JP4604811B2 - 光学式生体センサ、ベース装置、生体情報収集システム、及びセンサ通信方法 - Google Patents

光学式生体センサ、ベース装置、生体情報収集システム、及びセンサ通信方法 Download PDF

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本発明は、生体から脈波などの各種の情報を得ることができる光学式生体センサ、ベース装置、生体情報収集システム、及びセンサ通信方法に関するものである。
従来より、例えば医療現場などにおいて、患者等の状態を的確に把握するために、例えば光学式脈波センサが使用されていた。
この種の脈波センサでは、脈波を計測する際には、計測したデータをメモリに保存していた。そして、計測の終了後に、脈波センサと通信機能付きの充電器(基地局)とをケーブルに接続するとともに、基地局とパソコンとをケーブルで接続し、パソコンからの指令によって、脈波センサからデータをダウンロードする技術が知られている。
また、またこれとは別に、生体情報検出するセンサから、その情報を収集する基地局に対して、無線通信にてデータを送信する技術もあった(引用文献1〜3参照)。
特開平2003−275183号公報 特開平2003−309485号公報 特開平2000−270486号公報
しかしながら、上述した様に、脈波センサと基地局とをケーブルによって機械的に接続するシステムでは、破損や劣化によって接触不良が生じる恐れがあった。
また、データを無線で送信するシステムの場合には、生体情報の検出の回路等とは別に、専用の無線通信回路が必要になるという問題があった。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、故障が少なく簡易な構成で情報の送信や受信を行うことができる光学式生体センサ、ベース装置、生体情報収集システム、及びセンサ通信方法を提供することにある。
(1)請求項1の発明では、生体状態検出手段にて検出した生体の情報を、センサ側発光手段を用いて、光学式生体センサの送信相手であるベース装置に送信する。
つまり、光学式生体センサ(例えば脈波センサ)には、生体の情報(例えば脈波等)を検出するために、LED等のセンサ側発光手段を備えているので、このセンサ発光手段を用いて、生体の情報をベース装置に送信する。
これにより、従来の様な無線通信回路を用いたり通信用のケーブルで接続することが不要となるので、故障が少なく簡易な構成で容易に生体の情報を送信することができる。
尚、送信される生体の情報としては、光学式生体センサに測定されてメモリに記憶された各種の情報、つまり、反射光から得られる各種の信号、例えば脈波(脈拍数、脈拍間隔)や体動などを示す信号や、その信号を解析したことにより得られる情報が考えられる。また、測定された生の測定データ(メモリに記憶されたデータ)を送信するようにしてもよい。
また、本発明では、光学式生体センサは、生体状態検出手段によって生体の状態を検出する測定モードと、生体の情報をベース装置に送信する送信モードとを有するので、モードを切り換えることにより、各モードに対応した動作を行う。
尚、ベース装置からの指令信号(送信を指令する信号)があるまでは、ベース装置に生体の情報を送信することを待機する待機モードを備えていてもよい。
更に、本発明では、ベース装置側の端子との接触により又はベース装置側の端子と非接触で電磁気により検知する、センサ側受光手段とは異なるセンサ側接触検知部により、光学式生体センサがベース装置に装着されたことを検知することができる。
しかも、本発明では、センサ側接触検知部によってベース装置に装着されたことを検知した場合には、測定モードを送信モードに自動で切り換える。これにより、光学式生体センサがベース装置に装着された場合には、自動的に生体の情報を送信することができる。
)請求項の発明では、充電部を備えているので、ベース装置の電力供給構成により充電することができる。
尚、充電を行うために、光学式生体センサとベース装置とに互いに接触する端子を備えてもよいが、電磁気により電力を供給する構成としてもよい。
)請求項の発明では、センサ側発光手段として、2個以上の例えばLED等の発光手段を備えている。
従って、複数のセンサ側発光手段を用いて生体の情報を送信することにより、効率よく送信することができる。また、生体の情報を送信する手段と、チェックサムの様な情報のチェックを行う情報を送信する手段との様に、発光手段の役割を区別することができる。更に、例えば赤外LEDや緑LEDの様に、異なる種類のセンサ側発光手段を用いる場合には、各手段の特性に合わせた使用方法ができる。例えば、赤外LEDは体動の検出や情報の送信を行い、緑LEDは脈波の検出を行うように、役割を分けることができる。
)請求項の発明では、センサ側発光手段の表面側にレンズを配置している。
このレンズにより例えばLEDの集光性を高めることができ、また、例えばLEDやPDを保護することもできる。
)請求項の発明では、センサ側発光手段の表面側に透光性のカバーを配置している。
このカバーにより例えばLEDやPDを保護することができる。尚、カバーの内側にレンズを配置してもよい。
)請求項の発明では、カバーが可視光カット機能を有するので、可視光によるノイズをカットすることができる。
)請求項の発明は、光学式生体センサから生体の情報が送信されるベース装置であり、このベース装置では、ベース側光学装置部のベース側受光手段によって、生体の情報を受信する。
)請求項の発明では、ベース側発光手段によって、センサ側光学装置部(の
センサ側受光手段)に対して、各種の信号(例えば生体の情報送信を要求する指令信号等)を送信することができる。
)請求項の発明では、ベース側発光手段を用いて、センサ側受光手段に対して、センサ側受光手段からの生体の情報の送信を指令する指令信号を送信する。
10)請求項10の発明では、ベース装置は、光学式生体センサが接触した状態で装着される装着構造を備えている。従って、光学式生体センサをベース装置に装着することができる。
11)請求項11の発明では、光学式生体センサは、ベース装置に傾斜(垂直方向に対して斜め)して装着される。従って、重力によって、センサ側光学装置部とベース側光学装置部とを近接して(又は接触して)配置することができる。
