JP4603412B2 - 管継手連結装置 - Google Patents

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    • F16L37/32Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings at least one of two lift valves being opened automatically when the coupling is applied

Description

本発明は、多数の流体配管を同時に連結したり、同時に連結解除したりできるようにした集合管継手における管継手連結装置に関する。
この種の管継手連結装置は、例えば冷却液のための多数の流体配管を備える金型に固定され、該金型の流体配管の接続端子を構成する多数の第1管継手部材(例えば雄型管継手部材)を支持する第1管継手支持部材と、該第1管継手支持部材の多数の第1管継手部材にそれぞれ対応して嵌合連結される多数の第2管継手部材(例えば雌型管継手部材)を備え、第1管継手支持部材に対して近接・引離しを行うことによって、第2管継手部材を対応する第1管継手部材に対して同時に連結・連結解除するための第2管継手支持部材とから構成されるのが一般的である。
このような集合管継手の連結装置においては、その連結をするためには大きな力を必要とするため、先ず、作業者が第2管継手支持部材を把持して第1管継手支持部材に近接させて仮連結状態(すなわち、両管継手支持部材の雄型及び雌型連結部材は相互に嵌合連結された状態で、第1及び第2管継手部材は相互に整合され嵌合されてはいるが、まだ、それらに設けられた開閉弁の開放は行われてはいない状態)とし、次に、作業者が第2管継手支持部材に設けられているレバーを操作しカム機構を介して第2管継手支持部材を第1管継手支持部材に引き付けて、第1及び第2管継手部材をそれらの開閉弁が開放された状態での嵌合連結状態として連結操作を完了するようにしているのが一般的である。第2管継手支持部材を第1管継手支持部材から引離す場合には、上記カム機構を逆に動かして、連結操作のときは第2管継手支持部材に対して第1管継手支持部材に引付ける力を付与したカム部材を第2管継手支持部材から離す方向へ動かすとともにバネ力によって第2管継手支持部材を該カム部材に追従する方向に押しやることによって該第2管継手支持部材を第1管継手支持部材から離すようになっている。(特許文献1及び2参照)
しかし、第1及び第2管継手部材が嵌合連結されているときには、両部材間にシールリングが押圧された状態で密封が図られており、従って、第2管継手支持部材を第1管継手支持部材から引離そうとしてもシールリングを介して第1及び第2管継手部材が固着状態となり、作業者の手の力だけでは第2管継手支持部材を第1管継手支持部材から引離すことができない場合がある。その場合、作業者が体全体を使って引抜くことになるが、滑りやすい足場などでは非常に危険な作業になる。
また、カム機構を操作するレバーは、第2管継手支持部材と第1管継手支持部材との連結を完了した時点で、当該管継手連結装置から突出するような状態にある該レバーを取り外せるようにしているものがある。これは、作業者が突出した状態にあるレバーに当たったり、また、その様なことでレバーが意図せずに回動されて、連結が解除されてしまう危険を防止したりするためである。しかし、このような連結装置においては、連結解除操作するときに該レバーを再び取り付けなければならず、従って、その分、時間がかかるだけでなく、外したレバーを適正に保管しておかなければ紛失の可能性もあり、維持管理だけでなく作業能率を更に悪化させることになる。
特開平7−35282号 米国特許3,214,195号
本発明は、以上のような点に鑑み、作業者が安全に連結解除操作を行うことができ、また、連結完了した時点では不用意に連結解除がされたりすることがなく確実に連結状態を維持し、更に、レバーの維持管理、取付・取外といった煩雑な作業をすることがない管継手連結装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は
第1管継手部材を支持する第1管継手支持部材と、
該第1管継手部材に嵌合連結される第2管継手部材を備え、該第1管継手支持部材に対して近接した所定の連結位置とされることにより該第2管継手部材を該第1管継手部材に嵌合連結し、第1管継手支持部材から引き離されることにより該第2管継手部材の該第1管継手部材との嵌合連結を解除するようにされた第2管継手支持部材と、
