JP4602833B2 - 屋外設置配管用計器類の凍結防止構造 - Google Patents

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Description

本発明は、計器類の凍結防止構造に係り、詳しくは、屋外設置配管に取着された計器類の凍結を防止するために、計器類の取着部を含む流体管路外周に閉鎖空間を形成して計器類を収容し、直接的な外気接触から保護するようにした屋外設置配管用計器類の凍結防止構造に関する。
従来より、屋外設置配管の機器接続部などの必要箇所には温度計、圧力計、流量計等の計器類が取り付けられている。
屋外設置という環境条件下で熱損失を少なくするため、配管及び計器の接続部(ソケット)には、保温材を被覆する等の保温対策を講じている。ただし、計器指示部は目視により読値するので露出状態で施設されている。フロート式の流量計の場合も、計器指示部(ガラス部分)は露出状態になっている。
しかしながら、冬季においては、外気温が零下となる場合があり、外気が直接計器指示部に接触して、金属部から冷却が進行し、ソケット部が凍結して破損や漏水が発生することがあった。
とくに、フロート式の流量計では、主管に取り付けられる場合が多く、主管の流量が多いため熱容量は大きいものの、外気に晒される表面積は他の計器類より大きいので、凍結の危険性は変わらない。流量計が凍結すると、流量の確保ができなくなるだけでなく、計器本体が破損する恐れがある。計器本体の破損により主管からの漏水が発生すると大事故につながるという問題がある。このため、屋外設置配管用計器類に対して凍結防止対策を講じることが要請されている。
ところで、計器類に対する防傷、防塵、防水については、ケーシングによる保護対策を講じたものが知られている。(例えば特許文献1及び2を参照。)
特開平10−318796号公報 特開平8−193848号公報
発明が解決しようとする問題点は、凍結防止を主目的として、計器類への直接的な外気接触を遮断する点にある。ここでは、既設配管及び既設計器類に対して簡単施工により施設でき、撤収容易な技術手段が望まれる。しかも、点検等をおこなう場合に、外部から計器類やバルブを容易に目視確認可能で手動操作可能とするために一時的に遮断解除可能な筐体構造を有することが考慮される。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであって、上記課題を解消し、屋外設置配管に取着された計器類の凍結を防止するために、計器類の取着部を含む流体管路外周に閉鎖空間を形成して計器類を収容し、直接的な外気接触から保護するようにした屋外設置配管用計器類の凍結防止構造を提供するものである。
課題を解決するために本発明は、屋外設置配管に取着された計器類の凍結を防止するために、計器類の取着部を含む流体管路外周に閉鎖空間を形成して計器類を収容し、直接的な外気接触から保護するようにした屋外設置配管用計器類の凍結防止構造であって、
計器類の取着部を含む管路区間に分離可能で結合可能な組立筐体を付設して流体管路を貫通させ、少なくとも計器指示部に対向する筐体壁面に開閉自在な透視部を形設してなることを特徴とするものである。
本発明は、計器類の取着部を含む流体管路外周に閉鎖空間を形成して計器類を収容し、直接的な外気接触から保護するように構成しているので、効果的な凍結防止が図れる。また、組立筐体を用いているので、既設配管及び既設計器類に対して簡単施工により施設できる。さらに、透視部又は筐体壁面に計器類やバルブを手動操作するために一時的に遮断解除可能な扉構造(開口扉)を有しているので、支障なく点検等をおこなうことができる。
本発明の実施の最良形態は、上記構成において、流体管路が冷却水、蒸気その他の流体の主管であって、計器類の取着部には流量調整弁その他のバルブを含むものであり、
計器類が目視により読値可能な計器指示部を有する圧力計、温度計、流量計その他の配管用計器類であり、
組立筐体が分割構成されたケーシングであって、分割要素どうしの結合端面の一部に流体管路を挟持することにより、流体管路を貫通させて取着するものであり、
透視部が透明樹脂板又は透明ガラス板であって、扉形成したものである。
また、寒冷地仕様では、組立筐体が、断熱手段、保温手段又は加温手段を具有することも考慮されてよい。
本発明の一実施例について添付図面を参照して以下詳細説明する。
図1は、実施例構造を示す外観視説明図である。
図2は、実施例構造における組立筐体を示す外観視説明図である。
図示するように、実施例構造Xは、計器類3の取着部を含む流体管路1外周に閉鎖空間を形成して計器類3を収容し、直接的な外気接触から保護するようにしたものである。
ここで、計器類3の取着部を含む流体管路1区間に分離可能で結合可能な組立筐体2を付設して流体管路1を貫通させ、少なくとも計器指示部に対向する筐体壁面に開閉自在な透視部21を形設している。
図示の流体管路1は屋外設置冷水用配管の主管における計器類3の取着部であり、流量調整弁33を含む近傍に組立筐体2を施設して、閉鎖空間を構成している。計器類3は目視により読値可能な計器指示部を有する圧力計31及び温度計32である。なお、図中の符号41は計器類の保温被覆、4は主管の保温材である。
組立筐体2は、分割構成されたケーシングであり、分割要素2a:2b どうしの結合端面23の一部に流体管路1を挟持することにより、流体管路1を貫通させて取着するものとしている。ここで、分割要素2a:2b どうしの結合(流体管路1の挟持部を除く)は、端部を折り返して突き合わせ、折り返し片間にかんざし部材24を挿通・係合して結合を確保するようにしている。
筐体壁面(設置前面)に形設した透視部21は、透明樹脂板(好適には透明アクリル板)であり、ウイング扉を形成している。丁番を取り付けた1辺以外の3辺には磁石を貼着している。他の筐体壁面(設置側面)に形設した透視部22は、同様の構成のバルブ操作口である。
なお、寒冷地等では、組立筐体2に図示しない断熱手段、保温手段又は加温手段を設けることにより、積極的な凍結防止策を講じる場合がある。
本発明構造は、既設配管に対する凍結防止対策として施設可能であり、しかも簡単施工で撤去も容易であり、産業上の有用性が高いものである。
実施例構造を示す外観視説明図である。 実施例構造における組立筐体を示す外観視説明図である。
符号の説明
1 流体管路
2 組立筐体
2a 分割要素
2b 分割要素
21 透視部
22 透視部(バルブ操作口) 23 結合端面
24 かんざし部材 3 計器類
31 圧力計
32 温度計
33 流量調整弁(バルブ)
34 流量計
4 保温材
41 保温被覆
X 実施例構造

