JP4606772B2 - 側方射出型液滴エゼクタ及び側方射出型液滴エゼクタを製造する方法 - Google Patents

側方射出型液滴エゼクタ及び側方射出型液滴エゼクタを製造する方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、側方射出型液滴エゼクタの構造、設計、及び製造に関する。
インクジェットプリンタのような流体噴射システムは、典型的には、エゼクタヘッドにおいて、液滴を紙のような受け側の媒体上に噴射するように用いることができる電気制御可能なエゼクタのアレイを用いる。熱的流体噴射システムにおいては、電流がエゼクタヘッドの抵抗性ヒータに印加され、流体チャンバ内の流体を気化させる。流体蒸気の迅速な拡がりは、液滴を、流路を通って噴射させて、エゼクタの開口部又はノズルの外に出て行くようにする。或いは、非熱的流体噴射システムは、圧電素子又は機械的圧力パルスにより生じた機械的圧縮に起因する過圧によって、選択的に、液滴をエゼクタノズルから噴射する。
熱的又は機械的エゼクタを用いる流体噴射ヘッドは、典型的には、モジュラー製造工程により製造され、ここではエゼクタヘッドを構成する種々の層が別々に形成され、次いで互いに結合される。結合された層は、次いで、個々の流体エゼクタヘッド装置にダイシングされる。例えば、典型的な熱的流体噴射ヘッドにおいては、シリコン基板を用いて形成された底部層は、複数のノズル加熱素子を各々のエゼクタノズルについて1つずつ含み、かつ、該加熱素子のためのヒータ電子装置及び変換器を含む。ポリマー層が、ヒータ層を覆うように置かれて、流体チャネル及びノズル壁を形成するように用いられる。最後に、チャネルウエハがポリマー層を覆うように置かれ、インク入口、インクリザーバ、及びノズルルーフを形成するように用いられる。
通常の流体エゼクタヘッドのアーキテクチャは、ノズルの大きさについて精密な制御を与えるものであるが、ノズルの幾何学的形状を三角形、正方形、又は長方形のような幾何学的な真っ直ぐな壁の角のある形状に限定する。さらに、挟まれた層の結合及びダイシングは、包装を極めて複雑にして、チッピング、ダイシングによる破片及びチャネルの中に入るウエハ結合接着剤からの汚染、ウエハ/ポリマー層の位置ずれ、及び層のはく離に起因して、収率の損失を増加させる。これらの問題の結果として、典型的には、製造費が高くなる。
本発明は、チャネル構造を形成するのに接着層を用いない側方射出型流体噴射ヘッドを提供する。
本発明は別に、側方射出型流体噴射ヘッドを提供するもので、犠牲材料を型として用いて、その周りに構造層を形成してチャネル構造をもたらすようにする。
本発明は、チャネル構造を形成するのに用いられる構造材料層の1つ又はそれ以上の壁に熱素子が形成されたチャネル構造を有する側方射出型熱的流体噴射ヘッドを別に提供する。
本発明は、さらに、熱素子が、チャネル構造を形成するように用いられる構造材料層の内面の周りに完全に延びるように形成されたチャネル構造を有する側方射出型流体噴射ヘッドを提供する。
本発明は、少なくとも一部に沿って円形の横断面を有するチャネル構造を有する側方射出型流体噴射ヘッドを別に提供する。
本発明は、さらに、円形のノズル開口部を有するチャネル構造を有する側方射出型流体噴射ヘッドを提供する。
本発明は別に、統合されたチャネル構造及び上流側流体フィルタを有する流体噴射ヘッドを提供する。
本発明は、型として用いられる犠牲材料の周りに形成された構造材料層を用いて、チャネル構造を形成する方法を提供する。
本発明は、犠牲型材料を用いることにより、製造工程中に、内側部分をダイシング及び結合接着剤による汚染から保護する流体噴射システムを製造するシステム及び方法を提供する。
本発明は、別に、チャネル構造の内面の周りに少なくとも部分的に形成された熱素子を有する熱的側方射出型流体エゼクタヘッドのチャネル構造を形成する方法を提供する。
本発明は、別に、流体マイクロチャネルを基板上に形成することに基づく流体噴射システムを製造するシステム及び方法を提供する。
