JP4608866B2 - 表示制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、縦横に画素が配列された表示画面に該配列の行単位で画像を表示させることにより1画面分の画像を表示させる表示制御装置に関するものである。
従来、この種の技術としては、行方向に延びている複数の走査電極と、列方向に延びている複数の信号電極と、それら複数の走査電極及び複数の信号電極の交点に対応して設けられた複数の画素とを有する表示装置に配され、その表示装置の1行目から順番に各行を選択し、その選択された行に対応する走査電極を走査電圧とし、その走査電極に対応した画素に、1行分の画像が順次表示されるように各信号電極をそれぞれ所定電位とすることによって、表示装置に1画面分の画像を表示する表示駆動回路がある。
ところで、このような表示駆動回路にあっては、1行分の画像を順次表示するようになっているため、表示装置が大型化・高精細化され、表示装置の行数が大きくなると、行の選択回数が増大し、1画面分の画像の表示に要する時間が長くなってしまい、その結果、利用者に違和感を与えてしまう恐れがあった。そのため、表示駆動回路としては、隣接する複数の行を同時に選択し、その選択の回数を小さくすることで、1画面分の画像を高速に表示できるようになっているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6―167947号公報
しかし、上記従来の技術にあっては、1画面分の画像を高速に表示できるものの、選択された複数の行に同じ画像列が書き込まれるため、表示コンテンツの画質が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の未解決の問題点を解決することを目的とするものであって、1画面分の画像を高速に表示でき、且つ、表示コンテンツの画質が低下するという問題を解決できる表示制御装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、第1の発明である表示制御装置は、縦横に画素が配列された表示画面に該配列の行単位で画像を表示させることにより1画面分の画像を表示させる表示制御装置において、利用者が前記表示画面に表示するコンテンツの切り替えを指示した場合に複数行ずつ同じ画像を表示させ、且つ、利用者が指定した前記表示画面の行に1行ずつ画像を表示させる行画像表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、第2の発明である表示制御装置は、前記行画像表示手段で同時に同じ画像を表示させる行の数を設定する行数設定手段を備えたことを特徴とするものである。
これら第1及び第2の発明によれば、例えば、利用者が注視する表示コンテンツの所定領域でのみ1行ずつ画像を表示することによって、1画面分の画像を高速に表示でき、且つ、表示コンテンツの画質が低下するという違和感を与えることを防止できる。
さらに、第3の発明である表示制御装置は、利用者に1行ずつ画像を表示させる行を指定させる第1行指定手段を備えたことを特徴とするものである。
この第3の発明によれば、例えば、利用者が注視している表示コンテンツの所定領域に対応する行を指定すると、その所定領域に対応する行に1行ずつ画像が表示され、表示コンテンツの画質が低下するという違和感を与えることを適切に防止できる。
また、第4の発明である表示制御装置は、利用者に表示するコンテンツの切り替えを指示させる切替指示手段を備え、前記行画像表示手段は、前記切替指示手段で切り替えの指示が行われていないときには、前記表示画面の全ての行を1行ずつ画像を表示させる行とすることを特徴とするものである。
この第4の発明によれば、例えば、利用者が表示コンテンツの切り替えを指示すると、表示コンテンツが高速に順次表示され、また表示コンテンツの切り替え指示を止めると、1行ずつ画像が表示されるため、通常の画質で表示コンテンツが表示される。
また、第5の発明である表示制御装置は、前記行画像表示手段は、前記切替指示手段で切り替えの指示が行われていないときには、表示装置の中央にある行から1行ずつ画像を表示させることを特徴とするものである。
この第5の発明によれば、利用者が表示装置の中央の所定領域を注視しているときに、表示コンテンツの表示画質が低下するという違和感を与えることを防止できる。