Claims (3)

  1. 屋外設置配管に取着された計器類の凍結を防止するために、計器類の取着部を含む流体管路外周に閉鎖空間を形成して計器類を収容し、直接的な外気接触から保護するようにした屋外設置配管用計器類の凍結防止構造において、
    流体管路が冷却水、蒸気の流体の主管であって、計器類の取着部には流量調整弁を含むものであり、
    前記計器類の取着部を含む管路区間に分離可能で結合可能な組立筐体を付設して流体管路を貫通させ、
    前記組立筐体が分割構成されたケーシングであって、分割要素どうしの結合端面の一部に管路を挟持することにより、管路を貫通させて取着するものであり、
    前記分割要素どうしの結合は端部を折り返して突き合せ、折り返し片間にかんざし部材を挿通し係合して結合を確保し、
    少なくとも計器指示部に対向する筐体壁面に扉を形成する開閉自在な透視部を形設してなる
    ことを特徴とする屋外設置配管用計器類の凍結防止構造。
  2. 計器類が目視により読値可能な計器指示部を有する圧力計、温度計、流量計その他の配管用計器類である請求項1記載の屋外設置配管用計器類の凍結防止構造。
  3. 組立筐体が、断熱手段、保温手段又は加温手段を具有したものである請求項1又は2記載の屋外設置配管用計器類の凍結防止構造。
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