JP2006209403A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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Abstract


【課題】 多様なユーザインタフェースと機能をユーザに提供することができ、かつ、操作に対して多様なリアクションを発生する操作子を用いることができ、さらに寿命を長く保つことができる携帯型電子機器を提供する。
【解決手段】 ユーザインタフェースユニット20は、情報処理ユニット10に装着される筐体21と、筐体21に取り付けられた操作子とを有し、情報処理ユニット10は、筐体21が装着された状態において操作子の状態を非接触検出する非接触検出部11と、非接触検出部11により検出された操作子の状態に応じて情報処理を行う情報処理部13とを有する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、PDA(Personal Digital Assistant)や携帯型オーディオ再生装置などの携帯型電子機器に関する。
PDAなどの携帯型電子機器の構成部品は、操作子、表示部、タッチパネルなどのユーザインタフェースが設けられた筐体と、この筐体の内部に設けられた回路基板とに大別することができる。ここで、回路基板に搭載される部品は、例えばPDAの場合、プロセッサ、RAM、ファームウェア、表示部やタッチパネルの制御用ICなどであり、どのPDAであってもその種類に大差はない。従って、共通化された回路基板に搭載するファームウェアのみを変えることにより、例えばA仕様のPDA用の回路基板、B仕様のPDA用の回路基板、といった具合に、複数仕様の回路基板を製造し、全体としての製造コストを下げることが可能である。しかし、ユーザインタフェースの設けられた筐体は、このような共通化の難しい部分である。例えばPDAに限定して考えても、ユーザの多様な嗜好に合わせるべく、押しボタンなどの操作子や表示部の配置の異なった様々な製品が提供されている。このようにユーザインタフェースの構成が製品間で異なる場合、少なくとも筐体にユーザインタフェースを搭載する製造工程は製品間で別々のものとならざるを得ない。また、回路基板についても、ユーザインタフェースとの接続を行うための配線を製品間で変える必要があるため、製品間で製造工程を共通化することが困難である。このような問題を解決する技術に関する文献として、特許文献1がある。この特許文献1は、操作パネルにおける操作子の操作を、画像表示パネル上に配置されたタッチパネルにより検出し、操作子の操作に応じた処理を行う情報処理装置を開示している。特許文献1に開示された情報処理装置によれば、操作パネルが各種取り替えられる場合においても、その操作パネルの操作をタッチパネルにより検出し、操作に応じた処理を行うことができる。
特開2001−273080号公報
ところで、携帯型電子機器に関する嗜好性を左右する重要な要素として、例えば押しボタンを押したときのタッチ感など、操作に対する操作子のリアクションがある。しかしながら、特許文献1に開示された技術は、押しボタンなどの押圧操作をタッチパネルにより検出するものであるため、ユーザの嗜好に合ったリアクションを発生する操作子を操作パネルに設けることが困難であるという問題があった。また、特許文献1に開示された技術では、操作子の押圧操作をタッチパネルにより検出するので、タッチパネルが損傷し易く、情報処理装置の寿命が短くなってしまうという問題があった。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、多様なユーザインタフェースと機能をユーザに提供することができ、かつ、操作に対して多様なリアクションを発生する操作子を用いることができ、さらに寿命を長く保つことができる携帯型電子機器を提供することを目的としている。
この発明は、ユーザインタフェースユニットと、情報処理ユニットとを有し、前記ユーザインタフェースユニットは、前記情報処理ユニットに装着される筐体と、前記筐体に取り付けられた操作子とを有し、前記情報処理ユニットは、前記筐体が装着された状態において前記操作子の状態を非接触検出する非接触検出部と、前記非接触検出部により検出された前記操作子の状態に応じて情報処理を行う情報処理部とを有することを特徴とする携帯型電子機器を提供する。
好ましい態様において、前記ユーザインタフェースユニットは、当該ユーザインタフェースユニットの識別情報を記録した情報記録部を有し、前記情報処理ユニットは、前記情報記録部に記録された識別情報を読み取る読取手段を有し、前記情報処理ユニットにおける前記情報処理部は、前記読取手段により読み取られた識別情報に基づき、実行する情報処理を切り換える。
