JP4606338B2 - 検出方法及び検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、VoIP網等のパケット網内に設定される通信経路の通信状況を検出する検出方法及び検出装置に関し、特に通信経路に一時的な高負荷状態を発生させて通信状況を検出する検出方法及び検出装置に関する。
VoIP(Voice over IP )網等のパケット網を用いたIP電話等の通信システムが普及してきている。VoIP網等のパケット網における通信品質を維持するため、通信負荷が増大する場合の通信状況を事前に把握することは重要である。例えば様々な通信負荷における通信状況を基礎データとして予め把握しておき、ユーザ間で行われるVoIP通信等の通信状況を基礎データと照合することにより、通信品質の劣化の兆候を発見し、品質劣化を予測することが可能となる。
基礎データとすべき通信状況を把握する方法として、特許文献1には、通信機器の負荷を様々に変化させながら、パケット通信ネットワークを介して通信機器の反応を計測する方法が開示されている。
特開2005−184471号公報
しかしながら通信機器の状況を計測する特許文献1の方法を応用して、パケット網内に設定される通信経路(リンク)の通信状況の計測に適用する場合、具体的には、特許文献1に記載の通信機器に対する負荷を通信経路に対する負荷とし、通信経路に対する負荷を様々に変化させて通信経路の通信状況を計測する場合、様々な不都合が生じる。
特許文献1に記載されている方法そのものは、通信機器に対して処理負荷をかけるものであるため、他の通信機器並びに通信経路及び通信網に影響を与えることがなく優れた方法であるが、通信経路に通信負荷をかける方法として応用する場合、運用中の通信サービスに対する通信障害等、他の通信に対する悪影響を及ぼす可能性が高いという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みて成されたものであり、通信負荷の低い検出用パケットを周期的に通信経路上へ送信すると共に、一時的に通信負荷を増大させる負荷パケットを通信経路上に送信して、検出用パケットに関する通信状況を検出することにより、他の通信に対する悪影響を極力抑えた状態で、高負荷時の通信経路の通信状況の変化を検出することが可能な検出方法及び検出装置の提供を目的とする。
第1発明に係る検出方法は、通信経路に対する負荷に応じた受信遅れ時間の分布を示す基礎データを取得し、前記通信経路を介した通信サービスの提供中に、前記通信経路に対して所定の負荷を与える第1のパケット群を該通信経路を介して伝送し、前記第1のパケット群による負荷が与えられた該通信経路を介して伝送される第2のパケットを用いて求めた遅延時間を前記基礎データと比較することにより、前記通信経路における通信状況の劣化の予兆を検出することを特徴とする。
本発明では、通信負荷の低い検出用パケットを周期的に送信すると共に、一時的に通信負荷を増大させる負荷パケットを送信して、検出用パケットの遅延及び遅延揺らぎ、消失率等の通信状況を検出することにより、通信経路に与える通信負荷は一時的であるので、運用中の他の通信サービスに与える影響を極力抑えた状態で、高負荷時の通信経路の通信状況の変化を検出することが可能である。
第2発明に係る検出方法は、第1発明において、前記第1のパケット群が、バースト的に送信されることを特徴とする。
第3発明に係る検出方法は、第1発明において、前記第1のパケット群は、異なる送信装置から異なる送信周期で送信された複数のパケットを含むことを特徴とする。
発明に係る検出装置は、通信経路に対する負荷に応じた受信遅れ時間の分布を示す基礎データを取得する手段と、前記通信経路を介した通信サービスの提供中に、前記通信経路に対して所定の負荷を与える第1のパケット群を該通信経路を介して伝送する手段と、前記第1のパケット群による負荷が与えられた該通信経路を介して伝送される第2のパケットを用いて求めた遅延時間を前記基礎データと比較することにより、前記通信経路における通信状況の劣化の予兆を検出する手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、通信負荷の低い検出用パケットを周期的に送信すると共に、一時的に通信負荷を増大させる負荷パケットを送信した上で、検出用パケットの通信状況を検出することにより、通信経路に与える通信負荷は一時的であるので、運用中の他の通信サービスに与える影響を極力抑えた状態で、高負荷時の通信経路の通信状況の変化を検出することが可能である。
本発明に係る検出方法及び検出装置は、VoIP網等のパケット網内に設定される通信経路の通信状況を検出する場合に、通信経路へ検出用パケットを周期的に送信すると共に、通信経路へ負荷パケットを送信し、通信経路を通過した検出用パケットに関する時刻及び消失状況を検出し、通信負荷に応じた遅延及び遅延揺らぎ状況の変化並びに消失率の変化を把握する。
この構成により、本発明では、通信経路に与える通信負荷は一時的であるので、運用中の他の通信サービスに与える影響を極力抑えた状態で、高負荷時の通信経路の通信状況の変化を検出することが可能である等、優れた効果を奏する。
なお把握した通信経路の通信状況の変化は、検出用パケットの遅延時間、遅延揺らぎ及び消失率の変化として集計し、基礎データとして記録される。そして実際の運用中にパケットの遅延時間、遅延揺らぎ及び消失率を基礎データと比較することにより、通信状況を把握することが可能となる等、優れた効果を奏する。例えばIP電話サービスの運用中に負荷パケットの送信による一時的な通信負荷を与えることにより、IP電話サービスに大きな影響を与えることなく、実際の負荷状態より高負荷の状態を擬似的に発生させることが可能であり、高負荷の状態を基礎データと比較することにより、負荷の程度を把握することが可能となる等、優れた効果を奏する。具体的には20通話分のIP電話サービスが実施されている通信経路に対し、10通話分の通信負荷に相当する負荷パケットを一時的に送信することにより、30通話分の通話が行われた状態での通信状態を把握し、何通話分の余裕があるかを判断することができる。
また本発明は、負荷パケットを複数の装置から送信することにより、状況把握の対象となる通信経路へ負荷パケットを送信する能力が低い送信装置を用いた場合でも、複数の装置を用いて複数の経路から通信経路へ負荷パケットを送信することができるので、通信経路に所望の通信負荷をかけることが可能である等、優れた効果を奏する。しかも状況把握の対象となる通信経路以外の経路に係る通信負荷を最小限で抑えることが可能である等、優れた効果を奏する。
さらに本発明は、複数の装置から夫々異なる周期で負荷パケットを送信することにより、負荷パケットの送信周期の差に基づく周期で通信負荷の揺らぎを発生させることが可能である等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における検出システムの構成を示す概念図である。図1中100は、インターネット、VoIP(Voice over IP) 網等のパケット網内に設定され通信状況の検出の対象となる通信経路(リンク)であり、通信経路100は、パケット網内に配設されたルータ等の第1経路設定装置1及び第2経路設定装置2により設定される。第1経路設定装置1には、パケットを送信する通信用コンピュータを用いた送信装置10が接続されており、第2経路設定装置2には、通信用コンピュータを用いた検出装置20が接続されている。そして送信装置10は、第1経路設定装置1を介して通信経路100へパケットを送信し、検出装置20は、通信経路100から第2経路設定装置2を通過したパケットを取得し、取得したパケットに基づいて通信経路100の通信状況を検出する。
送信装置10から通信経路100へは、検出装置20にて通信状況の検出に用いる検出用パケットと、通信経路100に対して通信負荷をかけるための負荷パケットとを送信する。送信装置10は、例えば通常の一台のIP電話程度の頻度、具体的には20ms(ミリ秒)の周期で断続的に検出用パケットを送信する。また送信装置10は、検出用パケットの送信周期より長い1sec (秒)等の送信周期で10Mbps 等の高負荷の負荷パケットを送信する。なお高負荷の負荷パケットは、サイズの大きいパケットとして生成し送信する様にしても良いが、例えば1.25Kbyteのサイズのパケットを1ms毎に連続して20個送信することにより、通信経路100に対して高い通信負荷をかける一群の負荷パケットとすることができる。
検出装置20は、通信経路100を通過した検出用パケットのパケットデータを取得し、パケットデータに含まれる送信時刻、シーケンス番号等のヘッダ情報に基づいて、検出用パケットの遅延時間、遅延揺らぎ時間、消失率等の通信状況を検出することができる。そして検出された通信状況は、当該通信経路100の通信品質の劣化の予測等に分析に用いる基礎データとして利用することができる。
図2は、本発明の実施の形態1における検出システムにて通信経路100を通過するパケットの時間変化を示す概念図である。図2中Aは、検出用パケットであり、検出用パケットは、送信装置10から20ms等の周期で断続的に送信される。また図2中Bは、負荷パケットであり、負荷パケットは、送信装置10から検出用パケットの送信周期より長い1sec 等の送信周期で複数のパケットを一群の負荷パケットとして送信される。
図3は、本発明の実施の形態1における検出システムにて用いられる各種装置の構成を示すブロック図である。送信装置10は、装置全体を制御するCPU等の制御手段11と、送信装置用のコンピュータプログラム(PRG)12a及びデータ等の各種情報を記録するハードディスク等の記録手段12と、各種情報を一時的に記憶するRAM等の記憶手段13と、時計及びタイマとして動作する計時手段14と、通信経路100上へパケットを送出するため通信手段15とを備えている。
記録手段12及び/又は記憶手段13には、パケットの送信先として指定される検出装置20のIPアドレス(ポート番号)、パケットの属性を設定するための設定値、パケットの送信周期、パケットの送信個数等の送信パケット及び負荷パケットの送信に必要な様々なデータが記録及び/又は記憶されている。なおパケットの属性とは、パケットのサイズ、TCP、UDP、ICMP等のパケットのプロトコル、ToSフィールド値等のパケットの優先度、パケットに付与するシーケンス番号等のパケットの生成に要する情報である。
検出装置20は、制御手段21と、検出装置用のコンピュータプログラム(PRG)22a及びデータ等の各種情報を記録する記録手段22と、記憶手段23と、計時手段24と、通信経路100を通過したパケットを取得するための通信手段25と、モニタ等の出力手段26とを備えている。
記録手段22及び/又は記憶手段23には、送信装置10から送信される検出用パケットの送信周期等の様々な情報が記録されており、また検出用パケットを取得した時刻、取得した検出用パケットのシーケンス番号等の各種情報を記録する。そして記録した検出用パケットの取得時刻、シーケンス番号等の各種情報に基づいて、検出用パケットの遅延時間、消失率等の通信状況を示す集計値を導出する。例えば検出装置20は、複数の検出用パケットの取得時刻の差から算出される取得間隔と、送信装置10の送信周期とを比較することにより、検出用パケットの遅延揺らぎ時間を導出することができ、取得した検出用パケットのシーケンス番号の欠落状況に基づいて検出用パケットの消失率を導出することができる。送信周期は予め検出装置20に記録しておいても良いが、検出用パケットに送信時刻を示しておき、送信時刻から送信周期を求める様にしても良い。
図1乃至図3を用いて説明した様に本発明の検出システムでは、通信経路100へ検出用パケットを周期的に送信すると共に、一時的な高負荷状況を発生させるべく負荷パケットを通信経路100へ送信する。そして負荷パケットにより発生させた任意の負荷状況において取得した検出用パケットに基づいて、任意の負荷状況における通信経路100の通信状況を導出し、基礎データとして記録手段22に記録し、また出力手段26から出力する。また運用中のIP電話サービス等の通信サービスにおける通信経路100の通信状況を、取得した検出用パケットに基づいて検出し、検出した通信状況を記録している基礎データと比較することにより、通信状況の変化の予測、特に通信品質が劣化する可能性について予測する。
次に検出装置20が取得した検出用パケットに基づき導出される通信経路100の通信状況の基礎データについて説明する。図4は、本発明の実施の形態1における通信システムにて検出される通信状況の基礎データを示すグラフである。なお遅延揺らぎとして、以下では、基準とする検出用パケットを一つ選択し、その検出用パケットの受信時刻及び送信周期に基づいて、他の検出用パケットが受信されるべき時刻を算出し、他の検出用パケットが受信されるべき時刻からどの程度「ずれ」ているかを「受信遅れ」と表現する。さらに、以下では、基準とする検出用パケットに受信遅れの値が最小となるものを選択した場合を例として採用している。図4では、通信経路100の負荷率(%)に対する受信遅れ時間(ms)及び消失率(%)の関係を示すグラフであり、受信遅れ時間については平均値及び標準偏差を示しており、消失率については理論値及び検出値を示している。なお負荷率は、通信経路100の転送能力と、通信経路100へ送出した負荷パケットのデータ量との関係に基づいて算出している。
図4に示す様に、受信遅れ時間は、通信経路100の負荷率が60%程度から平均値及び標準偏差共に増加傾向を示す。但し、負荷率が100%程度で標準偏差は一定となるのに対し、平均値は負荷率が100%を超えた後も増加を続ける。また消失率は、理論値及び検出値共に100%を超えてからほぼ一定の傾きを持って増加する。
図4に示す基礎データと照合することにより、運用中の通信サービスにおける通信経路100の通信状況を検出することができる。例えば受信遅れ時間が増加し始めたと検出した場合、通信経路の負荷率は約60%を超えたと判定し、受信遅れ時間の平均値が50msであると検出された場合、通信経路100の負荷率は約80%であると判定することができる。また受信遅れ時間の平均値及び標準偏差の両方が増加傾向にあると検出した場合、通信経路100の負荷率は、60〜90%程度であると判定し、受信遅れ時間の平均値は増加傾向にあるが、標準偏差が一定となっていると検出した場合又は消失が観測され出した場合、通信経路100の負荷率は、100%を超えたと判定する。なお図4に示す基礎データのグラフは、第1経路設定装置1及び第2経路設定装置2の機種、通信経路100を用いて提供する通信サービスの種類等の様々な要因によって変化する。但し、本発明の検出システムでは、実際の運用中に通信状況を検出することができるので、実際に運用されている通信サービスに対応した基礎データを得ることができる。
図5は、本発明の実施の形態1における通信システムにて検出される通信状況の基礎データを示すグラフである。図5では、X軸方向に受信遅れ時間(ms)をとり、Y軸方向に負荷率(%)をとり、Z軸方向にパケットの頻度(個)をとって夫々の関係を示している。即ち図4から負荷率に応じて受信遅れ時間の分布がどのように変化するかを把握することができる。なお検出用パケットは、20msの送信周期、即ち500パケット/10秒の頻度で送信されている。
図5に示す様に負荷率が65%の場合、受信遅れ時間は20ms前後に集中している。即ち20ms前後の受信遅れ時間が当該通信経路100における定常遅延であると考えられる。そして負荷率が100%を超えると、ピークが20ms前後となる定常的な受信遅れとは別に、ピークが200ms前後となる重大な受信遅れが発生している。また負荷率が78%の場合、100ms前後の受信遅れ時間のパケット到着が観測されている。これは重大な遅延が発生する前の過渡期に発生する分布の変化と考えられる。従って遅延時間が100ms前後のパケットが増加し始めた場合、通信状況が劣化する予兆であると判定することができるので、通信規制等の対応を行うことが可能となる。
前記実施の形態1では、送信装置は、検出用パケットの送信周期より長い送信周期で負荷パケットを送信する形態を示したが、負荷パケットは必ずしも周期的に送信する必要はない等、様々な形態に展開することが可能である。
実施の形態2.
実施の形態2は、実施の形態1において、検出用パケットを送信する送信装置とは別に、負荷パケットを送信する負荷送信装置を配設し、また検出装置とは別に負荷パケットを受信する負荷受信装置を配設する形態である。なお以降の説明において、実施の形態1と同様の構成要件については実施の形態1と同様の符号を付し、その説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態2における検出システムの構成を示す概念図である。実施の形態2において、送信装置10は、ルータ等の第3経路設定装置3を介して第1経路設定装置1に接続されている。また図6中30は、パケットを送信する通信用コンピュータを用いた負荷送信装置であり、負荷送信装置30は、ルータ等の第4経路設定装置4を介して第1経路設定装置1に接続されている。さらに検出装置20は、ルータ等の第5経路設定装置5を介して第2経路設定装置2に接続されている。また図6中40は、パケットを受信する通信用コンピュータを用いた負荷受信装置であり、負荷受信装置40は、ルータ等の第6経路設定装置6を介して第2経路設定装置2に接続されている。
実施の形態2において、送信装置10は、検出装置20を送信先として指定した検出用パケットを周期的に送信し、検出用パケットは、第3経路設定装置3から第1経路設定装置1へ送信され、通信経路100を通過し、第2経路設定装置2から第5経路設定装置5を介して検出装置20へ到達する。また負荷送信装置30は、負荷受信装置40を送信先として指定した負荷パケットを送信し、負荷パケットは、第4経路設定装置4から第1経路設定装置1へ送信され、通信経路100を通過し、第2経路設定装置2から第6経路設定装置6を介して負荷受信装置40へ到達する。従って通信経路100は、送信装置10から周期的に送信される検出用パケット及び負荷送信装置30から送信される負荷パケットを伝送することになる。
図7は、本発明の実施の形態2における検出システムにて用いられる各種装置の構成を示すブロック図である。負荷送信装置30は、制御手段31、記録手段32、記憶手段33、計時手段34及び通信手段35を備えている。そして記録手段32及び/又は記憶手段33には、パケットの送信先として指定される負荷受信装置40のIPアドレス(ポート番号)、パケットの属性を設定するための設定値、パケットの送信周期、パケットの送信個数等の送信パケット及び負荷パケットの送信に必要な様々なデータが記録及び/又は記憶されている。
負荷受信装置40は、制御手段41、記録手段42、記憶手段43及び通信手段44を備えている。
その他の装置の構成及び機能については、実施の形態1と同様であるので実施の形態1を参照するものとし、その説明を省略する。
前記実施の形態2では、実施の形態1における送信装置の機能を送信装置及び負荷送信装置に分離し、検出装置の機能を検出装置及び負荷受信装置に分離する形態を示したが、本発明はこれに限らず、送信装置側のみを分離する形態、検出装置側のみを分離する形態等、様々な形態に展開することが可能である。
実施の形態3.
実施の形態3は、実施の形態2において、送信装置から検出用パケット及び負荷パケットを送信する形態である。なお以降の説明において、実施の形態2と同様の構成要件については実施の形態2と同様の符号を付し、その説明を省略する。
図8は、本発明の実施の形態3における検出システムの構成を示す概念図である。実施の形態3において、送信装置10は、実施の形態1と同様に所定の送信周期で検出用パケットを送信すると共に、検出用パケットの送信周期より長い送信周期で負荷パケットを送信している。また負荷送信装置30は、実施の形態2と同様に負荷パケットを送信している。
送信装置10の負荷パケットの送信時期及び負荷送信装置30の負荷パケットの送信時期は同期しており、例えば送信装置10及び負荷送信装置30から夫々10Mbps の負荷パケットを送信することにより、通信経路100に対して20Mbps の通信負荷をかけることが可能となる。さらに負荷送信装置30の台数を増加させることにより、例えば負荷送信装置30を9台として、送信装置10及び各負荷送信装置30から夫々10Mbps の負荷パケットを送信することにより、通信経路100に対して100Mbps の通信負荷をかけることができる。この様に複数台の装置から負荷パケットを送信することにより、各装置の処理負荷及び各装置から第1経路設定装置1までの各経路の通信負荷を増大させることなく、通信経路100に対して大きな通信負荷をかけることが可能となる。
その他の装置の構成及び機能については、実施の形態2と同様であるので、実施の形態2を参照するものとし、その説明を省略する。
前記実施の形態3では、送信装置及び各負荷送信装置から同じサイズの負荷パケットを送信する形態を示したが、本発明はこれに限らず、夫々任意のサイズの負荷パケットを送信する等、様々な形態に展開することが可能である。また複数台の負荷送信装置を用いる場合、送信装置からは検出用パケットのみを送信する形態、即ち実施の形態2に複数台の負荷送信装置を適用する形態に展開する様にしても良い。
実施の形態4.
実施の形態4は、実施の形態2において、複数台の負荷送信装置を用い、夫々の負荷送信装置30から異なる送信周期で負荷パケットを送信する形態である。なお以降の説明において、実施の形態2と同様の構成要件については実施の形態2と同様の符号を付し、その説明を省略する。
図9は、本発明の実施の形態4における検出システムの構成を示す概念図である。実施の形態4は、2台の負荷送信装置30を備えており、2台の負荷送信装置30から夫々異なる送信周期で負荷パケットを送信する。2台の負荷送信装置30から夫々異なる送信周期で負荷パケットを送信することにより、通信経路100に対し、送信周期の積及び差に基づく周期で揺らぐ通信負荷がかかることになる。なお揺らぎの周期T0 は、2台の負荷送信装置30から送信される負荷パケットの送信周期T1 及びT2 を用いた下記の式1にて示すことができる。
T0 =|(T1 ・T2 )/(T1 −T2 )| …式1
図10は、本発明の実施の形態4における検出システムにて通信経路100を通過するパケットの時間変化を示す概念図である。図10中Cは、第1の送信周期で送信される負荷パケットであり、図10中Dは、第1と異なる第2の送信周期で送信される負荷パケットである。図10に示す様に異なる送信周期で負荷パケットを送信することにより、負荷パケットの送信間隔に粗密が発生する。
図11は、本発明の実施の形態4における検出システムにて通信経路100の通信負荷の時間変化を示す概念図である。図11は、横軸に時間をとり、縦軸に通信負荷をとってその関係を示し、図10に示す様な異なる周期の負荷パケットが通信経路100に送信された場合に発生する通信負荷の時間変化を示しており、上述した式1にて示される周期で揺らぐ通信負荷が発生している。この様に2台の負荷送信装置30から異なる送信周期で負荷パケットを送信することにより、負荷パケットを送信するプログラムを特に変更することなく時間的に変化する通信負荷を通信経路100にかけることができる。
その他の装置の構成及び機能については、実施の形態2と同様であるので、実施の形態2を参照するものとし、その説明を省略する。
前記実施の形態4では、2台の負荷送信装置から負荷パケットを送信する形態を示したが、本発明はこれに限らず、3台以上の負荷送信装置から負荷パケットを送信する様にしても良く、また負荷パケットを送信する装置の1台を送信装置としても良い等、様々な形態に展開することが可能である。
本発明の実施の形態1における検出システムの構成を示す概念図である。 本発明の実施の形態1における検出システムにて通信経路を通過するパケットの時間変化を示す概念図である。 本発明の実施の形態1における検出システムにて用いられる各種装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における通信システムにて検出される通信状況の基礎データを示すグラフである。 本発明の実施の形態1における通信システムにて検出される通信状況の基礎データを示すグラフである。 本発明の実施の形態2における検出システムの構成を示す概念図である。 本発明の実施の形態2における検出システムにて用いられる各種装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3における検出システムの構成を示す概念図である。 本発明の実施の形態4における検出システムの構成を示す概念図である。 本発明の実施の形態4における検出システムにて通信経路を通過するパケットの時間変化を示す概念図である。 本発明の実施の形態4における検出システムにて通信経路の通信負荷の時間変化を示す概念図である。
符号の説明
1 第1経路設定装置
2 第2経路設定装置
3 第3経路設定装置
4 第4経路設定装置
5 第5経路設定装置
6 第6経路設定装置
10 送信装置
20 検出装置
30 負荷送信装置
40 負荷受信装置
100 通信経路

Claims (4)

  1. 通信経路に対する負荷に応じた受信遅れ時間の分布を示す基礎データを取得し、
    前記通信経路を介した通信サービスの提供中に、前記通信経路に対して所定の負荷を与える第1のパケット群を該通信経路を介して伝送し、
    前記第1のパケット群による負荷が与えられた該通信経路を介して伝送される第2のパケットを用いて求めた遅延時間を前記基礎データと比較することにより、前記通信経路における通信状況の劣化の予兆を検出する
    ことを特徴とする検出方法。
  2. 前記第1のパケット群は、バースト的に送信されることを特徴とする請求項1に記載の検出方法。
  3. 前記第1のパケット群は、異なる送信装置から異なる送信周期で送信された複数のパケットを含むことを特徴とする請求項1に記載の検出方法。
  4. 通信経路に対する負荷に応じた受信遅れ時間の分布を示す基礎データを取得する手段と、
    前記通信経路を介した通信サービスの提供中に、前記通信経路に対して所定の負荷を与える第1のパケット群を該通信経路を介して伝送する手段と、
    前記第1のパケット群による負荷が与えられた該通信経路を介して伝送される第2のパケットを用いて求めた遅延時間を前記基礎データと比較することにより、前記通信経路における通信状況の劣化の予兆を検出する手段と
    を備えることを特徴とする検出装置。
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