12)請求項12の発明では、光学式生体センサは、ベース装置に対して水平に装着される。
13)請求項13の発明では、ベース装置にはベース側接触検知部を備えているので、光学式生体センサが装着された場合に、光学式生体センサのベース側接触検知部に対して、装着されたことを示す検知信号(例えば接触検知信号)を送信することができる。
尚、ベース側接触検知部としては、直接に接触する端子、又は電磁気により検知信号を送信する検知部を採用できる。
14)請求項14の発明では、電力供給構成を有するので、この電力供給構成により光学式生体センサの充電部を充電することができる。
尚、電力供給構成としては、直接に接触する端子、又は電磁気により充電を行う構成を採用できる。
15)請求項15の発明では、(センサ側発光手段に対応して)ベース側受光手段を、2個以上備えている。
従って、複数のベース側受光手段を用いて、効率よく生体の情報を受信することができる。また、生体の情報を受信する手段と、チェックサム等の様な情報のチェックを行う情報を受信する手段との様に、役割を区別することができる。
16)請求項16の発明では、ベース装置には、光学式生体センサが嵌め込まれる凹部を備えているので、光学式生体センサを簡単に装着することができる。
17)請求項17の発明は、凹部を例示したものである。底部側凹部には光学式生体センサの底部(装着する方向の先端側)が嵌め込まれ、側面側凹部には光学式生体センサのセンサ側光学装置部側が嵌め込まれる。
18)請求項18の発明は、溝状の凹部を例示したものである。
19)請求項19の発明では、側面側凹部の溝は、中央部が更に凹状となっているので、この凹状部分に、センサ側光学装置部を配置することができる。
20)請求項20の発明では、底部側凹部の深さは、光学式生体センサを嵌めたときに、バンドが邪魔にならない深さに設定されているので、光学式生体センサの装着を容易に且つ確実に行うことができる。これにより、送信も確実に行うことができる。
21)請求項21の発明は、基台部と立設部とを備えたベース装置を例示したものである。
22)請求項22の発明は、基台部と立設部との間に段差を有するので、バンド付き
の光学式生体センサの装着が容易である。
23)請求項23の発明では、光学式生体センサのバンドを立設部に外嵌することができる。
24)請求項24の発明では、立設部の側面に曲面を有するので、丸くなったバンドを簡単にかけることができる。
25)請求項25の発明では、ベース側発光手段の表面側にレンズを備えている。
このレンズにより例えばLEDの集光性を高めることができ、また、例えばLEDやPDを保護することもできる。
26)請求項26の発明では、ベース側発光手段の表面側に透光性のカバーを備えている。
このカバーにより例えばLEDやPDを保護することができる。尚、カバーの内側にレンズを配置してもよい。
27)請求項27の発明では、カバーに可視光カット機能を有する。
28)請求項28の発明では、生体情報収集システムは、光学式生体センサとベース装置とを備えている。
29)請求項29の発明では、センサ側発光手段を用いて送信された生体の情報を、ベース側受光手段によって受信することができる。
30)請求項30の発明では、ベース側発光手段を用いて送信された所定の指令信号(例えば光学式生体センサから生体の情報を送信させる信号)を、センサ側受光手段にて受信することができる。
31)請求項31の発明では、ベース側発光手段によって指令信号が送信された場合には、指令信号に基づいて、光学式生体センサを送信モードに設定する。これにより、光学式生体センサからベース装置に対して、生体の情報を送信することが可能になる。
32)請求項32の発明では、光学式生体センサがベース装置に装着された場合に、センサ側光装置部とベース側光装置部とは、互いに相対する位置に配置されるので、光学的な手段によって、好適に情報の送受信を行うことができる。
33)請求項33の発明では、光学式生体センサをベース装置に装着した場合に、発光手段側と受光手段側との距離及び位置が一定となるように、光学式生体センサとベース装置とを嵌め込む構造としている。
これにより、ベース装置に光学式生体センサを嵌め込んだ場合には、発光手段側と受光手段側との距離及び位置が常に一定となるので、精度良く情報の送受信を行うことができる。
尚、発光手段と受光手段としては、センサ側発光手段とベース側受光手段、ベース側発光手段とセンサ側受光手段が挙げられる。
34)請求項34の発明では、センサ側発光手段として赤外LEDを用いる場合には、ベース側受光手段の表面側に可視光カット部材を配置するので、可視光によるノイズをカットすることができる。
35)請求項35の発明では、ベース側光学装置部とセンサ側光学装置部とにレンズが配置されている場合には、互いのレンズの凹凸が嵌合する構成であるので、位置ずれがなく、光学的な手段によって、好適に情報の送受信を行うことができる。
36)請求項36の発明では、ベース側光学装置部とセンサ側光学装置部とに透光性のカバーが配置されている場合には、互いのカバーの凹凸が嵌合する構成であるので、位置ずれがなく、光学的な手段によって、好適に情報の送受信を行うことができる。
37)請求項37の発明では、ベース装置の端子と光学式生体センサの端子とが、機械的に接触する構成である。
38)請求項38の発明では、互いに接触する端子の形状により、光学式生体センサを装着する向きが規定される構成であるので、装着する向きを間違うことがない。
39)請求項39の発明では、ベース装置と光学式生体センサとの間の信号の送受信を、電磁気を用いて行う構成である。
40)請求項40の発明では、ベース装置から光学式生体センサに対して、電磁気を用いて電力を供給する構成である。
41)請求項41の発明では、センサ側光学装置部に2個以上のセンサ側発光手段が配置されている場合に、ベース側光学装置部には、各センサ側発光手段に対応してそれぞれベース側受光手段が配置されている。
