JP4604615B2 - 印刷システム、印刷方法及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、印刷画像のつなぎ目における画質の劣化を抑制することを目的とする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
(B)前記搬送方向に並ぶ複数のノズルを移動方向に移動させるキャリッジと、
(C)移動する前記複数のノズルからインクを吐出させて画像を前記媒体に形成する形成動作と、前記搬送ユニットに前記媒体を所定の搬送量にて搬送させる搬送動作と、を交互に繰り返すコントローラであって、
ある形成動作で印刷すべき画像の中に前記移動方向に沿う空白部がある場合、
前記空白部よりも前記搬送方向下流側に印刷すべき画像を、前記ある形成動作で印刷し、
前記媒体を前記所定の搬送量にて搬送し、
前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像を、次の形成動作で印刷する
コントローラと、
(D)を備えることを特徴とする印刷システム。
このような印刷システムによれば、印刷画像につなぎ目がなくなるとともに、一定の搬送量で印刷を行うことができる。
ある形成動作で印刷すべき画像の中から前記移動方向に沿う空白部を検出し、
前記空白部が検出された場合、
前記空白部よりも前記搬送方向下流側に印刷すべき画像を、前記ある形成動作で印刷し、
前記媒体を前記所定の搬送量にて搬送し、
前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像を、次の形成動作で印刷する
ことを特徴とする印刷方法。
このような印刷方法によれば、印刷画像につなぎ目がなくなるとともに、一定の搬送量で印刷を行うことができる。
ある形成動作で印刷すべき画像の中から前記移動方向に沿う空白部を検出させ、
前記空白部が検出された場合、
前記空白部よりも前記搬送方向下流側に印刷すべき画像を前記ある形成動作で印刷させ、前記媒体を前記所定の搬送量にて搬送させ、前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像を次の形成動作で印刷させるため、前記空白部の前記搬送方向の幅を拡張させる
ことを特徴とするプログラム。
このようなプログラムによれば、印刷画像につなぎ目がなくなるとともに、一定の搬送量で印刷を行うことができる。
ある形成動作で印刷すべき画像の中に前記移動方向に沿う空白部がある場合、
前記空白部よりも前記搬送方向下流側に印刷すべき画像を、前記ある形成動作で印刷させ、
前記媒体を前記所定の搬送量にて搬送させ、
前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像を、次の形成動作で印刷させる
ことを特徴とするプログラム。
このようなプログラムによれば、印刷画像につなぎ目がなくなるとともに、一定の搬送量で印刷を行うことができる。
次に、印刷システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、以下の実施形態の記載には、コンピュータプログラム、及び、コンピュータプログラムを記録した記録媒体等に関する実施形態も含まれている。
<プリンタとコンピュータの構成について>
図2は、本実施形態のコンピュータ110とプリンタ1の全体構成のブロック図である。
図5は、ヘッド41の下面におけるノズルの配列を示す説明図である。ヘッド41の下面には、ブラックインクノズル群Kと、シアンインクノズル群Cと、マゼンタインクノズル群Mと、イエローインクノズル群Yが形成されている。各ノズル群は、各色のインクを吐出するための吐出口であるノズルを複数個(本実施形態では180個)備えている。
各ノズルには、それぞれインクチャンバー(不図示)と、ピエゾ素子が設けられている。ピエゾ素子の駆動によってインクチャンバーが伸縮・膨張し、ノズルからインク滴が吐出される。
図6は、プリンタドライバが行う基本的な処理の概略的な説明図である。既に説明された構成要素については、同じ符号を付しているので、説明を省略する。
