JP4602686B2 - 2,6−ジハロゲノ−4−アリールピリジン類の製造法 - Google Patents

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本発明は2,6−ジハロゲノ−4−アリールピリジン類の製造法に関する。
2,6−ジハロゲノ−4−アリールピリジン類は蛍光性化学センサー材料の中間体(例えば非特許文献1参照)として有用であることから、その簡便な製造方法が求められている。従来の製造法としては、2,6−ジハロゲノ−4−ヨードピリジンとアリール金属化合物とをカップリングさせる方法(例えば非特許文献1参照)が知られている。この方法では原料のアリール金属化合物はハロゲン化アリール類から1工程得ることはできるが、2,6−ジハロゲノ−4−ヨードピリジンは4−カルボキシ−2,6−ジヒドロキシピリジンから4工程を経て合成されており、さらに4−カルボキシ−2,6−ジヒドロキシピリジンは大量に生産されているピリジンから容易に合成できるものではなく工業的に優位な方法とは必ずしも言えない。
Organic Lett.,26,4263(2001)
本発明は、容易に合成できる2,6−ジハロゲノ−4−ボリルピリジン類を原料とする2,6−ジハロゲノ−4−アリールピリジン類の工業的に優位な製造法、及び新規な2,6−ジハロゲノ−4−アリールピリジン類を提供することを課題とする。
本発明は式(1):
Figure 0004602686
(式中、R及びRはそれぞれ互いに同じであっても異なっていてもよく、水素原子、アルキル基又は互いに末端で結合して2価の炭化水素残基を表わす。X及びXはそれぞれ互いに同じであっても異なっていてもよく、ハロゲン原子を表す。)で示される2,6−ジハロゲノ−4−ボリルピリジン類と式(2):
Figure 0004602686
(式中、環Aは、5又は6員環の芳香族環を表し、Q及びYはそれぞれ互いに同じであっても異なっていてもよく、炭素原子、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を表す。Xは塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を表し、R及びRは同じであっても異なっていてもよくハロゲン原子、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、窒素原子にアルキル基を有していてもよいカルバモイル基、フルオロアルキル基、アシル基、窒素原子にアルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基及びアリールスルホニル基からなる群より選ばれる置換基を有してもよいアミノ基を表し、またR及びRが芳香族環上の隣接する原子と共に互いに結合して環を形成してもよい。)で示されるハロゲン化アリール類を溶媒中、塩基及びパラジウム触媒の存在下で反応させることを特徴とする式(3):
Figure 0004602686
(式中、Arは、式(4):
Figure 0004602686
(式中、環A、Q、Y、R及びRは前記に同じ。)で示される有機基を表し、X及びXは前記に同じ)で示される2,6−ジハロゲノ−4−アリールピリジン類の製造法に関する。
さらに、式(5):
Figure 0004602686
(式中、Ar´は、式(6):
Figure 0004602686
(式中、環A、Q、Y、R及びRは前記に同じ。)で示される有機基(ただし、フェニル基は除く。)を表し、X及びXは前記に同じ)で示される2,6−ジハロゲノ−4−アリールピリジン類に関する。
本発明によって、大量生産されているピリジンから後述するように2工程程度で合成できる式(1)で示される2,6−ジハロゲノ−4−ボリルピリジン類と、式(2)で示されるハロゲン化アリール類そのものを原料として用いて、式(3)で示される2,6−ジハロゲノ−4−アリールピリジン類が、製造できるので、本発明方法は工業的に有益な方法である。
また、式(5)で示される2,6−ジハロゲノ−4−アリールピリジン類は、蛍光性化学センサー材料などの各種材料の中間体として利用が期待できる。
以下に本発明を詳細に説明する。
