JP4610373B2 - 急速冷却庫 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば加熱調理された食材を急速冷却する急速冷却庫に関するものである。
加熱調理された食材を雑菌の繁殖を抑えて、鮮度、味、栄養価等を保持した状態で保存するため、従来より、温度の高い食材を短時間で急速に冷却し、冷却保存することができる急速冷却庫が使用されている。
この急速冷却庫は、断熱箱体の内部に冷却装置の冷却器と食材を収容する貯蔵室を備え、この断熱箱体の前面開口は開閉自在に断熱扉で閉塞されている。そして、貯蔵室の後部には冷却器で冷却された冷気を貯蔵室内に循環させるための複数の送風機が上下方向に並設されると共に、貯蔵室内には食材の芯温を検出する芯温センサが設けられている。
そして、加熱調理された食材を貯蔵室に収容し、芯温センサを当該食材に差し込んで、食材の芯温を検出し、係る芯温センサの出力に基づいて食材を急速冷却し、冷却保存していた。このように、食材に芯温センサを差し込んで当該芯温に基づき、食材を冷却することで、食材中心部の温度が、細菌が増殖し易い温度帯を迅速に通過できるようにし、当該温度帯以下の目標温度に短時間で到達させると共に、その後の食材の冷却不足や過冷却による凍結を防止して、食材を的確に冷却保存することが可能となった(例えば、特許文献1参照)。
特許第3303163号公報
しかしながら、上述の如く食材に芯温センサを差し込んだ場合、当該センサを差し込んだ食材は商品価値がなくなってしまう。このため、芯温センサを極力使用すること無く、的確に食材を温度制御することができる急速冷却庫の開発が切望されていた。
本発明は、係る従来技術の課題を解決するために成されたものであり、食材の損失を極力抑えて、加熱食材を迅速に冷却し、的確に冷却保存することができる急速冷却庫を提供することを目的とする。
即ち、請求項1の発明の急速冷却庫は、貯蔵室内に収容された食材を冷却装置により急速冷却するものであって、この冷却装置の運転を制御する制御装置と、貯蔵室内の温度を検出するための庫内温度センサと、食材の芯温を検出するための芯温センサとを備え、制御装置は、芯温センサの出力に基づき、食材の芯温が所定の目標温度に低下するまで冷却装置を連続運転し、以後当該芯温センサの出力に基づいて食材の芯温を目標温度に維持するよう冷却装置の運転を制御すると共に、庫内温度センサと芯温センサの出力に基づき、貯蔵室内の温度が所定の計時開始温度まで低下してから食材の芯温が目標温度に低下するまでの時間をメモリに記憶する第1の運転モードと、庫内温度センサの出力に基づき、貯蔵室内の温度が計時開始温度まで低下してからメモリに記憶された時間だけ冷却装置を連続運転し、以後当該庫内温度センサの出力に基づいて貯蔵室内の温度を目標温度に維持するよう冷却装置の運転を制御する第2の運転モードと、第1の運転モードか第2の運転モードかを選択する操作手段とを有するものである
請求項1の発明によれば、冷却装置の運転を制御する制御装置と、貯蔵室内の温度を検出するための庫内温度センサと、食材の芯温を検出するための芯温センサとを備え、制御装置は、芯温センサの出力に基づき、食材の芯温が所定の目標温度に低下するまで冷却装置を連続運転し、以後当該芯温センサの出力に基づいて食材の芯温を目標温度に維持するよう冷却装置の運転を制御すると共に、庫内温度センサと芯温センサの出力に基づき、貯蔵室内の温度が所定の計時開始温度まで低下してから食材の芯温が目標温度に低下するまでの時間をメモリに記憶する第1の運転モードと、庫内温度センサの出力に基づき、貯蔵室内の温度が計時開始温度まで低下してからメモリに記憶された時間だけ冷却装置を連続運転し、以後当該庫内温度センサの出力に基づいて貯蔵室内の温度を目標温度に維持するよう冷却装置の運転を制御する第2の運転モードと、第1の運転モードか第2の運転モードかを選択する操作手段とを有するので、最初第1の運転モードで貯蔵室内の温度が所定の計時開始温度まで低下してから食材の芯温が目標温度に低下するまでの時間をメモリに記憶しておき、2回目に同じ食材を略同量急速冷却する際には、操作手段により第2の運転モードを選択して実行することにより、急速冷却終了時の芯温を略目標温度とすることができる。
これにより、2回目の急速冷却からは芯温センサを使用しなくとも的確に急速冷却することが可能となる。また、芯温が一旦目標温度に達した食材の温度推移と貯蔵室内の温度推移は略同様となるので、2回目の急速冷却からは芯温センサを使用しなくても的確に冷却保存可能となる。従って、芯温センサを差し込むことによる食材の損失を解消することができるようになるものである
本発明は、食材に芯温センサを差し込むことで、当該センサを差し込んだ食材が売り物にならなくなってしまう食材の損失を解消するため、芯温センサを使用することなく、的確に食材を急速冷却し、冷却保存することを目的とする。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の急速冷却庫1の縦断正面図、図2は本発明の急速冷却庫1の縦断側面図、図3は本発明の急速冷却庫1の横断上面図をそれぞれ示している。各図において、1は冷却装置を備えた急速冷却庫で、この急速冷却庫1は、前面に開口する貯蔵室12を内部に備えた縦長略矩形状の断熱箱体2と、この貯蔵室12の前面開口を開閉自在に閉塞する断熱扉6とで構成されている。
