる。
また、14は、前記感光体ドラム11に当接させて、かつ、矢印c方向に回転自在に配設された現像剤担持体としての現像ローラ、15は、該現像ローラ14に対向する位置に配設され、現像ローラ14に当接させて、かつ、矢印d方向に回転自在に配設された現像剤供給部材としての、かつ、現像剤帯電部材としてのトナー供給ローラ、16は現像剤としてのトナー、17は前記現像ローラ14と圧接させて配設された現像剤規制部材としての現像ブレード、18は矢印e方向に回転自在に配設された転写部材としての転写ローラ、19はクリーニング装置を構成するクリーニングブレード、23は媒体としての用紙、24は現像剤カートリッジとしてのトナーカートリッジ、25は定着装置としての定着器である。該定着器25は、矢印f方向に回転自在に配設された第1のローラとしての加熱ローラ20、及び矢印g方向に回転自在に配設された第2のローラとしての加圧ローラ21を備える。
前記帯電ローラ12及び転写ローラ18は、感光体ドラム11の表面に接触させて配設される。また、前記現像ローラ14は感光体ドラム11に対して0.1〔mm〕押し込まれ、前記トナー供給ローラ15は現像ローラ14に対して0.1〔mm〕押し込まれて配設される。その結果、感光体ドラム11と現像ローラ14との間、及び現像ローラ14とトナー供給ローラ15との間に、押し込まれた分だけの重なり部(ニップ部)が形成される。本実施の形態においては、感光体ドラム11と現像ローラ14との間に重なり部が形成される場合について説明するが、感光体ドラム11と現像ローラ14との間に微少な距離を置くこともできる。
前記現像ブレード17は、金属、例えば、SUSから成り、板厚が0.08〔mm〕のプレートに曲げ加工を施すことによって形成され、曲げ部が現像ローラ14と接触させられる。曲げ部の曲率半径Rは0.18〔mm〕であり、表面粗度は十点平均粗度Rzで0.6〔μm〕にされる。
そして、前記現像ローラ14、トナー供給ローラ15、現像ブレード17等によって現像装置としての現像器22が構成され、感光体ドラム11、帯電ローラ12、現像器22、クリーニング装置等によって画像形成ユニットが構成される。なお、カラーのプリンタにおいては、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色の画像形成ユニットが配設され、各画像形成ユニットにおいて各色のトナー像が形成される。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
図示されない駆動部としてのドラムモータが駆動され、前記感光体ドラム11が矢印a方向に一定の周速度で回転させられる。そして、前記帯電ローラ12に、図示されない帯電用の高圧電源から直流電圧が印加されると、帯電ローラ12は感光体ドラム11を一様に帯電させる。続いて、LEDヘッド13は、画像信号に対応した光量で感光体ドラム11を照射し、潜像としての静電潜像を形成する。
前記現像器22において、トナー供給ローラ15に、図示されないトナー供給用の高圧電源から電圧が印加されると、現像器22内に収容されたトナー16が、トナー供給ローラ15の回転に伴って搬送され、現像ローラ14に供給される。続いて、前記トナー16は現像ローラ14に吸着され、現像ローラ14の回転に伴って搬送され、現像ブレード17によって、現像ローラ14の表面に均一な厚さのトナー層を形成する。そして、現像ローラ14によって、前記静電潜像が現像され、トナー像が形成される。
なお、本実施の形態においては、前記現像ローラ14に、図示されない現像用の高圧電源から電圧が印加されると、現像ローラ14と感光体ドラム11との間にバイアス電圧が発生させられ、反転現像が行われる。また、現像ローラ14と感光体ドラム11との間には、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像に対応する電気力線が形成される。したがって、現像ローラ14上の帯電させられたトナー16は静電気力によって感光体ドラム11に付着し、トナー像を形成する。
そして、図示されない媒体収容部としての給紙カセットに収容された用紙23は、図示されない給紙ローラによって給紙カセットから繰り出され、回転が停止された図示されない搬送ローラに送られ、用紙23のスキューが矯正される。続いて、前記搬送ローラが回転させられ、用紙23は感光体ドラム11と転写ローラ18との間に形成された転写部に送られ、該転写部において、前記トナー像が用紙23に転写される。そのために、前記転写ローラ18には、図示されない転写用の高圧電源から電圧が印加される。