式(1)中、R及びRは水素原子、アルキル基又は互いに末端で結合してアルキレン基を表す。アルキル基は炭素数1〜6、好ましくは1〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルコキシ基が挙げられ、具体的には、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基又はtert−ブチル基等を例示できる。R及びRが互いに末端で結合して2価の単価水素残基としては、酸素原子とホウ素原子と共に5員環又は6員環を形成するものが好ましく、例えば、エチレン基、プロピレン基、1,4-ジメチルブタン−2,3−ジイル基、2,2-ジメチルプロパン−1,3−ジイル基などのアルキレン基、o−フェニレン基、メチル−o−フェニレン基などが挙げられ、好ましくは1,4-ジメチルブタン−2,3−ジイル基である。X及びXはそれぞれ互いに同じであっても異なっていてもよくハロゲン原子を表し、例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子が挙げられる。
式(1)で示される2,6−ジハロゲノ−4−ボリルピリジン類の具体例としては、例えば2,6−ジクロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン、2,6−ジクロロ−4−(ベンゾ−1,3,2−ボロール−2−イル)ピリジン、2,6−ジクロロ−4−(5,5−ジメチル−1,3,2−ジオキサボリナン−2−イル)ピリジン、2,6−ジクロロ−4−ピリジルボロン酸、2,6−ジブロモ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン、2,6−ジブロモ−4−(ベンゾ−1,3,2−ボロール−2−イル)ピリジン、2,6−ジブロモ−4−(5,5−ジメチル−1,3,2−ジオキサボリナン−2−イル)ピリジン、2,6−ジブロモ−4−ピリジルボロン酸、2,6−ジヨード−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン、2,6−ジヨード−4−(ベンゾ−1,3,2−ボロール−2−イル)ピリジン、2,6−ジヨード−4−(5,5−ジメチル−1,3,2−ジオキサボリナン−2−イル)ピリジン、2,6−ジヨードピリジルボロン酸、2,6−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン、2,6−ジフルオロ−4−(ベンゾ−1,3,2−ボロール−2−イル)ピリジン、2,6−ジフルオロ−4−(5,5−ジメチル−1,3,2−ジオキサボリナン−2−イル)ピリジン又は2,6−ジフルオロ−4−ピリジルボロン酸を挙げることができる。
また、2,6−ジハロゲノ−4−ボリルピリジン類は、例えば式(7)に示すような脱水縮合物を形成していてもよい。式(7):
Figure 0004602686
(式中、X及びXは前記に同じ。)
2,6−ジハロゲノ−4−ボリルピリジン類は非特許文献2又は非特許文献3に記載されているような公知の方法で容易に合成でき、例えばピリジンとハロゲン分子を反応させて得られる2,6−ジハロゲノピリジン(例えば特許文献1参照)とジアルコキシボロン酸をイリジウム又はロジウム触媒存在下、通常60℃〜150℃、好ましくは80℃〜120℃で1時間以上、好ましくは2〜24時間攪拌することで実施される。
Science,295,305(2001) J.Am.Chem.Soc.,124,390(2002) 特開平3−236374
式(2)、式(4)及び式(6)中、環Aは5又は6員環の芳香族環を表し、Q及びYはそれぞれ互いに同じであっても異なっていてもよく、炭素原子、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を表す。当該5又は6員環の芳香族環としては、例えばピロール環、イミダゾール環、ピラゾール環、トリアゾール環、テトラゾール環、チオフェン環、フラン環、チフラン環、チアゾール環、イソチアゾール環、チアジアゾール環、オキサゾール環、イソキサゾール環、ベンゼン環、ピリジン環、ピラジン環、ピリミジン環、ピリダジン環又はトリアジン環等が挙げられる。