本発明による流体噴射システムを製造する方法の種々の例示的な実施形態においては、チャネルは基部基板に形成される。種々の例示的な実施形態においては、チャネルは、基板にエッチングされる。種々の例示的な実施形態においては、犠牲材料は、チャネルに及び基板上に形成される。犠牲材料は、少なくとも1つの流体リザーバ及び該流体リザーバに流体接続する複数の流体噴射チャネルになるべき凹状空間を形成するようにパターニングされる。
種々の例示的な実施形態においては、流体噴射システムは、ノズル開口部の後ろの流体チャンバに配置されたヒータ素子を含む。種々の例示的な実施形態においては、ヒータ素子の幾何学的形状は平坦なものである。他の種々の例示的な実施形態においては、ヒータ素子は、半円筒形であるか又は完全に円筒形の構成のいずれかで、チャネルの内側に配置される。
種々の例示的な実施形態においては、本発明による流体エゼクタを製造する方法は、流体フィルタがウエハレベルで構成されることを含む。種々の例示的な実施形態において、流体フィルタは、流体リザーバの上方に、流体のためのフィルタを生成するように穴のパターンがエッチングされた層を含む。
本発明の特徴及び利点は、以下の本発明によるシステム及び方法の種々の例示的な実施形態の詳細な説明に述べられ又は該詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明による流体噴射システムの種々の例示的な実施形態についての以下の詳細な説明は、明確さ及びなじみやすさのために、1つの特定の種類の流体噴射システム、すなわち側方射出型熱的インクジェットプリンタに言及する。しかしながら、本発明の原理は、以下に概説され及び/又は説明されるように、ここに特別に説明されるインクジェットプリンタを超えて、既知の又は後に開発されるあらゆる流体噴射システムに等しく適用できることを理解されたい。
図1は、本発明による製造方法の1つの例示的な実施形態により製造された流体エゼクタヘッドを示す。多層ウエハ200において、基板210のエゼクタヘッド領域は、複数のエッチングされたマイクロチャネルを含む。基板210及びエッチングされたマイクロチャネルは、第1の永久層215で被覆される。種々の例示的な実施形態においては、第1の永久層215は、例えば、シリコン・オキシニトライド(酸窒化けい素)のような窒化物層により形成される。第1の永久層215は、流体チャネル250の底面を形成し、種々の例示的な実施形態においては、更に、基板210を不動態化する。犠牲層240が第1の永久層215上に適用(配置)されて、流路として働くものとなるノズルチャネル250及び流体供給リザーバ260を形成するようにパターニングされる。種々の例示的な実施形態においては、犠牲層240は、犠牲材料を用いて形成される。種々の実施形態においては、犠牲材料は、フォトレジスト材料である。ここで用いられる「犠牲材料」という用語は、マイクロチャネル、その他の流体エゼクタヘッドの凹状空間部品の内側寸法を定めるのに用いることができる既知の又は後に開発されるあらゆる成型材料のことをいう。種々の例示的な実施形態においては、犠牲材料をさらに、これらの凹状空間部品が、製造中に汚染されないように保護するものとして用いることができる。所望の凹状空間構造の形状における型として作用する犠牲層240を形成することにより、種々のリブ、セパレータ、及び/又はバブル及び/又は流量制御構造を、この段階において、容易にリザーバ260の形状の中に含むことができる。犠牲材料は、後に、種々の凹状空間部品を生成する溶剤により除去される。
種々の例示的な実施形態においては、犠牲材料は、フォトレジスト、光変換ポリマー、又はマイクロチャネル250を充填しかつ流体リザーバ260を形成するために、1つ又はそれ以上の層における基板210上に又は該基板を覆うように置くことができる他の選択的に改変可能な材料のいずれかである。犠牲材料がフォトレジスト又は感光性ポリマー層である例示的な実施形態においては、該フォトレジスト又は感光性ポリマー層は、紡糸押し出しで形成することができる。このような例示的な実施形態においては、フォトレジストの流量を最小にするためには、短い紡糸時間を用いることが望ましい。種々の例示的な実施形態においては、各紡糸ごとの量、すなわちフォトレジスト層は、典型的には最大7ないし9mmの厚さであるために、マイクロチャネルを充填するのに多数回の紡糸及び露出が必要になる。種々の例示的な実施形態においては、フォトレジストは、チャネル250内に円筒形プラグを形成するように再流動させられる。しかしながら、フォトレジストの再流動を要求することのない他の横断面形状も望ましいことがあることを理解されたい。完全に基板210の表面の下に形成することができるか、又は該基板210の表面の上に延びることができる正方形、三角形、及び長方形のような幾何学的形状を、本発明により製造することができる。