さらに、第6の発明である表示制御装置は、前記行画像表示手段は、前記切替指示手段で切り替えの指示が行われていないときには、表示コンテンツの状態に基づいて1行ずつ画像を表示させる行の順番を設定することを特徴とするものである。
この第6の発明によれば、例えば、表示コンテンツのレイアウト情報に基づいて、タイトル等の利用者が注視する表示コンテンツの所定領域に対応する行から順次選択することで、その所定領域にある表示コンテンツを優先して表示させることができ、表示コンテンツの表示画質が低下するという違和感を与えることを防止できる。
また、第7の発明である表示制御装置は、利用者に前記配列の行を指定させる第2行指定手段を備え、前記行画像表示手段は、前記切替指示手段で切り替えの指示が行われていないときには、前記第2行指定手段で指定させた行から1行ずつ画像を表示させることを特徴とするものである。
この第7の発明によれば、例えば、利用者が注視している表示コンテンツの所定領域に対応する行を指定すると、その所定領域に対応する行に優先して画像が表示され、表示コンテンツの表示画質が低下するという違和感を与えることを防止できる。
以下、本発明に係る表示制御装置として、所定のページに区切られた表示コンテンツを閲覧するための電子ブックリーダの実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す概略構成図であり、図2は、本発明の一実施形態を示すブロック図である。この図2に示すように、電子ブックリーダ1は、CPU(Central Processing Unit )2、RAM(Random Access Memory)3、ROM4、ページ送りボタン5が接続されたI/O6、VRAM(Video Ram)7、ディスプレイコントローラ8、表示装置9、タッチパネル10が接続されたタッチパネルI/O11で構成され、ページ送りボタン5、表示装置9及びタッチパネル10を除く各部はバス12で互いに信号を授受可能に接続されている。
これらのうちCPU2は、ROM4に格納された基本制御プログラム等の各種プログラム及びデータを読み込み、それら各種プログラム及びデータをRAM3内に設けられるワークエリアに展開実行して、電子ブックリーダが備える各部の制御を実行する。また、CPU2は、I/O6からページ送り信号が出力されていると、1つの表示コンテンツが表示装置9に表示されるたびに、次ページの表示コンテンツの画像データ(以下、ラスタデータとも呼ぶ。)を生成し、そのラスタデータをVRAM7に格納させる。
さらに、CPU2は、所定時間(例えば、10msec.)が経過するたびに、後述するコンテンツ表示処理を実行し、VRAM7に格納されているラスタデータに基づいて、次ページの表示コンテンツを表示装置9に表示させる信号(同時選択部分解除指令信号、同時選択指令信号又は同時選択解除指令信号)をディスプレイコントローラ8に出力する。
また、RAM3は、CPU2が各種プログラムに従って上記処理を実行するときに、各種プログラムを展開するワークエリアを形成するとともに、CPU2により実行される各種処理に係るデータを展開するためのメモリ領域を形成する。
さらに、ROM4は、CPU2により実行される基本制御プログラム、各種アプリケーションプログラム及びこれら各プログラムに係るデータ等を格納する。そして、ROM4は、CPU2からの読み出し要求に従って、それら各種プログラムやデータをCPU2に出力する。なお、ROM4内の各種プログラム及びデータは、いずれもCPU2により 読み取り及び実行可能な形式で格納されている。
また、I/O6は、次ページの表示コンテンツを表示装置9に表示させるためのページ送りボタン5が接続されている。そして、ページ送りボタン5が押下操作されるとページ送り信号をCPU2に出力する。
さらに、VRAM7は、CPU2からの書き込み要求に従って、ラスタデータを格納するとともに、ディスプレイコントローラ8からの読み出し要求に従って、そのラスタデータをディスプレイコントローラ8に出力する。
また、ディスプレイコントローラ8は、VRAM7に格納されているラスタデータを読み出し、その読み出されたラスタデータとCPU2から出力される各種信号とに基づいてゲートドライバ駆動用データ及びソースドライバ駆動用データを生成し、その生成されたゲートドライバ駆動用データ及びソースドライバ駆動用データを表示装置9の後述するゲートドライバ14及びソースドライバ15に分配出力する。
また、表示装置9は、複数の画素がアレイ状に形成された液晶パネル13を中央に有し、その液晶パネル13の平面視左側には、ゲートドライバ14が配され、平面視上側には、ソースドライバ15が配されている。