従って、複数のセンサ側発光手段を用いて生体の情報を送信することにより、効率よく送信することができる。また、生体の情報を送信する手段と、チェックサム等の様な情報のチェックを行う情報を送信する手段との様に、役割を区別することができる。更に、例えば赤外LEDや緑LEDの様に、異なる種類のセンサ側発光手段を用いる場合には、各手段の特性に合わせた使用方法ができる。
42)請求項42の発明では、センサ側光学装置部及びベース側光学装置部に、複数対の発光手段及び受光手段を備え、複数対の発光手段及び受光手段を用いて、生体の情報の送信を行う。
尚、複数対の発光手段及び受光手段としては、例えば光学式生体センサに第1発光手段を備えるとともに、それに対応して、ベース装置に第1受光手段を備え、更に、光学式生体センサに第2発光手段を備えるとともに、それに対応して、ベース装置に第2受光手段を備えた場合が挙げられる。
43)請求項43の発明では、センサ側光学装置部及びベース側光学装置部に、複数対の発光手段及び受光手段を備え、複数対の発光手段及び受光手段を区別して用いて、生体の情報の送信と、送信される生体の情報のチェックを行うためのチェック情報を送信する。
尚、複数対の発光手段及び受光手段としては、例えば光学式生体センサに(生体の情報を送信するための)第1発光手段を備えるとともに、それに対応して、ベース装置に第1受光手段を備え、更に、光学式生体センサに(チェックサム等の情報を送信するための)第2発光手段を備えるとともに、それに対応して、ベース装置に第2受光手段を備えた場合が挙げられる。
(44)請求項44の発明は、生体に対して光を照射するセンサ側発光手段と、センサ側発光手段から照射され生体にて反射する反射光を受光するセンサ側受光手段と、センサ側受光手段にて受光した反射光に基づいて生体の状態を検出する生体状態検出手段と、を有するセンサ側光学装置部を備え、生体状態検出手段にて検出した生体の情報を、センサ側発光手段を用いて、光学式生体センサの送信相手のベース装置に送信する光学式生体センサと、センサ側発光手段によって送信された生体の情報を受信するベース側受光手段を有するベース側光学装置部を備え、光学式生体センサから生体の情報が送信されるベース装置と、を備えた生体情報収集システムであって、センサ側光学装置部及びベース側光学装置部に、複数対のセンサ側発光手段及びベース側受光手段を備え、ある対のセンサ側発光手段及びベース側受光手段を用いて、生体の情報の送信を行うとともに、他の対のセンサ側発光手段及びベース側受光手段を用いて、送信される生体の情報のチェックを行うためのチェック情報を送信する。
45)請求項45の発明は、光学式生体センサとベース装置との間のセンサ通信方法であって、センサ側発光手段を用いて、ベース側受光手段に対して、生体の情報を送信する。
46)請求項46の発明では、光学式生体センサがベース装置に装着された場合には、光学式生体センサからベース装置に、生体の情報を送信する。
47)請求項47の発明では、ベース装置から光学式生体センサに対して、所定の指令信号(生体の情報の送信を要求する信号)が送信された場合に、光学式生体センサからベース装置に、生体の情報を送信する。
48)請求項48の発明では、光学式生体センサがベース装置に装着された場合には、光学式生体センサを待機モードに設定し、ベース装置から指令信号を受信した場合には、光学式生体センサからベース装置に、生体の情報を送信する。
以下に本発明の最良の実施形態(実施例)を、図面と共に説明する。
ここでは、被験者の脈波等の生体情報を検出し、この情報をベース装置に対して送信することができる光学式生体センサ、ベース装置、生体情報収集システム、及びセンサ通信方法について説明する。
a)まず、本実施例の光学式生体センサについて説明する。
図1に示す様に、光学式生体センサは、人体の例えば指や手首等に取り付けて、脈波等を検出できる脈波センサ1である。
この脈波センサ1は、周知の光学式反射型センサであり、箱状のセンサ本体3と、(センサ本体3に接続され)伸縮性を有する環状のリストバンド5とを備えている。
センサ本体3の表側の表面には、表示部7と操作スイッチ9とを備えており、裏側の表面には、脈波等を光学的に検出するセンサ側(S側)光学装置部11を備えている
また、センサ本体3の左右方向(リストバンド5と垂直の方向)の一方の側面には、センサ本体3を充電するための一対のS側充電用端子13、15と、センサ本体3がベース装置17(図3参照)に装着されたことを検出するS側接触検知端子19とを備えている。尚、前記操作スイッチ9は、電源ONと電源OFFと脈波の測定開始の3位置に切り換えられるスイッチである。
図2に示す様に、脈波センサ1は、一対の発光素子、即ち緑光の発光ダイオード(S側緑LED)21と、赤外光の発光ダイオード(S側赤外LED)23と、その反射光を受光する1個のフォトダイオード(S側PD)25と、S側レンズ27とを備えている。
このうち、S側緑LED21は、基本性能として、その人体に対する反射光から(即ち毛細動脈にあるヘモグロビンの量の変化から)脈波を検出するためのものであり、S側赤外LED23は、その反射光の変化から、体動を検出するためのものである。
b)次に、本実施例のベース装置17について説明する。
図3に模式的に示す様に、ベース装置17は、脈波センサ1が装着して使用される通信機能付き充電器であり、脈波センサ1が載置される基台部31と、基台部31から斜めに立設される板状の立設部33とを備えている。
ベース装置17の基台部31の上面側には、図4に示す様に、脈波センサ1の充電用端子13、15及びS側接触検知端子19に対応して、脈波センサ1に対する充電を行うためのベース側(B側)充電用端子35、37と、S側接触検知端子19に接触するB側接触検知端子39を備えている。尚、B側充電用端子35、37及びB側接触検知端子39は、バネ(図示せず)により上方に付勢され上下に移動可能である。
前記図3に戻り、脈波センサ1のS側光学装置部11に対向して、ほぼ同様なB側光学装置部41が配置されている。つまり、B側光学装置部41は、B側赤外LED43、B側PD45、B側レンズ47を備えており、B側PD45はS側赤外LED23と対向して配置されるとともに、B側赤外LED43はS側PD25と対向するように配置されている。