例えば、フォトリソグラフ法でパターニングをし、犠牲材料を現像することにより、犠牲材料の選択的な除去を行って、所望のチャネル位置の外側で基板210の平らな表面上に流れた犠牲材料のほぼすべてを除去することができる。種々の例示的な実施形態において、ノズルチャネル250は円筒形である。このような例示的な実施形態においては、犠牲材料は、該犠牲材料を再流動させて、チャネル250を形成するのに用いられる犠牲材料の丸みを帯びた横断面を生成するのに十分な温度まで及び十分な時間だけ加熱される。もちろん、リザーバ260を形成する犠牲材料もまた、再流動させられて、その角は丸くされる。第2の永久層216が、次に、第1の永久層215を含む基板210上に又はこれを覆うように堆積され、並びに、ノズルチャネル250及びリザーバ260を形成するように用いられる犠牲材料240上に又はこれを覆うように堆積される。この第2の永久層216は、犠牲層240が除去された後に、チャネル250のルーフ及び壁と流体リザーバ260とを形成する。種々の例示的な実施形態においては、第2の永久層216が犠牲層240を覆うように堆積されるため、該第2の永久層216は堆積されたときに、第1の永久層215より大きな層厚を有する。
種々の例示的な実施形態において、フォトレジストが犠牲材料として用いられる場合、第2の永久層216を堆積するときには、マイクロチャネル250におけるフォトレジストの重合化を阻止するように、基板温度を約90℃ないし100℃より下に保持することが重要である。重合化は、フォトレジストを後から除去することを困難にすることがあるため、重合化は避けることが望ましい。種々の例示的な実施形態においては、第2の永久層216を堆積しているとき、基板は、室温に又はほぼ室温(例えば、20℃ないし30℃)に維持される。
図2において、ポリイミド、SU−8、PAEその他の適当な材料のような流体抵抗材料層270が、第2の永久層216上に又はこれを覆うように堆積される。第2の永久層216により被覆されたノズルチャネル250及び流体リザーバ260を含む基板210の上部は、流体抵抗層270により包み込まれている。
図3に示されるように、種々の例示的な実施形態において、流体抵抗材料層270は、第2の永久層216により定められた流体リザーバ260に流体接続する1つ又はそれ以上の流体入口275を開くように、エッチングされる、光によりパターニングされ、或いは別の方法により変性される。種々の例示的な実施形態においては、入口275が形成された後、流体抵抗層270は硬化され、表面は、例えば化学的−機械的研磨、或いは既知の又は後に開発されるいずれかの適当な研削方法その他の好適な研削方法によって平坦にされる。流体抵抗層270がポリマー層である種々の例示的な実施形態においては、入口275は、ポリマー層270が硬化した後に該ポリマー層270をプラズマエッチングすることにより作ることができる。
図4に示されるように、入口275の底部に露出し、流体リザーバ260のルーフの少なくとも一部を形成する第2の永久層216の露出部分には、流路を通って流れる流体からのマイクロ汚染物質をフィルタ処理するための現場設置フィルタ278を生成する穴のパターンを設けることができる。種々の例示的な実施形態において、このパターンは、第2の永久層216の露出した部分をプラズマエッチングすることにより生成される。この工程は、フィルタ特性についての制御を単純にし、第2の永久層216の厚さによって、フィルタ気孔の直径を1ミクロン又はそれ以下まで小さくすることを可能にする。フィルタが望まれない場合には、図3に示されるように、第2の永久層216の露出部分は、フィルタ作用のない開口部を流体リザーバ260に直接、効率的に形成するようにエッチングすることができる。
