JP4599838B2 - 回転電機の駆動方法 - Google Patents

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本発明は、ステータの内外に同軸構造で二つのロータを有する回転電機を駆動するための回転電機の駆動方法に関するものである。
従来、ステータと、ステータの外側に設けられたアウターロータと、から少なくとも構成される回転電機の一例として、円筒状のステータを挟み、内外周にアウターロータ及びインナーロータが配置され、ステータに巻回された多相コイルに複合電流を流すことで、アウターロータとインナーロータを独立して回転制御可能な複軸多層構造を有する回転電機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−78408号公報
上述した構成の複軸多層構造を有する回転電機では、その駆動のために二つの周波数成分を有する複合電圧を利用するが、そのため、従来のモータに対する種々の技術をそのまま利用できない問題があった。すなわち、通常のモータでモータ出力を大きくするためには、モータの取り得るAC電圧振幅を上げれば良いがあまり高いAC電圧振幅を利用することは得策ではない。電源電圧を高せずに行う他の方法として、現在は、通常の3相モータにおいて、線間電圧制御を用いて電源電圧を15%向上させた例があり、また、単相モータにおいて、パルス駆動を実施して電源電圧を27%向上させた例がある。しかし、上述した構成の複軸多層構造を有する回転電機では、線間電圧制御を用いて15%電源電圧の向上が見込めるが、これ以上は困難であった。
本発明の目的は上述した問題点を解消して、電圧ピークを抑えながらモータ出力を大きく、特に各ロータのトルクを向上することができ、これによりモータ駆動範囲を広げることができる回転電機の駆動方法を提供しようとするものである。
本発明の回転電機の駆動方法は、ステータの内外に同軸構造で二つのロータを有する回転電機を、二つの周波数成分を有する複合電圧を利用して二つのローラを各別に駆動するための駆動方法において、二つのロータを各別に駆動するための二つの電圧振幅を実現するために、前記複合電圧に対し電源電圧/2の値でリミットをかけることで、駆動のために印加する電圧にその高調波を含有させるとともに、二つの正弦波状信号の和がリミット値以上である場合は、リミット前の正弦波状の電圧信号の振幅で決まる係数によって補正をかけることを特徴とするものである。
本発明の回転電機の駆動方法では、二つのロータを各別に駆動するための二つの電圧振幅を実現するために、駆動のために印加する電圧にその高調波を含有させることで、電圧ピークを抑えながら、各ロータのトルクを向上することが可能であり、これによりモータ駆動範囲を広げることができる。
なお、本発明の回転電機の駆動方法では、高調波として、各ロータのトルクの時間平均値がゼロとなり、かつ、ロータ間に干渉を生じさせない高調波を利用することができる。このように構成すれば、最適な高調波を利用することができ、モータ駆動範囲をさらに広げることができる。
また、本発明の回転電機の駆動方法では、二つの正弦波状の電圧信号を重畳した後、電源電圧/2の値でリミットをかけることで高調波を含有させることができる。このように構成すれば、高調波を含有させる方法の一例として、電源電圧/2でリミットをかけることで、得られた複合歪波には最大で電源電圧を47%向上させることができる。また、構成が非常に簡単であり、コスト増大を招かない。単相の場合、正弦波振幅1に対し最も相電圧をとれるパルス波形でも27%の電源電圧の向上にしかならず、本発明の効果が高いことがわかる。
さらに、本発明の回転電機の駆動方法では、要求されるそれぞれ二つの電圧振幅を実現するために、二つの正弦波状信号の和がリミット値以上である場合は、リミット前の正弦波状の電圧信号の振幅で決まる係数によって補正をかけることができる。このように構成すれば、要求される電圧振幅を最も安価に実現することができる。
さらにまた、本発明の回転電機の駆動方法では、正弦波状の電圧信号の振幅を電源電圧により規格化し、PWMパルスを生成することもできる。このように構成すれば、汎用PWM変調を用いた電流制御系に適用することができる。また、変調率オーバーによるワインドアップ減少を回避できる。
また、本発明の回転電機の駆動方法では、N結線モータに適用することもできる。このように構成すれば、通常結線以外にN結線のモータにも本発明を適用することができる。
以下に、この発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の駆動制御方法を適用できる回転電機の一例としての複軸多層モータが適用されたハイブリッド駆動ユニットの全体図である。なお、以下に説明する複軸多層モータはその基本的な構成を説明するためのものであり、本発明の特徴部分については、後に詳細に説明する。図1において、Eはエンジン、Mは複軸多層モータ、Gはラビニョウ型複合遊星歯車列、Dは駆動出力機構、1はモータカバー、2はモータケース、3はギヤハウジング、4はフロントカバーである。
