JP4608385B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一端側に回転操作可能な回転操作子が設けられた回転軸の移動状態を検出するスイッチ装置に関する。
従来、電気機器の動作状態を設定入力するリモートコントローラが知られている。このようなリモートコントローラとして、回転操作とこの回転操作方向に交差する方向への押圧操作とが可能でこれら異なる入力操作に応じて異なる信号を出力する構成が知られている(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
特許文献1に記載のものは、ジョグダイヤルの所定量の回動毎に動作するジョグスイッチを連動している。ジョグダイヤルの回動操作の回動方向に沿ってジョグダイヤルに複数の開口部を開設している。ジョグダイヤルの開口部直下に、複数のタクトスイッチを配設している。そして、ジョグダイヤルの開口部を介してタクトスイッチを押圧した後、開口部縁を押して回動しジョグスイッチを操作可能とし、上下動動作と、この上下動動作と交差する方向の回転動作を組み合わせて複数の機能を実行可能としている。
特許文献2に記載のものは、あらかじめ定められた軸方向を回転軸として回転可能に配置されるとともに、あらかじめ定められた軸方向を含む平面に対して垂直な方向に移動可能に配置されたジョグスイッチ部を備えている。さらに、ジョグスイッチ部の回転量および回転方向を検出するジョグ用センサを配設している。また、ジョグスイッチ部を囲むようにして、垂直方向を軸としてシーソー運動可能なシーソースイッチ部を配置している。さらに、シーソースイッチ部が押圧された際にこのシーソースイッチ部の移動量および移動方向を検出するシーソーセンサを配設している。
特開2002−150887号公報 特開2002−150888号公報
しかしながら、特許文献1または特許文献2に記載のような従来の構成では、回転を検出するセンサとして、回転操作される操作子から回転方向を抽出するセンサと、押圧動作を抽出して検出するセンサとが、互いに干渉しない位置で配設する必要があり、回転子の径方向の大型化や厚さ方向の大型化が生じ、小型化が図りにくいなどの点が一例として挙げられる。
本発明は、このような実情などに鑑みて、簡単な構成で入力操作に応じた異なる複数の信号を出力可能なスイッチ装置を提供することを1つの目的とする。
請求項1に記載の発明は、入力操作に応じた信号を出力するための制御回路を搭載する基板を備えたスイッチ装置であって、前記基板に回転可能に貫通する回転軸と、この回転軸の一端側に回転操作可能に設けられた回転操作子と、前記回転軸の他端側に位置し前記制御回路に接続されて前記回転軸の移動状態を検出する軸操作検出センサと、前記基板に前記回転操作子に略対向する位置に前記制御回路に接続されて複数設けられ、入力操作による利用者の指の近接を検出する入力検出センサと、を具備し、前記軸操作検出センサは、前記回転操作子の押圧操作に基づいて前記回転軸が軸方向に略沿って移動されたことを検出可能なロータリーエンコーダであり、前記制御回路は、前記ロータリーエンコーダで前記回転軸の軸方向への移動を検出した時点の前記入力検出センサで検出する状態に応じて所定の信号を出力させるたことを特徴としたスイッチ装置である。
請求項3に記載の発明は、開口部を有するケース体と、このケース体内に回転可能に配設された回転軸と、この回転軸の一端側に前記開口部に臨んで回転操作可能に設けられた回転操作子と、前記回転軸の他端側に位置し前記回転軸の移動状態を検出する軸操作検出センサと、前記ケース体の開口部の開口縁近傍に複数設けられ、入力操作による利用者の指の近接を検出する入力検出センサと、を具備し、前記軸操作検出センサおよび前記入力検出センサが接続され入力操作に応じた信号を出力するための制御回路を搭載する基板を備え、前記回転軸は、前記基板を回転可能に貫通して配設され、前記軸操作検出センサは、前記回転操作子の押圧操作に基づいて前記回転軸が軸方向に略沿って移動されたことを検出可能なロータリーエンコーダであり、前記制御回路は、前記ロータリーエンコーダで前記回転軸の軸方向への移動を検出した時点の前記入力検出センサで検出する状態に応じて所定の信号を出力させることを特徴としたスイッチ装置である。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、例えば電気機器の動作を設定するリモートコントローラを例示して説明するが、電気機器に一体に設けられ電気機器の動作を設定する構成などとしてもよく、無線に限らず、有線として適用してもよい。図1は、本実施の形態におけるリモートコントローラの内部構成を示す概念図である。図2は、リモートコントローラを示す概略的な分解斜視図である。図3は、リモートコントローラの内部構成における回転操作子近傍を示す分解斜視図である。