該第2管継手支持部材を第1管継手支持部材にロックするロック手段であって、
該第1管継手支持部材に取り付けられ該第2管継手支持部材に向けて突出するシャンクと、
該第2管継手支持部材に設けられ、該シャンクを受け入れる受入孔を有する筒状部材と、
該筒状部材に半径方向で変位可能に取り付けられた係合子と、
該筒状部材の外周面上に取り付けられ、該係合子を半径方向内側に押圧して該係合子を該受入孔内に突出した突出位置とする係合子押圧位置と、該突出位置から半径方向外側に所定距離だけ変位するのを許容する係合子開放位置との間で変位可能とされた係合子操作部材とを有し、
該シャンクがその外周面に、該係合子操作部材により該突出位置とされた該係合子を受け入れて、該シャンクを該筒状部材に対して該軸線方向で固定するための係合凹部を有してなる
ロック手段と、
該第2管継手支持部材に取り付けられ、該筒状部材にリンク接続された連結操作部材であって、
該係合凹部が係合子操作部材により突出位置とされた係合子を受け入れた状態の該筒状部材をその軸線方向で該受入孔の奥側に変位させることにより、第2管継手支持部材を第1管継手支持部材に引き寄せて、該第2管継手部材が該第1管継手部材に嵌合連結された状態にする連結完了位置と、
該係合凹部が該係合子操作部材により突出位置とされた係合子を受け入れた状態の該筒状部材をその軸線方向で、該連結完了位置とされたときの位置から、該受入孔のシャンク受入開口側に所定距離だけ変位させることにより、第2管継手支持部材と第1管継手支持部材との間の間隔を拡げ、該第2管継手部材の該第1管継手部材との嵌合連結を解除された状態にする管継手連結解除位置と
の間で変位可能とされた連結操作部材と
を有することを特徴とする管継手連結装置を提供する。
すなわち、この管継手連結装置においては、連結操作部材が筒状部材にリンク接続されており、前述の従来の連結装置のようにバネを介することなく連結解除操作するようになっており、たとえ第1及び第2管継手部材の間に固着が生じていたとしても、それらを強制的に引き離すことができ、従って、従来の連結装置における前述の如き問題を解消することができる。
具体的には、
該連結操作部材は、該管継手連結解除位置とされたときの該筒状部材を更に該受入孔のシャンク受入開口側に所定距離だけ変位させることにより、該筒状部材を該係合子操作部材に対して相対的に変位させ、該係合操作部材を係合子開放位置とする連結終了位置に変位可能とすることができる。
すなわち、連結操作部材を連結終了位置とすることにより、第2管継手支持部材を第1管継手支持部材から引離すことが可能となる。
更に具体的には、
該連結操作部材が、第2管継手支持部材に取り付けられた回動シャフトであって、その長手方向軸線の周りで回動されるようになされた回動シャフトとされ、
該回動シャフトが、該回動シャフトの該長手方向軸線の周りでの回動に伴って所定の円弧に沿って変位する駆動子を有し、
該駆動子が該筒状部材に対して摺動連接されており、該回動シャフトにより該駆動子を変位させることにより、該筒状部材をその長手方向軸線方向で変位するようにされており、
該回動シャフトが該連結完了位置、該管継手連結解除位置、及び、該連結終了位置の間で回動変位可能としたものとすることができる。
この場合、
該回動シャフトが、その長手方向軸線が該筒状部材の長手方向軸線に対して直角となるようにされ、
該筒状部材が、該駆動子と摺動係合する摺動溝を有し、
該回動シャフトを回動して、該駆動子を変位させることによって、該筒状部材をその長手軸線方向で変位することができるようにすることができる。
また、この管継手連結装置では、
該係合子操作部材が、該筒状部材上で該軸線方向において変位可能で、該係合子開放位置と、該係合子開放位置よりも該受入孔のシャンク受入開口側の位置とされた該係合子押圧位置との間で変位可能とされ、
該係合子操作部材と該筒状部材との間には、該係合子操作部材を該軸線方向で該シャンク受入開口側に向けて付勢する圧縮コイルバネが設けられ、
該筒状部材には、該圧縮バネによって付勢された該係合子操作部材と係合して該係合子操作部材を該圧縮コイルバネの付勢力に抗して該係合子押圧位置に留めるストッパ部材が設けられ、
第2管継手支持部材には、連結操作部材を管継手連結解除位置から連結終了位置に変位することにより該筒状部材を該受入孔のシャンク受入開口側に変位させるときに、該筒状部材上の該係合子操作部材を該第2管継手支持部材に係止して該筒状部材に対して相対的に変位させて該係合子開放位置とするための係止部材が設けられたものとすることができる。
また、