前記エンジンEは、ハイブリッド駆動ユニットの主動力源であり、エンジン出力軸5とラビニョウ型複合遊星歯車列Gの第2リングギヤR2とは、回転変動吸収ダンパー6及び多板クラッチ7を介して連結されている。
前記複軸多層モータMは、外観的には1つのモータであるが2つのモータジェネレータ機能を有する副動力源である。この複軸多層モータMは、前記モータケース2に固定され、コイルを巻いた固定電機子としてのステータSと、前記ステータSの内側に配置し、永久磁石を埋設したインナーロータIRと、前記ステータSの外側に配置し、永久磁石を埋設したアウターロータORと、を同軸上に三層配置することで構成されている。前記インナーロータIRに固定の第1モータ中空軸8は、ラビニョウ型複合遊星歯車列Gの第1サンギヤS1に連結され、前記アウターロータORに固定の第2モータ軸9は、ラビニョウ型複合遊星歯車列Gの第2サンギヤS2に連結されている。
前記ラビニョウ型複合遊星歯車列Gは、二つのモータ回転数を制御することにより無段階に変速比を変える無段変速機能を有する遊星歯車機構である。このラビニョウ型複合遊星歯車列Gは、互いに噛み合う第1ピニオンP1と第2ピニオンP2を支持する共通キャリヤCと、第1ピニオンP1に噛み合う第1サンギヤS1と、第2ピニオンP2に噛み合う第2サンギヤS2と、第1ピニオンP1に噛み合う第1リングギヤR1と、第2ピニオンP2に噛み合う第2リングギヤR2との5つの回転要素を有して構成されている。前記第1リングギヤR1とギヤハウジング3との間には多板ブレーキ10が介装されている。前記共通キャリヤCには、出力ギヤ11が連結されている。
前記駆動出力機構Dは、出力ギヤ11と、第1カウンターギヤ12と、第2カウンターギヤ13と、ドライブギヤ14と、ディファレンシャル15と、ドライブシャフト16,16により構成されている。そして、出力ギヤ11からの出力回転及び出力トルクは、第1カウンターギヤ12→第2カウンターギヤ13→ドライブギヤ14→ディファレンシャル15を経過し、ドライブシャフト16,16から図外の駆動輪へ伝達される。
すなわち、ハイブリッド駆動ユニットは、前記第2リングギヤR2とエンジン出力軸5を連結し、前記第1サンギヤS1と第1モータ中空軸8とを連結し、前記第2サンギヤS2と第2モータ軸9とを連結し、前記共通キャリヤCに出力ギヤ11を連結することにより構成されている。
図2は、ラビニョオ型遊星歯車列と組み合わされて車両用ハイブリッド変速機を構成する、この発明の対象となる複軸多層モータの一例をより詳細に示す図である。この複軸多層モータに、この発明のアウターロータ支持構造を適用することができる。図2に示す構成の複軸多層モータは、一個の円環状のステータ101と、その半径方向内方および外方にそれぞれ互いに同軸の所定回転軸線O上にて回転自在に配置したインナーロータ102およびアウターロータ103とよりなる三重構造とし、これらをハウジング104内に収納して構成する。
ここにおけるインナーロータ102およびアウターロータ103はそれぞれ、電磁鋼板などをプレス成形して造った板材のロータ軸線方向への積層になる積層コア124,125を具え、これら積層コア124,125に、ロータ軸線方向に貫通する永久磁石を円周方向等間隔に配置して設けた構成となす。インナーロータ102とアウターロータ103とでは、配置する磁極数を変えることで、両者の極対数を異ならせている。一例を示すと、磁石の個数自体はインナーロータ102とアウターロータ103で同一であり、12個ずつであるが、インナーロータ102は2個の磁石で1極を成しているため、極対数としては3極対となり、アウターロータ103は1個の磁石で1極を成しているため、極対数としては6極対となる。
そしてハウジング104内へのインナーロータ102およびアウターロータ103の収納に当たっては、アウターロータ103は、積層コア125の外周にトルク伝達シェル105を駆動結合して具え、該トルク伝達シェル105の両端をそれぞれベアリング107,108によりハウジング104に回転自在に支持し、トルク伝達シェル105をベアリング107の側でアウターロータシャフト109に結合する。
インナーロータ102は積層コア124の中心に、内部に上記アウターロータシャフト109を回転自在に貫通した中空のインナーロータシャフト110を貫通して具え、これらインナーロータ102の積層コア124およびインナーロータシャフト110間を駆動結合する。そしてインナーロータシャフト110の中間部をベアリング112により、固定のステータブラケット113内に回転自在に支持し、一端部(図1では左端部)をベアリング114によりトルク伝達シェル105の対応端壁に回転自在に支持する。