次に、用紙23は定着器25に送られ、用紙23上のトナー像が用紙23に定着させられる。このとき、トナー像を形成するトナー16は、前記加熱ローラ20によって加熱され、溶融させられ、加圧ローラ21による圧力で用紙23の繊維間に浸透させられる。続いて、用紙23はプリンタ外に排出される。
一方、転写後において、感光体ドラム11上にはわずかな量のトナー16が残留するが、残留したトナー16は、先端を感光体ドラム11の表面に当接させて配設されたクリーニングブレード19によって掻き取られ、除去され、図示されない廃トナー収容器に搬送される。なお、前記クリーニングブレード19は、ウレタンエラストマー等のゴム弾性体から成る。
図1は本発明の第1の実施の形態における現像ローラの斜視図である。
図に示されるように、現像ローラ14は、金属、例えば、SUSから成る芯金14aの外周に弾性層14bを形成し、該弾性層14bの更に外周に表層14cを形成することによって、第1の回転体として構成される。なお、前記芯金14aと弾性層14bとの接着性を高くするために、必要に応じて接着剤、プライマー等を塗布することができ、また、前記接着剤、プライマー等を必要に応じて導電化することができる。
前記弾性層14bには、例えば、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、シリコーンゴム、ポリウレタン系エラストマー等の材料を使用することができる。各材料には、導電剤、シリコーンオイル等の各種の添加剤が適宜添加される。なお、導電剤としては、カーボンブラック、グラファイト、チタン酸カリウム、酸化鉄、TiO2 、ZnO、SnO2 等を使用することができる。
また、前記表層14cには、樹脂成分として、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の樹脂を使用することができる。各樹脂は、変性、グラフト重合化、ブロック重合化等がされ、単独又は組み合わせて用いられる。
前記表層14cの樹脂成分には、導電剤、帯電制御剤等を適宜添加することができる。前記帯電制御剤としては、四級アンモニウム塩、ホウ酸塩、アジン系(ニグロシン系)化合物、アゾ化合物、オキシナフトエ酸金属錯体、界面活性剤(アニオン系、カチオン系、ノニオン系等)等が使用される。また、必要に応じて、安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、補強剤、滑剤、離型剤、染料、顔料、難燃剤等を適宜添加することができる。
図3は本発明の第1の実施の形態におけるトナー供給ローラの斜視図である。
図に示されるように、トナー供給ローラ15は、金属、例えば、SUSから成る芯金15aの外周に導電性が付与された発泡層としてのスポンジ層15bを形成することによって、第2の回転体として構成される。
また、本実施の形態において、トナー16は平均粒径が5.5〔μm〕の非磁性一成分の負帯電性を有する粉砕トナーであり、バインダーとしてポリエステル樹脂を用いたものが使用される。なお、トナー16の飽和帯電量は−44〔μC/g〕である。
次に、前記現像ローラ14の作製方法について説明する。なお、本実施の形態においては、5種類の現像ローラA〜Eを作製した。
〔現像ローラAの作製〕
前記弾性層14bとして、低硬度でへたりが少ないシリコーンゴムを使用し、芯金14aの外周にシリコーンゴムの弾性層14bを形成することによって、ベースロールを作製した。
また、前記表層14cの導電性組成物として、ウレタン原料のポリエステルポリオール100〔wt%〕及びイソシアネート30〔wt%〕を配合し、シリコーングラフトアクリル樹脂(数平均分子量:5000)1〔wt%〕を配合し、導電剤としてカーボンブラック30〔wt%〕を配合し、メチルエチルケトンに溶解させ、20〔wt%〕濃度のコーティング溶液を調製した。前記シリコーングラフトアクリル樹脂は、ウレタン原料との相溶性が良く、分子量が小さいほど表面自由エネルギーを下げる効果がある。
続いて、前記コーティング溶液をベースロールの外周面に塗布した後、170〔℃〕の温度及び1時間の加熱・加硫条件でオーブンによって加熱・加硫を行い、現像ローラAを作製した。
〔現像ローラBの作製〕
前記現像ローラAと同じ方法で前記弾性層14bを形成することによって、ベースロールを作製した。