また、図5(b)に示す様に、ベース装置17の基台部31には、脈波センサ1の底部形状に対応して、脈波センサ1が嵌合する溝状の底部側嵌合凹部51が設けられているので、脈波センサ1を装着方向に移動させて、ずれ無く底部側嵌合凹部51に嵌め込むことができる。
更に、図5(a)に示す様に、立設部33の脈波センサ1の装着側(同図下方)には、脈波センサ1の外形形状に合わせて、側面側嵌合凹部53が設けられており、この側面側嵌合凹部53の中央部、即ちS側光学装置部11及びB側光学装置部41に対応する位置には中央凹部55が設けられている。
また、図6に示す様に、脈波センサ1のリストバンド5は、ベース装置17の立設部33に外嵌するように配置される。また、立設部33の裏側(図6(b)の上方)に支柱57を設ける場合には、立設部33及び支柱57に外嵌するようにリストバンド5を配置する。尚、前記底部側嵌合凹部51の深さは、脈波センサ1を立設部33等に外嵌した場合に、リストバンド5が基台部31の表面に当たらない深さに設定されている。
c)次に、前記脈波センサ1及びベース装置17からなる生体情報収集システムの電気的構成について説明する。
本実施例の生体情報収集システムは、ベース装置17と、ベース装置17に装着(着座)される脈波センサ1とから構成されている。

そして、脈波センサ1の装着によって、S側光学装置部11とB側光学装置部41とが近接して対向し、それによって、S側赤外LED23とB側PD45とが対向するとともに、S側PS25とB側赤外LED43とが対向する。また、S側接触検知端子19とB側接触検知端子39とが接触する。尚、S側充電用端子13、15とB側充電用端子35、37とも接触する。
この生体情報収集システムでは、脈波センサ1は、S側光学装置部11により、脈波等の検出を行うとともに、脈波等の情報をベース装置17に出力し、一方、ベース装置17は、B側光学装置部41により、脈波センサ1から送信された情報を受信する。尚、ベース装置17はパソコン59に接続されており、脈波センサ1から送信された情報は、ベース装置17を介してパソコン59にダウンロードされる。以下、詳しく説明する。
・前記脈波センサ1は、脈波センサ1を制御するCPU61と、検出した脈波等の情報を記憶するメモリ63と、前記S側接触検知端子19と、前記S側赤外LED23と、前記S側緑LED21と、S側赤外LED23及びS側緑LED21を駆動するS側LEDドライブ回路65と、前記S側PD25と、S側PD25から入力した信号を増幅するS側増幅回路67と、S側増幅信号67から入力したアナログ信号を基準電圧と比較してデジタル信号を生成するS側比較回路69と、基準電圧を生成するS側基準電圧回路71とを備えている。
そして、前記CPU61は、測定モードにて、脈波や体動を検出を行うための制御を行う。即ち、S側ドライブ回路65を駆動して、S側赤外LED23及びS側緑LED21を制御し、S側PD25にて受光した信号から脈波や体動を検出するための処理を行い、その解析データを一旦メモリ63に記憶する。尚、S側比較回路69にて変換されたデジタル信号はCPU61に入力される。
また、CPU61は、送信モードにて、脈波等の情報をベース装置17に送信するための制御を行う。即ち、S側ドライブ回路65を駆動して、S側赤外LED23を制御し、メモリ63に記憶した情報を光学的な信号として、ベース装置17側に送信する。
・前記ベース装置17は、S側接触検知端子19に接触して信号(接触したことを報知する接触検知信号)を送信するB側接触検知端子39と、B側接触検知端子39に送信する接触検知信号を生成する接触検知信号回路73と、前記B側PD45と、B側PD45から入力した信号を増幅するB側増幅回路75と、B側増幅信号75から入力したアナログ信号を基準電圧と比較してデジタル信号を生成するB側比較回路77と、基準電圧を生成するB側基準電圧回路79と、前記B側赤外LED43と、B側赤外LED43を駆動するB側LEDドライブ回路81と、B側LEDドライブ回路81の制御信号を出力するとともにB側比較回路77からの信号を入力するシリアルインターフェース83とを備えている。
d)次に、本実施例における制御内容について説明する。
ここでは、脈波センサ1側にて行われる制御内容について、図8のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップ(S)100では、脈波センサ1とベース装置17とが接続されたか否かを判定する。つまり、S側接触検知端子19とB側接触検知端子39とが接触し、それによって、B側接触検知端子39からS側接触検知端子19に接触検知信号が入力されたか否かを判定する。ここで肯定判断されるとS110に進み、一方否定判断されるとその判定を繰り返す。
S110では、脈波センサ1がベース装置17に接続されたので、CPU61の制御モードを、測定モードから送信モードに切り換える。
続くS120では、送信モードにて、メモリ63に記憶された脈波等のデータをベース装置17側に送信する。即ち、データのダウンロードを実行し、一旦本処理を終了する。
つまり、本制御では、脈波センサ1がベース装置17に装着されると、脈波センサ1からベース装置17に自動的に脈波等の情報が送信される。
一方、脈波センサ1から送信された情報を受信したベース装置17では、その情報をパソコン59に送信する。
e)この様に、本実施例では、脈波センサ1がベース装置17に装着されたことを、脈波センサ1がB側接触検知端子39とS側接触検知端子19との接触によって検知した場合には、メモリ63に記憶したに脈波や体動等の生体の情報を、脈波センサ1のS側赤外LED23とベース装置17のB側PD45を用いて、ベース装置17に送信する。
これにより、従来の特別な無線通信回路を用いたり通信用のケーブルで接続する必要が無いので、故障が少なく、確実に且つ容易に生体の情報をベース装置17に送信することができる。よって、パソコン59では、ベース装置17を介して、生体の情報をダウンロードすることにより取得することができる。
次に、実施例2について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例では、前記実施例1とは制御内容が異なるので、その制御内容について説明する。尚、同様なハード構成には同様な番号を付す。
