JP4601074B2 - スロットマシン - Google Patents
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したがって、例えば当選時に1つのストップスイッチの操作順番で入賞し、他の5つのストップスイッチの操作順番で入賞しない役を設けたときは、その役については、報知時の出玉率が非報知時の出玉率の6倍に設定することができるので、出玉率を大幅に高めることができる。
したがって、所定の操作順番でストップスイッチを操作しなければ入賞しない役の当選時に、必ずその役が入賞するとしたときは、出玉率(理論値)が大幅に高くなってしまうという問題がある。一方、報知の有無によって役が入賞/非入賞となる技術は、極めて有意義であり、この手法を利用したスロットマシンの提案が望まれている。
請求項1の発明は、複数の図柄を表示した複数のリールと、役の抽選を行う役抽選手段と、各前記リールごとに設けられ、前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、遊技の開始により前記リールを回転させるとともに、前記ストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記ストップスイッチに対応する前記リールを停止制御するリール制御手段とを備え、遊技状態として、遊技状態A、出玉率が1未満に設定された遊技状態B、及び出玉率が前記遊技状態Bよりも高く設定された遊技状態Cを備え、前記遊技状態Aにおいて、前記役抽選手段は、特定役を含む役の抽選を行い、前記リール制御手段は、前記遊技状態Aであって前記役抽選手段で前記特定役に当選した場合において、前記ストップスイッチの操作順番がT1であるときは図柄の組合せXを有効ラインに停止可能とし、前記ストップスイッチの操作順番がT2(T2≠T1)であるときは前記図柄の組合せXを有効ラインに停止させないように前記リールを停止制御し、前記遊技状態Aにおいて前記図柄の組合せXが有効ラインに停止したときは、前記遊技状態Cに移行するように制御し、前記リール制御手段は、前記遊技状態Aであって前記役抽選手段による役の抽選の結果、所定の条件を満たした場合において、前記ストップスイッチの操作順番が前記T1であるときは図柄の組合せYを有効ラインに停止させ、前記ストップスイッチの操作順番が前記T2であるときは前記図柄の組合せYを有効ラインに停止させないように前記リールを停止制御し、前記遊技状態Aにおいて前記図柄の組合せYが有効ラインに停止したときは、前記遊技状態Bに移行するように制御し、前記遊技状態Aにおいて前記役抽選手段で前記特定役に当選したときに、前記ストップスイッチの操作順番を前記T1にすべき旨を報知する操作順番報知手段を備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記遊技状態Cにおいて遊技回数P1を消化したときは、前記遊技状態Aに戻るように制御することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記遊技状態Bにおいて遊技回数P2を消化したときは、前記遊技状態Aに戻るように制御することを特徴とする。
上記発明においては、遊技状態Aに移行すると、その後は、遊技状態B又は出玉率が遊技状態Bよりも高い遊技状態Cに移行する。遊技状態Aにおいて、図柄の組合せXが有効ラインに停止すると、遊技状態Cに移行する。これに対し、遊技状態Aにおいて図柄の組合せYが有効ラインに停止すると、遊技状態Bに移行する。
さらに、遊技状態Aでは、特定役の抽選が行われ、特定役の当選時において、ストップスイッチの操作順番がT1であるときに図柄の組合せXが有効ラインに停止可能となる。一方、ストップスイッチの操作順番がT2であるときは図柄の組合せXは有効ラインに停止しない。
以上より、遊技状態Aにおいて、ストップスイッチの操作順番をT2として遊技を進行すれば、遊技状態Bには移行しないものの、遊技状態Bよりも出玉率の高い遊技状態Cにも移行しない。遊技状態Cに移行するためには、ストップスイッチの操作順番をT1とする必要がある。しかし、ストップスイッチの操作順番をT1とすると、遊技状態Bに移行してしまう場合がある。
また、特定役は、小役4であり、小役4に当選した場合において、小役4に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止せず、かつストップスイッチの操作順番がT1であるときは、図柄の組合せXが有効ラインに停止するように制御される。
図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定されるスイッチである。なお、メダル投入口43は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを設定するために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口43からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作に含まれるものである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
ただし、メダルを1枚投入して水平方向中段の1本の有効ラインで遊技を行うことや、メダルを2枚投入して水平方向の上段、中段及び下段の3本の有効ラインで遊技を行うようにしても良い。
なお、他の特別役として、2BB(第2種ビックボーナス)、及びSB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
さらにまた、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
持ち越される役としては、特別役(1BB及びRB)が挙げられる。特別役に当選したときは、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、及びリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
さらにまた、役抽選テーブル62Cは、1BB遊技中及びRB遊技中で用いられる役抽選テーブル62であり、小役1〜小役4の当選領域及び非当選領域が設けられているとともに、小役3の当選領域が最も広く形成されている。
また、役抽選テーブル62Eは、遊技状態C(内部中)で用いられる役抽選テーブル62であり、役抽選テーブル62Dと比較すると、特別役(1BB及びRB)の当選領域が存在しない(非当選領域に設定されている)点が相違する。
