JP5135793B2 - モータ制御方法 - Google Patents

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本発明は、少なくとも1つの回転子を備え、少なくとも2つの周波数成分の交流電流を重畳して駆動する交流モータの制御方法に関するものである。
従来、少なくとも1つの回転子を備え、少なくとも2つの周波数成分の交流電流を重畳して駆動する交流モータの制御方法が知られており(例えば、特許文献1参照)、このモータ制御方法では、矩形波電圧パルスを振幅方向に重ね、複合電流を制御している。
特開2003−299393号公報
しかしながら、上述した従来のモータ制御方法においては、矩形波電圧パルスを振幅方向に重ねるために、電力変換器をマルチレベルのインバータで構成する必要があり、インバータのスイッチ数が増加し、装置のコスト・サイズの増大を伴う問題があった。また、低周波と高周波との複合電流を制御しようとした場合には、低周波に同期した矩形波パルスを出力すると、モータの誘起電圧に対して、多大な電圧をモータに印加することになり、モータには、過大な相電流が流れてしまう問題もあった。
本発明の目的は上述した問題点を解消して、通常の2レベルインバータを用いて、低周波と高周波との複合電流に対しても、矩形波電圧による複合電流の制御を可能とするモータ制御方法を提供しようとするものである。
本発明のモータ制御方法は、少なくとも1つの回転子を備え、少なくとも2つの周波数成分の交流電流を重畳して駆動する交流モータの制御方法において、いずれか1つの交流の周波数内に、少なくとも周波数成分の数のパルス電圧を出力し、それぞれのパルスの位相を、複数の周波数成分に同期させて操作し、複数の周波数成分の交流電流を生成することを特徴とするものである。
本発明のモータ制御方法によれば、複数パルスの矩形波電圧によって、複合電流を制御することで、低周波と高周波との複合電流を制御しようとした場合にも、スイッチング回数を大幅に削減したパルス電圧によって複数ロータを駆動することができる。よって、電力変換装置の高効率化と損失低減による冷却装置の小型化を実現することができる。また、インバータをマルチレベル化せずとも、2レベルのインバータで実現することができる。
また、本発明のモータ制御方法の好適例としては、いずれか1つの交流の周波数内に2つのパルス電圧を出力し、それぞれのパルスの位相を、2つの周波数成分に同期させて操作し、複数の周波数成分の交流電流を生成するよう構成することができる。このように構成することで、2パルスの矩形波電圧によって、複合電流を制御することで、低周波と高周波との複合電流を制御しようとした場合にも、スイッチング回数を大幅に削減したパルス電圧によって2ロータを駆動することができる。よって、電力変換装置の高効率化と損失低減による冷却装置の小型化を実現することができる。
さらに、本発明のモータ制御方法の好適例としては、パルス電圧は、高電位と低電位との時間を均等にしたパルス電圧であるよう構成することができる。このように構成することで、相電流に不要なオフセットを発生させず、損失7やトルクリプルを消磁させずにすむ。
さらにまた、本発明のモータ制御方法の好適例としては、一方の周波数に同期したパルス電圧指令と、他方の周波数に同期したパルス電圧指令との論理和をとって、パルス電圧指令を生成する手段を備え、前記パルス電圧を生成する手段は、パルス電圧指令の論理和の結果が、高電位と低電位との時間が不一致になる場合に、パルス電圧指令を修正し、高電位と低電位との時間を均等にしたパルス電圧指令を生成するよう構成することができる。このように構成することで、相電圧の高電位と低電位との時間が不一致になる場合に、パルス電圧を修正して、均等にパルス電圧を生成することによって、相電流に不要なオフセットを発生させず、損失やトルクリプルを生じさせずにすむ。
また、本発明のモータ制御方法の好適例としては、回転子の1つの連続する電気角2周期内に、4つのパルスを生成し、パルスのうち2つは前記電気角周波数に同期したパルスを生成し、それぞれ2つのパルスの進み位相と遅れ位相の位置に、残る2つのパルスを生成するよう構成することができる。このように構成することで、2つのパルスの進み位相と遅れ位相との平均パルス位相で、出力電圧を制御することができ、2パルスの矩形波電圧によって、複合電流を制御することができる。