ステータ101は、電磁鋼板をプレス成形して造ったI字状のステータ鋼板をステータ軸線方向に積層してなる多数のステータティースを具える。個々のステータティースには、アウターロータ側ヨークおよびインナーロータ側ヨーク間におけるティースの箇所において図2に示す如く電磁コイル117を巻線し、これらコイル巻線済のステータティースを同一円周方向等間隔に、つまり円形に配列してステータコアとなし、このステータコアをステータ軸線方向両側のブラケット113,118間に何らかの手段で挟持すると共に全体的に樹脂120でモールドすることにより一体化してステータ101を構成する。
なお、このモータの駆動に当たっては、回転センサ148および回転センサ147が検出するインナーロータ102およびアウターロータ103の回転位置、つまりこれらに上記のごとく設けられる永久磁石の位置に応じた両ロータ102,103用の位相の異なる駆動電流を複合して得られる複合電流をステータ101の電磁コイル117に供給し、これにより両ロータ102,103用の回転磁界をステータに個別に発生させることで、回転磁界に同期してロータ102,103を個別に回転駆動させることができる。
本発明の回転電機の駆動方法は、上述した構成の回転電機において、ステータ101の電磁コイル117に供給する駆動電圧を制御することにある。以下、本発明の回転電機の駆動方法を詳細に説明する。
まず、本発明の回転電機の駆動方法を実現するインバータ装置の一例、回転電機に供給される駆動電圧の電圧波形について説明する。図3はインバータ装置の一例の構成を示す図である。図3に示す例では、内側のロータが6極対の磁石を有し、外側のロータが3極対の磁石を有し、ステータスロットの数が18の複軸多層モータを駆動するインバータ装置を示す。ここで、インバータ装置201は、6個のパワーデバイス202(ダイオード込み)、コンデンサ203、抵抗204、電源205及びドライバー206で構成されている。
図4は回転電機に供給される駆動電圧の電圧波形の一例を示すグラフである。図4に示す例では、内側ロータまたは外側ロータだけを回転させている状態における一相分の相電圧波形デューティを示している。ここで、上限は±1で正弦されている。また、振幅は明らかに1である。図5は回転電機に供給される駆動電圧の電圧波形の他の例を示すグラフである。図5に示す例では、振幅±1のパルス波形を示しているが、このとき基本波振幅は1.27となり、上下限を1で制限しても実際は127%すなわち振幅を25%高くしたAC電圧を供給できることになる。これが単相よりは効率が高いとされる3相モータの考え方である。
一方、図6に本発明の対象となる複軸多層モータに供給する複合電圧の電圧波形の一例を示す。図6に示す例では、振幅0.5で100(Hz)及び200(Hz)の周波数を有する二つの電圧波形(正弦波)を重畳した複合電圧波形を示している。図6に示す複合電圧波形をフーリエ変換して周波数特性を調べると、当然のことながら、図7に示すように100(Hz)及び200(Hz)の箇所にそれぞれ振幅が0.5の波形として表示される。
本発明の回転電機の駆動方法の最大の特徴は、図6及び図7に示す複合電圧波形に対し、二つの電圧波形の高調波を含有させることである。ここで、高調波の次数は特に限定しない。また、高調波としては、各ロータのトルクの時間平均値がゼロとなり、かつ、ロータ間に干渉を生じさせない高調波を利用することが好ましい。その理由は、そのような高調波は本発明における最適な高調波となり、モータ駆動範囲をさらに広げることができるためである。
図8は図6及び図7に示す複合波形に対し、高調波を含有させた場合の電圧波形の一例を示すグラフである。図8からわかるように、高調波を含有させることにより、電圧の最大ピークの部分が平らになり、台形に近い波形となる。そして、この波形をフーリエ変換してみると、図9に示すように、周波数100(Hz)と200(Hz)の箇所に振幅が0.5以上の値の波形が見られ、電圧の振幅を通常の場合よりも大きくできる、すなわち、複合電圧波形を得るために使用する二つの電圧波形の振幅は0.5のままで、複合波形の電圧の振幅を0.5以上にすることができることがわかる。なお、図9においてHCの部分に高調波を確認することができる。ここで、複合波形の電圧振幅をより高くするためには、図8において点線で示すように、複合波形の台形状の部分の頂部が振幅1となるように信号を重畳することで、そのことを達成することができる。
次に、高調波を具体的に含有させる方法について説明する。その一つの方法は、二つの正弦波状の電圧信号を重畳した後、電源電圧/2の値、すなわち、本例では±1の振幅の位置でリミットをかけることである。図10はそれぞれ振幅1の正弦波を重畳して±1でリミットをかけた波形を示すグラフである。図10に示す複合波形をフーリエ変換して周波数特性を調べると、図11に示すように、周波数100(Hz)及び200(Hz)の箇所の振幅は0.7となる。これは、図7に示す高調波を含まない通常の複合波形の場合と比べて、40%複合波形の電圧振幅が向上していることがわかる。
