JP4603926B2 - ガス吸収剤、その製造方法及びそれを用いたガスの吸収方法 - Google Patents
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Description
0.2m≦(b+c)/a≦50m (1)
0.2m≦(b+c)/a≦50m (1)
測定試料を直接試料台に乗せて、日本電子社製フーリエ変換赤外分光光度計「JIR−5500」を使用して、赤外線吸収スペクトル(拡散反射法)の測定を行った。
理学電機製回転対陰極X線回折装置「RINT−2400」を用いて、広角X線回折を行い、X線回折パターンを得た。詳細な測定条件を以下に記す。
X線源:CuKα線
X線波長:λ=1.5405Å
出力:40kV、100mA
検出器:シンチレーションカウンター
走査速度:1°/分
積算時間:FT=0sec
ステップサイズ:0.02°/ステップ
測定範囲(2θ):5〜80°
測定アタッチメント:粉末試料台
イオンスパッター装置を用いて、備え付けの金属板上に試料を載せて白金コートを施し、SEM観察用試料を作成した。日立製作所製走査型電子顕微鏡「S−4000」を使用し、加速電圧を4kV、倍率を25000倍としてSEM観察を行い、写真を撮影した。
測定試料を三菱化学製微量塩素硫黄分析計「TOX−10Σ」で燃焼させ、発生ガスをイオン交換水に吸収させて分析試料を作成した。ダイオネクス社製イオンクロマトグラフ装置「DX−120」を使用し、炭酸ナトリウム/炭酸水素ナトリウム水溶液を溶離液として、ろ液中のハロゲン含有量(ppm)を測定した。
白金るつぼにろ液を2g採取し、蒸発乾固後600℃で強熱して得られた灰分を塩酸に溶解しイオン交換水で希釈して分析試料を作成した。ジャーレルアッシュ社製ICP発光分析装置「IRIS AP」を使用し、高周波出力1150Wにて銅元素の重量を測定した。これから、ろ液(60g)に含まれる銅元素の全重量Wa(g)を算出した。一方、想定されるガス吸収剤の組成から、試験前にガス吸収剤に含まれていた銅元素の全重量Wb(g)を算出した。これらの値を用いて、下記式(2)から、ろ液中への銅イオンの溶出率S(%)を求めた。
S=(Wa/Wb)×100(%) (2)
[ガス吸収剤の製造方法]
(P−1)
攪拌器、滴下ロートおよび温度計を装着した内容積500mLの三ツ口フラスコに、トリメシン酸1.73g[カルボキシル基量(b):24.7mmol]、重量平均分子量25万のポリアクリル酸0.44g[カルボキシル基量(c):6.1mmol]及びメタノール/水混合溶媒(容量比1/2)300mLを仕込み、攪拌した。得られた混合液を85℃に加熱し、撹拌しながら、前記混合液に酢酸銅(II)・一水和物3.08g[多価金属(A)の塩の量(a):15.4mmol]のメタノール/水混合溶媒(容量比1/2)150mLを15分間かけて滴下した。滴下終了後、フラスコ内温を85℃に保ち、18時間撹拌を続けた。反応液内温を5℃に冷却し、反応系内に析出した固体をろ過し、メタノール/水混合溶媒(容量比1/2)20mLにて洗浄した後、得られた固体を120℃で4時間真空乾燥し、2.22gの金属錯体(D−1)を得た。金属錯体(D−1)について、赤外線吸収スペクトルの測定、X線回折パターンの測定及びSEM観察を行った。また、この金属錯体(D−1)をガス吸収剤(P−1)とした。
容積110mLの密閉容器内で、上記ガス吸収剤(P−1)1.0gをプロピレンカーボネート60g中に分散させ、前記容器中へ一酸化炭素ガスを供給した。内圧が0.2MPaとなった時点で供給を停止した後、容器内の圧力が低下して一定となるまでの圧力変化から、前記分散液中に吸収された一酸化炭素ガスの吸収量(mL)を算出した。なお、前記容器内は25℃に保たれていた。上記と同様の方法で、二酸化炭素、メタン及びエタンのガスについて、それぞれのガス吸収量を測定した。その後、前記分散液をろ過し、ろ液中のハロゲン含有量を測定した。また、ガス吸収剤(P−1)の組成が、2価の銅1モルが2モルのカルボキシル基と反応し、トリメシン酸及びポリカルボン酸が仕込み比と同じ比率でガス吸収剤(P−1)に含まれるものであると仮定して、ろ液中への銅イオンの溶出率を求めた。結果を表1に示す。また、二酸化炭素ガスを吸収させた分散液を減圧したところ、全量の二酸化炭素ガスが放出されることを確認した。これにより、前記ガス吸収剤は再利用可能であることが示唆される。