また、前記表層14cの導電性組成物として、シリコーングラフトアクリル樹脂(数平均分子量:5000)10〔wt%〕を配合したこと以外は前記現像ローラAと同じ方法でコーティング溶液を調製した。
続いて、該コーティング溶液をベースロールの外周面に塗布した後、170〔℃〕の温度及び1時間の加熱・加硫条件でオーブンによって加熱・加硫を行い、現像ローラBを作製した。
〔現像ローラCの作製〕
前記現像ローラAと同じ方法で前記弾性層14bを形成することによって、ベースロールを作製した。
また、前記表層14cの導電性組成物として、シリコーンポリマー(KF6001(信越化学工業社製))30〔wt%〕、メタクリル酸メチル(MMA)44〔wt%〕、アクリル酸n−ブチル(BA)20〔wt%〕、及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチル(HEMA)6〔wt%〕を、メチルイソブチルケトン(MIBK)溶液中、100〔℃〕の温度で5時間還流し反応させ、シリコーンブロックアクリル樹脂(シリコーンブロック/アクリルブロック=30/70(重量比))を得た。
このようにして得られたシリコーンブロックアクリル樹脂100〔wt%〕とカーボンブラック20〔wt%〕とを配合し、メチルエチルケトンに溶解させ、20〔wt%〕濃度のコーティング溶液を調製した。
該コーティング溶液をベースロールの外周面に塗布した後、170〔℃〕の温度及び1時間の加熱・加硫条件でオーブンによって加熱・加硫を行い、現像ローラCを作製した。
〔現像ローラDの作製〕
前記現像ローラAと同じ方法で前記弾性層14bを形成することによって、ベースロールを作製した。
また、前記表層14cの導電性組成物として、シリコーングラフトアクリル樹脂(数平均分子量:10000)10〔wt%〕を配合した(分子量及び配合量を変更した。)こと以外は前記現像ローラAと同じ方法でコーティング溶液を調製した。
続いて、該コーティング溶液をベースロールの外周面に塗布した後、170〔℃〕の温度及び1時間の加熱・加硫条件でオーブンによって加熱・加硫を行い、現像ローラDを作製した。
〔現像ローラEの作製〕
前記現像ローラAと同じ方法で前記弾性層14bを形成することによって、ベースロールを作製した。
また、前記表層14cの導電性組成物として、ウレタン原料のポリエステルポリオール100〔wt%〕及びイソシアネート30〔wt%〕を配合し、導電剤としてカーボンブラック30〔wt%〕を配合し、メチルエチルケトンに溶解させ、20〔wt%〕濃度のコーティング溶液を調製した。
該コーティング溶液をベースロールの外周面に塗布した後、170〔℃〕の温度及び1時間の加熱・加硫条件でオーブンによって加熱・加硫を行い、現像ローラEを作製した。
なお、現像ローラA〜Eにおいて、芯金14aの直径は10〔mm〕であり、弾性層14bの厚さは3〔mm〕であり、表層14cの厚さは10〔μm〕である。また、現像ローラA〜Eの硬度は、アスカーC硬度計を使用して測定されたアスカーC硬度で61〔°〕であった。
次に、前記トナー供給ローラ15の作製方法について説明する。なお、本実施の形態においては、5種類のトナー供給ローラa〜eを作製した。
〔トナー供給ローラa〜eの作製〕
前記スポンジ層15bとしてポリウレタン軟質スラブフォームを使用した。該ポリウレタン軟質スラブフォームは、ポリイソシアネートとポリエステル型ポリオールとを反応させ、重合体生成反応及び発泡反応を同時に開始させて製造したフォームである。これらのフォームはオープン発泡によって得られる。なお、昇温のタイミングを変えることによって発泡倍率が変わるので、フォームの硬度を変更することができる。
次に、前記フォームを、所定の打抜き型で打ち抜き、芯金15aに圧入した後、接着してロール状の形状にする。
この状態において、スポンジ層15bは導電性をほとんど有しない。そこで、アクリル系ラテックス100重量部、カーボンブラック分散液50重量部、及び純水50重量部を配合することによって形成された導電性を有する樹脂溶液を前記フォームに含浸させ、乾燥させて、導電性を有するスポンジ層15bを備えたトナー供給ローラa〜eを得た。
なお、トナー供給ローラa〜eの硬度は、それぞれアスカーF硬度計を使用して測定したアスカーF硬度Hafで65〔°〕、56〔°〕、29〔°〕、24〔°〕、15〔°〕であった。この場合、アスカーF硬度Hafは、トナー供給ローラ15の側面にアスカーF硬度計の加圧面を荷重1000〔gf〕で押し当てて読み取った値である。なお、加圧面はトナー供給ローラ15に対して浮いたり食い込んだりしないように、トナー供給ローラ15に止められる。
