JP4609648B2 - 液滴吐出装置及び画像記録方法 - Google Patents
液滴吐出装置及び画像記録方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4609648B2 JP4609648B2 JP2005099065A JP2005099065A JP4609648B2 JP 4609648 B2 JP4609648 B2 JP 4609648B2 JP 2005099065 A JP2005099065 A JP 2005099065A JP 2005099065 A JP2005099065 A JP 2005099065A JP 4609648 B2 JP4609648 B2 JP 4609648B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- droplet discharge
- return
- head
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
請求項3の態様によれば、液滴吐出ヘッドの傾き角度(ヘッド角度)に基づいて折り返しノズルの液滴吐出量を補正することにより、折り返し位置によって生じる濃度むらの視認性をより確実に低減することが可能となる。
請求項4の態様によれば、折り返しノズルの液滴吐出量の補正を要因とする濃度むらの視認性をさらに低減することができる。
図1は、本発明が適用される画像形成装置の一実施形態であるインクジェット記録装置の全体概略図である。図1に示すように、このインクジェット記録装置10は、インクの色毎に設けられた複数の印字ヘッド12K、12C、12M、12Yを有する印字部12と、各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yに供給するインクを貯蔵しておくインク貯蔵/装填部14と、記録紙16を供給する給紙部18と、記録紙16のカールを除去するデカール処理部20と、前記印字部12のノズル面(インク吐出面)に対向して配置され、記録紙16の平面性を保持しながら記録紙16を搬送する吸着ベルト搬送部22と、印字部12による印字結果を読み取る印字検出部24と、印画済みの記録紙(プリント物)を外部に排紙する排紙部26と、を備えている。
本実施形態では、印字ヘッド50が図4中矢印A1の方向に傾いて取付けらた場合は折り返しノズル151(151A、151B)の液滴吐出量が多くなるように補正し、逆に図4中矢印A2方向に傾いて取付けらた場合は折り返しノズル151(151A、151B)の液滴吐出量が少なくなるように補正する。以下では、図9乃至図11に示した本実施形態における印字ヘッド50の打滴制御方法を表したフローチャート図に従って、本打滴制御方法について詳説する。
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。本実施形態では、折り返しノズル151だけでなく、折り返しノズル151の主走査方向に隣接する折り返し隣接ノズルの液滴吐出量も制御する。図4において、折り返しノズル51-17 (151A)、51-21 (151B)の折り返し隣接ノズルは、それぞれノズル51-16 、51-22 である。なお、折り返しノズル151に対する折り返し隣接ノズルを符号251で表し、折り返しノズル151A、151Bに対する折り返し隣接ノズルをそれぞれ251A、251Bで表す。
Claims (11)
- 第1の方向及び前記第1の方向に対して直交しない斜めの方向に一定の配列パターンで2次元状に配置された複数のノズルを有する液滴吐出ヘッドと、
前記複数のノズルを前記第1の方向に沿って直線状に並ぶように投影した投影ノズル列で隣接するノズル同士のうち、第1ノズル及び第2ノズルの投影前における前記第1の方向に直交する第2の方向のノズル間ピッチが、前記投影ノズル列で隣接する他のノズル同士の投影前における前記第2の方向のノズル間ピッチに比べて大きく、前記第1ノズル及び第2ノズルを折り返しノズルとしたとき、該折り返しノズルの液滴吐出量を段階的に変化させながら複数のテストパターンを記録媒体上に形成するテストパターン形成手段と、
前記複数のテストパターンの濃度分布を測定する濃度分布測定手段と、
前記濃度分布測定手段による測定結果に基づき、各テストパターンの中から濃度ばらつきが最小となるテストパターンを形成したときの前記折り返しノズルの液滴吐出量を前記折り返しノズルの補正量として記憶する補正量記憶手段と、
前記補正量記憶手段に記憶されている補正量に従って、前記折り返しノズルの液滴吐出量を補正する液滴量補正手段と、
を備えたことを特徴とする液滴吐出装置。 - 請求項1に記載の液滴吐出装置であって、
前記液滴吐出ヘッドは、前記第1の方向に沿って隣接する前記斜めの方向の第1ノズル列及び第2ノズル列を有し、
前記第1ノズルは、前記第1ノズル列の前記第2ノズル列側端部のノズルであり、
前記第2ノズルは、前記第2ノズル列の前記第1ノズル列側端部のノズルであることを特徴とする液滴吐出装置。 - 前記液滴吐出ヘッドの記録媒体の相対的搬送方向に対する傾き角度を検出するヘッド角度検出手段と、
前記テストパターンを形成したときの前記液滴吐出ヘッドの傾き角度を記憶するヘッド角度記憶手段と、をさらに備え、
前記液滴量補正手段は、前記ヘッド角度検出手段によって検出された前記液滴吐出ヘッドの傾き角度と前記ヘッド角度記憶手段に記憶されている傾き角度との差に応じて、前記折り返しノズルの液滴吐出量を補正することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液滴吐出装置。 - 前記液滴量補正手段は、前記折り返しノズルの液滴吐出量を補正するとともに、前記折り返しノズルに隣接する少なくとも1つ以上の折り返し隣接ノズルの液滴吐出量を補正することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の液滴吐出装置。