出玉率とは、メダルの投入枚数に対する払出し枚数の期待値(払出し枚数×役の当選確率)を意味する。出玉率が100%(1)のときは、メダルの投入数と払出し数とが同一値であることを意味する。
したがって、出玉率が100%未満であるときは、遊技の進行に伴い、メダルが減少していくこととなり、出玉率が100%を超えるときは、遊技を継続するに従ってメダルが増加していくこととなる。
したがって、遊技状態Cにおいては、リプレイが頻繁に当選するとともに、出玉率が100%を上回るので、遊技者は、メダルを徐々に増やしつつ特別役の当選を待つことができる。
特別役当選持越し手段63は、特別役に当選したときに、その特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(当選した特別役が入賞するまで)の遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
図示しないが、1BB及びRBに対応する特別役フラグが設けられており、1BBの当選時には1BBフラグがオンとなり、1BBが入賞したときはオフにされる。RBフラグも同様である。
停止位置決定テーブル66は、以下の1BBテーブル等を備える。
RBテーブルについても、上記1BBテーブルと同様であり、1BBテーブルにおける「1BB」を、「RB」と読み替えたものに相当する。
さらに、小役4テーブルは、小役4に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができない場合(小役4の取りこぼし時、すなわち小役4の非入賞時)において、ストップスイッチ42の操作順番が順押し(左中右の順)であるときは、図柄の組合せXを有効ラインに停止させるとともに、ストップスイッチ42の操作順番が順押し以外(左右中、中左右、中右左、右左中、右中左の5通り)であるときは、図柄の組合せXを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
ここで、図4に示すように、図柄の組合せXは、「RP」−「RP」−「ベル」に設定されている。
また、非当選テーブルは、ストップスイッチ42の操作順番が順押しであるときは、図4に示す図柄の組合せY(Y1〜Y5のいずれか)を有効ラインに停止させるように、リール31の停止位置を定めているとともに、ストップスイッチ42の操作順番が順押し以外であるときは、図柄の組合せYが有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
図5は、本実施形態における各リール31の外周面の図柄配列を示す平面図である。なお、図5では、一部の図柄のみを示しているが、図中、空欄となっている部分にも所定の図柄が表示されており、図5では図示を省略している。
また、各リール31には、「RP」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)の間隔で、「RP」の図柄がリール31に配列されている。よって、「RP」の図柄については、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、「RP」の図柄を所望の有効ラインに停止させるように制御することができる。
先ず、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、1BBの入賞となり、特別遊技制御手段69は、次遊技から1BB遊技を開始するように制御する。
1BB遊技では、役抽選テーブル62Cを用いて役の抽選が行われる。特に、高確率で、小役3に当選する遊技状態となる。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段69は、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段69は、カウントされた払出し枚数が400枚以上となったと判断したときは、1BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
なお、1BB遊技の終了後は、上述したように、特定遊技に移行する。
本実施形態では、RB遊技の終了条件として、役の入賞回数が8回に到達したこと、又は遊技回数が12回に到達したことに設定されている。
本実施形態では、特別遊技以外の遊技状態として、遊技状態A、遊技状態B、遊技状態Cを備える。
図6は、遊技状態の移行を示す図である。以下、図6に基づき、遊技状態の移行を説明する。
先ず、特別遊技が終了すると、遊技状態制御手段70は、遊技状態を、遊技状態A(非内部中)に設定する。遊技状態Aは、上述したように、役抽選テーブル62Aを用いて役の抽選が行われる遊技状態である。遊技状態A(非内部中)は、特別役に当選するまで、図柄の組合せXが停止するまで、又は図柄の組合せY(Y1〜Y5のいずれか)が停止するまで継続される。
遊技状態C(非内部中)は、役抽選テーブル62Dが用いられる遊技状態であり、この遊技状態は、50遊技消化するまで継続される。また、50遊技の消化中に特別役に当選したときは、遊技状態C(非内部中)から遊技状態C(内部中)に移行する。遊技状態C(内部中)に移行すると、役抽選テーブル62Eが用いられる。
さらに、遊技状態Bにおいて500遊技を消化する前に特別役に当選し、かつ特別役が入賞したときは、次遊技から、特別遊技に移行する。また、遊技状態Bにおいて500遊技を消化する前に特別役に当選したが、500遊技消化後も特別役が入賞していないときは、遊技状態A(内部中)に移行する。
しかし、ストップスイッチ42の操作順番を順押し以外とすれば、図柄の組合せXもまた、いつまでも停止しないこととなる(図柄の組合せXは、順押しでのみ有効ラインに停止するため)。
さらにまた、遊技状態Bや遊技状態Cのときに、図柄の組合せX、及び図柄の組合せYが停止する場合があるが、この場合には遊技状態の移行はない(遊技者に有利/不利はない)。
演出制御手段71は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段71は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段71は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