他の好ましい態様において、前記ユーザインタフェースユニットは、当該ユーザインタフェースユニットに固有の制御プログラムを記憶した情報記録部を有し、前記情報処理ユニットは、前記情報記録部に記録された制御プログラムを読み取る読取手段を有し、前記情報処理ユニットにおける前記情報処理部は、前記読取手段により読み取られた制御プログラムに従い、前記情報処理を実行する。
他の好ましい態様において、前記ユーザインタフェースユニットは、当該ユーザインタフェースユニットの識別情報を記録した情報記録部を有し、前記情報処理ユニットは、前記情報記録部に記録された識別情報を読み取る読取手段を有し、前記情報処理ユニットにおける前記情報処理部は、通信手段を有し、前記通信手段により、前記読取手段により読み取られた識別情報に対応付けられた制御プログラムを取得し、該制御プログラムに従い、前記情報処理を実行する。
他の好ましい態様において、前記ユーザインタフェースユニットは、複数の操作子を有し、前記情報処理部は、前記非接触検出部により検出される前記複数の操作子の位置に基づき、前記非接触検出部により検出される個々の操作子の状態がいずれの操作子のものであるかを特定する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、この発明の一実施形態である携帯型電子機器の構成を示す図である。この携帯型電子機器は、平坦な直方体形状の情報処理ユニット10と、ユーザインタフェースユニット20とにより構成されている。ユーザインタフェースユニット20は、筐体21と、この筐体21に取り付けられた各種の操作子とを有している。ここで、筐体21は、長方形状の天井とその周囲の4側壁からなる蓋のような構成の筐体である。そして、筐体21は、蓋を被せるような態様で情報処理ユニット10に装着される。筐体21の4側壁内側における天井近傍の位置には、ストッパ21aが隆起している。筐体21の装着時、このストッパ21aは情報処理ユニット10の上面周縁部に載る。このため、筐体21の天井は、情報処理ユニット10の上面と所定距離だけ離間した状態を保つ。操作子は、この筐体21の天井に配備されている。図1に示す例では、この操作子として複数の押しボタン22aが筐体21に配備されている。本実施形態では、各々異なる機能に対応した複数種類のユーザインタフェースユニット20が用意されており、これらはいずれも、情報処理ユニット10に装着して使用することができる。ある機能に対応したユーザインタフェースユニット20が情報処理ユニット10に装着されて携帯型電子機器が構成された場合に、情報処理ユニット10は、その機能を持った装置として携帯型電子機器を働かせるための情報処理を行う。
図2には、情報処理ユニット10に装着されるユーザインタフェースユニットの例として、ユーザインタフェースユニット20A、20Bおよび20Cが示されている。ユーザインタフェースユニット20Aは、携帯型電子機器を携帯音楽プレーヤとして働かせるユーザインタフェースユニットであり、筐体21には表示窓24が空けられており、操作子として、4個の押しボタン22aと、2個のスライダ22bと、回転式摘み22cが設けられている。また、ユーザインタフェースユニット20Bは、携帯型電子機器をギター曲の歌詞を表示する装置として働かせるユーザインタフェースユニットであり、筐体21には大きな表示窓24が空けられており、その右側に、複数の押しボタン22aが設けられている。また、ユーザインタフェースユニット20Cは、携帯型電子機器を4チャネルのオーディオミキサとして働かせるユーザインタフェースユニットであり、表示窓24と、4個のスライダ22bの他、スピーカ23を有している。これらのユーザインタフェースユニットは、一切の能動素子を含んでおらず、電源の供給は不要である。また、筐体と操作子とを組み合わせたものであるため、安価である。従って、操作子が摩耗してユーザインタフェースユニットの取り替えが必要になった場合においても、ユーザの経済的負担は僅かである。
図1に示すように、情報処理ユニット10は、非接触検出部11と、表示部12と、情報処理部13とを有している。非接触検出部11は、筐体21に取り付けられた各操作子の状態を非接触で検出する装置である。表示部12は、液晶表示パネルにより構成されている。この表示部12は、筐体21の上面裏側のほぼ全域と対向する広さを持った表示面を有している。従って、この表示部12は、筐体21の上面の如何なる箇所に表示窓が設けられていても、その表示窓から表示面を露出させることができる。