これらのうち液晶パネル13は、所定の電圧が印加されると遮断状態となって黒色を表示し、所定の電圧が印加されていないと透過状態となって透明となる液晶層を中央に有し、その液晶層の上面には、ゲートドライバ14から平面視横方向に延びている透明の走査電極が配され、下面には、ソースドライバ15から平面視縦方向に延びている不透明の信号電極が配されて、それら走査電極及び信号電極の交点に複数の画素が設けられている。そして、ディスプレイコントローラ8から出力されるゲートドライバ駆動用データ及びソースドライバ駆動用データに従って、ゲートドライバ14で所定の走査電極を走査電圧とし、ソースドライバ15で所定の信号電極を所定電位とし、前記所定の走査電極に対応する任意の画素に前記所定の電圧を印加することで、次ページの表示コンテンツを構成する1行分の画像を液晶層に所定数ずつ順次表示する。
また、タッチパネルI/O11は、液晶パネル13の前面側を覆うタッチパネル10が接続されている。そして、タッチパネル10が押圧操作されるとタッチパネル信号をCPU2に出力する。
次に、CPU2で実行されるコンテンツ表示処理を、図3のフローチャートに従って説明する。このコンテンツ表示処理は、所定時間(例えば、10msec.)が経過するたびに実行される処理であって、まずそのステップS101で、利用者がページ送りボタン5を押下操作しているか否かを判定する。具体的には、I/O6からページ送り信号が出力されているか否かを判定し、ページ送り信号が出力されている場合には(Yes)ステップS102に移行し、そうでない場合には(No)ステップS117に移行する。
前記ステップS102では、隣接する複数の走査線を同時に選択する駆動状態(以下、同時選択駆動状態とも呼ぶ。)とすることを示す同時選択駆動ONフラグF1を「1」のセット状態とする。
次にステップS103に移行して、利用者がページ送りボタン5の押下操作を止めてからの経過時間を示すページ送り信号監視カウンタT1を「0」のリセット状態とする。なお、初期状態にあっては、ページ送り信号監視カウンタT1は「0」に設定する。
次にステップS104に移行して、利用者がタッチパネル10を押圧操作しているか否かを判定する。具体的には、I/O6からタッチパネル信号が出力されているか否かを判定し、タッチパネル信号が出力されている場合には(Yes)ステップS105に移行し、そうでない場合には(No)ステップS113に移行する。
前記ステップS105では、I/O6から出力されるタッチパネル信号に基づいて、利用者が押圧操作している領域のタッチパネル10における座標(以下、タッチパネル入力座標とも呼ぶ。)を検出する。
次にステップS106に移行して、RAM3から駆動制御情報を読み込む。ここで駆動制御情報としては、同時選択駆動状態で同時に選択される走査線数(以下、同時選択走査線数とも呼ぶ。)、一部の走査線の同時選択駆動状態を解除した駆動状態(以下、同時選択部分解除状態とも呼ぶ。)とするときの解除開始位置及び解除走査線数、全ての走査線の同時選択駆動状態を解除した駆動状態(以下、同時選択全体解除状態とも呼ぶ。)とするときの走査開始位置等が挙げられる。なお、初期状態にあっては、同時選択駆動線数は「3」、同時選択部分解除状態とするときの解除開始位置は「50」(平面視上側から50本目の走査線がある位置)、解除走査線数は「100」、同時選択全体解除状態とするときの走査開始位置は「35」(平面視上側から35本目の走査線がある位置)に設定する。
次にステップS107に移行して、利用者がタッチパネル10の押圧操作を止めてからの経過時間が所定時間(例えば、3秒)より大きいか否かを判定する。具体的には、利用者がタッチパネル10を押圧操作するのを止めてからの経過時間を示すタッチパネル入力監視カウンタT2が所定値(例えば、300)より小さいか否かを判定し、所定値より小さい場合には(Yes)ステップS108に移行し、そうでない場合には(No)ステップS111に移行する。なお、初期状態にあっては、タッチパネル入力監視カウンタT2は「0」に設定する。
前記ステップS108では、前記ステップS105で検出されたタッチパネル入力座標を同時選択部分解除状態とするときの解除開始位置としてRAM3に格納する。
次にステップS109に移行して、タッチパネル入力監視カウンタT2を「0」のリセット状態とする。