〔リモートコントローラの構成〕
図1および図2において、100はリモートコントローラ(以下、リモコンと称す。)で、このリモコン100は、利用者により所定の入力操作が実施されることにより、無線媒体を介して電気機器の動作を設定入力する装置である。そして、このリモコン100は、ケース体としての本体ケース200と、この本体ケース200内に配設されたスイッチ装置300と、図示しない電源部と、などを備えている。
本体ケース200は、例えばアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS;Acrylonitrile-Butadiene-Styrene)などの合成樹脂材料にて略矩形状に形成されている。この本体ケース200は、下面を開口する上ケース210と、この上ケース210の下面を覆って取り付けられ内部に電気室201を区画する下ケース220と、を備えている。
上ケース210には、長手方向の一端側に略円形に開口形成された開口部211と、長手方向の他端側に複数の貫通孔212とが設けられている。そして、上ケース210の外面には、開口部211に隣接する状態に動作内容を示す図示しない記述が設けられている。さらに、上ケース210には、長手方向の一端側で下縁に位置して、下方に向けて円弧状に切り欠かれた図示しない上窓部が設けられている。
下ケース220には、内部の電気室に区画される乾電池やバッテリなどの電源を収容する電源収容室に連通する図示しない電源開口部が開口形成されている。そして、この図示しない電源開口部には、図示しない蓋部材が着脱可能に取り付けられる。また、下ケース220には、長手方向の一端側で上縁に位置して、上方に向けて円弧状に切り欠かれ、上ケース210の上窓部に連続して図示しない略円形の信号出力窓部を構成する下窓部が設けられている。
スイッチ装置300は、図示しない各種電気部品にて構成される制御回路を搭載した略長手板状の基板310を有している。そして、この基板310は、上ケース210の下面や下ケース220の上面から一連に突設された図示しないリブにねじなどの図示しない取付部材にて取り付け固定されて本体ケース200内に配設される。この基板310には、赤外線などの無線媒体を出力する図示しない出力部が、本体ケース200の信号出力窓部に対応する位置に設けられている。
さらに、基板310には、長手方向の一端側の一面側に、複数のスイッチである例えばタクトスイッチ320が上ケース210の貫通孔に対応する位置に複数配設されている。これらタクトスイッチ320は、制御回路に電気的に接続され、入力操作されることによりオンオフし、制御回路が所定のタクトスイッチ320のオンオフに基づいて所定の信号を出力部から出力させる。
また、基板310には、長手方向の他端側に、図1ないし図3に示すように、回転操作スイッチ330が設けられている。この回転操作スイッチ330は、制御回路に接続され利用者による入力操作に応じた信号を出力部から出力させる。この回転操作スイッチ330は、軸操作検出センサとしてのロータリーエンコーダ331と、回転軸332と、回転操作子333と、静電センサシート334と、などを備えている。
ロータリーエンコーダ331は、制御回路に電気的に接続され、図示しないホルダに保持され、ホルダにて基板310に一体的に取り付けられる。このロータリーエンコーダ331は、図2および図3に示すように、例えば円柱状の検出子331Aを有し、この検出子331Aの回転量、回転方向および押圧操作に基づく軸方向の押し込み移動を検出し、制御回路に所定の信号を出力する。回転軸332は、軸方向の一端がロータリーエンコーダ331の検出子331Aに一体的に連結され、基板310に設けられた軸孔311を回転可能に貫通して配設される。回転操作子333は、略円板状に形成され、回転軸332の軸方向の他端側に一体的に取り付けられ、上ケース210の開口部211に臨んで配設される。なお、回転操作子333および回転軸332は、一体成形により形成された構成としてもよい。
静電センサシート334は、シート状に形成され、基板310の長手方向の他端側に回転操作子333に対向する位置に設けられている。この静電センサシート334には、基板310の軸孔311に対応する略中央に回転軸332を挿通する挿通孔334Aが設けられている。そして、静電センサシート334は、挿通孔334Aの周りに位置し回転操作子333の外周縁近傍に対応する4つの入力検出センサとしての静電センサ334Bが周方向で略等間隔、すなわち挿通孔334Aを通る直交方向でそれぞれ対向する状態に設けられている。そして、静電センサシート334は、回転操作子333を利用者が指で回転させる操作の際に指が近接する静電センサ334Bが指を検知し、各静電センサ334Bからの信号に基づいて制御回路が指の位置にて操作状況を判定して所定の信号を出力部から出力させる。
〔リモートコントローラの動作〕
次に、上記したリモートコントローラ100の動作について説明する。なお、電気機器として、画像データや音声データなどを再生出力するAV(Audio-Visual)機器を例示して説明する。なお、上述したように、利用者による入力操作に基づいて動作設定させる電気機器としては、AV機器に限らず、例えば車載用のナビゲーション装置など、各種電気機器を対象とすることができる。
利用者がリモコン100における図示しないAV機器の電源オンオフを設定入力するためのタクトスイッチ320を押動操作すると、制御回路はこのタクトスイッチ320の押動操作に基づくオンを認識すると、出力部から所定の信号を出力する。この信号を検出したAV機器は電源が投入され、例えばメニュー画面などがAV機器の表示部に表示されて次の設定入力の待機状態となる。
この状態で利用者が回転操作スイッチ330の回転操作子333を回転操作することにより、回転軸332とともにロータリーエンコーダ331の検出子331Aが回転する。この検出子331Aの回転により、ロータリーエンコーダ331は、検出子331Aの回転量および回転方向に応じた信号を制御回路を介して出力部からAV機器へ出力させる。この回転操作子333の回転操作に応じた信号より、AV機器は、表示部に表示されるメニュー画面において選択される各種設定項目が順次切り替わる。
そして、利用者が回転操作子333を押動操作することにより、回転軸332とともに検出子331Aが押し込み移動され、ロータリーエンコーダ331が検出子331Aの押し込み移動に応じた信号を制御回路を介して出力部からAV機器へ出力される。この回転操作子333の押圧操作による検出子331Aの押し込み移動に応じた信号により、AV機器は表示部に表示され選択されている設定項目を実行する処理をする。例えば、AV機器にて画像データや音声データを再生処理させる。
この状態で、例えば利用者が音量を上げたい場合などでは、上ケース210の開口部211近傍に設けられた音量を上げる設定となる、例えば「+」の記述に対応する回転操作子333の周縁部を押圧操作する。この入力操作により、「+」の記述に対応する静電センサ334Bが利用者の指が近づいたことを検出して制御回路が認識するとともに、ロータリーエンコーダ331の検出子331Aの押し込み移動に応じた信号を制御回路が認識する。これらの信号に基づいて、制御回路は、音量を1段階上げる要求に関する信号を出力部から出力する。このことにより、AV機器が音量を増大させる処理をする。なお、回転操作子333の「+」の記述に対応する回転操作子333の周縁部を複数回押圧操作して検出子331Aが検出すると、押圧操作の回数に応じた段階で音量が増大することとなる。
〔リモートコントローラの作用効果〕
上述したように、上記実施の形態では、基板に回転可能に貫通する回転軸332の一端側に位置して回転軸332の移動状態である回転量、回転方向および押し込み移動を検出するロータリーエンコーダ331を設ける。例えばロータリーエンコーダ331の検出子331Aに回転軸332の一端側を連結するとともに、回転軸332の他端側に回転操作可能な回転操作子333を設ける。そして、ロータリーエンコーダ331が接続される制御回路を搭載した基板310に、回転操作子333に略対向する位置に複数の静電センサ334Bを配設する。このように、回転操作子333の操作位置を検出するための静電センサ334Bを、回転操作にて移動されない基板310で静電センサ334Bが接続される制御回路を搭載する基板310に設けているので、特別な配線が不要で組立製造性および小型化が容易に得られる。
また、静電センサ334Bを利用することにより、外周部に検出用のタクトスイッチ320のようなメカ的なセンサを実装する場合に比べ、回転操作スイッチ330における回転軸332の軸方向での厚さ寸法が小さくできる。さらに、基板310に回転軸332を貫通させて基板310の一面側に回転操作子333が位置し他面側にロータリーエンコーダ331が配設されることとなり、回転操作スイッチ330における回転軸332の軸方向での厚さ寸法が小さくでき、より小型化が容易に得られる。