コンピュータ110では、コンピュータに搭載されたオペレーティングシステムの下、ビデオドライバ112やアプリケーションプログラム114やプリンタドライバ116などのコンピュータプログラムが動作している。ビデオドライバ112は、アプリケーションプログラム114やプリンタドライバ116からの表示命令に従って、例えばユーザインターフェース等を表示装置120に表示する機能を有する。アプリケーションプログラム114は、例えば、画像編集などを行う機能を有し、画像に関するデータ(画像データ)を作成する。ユーザは、アプリケーションプログラム114のユーザインターフェースを介して、アプリケーションプログラム114により編集した画像を印刷する指示を与えることができる。アプリケーションプログラム114は、印刷の指示を受けると、プリンタドライバ116に画像データを出力する。
図7は、プリンタドライバのユーザインターフェースの説明図である。このプリンタドライバのユーザインターフェースは、ビデオドライバ112を介して、表示装置に表示される。ユーザーは、入力装置130を用いて、プリンタドライバの各種の設定を行うことができる。
また、ユーザーは、この画面上から、印刷の解像度(印刷するときのドットの間隔)を選択することができる。例えば、ユーザーは、この画面上から、印刷の解像度として720dpiや360dpiを選択することができる。そして、プリンタドライバは、選択された解像度に応じて解像度変換処理を行い、画像データを印刷データに変換する。
また、ユーザーは、この画面上から、印刷に用いられる印刷用紙を選択することができる。例えば、ユーザーは、印刷用紙として、普通紙や光沢紙を選択することができる。紙の種類(紙種)が異なれば、インクの滲み方や乾き方も異なるため、印刷に適したインク量も異なる。そのため、プリンタドライバは、選択された紙種に応じて、画像データを印刷データに変換する。
このように、プリンタドライバは、ユーザインターフェースを介して設定された条件に従って、画像データを印刷データに変換する。なお、ユーザーは、この画面上から、プリンタドライバの各種の設定を行うことができるほか、カートリッジ内のインクの残量を知ること等もできる。
図8は、印刷時の処理のフロー図である。以下に説明される各処理は、プリンタ側コントローラ60が、メモリ63内に格納されたプログラムに従って、各ユニットを制御することにより実行される。このプログラムは、各処理を実行するためのコードを有する。
図9は、ドット形成処理(S003)の様子の説明図である。図中左側の長方形は、紙に対するヘッド41の位置を示している。ヘッド41には複数のノズル群が設けられているが、ここでは説明を簡略化するため、ヘッド41にはブラックインクノズル群のみが設けられているものとする。
印刷すべき画像「AB」の搬送方向の長さは、ヘッド41のノズル♯1〜ノズル♯180の距離よりも長い。このため、プリンタ側コントローラ60は、1回目のドット形成処理で画像「AB」の上側を印刷した後、搬送処理により紙を搬送方向に搬送し、2回目のドット形成処理で残りの画像を印刷する。つまり、印刷画像「AB」は、2回のドット形成処理により、形成される。
<参考例>
図11Aは、通常の印刷方法を実行した場合の説明図である。
通常の印刷方法の場合、1回目のドット形成処理で印刷画像「ABC」及び印刷画像「XYZ」の上側が印刷され、2回目のドット形成処理で印刷画像「XYZ」の下側が印刷される。つまり、印刷画像「XYZ」は、2回のドット形成処理により、形成される。このため、印刷画像「XYZ」は、つなぎ目において画質の劣化が目立つ。
テキスト文書を印刷する場合、行間に空白が形成されることが多い。例えば、文字の幅に対して、空白の幅が1/2〜2倍に設定されることが多い。この説明図でも、画像「ABC」と画像「XYZ」との間に、空白が形成されている。
そこで、参考例の印刷方法では、空白の搬送方向下流側の画像(ここでは画像「ABC」)をまず印刷し、所定の搬送量よりも少ない搬送量で紙を搬送した後、次のドット形成処理で空白の搬送方向上流側の画像(ここでは画像「XYZ」)を印刷する。この参考例の印刷方法によれば、印刷画像のつなぎ目がなくなり、画質の劣化を抑えることができる。
図11Cは、本実施形態の印刷方法を実行した場合の説明図である。