操作順番報知手段71aは、遊技状態Aにおいて小役4に当選したときに、ストップスイッチ42の押し順を順押しにすべき旨の報知を行うものである。例えば、小役4の当選時には、画像表示装置23に、「左から押せ!」のような画像表示を行い、遊技者に、小役4の取りこぼし図柄の組合せである「RP」−「RP」−「ベル」を有効ラインに停止させることを促すようにする。
なお、遊技状態Aでは、常に上記報知が行われるわけではなく、下記の報知回数決定手段71bで決定された回数に限られる。
報知回数決定手段71bは、遊技状態Aで操作順番報知手段71aによる報知を何回行うかを決定する。
例えば、報知回数決定手段71bにより報知回数が5回と決定されたときは、遊技状態Aから遊技状態Cへの移行回数が5回になるまで報知を行うことを意味する。そして、5回目の遊技状態Cが終了し、6回目の遊技状態Aに移行したときは、操作順番報知手段71aによる報知を行わない。
なお、このような決定をなくし、遊技状態Bから遊技状態Aに移行したときは、操作順番報知手段71aによる報知を一切行わなくても良い。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
(2)本実施形態では、遊技状態Aから遊技状態Cに移行した場合において、50遊技消化したときは、再度、遊技状態Aに戻るようにした。しかし、これに限らず、一旦、遊技状態Cに移行したときは、特別役に当選するまで、遊技状態Cを維持するようにしても良い。また、遊技状態Aから遊技状態Bに移行した場合において、500遊技消化したときは、再度、遊技状態Aに戻るようにした。しかし、これに限らず、一旦、遊技状態Bに移行したときは、特別役が当選又は入賞するまで、遊技状態Bを維持するようにしても良い。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62(62A〜62E) 役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
64 操作順番検出手段
65 リール制御手段
66 停止位置決定テーブル
67 停止図柄判断手段
68 払出し手段
69 特別遊技制御手段
70 遊技状態制御手段
71 演出制御手段
71a 操作順番報知手段
71b 報知回数決定手段
Claims (8)
- 複数の図柄を表示した複数のリールと、
役の抽選を行う役抽選手段と、
各前記リールごとに設けられ、前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
遊技の開始により前記リールを回転させるとともに、前記ストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記ストップスイッチに対応する前記リールを停止制御するリール制御手段と
を備え、
遊技状態として、遊技状態A、出玉率が1未満に設定された遊技状態B、及び出玉率が前記遊技状態Bよりも高く設定された遊技状態Cを備え、
前記遊技状態Aにおいて、前記役抽選手段は、特定役を含む役の抽選を行い、
前記リール制御手段は、前記遊技状態Aであって前記役抽選手段で前記特定役に当選した場合において、前記ストップスイッチの操作順番がT1であるときは図柄の組合せXを有効ラインに停止可能とし、前記ストップスイッチの操作順番がT2(T2≠T1)であるときは前記図柄の組合せXを有効ラインに停止させないように前記リールを停止制御し、
前記遊技状態Aにおいて前記図柄の組合せXが有効ラインに停止したときは、前記遊技状態Cに移行するように制御し、
前記リール制御手段は、前記遊技状態Aであって前記役抽選手段による役の抽選の結果、所定の条件を満たした場合において、前記ストップスイッチの操作順番が前記T1であるときは図柄の組合せYを有効ラインに停止させ、前記ストップスイッチの操作順番が前記T2であるときは前記図柄の組合せYを有効ラインに停止させないように前記リールを停止制御し、
前記遊技状態Aにおいて前記図柄の組合せYが有効ラインに停止したときは、前記遊技状態Bに移行するように制御し、
前記遊技状態Aにおいて前記役抽選手段で前記特定役に当選したときに、前記ストップスイッチの操作順番を前記T1にすべき旨を報知する操作順番報知手段を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記所定の条件を満たした場合とは、前記役抽選手段による役の抽選の結果、非当選の場合である
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記遊技状態Cにおいて遊技回数P1を消化したときは、前記遊技状態Aに戻るように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記遊技状態Bにおいて遊技回数P2を消化したときは、前記遊技状態Aに戻るように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記遊技状態Aから前記遊技状態Cへの移行回数が何回になるまで前記報知手段による報知を行うかを決定する報知回数決定手段を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項5に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役を含めて役の抽選を行い、
前記役抽選手段で前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記特別遊技に移行し、
前記報知回数決定手段は、前記特別遊技中において回数を決定し、
前記特別遊技の終了後の遊技を前記遊技状態Aに設定する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項3を引用する請求項6に記載のスロットマシンにおいて、
前記遊技状態C中に前記役抽選手段で前記特別役に当選したときは、前記遊技回数X1を消化するまで又は前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで、前記遊技状態Cを維持するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、遊技者に再遊技を行わせるためのリプレイを含む役の抽選を行い、
前記遊技状態Cにおける前記リプレイの当選確率は、前記遊技状態Bにおける前記リプレイの当選確率よりも高く設定されており、
前記遊技状態Cの出玉率は、1を超えるように設定されている
ことを特徴とするスロットマシン。
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