結果としてもたらされる多層ウエハ200は、ここで、通常のダイシング技術によりダイシングして、エゼクタ領域を個々のダイモジュールに分離することができ、これを個々のエゼクタヘッドにできる。このダイシングされた表面には、ノズルチャネルがこの位置で開口するように、正面被覆がさらに適用(形成)され、疎水性被覆がノズル開口部255及び/又は流体チャネル250の内壁に入って付着することにより生じるプライミング問題をなくすようにする。犠牲材料240が除去される前に多層ウエハ200がダイシングされる場合には、ノズル開口部255、チャネル250、及びリザーバ260は犠牲材料240により保護される。その結果、エゼクタヘッド及び/又はノズル開口部255の正面のチッピング、ダイシングの破片及びウエハ結合接着剤がノズル開口部255及び/又は流体チャネル250に入ることに起因する汚染、ウエハ/ポリマー層の位置ずれ及び/又は層の剥離のような問題が減少し、理想的には、排除される。個々のダイモジュールは、多層の接着結合により形成されたものではないため、流路における接着剤に起因する汚染、及び位置ずれに起因してエゼクタが不合格とされることがさらに減少する。このことは、製造工程において歩留まり率を増加させるものとなる。
あらゆる所望のダイシング、エッチング、及び/又は正面被覆段階が完了した後、多層ウエハ200からダイシングされた個々のダイモジュールすなわちエゼクタヘッドは、犠牲材料を除去する処理をされて、ノズル開口部255、チャネル250、及び流体リザーバ260を形成する凹状空間のネットワークは、流体の流れのために開いた状態にされなければならない。犠牲材料240を溶剤により溶解することができる種々の例示的な実施形態においては、該犠牲材料240はダイモジュールをある期間だけ溶剤の中に浸透させることにより除去される。犠牲材料が溶解可能なフォトレジストである種々の例示的な実施形態においては、アセトン、n−メトリルピロリネ(NMP)又は商業的なフォトレジスト剥離溶液のような溶剤を、攪拌及び/又は加熱の有無にかかわらず、最大数時間まで適用することができる。種々の他の例示的な実施形態においては、犠牲材料が感光性ポリマーからなる場合には、好適な溶剤を用いて、該ポリマーをノズル255、チャネル250、及びリザーバ260から除去するようにすることができる。
図5においても、個々のダイモジュールは、ヒートシンクその他の好適な基板(図示せず)に取り付けることができ、かつ、流体マニホルド280に取り付けることができる。種々の例示的な実施形態においては、流体マニホルド280は好適な流体シール接着剤を用いて、ダイモジュールの上部に接続される。流体マニホルド280は、標準的なカートリッジ設計技術を用いて流体供給源に取り付けることができる。ワイヤ結合(配線:図示せず)を用いて、ヒータその他のエゼクタヘッド回路をエゼクタのコントローラに接続するようにすることができる。
種々の例示的な実施形態において、図1〜図5に示されるダイモジュールすなわちエゼクタヘッドは、部分的にはマイクロチャネルを基板に形成する通常の方法により製造することができる。例えば、引用により全体がここに組み入れられる米国特許第6,096,656号は、本発明による装置及び方法の種々の例示的な実施形態と併せて用いることができるマイクロチャネルを形成する方法を教示する。
図6は、一部が米国特許第6,096,656号特許に開示される方法により形成された上述の流体エゼクタの製造工程と併せて用いられる候補となる基板210を示す。基板210は、シリコンその他の好適な基板材料である。基板210は、複数のヒータ素子230及びそのヒータ素子を制御するように用いることができる電子回路(図示せず)を含む。或いは、圧電素子(図示せず)のような圧力増加素子をヒータ素子230の代わりに用いて、流体がエゼクタヘッドから噴射されるようにすることができる。図6に示されるように、例えば、フォトレジスト層又は硬質マスクのようなパターニング可能な層205がウエハ200の表面上に又はこれを覆うように形成される。1つ又はそれ以上のスロット220が、ヒータ230のすぐ前の所望のチャネル位置220でパターニング層205にパターニングされる。このことは、チャネル及びノズルになるべきキャビティを形成するように、スロットを通して基板210の中にエッチングすることを可能にする。