該回動シャフトには、それを横断方向で貫通し、かつ、摺動可能した操作レバーを設けることができる。該操作レバーは、その一端に作業者が把持するグリップ部を有し、該グリップ部が該回動シャフトから離れて、該グリップ部を作業者が把持して該回動シャフトの回動操作を可能とする延出位置と、該回動シャフトが連結完了位置とされたときに該グリップ部が該回動シャフト側に近づけられた引込み位置との間で変位可能とされ、該第2管継手支持部材には、引込み位置とされた該操作レバーの該回動シャフトから延出する当該操作レバーの他端側に係合して該回動シャフトの軸線を中心とする当該操作レバーの回動を阻止する回動阻止部を設けるようにすることができる。すなわち、このようにすることにより、該回動シャフトが連結完了位置とされたときに該操作レバーを引込位置として、グリップ部が当該連結装置から突出した状態のままにされるのをなくし、且つ、作業者が意図せずに該操作レバーに当たって、回転シャフトを回転してしまうといったことを防止することができる。
この場合、グリップ部を中空の円筒状の樹脂製部材により形成し、所定以上の外力が該グリップ部にかけられた場合に破断するようにすることができる。すなわち、該グリップ部に作業者が当たっても怪我などをしないようにするものである。
本発明に係る管継手連結装置においては、第1管継手支持部材に対して第2管継手支持部材を引付けたり引き離したりするのに、第1管継手支持部材のシャンクを第2管継手支持部材の筒状部材に嵌合連結した状態で、該筒状部材を変位させることにより行うが、該筒状部材を変位させるための連結操作部材が該筒状部材に対して、従来の管継手連結装置のようにバネを介するのではなく、リンク接続されるので、連結状態にあった第1及び第2管継手支持部材を引き離すときに、第1及び第2管継手部材が固着していても、連結操作部材の操作により強制的に確実に引き離すことができる。また、操作レバーは、連結完了位置とされたときに、引込み位置とされるので、作業者が意図せずに当たってしまったり、また、そのことによって操作レバーが回動されてしまったりすることを防ぐことができる。
以下、本発明に係る管継手連結装置の実施形態を添付図面に基づき説明する。
図1a乃至図1cは、本発明に係る管継手連結装置10の連結操作を示しており、また、図2a乃至図2cは、同管継手連結装置10の連結解除操作を示している。
図示のように、該管継手連結装置10は、第1(雄型)管継手部材12を支持する第1管継手支持部材14と、該第1管継手部材に嵌合連結される第2(雌型)管継手部材16を支持する第2管継手支持部材18とを有する。
第1管継手支持部材14は、例えば、樹脂成形用金型(図示せず)に固定され、第1管継手部材12が金型に多数設けられる冷却用配管に接続されるようにするものであり、図における第1管継手部材12は1個のみが示されているが、冷却配管の数に応じた数だけ設けられる。第2管継手支持部材18の第2管継手部材16は、冷却媒体供給源からの供給導管又は排出導管(図示せず)に接続されるようになっており、第1管継手部材12の数に応じた数だけ設けられる。
管継手連結装置10は、第2管継手支持部材18を第1管継手支持部材14に連結ロックするロック手段20を有する。すなわち、ロック手段20は、第1管継手支持部材14に取り付けられ第2管継手支持部材18に向けて突出するシャンク22と、第2管継手支持部材18に設けられ、シャンク22を受け入れる受入孔24を有する筒状部材26と、筒状部材26に半径方向で変位可能に取り付けられたボール状の係合子28と、筒状部材26の外周面上に軸線方向で変位可能に取り付けられた筒状の係合子操作部材30とを有する。係合子操作部材30は、係合子28を半径方向内側に押圧して係合子28を該受入孔24内に突出した突出位置とする係合子押圧位置(図1b、図1c、図2a、図2b)と、突出位置から半径方向外側に所定距離だけ変位するのを許容する係合子開放位置(図1a、図2c)との間で変位可能とされている。シャンク22の外周面には、係合子操作部材30により突出位置とされた係合子28を受け入れて、シャンク22を筒状部材26に対して軸線方向で固定するための環状の係合凹部32が設けられている。
また、該管継手連結装置10は、該第2管継手支持部材18に取り付けられ、該筒状部材26にリンク接続されて、該筒状部材26を軸線方向(図で見て左右方向)で変位させる連結操作部材、図示の例では回動シャフト36を有している。回動シャフトの詳細は後述するが、該回動シャフト36は、
係合凹部32が係合子操作部材30により突出位置とされた係合子28を受け入れた状態(図1b)の筒状部材26をその軸線方向で受入孔24の奥側に変位させることにより、第2管継手支持部材18を第1管継手支持部材14に引き寄せて、第2管継手部材18が第1管継手部材14に嵌合連結された状態(図示の例では、第1及び第2管継手部材に設けられている開閉弁38、40が開放された状態)にする連結完了位置(図1c、図2a)と、