断熱箱体2内には図1に示すように向かって貯蔵室12の左側に後述する冷却装置の冷媒回路を構成する冷却器10が設置されており、この冷却器10は貯蔵室12の上部から下部まで延在する縦長の形状を呈している。貯蔵室12と冷却器10との間は冷却器ケース11で仕切られており、冷却器10と貯蔵室12は冷却器ケース11に形成された図示しない複数の空気孔にて連通されている。また、貯蔵室12の後部には冷却器10で冷却された冷気を当該貯蔵室12内に循環させるための複数の送風機13A、13B、13C(実施例では上下方向に3台)が設置されている。
即ち、貯蔵室12の背面上部には送風機13Aが、下部には送風機13Cが、その中間には送風機13Bが設けられている。また、貯蔵室12と各送風機13A、13B、13Cとの間は冷却ファンケース14にて仕切られており、送風機13A、13B、13Cと貯蔵室12は各送風機13A、13B、13Cの前部に形成され、冷却ファンケース14に設けられた透孔14A、14B、14Cによりそれぞれ連通されている。このように構成された冷却器10と送風機13A、13B、13Cによって、貯蔵室12内に収容された食材20の芯温が、最も細菌の増殖が活発な温度帯(例えば+20℃〜+40℃)を迅速に通過するように急速に冷却し、食材20に細菌が増殖してしまうのを防止する。
また、貯蔵室12内の両側にはホテルパン受けレール用支柱7が立設されており、このホテルパン受けレール用支柱7には左右で一対のホテルパン受けレール8が上下方向に複数段設けられている。このホテルパン受けレール8は、ホテルパン15の左右両側を支持してスライド可能に構成されると共に、食材20が収容されたホテルパン15をスライドにより出し入れ自在に構成されている。このホテルパン15には、スチームコンベクションオーブン(図示せず)等で例えば+50℃〜+60℃程度に加熱調理された高温の食材20が載置され、貯蔵室12内に収容される。
また、この貯蔵室12内には芯温センサ16が設けられている。この芯温センサ16は、当該貯蔵室12内の最上部の前記送風機13Aに略対応する位置に設けられており、送風機13A付近のホテルパン15に載置された食材20に当該芯温センサ16を差し込むことで、対象食材20の芯温(中心部の温度)を検出することができる。また、芯温センサ16を使用しない場合には、断熱箱体2に形成された図示しない係止部に係止しておくものとする(図2参照)。
また、図3に示すように、前記断熱箱体2内の冷却器10の後部には庫内温度センサ17が設けられている。この庫内温度センサ17は、冷却器10にて冷却された冷気が送風機13A、13B、13Cに吸い込まれる経路内に配置されており、冷却器10にて冷却された後の冷気の温度を検出している。即ち、当該冷気が送風機13A、13B、13Cを経て貯蔵室12内に送風されるため、冷却器10にて冷却された後の冷気の温度と貯蔵室12内の温度とは略同一となる。従って、庫内温度センサ17により貯蔵室12内の温度を検出することができる。尚、断熱箱体2の下部四隅には断熱箱体2を支持する台脚9(後部側図示せず)がそれぞれ設けられている。
一方、断熱箱体2の上部には凝縮ユニット3が設けられており、この凝縮ユニット3は前記冷却器10と共に冷却装置の冷媒回路を構成するコンプレッサ4及び凝縮器5や、凝縮用送風機5Aから構成されている。コンプレッサ4は図示しない冷媒吐出管にて凝縮器5に接続され、この凝縮器5には図示しないレシーバタンク及びドライコアなどを介して膨張弁が接続され、膨張弁は冷却器10に接続される。
冷却器10は図示しない冷媒配管にてアキュムレータ(図示せず)を介して凝縮ユニット3に設けたコンプレッサ4の冷媒吸込管に接続されて、冷却装置の周知の冷媒回路を構成している。尚、急速冷却庫1には、芯温センサ16及び庫内温度センサ17以外に冷却器10の冷媒吐出管に冷媒温度を検出する冷媒温度センサなどが設けられているがそれらは図示していない。
また、急速冷却庫1には当該急速冷却庫1の運転制御を行う汎用マイクロコンピュータなどで構成された制御装置18を備えている。この制御装置18の出力には図4に示すように、冷却装置を構成するコンプレッサ4(及び凝縮器用送風機5)、断熱箱体2内に設けた各送風機13A、13B、13Cが接続され、入力には芯温センサ16及び庫内温度センサ17等が接続されている。また、制御装置18の入力には後述する第1の運転モードと第2の運転モードから成る運転モードを選択するモード選択スイッチ(操作手段)を有する操作部19が接続されている。また、制御装置18はその機能として後述する計時時間Eを記憶するメモリ(記憶手段)を有する。
制御装置18は、第1の運転モードが選択されると、芯温センサ16の出力に基づき、食材20の芯温が所定の目標温度T1に低下するまで冷却装置のコンプレッサ4、凝縮器用送風機5及び送風機13A、13B、13Cを連続運転し、以後当該芯温センサの出力に基づいて食材20の芯温を目標温度T1に維持するように冷却装置のコンプレッサ4、凝縮器用送風機5及び送風機13A、13B、13Cの運転をON−OFF制御する。また、制御装置18はこの第1の運転モードにおいて、庫内温度センサ17と芯温センサ16の出力に基づき、貯蔵室12内の温度が所定の計時開始温度T2まで低下してから食材20の芯温が目標温度T1に低下するまでの時間Eを計時し、前記メモリに記憶する制御を実行する。また、第2の運転モードが選択されると、制御装置18は、庫内温度センサ17の出力に基づき、貯蔵室12内の温度が前記計時開始温度T2まで低下してからメモリに記憶された時間Eだけ冷却装置のコンプレッサ4、凝縮器用送風機5及び送風機13A、13B、13Cを連続運転し、以後当該庫内温度センサ17の出力に基づいて貯蔵室12内の温度を目標温度T1に維持するように冷却装置のコンプレッサ4、凝縮器用送風機5及び送風機13A、13B、13Cの運転をON−OFF制御する。具体的な制御については、以降の急速冷却庫1の冷却動作で説明する。
次に、以上の構成で、本発明の急速冷却庫1の冷却動作を詳述する。尚、本実施例では、上述した芯温センサ16にて検出される食材20の芯温の目標温度T1を例えば+15℃以上+17℃以下の範囲とする。即ち、+15℃が目標温度の下限値T1Lであり、+17℃が目標温度の上限値T1Hとする。また、庫内温度センサ17にて検出される貯蔵室12内の計時開始温度T2を前記上限値T1Hより高い例えば+20℃とする。
(1)第1の運転モード
先ず、第1の運転モードについて、図5及び図6を用いて説明する。図5は第1の運転モードにおける制御装置18の処理手順のフローチャート、図6は当該第1の運転モードにおいて、芯温センサ16にて検出される食材20の芯温(食材温度)と庫内温度センサ17にて検出される貯蔵室12内の温度(庫内温度)の時間的変化を示す図である。
今、予め加熱調理された食材20を急速冷却庫1の貯蔵室12内に収容した場合を想定する。この場合、食材20の温度は+50℃〜+60℃程度の高温状態にある。食材20をホテルパン15・・にそれぞれ略同量ずつ載置し、これをホテルパン受けレール8の上にスライドして載置すると共に、何れかの食材20に芯温センサ16を差し込む。そして、今回は最初の急速冷却なので操作部19の第1の運転モードのスイッチを操作すると、制御装置18は第1の運転モードを開始する(図5のステップS1)。
制御装置18は、急速冷却庫1の冷却装置のコンプレッサ4(及び凝縮器送風機5)及び各送風機13A、13B、13Cを運転(ON)する(図5のステップS2)。コンプレッサ4が駆動されると、当該コンプレッサ4は冷媒回路内の冷媒を吸い込み、圧縮して凝縮器5に吐出する。凝縮器5に吐出された冷媒はそこで凝縮器用送風機5Aによって放熱した後、図示しない膨張弁で絞られて減圧し、減圧した冷媒は冷却器10に流入して蒸発し、冷却器10の周囲の空気から吸熱することにより蒸発して、冷却器10の周囲の空気から吸熱することにより、周囲の空気を冷却して再びコンプレッサ4に戻るサイクルを繰り返す。
冷却器10で冷却された冷気は図3に矢印で示すように複数の送風機13A、13B、13Cによって、貯蔵室12内に循環される。このようなコンプレッサ4及び送風機13A、13B、13Cの運転により、図6で示すように貯蔵室12内の温度が急速に低下する。当該貯蔵室12内の温度低下に伴い、食材20の芯温も急速に低下し、短時間で冷却されていく。
一方、図5のステップS2でコンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13CをONすると、制御装置18は次にステップS3に移行し、庫内温度センサ17が検出する貯蔵室12内の温度が計時開始温度T2である+20℃以下であるか判断する。そして、貯蔵室12内の温度が+20℃より高い場合には、+20℃以下になるまでステップS3を繰り返す。
ステップS3で庫内温度センサ17が検出する貯蔵室12内の温度が計時開始温度T2である+20℃以下に低下すると、制御装置18は次のステップS4に移行し、その機能として有するタイマにより計時を開始すると共に、ステップS5に進み、芯温センサ16が検出する食材20の芯温が目標温度T1の下限値T1Lである+15℃以下であるか判断する。そして、+15℃より高い場合には、+15℃以下になるまでステップS5を繰り返すと共に、前記ステップS3の計時を続ける。これにより、コンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13CはステップS5で芯温センサ16が検出する食材20の芯温が目標温度T1の下限値T1Lの+15℃以下になるまで連続運転されることになる。