情報処理部13は、非接触検出部11による各操作子の位置または回転角度の検出結果に応じて各種の情報処理を行う装置である。この情報処理部13は、プロセッサと、不揮発性メモリなどを有している。既に述べたように本実施形態では、情報処理ユニット10は、ある携帯型電子機器に対応したユーザインタフェースユニット20が情報処理ユニット10に装着された場合に、ユーザインタフェースユニット20および情報処理ユニット10からなる装置全体をその携帯型電子機器として機能させるための情報処理を行う。このように装着されるユーザインタフェースユニット20に合わせて携帯型電子機器としての機能を切り換えるために、本実施形態では、ユーザインタフェースユニット20の装着を契機として、情報処理部13の実行対象である制御プログラムを確定させる初期化処理が実行されるようにしている。
図3〜図5は、このような初期化処理の実行を可能にするための本実施形態の構成例を各々示している。図3に示す構成例では、ユーザインタフェースユニット20における筐体21の天井面に情報記録部26が設けられており、この情報記録部26には、ユーザインタフェースユニット20を特定するIDが記録されている。情報記録部26は、例えばIDを示すバーコードや着磁パターンを筐体21の天井面に形成したものであってもよいし、IDを記憶した非接触ICタグのような記録媒体であってもよい。情報処理ユニット10は、ユーザインタフェースユニット20が装着された状態において情報記録部26からIDを読み取る読取部14を有している。また、情報処理ユニット10における情報処理部13は、不揮発性メモリ131と、プロセッサなどにより構成された実行制御部132とを有している。ここで、不揮発性メモリ131は、各種のユーザインタフェースユニットに対応した制御プログラム(すなわち、各種の携帯型電子機器に対応した制御プログラム)を記憶している。実行制御部132は、初期化のための条件が満たされたとき、初期化処理を実行する。好ましい態様では、ユーザインタフェースユニット20が情報処理ユニット10に装着され、かつ、情報処理ユニット10の電源がオン状態であることが初期化のための条件となる。この態様において、ユーザインタフェースユニット20が情報処理ユニット10に装着されたことを検出するために、例えば情報処理ユニット10の上面の周縁部に、ストッパ21aとの接触を検知するセンサを設けてもよい。初期化処理において、実行制御部132は、読取部14によって情報記録部26からIDを読み取り、不揮発性メモリ131に記憶された各制御プログラムのうちこのIDにより特定されたユーザインタフェースユニットに対応したものを以後の実行対象として選択する。
図4に示す構成例において、ユーザインタフェースユニット20における情報記録部26は、ROMなど、比較的大きな容量を有する不揮発性メモリにより構成されており、そのユーザインタフェースユニット20に対応した制御プログラムを記憶している。情報処理ユニット10における実行制御部132は、図3に示す構成例と同様、初期化のための条件が満たされたとき、読取部14によって情報記録部26から制御プログラムを読み取り、以後の実行対象として不揮発性メモリ131に格納する。
図5に示す構成例では、ユーザインタフェースユニット20における情報記録部26には、ユーザインタフェースユニット20を特定するIDが記録されている。一方、情報処理ユニット10における情報処理部13には、無線通信機能を有し、インターネットなどのネットワーク内のサーバとの間で通信を行う通信部133が設けられている。情報処理ユニット10における実行制御部132は、図3に示す構成例と同様、初期化のための条件が満たされたとき、読取部14によって情報記録部26からIDを読み取る。そして、実行制御部132は、通信部133によりネットワーク内の所定のサーバにアクセスし、同サーバが記憶している各種の制御プログラムの中から、読み取ったIDにより特定されるユーザインタフェースユニットに対応した制御プログラムを検索し、この検索により得られた制御プログラムをダウンロードし、以後の実行対象として不揮発性メモリ131に格納する。
ところで、図3〜図5に示す構成例において、ユーザインタフェースユニット20が他のものに交換されたときには初期化処理の実行が必要であるが、同じユーザインタフェースユニット20が情報処理ユニット10から取り外され、その後、再び情報処理ユニット10に装着されたような場合には初期化処理の実行は不要である。そこで、無駄な初期化処理の実行を回避するために、次のようにしてもよい。例えば図3または図5に示す構成例では、現在実行対象となっている制御プログラムが対応しているユーザインタフェースユニット20のIDを不揮発性メモリ131に記憶しておく。そして、実行制御部132は、ユーザインタフェースユニット20が情報処理ユニット10に装着され、その情報記録部26に記録されたIDが読取部14により読み取られたとき、このIDと不揮発性メモリ131に記憶されたIDとを比較し、両者が不一致である場合に限り、初期化処理を実行するのである。また、図4に示す構成例では、ユーザインタフェースユニット20が情報処理ユニット10に装着されたとき、実行制御部132は、情報記録部26に記録された制御プログラムと不揮発性メモリ131に記憶されている制御プログラムとを比較し、両者が不一致である場合に限り、情報記録部26に記録された制御プログラムを不揮発性メモリ131に格納するように構成してもよい。以上のように構成することにより、無駄な初期化処理の実行が回避される。