係合凹部32が係合子操作部材30により突出位置とされた係合子28を受け入れた状態の筒状部材26をその軸線方向で、当該シャフトが連結完了位置(図1c、図2a)とされたときの位置から、受入孔24のシャンク受入開口側に所定距離だけ変位させることにより、第2管継手支持部材18と第1管継手支持部材14との間の間隔を拡げ、第2管継手部材16の第1管継手部材12との連結が解除された状態(図示の例では、第1及び第2管継手部材に設けられている開閉弁38、40が閉止された状態)にする管継手連結解除位置(図2b、図1b)と、
管継手連結解除位置とされたときの筒状部材26を更に該受入孔24のシャンク受入開口側に所定距離だけ変位させることにより、筒状部材26を係合子操作部材30に対して相対的に変位させ、係合操作部材30を係合子開放位置(すなわち、係合子28が半径方向外側に変位するのを許容する位置)とする連結終了位置(図2c)
の間で変位可能とされている。
回動シャフト36は、その長手方向軸線の周りでの回動に伴って所定の円弧に沿って変位する駆動子42を有し、駆動子42が筒状部材26に対して摺動連接されており、回動シャフト36により駆動子42を変位させることにより、筒状部材26をその長手方向軸線方向(図における左右方向)で変位するようにされている。図示の例では、回動シャフト36は、その長手方向軸線が筒状部材26(若しくは、シャンク受入孔24)の長手方向軸線に対して直角となるようにされており、筒状部材26には、駆動子42を摺動可能に受け入れる当該筒状部材26の横断方向に延びる細長い摺動溝44が設けられており、回動シャフト36を回動して、駆動子42を回動シャフト36の軸線を中心に回動変位させることによって、駆動子42が摺動溝44内を摺動しながら筒状部材26をその長手軸線方向で変位するようになっている。
図示のように、係合子操作部材30は、筒状部材26上で、係合子開放位置(図1a、図2c)と、係合子開放位置よりも受入孔24のシャンク受入開口側の位置とされた係合子押圧位置(図1b、図1c、図2a、図2b)との間で変位可能とされている。すなわち、係合子操作部材30と筒状部材26との間には、係合子操作部材30を軸線方向でシャンク受入開口側に向けて付勢する圧縮コイルバネ46が設けられ、筒状部材26には、圧縮コイルバネ46によって付勢された係合子操作部材と係合して係合子操作部材を係合子押圧位置に留めるストッパ部材48(ストップリング)が設けられており、また、第2管継手支持部材18には、回動シャフト36を管継手連結解除位置から連結終了位置に変位することにより筒状部材26を受入孔24のシャンク受入開口側に変位させるときに、筒状部材26上の係合子操作部材30と係合し第1管継手支持部材14に係止して係合子操作部材30を筒状部材26に対して相対的に変位させて係合子開放位置(図1a、図2c)とする係止部材50が設けられている。
図3a及び図3bは、回動シャフト36が連結終了位置(図2c)とされ、第2管継手支持部材18が第1管継手支持部材14から外された後に、回動シャフト36が図1aに示した当該管継手連結装置10が非連結状態にあるときと同じ位置(図3b)に戻ることを示している。すなわち、第2管継手支持部材18に設けられた係止部材50と筒状部材26との間には、圧縮コイルスプリング52が設けられており、筒状部材26を図で見て左方へ付勢しており、圧縮コイルスプリング52による付勢力は駆動子42を介して回動シャフト36に伝達されるようになっている。図3aの状態において、駆動子42は図3aの上部に示した回動シャフト36を平面視した図に示すように回転シャフト36の中心を通る水平線よりやや上方に位置し、圧縮コイルスプリング52の付勢力は回動シャフト36を同平面視の図で、反時計方向に付勢している。従って、作業者が以下に述べる回動シャフト36を回動するためのレバー54から手を離せば、回動シャフト36は圧縮コイルスプリング52により反時計方向に回動するようにされている。一方、第2管継手支持部材18には圧縮コイルスプリング56によって付勢され、回動シャフト36に押圧されている係止ボール58が設けられており、係止ボール58は回動シャフト36が図3bの位置まで回動されたときに整合される回動シャフトの外周面に設けられた係止凹部60に嵌合し、この位置で回動シャフトを停止するようになっているのである。