また、トナー供給ローラa〜eは、すべて芯金15aの直径が6〔mm〕であり、スポンジ層15bの厚さは4.75〔mm〕である。
次に、前記現像ローラA〜Eのうちの所定の現像ローラをサンプルとして選択し、トナー供給ローラa〜eのうちの所定のトナー供給ローラをサンプルとして選択し、各実施例1〜7及び比較例1〜6の現像器22を形成し、画像品位を評価した。実施例1〜7の現像器22を表1に、比較例1〜6の現像器22を表2に示す。
Figure 0004612697
Figure 0004612697
なお、現像ローラA〜Eの各特性値の定義について説明する。
まず、算術平均表面粗度としての中心線平均粗度Raを測定するために、現像ローラA〜Eの表面の表面粗さ(周方向)を表面粗さ・輪郭形状測定器(サーフコーダーSE3500:小坂研究所製)によってJIS B0601:1994に準拠して測定する。そして、中心線平均粗度Raは、凸凹に直角な平面で切断したとき、その切り口に現れる輪郭、すなわち、断面曲線から、その平均線の方向に基準長さだけを抜き取り、この抜き取り部分の平均線の方向にXを、縦倍率の方向にYを採って表した粗さ曲線から求められる。
次に、表面自由エネルギーSFEを測定するために、現像ローラA〜Eを23〔℃〕の温度、45〔%〕の相対湿度の印刷環境下で1日放置した後、水、ジョードメタン及びエチレングリコールの三つの液を液滴として現像ローラA〜Eの表面に滴下し、その接触角を接触角計(CA−X:協和界面化学社製)を使用して直接読み取る。そして、Owens&Wendtの式によって導き出される回帰式に、各液の接触角を代入することにより、分散成分及び極性成分から成る表面自由エネルギーSFEが算出される。
また、電荷付与性能(トナートリボ)は、現像ローラ14がトナー16に対して電荷を付与する能力を表す。表層14cを構成する材料を使用してトナー16を一様に摩擦することによって電荷付与性能を評価することができる。本実施の形態においては、1〔cm2 〕当たりの厚さを50〔μm〕にしたトナー16を表層14cを構成する材料で挟み、300〔gf〕の荷重を加えてトナー16を摩擦した。荷重を大きくすると、電荷付与性能が高くなる。
そして、トナー16の飽和帯電量は、4〔wt%〕のトナー16と、96〔wt%〕のシリコーンコートフェライトキャリア(関東電化工業社製、平均粒子径:90〔μm〕)とをボールミルで1分間混合させ、Q/M Meter Model 210HS(Trek社製)を使用して測定した。
また、トナー帯電量Q/Mは、現像ブレード17を通過して感光体ドラム11に付着されせらる直前で、現像ローラ14上にトナー層を形成しているトナー16の帯電量であり、同様に、Q/M Meter Model 210HS(Trek社製)を使用して測定した。単位は〔μC/g〕(帯電量/単位重量)である。
次に、トナー搬送量M/Aは、現像ブレード17を通過して感光体ドラム11に付着させられる直前で、現像ローラ14上にトナー層を形成しているトナー16をテープに転写し、単位面積(1〔cm2 〕)当たりの重量〔mg〕を測定することによって求められる。
画像品位の評価においては、光学LED方式カラー電子写真プリンタMICROLINE5900dn(解像度600〔DPI〕、株式会社沖データ製)を使用した。なお、印刷環境は23〔℃〕の温度、45〔%〕の相対湿度とした。
次に、画像品位の評価の方法について説明する。
まず、濃度の評価においては、100〔%〕濃度パターンで印刷を行い、画像の濃度を分光色彩濃度計X−Rite528(X−Rite社製)を使用して濃度ODとして測定した。なお、濃度ODは、実用上満足することができる画像品位を得られるように下限値を1.1とする。
次に、残像の評価について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態における印刷結果を示す図である。
図に示されるように、100〔%〕濃度の部分に0〔%〕濃度で中抜きした印刷パターン、この場合、A〜Eの文字を使用した。100〔%〕濃度の部分と0〔%〕濃度の部分とではトナー16の現像性が異なるので、現像ローラ14上のトナー16の帯電状態の違いが次の印刷以降の現像性に及ぼす影響を見分けやすくすることができる。そして、印刷方向における下流側に0〔%〕濃度の部分の残像が発生したかどうかを目視によって確認する。
次に、フィルミングについて説明する。