本実施形態において、筐体21に設けられている操作子の数、個々の操作子の種類、配置、役割はユーザインタフェースユニット毎に異なる。そこで、本実施形態では、各ユーザインタフェースユニットに対応した制御プログラムを次のように構成している。まず、1つのユーザインタフェースユニットに対応した制御プログラムは、そのユーザインタフェースユニットにおける表示窓の占有位置に関する定義情報を含んでおり、この定義情報により定まる表示部12の表示領域に各種の案内情報などユーザが必要とする情報を表示する。また、1つのユーザインタフェースユニットに対応した制御プログラムは、そのユーザインタフェースユニットに設けられた各操作子について、押しボタン/スライダ/回転式摘み等のその操作子の種別、その操作子のレイアウトに関する情報(押しボタンの場合はその下方に突き出したバーの先端部の位置、回転式摘みの場合はその回転軸の位置、スライダについてはその下方に突き出したバーの先端部の軌道)、その操作子の操作に応じて起動するルーチンあるいはその操作子の状態の検出結果を引き渡すべきルーチンを定義したテーブルを含んでおり、このテーブル内の定義情報を参照することにより、各操作子の操作に応じた処理を行うようにしているのである。具体的には次の通りである。
<a.押しボタンの操作に対応した処理>
この処理では、テーブルに定義された押しボタンのレイアウトに関する情報を参照し、押しボタンのバー先端部と考えられるものの位置を非接触検出部11により検出し、その位置に基づき、押しボタンがオン状態であるかオフ状態であるかを判断する。そして、ある押しボタンのオン/オフ状態に変化があった場合には、そのような変化があった場合に実行するように定義されているルーチンを実行する。
<b.回転式摘みの操作に対応した処理>
この処理では、テーブルに定義された各回転式摘みのレイアウトに関する情報を参照し、回転式摘みの回転軸に固定された回転部分の回転角度を非接触検出部11により検出し、この回転角度を利用するルーチンに引き渡す。例えば、回転式摘みが音量制御用摘みである場合には、この処理では、検出した回転角度を音量制御のためのルーチンに引き渡すことになる。
<c.スライダの操作に対応した処理>
この処理では、テーブルに定義された各スライダのレイアウトに関する情報を参照し、定義された軌道上にあるスライダのバー先端部の位置を非接触検出部11により検出し、このバー先端部の位置を利用するルーチンに引き渡す。
好ましい態様において、情報処理部13は、表示部12による情報の表示以外の態様で情報を出力し、あるいは操作子の位置や回転角度の検出以外の態様で情報を受け取るための手段を有している。例えば、図1に例示するように、音としての情報を受け取ったり、あるいは情報を音として出力するためのオーディオ処理部131を情報処理部13に設けてもよい。この態様において、情報処理ユニットおよびユーザインタフェースユニットを次のような構成にしてもよい。まず、図2に例示するようにスピーカ23を有するユーザインタフェースユニット20Cあるいはマイクを有するユーザインタフェースユニットについては、図1に示すように、スピーカやマイクとの間で電気信号の授受を行うためのプラグ25を筐体21の内側に設ける。一方、情報処理ユニット10には、このようなユーザインタフェースユニット側のプラグ25を受け容れ、スピーカやマイクをオーディオ処理部131の出力端子や入力端子と電気的に接続する差込端子132を設けるのである。この態様によれば、スピーカやマイクを有するユーザインタフェースユニットが情報処理ユニット10に装着された場合に、自動的にスピーカやマイクがオーディオ処理部131に接続され、情報処理部13から外部への音声信号の出力や外部から情報処理部13への音声信号の入力が可能になる。この他、無線通信や有線通信のための装置を情報処理部13に設けてもよい。