さらに、本発明のモータ制御方法の好適例としては、パルス電圧を生成する手段は、パルス電圧指令の論理和の結果が、高電位と低電位との時間が不一致になる場合に、回転子の1つの連続する電気角2周期内に、高電位と低電位との時間を均等にした4つのパルスを生成し、パルスのうち2つは前記電気角周波数に同期したパルスを生成し、それぞれ2つのパルスの進み位相と遅れ位相との位置に、残る2つのパルスを生成するよう構成することができる。このように構成することで、相電圧の高電位と低電位との時間が不一致となる場合に、2つのパルスの進み位相と遅れ位相との平均パルス位相で、出力電圧を制御することによって、パルス電圧を修正することができ、相電流に不要なオフセットを発生させず、損失やトルクリプルを生じさせずにすむ。
さらにまた、本発明のモータ制御方法の好適例としては、N相交流であって、いずれか1つの交流の周波数内に2つのパルス電圧を出力し、パルス電圧を360度をN分した位相差を持たせたN相交流を用いるよう構成することができる。このように構成することで、2つのパルス電圧の生成を各相の位相差を持たせて生成することによって、1相分のパルス電圧の位相指令に、それらの位相差を加算、もしくは減算するだけで、他の相のパルス電圧の位相の指令を求めることができる。
以下、図面を参照して、本発明のモータ制御方法の実施態様を説明する。
<本発明のモータ制御方法の対象となるモータについて>
図1(a)、(b)はそれぞれ本発明のモータ制御方法の対象となるモータの一例を説明するための図である。図1(a)、(b)に示す例において、モータ1は、円筒形状のステータ2とステータ2の内側に設けた円筒形状のロータ3とを、所定のギャップを保って同軸状に形成して構成されている。ステータ2は、複数(ここでは18スロット)の電磁鋼板等からなるステータティース2−1を組み合わせて構成されている。また、各ステータティース2−1に対し、軸方向にコイル2−2を巻回している。ロータ3は、外側の3極対の磁石3−1と内側の6極対の磁石3−2とを重ね合わせて構成されている。
図1(a)に示す例において、3極対の磁石3−1と6極対の磁石3−2とを重ね合わせたロータ3の径方向に異極同士重なっている部分をフラックスバリア4(好ましくはエアギャップ)に置き換えるとともに、3極対の磁石3−1と6極対の磁石3−2とが径方向に同極同士重なっている部分を、極性毎に一方の磁極の磁石5と他方の磁極の磁石6と置き換えることで、モータ1のロータ3を構成している。
図2は本発明のモータ制御方法の対象となるモータの他の例を説明するための図である。図2に示す例において、モータ1は、1個の円環状のステータ2と、その半径方向内方および外方にそれぞれ互いに同軸上にて回転自在に配置されたインナーロータ3Iとアウターロータ3Oとよりなる三重構造とし、これらをハウジング7内に収納して構成されている。
図1(a)、(b)に示す例および図2に示す例とも、図1(a)、(b)に示す例では外側の磁石および内側の磁石のそれぞれに対応した電流を複合した複合電流を、図2に示す例ではインナーロータおよびアウターロータ内の磁石のそれぞれに対応した電流を複合した複合電流を、1つのステータに給電することで、ロータを回転させることができる。
<第1実施例>
図3は本発明のモータ制御方法の第1実施例における電力変換器とその制御装置の構成を示した回路・ブロック図である。アウターロータとインナーロータとの2つのロータを持つ6相交流モータ51に、インバータ52を、平滑コンデンサ53を介して直流電源54と接続する。このインバータ52の各スイッチのゲート駆動指令を生成するのが、モータ制御器100であり、トルク指令値T*と回転角速度ωm1、ωm2とから、2パルスの幅と位相を演算する。
ここで6相交流モータ51は、一例として上述した図2に示すように永久磁石同期モータであり、2つのロータは負荷によって任意の回転角速度で回転する。この回転位相を、位置センサ61a、61bを用いて検出し、位相・速度演算器102にて、それぞれの電気角θ1、θ2と機械的な回転角速度ωm1、ωm2とを演算する。θ1はアウターロータの永久磁石の磁極位置を基準とした位相であり、U相の誘起電圧位相を基準にしている。同様にして、θ2はインナーロータの位相を表している。
モータトルク制御器101は、アウターロータのトルク指令値T1*とインナーロータのトルク指令値T2*と、回転角速度ωm1、ωm2と、インバータの直流電圧Vdcを入力として、パルス指令値a1、a2、b1、b2を生成する。これらパルス指令値を駆動パルス生成器105に入力し、図4に示す構成の駆動パルス生成器105中で、各相に矩形波パルス生成器201にて、パルス指令位相と電気角θ1との比較を行って、矩形波の駆動信号を生成する。