本実施形態では、あるドット形成処理において印刷すべき画像に空白がある場合、この空白を拡張し、空白の搬送方向下流側の画像(ここでは画像「ABC」)をまず印刷し、所定の搬送量にて紙を搬送した後、次のドット形成処理で空白の搬送方向上流側の画像(ここでは画像「XYZ」)を印刷する。
本実施形態によれば、印刷画像につなぎ目がなくなり、また、一定の搬送量で印刷を行うことができる。
図12は、本実施形態の印刷方法のフロー図である。
まず、プリンタドライバは、アプリケーションプログラムから画像データを取得する(S101)。アプリケーションプログラムが文書作成支援プログラムの場合、プリンタドライバが取得する画像データは、テキストデータであることが多い。以下の説明では、プリンタドライバは、図13に示されるように、画像「ABC・XYZ」を示す画像データ(テキストデータ)を受け取るものとする。
次に、プリンタドライバは、色変換処理を行う(S103)。テキストが存在する画素(黒く塗りつぶされた画素)に対応するRGB画像データは(255、255、255)であり、CMYK画像データに変換されると、(0、0、0、255)になる。一方、空白の画素(塗りつぶされていない画素)に対応するRGB画像データは(0、0、0)であり、CMYK画像データに変換すると、(0、0、0、0)になる。以下、説明の簡略化のため、K平面に注目して説明を行う。
プリンタドライバは、対象となる領域中の空白行を検出する(S201)。対象となる領域は、1回のドット形成処理により印刷される印刷領域に対応する画素の範囲である。最初に対象となる領域を「第1対象領域」と呼ぶ。空白行の検出は、全ての画素のデータが「0」の行を検出することにより行われる。そして、このとき検出される空白行を「第1空白部」と呼ぶ。プリンタドライバは、空白行の有無を判断し(S202)、空白行がなければ、拡張処理ができないので(例えば、図10に示す状態)、処理を終了する(S202で「ない」)。
上記の実施形態は、主としてプリンタについて記載されているが、その中には、印刷装置、記録装置、液体の吐出装置、印刷方法、記録方法、液体の吐出方法、印刷システム、記録システム、コンピュータシステム、プログラム、プログラムを記憶した記憶媒体、表示画面、画面表示方法、印刷物の製造方法、等の開示が含まれていることは言うまでもない。
前述の実施形態では、第1空白部が一つであった。しかし、第1空白部が複数あっても良い。そして、複数の第1空白部がそれぞれ拡張されても良い。
例えば、第1空白部が2つある場合、前述のステップS205では、搬送方向上流側の空白部と第2空白部との間の画像の幅が、印刷対象領域の幅より狭いか否かが判断される。そして、第1空白部を2行分拡張する場合、前述のステップS207において、2つの第1空白部をそれぞれ1行分ずつ拡張する。
また、2つの第1空白部の幅が異なる場合、空白部の幅に応じて(例えば空白部の幅の比に応じて)、それぞれの空白部を拡張しても良い。例えば、第1空白部を3行分拡張する場合、前述のステップS207において、2つの第1空白部のうちの広い方を2行分拡張し、狭い方を1行分拡張しても良い。
前述の実施形態では、拡張処理をプリンタドライバ(詳しくは、プリンタドライバがインストールされたコンピュータ)が行っていた。しかし、拡張処理をプリンタ自身が行ってもよい。この場合、プリンタのプリンタ側コントローラ60は、メモリ63に記憶されたプログラムに従って、プリンタドライバから受信した印刷データを解析し、必要に応じて印刷データ中の画素データの並び替えを行い、拡張処理を行う。このようにプリンタが拡張処理を行う場合、プリンタ単体が印刷システムとなる。
前述の実施形態では、圧電素子を用いてインクを吐出していた。しかし、液体を吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
(1)前述のプリンタ1とコンピュータ110からなる印刷システムは、紙(媒体)を搬送方向に搬送する搬送ユニット20と、搬送方向に並ぶ複数のノズルを移動方向に移動させるキャリッジ31と、を備えている。そして、CPU162とメモリ163からなるコンピュータ側コントローラとプリンタ側コントローラ60(以下、コンピュータ側コントローラとプリンタ側コントローラ60を合わせて「コントローラ」と呼ぶ)は、移動する複数のノズルからインクを吐出させて画像を紙に形成するドット形成動作と、搬送ユニットに紙を所定の搬送量にて搬送させる搬送動作と、を交互に繰り返すことによって、紙に印刷画像を印刷する。