トナー16を摩擦する際の負荷が大きい場合、トナー16が劣化し、当初の形状を維持することができなくなり、現像ローラ14、現像ブレード17等に固着する。これをフィルミングという。該フィルミングが発生すると、現像ブレード17によって現像ローラ14に形成されるトナー層の形成が不均一になるので画像むら、縦すじ等が発生し、画像品位を低下させてしまう。そこで、10000枚の用紙23に対して印刷(耐久印刷)を行い、画像むら、縦すじ等が発生したかどうかをを目視によって確認する。
次に、画像品位の評価結果について説明する。
Figure 0004612697
なお、以降の各表において、○は評価が高いことを、×は評価が低いことを表す。
実施例1及び2においては、現像ローラ14の中心線平均粗度Ra及び表面自由エネルギーSFEがいずれも大きいが、現像ローラ14上のトナー16を掻き落とすことができているので残像の評価は高い。また、現像ローラ14の電荷付与性能が低い(−7〔μC/g〕)にもかかわらず、トナー帯電量Q/Mの絶対値が小さすぎないので評価は高く、濃度ODはそれぞれ1.19、1.15であり、評価は高い。フィルミングの評価も高い。
実施例3〜5においては、現像ローラ14の中心線平均粗度Ra及び表面自由エネルギーSFEがいずれも中程度であり、現像ローラ14上のトナー16を掻き落とすことができるので残像の評価は高い。また、現像ローラ14の電荷付与性能も中程度(−21〔μC/g〕)であり、トナー帯電量Q/Mの絶対値が小さすぎないので評価は高く、濃度ODはそれぞれ1.24、1.22、1.17であり、評価は高い。フィルミングの評価も高い。
実施例6及び7においては、現像ローラ14の中心線平均粗度Ra及び表面自由エネルギーSFEがいずれも小さく、現像ローラ14上のトナー16を十分に掻き落とすことができるので残像の評価は高い。また、現像ローラ14の電荷付与性能も高く(−29〔μC/g〕)、トナー帯電量Q/Mの絶対値が小さすぎないので評価は高く、濃度ODはそれぞれ1.30、1.22であり、評価は高い。フィルミングの評価も高い。
Figure 0004612697
比較例1においては、現像ローラ14の電荷付与性能が低いにもかかわらず、トナー帯電量Q/Mの絶対値が大きく、濃度ODが1.25であり、評価は高いが、トナー16の劣化が激しく、フィルミングの評価は低い。
比較例2においては、表面自由エネルギーSFEが大きいので、現像ローラ14上に残留したトナー16の掻落しが困難になり、残像の評価が低い。
比較例3においては、中心線平均粗度Raが大きいので、現像ローラ14上に残留したトナー16の掻落しが困難になり、残像の評価が低い。
比較例4においては、中心線平均粗度Ra及び表面自由エネルギーSFEがいずれも大きいので、現像ローラ14上に残留したトナー16の掻落しが困難になり、残像の評価が低い。また、現像ローラ14の帯電付与性能が低いので、トナー帯電量Q/Mの絶対値を十分に大きくすることができず、トナー帯電量Q/Mの評価は低い。そして、適切な濃度ODを得ることができないので、濃度ODの評価は低い。
比較例5においては、中心線平均粗度Ra及び表面自由エネルギーSFEがいずれも小さいが、トナー供給ローラ15の硬度Hafが低いので、現像ローラ14上に残留したトナー16の掻落しが困難になり、残像の評価が低い。
比較例6においては、中心線平均粗度Raが小さく、表面自由エネルギーSFEが比較例5より更に小さく、また、トナー供給ローラ15の硬度Hafが低いので、現像ローラ14上に残留したトナー16の掻落しが困難になり、残像の評価は低い。そして、適切な濃度ODを得ることができないので、濃度ODの評価は低い。
このように、本実施の形態においては、現像ローラ14の中心線平均粗度Raが
0.1≦Ra≦0.6
であり、表面自由エネルギーSFEが
15〔mN/m〕≦SFE≦26〔mN/m〕
であり、トナー供給ローラ15のアスカーF硬度計によって測定されたアスカーF硬度Hafが
24〔°〕≦Haf≦56〔°〕
である場合に、残像の発生を抑制し、かつ、適正な濃度ODを得ることができる。なお、このときの現像ローラ14の電荷付与性能は−29〔μC/g〕以上で、−7〔μC/g〕以下になる。
ところで、前述されたように、本実施の形態においては、トナー供給ローラ15のスポンジ層15bを製造するために、ポリウレタン軟質スラブフォームを使用するようになっている。