図9のフローチャートに示す様に、本実施例では、まず、S200では、脈波センサ1とベース装置17とが接続されたか否かを判定する。ここで肯定判断されるとS210に進み、一方否定判断されるとその判定を繰り返す。
S210では、CPU61の制御モードを、ダウンロード待機モードに切り換える。このダウンロード待機モードとは、ダウンロードを開始させるための信号(ダウンロード開始命令)が入力されるまでは、ダウンロードを待機させるためのモードである。
続くS220では、ベース装置17からダウンロード開始命令が来たか否かを判定する。ここで肯定判断されるとS230に進み、一方否定判断されるとその判定を繰り返す。
S230では、ダウンロード開始命令が来たので、CPU61の制御モードを、送信モードに切り換える。
S240では、データのダウンロードを実行し、一旦本処理を終了する。
つまり、本制御では、脈波センサ1がベース装置17に装着されると、ダウンロード待機モードに切り換え、ベース装置17からダウンロード開始命令が入力されると、脈波センサ1からベース装置17に脈波等の情報が送信される。
本実施例によっても、前記実施例1と同様な効果を奏する。
次に、実施例3について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例では、前記実施例1とは、脈波センサの構成と制御内容が異なるので、異なる構成や制御内容について説明する。
図10の示す様に、本実施例の脈波センサ91は、電源のON・OFFを行う電源スイッチ93と、制御モードを測定モードとダウンロード待機モードとに切り換えるモード切換スイッチ95とを備えている。
図11のフローチャートに示す様に、まず、S300では、モード切換スイッチ95が、ダウンロード待機モードか否かを判定する。ここで肯定判断されるとS310に進み、一方否定判断されるとS320に進む。
S310では、モード切換スイッチ95がダウンロード待機モードに設定されているので、CPU61の制御モードを、ダウンロード待機モードに設定する。
一方、S320では、制御モードを測定モードに設定する。
そして、前記ダウンロード待機モードでは、図12のフローチャートに示す様に、S400にて、脈波センサ1からベース装置17に対して、ダウンロード開始命令を要求するダウンロード開始要求信号を送信する。
続くS410では、脈波センサ1がダウンロード開始命令を受信したか否かを判定する。ここで肯定判断されるとS420に進み、一方否定判断されると前記S400に戻る。
S420では、ダウンロード開始命令を受信したので、CPU61の制御モードを、送信モードに切り換える。
S430では、データのダウンロードを実行し、一旦本処理を終了する。
つまり、本制御では、脈波センサ91のモード切換スイッチ95が操作され、ダウンロード待機モードに切り換えられた場合には、ベース装置17に対してダウンロード開始命令の入力を要求し、ベース装置17からダウンロード開始命令が入力されると、脈波センサ91からベース装置17に脈波等の情報が送信される。
本実施例によっても、前記実施例1と同様な効果を奏する。
次に、実施例4について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例では、前記実施例3とは制御内容が異なるので、その制御内容について説明する。
図13のフローチャートに示す様に、まず、S500では、モード切換スイッチ95が、ダウンロード待機モードか否かを判定する。ここで肯定判断されるとS510に進み、一方否定判断されるとS520に進む。
S510では、モード切換スイッチ95がダウンロード待機モードに設定されているので、CPU61の制御モードを、ダウンロード待機モードに切り換える。
一方、S520では、制御モードを測定モードに切り換える。
そして、前記ダウンロード待機モードでは、図14のフローチャートに示す様に、S600にて、ベース装置17から、ダウンロード開始命令を受信したか否かを判定する。ここで肯定判断されるとS610に進み、一方否定判断されると同じ判定を繰り返す。
S610では、ダウンロード開始命令を受信したので、CPU61の制御モードを、送信モードに切り換える。
S620では、データのダウンロードを実行し、一旦本処理を終了する。
つまり、本制御では、脈波センサ91のモード切換スイッチ95が操作され、ダウンロード待機モードに切り換えられた場合に、ベース装置17からダウンロード開始命令が入力されると、脈波センサ91からベース装置17に脈波等の情報が送信される。
本実施例によっても、前記実施例1と同様な効果を奏する。
次に、実施例5について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例では、前記実施例1とは、S側及びB側の光学装置部が異なる。
図15に示す様に、本実施例では、ベース装置のB側光学装置部のレンズ101は凹状であり、それに対向する脈波センサのS側光学装置部のレンズ103は凸状である。
つまり、B側光学装置部のレンズ101とS側光学装置部のレンズ103の凹凸形状は、ぴったりと嵌合する形状とされている。
従って、脈波センサをベース装置に装着した場合に、位置ずれなく装着できる。特に、B側光学装置部のレンズ101とS側光学装置部のレンズ103とを適切な位置に近接して配置できるので、ノイズの影響を排除して、データの送受信を好適に行うことができる。
次に、実施例6について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例では、前記実施例1とは、B側光学装置部が異なる。
図16に示す様に、本実施例では、ベース装置のB側光学装置部111には、レンズ113とB側PD115との間に、可視光線カットフィルム115が配置されている。
従って、赤外光を用いてデータの送受信を行う際に、可視光線によるノイズを防ぐことができる。
次に、実施例7について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例では、前記実施例1とは、S側及びB側光学装置部が異なる。
図17に示す様に、本実施例では、脈波センサのS側光学装置部121の表面(同図右方)には、平板状の透明のカバー123が配置されており、カバー123とS側赤外LED125との間には、レンズ127が配置されている。