このようなコンプレッサ4及び送風機13A、13B、13Cの連続運転による急速冷却により、芯温センサ16が検出する食材20の芯温が目標温度T1の下限値T1Lの+15℃以下まで低下すると、制御装置18は、ステップS5からステップS6に移行し、冷却装置のコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13Cの運転を停止(OFF)する。これにより、食材20の急速冷却が終了する。更に、制御装置18は、ステップS4で計時を開始してから、ステップS5で+15℃以下になるまでの時間(経過時間)Eをメモリに書き込む。これにより、制御装置18のメモリに時間Eが記憶される。
次に、制御装置18はステップS7に移行し、芯温センサ16が検出する食材20の芯温が目標温度T1の上限値T1Hである+17℃以上に上昇したか判定し、+17℃より低い場合には、+17℃以上になるまでステップS7を繰り返す。このとき、冷却装置のコンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13Cは停止(OFF)したままである。
その後、ステップS7で芯温センサ16が検出する食材20の芯温が目標温度T1の上限値T1Hの+17℃以上になると、制御装置18は、次のステップS8に移行し、冷却装置のコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13Cの運転を再開(ON)する。
そして、制御装置18はステップS9に進み、芯温センサ16が検出する食材20の芯温が目標温度T1の下限値T1Lである+15℃以下であるか判定する。+15℃より高い場合には、+15℃以下になるまでステップS9を繰り返し、+15℃以下になるとステップS10に移行して、冷却装置のコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13Cを停止(OFF)すると共に、ステップS7に戻って、以降はステップS7乃至ステップS10の制御動作を繰り返す。このように、第1の運転モードでは、芯温センサ16にて検出される食材20の芯温に基づいて、食材20の芯温を目標温度である+15℃以上+17℃以下の範囲内(平均+16℃の保冷温度)に維持する。
この場合、図6に示すように、貯蔵室12内の温度(庫内温度)はステップS6で急速冷却が終了した時点では食材20の芯温より低いものの、ステップS8でコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13Cを運転(ON)する頃には、食材20の芯温に近似し、以後、食材20の芯温と貯蔵室12内の温度推移は略同様となることがわかる。即ち、一旦目標温度T1に達した食材20の温度推移と貯蔵室12内の温度推移はやがて略同様となる。
(2)第2の運転モード
次に、上記第1の運転モードで急速冷却した食材20と同じ食材を同量(略同量も含む)急速冷却する場合(2回目の急速冷却)に使用する第2の運転モードについて図7及び図8を用いて説明する。図7は第2の運転モードにおける制御装置18の処理手順のフローチャート、図8は当該第2の運転モードにおいて、庫内温度センサ17にて検出される貯蔵室12内の温度(庫内温度)の時間的変化を示す図である。尚、図8の破線は第2の運転モードにおいて食材20の芯温を推定して示したものであり、実際には食材20の芯温は測定されていない。
今、上記第1の運転モードにおいて、加熱調理された食材20と同じ食材を略同量、急速冷却庫1の貯蔵室12内に収容し、2回目の急速冷却を行う場合を想定する。この場合、食材20の温度は+50℃〜+60℃程度の高温状態にある。食材20をホテルパン15・・にそれぞれ略同量ずつ載置し、これをホテルパン受けレール8の上にスライドして載置する。このとき、何れの食材20にも芯温センサ16は差し込まない。そして、操作部19の第2の運転モードのスイッチを操作すると、制御装置18は第2の運転モードを開始する(図7のステップS1)。
即ち、制御装置18は急速冷却庫1の冷却装置のコンプレッサ4(及び凝縮器用送風機5)及び各送風機13A、13B、13Cを運転(ON)する(図7のステップS2)。コンプレッサ4が駆動されると、当該コンプレッサ4は冷媒回路内の冷媒を吸い込み、圧縮して凝縮器5に吐出する。凝縮器5に吐出された冷媒はそこで凝縮器用送風機5Aによって放熱した後、図示しない膨張弁で絞られて減圧し、減圧した冷媒は冷却器10に流入して蒸発し、冷却器10の周囲の空気から吸熱することにより蒸発して、冷却器10の周囲の空気から吸熱することにより、周囲の空気を冷却して再びコンプレッサ4に戻るサイクルを繰り返す。
冷却器10で冷却された冷気は図3に矢印で示すように複数の送風機13A、13B、13Cによって、貯蔵室12内に循環される。これにより、貯蔵室12内の温度が急速に低下する。また、図8に示すように、貯蔵室12内の温度低下に伴い、食材20の芯温も急速に低下し、短時間で冷却されていく。
一方、図7のステップS2でコンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13Cが運転されると、制御装置18はステップS3に移行する。ステップS3で制御装置18は、庫内温度センサ17が検出する貯蔵室12内の温度(庫内温度)がT2(+20℃)以下であるか判断し、+20℃より高い場合には、+20℃以下になるまでステップS3を繰り返す。
ステップS3で庫内温度センサ17が検出する貯蔵室12内の温度が計時開始温度T2である+20℃以下になると、制御装置18は、次のステップS4に移行し、前記第1の運転モードでメモリに記憶された時間Eのカウントを開始する。尚、前記コンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13CはステップS2で運転開始されてからステップS5で時間Eのカウントが終了まで連続運転される。
そして、時間Eのカウントが終了すると(図7のステップS5)、制御装置18は、ステップS6に移行し、冷却装置のコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13Cの運転を停止(OFF)する。これにより、食材20の急速冷却が終了する。
次に、制御装置18はステップS7に移行し、庫内温度センサ17が検出する貯蔵室12内の温度(庫内温度)が目標温度T1の上限値T1Hである+17℃以上であるか判定し、+17℃より低い場合には、+17℃以上になるまでステップS7を繰り返す。このとき、冷却装置のコンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13Cは停止したままである。
その後、ステップS7で庫内温度センサ17が検出する貯蔵室12内の温度が目標温度T1の上限値T1Hの+17℃以上になると、制御装置18は、次のステップS8に移行し、冷却装置のコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13Cの運転を再開する。
そして、制御装置18はステップS9に進み、庫内温度センサ17が検出する貯蔵室12内の温度が目標温度T1の下限値T1Lである+15℃以下であるか判定する。そして、+15℃より高い場合には、+15℃以下になるまでステップS9を繰り返し、+15℃以下になるとステップS10に移行して、冷却装置のコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13Cの運転を停止すると共に、ステップS7に戻って、以降はステップS7乃至ステップS10の制御動作を繰り返す。このように、第2の運転モードでは、庫内温度センサ17にて検出される貯蔵室12内の温度(庫内温度)に基づいて、貯蔵室12内の温度を目標温度である+15℃以上+17℃以下の範囲内(平均+16℃の保冷温度)に維持する。
ここで、第2の運転モードにおいて、第1の運転モードで冷却した食材20と同じ食材20を略同量急速冷却する際には、貯蔵室12内の温度変化も殆ど同一に推移すると考えられる。このため、貯蔵室12内の温度がT2(本実施例では+20℃)以下になった場合に、制御装置18は、第1の運転モードでメモリに記憶しておいた時間Eをカウントすることで、時間E経過後の急速冷却終了時の食材20の芯温は、図8の破線で示すように目標温度T1の下限値T1Lである+15℃、若しくは、+15℃付近となる。
更に、第1の運転モードで述べたように、一旦目標温度T1に達した食材20の温度推移と貯蔵室12内の温度推移は略同様となるため、その後は、庫内温度センサ17の検出する貯蔵室12内の温度に基づいてコンプレッサ4と送風機13A、13B、13Cの運転を制御することで、食材20(の芯温)を略目標温度T1の範囲内に維持することができる。これにより、食材20の冷却不足や過冷却による凍結を確実に防止して、冷却保存することが可能となる。
以上により、第2の運転モードを実行することで、2回目の急速冷却からは芯温センサ16を使用しなくとも確実に急速冷却して菌繁殖を防止し、凍結させずに的確に冷却保存することができるようになり、芯温センサ16を差し込むことによる食材の商品価値の損失を解消することができるようになる
次に、本発明に関する参考例を説明する。以下、上記実施例(実施例)と異なる部分について説明する。この場合、制御装置18の制御動作が異なるのみで他は前述同様に構成されている。また、制御装置18を構成する電気回路は後述する貯蔵室12内の温度T3を記憶するメモリを有するものとする。
また、制御装置18は、第1の運転モードが選択されると、芯温センサ16の出力に基づき、前記食材20の芯温が所定の目標温度T1に低下するまで冷却装置を連続運転し、以後当該芯温センサ16の出力に基づいて食材20の芯温を目標温度T1に維持するように冷却装置の運転を制御すると共に、庫内温度センサ17と芯温センサ16の出力に基づき、食材20の芯温が目標温度T1(下限値T1L)に低下したときの貯蔵室12内の温度(庫内温度)T3を前記メモリに記憶する制御を実行する。