基板210は、次に、スロット220を通して等方的にエッチングされて、チャネル225が基板210に形成され始める。種々の例示的な実施形態において、各々のチャネルは基板210をエッチングすることにより形成される。種々の他の実施形態において、チャネル225は少なくとも部分的には、機械的研削、成型、イオン・ミリング、又はレーザ研削を含む既知の又は後で開発されるいずれの技術によっても形成することができる。例示的なエッチング工程において、マスクされた基板210が等方性ウェットエッチング剤に曝され、該エッチング剤が、非優先的下向き及び横向きエッチングにより基板210から材料を除去して、パターニング可能な層205のスロット220の寸法により定まる横断面寸法の湾曲壁をもったチャネルを形成する。
基板がシリコン材料である種々の例示的な実施形態においては、硝酸/HF/酢酸、又はKOHエッチング剤の変形体のような等方性シリコンエッチング剤をシリコン基板210における半円筒形チャネル2225をエッチングするように用いる。各々のチャネル225の正確な横断面形状は、キャビティを形成するように選択された工程、及び該チャネル225が用いられる特定の用途によって決まる。種々の例示的な実施形態においては、チャネル225は半円筒形に形成される。したがって、等方性エッチング、成型、又はレーザ研削を用いることができる。他の種々の実施形態においては、チャネル225は半楕円形、長方形、正方形、及び三角形のような他の形状に形成される。チャネル225についてのこのような他の横断面形状は、異なるエッチング工程を用いることにより可能である。例えば、傾斜した側壁をもつチャネル225は、特定の結晶面で止まる、異方性ウェットエッチングにより形成することができる。例示的な異方性ウェットエッチング剤は、水酸化カリウム、テトラメルチル水酸化アンモニウム、又は二酸化エチレンピロカテコールを含む。
図7においては、パターニング可能な層205が基板210から除去されて、該基板210におけるチャネル225が現されている。次に、第1の永久層215がチャネル225及び基板210上に又はこれらを覆うように堆積される。種々の例示的な実施形態においては、第1の永久層215を形成するように用いられる第1の永久材料は、上述の第2の永久層216を形成するのに用いられる材料と同じものである。第1の永久層215はノズルチャネル250の壁を形成し、さらに、基板210の表面を流体に対して不動態化するように用いることができる。第2の永久層216におけるように、種々の実施形態においては、例えば、シリコンオキシニトレート、及び/又は他の同様な材料のような窒化物材料を用いて、第1の永久層215を形成することができる。種々の実施形態においては、第1の永久層215は、高密度プラズマ堆積工程を用いて堆積される。マスクが用いられない場合には、ヒータ表面230及びエゼクタヘッドの電子回路(図示せず)の結合パッドを露出するように、第1の永久層215における穴をパターニングしてエッチングすることが必要になる。
図8は、本発明による流体エゼクタヘッドの幾つかの異なる例示的な実施形態の種々の流路部品の内部図を示す。流路部品は、1つ又はそれ以上の流路入口275、現場設置流体フィルタ278、流体リザーバ260、及び流体チャネル250を含む。本発明においては、種々の新規な流体加熱装置の設計が可能である。便宜上、図8は、3つの異なる流体ヒータの設計を示す。しかしながら、単一の流体エゼクタヘッドは、通常は、単一の設計のみを用いることを理解されたい。