[ガス吸収剤の製造方法]
(P−2)
実施例1で得られた金属錯体(D−1)1.0gを、メタノール−水混合溶媒(容量比1:2)20mLに分散させ、系内を窒素置換し、撹拌しながら85℃に加熱した。これに分子量550のポリエチレングリコールジメタクリレート1.5gおよび過酸化ベンゾイル25mg(0.1mmol)を加え、85℃で30分撹拌した。反応液内温を5℃に冷却し、系中の固体をろ別して、メタノール/水混合溶媒(容量比1/2)20mLで洗浄し、150℃で2時間真空乾燥して1.8gの固体を得た。前記固体をガス吸収剤(P−2)とした。
上記の方法で得られたガス吸収剤(P−2)1.8gを用いた以外は、実施例1と同様の方法で、ガス吸収量及びろ液中のハロゲン含有量を測定した。ガス吸収剤(P−2)は、1.0gの金属錯体(D−1)が0.8gのポリマーによって被覆されたものであると仮定して、ろ液中への銅イオンの溶出率を求めた。結果を表1に示す。また、二酸化炭素ガスを吸収させた分散液を減圧したところ、全量の二酸化炭素ガスが放出されることを確認した。これにより、前記ガス吸収剤は再利用可能であることが示唆される。
[ガス吸収剤の製造方法]
(P−3)
攪拌器、滴下ロートおよび温度計を装着した内容積500mLの三ツ口フラスコに、トリメシン酸2.18g[カルボキシル基量(b):31.1mmol]、およびメタノール/水混合溶媒(容量比1/2)混合溶媒300mLを仕込み、攪拌した。得られた混合液を85℃に加熱し、撹拌しながら、該溶液に酢酸銅(II)・一水和物3.08g[多価金属(A)の塩の量(a):15.4mmol]のメタノール/水混合溶媒(容量比1/2)150mLを15分間で滴下した。滴下終了後、フラスコ内温を85℃に保ち、18時間撹拌を続けた。反応液内温を5℃に冷却し、反応系内に析出した固体をろ過し、メタノール/水混合溶媒(容量比1/2)20mLにて洗浄した後、得られた固体を200℃で4時間真空乾燥し、2.50gの金属錯体(D−3)を得た。金属錯体(D−3)について、赤外線吸収スペクトルの測定、X線回折パターンの測定及びSEM観察を行った。また、この金属錯体(D−3)をガス吸収剤(P−3)とした。
上記の方法で得られたガス吸収剤(P−3)を用いた以外は、実施例1と同様の方法で、ガス吸収量及びろ液中のハロゲン含有量を測定した。また、ガス吸収剤(P−3)の組成式をCu3{C6H3(COO)3}2と仮定して、ろ液中への銅イオンの溶出率を求めた。結果を表1に示す。また、二酸化炭素ガスを吸収させた分散液を減圧したところ、全量の二酸化炭素ガスが放出されることを確認した。
金属錯体(D−1)、金属錯体(D−3)、トリメシン酸、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸銅及び酢酸銅(II)・一水和物の赤外線吸収スペクトルの測定結果を、それぞれ図1〜6に示す。なお、前記ポリアクリル酸銅(II)は、分子量25000のポリアクリル酸のメタノール/水混合溶液(容量比1/2)に、酢酸銅(II)・一水和物のメタノール/水混合溶液(容量比1/2)を滴下し析出した固体を乾燥することによって得られた化合物を使用した。トリメシン酸及びポリアクリル酸の両スペクトルにおいて、フリーのカルボキシル基に由来する吸収ピーク(C=Oの伸縮吸収)が、1700cm−1付近に見られた。一方、ポリアクリル酸銅(II)及び酢酸銅(II)・一水和物のスペクトルにおいて、2価の銅に配位しているカルボキシル基(カルボキシアニオン)に由来する吸収ピーク(C=Oの伸縮吸収)が、それぞれ1550cm−1付近、1600cm−1付近に見られた。一方、金属錯体(D−1)のスペクトルにおいて、1700cm−1付近に吸収ピークはほとんど見られなかったのに対し、1550cm−1付近に吸収ピークが見られた。また、金属錯体(D−3)のスペクトルにおいても、金属錯体(D−1)と同様に、1700cm−1付近に吸収ピークはほとんど見られなかったのに対し、1600cm−1付近に強い吸収ピークが見られた。これらのことから、金属錯体(D−1)を構成するポリアクリル酸のカルボキシル基のほとんどが、カルボキシアニオンとして2価の銅に配位していることが示唆された。