一方、第2の運転モードが選択されると、制御装置18は、庫内温度センサ17の出力に基づき、貯蔵室12内の温度がメモリに記憶された温度T3に低下するまでコンプレッサ4及び送風機13A、13B、13Cを連続運転し、以後当該庫内温度センサ17の出力に基づいて貯蔵室12内の温度を目標温度T1(+15℃以上+17℃以下)に維持するように冷却装置の運転を制御する。尚、具体的な制御については、以下の急速冷却庫1の冷却動作で詳述する。
次に、この場合の急速冷却庫1の冷却動作を詳述する。尚、この参考例では、前記実施例と同様に芯温センサ16にて検出される食材20の芯温の目標温度T1を+15℃以上+17℃以下の範囲内とする。即ち、+15℃が目標温度の下限値T1Lであり、+17℃が目標温度の上限値T1Hである。
(1)第1の運転モード
先ず、第1の運転モードについて、図9及び図10を用いて説明する。図9は第1の運転モードにおける制御装置18の処理手順のフローチャート、図10は当該第1の運転モードにおいて、芯温センサ16にて検出される食材20の芯温(食材温度)と庫内温度センサ17にて検出される貯蔵室12内の温度(庫内温度)の時間的変化を示す図である。
今、加熱調理された食材20を急速冷却庫1の貯蔵室12内に収容した場合を想定する。この場合、食材20の温度は+50℃〜+60℃程度の高温状態にある。食材20をホテルパン15・・にそれぞれ略同量ずつ載置し、これをホテルパン受けレール8の上にスライドして載置すると共に、何れかの食材20に芯温センサ16を差し込む。そして、操作部19の第1の運転モードのスイッチが操作されると、制御装置18は第1の運転モードを開始する(図9のステップS1)。
これにより、急速冷却庫1のコンプレッサ4及び送風機13A、13B、13Cが運転(ON)される(図9のステップS2)。コンプレッサ4が駆動されると、当該コンプレッサ4は冷媒回路内の冷媒を吸い込み、圧縮して凝縮器5に吐出する。凝縮器5に吐出された冷媒はそこで凝縮器用送風機5Aによって放熱した後、図示しない膨張弁で絞られて減圧し、減圧した冷媒は冷却器10に流入して蒸発し、冷却器10の周囲の空気から吸熱することにより蒸発して、冷却器10の周囲の空気から吸熱することにより、周囲の空気を冷却して再びコンプレッサ4に戻るサイクルを繰り返す。
冷却器10で冷却された冷気は図3に矢印で示すように複数の送風機13A、13B、13Cによって、貯蔵室12内に循環される。これにより、貯蔵室12内の温度が急速に低下する(図10)。当該貯蔵室12内の温度低下に伴い、食材20の芯温も急速に低下し、短時間で冷却されていく。
一方、図9のステップS2でコンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13CがONされると、制御装置18は、ステップS3に移行する。ステップS3で制御装置18は、芯温センサ16が検出する食材20の芯温が目標温度T1の下限値T1Lである+15℃以下であるか判断する。そして、+15℃より高い場合には、+15℃以下になるまでステップS3を繰り返す。尚、前記コンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13CはステップS2で運転開始されてからステップS3で芯温センサ16が検出する食材20の芯温が目標温度T1の下限値T1Lの+15℃以下になるまで連続運転される。
他方、ステップS3で芯温センサ16が検出する食材20の芯温が目標温度T1の下限値T1Lの+15℃以下になると、制御装置18は、ステップS4に移行し、冷却装置のコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13Cの運転を停止(OFF)する。これにより、食材20の急速冷却が終了する。更に、制御装置18は、このときの庫内温度センサ17が検出する貯蔵室12内の温度T3をメモリに書き込む。これにより、メモリに温度T3が記憶される。
次に、制御装置18はステップS5に移行し、芯温センサ16が検出する食材20の芯温が目標温度T1の上限値T1Hである+17℃以上であるか判定し、+17℃より低い場合には、+17℃以上になるまでステップS5を繰り返す。このとき、冷却装置のコンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13Cは停止したままである。
その後、ステップS5で芯温センサ16が検出する食材20の芯温が目標温度T1の上限値T1Hの+17℃以上になると、制御装置18は、次のステップS6に移行し、冷却装置のコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13Cの運転を再開する。
そして、制御装置18はステップS7に進み、芯温センサ16が検出する食材20の芯温が目標温度T1の下限値T1Lである+15℃以下であるか判定する。そして、+15℃より高い場合には、+15℃以下になるまでステップS7を繰り返し、+15℃以下になるとステップS8に移行して、冷却装置のコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13CをOFFして運転を停止すると共に、ステップS5に戻って、以降はステップS5乃至ステップS8の制御動作を繰り返す。このように第1の運転モードでは、芯温センサ16にて検出される食材20の芯温に基づいて、食材20の芯温を目標温度である+15℃以上、+17℃以下の範囲内(平均+16℃の保冷温度)に維持する。