次に本実施形態における非接触検出部11の具体例を説明する。この具体例では、操作子の状態を非接触で検出するために、図6に示す2個のイメ−ジセンサ111aおよび111bが非接触検出部11に設けられている。この例において、イメージセンサ111aおよび111bは、例えばCMOSセンサであり、情報処理ユニット10の長方形状の上面における隣り合った2つの隅の位置に各々設けられており、各位置において斜め下方から見上げるような角度で筐体21の上面裏側を撮影する。図7は、図2に示すユーザインタフェースユニット20Cが情報処理ユニット10に装着された状態においてイメージセンサ111aにより撮影された筐体21の上面裏側の画像を示しており、図8はイメージセンサ111bにより撮影された筐体21の上面裏側の画像を示している。これらの図に示す例では、筐体21の上面に形成され、スライダ22bの下部のバーをガイドするレール溝22b−1と、このレール溝22b−1を介して筐体上面の裏側に突出したスライダ22bのバー先端部22b−2とが、イメージセンサ111aおよび111bにより撮影された画像に現れている。従って、情報処理部13は、撮影された画像内におけるスライダ22bのバー先端部22b−2の3次元位置を求め、この位置に基づき、スライダ22bがレールに沿った方向においてどの位置にあるのかを示す操作量を求めることができる。情報処理部13は、このようにして得られる4個のスライダ22bの操作量に基づき、4チャネルのオーディオ再生音のミキシング比を決定する。
ところで、筐体21の透明度などの条件によっては、イメージセンサ111aおよび111bにより撮影された画像にレール溝22b−1の像が現れない場合がある。その場合は、撮影される画像内には、4チャネル分のスライダ22bのバー先端部22b−2の像が現れるが、これらのバー先端部22b−2がどのレール溝22b−1から突き出しているか、すなわち、どのチャネルに対応したものかを画像から直ちに判別するのは困難である。そこで、このような状況においては、次のようにして各チャネルに対応したスライダ22bのバー先端部22b−2の位置を求める。
まず、イメージセンサ111aにより撮影された画像は、4個のバー先端部(例えばT1、T2、T3、T4とする)の画像を含んでいる。4個のバー先端部は、どれも同じ形をしているので、それらの画像を見ても、どの画像がどのバー先端部のものか判別することはできない。しかし、ここでは取り敢えず、イメージセンサ111aにより撮影された4個のバー先端部の画像がイメージセンサ111aからみてどの方角にあるかを求める。同様に、イメージセンサ111bにより撮影された画像内における4個のバー先端部についても、各バー先端部がイメージセンサ111bからみてどの方角にあるかを求める。このようにして、イメージセンサ111aにより撮影された画像から、いずれのバー先端部に対応したものかが不明な4種類の方角(例えばDA1、DA2、DA3、DA4とする)が得られ、イメージセンサ111bにより撮影された画像から、いずれのバー先端部に対応したものかが不明な4種類の方角(例えばDB1、DB2、DB3、DB4とする)が得られる。
そして、情報処理部13は、DAi(i=1〜4)の中から1つのDAiを選択し、DBj(j=1〜4)の中から1つのDBjを選択し、イメージセンサ111aからDAiの方角に進む直線と、イメージセンサ111bからDBjの方角に進む直線が交差するか否かを判断する。そして、この判断結果が肯定的である場合には、2本の直線の交点がいずれかのチャネルのバー先端部の軌道に属しているか否かを判断する。この判断結果が肯定的である場合には、選択したDAiおよびDAjの組み合わせは正しく、これらは各々、同一のバー先端部22b−2をイメージセンサ111aから見た方角およびイメージセンサ111bから見た方角である、ということができる。そして、両直線の交点が例えば第1チャネルのバー先端部22b−2の軌道に属している場合には、その交点の位置を第1チャネルに対応したスライダ22bのバー先端部22b−2の位置とする。このような操作を、選択するDAi、DBjを変えながら、全てのチャネルに対応したスライダ22bのバー先端部22b−2の位置が決定されるまで繰り返すのである。
以上、スライダ型操作子の状態の検出原理を説明したが、同様の原理により、押しボタン22aのオン/オフ検出を行うことも可能である。押しボタン22aは、筐体21における固定された位置にあり、オン/オフ動作の際、この押しボタンの下部から突き出したバーの先端も、固定された軌道に沿って上下動するからである。
他の好ましい態様において、操作子の状態を非接触検出する非接触検出部11は、磁気センサにより構成される。この態様では、押しボタンやスライダの下部に突出したバー先端には、永久磁石が各々固定される。そして、磁気センサは、情報処理ユニット10の上面の異なる箇所に複数個配置されている。そして、これらの磁気センサによって検出される磁界強度に基づき、各永久磁石の位置を求め、これらの固定された操作子のバー先端の位置を求めるのである。磁気センサを何個配置するかは、位置検出が必要な操作子の個数により定まる。磁気センサを用いた位置検出の原理については、従来から行われている方法でよい。