また、ベース装置のB側光学装置部129の表面(同図左方)には、平板状の透明のカバー131が配置されており、カバー131とB側赤外LED133との間には、レンズ135が配置されている。
ここでは、カバー131とB側PD137との間に、可視光線カットフィルム139が配置されているが、カバー123、131に可視光線カットフィルムを配置したり、カバー123、131自身が可視光線をカットする性能を有するものを用いてもよい。
従って、赤外光を用いてデータの送受信を行う際に、可視光線によるノイズを防ぐことができる。また、カバー123、131の表面がフラットであるので、レンズが露出する場合に比べて表面が傷つきにくいという利点がある。
次に、実施例8について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例では、前記実施例1とは、S側及びB側の光学装置部が異なる。
図18に示す様に、本実施例では、ベース装置のB側光学装置部のカバー141は凹状であり、それに対向する脈波センサのS側光学装置部のカバー143は凸状である。
つまり、B側光学装置部のカバー141とS側光学装置部のカバー143の凹凸形状は、ぴったりと嵌合する形状とされている。
従って、脈波センサをベース装置に装着した場合に、位置ずれなく装着できる。特に、B側光学装置部のカバー141とS側光学装置部のカバー143とを適切な位置に近接して配置できるので、ノイズの影響を排除して、データの送受信を好適に行うことができる。
次に、実施例9について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例では、前記実施例1とは、S側及びB側の光学装置部が異なる。
図19に示す様に、本実施例では、ベース装置151のB側光学装置部153には、一対のB側PD155、157が配置されている。
つまり、脈波センサ159のS側光学装置部161のS側赤外LED163に対向して、一方のB側PD155が配置され、S側緑LED165に対向して、他方のB側PD157が配置されている。
従って、本実施例では、2組の発光及び受光の素子により、効率よく情報を送信することができる。
尚、例えばS側緑LED165と他方のB側PD157とを用いて、チェックサムの信号を送受信することにより、データの精度を高めることができる。
次に、実施例10について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例では、前記実施例1とは、脈波センサをベース装置に装着する構成が異なる。
図20に示す様に、本実施例では、平板状のベース装置171の上部に凹部173が設けられ、この凹部173に脈波センサ175が水平に搭載される構成である。
そして、凹部173内に配置されたB側光学装置部177と、脈波センサ175の下面側のS側光学装置部179とによって、情報の送受信を行う。
次に、実施例11について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は省略する。
本実施例では、前記実施例1とは、脈波センサをベース装置に装着する構成が異なる。
図21に示す様に、本実施例では、ベース装置181は、上面が斜めになった円盤状の基台部183と、基台部183の上部に立設された円柱状の立設部185とから構成されている。
基台部183の上面には、立設部185の根元に、脈波センサ本体187が嵌合する底部側嵌合凹部189が設けられている。
また、前記底部側嵌合凹部189は、立設部185側にわずかに傾斜しており、リストバンド191を立設部185に外嵌した際に、リストバンド191が上下方向にゆがまないよう程度に深さが設定されている。
従って、リストバンド191を立設部185に外嵌して、脈波センサ本体187を底部側嵌合凹部189に嵌めた場合は、S側及びB側の光学装置部(図示せず)は常に好ましい距離を保って配置されることになる。
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
(1)例えば、脈波センサは、測定によって得られた信号をそのまま記憶し、そのデータをベース装置側に送信するようにしてもよい。尚、ベース装置にパソコンを接続することなく、ベース装置にパソコンが行う機能を搭載するようにしてもよい。
(2)また、赤外LEDではなく、その他のLEDを使用してデータを送信するようにしてもよい。
実施例1の脈波センサを示す斜視図である。 実施例1の脈波センサによって脈波を測定する状態を示す説明図である。 実施例1の生体情報収集システムの構成を示す説明図である。 実施例1の生体情報収集システムにおける端子の接触状態を示す説明図である。 実施例1の脈波センサがベース装置に装着される状態を示す説明図である。 実施例1のバンド付きの脈波センサがベース装置に装着される状態を示す説明図である。 実施例1の生体情報収集システムの電気的構成を示すブロック図である。 実施例1の脈波センサにおける処理を示すフローチャートである。 実施例2の脈波センサにおける処理を示すフローチャートである。 実施例3の脈波センサの構成を示す説明図である。 実施例3の脈波センサにおけるメインの処理を示すフローチャートである。 実施例3の脈波センサにおける待機モードの処理を示すフローチャートである。 実施例4の脈波センサにおけるメインの処理を示すフローチャートである。 実施例4の脈波センサにおける待機モードの処理を示すフローチャートである。 実施例5の脈波センサとベース装置の光学装置部を示す説明図である。 実施例6の脈波センサとベース装置の光学装置部を示す説明図である。 実施例7の脈波センサとベース装置の光学装置部を示す説明図である。 実施例8の脈波センサとベース装置の光学装置部を示す説明図である。 実施例9の生体情報収集システムの構成を示す説明図である。 実施例10の生体情報収集システムの構成を示す説明図である。 実施例11の生体情報収集システムの構成を示す説明図である。
符号の説明
1、91、159、175…脈波センサ
17、151、171、181…ベース装置