金属錯体(D−1)及び金属錯体(D−3)のX線回折パターンの測定結果を、図7及び図8に示す。金属錯体(D−1)のX線回折パターンのメインピークは11.52°(2θ)にあり、半値幅は0.202°と求められた。一方、金属錯体(D−3)のX線回折パターンのメインピークは11.62°(2θ)にあり、半値幅は0.167°と求められた。このことから、ポリアクリル酸を使用することによって、メインピークが狭角側へシフトし、半値幅が広がることがわかった。このことは、ポリアクリル酸がネットワーク構造に取り込まれることで、結晶構造の面間隔dが広がって格子が緩むと共に、結晶の規則性が若干乱されることを示唆するものである。なお、金属錯体(D−1)及び金属錯体(D−3)の結晶構造のメインの面間隔dは、それぞれ7.68Å、7.61Åと求められた。
金属錯体(D−1)及び(D−3)のSEM観察写真を、それぞれ図9及び図10に示す。これから、金属錯体(D−1)が金属錯体(D−3)と同様に結晶構造を有することが示唆される。
Claims (20)
- 多価金属(A)と、分子量500未満の多価カルボン酸(B)と、分子量500以上のカルボキシル基を有する重合体(C)とからなる金属錯体(D)よりなるガス吸収剤。
- 多価金属(A)が2価の銅である請求項1記載のガス吸収剤。
- 多価カルボン酸(B)が、ベンゼン環の1位、3位及び5位にカルボキシル基を有するカルボン酸である請求項1又は2記載のガス吸収剤。
- 重合体(C)が、ポリ(メタ)アクリル酸である請求項1〜3のいずれか記載のガス吸収剤。
- 金属錯体(D)の赤外線吸収スペクトルにおいて、重合体(C)の有するカルボキシル基に由来する吸収ピークのうち、多価金属(A)に配位しているカルボキシル基に由来する吸収ピークの吸光度が、多価金属(A)に配位していないカルボキシル基に由来する吸収ピークの吸光度よりも大きい請求項1〜4のいずれか記載のガス吸収剤。
- 金属錯体(D)のX線回析パターンにおいて、結晶構造に由来するピークを持つ請求項1〜5のいずれか記載のガス吸収剤。
- 金属錯体(D)のX線回析パターンにおいて、同一の多価金属(A)及び同一の多価カルボン酸(B)のみからなる金属錯体のX線回析パターンに比べて、メインピークのピークトップが狭角側にあり、メインピークの半値幅が広い請求項6記載のガス吸収剤。
- 前記金属錯体(D)の粒子を、ポリマー(E)で被覆してなる請求項1〜7のいずれか記載のガス吸収剤。
- 多価金属(A)の塩と、分子量500未満の多価カルボン酸(B)と、分子量500以上のカルボキシル基を有する重合体(C)とを反応させて金属錯体を生成させることを特徴とするガス吸収剤の製造方法。
- 多価カルボン酸(B)と重合体(C)とを溶解させた溶液中に多価金属(A)の塩を加えてこれらを反応させる請求項9記載のガス吸収剤の製造方法。
- アルコール及び水の混合溶媒中で反応させる請求項9又は10記載のガス吸収剤の製造方法。
- 多価カルボン酸(B)のカルボキシル基量(b)と、重合体(C)のカルボキシル基量(c)とのモル比(b/c)が99.9/0.1〜50/50である請求項9〜11のいずれか記載のガス吸収剤の製造方法。
- 多価金属(A)の価数をmとしたとき、多価金属(A)の量(a)に対する、多価カルボン酸(B)及び重合体(C)の全カルボキシル基量(b+c)のモル比[(b+c)/a]が、下記式(1)を満足する請求項9〜12のいずれか記載のガス吸収剤の製造方法。
0.2m≦(b+c)/a≦50m (1) - 請求項1〜8のいずれか記載のガス吸収剤を用いて、液体中に溶存するガスを吸収させることを特徴とするガスの吸収方法。
- 前記液体が配位性有機化合物である請求項14記載のガスの吸収方法。
- 一酸化炭素、二酸化炭素、メタン及びエタンからなる群から選択される少なくとも一種のガスを吸収させる請求項14又は15記載のガスの吸収方法。
- 大気圧以上1MPa以下の圧力及び−40〜100℃の温度においてガスを吸収させる請求項14〜16のいずれか記載のガスの吸収方法。
- 前記液体中に溶存して化学反応を阻害するガスを吸収させる請求項14〜17記載のガスの吸収方法。
- 前記化学反応が触媒反応である請求項18記載のガスの吸収方法。
- 前記化学反応を行わせる前に、予め、前記液体中に溶存して化学反応を阻害するガスを吸収させる請求項18又は19記載のガスの吸収方法。
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