U相のパルス指令位相は、x1u=a1、x2u=a2、x3u=b1、x4u=b2であり、120度位相のずれたV相、W相のパルス位相指令は、a1、a2、b1、b2それぞれに120度の位相差を加えた値とする。また、U、V、W相の各相と180度位相の位相差を持つA、B、C相も、同様にして位相差をもたせる。
これらのパルス位相指令x1uとθ1とを比較し、x1u>θ1となれば、パルスを立ち上げる。同様に、x3uはパルスの立ち上げを行う位相であり、x2u、x4uはパルスの立ち下げを行う位相とする。x1u、x2uの組でパルス幅aのパルスを生成し、x3u、x4uの組でパルス幅bのパルスを生成する。これらの論理和をとって、最終的なパルスを出力する。
パルス位相指令が図5のように出力された場合、電気角θ1との比較によって、図6のようなパルスが生成される。このパルスをUP2とし、この反転したパルスがUN2である。パルスの立ち上がり時に、デッドタイム時間を設ける図4に示すデッドタイム生成202を経て、スイッチの駆動信号UP、UNを出力する。UPはU相のDC正極側のスイッチのオン・オフを行う振動であり、UN相はU相のDC負極側のスイッチのオン・オフを行う信号である。
図3に示す例において、モータトルク制御器101では、出力のパルス指令を、それぞれのパルスの中心位置となる位相P1、P2と、そのパルスの幅a、bとから、a1、a2、b1、b2を演算する。
a1=P1
a2=P1+a
b1=P2
b2=P2+b
パルス幅はオン・オフ時間が対称となるように、a+b=πの条件が成り立つように設定する。このうち、a1、a2は、電気角θ1に同期したパルスを生成する位相指令であり、b1、b2は電気角θ2に同期したパルスを生成する位相指令である。
P1はアウターロータに供給する周波数成分の電圧の位相であり、P1=π−δ1*として演算する。δ1*が−π/2〜+π/2の範囲で変化する場合には、トルクT1もそれに対して単調に増加・減少する。また、パルス幅aにも比例してトルクT1は増減するほか、直流電圧Vdcに比例して、モータに印加する電圧振幅も増減する。一方で、P2は、インナーロータの周波数成分を生成するパルスの位相であり、P2=θ2+π−δ2*として演算し、インナーロータに供給する電圧の周波数と位相とを操作し、インナーロータのトルクを制御する。
この動作を行うためのブロック図として、図7にモータトルク制御器102の詳細を示す。aとbとの比率は、アウターとインナーとのロータのトルクの比率でもあり、パルス幅ab演算210にて、トルク指令値T1*、T2*の比から、a、bの比率を演算する。演算したa、bとトルク指令値T1*、T2*は、それぞれ電圧指令位相演算器211、212に入力し、電圧位相δ1*、δ2*を演算する。δ1*は、トルクと直流電圧、パルス幅、電圧位相の特性を考慮して、T1*/(Vdc・a)の値を横軸として、図8のような関係性をもとに、δ1*を演算する。同様にして、δ2*をT2*/(Vdc・b)から演算する。求めたδ1*とδ2*、θ2から、P1演算213およびP2演算214にて、P1、P2を演算し、演算したP1、P2に基づいて、パルス指令演算215にて、最終的なパルス指令a1、a2、b1、b2を求める。最終的なパルス指令は、0〜2πの範囲の値とする。
このようにして生成されたパルスは、パルス幅bのパルスがインナーロータの回転に同期した速度で、θ1の電気角の1周期の中で移動することになり、θ2に同期した周波数の交流電流がモータ巻線に流れることになる。また、パルス幅aのパルスはアウターロータの回転に同期し、θ1の電気角1周期の中で、入力パラメータが変化しなければ、位相も変化しない。このパルス電圧によって、アウターロータに同期した周波数の電流もモータ巻線に流れ、複合電流が流れることになる。
このように、2パルスの矩形波電圧によって、複合電流を制御することで、低周波と高周波との複合電流を制御しようとした場合にも、スイッチング回数を大幅に削減したパルス電圧によって2ロータを駆動することができる。よって、電力変換装置の高効率化と損失低減による冷却装置の小型化を実現することができる。
<第2実施例>
本発明のモータ制御方法における第2実施例について以下説明する。第2実施例では、2パルスが重なるときにパルスを補正する例を示し、上述した第1実施例との差異のみを記す。第1実施例では、位相P2をθ2に同期させて移動させると、パルス幅aとパルス幅bとの両パルスが重なる位相区間が現れる。このとき、論理和をとってパルス指令を生成するため、a>bであるときには、パルスaのみが出力されることになる。