また、図10から貯蔵室12内の温度はステップS4で急速冷却が終了した時点では、食材20の芯温より低いものの、ステップS6でコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13Cを運転する際には、食材20の芯温に近似し、以後、食材20の芯温と貯蔵室12内の温度推移は略同様となることがわかる。即ち、一旦目標温度T1に達した食材20の温度推移と貯蔵室12内の温度推移は略同様となる。
(2)第2の運転モード
一方、上記第1の運転モードで急速冷却した食材20と同じ食材を同量(略同量も含む)急速冷却する場合に使用する第2の運転モードについて図11及び図12を用いて説明する。図11は第2の運転モードにおける制御装置18の処理手順のフローチャート、図12は当該第2の運転モードにおいて、庫内温度センサ17にて検出される貯蔵室12内の温度の時間的変化を示す図である。尚、図12の破線は第2の運転モードにおいて食材20の芯温を推定して示したものであり、実際には食材20の芯温は測定されていない。
今、上記第1の運転モードにおいて加熱調理された食材20と同じ食材を略同量、急速冷却庫1の貯蔵室12内に収容し、2回目の急速冷却を行う場合を想定する。この場合、食材20の温度は+50℃〜+60℃程度の高温状態にある。食材20をホテルパン15・・にそれぞれ略同量ずつ載置し、これをホテルパン受けレール8の上にスライドして載置する。このとき、何れの食材20にも芯温センサ16は差し込まない。そして、操作部19の第2の運転モードのスイッチが操作されると、制御装置18は第2の運転モードを開始する(図11のステップS1)。
これにより、急速冷却庫1の冷却装置が運転され、コンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13Cが運転される(図11のステップS2)。コンプレッサ4が駆動されると、当該コンプレッサ4は冷媒回路内の冷媒を吸い込み、圧縮して凝縮器5に吐出する。凝縮器5に吐出された冷媒はそこで凝縮器用送風機5Aによって放熱した後、図示しない膨張弁で絞られて減圧し、減圧した冷媒は冷却器10に流入して蒸発し、冷却器10の周囲の空気から吸熱することにより蒸発して、冷却器10の周囲の空気から吸熱することにより、周囲の空気を冷却して再びコンプレッサ4に戻るサイクルを繰り返す。
冷却器10で冷却された冷気は図3に矢印で示すように複数の送風機13A、13B、13Cによって、貯蔵室12内に循環される。これにより、貯蔵室12内の温度が急速に低下する。また、図12に示すように、貯蔵室12内の温度低下に伴い、食材20の芯温も急速に低下し、短時間で冷却されていく。
一方、図11のステップS2でコンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13CがONされると、制御装置18はステップS3に移行する。ステップS3で制御装置18は、庫内温度センサ17が検出する貯蔵室12の温度(庫内温度)が前記第1の運転モードでメモリに記憶された温度T3以下であるか判断し、T3より高い場合には、T3以下になるまでステップS3を繰り返す。尚、前記コンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13CはステップS3で貯蔵室12の温度がT3以下になるまで連続運転される。
ステップS3で庫内温度センサ17が検出する貯蔵室12内の温度がT3以下になると、制御装置18は、次のステップS4に移行し、冷却装置のコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13Cの運転を停止する。これにより、食材20の急速冷却が終了する。
次に、制御装置18はステップS5に移行し、庫内温度センサ17が検出する貯蔵室12内の温度(庫内温度)が目標温度T1の上限値T1Hである+17℃以上であるか判定し、+17℃より低い場合には、+17℃以上になるまでステップS5を繰り返す。このとき、冷却装置のコンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13CはOFFのままである。即ち、コンプレッサ4及び各送風機13A、13B、13Cは運転が停止された状態である。
その後、ステップS5で庫内温度センサ17が検出する貯蔵室12内の温度が目標温度T1の上限値T1Hの+17℃以上になると、制御装置18は、次のステップS6に移行し、冷却装置のコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13CをONして運転を再開する。