21、165…S側緑LED
23、125、163…S側赤外LED
25…S側PD
43、133…B側赤外LED
45、115、137、155、157…B側PD
11、121、161、179…S側光学装置部
41、111、129、153、177…B側光学装置部
31、183…基台部
33、185…立設部
19…S側接触検知端子
39…B側接触検知端子

Claims (48)

  1. 生体に対して光を照射するセンサ側発光手段と、
    前記センサ側発光手段から照射され前記生体にて反射する反射光を受光するセンサ側受光手段と、
    前記センサ側受光手段にて受光した反射光に基づいて前記生体の状態を検出する生体状態検出手段と、
    を有するセンサ側光学装置部を備え
    前記生体状態検出手段にて検出した前記生体の情報を、前記センサ側発光手段を用いて、前記光学式生体センサの送信相手のベース装置に送信する光学式生体センサにおいて、
    前記生体状態検出手段によって生体の状態を検出する測定モードと、前記生体の情報を前記ベース装置に送信する送信モードと、を有し、
    前記光学式生体センサが前記ベース装置に装着されたことを、前記ベース装置側の端子との接触により又は前記ベース装置側の端子と非接触で電磁気により検知する、前記センサ側受光手段とは異なるセンサ側接触検知部を備え、
    該センサ側接触検知部によって前記光学式生体センサが前記ベース装置に装着されたことを検知した場合には、前記測定モードを前記送信モードに自動で切り換えることを特徴とする光学式生体センサ。
  2. 前記ベース装置の電力供給構成により充電される充電部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の光学式生体センサ。
  3. 前記センサ側発光手段を、2個以上備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学式生体センサ。
  4. 前記センサ側発光手段の表面側にレンズを配置したことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の光学式生体センサ。
  5. 前記センサ側発光手段の表面側に透光性のカバーを配置したことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の光学式生体センサ。
  6. 前記カバーが可視光カット機能を有することを特徴とする請求項に記載の光学式生体センサ。
  7. 前記請求項1〜のいずれか1項に記載の光学式生体センサから前記生体の情報が送信されるベース装置であって、
    前記センサ側発光手段によって送信された前記生体の情報を受信するベース側受光手段を有するベース側光学装置部を備えたことを特徴とするベース装置。
  8. 前記ベース側光学装置部には、更に、前記センサ側光学装置部に対して信号を送信するベース側発光手段を備えたことを特徴とする請求項に記載のベース装置。
  9. 前記ベース側発光手段を用いて、前記センサ側受光手段に対して、前記センサ側受光手段からの前記生体の情報の送信を指令する指令信号を送信することを特徴とする請求項に記載のベース装置。
  10. 前記ベース装置は、前記光学式生体センサが接触した状態で装着される装着構造を備えたことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載のベース装置。
  11. 前記光学式生体センサを前記ベース装置に装着した場合に、前記光学式生体センサを傾斜させる構成としたことを特徴とする請求項10に記載のベース装置。
  12. 前記ベース装置に対して前記光学式生体センサを水平に装着する構成としたことを特徴とする請求項10に記載のベース装置。
  13. 前記光学式生体センサが装着された場合に、前記光学式生体センサに検知信号を送信するベース側接触検知部を備えたことを特徴とする請求項7〜12のいずれか1項に記載のベース装置。
  14. 前記光学式生体センサの充電部を充電するための電力供給構成を有することを特徴とする請求項7〜13のいずれか1項に記載のベース装置。
  15. 前記ベース側受光手段を、2個以上備えたことを特徴とする請求項7〜14のいずれか1項に記載のベース装置。
  16. 前記ベース装置は、前記光学式生体センサを嵌め込む凹部を備えたことを特徴とする請求項7〜15のいずれか1項に記載のベース装置。
  17. 前記凹部は、前記光学式生体センサの底部に対応した底部側凹部及び/又はセンサ側光学装置部側に対応した側面側凹部であることを特徴とする請求項16に記載のベース装置。
  18. 前記凹部は、前記光学式生体センサの装着方向に沿った溝であることを特徴とする請求項16又は17に記載のベース装置。
  19. 前記側面側凹部の溝は、中央部が更に凹状となっていることを特徴とする請求項17又は18に記載のベース装置
  20. 前記底部側凹部の深さは、バンドを備えた前記光学式生体センサを嵌めたときに、前記バンドが邪魔にならない深さに設定されていることを特徴とする請求項17又は18に記載のベース装置。
  21. 前記ベース装置は、前記光学式生体センサを載置する基台部と、該基台部から立設される立設部とを備えることを特徴とする請求項7〜20のいずれか1項に記載のベース装置。
  22. 前記基台部と前記立設部との間に段差を有することを特徴とする請求項21に記載のベース装置。
  23. バンドを備えた前記光学式生体センサに対して、そのバンドを前記立設部に外嵌可能な構成としたことを特徴とする請求項21又は22に記載のベース装置。
  24. 前記立設部の側面に、曲面を有することを特徴とする請求項21〜23のいずれか1項に記載のベース装置。
  25. 前記ベース側発光手段の表面側にレンズを配置したことを特徴とする請求項7〜24のいずれか1項に記載のベース装置。
  26. 前記ベース側発光手段の表面側に透光性のカバーを配置したことを特徴とする請求項7〜24のいずれか1項に記載のベース装置。
  27. 前記カバーが可視光カット機能を有することを特徴とする請求項26に記載のベース装置。