次にステップS110に移行して、同時選択部分解除状態とすることを示す同時選択部分解除機能ONフラグF2を「1」のセット状態とし、RAM3に格納されている駆動制御情報に基づき、まず同時選択部分解除状態とするときの解除開始位置から解除走査線数分下までの領域にある走査線の同時選択駆動状態を解除させ、次にそれ以外の領域にある走査線を同時選択走査線数分ずつ選択させる同時選択部分解除指令信号をディスプレイコントローラ8に出力してから、前記ステップS101に移行する。なお、初期状態にあっては、同時選択部分解除機能ONフラグF2は「0」に設定する。
一方、前記ステップS111では、前記ステップS105で検出されたタッチパネル入力座標が、前記ステップS106で読み込まれた同時選択部分解除状態とするときの解除開始位置から解除走査線数分下までの領域にあるか否かを判定し、その領域にある場合には(Yes)ステップS112に移行し、そうでない場合には(No)前記ステップS108に移行する。
前記ステップS112では、同時選択部分解除機能OFFフラグF2を「0」のリセット状態とし、RAM3に格納されている駆動制御情報に基づき、全ての走査線を同時選択走査線数分ずつ選択させる同時選択指令信号をディスプレイコントローラ8に出力してから、前記ステップS101に移行する。
一方、前記ステップS113では、走査線の駆動状態が同時選択部分解除状態であるか否かを判定する。具体的には、同時選択部分解除機能ONフラグF2が「1」のセット状態であるか否かを判定し、「1」のセット状態である場合には(Yes)ステップS114に移行し、そうでない場合には(No)ステップS116に移行する。
前記ステップS114では、タッチパネル入力監視カウンタT2に「1」を加算する。
次にステップS115では、RAM3に格納されている駆動制御情報に基づき、まず同時選択部分解除状態とするときの解除開始位置から解除走査線数分下までの領域にある走査線の同時選択駆動状態を解除させ、次にそれ以外の領域にある走査線を同時選択走査線数分ずつ選択させる同時選択部分解除指令信号をディスプレイコントローラ8に出力してから、前記ステップS101に移行する。
一方、前記ステップS116では、RAM3に格納されている駆動制御情報に基づき、全ての走査線を同時選択走査線数分ずつ選択させる同時選択指令信号をディスプレイコントローラ8に出力してから、前記ステップS101に移行する。
一方、前記ステップS117では、全ての走査線の駆動状態が同時選択駆動状態であるか否かを判定する。具体的には、同時選択駆動ONフラグF1が「1」のセット状態であるか否かを判定し、「1」のセット状態である場合には(Yes)ステップS118に移行し、そうでない場合には(No)前記ステップS101に移行する。
前記ステップS118では、ページ送り信号監視カウンタT1に「1」を加算する。
次にステップS119に移行して、利用者がページ送りボタン5の押下操作を止めてからの経過時間が所定時間(例えば、3秒)より大きいか否かを判定する。具体的には、ページ送り信号監視カウンタT1が所定値(例えば、300)より大きいか否かを判定し、所定値より大きい場合には(Yes)ステップS120に移行し、そうでない場合には(No)前記ステップS101に移行する。
次にステップS120に移行して、同時選択駆動ONフラグF1を「0」のリセット状態とし、RAM3に格納されている駆動制御情報に基づき、全ての走査線の同時選択駆動状態を解除させる同時選択解除指令信号をディスプレイコントローラ8に出力してから、前記ステップS101に移行する。
次に、本実施形態の電子ブックリーダ1の動作を具体的状況に基づいて説明する。
まず、電子ブックリーダ1の電源を投入したのちに、利用者が探しているページの表示コンテンツを表示装置9に表示させるためにページ送りボタン5を押下操作したとする。すると、CPU2で、コンテンツ表示処理が実行され、まずステップS101の判定が「Yes」となり、ステップS102で、同時選択駆動ONフラグF1が「1」のセット状態とされ、ステップS103で、信号監視カウンタT1が「0」のリセット状態とされ、ステップS104の判定が「No」となり、ステップS113の判定が「No」となり、ステップS116で、同時選択指令信号がディスプレイコントローラ8に出力されたのち、前記ステップS101から上記フローが繰り返し実行される。