そして、回転操作子333に対向する基板310の面に静電センサシート334を設けている。このため、入力操作する指の位置を検出する静電センサ334Bを回転操作子333に近接する位置に配置でき、確実に指の位置を検出できる。特に、入力操作されるタクトスイッチ320が実装される面に静電センサシート334が設けられるため、面実装されたタクトスイッチ320を入力操作できるように上ケース210に近接して本体ケース200内に配設される基板310の同一面であることから、入力操作される回転操作子333に近接する位置に配置でき、より確実に指の位置を検出できる。
また、動作内容を設定入力するための他のタクトスイッチ320が配設される基板310に静電センサ334Bを配設している。このため、制御回路にて統括して入力設定に応じた信号処理ができ、配線が容易にできるとともに小型化が容易にできる。さらに、静電センサ334Bの電極部は、基板310上に銅箔パターンとして形成することも可能であり、基板310の作製と同時に静電センサ334Bの配設を行うこともできる。
そして、回転軸332における入力操作に応じた移動状況を検出する構成として、ロータリーエンコーダ331を用いている。このため、回転操作子333の回転操作および押圧操作を比較的に小型の構成で検出でき、複数の静電センサ334Bとにより入力操作されている指の位置を検出できる構成との組み合わせにより、回転操作スイッチ330としてより多くの設定入力ができ、特にリモコン100などの小型化が臨まれる構成に好適である。
また、静電センサシート334として、静電センサ334Bを周方向で略等間隔に配設した構成としている。このため、複数の静電センサ334Bが利用者の指を検出して誤作動することを容易に防止できる。
そして、ロータリーエンコーダ331として検出子331Aの押し込み移動を検出し、この押し込み移動を検出した時点での所定の静電センサ334Bが利用者の入力操作する指を検出することで、制御回路が所定の信号を出力、すなわち静電センサ334Bの位置に対応する設定内容を、押し込み移動により設定する制御により、利用者の利用勝手がよい回転操作子333による複数の動作内容の設定操作を提供できる。
また、通常、静電センサ334Bは、動作中に検出部へ通電し続ける必要があり、乾電池での動作を前提とするようないわゆるリモコンでは採用が困難であったが、上述したように、押し込み移動を検出した時点でのみ静電センサ334Bにより利用者の入力操作時における指の検出に利用することにより、消費電力が抑えられ、いわゆるリモコンでも使うことが可能になるものである。
〔実施の形態の変形〕
なお、本発明は、上述した実施の一形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
すなわち、回転操作子333とロータリーエンコーダ331の検出子331Aとを回転軸332で連結する構成としたが、例えば検出子331Aを長く設定して回転軸とし、この検出子331Aの先端に回転操作子333を直接連結したり、回転操作子333の一面側の略中央に設けた連結部を回転軸とし、検出子331Aに連結部を直接連結したりするなどしてもよい。
また、複数の静電センサ334Bを有した静電センサシート334を用いて説明したが、各静電センサ334Bを基板310のプリントパターンとすることにより、実装コストの低減や実装面積の縮小を実現できる。
そして、基板310に設けたが、利用者の回転操作子333の入力操作時に指の位置を検出できる位置に静電センサ334Bを設けた構成としてもよい。すなわち、図4および図5に示すように、本体ケース200に設けてもよい。なお、図4および図5は、上記図1ないし図3に示す実施の形態と同等の構成については同一の符号を付して説明を省略および簡略化する。
この図4および図5に示す実施の形態では、回転操作子333が臨む上ケース210の開口部211の開口縁近傍に位置して、上ケース210の下面側に略等間隔で4つ、すなわち開口部211の中心を通る直交する方向で対向する状態に静電センサ334Bを配設している。
なお、これら静電センサ334Bは、基板310を取り付ける際に基板310に電気的に接続したり、既に静電センサ334Bを電気的に接続した基板310を上ケース210に取り付け後、開口部211を介して上ケース210に貼り付け、回転操作子333を基板に取り付けられロータリーエンコーダ331に連結する回転軸332に取り付けたりするなどの組立方法が例示できる。