- 前記液滴量補正手段は、前記折り返し隣接ノズルに対する補正量を前記折り返しノズルに対する補正量よりも小さくすることを特徴とする請求項4に記載の液滴吐出装置。
- 前記液滴量補正手段は、前記折り返し隣接ノズルに対する補正を折り返しノズルに対する補正と逆位相で行うことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の液滴吐出装置。
- 前記液滴量補正手段は、前記折り返しノズルの補正量が最も大きく、前記折り返しノズルから離れるに従って、前記折り返し隣接ノズルに対する補正量を小さくすることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の液滴吐出装置。
- 前記第1の方向は、前記液滴吐出ヘッドに対する記録媒体の相対的搬送方向に略直交する主走査方向であり、
前記第2の方向は、前記液滴吐出ヘッドに対する記録媒体の相対的搬送方向である副走査方向であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の液滴吐出装置。 - 前記複数のノズルを前記第1の方向に並ぶように投影した投影ノズル列のノズル間ピッチは均等であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の液滴吐出装置。
- 前記テストパターン形成手段は、出力濃度毎に複数のテストパターンを記録媒体上に形成し、
前記補正量記憶手段は、出力濃度毎に前記折り返しノズルの補正量を関連付けて記憶し、
前記液滴量補正手段は、画像の出力濃度に応じて、前記折り返しノズルの液滴吐出量を補正することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の液滴吐出装置。 - 第1の方向及び前記第1の方向に対して直交しない斜めの方向に一定の配列パターンで2次元状に配置された複数のノズルを有する液滴吐出ヘッドを用いて画像記録を行う画像記録方法であって、
前記複数のノズルを前記第1の方向に沿って直線状に並ぶように投影した投影ノズル列で隣接するノズル同士のうち、第1ノズル及び第2ノズルの投影前における前記第1の方向に直交する第2の方向のノズル間ピッチが、前記投影ノズル列で隣接する他のノズル同士の投影前における前記第2の方向のノズル間ピッチに比べて大きく、前記第1ノズル及び第2ノズルを折り返しノズルとしたとき、該折り返しノズルの液滴吐出量を段階的に変化させながら複数のテストパターンを記録媒体上に形成するステップと、
前記複数のテストパターンの濃度分布を測定するステップと、
前記測定された複数のテストパターンの濃度分布に基づき、各テストパターンの中から濃度ばらつきが最小となるテストパターンを形成したときの前記折り返しノズルの液滴吐出量を前記折り返しノズルの補正量として記憶するステップと、
前記記憶されている補正量に従って、前記折り返しノズルの液滴吐出量を補正するステップと、
を含むことを特徴とする画像記録方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005099065A JP4609648B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 液滴吐出装置及び画像記録方法 |
US11/391,568 US7401896B2 (en) | 2005-03-30 | 2006-03-29 | Liquid droplet ejection head, liquid droplet ejection apparatus and image recording method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005099065A JP4609648B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 液滴吐出装置及び画像記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006272881A JP2006272881A (ja) | 2006-10-12 |
JP4609648B2 true JP4609648B2 (ja) | 2011-01-12 |
Family
ID=37208073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005099065A Expired - Fee Related JP4609648B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 液滴吐出装置及び画像記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4609648B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009241443A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Fujifilm Corp | 液滴吐出装置及び画像形成方法 |