及びRで表されるハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子及びフッ素原子が挙げられる。アルキル基としては、例えば、直鎖又は分枝鎖状の炭素数1〜6のアルキル基が挙げられ、具体的にはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基又はn−ヘキシル基等を例示できる。アルケニル基としては、例えば直鎖又は分枝鎖状の炭素数2〜6のアルケニル基が挙げられ、具体的にはエテニル基、プロぺニル基、ブテニル基又はペンテニル基等を例示できる。アルキニル基としては、例えば直鎖又は分枝鎖状の炭素数2〜6のアルキニル基が挙げられ、具体的にはエチニル基、プロピニル基、ブチニル基又はペンチニル基等を例示できる。シクロアルキル基としては、置換基を一つ以上有していてもよい炭素数4〜6のシクロアルキル基が挙げられ、具体的には、シクロブチル基、シクロヘキシル基、シクロペンチル基等を例示できる。アリール基としては、置換基を一つ以上有していてもよく、また窒素原子を芳香環の構成原子として有していてもよいアリール基が挙げられ、例えばフェニル基、メトキシフェニル基、シアノフェニル基、ニトロフェニル基、トリフルオロメチルフェニル基、アセチルフェニル基、ナフチル基、ピリジル基、キノリル基又はイソキノリル基等が挙げられる。アラルキル基としては例えばベンジル基、メチルベンジル基、フェネチル基、ナフチルメチル基又はジフェニルメチル基等が挙げられ、好ましくはベンジル基である。アルコキシ基としては直鎖又は分枝鎖状の炭素数1〜6のアルコキシ基が挙げられ、好ましくは炭素数1〜4のアルコキシ基であり、具体的にはメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基又はtert−ブトキシ基等を例示できる。アルコキシカルボニル基としては、カルボキシル基が有する水酸基を直鎖又は分枝鎖状の炭素数1〜6のアルコキシ基に置換したアルコキシカルボニル基が挙げられ、好ましくは直鎖又は分枝鎖状の炭素数1〜4のアルコキシ基が置換したアルコキシカルボニル基であり、具体的にはメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、n−ブトキシカルボニル基又はtert−ブトキシカルボニル基等を例示できる。窒素原子にアルキル基を有するカルバモイル基としてはアルキル基を少なくとも1つ以上有するカルバモイル基が挙げられ、好ましくは直鎖又は分枝鎖状の炭素数1〜4のアルキル基を1つ又は2つ有するモノ又はジアルキルカルバモイル基であり、例えばN−メチルカルバモイル基、N−エチルカルバモイル基、N−n−プロピルカルバモイル基、N−イソプロピルカルバモイル基、N−n−ブチルカルバモイル基、N−n−ペンチルカルバモイル基、N−n−ヘキシルカルバモイル基、N,N−ジメチルカルバモイル基、N,N−ジエチルカルバモイル基、N,N−ジ−n−プロピルカルバモイル基、N,N−ジイソプロピルカルバモイル基、N,N−ジ−n−ブチルカルバモイル基、N,N−ジ−n−ペンチルカルバモイル基又はN,N−ジ−n−ヘキシルカルバモイル基等が挙げられる。フルオロアルキル基としては、上記アルキル基の少なくとも1つの水素原子をフッ素原子に置換したものが挙げられ、好ましくは炭素数が1又は2であり、具体的にはモノフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、1−フルオロエチル基、1,2−ジフルオロメチル基、1,1,2−トリフルオロエチル基、1,1,1,2−テトラフルオロエチル基、1,1,2,2−テトラフルオロエチル基又は1,1,1,2,2−ペンタフルオロエチル基等を例示できる。アシル基としては直鎖又は分枝鎖状の炭素数2〜7のアルキル基を有するアルキルカルボニル基、若しくは芳香環にアルキル基及びアラルキル基等の置換基を1個以上有していても良いアリールカルボニル基が挙げられ、例えばアセチル基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基、ブチルカルボニル基、ペンチルカルボニル基、ヘキシルカルボニル基、フェニルカルボニル基又はナフチルカルボニル基が挙げられる。アルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基及びアリールスルホニル基からなる群より選ばれる少なくとも1種の置換基を窒素原子に有していてもよいアミノ基としては、例えばアミノ基、(ジ)メチルアミノ基、(ジ)エチルアミノ基、(ジ)n−プロピルアミノ基、(ジ)イソプロピルアミノ基、(ジ)n−ブチルアミノ基、(ジ)tert−ブチルアミノ基、(ジ)n−ペンチルアミノ基又は(ジ)n−ヘキシルアミノ基等のアルキルアミノ基、アセチルアミノ基、2−エチルカルボニルアミノ基、3−プロピルカルボニルアミノ基、4−ブチルカルボニルアミノ基、5−ペンチルカルボニルアミノ基又は6−ヘキシルカルボニルアミノ基等のアルキルカルボニルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ基、トリルカルボニルアミノ基又はナフチルカルボニルアミノ基等のアリールカルボニルアミノ基、メトキシカルボニルアミノ基、エトキシカルボニルアミノ基、n−プロポキシカルボニルアミノ基、イソプロポキシカルボニルアミノ基、n−ブトキシカルボニルアミノ基、tert−ブトキシカルボニルアミノ基、n−ペンチルオキシカルボニルアミノ基及又はn−ヘキシルオキシカルボニルアミノ基等のアルコキシカルボニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基、トシルアミノ基又はN−メチル−N−トシル基等のアリールスルホニル基を例示できる。R及びRが環A上の隣接する原子と共に互いに結合して環を形成するとき、斯かる環は特に限定されないが、好ましくは5〜6員の環であり、環の構成原子が炭素原子のみであるもののほか、炭素原子と酸素原子、窒素原子及び硫黄原子等のヘテロ原子を含むものであってもよい。また単環であっても縮合多環であってもよく、芳香族性を有していてもいなくても良い。さらにはアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、フルオロアルキル基及びアシル基からなる群から選ばれる置換基を1つ以上有していてもよい。R及びRが芳香環上の隣接する炭素原子と共に互いに結合して形成した環と環Aからなる縮合環としては、例えば、ナフタレン環、アントラセン環、アクリジン環、インドール環、インダゾール環、キノリン環、イソキノリン環、キノキサリン環、キナゾリン環、ベンゾイソキサゾール環、ベンゾイミダゾール環、ベンゾフラン環又はベンゾチオフェン環等が挙げられる。
式(2)で表されるハロゲン化アリール類の具体例としては、2−ブロモピリジン、3−ブロモピリジン、2−ブロモ−5−ニトロピリジン、3−ブロモキノリン、4−ブロモイソキノリン、2−ブロモー5−シアノピリジン、o−ブロモアニリン、m−ブロモアニリン、p−ブロモアニリン、2−ブロモチオフェン、3−ブロモチオフェン、2−ブロモフラン、3−ブロモフラン、2−クロロピリジン、3−クロロピリジン、2−クロロ−5−ニトロピリジン、3−クロロキノリン、4−クロロイソキノリン、2−クロロー5−シアノピリジン、o−クロロアニリン、m−クロロアニリン、p−クロロアニリン、2−クロロチオフェン、3−クロロチオフェン、2−クロロフラン、3−クロロフラン、2−ヨードピリジン、3−ヨードピリジン、2−ヨード−5−ニトロピリジン、3−ヨードキノリン、4−ヨードイソキノリン、2−ヨードー5−シアノピリジン、o−ヨードアニリン、m−ヨードアニリン、p−ヨードアニリン、2−ヨードチオフェン、3−ヨードチオフェン、2−ヨードフラン又は3−ヨードフランを例示できるが、これらに限定されない。