図8において、最も左にある流体チャネル250においては、通常の平坦な流体ヒータ230が流体チャネル250の後端に形成される。図6において述べられたように、種々の例示的な実施形態においては、このような平坦なヒータ230はチャネル225を形成する前に基板上に付着される。チャネル225は平坦なヒータ230の縁で終端する。通常の薄膜堆積法を用いて、平坦なヒータ230を形成することができる。通常の平坦なヒータ230を形成する例示的な工程においては、該ヒータの所望の位置を覆うように開口部を有するマスクが基板210に適用される。開口部は、次いでエッチングされ、ヒータを形成するのに好適な深さを有するキャビティが形成される。次に、スパッタリングその他の好適な薄膜堆積法により、導電性材料が基板210を覆うように堆積されて、ヒータ230が形成される。犠牲材料240が基板210の表面上に又はこれを覆うように形成され、パターニングされ、任意に再流動されると、パターニングされた犠牲材料240は平坦なヒータ素子230を覆うように延びることになる。次に、第2の永久層216が犠牲材料240上に又はこれを覆うように形成され、該犠牲材料240が除去されると、流体チャネル250の凹状空間は平坦なヒータ素子230を覆うように延びることになる。
図8はさらに、ヒータ素子234の第2の例示的な実施形態を示す。この第2の例示的な実施形態において、半円筒形のヒータ232が、流体チャネル250内に形成されて、第1及び第2の永久層215及び216の少なくとも1つの周りに部分的に延びる。種々の例示的な実施形態においては、半円筒形ヒータ232の少なくとも一部は、マイクロチャネル250が基板上にエッチングされて、第1の永久層215が該チャネル250及びウエハ210上に堆積された後であるが、犠牲材料240が堆積される前に形成される。平坦な加熱素子230を形成するのに用いられる薄膜堆積法を用いて導電性材料層を堆積し、この導電性材料層を、半円筒形ヒータ232を形成するようにパターニングすることができる。種々の例示的な実施形態において、半円筒形ヒータ素子232の幾つか又はさらにすべてを、犠牲材料240が形成された後(及び任意にこれが再流動された後)であるが、第2の永久層216が形成される前に形成することができることを理解されたい。さらに、半円筒形ヒータ素子232は、チャネル225内で第1の永久層216の周り及び/又は犠牲材料240の周りに、種々の量だけ延びることができる。これらの種々の量は、犠牲材料240の周りにおける数度からほぼ全周までにわたる量である。チャネル250において、平坦なヒータ230より多くの流体を囲むことにより、半円筒形ヒータ234は、該平坦なヒータ230に対して改良された流体の加熱をもたらすことができ、流体噴射速度が増加することになる。
図8は、本発明による流体ヒータ素子238の第3の例示的な実施形態を示す。この例示的な実施形態においては、完全に円筒形のヒータ素子238が流体チャネル250内に形成される。完全に円筒形のヒータ素子238は、流体チャネル250における流体の均一の加熱をもたらすように、該流体チャネル250の少なくとも一部の周りに完全に延びる。この完全に円筒形のヒータ素子238は、通常の平坦なヒータ素子230及び半円筒形のヒータ素子234の両方に対して、一様性が改良された加熱をもたらすことができ、これらのヒータをと比較して流体噴射速度を増加させることになる。
種々の例示的な実施形態において、完全に円筒形のヒータ素子238は、2段階の工程で形成される。チャネル225(図6)が形成されて、第1の永久層215が堆積された後、完全に円筒形のヒータ素子238の第1の半体を、該第1の永久層215上に又はこれを覆うように形成することができる。円筒形のヒータ素子238の第1の半体は、ノズル開口部255から離れた位置における各々のチャネル225内の第1の永久層215の一部の上に又はこれを覆うように導電性材料を堆積して、次に、該導電性材料の堆積層をパターニングすることにより形成される。チャネル225は次に、流体チャネル及び円筒形のヒータ素子238の第1の半体を被覆する犠牲材料の層で充填される。流体チャネル250の上部及び流体リザーバを形成するために第2の永久層216を適用する前に、完全に円筒形のヒータ素子238の上半体が、チャネル225内のパターニングされた犠牲層240上に又はこれを覆うように形成される。
種々の例示的な実施形態において、導電性材料の第2の層は、円筒形であるか又は管状のヒータ素子238を形成するように、円筒形のヒータ素子238の第1の半体と位置合わせされた犠牲層240上に又はこれを覆うように堆積される。第2の永久層216は次に、チャネル250、第1の永久層215、及び流体リザーバ260を形成する犠牲材料を含む全体の構造及び円筒形のヒータ素子238の上に又はこれを覆うように堆積される。犠牲材料が除去されると、流体は、円筒形すなわち管状の加熱素子238を通って流体入口276から流れることができるようになる。
