JP4605573B2 - 全自動電気洗濯機における洗濯槽の固定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、全自動電気洗濯機の洗濯槽(脱水槽と兼用)の固定装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気製品を梱包する場合においては、機器本体やその付属品が段ボール箱の内部で動かないように保持することを目的として、各種緩衝材が機器と共に段ボール箱に収納されている。このような電気製品の内、全自動電気洗濯機は洗濯槽が遊動状態に支持されていることから、輸送時等に洗濯槽を固定するための装置が設けられている。
【0003】
洗濯槽を固定するための固定装置としては、成型が容易で緩衝性能に優れた発泡プラスチックが広く利用されていたが、近時使用後の処理の問題などから、段ボールで形成した固定装置が主流となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
段ボール製固定装置には、種々の構造のものがあるが、一般的に部品点数が多く組み立てにくいという問題がある。また、必要な強度を確保するために組み立てた状態で嵩高くなってしまうなどの問題もあり、使用箇所が限定されることやコスト高となる欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者は上記問題に鑑み鋭意研究の結果、本発明を成し得たものでありその特徴とするところは、全自動電気洗濯機に遊動状態に設けられた洗濯槽と該洗濯槽上部に開口する本体開口部周辺に接当させることによって該洗濯槽を固定する装置において、洗濯槽内部の横方向に架け渡す槽嵌込部材と、該槽嵌込部材から延設し本体開口部周辺に架け渡す本体嵌込部材とによって構成した段ボール製一体成形装置であって、該本体嵌込部材は、途中部分を折曲することによって下方に突出させたもので、該槽嵌込部材の架け渡し方向に設けた貫通孔に挿通する支持片を設けたことにある。
【0006】
ここで、本明細書中でいう「槽嵌込部材」とは、全自動電気洗濯機の脱水槽と兼用する洗濯槽内部の横方向に架け渡して設ける部材をいう。つまり、全自動電気洗濯機の正面から見て、洗濯槽の横方向に嵌め込む部材である。この場合、横方向だけでなく、前後方向にも移動しないようにする。一般的に洗濯槽は円筒形であることから、横方向の直径位置に嵌め込むようにすればよい。しかし、洗濯槽の嵌め込み部分が円弧状など前後方向の動きを規制できる形状でない場合は、槽嵌込部材を洗濯槽の前後方向にも接当させるようにして嵌め込む必要がある。本発明に係る固定装置は、両面段ボールや複両面段ボールなどで一体成形するため、槽嵌込部材などは二重や三重に折り重ねることによって、必要に応じて部分的に強度を高くさせるようにする。
【0007】
「本体嵌込部材」とは、槽嵌込部材から延設したもので、洗濯槽上部に開口する全自動電気洗濯機本体開口部周辺に周縁部を接当させる部材をいう。本体嵌込部材と槽嵌込部材を一体的に成型することによって、全自動電気洗濯機本体に対する洗濯槽の動きを防止する構造である。従って、本体嵌込部材も槽嵌込部材と同様に本体開口部に嵌め込んだ状態で、横方向及び前後方向に移動しない形状にする必要がある。
【0008】
また、本体嵌込部材の両側から上方に折曲させる本体接当片を延設して、該本体接当片を本体開口部に接当させるようにしてもよい。特に、洗濯槽に内蓋が設けられている場合など、本体嵌込部材を本体開口部の後方部に接当させることができない場合に、本体接当片の後端部を接当させて支持できる利点がある。
【0009】
本発明では、本体嵌込部材の途中部分を折曲することによって、下方に突出する支持片を設け、該支持片を槽嵌込部材の架け渡し方向に設けた貫通孔に挿通させる。これは、槽嵌込部材の補強を目的とするものである。このことから、本体嵌込部材は2つ折り構造となる。
【0010】
本体嵌込部材は、槽嵌込部材から直接的に延設する他、これらの間に少なくとも一つの接続片を介在させてもよい。接続片を設けることにより、槽嵌込部材に対し本体嵌込部材を厚みを持たせて折り曲げたり、該接続片で高さ調整することができ、本発明固定装置を本体開口部と洗濯槽の高さ方向の位置関係に弾力的に対応させることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す発明の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明に係る固定装置1の実施の形態の一例を示すもので、洗濯槽内部の横方向に架け渡す槽嵌込部材2と、該槽嵌込部材2から延設し全自動電気洗濯機の本体開口部周辺に架け渡す本体嵌込部材3とによって構成した段ボール製の一体成形品である。本発明の特徴は、本体嵌込部材3の途中部分を折曲することによって下方に突出する支持片4を設け、該支持片4を槽嵌込部材2の架け渡し方向に設けた貫通孔に挿通させた構造である。
【0013】