第2実施例では、図7のブロック図におけるパルス指令演算215において、まず、
a10=P1
a20=P1+a
b10=P2
b20=P2+b
を演算する。
ここで、a10>b10かつa20<b20であるときには、a1=a10、a2=a20、b1=a20、b2=a20+bとする。また、a10<b10かつa20>b20であるときには、a1=a10−b/2、a2=a20+b/2、b1=b10、b2=b20とする。さらに、a10>b10かつa10<b20であるときには、a1=a10、a2=a20、b1=a10−b、b2=a10とする。
このように補正を行うことで、生成されるパルスのオン時間とオフ時間を均等にすることができるため、相電圧をオフセットさせることなく、相電流にも不要なオフセット電流を発生させずにすみ、オフセット電流によるトルクリプルの発生を未然に抑えることができる。
第2実施例の駆動方法を用いて、低周波50Hzと高周波833Hzとの複合電流の制御を行った結果を図9に示す。図9では、50Hzのパルス幅を833Hzのパルス幅よりも狭くし、このパルスを50Hzで移動させた。U相電流の高周波成分は833Hzに制御できており、また、低周波で振幅が脈動しているのが、50Hzの電流を制御できていることを示している。
<第3実施例>
本発明のモータ制御方法における第3実施例について以下説明する。第3実施例では、パルスが重なるときに2周期で補正する例を示し、上述した第2実施例との差異のみを示す。図10は第3実施例におけるパルス指令演算によるパルス生成結果を示す図である。上述した第2実施例においては、パルス幅aとパルス幅bとの両パルスが重なる位相区間が現れるときに、パルス幅aに隣接するようにパルス幅bを加えるように補正することで、オン・オフ時間が均等なパルス電圧を生成している。一方、第3実施例においては、パルスが以下の条件の場合に、電気角θ1の2周期内で、幅bのパルスを平均的にP2の位相に生成する。
a20>b10かつa10<b20であるときには
θ1の周期m
a1=a10、a2=a20、b1=b10+k、b2=b20+k
θ2の周期m+1
a1=a10、a2=a20、b1=b10−k、b2=b20−k
ここで、kは、パルス幅a/2よりも大きな値とし、新たに生成するパルス幅bのパルスが、パルス幅aのパルスと重ならないような値に設定する。このように、順次+と−に知るとさせたパルスを生成することによって、2周期での平均パルス位相を目標とするP2に制御することができる。
これによって、パルスが重なるような場合であっても、生成されるパルスのオン時間とオフ時間とを均等にすることができるため、相電圧をオフセットさせることなく、相電流にも不要なオフセット電流を発生させずにすみ、オフセット電流によるトルクリプルの発生を未然に抑えることができる。また、第3実施例の方法は、パルス幅aとbとのパルスが重ならない場合に適用しても問題ない。
<第4実施例>
本発明のモータ制御方法における第4実施例について以下説明する。第4実施例では、モータが2つある例を示し、第1実施例との差異のみを示す。図11は本発明のモータ制御方法の第4実施例における電力変換器とその制御装置の構成を示した回路・ブロック図である。第1実施例では6相交流モータであったが、第4実施例は3相交流モータ51a、51bを2つ接続した構成である。このとき、UVW相について、本発明の2パルス駆動を行う。それぞれのモータのロータの位相をθ1、θ2として、その周波数の複合電流を制御する。
本発明のモータ制御方法によれば、複数パルスの矩形波電圧によって、複合電流を制御することで、低周波と高周波との複合電流を制御しようとした場合にも、スイッチング回数を大幅に削減したパルス電圧によって複数ロータを駆動することができる。よって、電力変換装置の高効率化と損失低減による冷却装置の小型化を実現することができる。また、インバータをマルチレベル化せずとも、2レベルのインバータで実現することができる。その結果、通常の2レベルインバータを用いて、低周波と高周波との複合電流に対しても、矩形波電圧による複合電流の制御を可能とするモータ制御方法を提供することができる。