これは、第1空白部を拡張させても、第1空白部の下流側の画像を印刷すると必ずつなぎ目が生じるため、第1空白部を拡張させるメリットがないからである。
双方向印刷では、往路のインク着弾位置と復路の着弾位置とがズレやすいので、印刷画像のつなぎ目で画質が劣化しやすい。このため、本実施形態は、双方向印刷を行う場合に、特に効果がある。
但し、双方向印刷を行わない場合でも、前述の拡張処理を行っても良い。
但し、複数の空白部のうちの一方の空白部だけを拡張するようにしても良い。しかし、この場合、印刷画像が、元の画像と比較して、大きく変化する。
但し、閾値を設けずに、拡張処理を行うようにしてもよい。
但し、画素データを並び替えるのではなく、解像度変換前の画像の空白を拡張させるように、元の画像を加工しても良い。そして、加工された画像に基づいて印刷データを生成すれば、同様の効果を得ることができる。
但し、ハーフトーン処理前の256階調の画素データに基づいて拡張処理を行ってもよい。
そして、前述の印刷方法では、まず、ある形成動作で印刷すべき画像の中から移動方向に沿う第1空白部を検出する(S201)。その後、次の形成動作で印刷すべき画像の中から移動方向に沿う第2空白部を検出する(S203)。そして、第1空白部と第2空白部が検出され(S202、S204で「YES」)、第1空白部と第2空白部との間の画像の幅が1回のドット形成動作で印刷可能な幅よりも狭い場合(S205で「YES」)、第1空白部と第2空白部との間に印刷すべき画像を次の形成動作において印刷するため、第1空白部の搬送方向の幅を拡張する(S207)。
これにより、印刷画像につなぎ目がなくなるとともに、一定の搬送量で印刷を行うことができる。
そして、前述のプリンタドライバは、このようなコンピュータに、(a)第1空白部(あるドット形成動作で印刷すべき画像の中の移動方向に沿う空白部)を検出させ、(b)第1空白部が検出された場合、第1空白部の搬送方向の幅を拡張させる。この結果、コンピュータは、プリンタに、第1空白部よりも搬送方向下流側に印刷すべき画像をまず印刷させ、紙を所定の搬送量にて搬送させ、第1空白部よりも搬送方向上流側に印刷すべき画像を次のドット形成動作で印刷させることができる。
これにより、前述のプリンタドライバは、プリンタが一定の搬送量でつなぎ目のない印刷画像を印刷するように、コンピュータを制御することができる。
そして、前述のプリンタドライバ及びプリンタ側のプログラムは、このようなプリンタに、第1空白部がある場合に、第1空白部よりも搬送方向下流側に印刷すべき画像をまず印刷させ、紙を所定の搬送量にて搬送させ、第1空白部よりも搬送方向上流側に印刷すべき画像を次のドット形成動作で印刷させる。
これにより、前述のプリンタドライバ及びプリンタ側のプログラムは、プリンタに、一定の搬送量でつなぎ目のない印刷画像を印刷させることができる。
20 搬送ユニット、21 給紙ローラ、22 搬送モータ(PFモータ)、
23 搬送ローラ、24 プラテン、25 排紙ローラ、
30 キャリッジユニット、31 キャリッジ、
32 キャリッジモータ(CRモータ)、
40 ヘッドユニット、41 ヘッド、
50 検出器群、51 リニア式エンコーダ、52 ロータリー式エンコーダ、
53 紙検出センサ、54 光学センサ、
60 プリンタ側コントローラ、61 インターフェース部、62 CPU、
63 メモリ、64 ユニット制御回路
100 印刷システム
110 コンピュータ、
112 ビデオドライバ、 114 アプリケーションプログラム、
116 プリンタドライバ
120 表示装置、
130 入力装置、130A キーボード、130B マウス、
140 記録再生装置、140A フレキシブルディスクドライブ装置、140B CD−ROMドライブ装置、
161 インターフェース部、162 CPU、163 メモリ
Claims (13)
- (A)媒体を搬送方向に搬送する搬送ユニットと、