式(3)で表される2,6−ジハロゲノ−4−アリールピリジン類の具体例としては、例えば2,6−ジフルオロ−4−(ピリジン−2−イル)ピリジン、2,6−ジフルオロ−4−(ピリジン−3−イル)ピリジン、2,6−ジフルオロ−4−(ピリジン−4−イル)ピリジン、2,6−ジフルオロ−4−(5−シアノピリジン−2−イル)ピリジン、2,6−ジフルオロ−4−(5−ニトロピリジン−2−イル)ピリジン、2,6−ジフルオロ−4−(キノリン−3−イル)ピリジン、2,6−ジフルオロ−4−(イソキノリン−4−イル)ピリジン、2,6−ジフルオロ−4−(2−チエニル)ピリジン、2,6−ジクロロ−4−(ピリジン−2−イル)ピリジン、2,6−ジクロロ−4−(ピリジン−3−イル)ピリジン、2,6−ジクロロ−4−(ピリジン−4−イル)ピリジン、2,6−ジクロロ−4−(5−シアノピリジン−2−イル)ピリジン、2,6−ジクロロ−4−(5−ニトロピリジン−2−イル)ピリジン、2,6−ジクロロ−4−(キノリン−3−イル)ピリジン、2,6−ジクロロ−4−(イソキノリン−4−イル)ピリジン、2,6−ジクロロ−4−(2−チエニル)ピリジン、2,6−ジブロモ−4−(ピリジン−2−イル)ピリジン、2,6−ジブロモ−4−(ピリジン−3−イル)ピリジン、2,6−ジブロモ−4−(ピリジン−4−イル)ピリジン、2,6−ジブロモ−4−(5−シアノピリジン−2−イル)ピリジン、2,6−ジブロモ−4−(5−ニトロピリジン−2−イル)ピリジン、2,6−ジブロモ−4−(キノリン−3−イル)ピリジン、2,6−ジブロモ−4−(イソキノリン−4−イル)ピリジン、2,6−ジブロモ−4−(2−チエニル)ピリジン、2,6−ジヨード−4−(ピリジン−2−イル)ピリジン、2,6−ジヨード−4−(ピリジン−3−イル)ピリジン、2,6−ジヨード−4−(ピリジン−4−イル)ピリジン、2,6−ジヨード−4−(5−シアノピリジン−2−イル)ピリジン、2,6−ジヨード−4−(5−ニトロピリジン−2−イル)ピリジン、2,6−ジヨード−4−(キノリン−3−イル)ピリジン、2,6−ジヨード−4−(イソキノリン−4−イル)ピリジン又は2,6−ジヨード−4−(2−チエニル)ピリジン等が挙げられる。
本発明の反応に使用できる溶媒としては、例えば、水、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン又は1,4−ジオキサン等のエーテル類、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール又はtert−ブチルアルコール等のアルコール類若しくはベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類等が挙げられ、好ましくはエーテル類であり、特に好ましくはテトラヒドロフランである。これらは単独で使用しても良いし、2種以上を混合して使用してもよい。
斯かる溶媒の使用量は特に限定されないが、ハロゲン化アリール類1重量部に対して、通常0.1〜100重量部、好ましくは1〜50重量部、特に好ましくは2〜15重量部である。
式(1)で示される2,6−ジハロゲノ−4−ボリルピリジン類の使用量はハロゲン化アリール類1モルに対して通常0.5〜100倍モル、好ましくは0.7〜10倍モル、特に好ましくは1.0〜1.5倍モルである。
本発明に係る反応に使用するパラジウム触媒は単独で使用するか、もしくはホスフィン配位子と併用して使用される。
単独で使用する場合のパラジウム触媒としては、通常テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム[Pd(PPh]、ビス(トリフェニルフォスフィン)パラジウムジクロライド[PdCl(PPh]、ジフェニルフォスフィノフェロセンパラジウムジクロライド[Pd(dppf)Cl]、ジフェニルフォスフィノフェロセンパラジウムジクロライド・ジクロロメタン付加物[Pd(dppf)Cl・CHCl]、ビス(トリ−tert−ブチルフォスフィン)パラジウム[PdCl(t−BuP)]又はジフェニルフォスフィノフェロセンパラジウムジクロライド・トルエン付加物[PdCldppf・CCH]等が挙げられ、好ましくはPd(dppf)Cl、Pd(dppf)Cl・CHCl又はPdCldppf・CCHである。
ホスフィン配位子と併用して使用する場合のパラジウム触媒としては、通常トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム[Pd(dba)]、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム・クロロホルム付加物[Pd(dba)・CHCl]、酢酸パラジウム[Pd(OAc)]、塩化パラジウム[PdCl]等が挙げられ、好ましくはPd(dba)又はPd(dba)・CHClである。