この固定装置1の使用状態は、図2のように全自動電気洗濯機Wに遊動状態に設けられている洗濯槽21内部の横方向に槽嵌込部材2を架け渡し、本体嵌込部材3を全自動電気洗濯機Wの本体開口部22に嵌め込むことによって、該洗濯槽21の遊動を防止している。本体嵌込部材3に設けた支持片4は、図3に示すように槽嵌込部材2に挿通することによって、該槽嵌込部材2の架け渡し方向の強度を高くしている。これは、一般的に全自動電気洗濯機Wは設置スペースの関係から、図2と図3のように前後方向に対し横方向の幅が狭いため、搬送時などに洗濯槽21の遊動によって全自動電気洗濯機Wの両側面に打痕が付きやすいという点を考慮したことによるものである。
【0014】
図4は、本発明に係る固定装置1の実施の形態の他の例を示すもので、本体嵌込部材3の周縁部に本体接当片6を延設したものである。また、槽嵌込部材2と本体嵌込部材3との間に接続片7を介在させて、該槽嵌込部材2に対する本体嵌込部材3の高さを調整できるようにすると共に、本体嵌込部材3が槽嵌込部材2からある程度以上離反しないように該槽嵌込部材2の底面側に引っ掛ける引掛片8を設けている。
【0015】
図5は、図4のブランクシートを組み立てた状態を示すもので、本体嵌込部材3の周縁に配して上方に折曲した本体接当片6の外面側を、全自動電気洗濯機Wの本体開口部22に接当させる。上方に折曲する本体接当片6を設けたことにより、装着時における本体嵌込部材3の沈み込みを防止することができる。また、本例では後方に配した本体接当片6の後端部を本体開口部22の後方部に接当させる構造としている。さらに、本体嵌込部材3の先端部に、取り外しやすくするための開口部9を設けると共に、該開口部を浮かせるための突片10を形成している。
【0016】
特に、後方に配した本体接当片6を本体開口部22の後方部に接当させて、本体嵌込部材3が後方へ移動するのを防止したことにより、図6のように洗濯槽21に内蓋23が設けられて本体嵌込部材3の後端部を本体開口部22に接当させることができない場合に、極めて有効な手段となる。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る全自動電気洗濯機における洗濯槽の固定装置は、全自動電気洗濯機に遊動状態に設けられた洗濯槽と該洗濯槽上部に開口する本体開口部周辺に接当させることによって該洗濯槽を固定する装置において、洗濯槽内部の横方向に架け渡す槽嵌込部材と、該槽嵌込部材から延設し本体開口部周辺に架け渡す本体嵌込部材とによって構成した段ボール製一体成形装置であって、該本体嵌込部材は、途中部分を折曲することによって下方に突出させたもので、該槽嵌込部材の架け渡し方向に設けた貫通孔に挿通する支持片を設けたことにより、輸送時などにおいて洗濯槽によって傷つきやすい洗濯機本体両側面の保護を確実にすることができる。
【0018】
また、槽嵌込部材に本体嵌込部材を折り重ねた段ボール製の一体構造であるため、非常にコンパクトで組み立てやすく、使用後の処理も容易である。さらに、本体嵌込部材の周縁に洗濯機の本体開口部の後方部に接当させる本体接当片を設けるようにすれば、洗濯槽に内蓋が設けられた構造の全自動電気洗濯機にも対応させることができるなど実用上極めて有益な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るの洗濯槽の固定装置の実施の形態の一例を示す裏面から見た斜視図である。
【図2】図1に示した固定装置の使用状態の一例を示す前後方向の概略断面図である。
【図3】図1に示した固定装置の使用状態の一例を示す横方向の概略断面図である。
【図4】本発明に係るの洗濯槽の固定装置の実施の形態の他の例を示すブランクシートである。
【図5】図4に示したブランクシートを組み立てた状態を示す斜視図である。
【図6】図5に示した固定装置の使用状態の一例を示す前後方向の概略断面図である。
【符号の説明】
W 全自動電気洗濯機
1 固定装置
2 槽嵌込部材
3 本体嵌込部材
4 支持片
5 貫通孔
6 本体接当片
7 接続片
8 引掛片
9 開口部
10 突片
21 洗濯槽
22 本体開口部
23 内蓋

Claims (5)

  1. 全自動電気洗濯機に遊動状態に設けられた洗濯槽と該洗濯槽上部に開口する本体開口部周辺に接当させることによって該洗濯槽を固定する装置において、洗濯槽内部の横方向に架け渡す槽嵌込部材と、該槽嵌込部材から延設し本体開口部周辺に架け渡す本体嵌込部材とによって構成した段ボール製一体成形装置であって、該本体嵌込部材は、途中部分を折曲することによって下方に突出させたもので、該槽嵌込部材の架け渡し方向に設けた貫通孔に挿通する支持片を設けたことを特徴とする全自動電気洗濯機における洗濯槽の固定装置。
  2. 槽嵌込部材と本体嵌込部材との間に接続片を介在させたものである請求項1記載の全自動電気洗濯機における洗濯槽の固定装置。
  3. 本体嵌込部材は、周縁部に上方に折曲させる本体接当片を延設したものである請求項1記載の全自動電気洗濯機における洗濯槽の固定装置。
  4. 洗濯槽は内蓋を備え、本体嵌込部材及び槽嵌込部材は該内蓋と洗濯槽の間にセットするものである請求項1記載の全自動電気洗濯機における洗濯槽の固定装置。
  5. 本体嵌込部材は、これに延設した本体接当片の後端部を本体開口部に接当させるものである請求項1又は4記載の全自動電気洗濯機における洗濯槽の固定装置。
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