この際、要求されるそれぞれ二つの電圧振幅を実現するために、二つの正弦波状信号の和がリミット値以上である場合は、リミット前の正弦波状の電圧信号の振幅で決まる係数によって補正をかけることもできる。このようにすることで、要求される電圧振幅を最も安価に実現できる。
次に、上述した考え方を用いて、インバータ装置への指令複合電圧を演算する方法について説明する。図12はインバータ装置への指令複合電圧の演算方法の一例を示すブロック図である。図12に示す例において、インナーロータを駆動するためのインナー目標電圧とアウターロータを駆動するためのアウター目標電圧を、二つのルックアップテーブル211と212に入力する。一方のルックアップテーブル211では、予め高調波を含ませた場合において求めたアウター目標電圧に対するインナー目標電圧とインナー指令電圧との関係を示すグラフが格納されており、他方のルックアップテーブル212では、予め高調波を含ませた場合において求めたインナー目標電圧に対するアウター目標電圧とアウター指令電圧との関係を示すグラフが格納されている。なお、各ルックアップテーブル211、212は片方の電圧が大きいほど他方は低下する特性としている。
次に、ルックアップテーブル211から得られるインナー指令電圧とルックアップテーブル212から得られるアウター指令電圧とを、加算回路213で重畳し、さらに、波形成形回路214で複合波形の電圧波形における最大振幅の部分が最大電圧となるよう波形を成形して、指令複合電圧を示す信号を得る。その後、得られた信号を、図3に示すドライバー206に送り、ドライバー206でPWN変調をかけることで振幅1.4の電圧を実現することができる。図12の演算で求めた具体例として、例えばインナー電圧1.4、アウター電圧1.4を実現したい場合は、インナー電圧1.9、アウター電圧1.9を複合し上下限を±1でリミットをかけた波形をデューティとすればよい。
本発明の回転電機の駆動方法は、一例として、内外にロータを有し、ロータ間にステータを有する3層構造の回転電機において、電圧ピークを抑えながらモータ出力を大きく、特に各ロータのトルクを向上することができ、これによりモータ駆動範囲を広げる用途に好適に使用することができる。
複軸多層モータが適用されたハイブリッド駆動ユニットを示す概略全体図である。 ラビニョオ型遊星歯車列と組み合わされて車両用ハイブリッド変速機を構成する、本発明の回転電機の駆動方法の対象の一例となる複軸多層モータを示す縦断側面図である。 インバータ装置の一例の構成を示す図である。 回転電機に供給される駆動電圧の電圧波形の一例を示すグラフである。 回転電機に供給される駆動電圧の電圧波形の他の例を示すグラフである。 本発明の対象となる複軸多層モータに供給する複合電圧の電圧波形の一例を示すグラフである。 図6に示す複合電圧波形をフーリエ変換して求めた周波数特性を示すグラフである。 図6及び図7に示す複合波形に対し、高調波を含有させた場合の電圧波形の一例を示すグラフである。 図8に示す複合電圧波形をフーリエ変換して求めた周波数特性を示すグラフである。 それぞれ振幅1の正弦波を重畳して±1でリミットをかけた波形を示すグラフである。 図10に示す複合電圧波形をフーリエ変換して求めた周波数特性を示すグラフである。 インバータ装置への指令複合電圧の演算方法の一例を示すブロック図である。
符号の説明
101 ステータ
102 インナーロータ
103 アウターロータ
201 インバータ装置
202 パワーデバイス
203 コンデンサ
204 抵抗
205 電源
206 ドライバー
211、212 ルックアップテーブル
213 加算回路
214 波形成形回路

Claims (4)

  1. ステータの内外に同軸構造で二つのロータを有する回転電機を、二つの周波数成分を有する複合電圧を利用して二つのローラを各別に駆動するための駆動方法において、二つのロータを各別に駆動するための二つの電圧振幅を実現するために、前記複合電圧に対し電源電圧/2の値でリミットをかけることで、駆動のために印加する電圧にその高調波を含有させるとともに、二つの正弦波状信号の和がリミット値以上である場合は、リミット前の正弦波状の電圧信号の振幅で決まる係数によって補正をかけることを特徴とする回転電機の駆動方法。
  2. 高調波として、各ロータのトルクの時間平均値がゼロとなり、かつ、ロータ間に干渉を生じさせない高調波を利用することを特徴とする請求項1に記載の回転電機の駆動方法。
  3. 正弦波状の電圧信号の振幅を電源電圧により規格化し、PWMパルスを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機の駆動方法。
  4. N結線モータに適用する事を特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の回転電機の駆動方法。
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