JP6759670B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2020-09-23 | ブラザー工業株式会社 | 制御回路、印刷装置及び制御方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1148587A (ja) * | 1997-07-31 | 1999-02-23 | Seiko Epson Corp | テスト用ドット記録方法およびプリンタ |
JP2001322380A (ja) * | 2000-05-15 | 2001-11-20 | Seiko Epson Corp | カード印刷方法およびカード印刷装置 |
JP2003285427A (ja) * | 2002-01-25 | 2003-10-07 | Konica Corp | インクジェットプリンタ |
JP2004188680A (ja) * | 2002-12-09 | 2004-07-08 | Seiko Epson Corp | 調節用パターンの形成方法、記録装置、調節方法、プログラムおよびコンピュータシステム |
-
2005
- 2005-03-30 JP JP2005099065A patent/JP4609648B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1148587A (ja) * | 1997-07-31 | 1999-02-23 | Seiko Epson Corp | テスト用ドット記録方法およびプリンタ |
JP2001322380A (ja) * | 2000-05-15 | 2001-11-20 | Seiko Epson Corp | カード印刷方法およびカード印刷装置 |
JP2003285427A (ja) * | 2002-01-25 | 2003-10-07 | Konica Corp | インクジェットプリンタ |
JP2004188680A (ja) * | 2002-12-09 | 2004-07-08 | Seiko Epson Corp | 調節用パターンの形成方法、記録装置、調節方法、プログラムおよびコンピュータシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006272881A (ja) | 2006-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4032360B2 (ja) | インクジェット記録装置及び吐出不良検出方法 | |
JP4007357B2 (ja) | 画像形成装置及び方法 | |
JP4055170B2 (ja) | インクジェット記録装置及び方法 | |
JP4800803B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP3978687B2 (ja) | 液体供給装置及び画像形成装置 | |
JP4931573B2 (ja) | 画像形成方法及び装置 | |
JP4172430B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4085429B2 (ja) | 画像形成方法及び装置 | |
JP2009226704A (ja) | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
JP2005096447A (ja) | インクジェット記録装置及び吐出不良検出方法 | |
JP2006142840A (ja) | インクジェット記録装置及び予備吐出制御方法 | |
JP3838439B2 (ja) | インクジェット記録装置及び記録方法 | |
JP2005074956A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP4743418B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2005280248A (ja) | 画像形成装置並びにノズル回復方法 | |
JP2005262873A (ja) | 液吐出装置及び画像形成装置 | |
JP2009241542A (ja) | 画像処理方法および画像形成装置 | |
JP4487826B2 (ja) | 液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置、及び画像記録方法 | |
JP2005313635A (ja) | 打滴制御方法及び液吐出装置 | |
JP2005349647A (ja) | インクジェット記録装置及び吐出制御方法 | |
JP4609648B2 (ja) | 液滴吐出装置及び画像記録方法 | |
JP5246935B2 (ja) | 画像記録装置及び画像記録方法 | |
JP4799535B2 (ja) | 画像形成方法及び装置 | |
JP4042123B2 (ja) | 画像形成装置並びに打滴制御方法 | |
JP2006069123A (ja) | インク吐出方法及びインク吐出装置並びにこれを備えた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20070115 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100705 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100915 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100928 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4609648 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |