JP2006311406A - ネットワーク品質計測方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パケット交換ネットワークにおけるネットワーク品質計測方法において、より少ない計測端末であっても、広範囲にわたるネットワークの品質を計測できるようにすることである。
【解決手段】 送信端末100は、受信端末200が送信元であるとしたパケットをルータ300に対して送信し、このパケットを受信したルータ300は受信端末200宛てのパケットを送信し、このパケットを受信した受信端末200ではその情報に基づきネットワークの品質計測を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パケット交換ネットワークに接続された計測装置や通信装置にてネットワークの品質を計測するネットワーク品質計測方法に関する。
従来、ネットワークの品質を詳細に計測するためには、ネットワークに接続した計測装置間でトラヒックを実際に発生させることが一般的である。ただし、この場合には、計測対象とするネットワーク経路を含むように計測装置を2台配置する必要があり、計測対象を変更するたびに配置を変更しなければならず、コストが大きいという問題があった。
また、ネットワーク機器のルーティングなど経路制御方法を変更することで計測装置間のパケットを任意のネットワーク経路を通過させるようにすることも可能であるが、この場合は、ネットワーク機器の設定を変更するコストが大きい問題があり、また、必ずネットワークの経路制御を変更できる運用権限を持つ必要があるため、利用できる状況が制限されるという問題があった。
このため、従来、端末からネットワーク中の任意の経路を通過させる方法が考案されている。たとえば、端末からネットワーク中の任意の経路を通過させる方法として、IP(Internet Protocol、RFC791)のソースルートオプションがある。また、これを利用して1台の端末からネットワーク中の往復経路を特定する方法が特許文献1に開示されている。
特開2000−49852号公報
しかし、ソースルートオプションは、サイバー攻撃の手段としても用いられるため、一般的なネットワークでは利用することができないという問題がある。
また、ネットワークの任意の経路の遅延変動を計測するためにはIPのタイムスタンプオプションを利用することが有望であるが、IPヘッダのオプション格納場所には制限があるため、ソースルートオプションとタイムスタンプオプションは同時に利用できないという問題もある。
本発明は上記課題にかんがみてなされたものであり、パケット交換ネットワークにおけるネットワーク品質計測方法において、より少ない計測端末であっても、広範囲にわたるネットワークの品質を計測できるようにすることを目的とする。
本発明による計測端末は、パケット交換ネットワークに送信端末と受信端末として接続され、ネットワーク内の任意の地点(アドレスC)を含むネットワーク経路を通過するようパケット内に宛先アドレスと送信元アドレスを格納したパケットを使用してネットワーク内にパケットを流し、これを利用してネットワークの品質を計測する。
品質を計測する際、送信端末は、受信端末のアドレスBを送信するパケットの送信元アドレスとして格納し、ネットワーク内の任意のアドレスCを宛先アドレスとして格納し、送信に対して返答が得られるサービスの要求パケット(ネットワークの指定する地点で応答が得られるサービスや、エラーパケットが返信されるものが利用可能である。たとえば、ICMP ECHOや、TTL ExceededとなるようにTTLを指定したパケットや、宛先到達不可となるようにアドレスを指定したものが利用できる。)を送出する。
送信端末から送出されたパケットはアドレスCを持つ地点で送信元アドレスとして記載されているアドレスBを持つ受信端末に向けて送信される。これによって、受信端末はアドレスCを経由したパケットを受け取ることができ、ネットワーク内の任意の地点を経由したネットワーク経路の品質を計測することが可能となる。
上記のアドレスを格納したパケットを利用し複数の計測装置を用いた計測をする場合、計測用パケットを識別することが困難となるが、本発明による計測端末では、パケットの判定方法を計測に先立ち計測端末間で通知しあい、これをもって計測用パケットを特定することを可能とする。
また、本発明では、上記の計測を複数のアドレスの組み合わせで実施することで通信品質が低下している箇所を特定する。
本発明によれば、ネットワークのルーティング設定を変更することや、IPのソースルートオプションを利用することなく、ICMP ECHOやTTL Exceededなどの一般的なサービスを利用し、ネットワーク内の任意の地点を経由する経路の品質を計測することが可能となる。
さらに、本発明では、経路を指定する方法でソースルートオプションを利用しないため、タイムスタンプオプションを利用することができ、ネットワークの任意の地点での時刻を取得することができ、ネットワークのいずれの地点で遅延が発生しているかを計測することが可能となる。
加えて、本発明では、任煮の地点を経由させた一方向の経路について品質を計測することが可能となるため、これと往復経路の品質計測と組み合わせることで、より詳細にネットワークの品質を計測することが可能となる。
本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明によるネットワーク品質計測方法の一実施の形態を適用するネットワークの構成を示す概略ブロック図である。
図1を参照すると、本発明の第一の実施の形態は、LAN、WAN、インターネットのようなネットワーク400、500、600にルータ300が存在するシステムにおいて、本発明による計測装置である送信端末100、受信端末200が接続されるものとする。
ルータ300は送信端末100、受信端末200とそれぞれ通信可能であるネットワーク内の任意の箇所に設置されていれば良いが、本実施の形態では、本発明によりネットワーク内の任意の地点を含む経路の品質を計測できることを示すため、ルータ300は送信端末100と受信端末200との間の送信端末100と受信端末200が直接通信する場合に用いる経路には無いものとする。
すなわち、本実施の形態では、送信端末100と受信端末200、送信端末100とルータ300、ルータ300と受信端末200は、それぞれネットワーク400、ネットワーク500、ネットワーク600を経由して通信するものとする。
送信端末100は、ルータ300を経由して受信端末200へ至る経路の品質をICMP ECHOを用いて計測するものとする。ただし、本発明はICMP ECHOに限定されるものではなく、要求パケットに対して返答が得られるサービスであればどのようなものであっても利用することができる。
送信端末100は、受信端末200へ計測の方法を通知する。この通知には、ルータ300からICMP ECHO REPLY パケットが到着する旨が記載されている。
送信端末100は、パケットの宛先アドレスをルータ300とし、送信元アドレスを受信端末200としたICMP ECHO REQUESTパケットを作成し、これをネットワーク500に送出する。
この送出され、ネットワーク500を経由したICMP ECHO REQUESTパケットはルータ300に到着する。ルータ300は該ICMP ECHO REQUESTパケットを受信する。ルータ300はICMP ECHO REQUESTパケットの返信として、ICMP ECHO REPLYパケットを送信元アドレスに記載されていた受信端末200へと送信する。
受信端末200は該ICMP ECHO REPLYパケットを受信し、事前に送信端末100から通知されていた計測方法と照合し、計測のためのパケットであった場合には、ネットワーク品質を算出する。
以上の方法により、送信端末100から、ネットワーク内の任意の地点(ルータ300)を経由して、受信端末200へ至る経路にパケットを通過させることが可能となり、各種品質の計測が可能となる。
たとえば、以下のような計測が可能となる。
・ 送信端末100からルータ300を経由し受信端末へ至る経路のスループット、パケットロス率を計測することができる。
・ 送信端末100にて一定間隔でパケットを送出し、受信端末200にてパケットの到着間隔を計測し、送信端末100が送出した間隔と比較することで、ネットワークの遅延がどれほど変動するかを計測することができる。
・送信端末100と受信端末200とがGPS装置などにより時刻同期している場合は、遅延を計測することができる。
さらに、本発明による計測方法では、任意の地点を通過するためにソースルートオプションを利用しないため、タイムスタンプオプションと組み合わせて利用することができる。タイムスタンプオプションとは、パケットが経由するルータにて、パケットが到着した時刻をタイムスタンプとしてパケット内に記録するものである。
タイムスタンプオプションでは、タイムスタンプを記録するルータを任意に指定することができるため、本発明による計測方法と組み合わせることにより、ネットワーク内の任意の地点を通過する経路のうち任意の地点でタイムスタンプを記録することができる。
たとえば送信端末からルータを経由し受信端末へと到着する複数のパケットについて、タイムスタンプが記録された時刻をそれぞれ比較することでネットワークの遅延がどれほど変動していたかを計測することができる。
図2は、タイムスタンプが記録されるネットワークの構成の一例を示す概略ブロック図である。
送信端末100から送信されたパケットは、ルータ301にてタイムスタンプが記録された後、ルータ300を経由し、またルータ302にてタイムスタンプが記録された後、受信端末200で受信される。
なお、本発明による計測は、ICMP ECHO をサポートしないネットワークの任意の地点であっても、あるパケットの転送に際し、エラーパケットなどの返信が得られる場合に利用可能である。
たとえば、IPのTTL(Time To Live)を指定して、任意の地点でTTLがExceedするようにすることで利用が可能である。TTLはパケットの生存時間として端末からパケットを送出する際にパケット内に格納するものであり、パケットがネットワークのルータを通過するたびに1ずつ減算され、TTLが0になると、TTLが0になった地点のルータからTTL EXCEEDED というエラーパケットが送信元アドレスに向けて送出される。
つまり、ICMP ECHOを利用する場合と同様にアドレスを指定したパケットを作成し、ルータ300においてTTLが0となるようにTTLを設定した計測パケットを送出することで、ICMP ECHOを利用した場合と同じ経路をパケットが通ることになる。
ただし、TTL EXCEEDした場合、送信端末がタイムスタンプオプションを付けたパケットを送出しても、ルータ300が生成するTTL EXCEEDEDパケットにはルータ300はタイムスタンプオプションを付けないため、タイムスタンプを利用する計測は実施することができない。
さらに、本発明による計測と、従来のPINGによる往復遅延の計測を組み合わせることで、ネットワークのいずれの箇所が輻輳しているかをより詳細に知ることができる。
たとえば、図3に示すように、図1に示したネットワーク600の中をより詳細したモデルを考える。
ネットワーク600の中にはネットワーク601とネットワーク602が存在し、パケットがネットワークを通過する向きに対して独立なキュー1〜4があるものとする。
従来のPINGによる計測では、図3中の経路3、経路4に示すように往復の遅延のみしか計測することができなかったため、受信端末がPINGによる計測を実施した場合、ネットワーク601かネットワーク602のいずれにおいて遅延が発生したかを知ることができたが、キュー1〜4のいずれに遅延が発生したかを特定することはできなかった。
本発明を用い、送信端末100からルータ300を介して受信端末へ至る経路1の遅延を計測し、かつ送信端末100と受信端末200を逆にして受信端末200からルータ300を介して送信端末100へ至る経路2の遅延を計測し、これと受信端末200からPINGにより経路3の遅延を計測し、図4に示す遅延が増加した経路の組み合わせにより、キュー1〜4のいずれにおいて遅延が発生したかを特定することができる。
ここで、上述したICMP ECHOを利用する本実施形態の動作手順について、具体的な実施例を参照して詳細に説明する。
図5は、図1に示した送信端末100や受信端末200を構成する計測装置の一例の内部構成を示すブロック図である。
図5に示すように、送信端末100や受信端末200を構成するこの例の計測装置650は、計測における送信側となる場合には、計測方法を作成し計測の受信側となる計測装置に渡し、計測パケットの作成を指示し、また計測における受信側となる場合には、計測方法を受信してパケット判定部にパケットの抽出条件を指示し、受信した計測結果の画面表示などをおこなう計測管理部651と、計測管理部651からの指示により計測パケットを生成し、ネットワーク処理部654に送信するパケット作成部652と、パケット作成部652の中で、特にパケット内に宛先アドレスとして経由させたいネットワーク内の任意の地点を宛先アドレスとして格納し、受信側となる計測装置のアドレスを送信元アドレスとして格納するアドレス作成部653、パケット作成部652から受け取った計測パケットをネットワークへと出力し、またネットワークから受信した計測パケットをパケット判定部655へと渡すネットワーク処理部654と、ネットワーク処理部654から受け取った計測パケットを参照し、該計測パケットが計測管理部651から指示された条件に一致する場合には計測部656に渡すパケット判定部655と、パケット判定部655から受け取った計測パケットを参照し、到着時刻、パケットサイズ、タイムスタンプなど、計測パケットの受信状況に関する情報と、計測パケットの受信状況に関する統計情報を計算して計測管理部651に通知する計測部656とから構成される。
アドレスAを持つ送信端末100が、任意のアドレスCを持つルータ300を経由しアドレスBを持つ受信端末200に至る計測を実施する場合の、計測の概要を図6に示す。
本実施例による計測は、送信端末100(アドレスA)にネットワークの任意の地点であるルータ300(アドレスC)を経由し、受信端末200(アドレスB)へ至る経路の品質をICMP ECHO REQUESTを利用して計測する旨計測の指示が出されることで開始される。
処理701では、送信端末100が受信端末200に処理方法を通知する。ここで、受信端末200においては、ルータ300からのICMP ECHO REPLYパケットが到着すると想定されるため、送信端末100は、受信端末200に計測パケットの判別方法として、宛先アドレスB、送信元アドレスC、ICMP ECHO、ICMP識別子番号を通知する(パケットのヘッダの例を図7に示す)。
また、送信端末100は受信端末200に計測結果の返信先として、送信端末100のアドレスAも受信端末200へ通知する。
処理702では、送信端末100が計測パケットを作成し送信する。計測パケットは、処理701で指定した識別子を持つICMP ECHO REQUEST パケットであり、送信端末100は、この計測パケットの宛先アドレスにルータ300のアドレスC、送信元アドレスに受信端末200のアドレスBを使用する。
処理703では、送信端末100が送出した計測パケットがルータ300に到着する。計測パケットはルータ300で動作しているICMPサーバに入力され、ICMPサーバはこのパケットを解釈し、ICMP ECHO REPLY パケットを送信する。このときICMPサーバは宛先アドレスとして計測パケットの送信元アドレスに格納されていた受信端末200のアドレスBを使用し、送信元アドレスにはルータ300のアドレスCを使用する。
処理704では、受信端末200がルータ300からのICMP ECHO REPLYパケットを受信する。受信端末200は、このパケットが送信端末100から通知されたパケット判定条件に一致する計測パケットであることを確認し、受信時刻、パケットロス率、などネットワークの品質を計算する。
処理705では、受信端末200は、計測結果を集計し、この集計結果を送信端末100へ通知する。
以上の手順により、本実施例による計測は実施される。
次に、送信端末100の処理の概要を図8に示す。
送信端末100としての本発明による計測装置650は、送信端末100(アドレスA)にネットワークの任意の地点であるルータ300(アドレスC)を経由し、受信端末200(アドレスB)へ至る経路の品質をICMP ECHO REQUESTを利用して計測する旨計測の指示がキーボード入力などによって与えられることで開始される。
処理801では、計測管理部651は、コマンドラインなどから入力されたコマンドオプションを解析し、計測において、宛先アドレスをルータ300のアドレスCとし、送信元アドレスを受信端末200のアドレスBとしたICMP ECHO パケットを使用すると判定する。
また、計測管理部651は、受信端末200にてルータ300からのICMP ECHOパケットが受信されると判定し、計測における受信端末となる受信端末200へと計測方法を通知するパケットを作成し、ネットワーク処理部654を通して、受信端末200へ通知する。
処理802では、計測管理部651は、宛先アドレスをルータ300のアドレスCとし、送信元アドレスを受信端末200のアドレスBとしたICMP ECHO REQUESTパケットを作成し送出する旨をパケット作成部652に指示を出す。
処理803では、パケット作成部652では、アドレス作成部653がパケットの宛先アドレスにルータ300のアドレスCを格納し、パケットの送信元アドレスに受信端末200のアドレスBを格納し、計測パケットを作成する。ネットワーク処理部654に計測パケットを渡す。
処理804では、ネットワーク処理部654が計測パケットをネットワークへと出力する。
処理805では、ネットワーク処理部654は受信端末200からの計測結果を受信し、パケット判定部655へ渡す。パケット判定部655は計測結果通知パケットであることを確認し、計測結果を計測管理部651へ渡す。計測管理部651は、計測結果を画面に表示するなどの方法で出力する。
次に、受信端末200の処理の概要を図9に示す。
受信端末200の処理は、任意のパケットが到着することで開始される。
処理901では、ネットワーク処理部654がパケット判定部655へパケットを渡す。
処理902では、パケット判定部655は、パケットの内容を参照し、これが通知パケットであるかを判定する。通知パケットであった場合には、通知パケットを計測管理部651に渡し、処理903へと進む。
処理903では、計測管理部651がパケットの内容を参照し計測方法を取得する。ここで、通知パケットは、アドレスCを送信元アドレスとするICMP ECHOパケットであり、ICMPの識別子が記されている。計測管理部651はパケット判定部655に送信元をアドレスCとする指定の識別子を持つICMPパケットを計測部656に渡すよう指示を出す。
処理904では、ネットワーク処理部654が受信したパケットがパケット判定部655に渡され、パケット判定部655は、前記指定された計測パケットであった場合には、計測部656に渡す。計測部656はパケットの到着時刻などからネットワークの品質を計測する。計測部656は計測結果を計測管理部651に渡す。
処理905では、計測管理部651は、計測結果を集計し、送信端末100へこの集計結果を報告する。
以上の処理によって、任意の地点を経由するネットワークの品質計測が可能となる。
また、本例の計測パケットにタイムスタンプオプションを付けることで、任意の地点を経由するネットワークのうち任意の地点でタイムスタンプを取得することが可能となり、タイムスタンプを取得した地点を通過した時刻の変動を観察することができるようになる。
ここでは、上述したTTL EXCEEDを利用する本実施の形態の動作手順について、具体的な実施例を参照して詳細に説明する。
この実施例2においても、図1に示した送信端末100や受信端末200を構成する計測装置の構成は、実施例1にて図5で示したものと同様であるので、ここでは図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、送信端末100や受信端末200を構成するこの例の計測装置650は、計測における送信側となる場合には、計測方法を作成し計測の受信側となる計測装置に渡し、計測パケットの作成を指示し、また計測における受信側となる場合には、計測方法を受信してパケット判定部にパケットの抽出条件を指示し、受信した計測結果の画面表示などをおこなう計測管理部651と、計測管理部651からの指示により計測パケットを生成し、ネットワーク処理部654に送信するパケット作成部652と、パケット作成部652の中で、特にパケット内に宛先アドレスとして経由させたいネットワーク内の任意の地点を宛先アドレスとして格納し、受信側となる計測装置のアドレスを送信元アドレスとして格納するアドレス作成部653、パケット作成部652から受け取った計測パケットをネットワークへと出力し、またネットワークから受信した計測パケットをパケット判定部655へと渡すネットワーク処理部654と、ネットワーク処理部654から受け取った計測パケットを参照し、該計測パケットが計測管理部651から指示された条件に一致する場合には計測部656に渡すパケット判定部655と、パケット判定部655から受け取った計測パケットを参照し、到着時刻、パケットサイズなど、計測パケットの受信状況に関する情報と、計測パケットの受信状況に関する統計情報を計算して計測管理部651に通知する計測部656とから構成される。
アドレスAを持つ送信端末100が、任意のアドレスCを持つルータ300を経由しアドレスBを持つ受信端末200に至る計測を実施する場合の、計測の概要を図10に示す。
本発明による計測は、送信端末100(アドレスA)にネットワークの任意の地点であるルータ300(アドレスC)を経由し、受信端末200(アドレスB)へ至る経路の品質を計測する旨計測の指示が出されることで開始される。
処理701では、送信端末100が受信端末200に処理方法を通知する。ここで、受信端末200においては、ルータ300からのTTL Exceededパケットが到着すると想定されるため、送信端末100は、受信端末200に計測パケットの判別方法として、宛先アドレスB、送信元アドレスC、TTL Exceed、ICMP識別子番号を通知する。また、送信端末100は受信端末200に計測結果の返信先として、送信端末のアドレスAも受信端末200へ通知する。
処理1702では、送信端末100が計測パケットを作成し送信する。計測パケットは、処理1701で指定した識別子を持つICMP ECHO REQUEST パケットであり、送信端末100は、この計測パケットの宛先アドレスにルータ300のアドレスC、送信元アドレスに受信端末200のアドレスBを使用する。
処理1703では、送信端末100が送出した計測パケットがルータ300に到着する。計測パケットに格納されたTTLは、ルータを経由するたびに減算されていき、ルータ300において計測パケットはTTLが0となり、ルータ300は送信元アドレスに格納されている受信端末200のアドレスBへとICMP TTL Exceeded パケットを送信する。RFC792の規定によりICMP TTL Exceededパケットでは、IPパケットのペイロード(データ)の先頭8Byteが格納され、つまり送信端末100が送出する際に付加したICMPヘッダの半分までが格納される。
処理1704では、受信端末200がルータ300からのICMP TTL EXCEEDEDパケットを受信する。受信端末200は、パケットのペイロード部分に格納されたICMPヘッダ内の識別子とパケットの送信元アドレス、宛先アドレスを参照し、このパケットが送信端末から通知されたパケット判定条件に一致する計測パケットであることを確認し、受信時刻、パケットロス率、などネットワークの品質を計算する。
処理1705では、受信端末200は、計測結果を集計し、この集計結果を送信端末100へ通知する。
以上の手順により、本実施例による計測は実施される。
次に、送信端末100の処理の概要を図11に示す。
送信端末100としての本発明による計測装置650は、送信端末100(アドレスA)にネットワークの任意の地点であるルータ300(アドレスC)を経由し、受信端末200(アドレスB)へ至る経路の品質をTTLを指定したパケットを利用して計測する旨計測の指示がキーボード入力などによって与えられることで開始される。
処理1801では、計測管理部651は、コマンドラインなどから入力されたコマンドオプションを解析し、計測において、宛先アドレスをルータ300のアドレスCとし、送信元アドレスを受信端末200のアドレスBとしたTTL=8を指定したICMP ECHO パケットを使用すると判定する。
また、計測管理部651は、受信端末200にてルータ300からのICMP TTL Exceededパケットが受信されると判定し、計測における受信端末となる受信端末200へと計測方法を通知するパケットを作成し、ネットワーク処理部654を通して、受信端末200へ通知する。
処理1802では、計測管理部651は、宛先アドレスをルータ300のアドレスCとし、送信元アドレスを受信端末200のアドレスBとし、TTLを8としたICMP TTL Exceededパケットを作成し送出する旨をパケット作成部652に指示を出す。
処理1803では、パケット作成部652では、アドレス作成部653がパケットの宛先アドレスにルータ300のアドレスCを格納し、パケットの送信元アドレスに受信端末200のアドレスBを格納し、TTLを8とした計測パケットを作成し、ネットワーク処理部654に計測パケットを渡す。
処理1804では、ネットワーク処理部654が計測パケットをネットワークへと出力する。
処理1805では、ネットワーク処理部654は受信端末200からの計測結果を受信し、パケット判定部655へ渡す。パケット判定部655は計測結果通知パケットであることを確認し、計測結果を計測管理部651へ渡す。計測管理部651は、計測結果を画面に表示するなどの方法で出力する。
次に、受信端末200の処理の概要を図12に示す。
受信端末200の処理は、任意のパケットが到着することで開始される。
処理1901では、ネットワーク処理部654がパケット判定部655へパケットを渡す。
処理1902では、パケット判定部655は、パケットの内容を参照し、これが通知パケットであるかを判定する。通知パケットであった場合には、通知パケットを計測管理部651に渡し、処理1903へと進む。
処理1903では、計測管理部651がパケットの内容を参照し計測方法を取得する。ここで、通知パケットは、アドレスCを送信元アドレスとするTTL Exceededパケットであり、ICMPの識別子が記されている。計測管理部651はパケット判定部655に送信元をアドレスCとする指定の識別子を持つICMPパケットを計測部656に渡すよう指示を出す。
処理1904では、ネットワーク処理部654が受信したパケットがパケット判定部655に渡され、パケット判定部655は、前記指定された計測パケットであった場合には、計測部656に渡す。計測部656はパケットの到着時刻などからネットワークの品質を計測する。計測部656は計測結果を計測管理部651に渡す。
処理1905では、計測管理部651は、計測結果を集計し、送信端末100へこの集計結果を報告する。
以上の処理によって、任意の地点を経由するネットワークの品質計測が可能となる。
また、パケットの経路を受信端末200へと向けるためにTTLがExceededする現象を利用することで、より汎用的に利用できる。これはネットワークで利用されているほぼ全てのルータがTTL Exceedの動作をサポートしているためである。
ここでは、実施例1による計測方法と、PINGによる計測を組み合わせ、ネットワーク内において品質低下がおこっている箇所をより詳細に特定するための実施例を詳細に説明する。この実施例3では、ネットワークの遅延が増加した箇所を特定する例を示すが、同様にパケットロスや、スループット、遅延の変動を計測する例も可能である。
たとえば、図3に示すように、図1に示したネットワーク600の中をより詳細したモデルを考える。
ネットワーク600の中にはネットワーク601とネットワーク602が存在し、パケットがネットワークを通過する向きに対して独立なキュー1〜4があるものとする。
従来のPINGによる計測では、図3中の経路3、経路4に示すように往復の遅延のみしか計測することができなかったため、受信端末がPINGによる計測を実施した場合、ネットワーク601かネットワーク602のいずれにおいて遅延が発生したかを知ることができたが、キュー1〜4のいずれに遅延が発生したかを特定することはできなかった。
ここで、本発明の実施例1による計測方法を用い、送信端末100からルータ300を介して受信端末200へ至る経路1の遅延を計測し、かつ送信端末100と受信端末200を逆にして受信端末200からルータ300を介して送信端末100へ至る経路2の遅延を計測する。
経路1のパケットは、キュー3とキュー4を通過するため、経路1の遅延が増加した場合には、キュー3もしくはキュー4のいずれかで遅延が増加したことになる。
同様に、経路2の遅延が増加した場合は、キュー1とキュー2のいずれかで遅延が増加したことになる。
同様に、受信端末200からのPINGパケットは、経路3ではキュー1とキュー4を通過し、経路4ではキュー1〜4を通過することになり、それぞれのPINGの計測結果で遅延が増加した場合には、いずれかのキューで遅延が増加したことになる。
上記の計測を組み合わせ、キュー1〜キュー4のいずれか1つで遅延が増加した場合には、図4に示す組み合わせで、特定することができる。
たとえば、キュー1で遅延が増加した場合には、これを通過する経路1と経路3と経路4において遅延が増加したことが観察されるはずである。
ただし、送信端末100から、ルータ300へ至る経路がキュー1とキュー2のいずれかを通過していないことを確認するため、それぞれの経路について、通過するルータのアドレスを確認し、送信端末100からルータ300との経路と、ルータ300から受信端末200との経路で重複がないこと(キューを共有していないこと)を確認することが望ましい。通過するルータはIPのレコードルートオプションをそれぞれの経路の計測とあわせて利用することで得ることができる。また、トレースルートプログラムを用いて得ることもできる。
ただし、経路1と経路2では、送信端末100からルータ300に至る経路で遅延が増加する可能性がある。この場合を除外するためには、経路5に示すように送信端末100からルータ300に対してPINGによる計測を行い、経路5の遅延を監視し、経路5に遅延の増加が見られないことを確認することが望ましい。もしも、経路5で遅延が増加する場合には、ネットワーク内で計測パケットが折り返される場所を変更することが望ましい。
たとえば、図13に示すようにルータ300の代わりにルータ301を経由する経路6、経路7、経路8に対して計測を実施するとよい。
本発明によるネットワーク品質計測方法の一実施の形態を適用するネットワークの構成を示す概略ブロック図である。 タイムスタンプが記録されるネットワークの構成の一例を示す概略ブロック図である。 図1に示したネットワーク600の中をより詳細したモデルを示すブロック図である。 各キューにおいて遅延が発生した場合の影響を受ける経路を示した表図である。 図1に示した送信端末100や受信端末200を構成する計測装置の一例の内部構成を示すブロック図である。 実施例1の計測の流れを示すフローチャートである。 パケットのヘッダの例を示す図である。 実施例1の送信端末100の処理のフローチャートである。 実施例1の受信端末200の処理のフローチャートである。 実施例2の計測の流れを示すフローチャートである。 実施例2の送信端末100の処理のフローチャートである。 実施例2の受信端末200の処理のフローチャートである。 送信端末100からルータ300までの間の遅延を求めるための構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 送信端末
200 受信端末
300 ルータ
400、500、600 ネットワーク
650 計測装置
651 計測管理部
652 パケット作成部
653 アドレス作成部
654 ネットワーク処理部
655 パケット判定部
656 計測部

Claims (22)

  1. ネットワーク内に配置された送信側端末から受信側端末へ計測パケットを送信し、送信側端末から受信側端末の間の計測パケットが経由したネットワーク経路の品質を測定する品質計測方法において、
    前記送信側端末と前記受信側端末とが、計測に先立ち計測方法もしくは計測用パケットの判別方法を通知し、
    前記送信側端末は、計測パケットとして、前記ネットワークに参加するノードや端末が、該計測パケットを受信した際に、該計測パケットがあらかじめ決められた条件を満たす場合に、該計測パケットの送信元アドレスへ返信パケットを送出するパケットを用い、
    前記送信側端末は、前記計測パケットの送信元アドレスとして、前記受信側端末のアドレスを指定したパケットを送出し、
    前記ネットワーク内のある地点で前記あらかじめ決められた条件が成立した場合に、該返答パケットの宛先アドレスとして前記受信端末のアドレスを持つ返答パケットが送出され、
    前記受信側端末は、前記返答パケットを受信することにより、前記計測パケットおよび前記返答パケットが経由したネットワーク経路の品質を測定する
    ことを特徴とするネットワーク品質計測方法。
  2. 前記計測に先立ち通知した計測方法もしくは計測用パケットの判別方法に基づき、前記受信端末が受け取ったパケット群のなかから前記計測用パケットを識別する
    ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク品質計測方法。
  3. 前記返答パケットは、前記計測パケットに対するエラーパケットである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク品質計測方法。
  4. 前記あらかじめ決められた条件として、前記計測パケットの通過ホップ数が閾値を超過したことという条件を用いる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれか1項に記載のネットワーク品質計測方法。
  5. 前記計測パケットとして前記送信側端末がICMP ECHO REQUESTパケットを使用する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のうちのいずれか1項に記載のネットワーク品質計測方法。
  6. タイムスタンプオプションを使用する
    ことを特徴とする請求項5に記載のネットワーク品質計測方法。
  7. 前記計測用パケットに格納されたタイムスタンプから、前記ネットワークにおける遅延の変動を計測する
    ことを特徴とする請求項6に記載のネットワーク品質計測方法。
  8. 前記送信側端末もしくは前記受信端末から前記ネットワークのある地点への往復経路についての品質計測を同時に実施し、該品質計測結果から、前記ネットワーク内の品質低下箇所を推定する
    ことを特徴とする請求項1ないし7のうちのいずれか1項に記載のネットワーク品質計測方法。
  9. ネットワーク内に配置された該送信側端末から受信側端末へ計測パケットを送信し、該送信側端末から受信側端末の間の計測パケットが経由したネットワーク経路の品質を測定するための送信側端末において、
    該送信側端末と前記受信側端末とが、計測に先立ち計測方法もしくは計測用パケットの判別方法を通知しあう通知手段と、
    計測パケットとして、前記ネットワークに参加するノードや端末が、該計測パケットを受信した際に、該計測パケットがあらかじめ決められた条件を満たす場合に、該計測パケットの送信元アドレスへ返信パケットを送出するパケットを用いて、前記計測パケットの送信元アドレスとして、前記受信側端末のアドレスを指定したパケットを送出する計測パケット送出手段と
    を備えたことを特徴とする送信側端末。
  10. 前記計測パケットとしてICMP ECHO REQUESTパケットを使用する
    ことを特徴とする請求項9に記載の送信側端末。
  11. ネットワーク内に配置された送信側端末から該受信側端末へ計測パケットを送信し、送信側端末から該受信側端末の間の計測パケットが経由したネットワーク経路の品質を測定するための受信側端末において、
    前記送信側端末と該受信側端末とが、計測に先立ち計測方法もしくは計測用パケットの判別方法を通知しあう通知手段と、
    該受信側端末宛てに送信されてきた返答パケットを受信することにより、前記送信側端末からの計測パケットおよび前記返答パケットが経由したネットワーク経路の品質を測定する品質測定手段と
    を備えたことを特徴とする受信側端末。
  12. 前記計測に先立ち通知しあった計測方法もしくは計測用パケットの判別方法に基づき、受け取ったパケット群のなかから前記計測用パケットを識別する計測用パケット識別手段をさらに備えたことを特徴とする請求項11に記載の受信側端末。
  13. 前記返答パケットは、前記計測パケットに対するエラーパケットである
    ことを特徴とする請求項11または12に記載の受信側端末。
  14. 前記計測用パケットに格納されたタイムスタンプから、前記ネットワークにおける遅延の変動を計測する変動計測手段をさらに備えたことを特徴とする請求項11に記載の受信側端末。
  15. ネットワーク内に配置された送信側端末から受信側端末へ計測パケットを送信し、送信側端末から受信側端末の間の計測パケットが経由したネットワーク経路の品質を測定するようコンピュータにて動作するネットワーク品質計測プログラムにおいて、
    前記送信側端末と前記受信側端末とが、計測に先立ち計測方法もしくは計測用パケットの判別方法を通知しあうステップと、
    前記送信側端末が、計測パケットとして、前記ネットワークに参加するノードや端末が、該計測パケットを受信した際に、該計測パケットがあらかじめ決められた条件を満たす場合に、該計測パケットの送信元アドレスへ返信パケットを送出するパケットを用い、
    前記送信側端末は、前記計測パケットの送信元アドレスとして、前記受信側端末のアドレスを指定したパケットを送出するステップと、
    前記ネットワーク内のある地点で前記あらかじめ決められた条件が成立した場合に、該返答パケットの宛先アドレスとして前記受信端末のアドレスを持つ返答パケットが送出され、
    前記受信側端末が、前記返答パケットを受信することにより、前記計測パケットおよび前記返答パケットが経由したネットワーク経路の品質を測定するステップと
    を備えたことを特徴とするネットワーク品質計測プログラム。
  16. 前記計測に先立ち通知した計測方法もしくは計測用パケットの判別方法に基づき、前記受信端末が受け取ったパケット群のなかから前記計測用パケットを識別するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項15に記載のネットワーク品質計測プログラム。
  17. 前記返答パケットは、前記計測パケットに対するエラーパケットである
    ことを特徴とする請求項15または16に記載のネットワーク品質計測プログラム。
  18. 前記あらかじめ決められた条件として、前記計測パケットの通過ホップ数が閾値を超過したことという条件を用いる
    ことを特徴とする請求項15ないし17のうちのいずれか1項に記載のネットワーク品質計測プログラム。
  19. 前記計測パケットとして前記送信側端末がICMP ECHO REQUESTパケットを使用する
    ことを特徴とする請求項15ないし18のうちのいずれか1項に記載のネットワーク品質計測プログラム。
  20. タイムスタンプオプションを使用する
    ことを特徴とする請求項19に記載のネットワーク品質計測プログラム。
  21. 前記計測用パケットに格納されたタイムスタンプから、前記ネットワークにおける遅延の変動を計測するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項20に記載のネットワーク品質計測プログラム。
  22. 前記送信側端末もしくは前記受信端末から前記ネットワークのある地点への往復経路についての品質計測を同時に実施し、該品質計測結果から、前記ネットワーク内の品質低下箇所を推定するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項15ないし21のうちのいずれか1項に記載のネットワーク品質計測プログラム。
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