この図4および図5に示すような構成とすることで、回転操作スイッチ330における回転軸332の軸方向における厚さ寸法をより小さくできるとともに、基板310に静電センサ334Bを設ける領域を確保する必要がなく、上述した図1ないし図3に示す実施の形態と同様に組立製造性および小型化が容易に得られる。さらに、基板310における静電センサ334Bを設ける制約がなく、より小型化が得られる。
また、回転軸332の移動状況を検出する軸操作検出センサとしてロータリーエンコーダ331を用いて説明したが、この構成に限らず、他のいずれのものが利用できる。例えば、回転軸332の押し込み移動のみ検出可能な構成を利用し、回転軸332の回転方向や回転量は複数の静電センサ334Bにて制御回路にて検出する構成としてもよい。さらには、例えば、回転軸332の回転量や回転方向のみを検出可能な構成として、静電センサ334Bに指が位置する時間長により制御回路にて押圧操作として検出する構成としてもよい。
また、タクトスイッチ320が配設される基板310に回転操作スイッチ330を設ける構成としたが、この構成に限らない。例えばタクトスイッチ320を有さず、回転操作スイッチ330のみのリモコン100の構成としたり、基板310を分割し、タクトスイッチ320が設けられる基板310と、回転操作スイッチ330が配設される基板310とに基板310を分割し、互いの基板を結線したり、別途制御回路が搭載された基板310に接続したりするなどしてもよい。さらには、タクトスイッチ320に限らず、他のスイッチが設けられた構成としてもよい。
そして、静電センサ334Bを周方向で略等間隔に配設して説明したが、設定入力する動作内容の項目に応じて適宜所定の位置に不等間隔で配設するなどしてもよい。さらに、基板310の回転操作子333に対向する位置に設けて説明したが、例えばロータリーエンコーダ331が設けられる側の面に配設したり、回転操作子333の周縁に対応する位置に配設したりしてもよい。さらには、図6に示すように、回転操作子333の中心部に対応する位置にも設けたり、中心部に対応する位置のみに設けたりするなどしてもよい。
また、入力操作による利用者の指の近接を検出するセンサとしては、静電センサ334Bに限られない。すなわち、基板310上に静電センサ334Bを設けた構成を例示したが、より利用者の入力操作における指に近い位置に電極を拡張することにより、感度の向上や誤作動の低減などを図ることもできる。例えば図7に示すように、本体ケース200の表面に入力検出センサとしての電極501を配置し、摺動子502により基板310上のパターンに接続した構成としてもよい。さらに、例えば図8に示すように、基板310条に突起物状の入力検出センサとしての導電体511を形成し、この導電体511の端部が本体ケース210の表面まで至り電極を伸ばしたような構成としてもよい。これらのような構成でも、利用者の指が回転操作子333を回転操作する際に電極501や導電体511に接触することで、指の位置を認識することができる。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
〔実施の形態の効果〕
上述したように、基板310に回転可能に貫通する回転軸332の一端側に位置して回転軸332の移動状態を検出するロータリーエンコーダ331を設けるとともに、回転軸332の他端側に回転操作可能な回転操作子333を設ける。そして、ロータリーエンコーダ331が接続される制御回路を搭載した基板310に、回転操作子333に略対向する位置に複数の静電センサ334Bを配設する。このため、回転操作子333の操作位置を検出するための静電センサ334Bを、回転操作にて移動されない基板310で静電センサ334Bが接続される制御回路を搭載する基板310に設けているので、特別な配線が不要で組立製造性および小型化が容易に得られる。
また、本体ケース200内に回転可能に配設される回転軸332の一端側に本体ケース200の開口部211に回転操作可能に臨む回転操作子333を設けるとともに、回転軸332の他端側に位置して回転軸332の移動状況を検出するロータリーエンコーダ331を設ける。そして、本体ケース200の開口部211の開口縁近傍に位置して複数の静電センサ334Bを設けている。このため、回転操作子333の操作位置を検出するための静電センサ334Bを、回転操作にて移動されず利用者の指が近接する本体ケース200の開口縁近傍に設けているので、配線が比較的に容易にでき、組立製造性および小型化が容易に得られる。