図4及び図5には、回動シャフト36に操作レバー54が取り付けられている状態(特に、回動シャフトが連結完了位置(図1c,図2a)にあるときの状態)が示されている。回動シャフト36は、第2管継手支持部材18に固定されていたシャフト支持体62内にその軸線の周りで回動可能に収納されており、操作レバー54は、該シャフト支持体62から上方へ延出する部分に斜めに貫通するように取り付けられており、その一端に作業者が把持するグリップ部64を有している。図示の例では、シャフト支持体62はその上端部分において窓62−1が設けられており、該窓の部分において操作レバー54が回動シャフト36に貫通されている。操作レバー54を操作するときには、図4及び図5に示す位置より、グリップ部64が回動シャフトより離れるよう図4でみて右方上方へ摺動され、グリップ部64と反対側の端部が回動シャフト36内に収納された状態とされる。回動シャフト36が連結完了位置とされたときには、操作レバー54は、図4及び図5に示すように、グリップ部64がシャフト支持体62に接するような引込位置まで摺動され、グリップ部64と反対側の端部が回動シャフト36から大きく延出するような状態とされる。図5に示すように、シャフト支持体62には、操作レバー54の回動シャフト36から延出した部分と係合して、回動シャフト36が回動しないようにするレバー係止凹部66が形成されている。
図示の例では、グリップ部64は、中空の円筒状の樹脂製部材68により形成され、所定以上の外力がグリップ部64にかけられると破断するようにされている。
本発明に係る管継手連結装置の第1の管継手支持部材と第2の管継手支持部材とが分離されている状態を示す部分断面図である。 同管継手連結装置の連結操作過程においてロック手段が係合され係合子操作部材が押圧状態にある場合を示す部分断面図である。 同管継手連結装置の操作レバーが回動されて連結が完了し、ロックされた状態を示す部分断面図である。 同管継手連結装置の連結解除操作を開始した状態を示す部分断面図である。 同管継手連結装置の連結解除の過程で、第2継手支持部材が第1継手支持部材から引き離され第1および第2継手部材に備えられた開閉弁が閉止した状態を示す断面図である。 同管継手連結装置の連結解除の過程で、係合子操作部材が開放状態にある場合を示す部分断面図である。 同管継手連結装置の回動シャフトが圧縮コイルスプリングによって、反時計回りに付勢されている状態を示す部分断面図である。 同管継手連結装置の回動シャフトが係止ボールによって停止されている状態を示す部分断面図である。 同管継手連結装置の連結完了の位置において操作レバーを収納した状態を示す正面図である。 同管継手連結装置の連結完了の位置において操作レバーを収納した状態を示す側面図である。
符号の説明
10 管継手連結装置
12 第1(雄型)管継手部材
14 第1管継手支持部材
16 第2(雌型)管継手部材
18 第2管継手支持部材
22 シャンク
24 受入孔
26 筒状部材
28 係合子
30 係合子操作部材
32 係合凹部
36 連結操作部材(回動シャフト)
38、40 開閉弁
42 駆動子
46 圧縮コイルバネ
48 ストッパ部材(ストップリング)
50 係止部材
52 圧縮コイルスプリング
54 操作レバー
56 圧縮コイルスプリング
58 係止ボール
60 係止凹部
62 シャフト支持体
62−1 シャフト支持体の窓
64 グリップ部
66 レバー係止凹部
68 樹脂製部材

Claims (6)

  1. 第1管継手部材を支持する第1管継手支持部材と、
    該第1管継手部材に嵌合連結される第2管継手部材を備え、該第1管継手支持部材に対して近接した所定の連結位置とされることにより該第2管継手部材を該第1管継手部材に嵌合連結し、第1管継手支持部材から引き離されることにより該第2管継手部材の該第1管継手部材との嵌合連結を解除するようにされた第2管継手支持部材と、
    該第2管継手支持部材を第1管継手支持部材にロックするロック手段であって、
    該第1管継手支持部材に取り付けられ該第2管継手支持部材に向けて突出するシャンクと、
    該第2管継手支持部材に設けられ、該シャンクを受け入れる受入孔を有する筒状部材と、
    該筒状部材に半径方向で変位可能に取り付けられた係合子と、
    該筒状部材の外周面上に取り付けられ、該係合子を半径方向内側に押圧して該係合子を該受入孔内に突出した突出位置とする係合子押圧位置と、該突出位置から半径方向外側に所定距離だけ変位するのを許容する係合子開放位置との間で変位可能とされた係合子操作部材とを有し、
    該シャンクがその外周面に、該係合子操作部材により該突出位置とされた該係合子を受け入れて、該シャンクを該筒状部材に対して該軸線方向で固定するための係合凹部を有してなる