そして、制御装置18はステップS7に進み、庫内温度センサ17が検出する貯蔵室12内の温度が目標温度T1の下限値T1Lである+15℃以下であるか判定する。そして、+15℃より高い場合には、+15℃以下になるまでステップS7を繰り返し、+15℃以下になるとステップS8に移行して、冷却装置のコンプレッサ4と各送風機13A、13B、13CをOFFして運転を停止すると共に、ステップS5に戻って、以降はステップS5乃至ステップS8の制御動作を繰り返す。このように、第2の運転モードでは、庫内温度センサ17にて検出される貯蔵室12内の温度に基づいて、貯蔵室12内の温度を目標温度である+15℃以上、+17℃以下の範囲内(平均+16℃の保冷温度)に維持する。
ここで、第2の運転モードにおいて、第1の運転モードで冷却した食材20と同じ食材20を略同量急速冷却する際には、貯蔵室12内の温度変化も殆ど同一の推移をすると考えられる。このため、貯蔵室12内の温度が、第1の運転モードでメモリに記憶しておいた温度T3になると、食材20の芯温は、図8の破線で示すように目標温度T1の下限値T1Lである+15℃、若しくは+15℃付近となる。
更に、第1の運転モードの前記図10のように、一旦目標温度T1に達した食材20の温度推移と貯蔵室12内の温度推移は略同様となるため、その後は、庫内温度センサ17の検出する貯蔵室12内の温度に基づいて、温度制御することで、食材20を略目標温度T1の範囲内に維持することができる。これにより、食材20の冷却不足や過冷却を確実に防止して、冷却保存することが可能となる。
以上により、第2の運転モードを実行することで、2回目の急速冷却からは芯温センサ16を使用しなくとも確実に急速冷却して菌繁殖を防止し、凍結させること無く的確に冷却保存することができるようになり、芯温センサ16を差し込むことによる食材の商品価値の損失を解消することができるようになる。
尚、実施の形態では、貯蔵室12内に芯温センサを1個設けて、第1の運転モードにおいて、ホテルパン15に載置された何れか1つの食材20に芯温センサ16を差し込んで、食材20の芯温を検出するものとしたが、これに限らず、芯温センサを複数個(例えば3個)使用し、これらから検出される平均の芯温により制御するものとしても差し支えない。
本発明の急速冷却庫の縦断正面図である(実施例1)。 本発明の急速冷却庫の縦断側面図である。 本発明の急速冷却庫の横断上面図である。 本発明の急速冷却庫の制御回路のブロック図である。 本発明の第1の運転モードにおける制御装置の処理手順のフローチャートである。 本発明の第1の運転モードにおける食材芯温と庫内温度の変化を示す図である。 本発明の第2の運転モードにおける制御装置の処理手順のフローチャートである。 本発明の第2の運転モードにおける食材芯温と庫内温度の変化を示す図である。 本発明の参考例の第1の運転モードにおける制御装置の処理手順のフローチャートである(参考例) 本発明の参考例の第1の運転モードにおける食材芯温と庫内温度の変化を示す図である。 本発明の参考例の第2の運転モードにおける制御装置の処理手順のフローチャートである。 本発明の参考例の第2の運転モードにおける食材芯温と庫内温度の変化を示す図である。
1 急速冷却庫
2 断熱箱体
3 凝縮ユニット
4 コンプレッサ
5 凝縮器
5A 凝縮用送風機
6 断熱扉
7 ホテルパン受けレール用支柱
8 ホテルパン受けレール
10 冷却器
11 冷却器ケース
12 貯蔵室
13A、13B、13C 送風機
14 冷却ファンケース
14A、14B、14C 透孔
15 ホテルパン
16 芯温センサ
17 庫内温度センサ
18 制御装置
19 操作部
20 食材

Claims (1)

  1. 貯蔵室内に収容された食材を冷却装置により急速冷却する急速冷却庫において、
    該冷却装置の運転を制御する制御装置と、
    前記貯蔵室内の温度を検出するための庫内温度センサと、
    前記食材の芯温を検出するための芯温センサとを備え、
    前記制御装置は、前記芯温センサの出力に基づき、前記食材の芯温が所定の目標温度に低下するまで前記冷却装置を連続運転し、以後当該芯温センサの出力に基づいて前記食材の芯温を前記目標温度に維持するよう前記冷却装置の運転を制御すると共に、前記庫内温度センサと芯温センサの出力に基づき、前記貯蔵室内の温度が所定の計時開始温度まで低下してから前記食材の芯温が前記目標温度に低下するまでの時間をメモリに記憶する第1の運転モードと、
    前記庫内温度センサの出力に基づき、前記貯蔵室内の温度が前記計時開始温度まで低下してから前記メモリに記憶された時間だけ前記冷却装置を連続運転し、以後当該庫内温度センサの出力に基づいて前記貯蔵室内の温度を前記目標温度に維持するよう前記冷却装置の運転を制御する第2の運転モードと、
    前記第1の運転モードか第2の運転モードかを選択する操作手段とを有することを特徴とする急速冷却庫。
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