ホスフィン配位子としてはトリ−tert−ブチルフォスフィン[t−BuP]、トリ−tert−ブチルフォスフォニウムテトラフルオロボレート[t−BuP・HBF]、2−ジシクロヘキシルホスフィノビフェニル、2−ジt−ブチルホスフィノビフェニル等が挙げられ、好ましくはt−BuP又はt−BuP・HBFであり、斯かる使用量はパラジウム触媒中のパラジウム金属1モルに対して通常0.1〜10倍モル、好ましくは0.5〜2.0倍モルである。
パラジウム触媒の使用量は、2,6−ジハロゲノ−4−ボリルピリジン類1モルに対して通常0.000001〜1倍モル、好ましくは0.00001〜0.1倍モルとなるようにするのがよい。
本発明に係る塩基としては、公知の無機塩基を広く使用でき、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸リチウム又は炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム又は水酸化セシウム等のアルカリ金属水酸化物塩、炭酸マグネシウム又は炭酸カルシウム等のアルカリ土類金属炭酸塩、水酸化マグネシウム又は水酸化カルシウム等のアルカリ土類金属水酸化物塩、炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム等の炭酸水素塩、リン酸カリウム又はリン酸ナトリウム等のリン酸塩又はリン酸水素カリウム又はリン酸水素ナトリウム等のリン酸水素塩が挙げられ、これらは1種単独又は2種以上を混合して使用できる。
斯かる塩基は、ハロゲン化アリール類1モルに対して通常1〜10倍モル、好ましくは2〜5倍モル使用するのがよい。
本発明に係る反応を実施するには、例えば反応器にハロゲン化アリール類、2,6−ジハロゲノ−4−ボリルピリジン類、塩基及び溶媒を所定量仕込み、攪拌下、通常50〜70℃程度でパラジウム触媒を投入し、更に通常50〜150℃、好ましくは75〜100℃程度の加熱下で、通常1〜20時間程度、好ましくは、5〜15時間程度反応させればよい。
反応終了後の反応混合物からは、通常の単離精製手段、例えば抽出、濃縮、蒸留、再結晶又はカラムクロマトグラフィー等の単離操作を組み合わせて2,6−ジハロゲノ−4−アリールピリジン類を単離することができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例になんら限定されるものではない。
参考例〈2,6−ジクロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンの合成〉
窒素雰囲気下、ピナコールボラン0.29ml(2.0mmol) 、クロロ−1,5−シクロオクタジエンイリジウムダイマー 10.1mg (0.015mmol)、2,2’−ビピリジル 4.7mg(0.03mmol)、2,6−ジクロロピリジン296mg(2.0mmol)をオクタン 6.0mlに溶解させ、その溶液を80℃で16時間加熱撹拌した。反応終了後、反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残さをクーゲルロールにて蒸留精製し、無色固体である2,6−ジクロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン433mg (1.58mmol、収率79.0%) を得た。
実施例1
参考例で得た2,6−ジクロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン1.0g(3.7mmol)と2−ブロモチオフェン595mg(3.7mmol)をテトラヒドロフラン10mlに溶解させ、Pd(dppf)Cl・CHCl30mg(0.037mmol)、水酸化カリウム410mg(7.3mmol)を加えアルゴン雰囲気下で12時間還流を行った。反応後、水10ml加え、酢酸エチル10mlで2回抽出を行った。有機層を合わせ、減圧下濃縮を行い、黒色固体1.3gを得た。次いで黒色固体1.3gをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒体積比;n−ヘキサン:酢酸エチル=7:1)にて精製し、黄色固体である2,6−ジクロロ−4−チエニルピリジン718mg(3.2mmol、収率85%)を得た。以下に2,6−ジクロロ−4−チエニルピリジンのNMRとMSを示す。