以上説明した実施形態によれば、情報処理ユニット10における情報処理部13は、非接触検出部11により非接触検出されたユーザインタフェースユニット20の操作子の状態に応じた情報処理を行うので、情報処理ユニット10に装着するユーザインタフェースユニット20を取り替えることにより、各種の情報処理を情報処理ユニット10に行わせることができる。その際、操作子の状態は、非接触検出部11により非接触検出されるので、ユーザインタフェースユニット20に操作子を設ける際に、操作に対して所望のリアクションが発生するように操作子の取り付け態様などを選択することができる。また、本実施形態によれば、操作子の状態を非接触検出するので、タッチパネルを用いる場合に比べて、情報処理ユニット10の寿命を長く保つことができる。また、ユーザインタフェースユニット20は、筐体と操作子を組み合わせたものであるため、安価であり、取り替え可能である。従って、操作子が摩耗してユーザインタフェースユニットの取り替えが必要になった場合においても、ユーザの経済的負担は少なくて済む。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明には他の実施形態が考えられる。例えば次の通りである。
(1)上記実施形態では、ユーザインタフェースユニット20にバーコードなどの識別情報を記録し、情報処理ユニット10がこれを読み取ることにより、装着されているユーザインタフェースユニットの識別を行った。しかし、ユーザインタフェースユニット20の種別を識別可能にするための構成には他の態様も考えられる。例えば、情報処理ユニット10の電源が投入されたときに、情報処理部13が、非接触検出部11により検出される操作子の位置の分布を、各ユーザインタフェースユニットに対応付けて記憶した操作子のレイアウトに関する情報と照合し、検出された操作子の位置の分布に最も適合するユーザインタフェースユニットが現在装着されていると判断するようにしてもよい。
(2)操作子の状態を非接触検出部として、イメージセンサを使用する場合において、イメージセンサの視野内における操作子の可動部(押しボタンやスライダの場合は、上述したバー先端部)の所在を目立たせるために、特徴的な形状の部材を可動部に取り付けてもよい。この場合において、可動部に取り付ける部材の形状を操作子間で異なったものにすると、イメージセンサにより撮影されるそれらの画像により個々の操作子を特定することも可能である。
この発明の一実施形態である携帯型電子機器の構成を示す図である。 同実施形態におけるユーザインタフェースユニットの例を示す図である。 同実施形態においてユーザインタフェースユニットに合わせて携帯型電子機器としての機能を切り換えるための構成例を示す図である。 同実施形態においてユーザインタフェースユニットに合わせて携帯型電子機器としての機能を切り換えるための構成例を示す図である。 同実施形態においてユーザインタフェースユニットに合わせて携帯型電子機器としての機能を切り換えるための構成例を示す図である。 同実施形態における非接触検出部の構成例を示す図である。 同実施形態におけるイメージセンサにより撮影された画像を例示する図である。 同実施形態におけるイメージセンサにより撮影された画像を例示する図である。
符号の説明
10…情報処理ユニット、20,20A,20B,20C…ユーザインタフェースユニット、21…筐体、22,22a,22b,22c…操作子、11…非接触検出部、12…表示部、10…情報処理部。

Claims (2)

  1. ユーザインタフェースユニットと、情報処理ユニットとを有し、
    前記ユーザインタフェースユニットは、前記情報処理ユニットに装着される筐体と、前記筐体に取り付けられた操作子とを有し、
    前記情報処理ユニットは、前記筐体が装着された状態において前記操作子の状態を非接触検出する非接触検出部と、前記非接触検出部により検出された前記操作子の状態に応じて情報処理を行う情報処理部とを有することを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 前記ユーザインタフェースユニットは、複数の操作子を有し、
    前記情報処理部は、前記非接触検出部により検出される前記複数の操作子の位置に基づき、前記非接触検出部により検出される個々の操作子の状態がいずれの操作子のものであるかを特定することを特徴とする請求項1に記載の携帯型電子機器。
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