(a)、(b)はそれぞれ本発明のモータ制御方法の対象となるモータの一例を説明するための図である。 本発明のモータ制御方法の対象となるモータの他の例を説明するための図である。 本発明のモータ制御方法の第1実施例における電力変換器とその制御装置の構成を示した回路・ブロック図である。 本発明のモータ制御方法の第1実施例における駆動パルス生成器の構成の一例を示すブロック図である。 本発明のモータ制御方法の第1実施例におけるパルス位相指令を示す図である。 図5のパルス位相指令により発生するパルスを示す図である。 本発明のモータ制御方法の第1実施例におけるモータトルク制御器の構成の一例を示すブロック図である。 電圧位相δ1*と演算値T1*/(Vdc・a)との関係を示すグラフである。 本発明のモータ制御方法の第2実施例において低周波と高周波との複合電流の制御を行った結果を示すグラフである。 本発明のモータ制御方法の第3実施例におけるパルス指令演算によるパルス生成結果を示す図である。 本発明のモータ制御方法の第4実施例における電力変換器とその制御装置の構成を示した回路・ブロック図である。
符号の説明
1 モータ
2 ステータ
2−1 スタータティース
2−2 コイル
3 ロータ
3−1、3−2、5、6 磁石
3I インナーロータ
3O アウターロータ
4 フラックスバリア
7 ハウジング
51 6相交流モータ
51a、51b 3相交流モータ
52 インバータ
53 平滑コンデンサ
54 直流電源
61a、61b 位置センサ
100 モータ制御器
101 モータトルク制御器
102 位相・速度演算器
105 駆動パルス生成器
201 矩形波パルス生成器
202 デッドタイム生成
210 パルスab演算
211、212 電圧位相指令演算
213 P1演算
214 P2演算
215 パルス指令演算

Claims (7)

  1. 少なくとも1つの回転子を備え、少なくとも2つの周波数成分の交流電流を重畳して駆動する交流モータの制御方法において、いずれか1つの交流の周波数内に、少なくとも周波数成分の数のパルス電圧を出力し、それぞれのパルスの位相を、複数の周波数成分に同期させて操作し、複数の周波数成分の交流電流を生成することを特徴とするモータ制御方法。
  2. いずれか1つの交流の周波数内に2つのパルス電圧を出力し、それぞれのパルスの位相を、2つの周波数成分に同期させて操作し、複数の周波数成分の交流電流を生成することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御方法。
  3. 前記パルス電圧は、高電位と低電位との時間を均等にしたパルス電圧であることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ制御方法。
  4. 一方の周波数に同期したパルス電圧指令と、他方の周波数に同期したパルス電圧指令との論理和をとって、パルス電圧指令を生成する手段を備え、前記パルス電圧を生成する手段は、パルス電圧指令の論理和の結果が、高電位と低電位との時間が不一致になる場合に、パルス電圧指令を修正し、高電位と低電位との時間を均等にしたパルス電圧指令を生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータ制御方法。
  5. 前記回転子の1つの連続する電気角2周期内に、4つのパルスを生成し、前記パルスのうち2つは前記複数の周波数成分のうち前記パルスの位相が大きい方の周波数成分に同期したパルスを生成し、それぞれ2つのパルスの進み位相と遅れ位相の位置に、残る2つのパルスを生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータ制御方法。
  6. パルス電圧を生成する手段は、パルス電圧指令の論理和の結果が、高電位と低電位との時間が不一致になる場合に、前記回転子の1つの連続する電気角2周期内に、高電位と低電位との時間を均等にした4つのパルスを生成し、前記パルスのうち2つは前記電気角周波数に同期したパルスを生成し、それぞれ2つのパルスの進み位相と遅れ位相との位置に、残る2つのパルスを生成することを特徴とする請求項5に記載のモータ制御方法。
  7. N相交流であって、いずれか1つの交流の周波数内に2つのパルス電圧を出力し、前記N相のバルス電圧は、360度をN分した位相差を各相間で持たせていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のモータ制御方法。
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