(B)前記搬送方向に並ぶ複数のノズルを移動方向に移動させるキャリッジと、
(C)移動する前記複数のノズルからインクを吐出させて画像を前記媒体に形成する形成動作と、前記搬送ユニットに前記媒体を所定の搬送量にて搬送させる搬送動作と、を交互に繰り返すコントローラであって、
ある形成動作で印刷すべき画像の中に前記移動方向に沿う空白部がある場合、
前記空白部よりも前記搬送方向下流側に印刷すべき画像を、前記ある形成動作で印刷し、
前記媒体を前記所定の搬送量にて搬送し、
前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像を、次の形成動作で印刷する
コントローラと、
(D)を備えることを特徴とする印刷システム。 - 請求項1に記載の印刷システムであって、
前記ある形成動作で印刷すべき画像の中に前記移動方向に沿う空白部があり、次の形成動作で印刷すべき画像の中に前記移動方向に沿う別の空白部があり、これら2つの空白部の間に印刷すべき画像の前記搬送方向の幅が、前記形成動作で媒体に形成できる画像の前記搬送方向の幅よりも大きい場合、
前記コントローラは、前記ある形成動作で印刷すべき画像の中にある前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像を、前記ある形成動作で印刷する
ことを特徴とする印刷システム。 - 請求項1又は2に記載の印刷システムであって、
前記キャリッジは、往復移動可能であり、
往路方向に前記キャリッジが移動して前記形成動作が行われ、前記搬送動作が行われた後、復路方向にキャリッジが移動して前記形成動作が行われる
ことを特徴とする印刷システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の印刷システムであって、
前記ある形成動作で印刷すべき画像の中に前記移動方向に沿う空白部が複数ある場合、前記コントローラは、
複数の空白部のうちの上流側の空白部よりも前記搬送方向下流側に印刷すべき画像を、前記ある形成動作で印刷し、
前記媒体を前記所定の搬送量にて搬送し、
前記複数の空白部のうちの上流側の前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像を、次の形成動作で印刷する
ことを特徴とする印刷システム。 - 請求項4に記載の印刷システムであって、
前記複数の空白部のそれぞれの前記搬送方向の幅に応じて、各空白部の前記搬送方向の幅を拡張することを特徴とする印刷システム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の印刷システムであって、
前記ある形成動作で前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像の前記搬送方向の幅が閾値以下のとき、前記空白部の前記搬送方向の幅を拡張することを特徴とする印刷システム。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の印刷システムであって、
マトリクス状に並ぶ画素に対応する画素データを並び替えて、前記画素データにより構成される前記画像の前記空白部の前記搬送方向の幅を拡張することを特徴とする印刷システム。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の印刷システムであって、
画素データの階調値を小さくするハーフトーン処理を行った後、前記空白部を検出することを特徴とする印刷システム。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の印刷システムであって、
前記画像はテキストであることを特徴とする印刷システム。 - (A)媒体を搬送方向に搬送する搬送ユニットと、
(B)前記搬送方向に並ぶ複数のノズルを移動方向に移動させるキャリッジと、
(C)移動する前記複数のノズルからインクを吐出させて画像を前記媒体に形成する形成動作と、前記搬送ユニットに前記媒体を所定の搬送量にて搬送させる搬送動作と、を交互に繰り返すコントローラであって、
ある形成動作で印刷すべき画像の中に前記移動方向に沿う空白部がある場合、