    ロック手段と、
    該第2管継手支持部材に取り付けられ、該筒状部材にリンク接続された連結操作部材であって、
    該係合凹部が係合子操作部材により突出位置とされた係合子を受け入れた状態の該筒状部材をその軸線方向で該受入孔の奥側に変位させることにより、第1管継手支持部材を第2管継手支持部材に引き寄せて、該第2管継手部材が該第1管継手部材に嵌合連結された状態にする連結完了位置と、
    該係合凹部が該係合子操作部材により突出位置とされた係合子を受け入れた状態の該筒状部材をその軸線方向で、該連結完了位置とされたときの位置から、該受入孔のシャンク受入開口側に所定距離だけ変位させることにより、第2管継手支持部材と第1管継手支持部材との間の間隔を拡げ、該第2管継手部材の該第1管継手部材との嵌合連結を解除された状態にする管継手連結解除位置と
    の間で変位可能とされた連結操作部材と
    を有する管継手連結装置において、
    該連結操作部材が、第2管継手支持部材に取り付けられた回動シャフトであって、その長手方向軸線の周りで回動されて該連結完了位置と該管継手連結解除位置との間で変位可能とされた回動シャフトとされ、該回動シャフトに対し横断方向で貫通し、かつ、摺動可能とされた操作レバーが設けられ、
    該操作レバーが、その一端に作業者が把持するグリップ部を有し、該グリップ部が該回動シャフトから離れて、該グリップ部を作業者が把持して該回動シャフトの回動操作を可能とする延出位置と、該回動シャフトが連結完了位置とされたときに該グリップ部が該回動シャフト側に近づけられた引込み位置との間で変位可能とされ、
    第2管継手支持部材には、引込み位置とされた該操作レバーの該回動シャフトから延出する当該操作レバーの他端側に係合して該回動シャフトの軸線を中心とする当該操作レバーの回動を阻止する回動阻止部が設けられている
    ことを特徴とする管継手連結装置。
  2. 該連結操作部材は、該管継手連結解除位置とされたときの該筒状部材を更に該受入孔のシャンク受入開口側に向けて該係合子操作部材に対して相対的に変位させ、該係合操作部材を係合子開放位置とする連結終了位置に変位可能とされた請求項1に記載の管継手連結装置。
  3. 該回動シャフトが、該回動シャフトの該長手方向軸線の周りでの回動に伴って所定の円弧に沿って変位する駆動子を有し、
    該駆動子が該筒状部材に対して摺動連接されており、該回動シャフトにより該駆動子を変位させることにより、該筒状部材をその長手方向軸線方向で変位するようにされており、
    該回動シャフトが該連結完了位置、該管継手連結解除位置、及び、該連結終了位置の間で回動変位可能とされている
    ことを特徴とする請求項2に記載の管継手連結装置。
  4. 該回動シャフトが、その長手方向軸線が該筒状部材の長手方向軸線に対して直角となるようにされ、
    該筒状部材が、該駆動子と摺動係合する摺動溝を有し、
    該回転シャフトを回動して、該駆動子を変位させることによって、該筒状部材をその長手軸線方向で変位することができるようにされている
    ことを特徴とする請求項3に記載の管継手連結装置。
  5. 該係合子操作部材が、該筒状部材上で該軸線方向において変位可能で、該係合子開放位置と、該係合子開放位置よりも該受入孔のシャンク受入開口側の位置とされた該係合子押圧位置との間で変位可能とされ、
    該係合子操作部材と該筒状部材との間には、該係合子操作部材を該軸線方向で該シャンク受入開口側に向けて付勢する圧縮コイルバネが設けられ、
    該筒状部材には、該圧縮バネによって付勢された該係合子操作部材と係合して該係合子操作部材を該圧縮コイルバネの付勢力に抗して該係合子押圧位置に留めるストッパ部材が設けられ、
    第2管継手支持部材には、連結操作部材を管継手連結解除位置から連結終了位置に変位することにより該筒状部材を該受入孔のシャンク受入開口側に変位させるときに、該筒状部材上の該係合子操作部材を該第2管継手支持部材に係止して該筒状部材に対して相対的に変位させて該係合子開放位置とするための係止部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の管継手連結装置。
  6. グリップ部が中空の円筒状の樹脂製部材により形成され、所定以上の外力が該グリップ部にかけられると破断するようになされていることを特徴とする請求項5に記載の管継手連結装置。
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