図5は本発明の第1の実施の形態におけるスポンジ層の製造工程を示す概略図、図6は本発明の第1の実施の形態におけるスポンジ層の断面図、図7は図6のA−A断面図、図8は図6のB−B断面図である。
ポリウレタン軟質スラブフォームのブロックbrは、発泡コンベア上でオープン発泡によって製造され、フォーム組織中のセルceは、発泡方向に沿って上下に長い楕円体に近似した形状になる。
本実施の形態においては、前記ポリウレタン軟質スラブフォームのブロックbrにスキ加工(発泡方向に垂直な方向で切断)を施して板状体pr1を形成し、該板状体pr1にタチ加工(発泡方向と平行な方向で切断)を施して角状体pr2を形成する。続いて、該角状体pr2に抜き加工を施してスポンジ層15bを得る。
したがって、該スポンジ層15bの外周面において、領域AR1で、図6及び7に示されるように、セルceの断面は、楕円体における長径方向の形状、すなわち、楕円になり、前記領域AR1から周方向に90〔°〕の角度で離れた領域AR2で、図6及び8に示されるように、楕円体における短径方向の形状、すなわち、真円になる。すなわち、スポンジ層15bの外周面においては、回転角度に応じてセルceの形状が楕円から真円に、真円から楕円に変化する。なお、図5〜8に示されるセルceは、模式的にほぼ楕円又はほぼ真円としてあるが、実際の形状はわずかに異なる。
このように、スポンジ層15bの外周面においては、回転角度に応じてセルceの形状が変化するので、円周方向においてスポンジ層15bの表面の凹部の形状及び容量も変化する。
また、前記領域AR1においては、セルceの断面が楕円になるので、硬度が低くなるのに対して、前記領域AR2においては、セルceの断面が真円になるので、硬度が高くなり、円周方向において硬度が変化するだけでなく、弾性率等の物性も変化する。そのため、トナー供給ローラ15が回転するのに伴って、トナー供給ローラ15による現像ローラ14に対する反発力が変動し、現像ローラ14への当接圧力が変動してしまう。その結果、トナー16のトナー帯電量Q/Mが不均一になり、濃度ODにトナー供給ローラ15の回転に伴う周期むらが発生してしまう。
そこで、濃度ODにトナー供給ローラ15の回転に伴う周期むらが発生するのを抑制することができるようにした本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図9は本発明の第2の実施の形態におけるスポンジ層の断面図である。
まず、現像剤供給部材としての、かつ、現像剤帯電部材としてのトナー供給ローラ15の作製について説明する。
楕円形の形状を有する打抜き型を作成し、セルceの断面が楕円になる領域AR11間に打抜き型の長径部分が、セルceの断面が真円になる領域AR12間に打抜き型の短径部分が位置するように、ポリウレタン軟質スラブフォームの角状体pr2(図5)からトナー供給ローラ15のスポンジ層15bを打ち抜く。この場合、前記角状体pr2によって加工母材が構成される。
続いて、ポリウレタン軟質スラブフォームのブロックbrから打ち抜いたスポンジ層15bを芯金15aに圧入、接着してロール形状とした後に、トナー供給ローラa〜eの作製と同様に、導電性樹脂溶液を含浸させ、乾燥させることによって、導電性を有するスポンジ層15bを備えたトナー供給ローラf〜hを得た。
トナー供給ローラfは、芯金15aの直径が6〔mm〕であり、外径が13.5〔mm〕である。また、アスカーF硬度Hafはセルceの発泡方向と平行な方向で28〔°〕、セルceの発泡方向に垂直な方向で21〔°〕であり、円周方向における硬度差は7〔°〕である。
トナー供給ローラgは、芯金15aの直径が6〔mm〕であり、外径がセルceの発泡方向と平行な方向で13.5〔mm〕、セルceの発泡方向に垂直な方向で13.8〔mm〕である。また、アスカーF硬度Hafはセルceの発泡方向と平行な方向で28〔°〕、セルceの発泡方向に垂直な方向で24〔°〕であり、円周方向における硬度差は4〔°〕である。
そして、トナー供給ローラhは、芯金15aの直径が6〔mm〕であり、外径がセルceの発泡方向と平行な方向で13.5〔mm〕、セルceの発泡方向に垂直な方向で14.0〔mm〕である。また、アスカーF硬度Hafはセルceの発泡方向と平行な方向で28〔°〕、セルceの発泡方向に垂直な方向で27〔°〕であり、円周方向における硬度差は1〔°〕である。
次に、前記現像ローラAをサンプルとして選択し、トナー供給ローラf〜hのうちの所定のトナー供給ローラをサンプルとして選択し、各実施例8及び9並びに比較例7の現像器22を形成し、画像品位を評価した。実施例8及び9の現像器22を表5及び7に、比較例7の現像器22を表6及び8に示す。なお、この場合、100〔%〕濃度の印刷パターンの印刷を行った。