前記空白部よりも前記搬送方向下流側に印刷すべき画像を、前記ある形成動作で印刷し、
前記媒体を前記所定の搬送量にて搬送し、
前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像を、次の形成動作で印刷する
コントローラと、
(D)を備える印刷システムであって、
(E)前記ある形成動作で印刷すべき画像の中に前記移動方向に沿う空白部があり、次の形成動作で印刷すべき画像の中に前記移動方向に沿う別の空白部があり、これら2つの空白部の間に印刷すべき画像の前記搬送方向の幅が、前記形成動作で媒体に形成できる画像の前記搬送方向の幅よりも大きい場合、前記コントローラは、前記ある形成動作で印刷すべき画像の中にある前記空白部よりも前記搬送方向下流側に印刷すべき画像を、前記ある形成動作で印刷し、
(F)前記キャリッジは往復移動可能であり、往路方向に前記キャリッジが移動して前記形成動作が行われ、前記搬送動作が行われた後、復路方向にキャリッジが移動して前記形成動作が行われ、
(G)前記ある形成動作で印刷すべき画像の中に前記移動方向に沿う空白部が複数ある場合、前記コントローラは、
複数の空白部のうちの下流側の空白部よりも前記搬送方向下流側に印刷すべき画像を、前記ある形成動作で印刷し、
前記媒体を前記所定の搬送量にて搬送し、
前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像を、次の形成動作で印刷し、
(H)前記複数の空白部のそれぞれの前記搬送方向の幅に応じて、各空白部の前記搬送方向の幅を拡張し、
(I)前記ある形成動作で前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像の前記搬送方向の幅が閾値以下のとき、前記空白部の前記搬送方向の幅を拡張し、
(J)マトリクス状に並ぶ画素に対応する画素データを並び替えて、前記画素データにより構成される前記画像の前記空白部の前記搬送方向の幅を拡張し、
(K)画素データの階調値を小さくするハーフトーン処理を行った後、前記空白部を検出し、
(L)前記画像はテキストである
ことを特徴とする印刷システム。 - 媒体を所定の搬送量にて搬送する搬送動作と、前記搬送方向に並び移動方向に移動する複数のノズルからインクを吐出させ、画像を前記媒体に形成する形成動作と、を交互に繰り返す印刷方法であって、
ある形成動作で印刷すべき画像の中から前記移動方向に沿う空白部を検出し、
前記空白部が検出された場合、
前記空白部よりも前記搬送方向下流側に印刷すべき画像を、前記ある形成動作で印刷し、
前記媒体を前記所定の搬送量にて搬送し、
前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像を、次の形成動作で印刷する
ことを特徴とする印刷方法。 - 媒体を所定の搬送量にて搬送する搬送動作と、前記搬送方向に並び移動方向に移動する複数のノズルからインクを吐出させ、画像を前記媒体に形成する形成動作と、を交互に繰り返す印刷装置を制御する印刷制御装置に、
ある形成動作で印刷すべき画像の中から前記移動方向に沿う空白部を検出させ、
前記空白部が検出された場合、
前記空白部よりも前記搬送方向下流側に印刷すべき画像を前記ある形成動作で印刷させ、前記媒体を前記所定の搬送量にて搬送させ、前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像を次の形成動作で印刷させるため、前記空白部の前記搬送方向の幅を拡張させる
ことを特徴とするプログラム。 - 媒体を所定の搬送量にて搬送する搬送動作と、前記搬送方向に並び移動方向に移動する複数のノズルからインクを吐出させ、画像を前記媒体に形成する形成動作と、を交互に繰り返す印刷装置に、
ある形成動作で印刷すべき画像の中に前記移動方向に沿う空白部がある場合、
前記空白部よりも前記搬送方向下流側に印刷すべき画像を、前記ある形成動作で印刷させ、
前記媒体を前記所定の搬送量にて搬送させ、
前記空白部よりも前記搬送方向上流側に印刷すべき画像を、次の形成動作で印刷させる
ことを特徴とするプログラム。
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