本発明における実施の一形態に係るリモートコントローラの内部構成を示す概念図である。 前記実施の一形態におけるリモートコントローラを示す概略的な分解斜視図である。 前記実施の一形態におけるリモートコントローラの内部構成における回転操作子近傍を示す分解斜視図である。 本発明における他の実施の形態に係るリモートコントローラの内部の概念構成を示す一部を切り欠いたの側面断面図である。 前記他の実施の形態におけるリモートコントローラの概略構成を示す平面図である。 本発明におけるさらに他の実施の形態に係るリモートコントローラの内部構成における回転操作子近傍を示す分解斜視図である。 本発明におけるさらに他の実施の形態に係るリモートコントローラの内部の概念構成を示す一部を切り欠いたの側面断面図である。 本発明におけるさらに他の実施の形態に係るリモートコントローラの内部の概念構成を示す一部を切り欠いたの側面断面図である。
符号の説明
100……スイッチ装置として機能するリモートコントローラ(リモコン)
200……ケース体としての本体ケース
211……開口部
300……スイッチ装置
310……基板
320……スイッチとしてのタクトスイッチ
331……軸操作検出手段としてのロータリーエンコーダ
332……回転軸
333……回転操作子
334B…入力検出センサとしての静電センサ
501……入力検出センサとしての電極
511……入力検出センサとしての導電体

Claims (6)

  1. 入力操作に応じた信号を出力するための制御回路を搭載する基板を備えたスイッチ装置であって、
    前記基板に回転可能に貫通する回転軸と、
    この回転軸の一端側に回転操作可能に設けられた回転操作子と、
    前記回転軸の他端側に位置し前記制御回路に接続されて前記回転軸の移動状態を検出する軸操作検出センサと、
    前記基板に前記回転操作子に略対向する位置に前記制御回路に接続されて複数設けられ、入力操作による利用者の指の近接を検出する入力検出センサと、を具備し
    前記軸操作検出センサは、前記回転操作子の押圧操作に基づいて前記回転軸が軸方向に略沿って移動されたことを検出可能なロータリーエンコーダであり、
    前記制御回路は、前記ロータリーエンコーダで前記回転軸の軸方向への移動を検出した時点の前記入力検出センサで検出する状態に応じて所定の信号を出力させる
    ことを特徴としたスイッチ装置。
  2. 請求項1に記載のスイッチ装置であって、
    前記基板は、入力操作可能な複数のスイッチが配設された
    ことを特徴としたスイッチ装置。
  3. 開口部を有するケース体と、
    このケース体内に回転可能に配設された回転軸と、
    この回転軸の一端側に前記開口部に臨んで回転操作可能に設けられた回転操作子と、
    前記回転軸の他端側に位置し前記回転軸の移動状態を検出する軸操作検出センサと、
    前記ケース体の開口部の開口縁近傍に複数設けられ、入力操作による利用者の指の近接を検出する入力検出センサと、を具備し
    前記軸操作検出センサおよび前記入力検出センサが接続され入力操作に応じた信号を出力するための制御回路を搭載する基板を備え、
    前記回転軸は、前記基板を回転可能に貫通して配設され
    前記軸操作検出センサは、前記回転操作子の押圧操作に基づいて前記回転軸が軸方向に略沿って移動されたことを検出可能なロータリーエンコーダであり、
    前記制御回路は、前記ロータリーエンコーダで前記回転軸の軸方向への移動を検出した時点の前記入力検出センサで検出する状態に応じて所定の信号を出力させる
    ことを特徴としたスイッチ装置。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載のスイッチ装置であって、
    前記入力検出センサは、静電センサである
    ことを特徴としたスイッチ装置。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載のスイッチ装置であって、
    前記入力検出センサは、周方向に略等間隔で配設された
    ことを特徴としたスイッチ装置。
  6. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載のスイッチ装置であって、
    前記入力検出センサは、前記回転操作子の周縁部近傍および中心部のうちの少なくともいずれか一方に配設された
    ことを特徴としたスイッチ装置。
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