そして、同時選択指令信号が出力されると、ディスプレイコントローラ8で、VRAM7に格納されているラスタデータが読み出され、その読み出されたラスタデータ及び同時選択指令信号に基づいて、全ての走査線を同時選択走査線数(3本)分ずつ選択させるゲートドライバ駆動用データ及びソースドライバ駆動用データが生成され、その生成されたゲートドライバ駆動用データ及びソースドライバ駆動用データがそれぞれゲートドライバ14及びソースドライバ15に分配出力され、図4(a)に示すように、それらゲートドライバ14及びソースドライバ15によって、1行分の画像が表示装置9の液晶層に3行ずつ順次表示され、次ページのコンテンツ全体が粗く且つ高速に表示される。
上記フローが繰り返され、次ページのコンテンツが連続して表示されるうちに、利用者が各コンテンツの上部に配されている所定領域を詳細に表示させるためにその所定領域でタッチパネル10を押圧操作したとする。すると、前記ステップS104の判定が「Yes」となり、ステップS105で、タッチパネル入力座標が読み込まれ、ステップS106で、RAM3から駆動制御情報が読み込まれ、ステップS107の判定が「Yes」となり、ステップS108で、同時選択部分解除状態とするときの解除開始位置として前記タッチパネル入力座標がRAM3に格納され、ステップS109で、タッチパネル入力監視カウンタT2が「0」のリセット状態とされ、ステップS110で、同時選択部分解除機能ONフラグF2が「1」のセット状態とされ、同時選択部分解除指令信号がディスプレイコントローラ8に出力されたのち、前記ステップS101から上記フローが繰り返される。
そして、同時選択部分解除指令信号が出力されると、ディスプレイコントローラ8で、VRAM7に格納されているラスタデータが読み出され、その読み出されたラスタデータ及び同時選択部分解除指令信号に基づいて、まず同時選択部分解除状態とするときの解除開始位置から解除走査線数分下までの領域にある走査線の同時選択駆動状態を解除させ、次にそれ以外の領域にある走査線を同時選択走査線数分ずつ選択させるゲートドライバ駆動用データ及びソースドライバ駆動用データが生成され、その生成されたゲートドライバ駆動用データ及びソースドライバ駆動用データがそれぞれゲートドライバ14及びソースドライバ15に分配出力され、図4(b)に示すように、それらゲートドライバ14及びソースドライバ15によって、まず次ページの表示コンテンツの所定領域の画像が表示装置9の液晶層に1行ずつ順次詳細に表示され、次いでそれ以外の部分が表示装置9の液晶層に粗く且つ高速に表示される。また、ディスプレイコントローラ8は、VRAM7の1画面分のデータの書き込みが終了していなくても、当該所定領域のラスタデータがVRAM7に書き込まれていれば、当該所定領域のラスタデータを先行して読み出して表示するとともに、並行してCPU2はVRAM7へ残りのラスタデータの書き込みを行う。このようにすると、VRAM7の1画面分のデータ書き込み終了を待たずに、所定領域からの表示を開始できるので更に高速表示が可能になる。
上記フローが繰り返され、所定領域が詳細に表示された表示コンテンツが連続して表示されるうちに、利用者が探しているページを見つけ、ページ送りボタン5の押下操作を止めたのち3秒が経過したとする。すると、前記ステップS101の判定が「No」となり、ステップS117の判定が「Yes」となり、ステップS118で、ページ送り信号監視カウンタT1に「1」が加算され、ステップS119の判定が「Yes」となり、ステップS120で、同時選択駆動ONフラグF1が「0」のリセット状態とされ、同時選択解除指令信号がディスプレイコントローラ8に出力され、前記ステップS101から上記フローが繰り返される。
そして、同時選択解除指令信号が出力されると、ディスプレイコントローラ8で、VRAM7に格納されているラスタデータが読み出され、その読み出されたラスタデータ及び同時選択解除指令信号に基づいて、全ての走査線の同時選択駆動状態を解除させるゲートドライバ駆動用データ及びソースドライバ駆動用データが生成され、その生成されたゲートドライバ駆動用データ及びソースドライバ駆動用データがそれぞれゲートドライバ14及びソースドライバ15に分配出力され、図4(c)に示すように、それらゲートドライバ14及びソースドライバ15によって、同時選択部分解除状態とするときの解除開始位置から1行分の画像が表示装置9の液晶層に1行ずつ順次表示され、次ページのコンテンツ全体が詳細に表示される。
このように本実施形態では、ページ送りボタン5が押下操作されていないときには、全ての行で1行ずつ画像が表示されるようにしたため、ページ送りボタン5の押下操作を止めると、通常の表示制御装置と同等の画質で表示コンテンツが表示される。また、全ての行で1行ずつ画像を表示するときに、利用者が注視している表示コンテンツの所定領域に対応する行を指定すると、その所定領域に対応する行が優先して表示され、表示コンテンツの表示画質が低下するという違和感を与えることを防止できる。