H−NMR(CDCl、ppm)σ: 7.52(dd,J=3.7,J=1.1,1H),7.50(dd,J=5.1,J=1.1,1H),7.43(s,2H)7.15(dd,J=5.1,J=3.7,1H) m/z:229
実施例2〜7
2−ブロモチオフェンを表1に示すハロゲン化アリール類に変えた以外は実施例1と同様にして反応を行い、それぞれ対応するアリールピリジン類を得た。以下に得られたアリールピリジン類のNMRとMSを示す。
Figure 0004602686
実施例2:2,6−ジクロロ−4−(5−シアノピリジン−2−イル)ピリジン
H−NMR(CDCl、ppm)σ: 9.01(dd,J=2.1,J=0.8,1H),8.15(dd,J=8.3,J=2.1,1H),7.90−7.95(m,3H) m/z:249
実施例3:2,6−ジクロロ−4−(キノリン−3−イル)ピリジン
H−NMR(CDCl、ppm)σ: 9.13(d,J=2.3,1H),8.39(d,J=2.3,1H), 8.18(brd,J=8.5,1H), 7.94(brd,J=7.5,1H),7.65(s,2H) m/z:274
実施例4:2,6−ジクロロ−4−(イソキノリン−4−イル)ピリジン
H−NMR(CDCl、ppm)σ: 9.35(s,1H),8.47(s,1H),8.11(d,J=8.1,1H)7.75−7.85(m,2H),7.70−7.75(m,1H)7.45(s,2H) m/z:274
実施例5:2,6−ジクロロ−4−(5−ニトロピリジン−2−イル)ピリジン
H−NMR(CDCl、ppm)σ: 9.55(d,J=2.6,1H),8.66(dd,J=8.6,J=2.6,1H),8.00(d,J=8.6,1H)7.96(s,2H) m/z:269
実施例6:2,6−ジクロロ−4−(ピリジン−3−イル)ピリジン
H−NMR(CDCl、ppm)σ: 8.86(d,J=2.4,1H),8.75(dd,J=4.8,J=1.6,1H),7.85−7.95(m,1H)7.45−7.50(m,1) m/z:224
実施例7:2,6−ジクロロ−4−(ピリジン−2−イル)ピリジン
H−NMR(CDCl、ppm)σ: 8.75(brd,J=4.9,1H),7.90(s,2H),7.85(td,J=7.7,J=1.8,1H)7.77(brd,J=7.7,1H)7.40(ddd,J=7.7,J=4.9,J=1.0,1H) m/z :224
実施例8
窒素雰囲気下、2,6−ジクロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン 500mg(1.83mmol)、2−ブロモピリジン 305mg(1.93mmol)をテトラヒドロフラン10mlに溶解させ、水酸化カリウム347mg(6.2mmmol)、Pd(dba)・CHCl18.9mg(0.018mmol)、t−BuP・HBF10.6mg(0.036mmol)を加え、12時間加熱還流させた。反応後、反応液に水10mlとトルエン5mlを加え分液し、有機層を飽和食塩水10mlで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=5:1)にて精製し、白色固体である2,6−ジクロロ−4−(ピリジン−2−イル)ピリジン328mg (収率80%) を得た。

Claims (1)

  1. 式(5):
    Figure 0004602686
    (式中、Ar´は、キノリン環を表し、X 及びX はそれぞれ互いに同じであっても異なっていてもよく、ハロゲン原子を表す。)で示される2,6−ジハロゲノ−4−アリールピリジン類。
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