特定の実施形態が述べられたが、代替的手法、修正、変形、改良、及び現在予期されていないか又は予期されていないであろう実質的な均等技術が出願人その他の当業者に想起されるであろう。したがって、出願された及び改訂されることがある特許請求の範囲は、すべてのこのような代替的手法、修正、変形、改良、及び実質的な均等技術を含むことが意図される。
本発明による流体エゼクタヘッド製造工程の1つの例示的な実施形態の段階の斜視図である。 本発明による流体エゼクタヘッド製造工程の1つの例示的な実施形態の別の段階の斜視図である。 本発明による、流体入口を形成することを含む流体エゼクタヘッド製造工程の1つの例示的な実施形態の別の段階の斜視図である。 本発明による、流体リザーバの上部をエッチングすることにより該流体リザーバの上部上に原位置フィルタを形成することを含む流体エゼクタヘッド製造工程の1つの例示的な実施形態の別の段階の斜視図である。 本発明による流体エゼクタヘッド製造工程の1つの例示的な実施形態の別の段階の斜視図である。 本発明による流体エゼクタヘッド製造工程の種々の例示的な実施形態において用いることができる候補基板の斜視図である。 本発明による流体エゼクタヘッドの基板及びマイクロチャネルの1つの例示的な実施形態の斜視図である。 本発明による原位置フィルタ、内部の凹状空間部品、及び加熱素子の斜視図である。
符号の説明
200:多層ウエハ
210:基板
215:第1の永久層
216:第2の永久層
230:ヒータ素子
240:永久層
250:チャネル
255:ノズル開口部
260:流体供給リザーバ
270:流体抵抗層
275:流体入口
278:フィルタ

Claims (2)

  1. 流体噴射装置のための流路を形成する方法であって、
    少なくとも1つのチャネルを基板に形成し、
    第1の永久材料層を前記基板及び前記チャネル堆積し、
    犠牲材料を前記第1の永久材料層及び前記少なくとも1つのチャネル堆積し、
    複数のチャネル構造及び該複数のチャネル構造に接続された少なくとも1つの流体リザーバ構造を形成するように前記犠牲層をパターニングし、
    第2の永久材料層を前記パターニングされた犠牲材料及び前記第1の永久材料層堆積し、
    流体抵抗層を前記第2の永久材料層の上に堆積し、
    前記流体抵抗層において、前記少なくとも1つの流体リザーバ構造の上に配置され且つ前記第2の永久材料層を少なくとも部分的に貫通する、少なくとも1つの流体入口を、形成し、
    少なくとも1つの穴を前記第2の永久材料層において、前記少なくとも1つの流体入口の境界内に形成して、
    前記犠牲材料を除去して、前記少なくとも1つの流体入口に流体接続された少なくとも1つの流体リザーバ構造と、該少なくとも1つの流体リザーバに流体接続された複数の流体チャネルを形成する、
    ことからなる方法。
  2. 各々が基板の外面で終端する複数のチャネルが形成された基板と、
    前記基板及び前記複数のチャネル形成された第1の永久材料層と、
    前記第1の永久材料層形成された第2の永久材料層とを包含し、
    前記第1及び第2の永久材料層が、前記基板に形成された複数のチャネルに対する複数の流体噴射チャネルと、該複数の流体噴射チャネルに流体接続する少なくとも1つの流体リザーバとを定める形状に形成されており、
    前記複数の流体噴射チャネル及び少なくとも1つの流体リザーバを包み込む流体抵抗層が、少なくとも第2の永久材料形成され、
    少なくとも1つの流体入口が、前記少なくとも1つの流体リザーバまで下方に延びるように前記流体抵抗層に形成され、
    前記少なくとも1つの流体入口が、前記第2の永久層を貫通して前記少なくとも1つの流体入口を前記少なくとも1つの流体リザーバに流体接続する、少なくとも1つの穴を包含する、
    ことを特徴とする流体噴射ヘッド。
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