なお、上記実施形態では、図2のディスプレイコントローラ8及びゲートドライバ14、及び図3のステップS101〜S120は行画像表示手段を構成し、図1及び図2のタッチパネル10が第1行指定手段及び第2行指定手段を構成し、図1及び図2のページ送りボタン5が切替指示手段を構成する。
また、上記実施形態は、本発明に係る表示制御装置の一例を示したものであり、その構成等を限定するものではない。
また、例えば、表示コンテンツのレイアウト情報を検出し、その検出結果に基づいて表示コンテンツの所定領域を同時選択部分解除状態とするときの解除開始位置(同時選択全体解除状態とするときの解除開始位置)に設定するようにしてもよい。そのようにすれば、利用者が注視する表示コンテンツの所定領域(例えば、タイトル等)に対応する行から順次選択することで、その所定領域にある表示コンテンツを優先して表示させることができ、表示コンテンツの表示画質が低下するという違和感を与えることを防止できる。
また、表示コンテンツに含まれる文字のフォント情報等に基づいて駆動制御情報を設定するようにしたときには、タッチパネル入力座標に基づいて駆動制御情報を設定せず、タッチパネル10を同時選択駆動状態の解除・開始の判断にのみ用いるようにしてもよい。例えば、走査線の駆動状態が同時選択駆動状態であるときに、タッチパネル10が押圧操作されたときには、同時選択部分解除状態とするときの解除開始位置に基づいて一部の走査線の同時選択駆動状態を解除して、同時選択部分解除状態とし、ここでタッチパネル10が再び押圧操作されたときには同時選択駆動状態を再開するようにしてもよい。
さらに、駆動制御情報のうち同時選択部分解除状態とするときの解除開始位置のみを利用者に設定させる例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、同時選択走査線数を利用者に設定させるようにしてもよく、そのようにすれば、利用者は同時選択走査線数を大きくすることで任意のタイミングで表示速度を大きくすることができる。
また、表示装置9を液晶パネルで構成する例を示したが、これに限られるものではなく、例えば、電気泳動表示体等の記憶性表示体で構成するようにしてもよい。
本発明の一実施形態である電子ブックリーダを示す概略構成図である。 図1の電子ブックリーダの内部構成を示すブロック図である。 図2のCPUで実行されるコンテンツ表示処理のブロック図である。 図1の電子ブックリーダの動作を説明するための説明図である。
符号の説明
1は電子ブックリーダ、2はCPU、3はRAM、4はROM、5はページ送りボタン、6はI/O、7はVRAM、8はディスプレイコントローラ、9は表示装置、10はタッチパネル、11はタッチパネルI/O、12はバス、13は液晶パネル、14はゲートドライバ、15はソースドライバ

Claims (1)

  1. 行方向に延びている複数の走査電極と、前記行方向と交差する方向である列方向に延びている複数の信号電極と、前記複数の走査電極及び前記複数の信号電極の交点に対応して設けられ前記行方向および前記列方向に配列された複数の画素と、を有する表示装置に配され、前記複数の走査電極のうちの、選択された1または複数の走査電極対応する画素からなる前記行方向に沿って延びている1行または複数行の画素列それぞれ対し、表示対象となる表示コンテンツを前記表示装置に表示させた場合に前記1行または複数行の画素列に表される画像のうちの1行分の画像が表示されるように、前記複数の走査電極及び前記複数の信号電極のそれぞれを所定電位とする処理を繰り返すことで、前記表示装置に表示されている表示コンテンツ切り替える表示制御装置において、
    利用者が前記表示装置に表示されている表示コンテンツの切り替えを指示した場合、前記複数の走査電極のうちの一部の走査電極を複数ずつ同時に選択すると共に、前記複数の走査電極のうちの前記一部の走査電極以外の走査電極を1ずつ選択する行選択手段を備え、
    前記行選択手段は、切り替え先の表示コンテンツに文字が含まれる場合には、当該文字が小さいほど同時に選択する走査電極の数を少なくすることを特徴とする表示制御装置。
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