Figure 0004612697
Figure 0004612697
Figure 0004612697
Figure 0004612697
実施例8及び9並びに比較例7においては、電荷付与性能が低い(−7〔μC/g〕)現像ローラAだけで評価を行う。なお、電荷付与性能が高い現像ローラB及びCはトナー帯電量Q/Mの絶対値が大きくなる傾向があり、トナー供給ローラ15の周期むらの影響が見えにくいので、特に、現像ローラB及びCについて評価を行わなかった。
実施例8及び9においては、周期むらによる濃度むら及び残像は発生せず、評価が高い。フィルミングの評価も高い。また、比較例7においては、残像は発生しないが、周期むらによるトナー供給ローラ15のピッチの濃度むらが発生し、評価が低い。
このように、本実施の形態においては、トナー供給ローラ15の円周方向における硬度差が4〔°〕以下であれば、周期むらによる濃度むらの発生しない良好な画像を得ることができる。
前記各実施の形態においては、画像形成装置としてのプリンタに適用した例について説明したが、本発明を、複写機、ファクシミリ装置、複合機等に適用することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における現像ローラの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの画像形成ユニット及び定着器を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態におけるトナー供給ローラの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における印刷結果を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるスポンジ層の製造工程を示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態におけるスポンジ層の断面図である。 図6のA−A断面図である。 図6のB−B断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるスポンジ層の断面図である。
符号の説明
14 現像ローラ
15 トナー供給ローラ
16 トナー
22 現像器

Claims (6)

  1. (a)回転自在に配設され、現像剤を担持する現像剤担持体と、
    (b)該現像剤担持体と当接させて回転自在に配設され、前記現像剤を帯電させて前記現像剤担持体に供給するとともに、前記現像剤担持体上の前記現像剤を掻き落とす現像剤帯電部材とを有するとともに、
    (c)前記現像剤担持体の表面の算術平均表面粗度Raが0.1〔μm〕以上で、0.6〔μm〕以下にされ、かつ、表面自由エネルギーSFEが15〔mN/m〕以上で、26〔mN/m〕以下にされ、
    (d)前記現像剤担持体と当接させられる前記現像剤帯電部材のアスカーF硬度Hafが24〔°〕以上で、56〔°〕以下にされることを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像剤担持体及び現像剤帯電部材は、両者間に重なり部を形成する請求項1に記載の現像装置。
  3. (a)前記現像剤帯電部材の外周面は発泡層によって形成され、
    (b)前記現像剤帯電部材の円周方向におけるアスカーF硬度Hafの硬度差は4〔°〕以下にされる請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記現像剤帯電部材のアスカーF硬度Hafは、発泡層におけるセルの発泡方向と平行な方向で高く、発泡方向に垂直な方向で低くされる請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記現像剤担持体は、前記現像剤に電荷を付与する電荷付与性能が−29〔μC/g〕以上で、−7〔μC/g〕以下にされる請求項1に記載の現像装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の現像装置が搭載された画像形成装置。
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