  28. 前記請求項1〜のいずれか1項に記載の光学式生体センサと、前記請求項7〜27のいずれか1項に記載のベース装置と、を備えたことを特徴とする生体情報収集システム。
  29. 前記センサ側発光手段を用いて送信された前記生体の情報を、前記ベース側受光手段によって受信することを特徴とする請求項28に記載の生体情報収集システム。
  30. 前記ベース側発光手段を用いて送信された所定の指令信号を、前記センサ側受光手段にて受信することを特徴とする請求項28又は29に記載の生体情報収集システム。
  31. 前記ベース側発光手段によって前記指令信号が送信された場合には、前記指令信号に基づいて、前記光学式生体センサを前記送信モードに設定することを特徴とする請求項30に記載の生体情報収集システム。
  32. 前記光学式生体センサを前記ベース装置に装着した場合に、前記センサ側光装置部と前記ベース側光装置部とが、互いに相対する位置に配置される構成としたことを特徴とする請求項28〜31のいずれか1項に記載の生体情報収集システム。
  33. 前記光学式生体センサを前記ベース装置に装着した場合に、発光手段側と受光手段側との距離及び位置が一定となるように、前記光学式生体センサと前記ベース装置とを嵌め込む構造としたことを特徴とする請求項28〜32のいずれか1項に記載の生体情報収集システム。
  34. 前記センサ側発光手段として赤外LEDを用いる場合には、前記ベース側受光手段の表面側に可視光カット部材を配置することを特徴とする請求項28〜33のいずれか1項に記載の生体情報収集システム。
  35. 前記ベース側光学装置部と前記センサ側光学装置部とにレンズが配置されている場合に、互いのレンズの凹凸が嵌合する構成を有することを特徴とする請求項28〜34のいずれか1項に記載の生体情報収集システム。
  36. 前記ベース側光学装置部と前記センサ側光学装置部とに透光性のカバーが配置されている場合に、互いのカバーの凹凸が嵌合する構成を有することを特徴とする請求項28〜35のいずれか1項に記載の生体情報収集システム。
  37. 前記ベース装置の端子と前記光学式生体センサの端子とが、機械的に接触する構成を有することを特徴とする請求項28〜36のいずれか1項に記載の生体情報収集システム。
  38. 互いに接触する前記端子の形状により、前記光学式生体センサを装着する向きが規定される構成を有することを特徴とする請求項37に記載の生体情報収集システム。
  39. 前記ベース装置と前記光学式生体センサとの間の信号の送受信を、電磁気を用いて行う
    構成を備えたことを特徴とする請求項28〜38のいずれかに記載の生体情報収集システム。
  40. 前記ベース装置から前記光学式生体センサに対して、電磁気を用いて電力を供給する構成を備えたことを特徴とする請求項28〜39のいずれか1項に記載の生体情報収集システム。
  41. 前記センサ側光学装置部に2個以上のセンサ側発光手段が配置されている場合に、前記ベース側光学装置部に前記各センサ側発光手段に対応してそれぞれベース側受光手段を備えたことを特徴とする請求項28〜40のいずれか1項に記載の生体情報収集システム。
  42. 前記センサ側光学装置部及び前記ベース側光学装置部に、複数対の前記発光手段及び受光手段を備え、複数対の前記発光手段及び受光手段を用いて、前記生体の情報の送信を行うことを特徴とする請求項41に記載の生体情報収集システム。
  43. 前記センサ側光学装置部及び前記ベース側光学装置部に、複数対の前記発光手段及び受光手段を備え、ある対の前記発光手段及び受光手段を用いて、前記生体の情報の送信を行うとともに、他の対の前記発光手段及び受光手段を用いて、前記送信される生体の情報のチェックを行うためのチェック情報を送信することを特徴とする請求項41に記載の生体情報収集システム。
  44. 生体に対して光を照射するセンサ側発光手段と、前記センサ側発光手段から照射され前記生体にて反射する反射光を受光するセンサ側受光手段と、前記センサ側受光手段にて受光した反射光に基づいて前記生体の状態を検出する生体状態検出手段と、を有するセンサ側光学装置部を備え、前記生体状態検出手段にて検出した前記生体の情報を、前記センサ側発光手段を用いて、前記光学式生体センサの送信相手のベース装置に送信する光学式生体センサと、
    前記センサ側発光手段によって送信された前記生体の情報を受信するベース側受光手段を有するベース側光学装置部を備え、前記光学式生体センサから前記生体の情報が送信されるベース装置と、
    を備えた生体情報収集システムであって、
    前記センサ側光学装置部及び前記ベース側光学装置部に、複数対の前記センサ側発光手段及び前記ベース側受光手段を備え、ある対の前記センサ側発光手段及び前記ベース側受光手段を用いて、前記生体の情報の送信を行うとともに、他の対の前記センサ側発光手段及び前記ベース側受光手段を用いて、前記送信される生体の情報のチェックを行うためのチェック情報を送信することを特徴とする生体情報収集システム。
  45. 前記請求項1〜のいずれか1項に記載の光学式生体センサと前記請求項7〜27のいずれか1項に記載のベース装置との間のセンサ通信方法であって、
    前記センサ側発光手段を用いて、前記ベース側受光手段に対して、前記生体の情報を送信することを特徴とするセンサ通信方法。
  46. 前記光学式生体センサが前記ベース装置に装着された場合には、前記光学式生体センサから前記ベース装置に、前記生体の情報を送信することを特徴とする請求項45に記載のセンサ通信方法。
  47. 前記ベース装置から前記光学式生体センサに対して、所定の指令信号が送信された場合に、前記光学式生体センサから前記ベース装置に、前記生体の情報を送信することを特徴とする請求項45又は46に記載のセンサ通信方法。
  48. 前記光学式生体センサが前記ベース装置に装着された場合には、前記光学式生体センサを待機モードに設定し、前記ベース装置から指令信号を受信した場合には、前記光学式生体センサから前記ベース装置に、前記生体の情報を送信することを特徴とする請求項47に記載のセンサ通信方法。
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