JP4598180B2 - 欠陥画素検出装置、欠陥画素検出方法、及び欠陥画素検出プログラム - Google Patents

欠陥画素検出装置、欠陥画素検出方法、及び欠陥画素検出プログラム Download PDF

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この発明は、固体撮像素子受光面上に整列された各画素の欠陥、特に、対物レンズを組み込んだ撮像ユニット内に配置された固体撮像素子の受光面上に整列された各画素の欠陥を検出する欠陥画素検出装置、欠陥画素検出方法、及び欠陥画素検出プログラムに関する。
従来、周知の半導体プロセスで形成された固体撮像素子は、フォトダイオードの短絡等が原因で、受光した光束を正常に光電変換することができない欠陥画素を有することがある。そこで、このような欠陥画素を見かけ上無くすよう補正する為に該欠陥画素を検出する様々な装置や、方法、またはプログラムが提案され実用に供されている(例えば特許文献1)。
特開2002−112118号公報
特許文献1では、固体撮像素子の各画素を輝度が均一な照明光で照明し、その照明された固体撮像素子の各画素の出力信号のレベルを、予め設定された閾値と順次比較していくことにより、欠陥画素を検出している。すなわち特許文献1では、各画素の出力値を単純に所定の閾値と比較することによって欠陥画素を検出している。
しかしながら、固体撮像素子を対物光学系を含む撮像装置内に組み込んだ後に該撮像装置に輝度が均一な照明光や均一な輝度を有する被写体を用意して欠陥画素を検出しようとしても、撮像装置に備えられている対物レンズの特性上、該対物レンズの像側の結像面(すなわち固体撮像素子受光面)には、その中心部と周辺部とにおいてそれぞれ集光される光量が異なる。説明を加えると、該固体撮像素子受光面で集光される照明光や被写体の光量は、その中心部が最も多く、周辺部に向かうに従って徐々に減少していく。従って撮像装置に均一な照明光を与えても、固体撮像素子受光面上においてその中心部と周辺部とで各画素の出力値が大きく異なる。
上述したように固体撮像素子受光面上においてその中心部と周辺部とで入射される光量が異なっていると、単純に所定の閾値と比較しただけでは中心部或いは周辺部の全ての画素を、欠陥画素として誤検出してしまう可能性があった。
また、例えば欠陥画素の補正処理は電源投入毎に実行されている為、補正すべき欠陥画素の数が少なければ少ないほど撮像ユニットの起動時間が短くなり好ましい。しかしながら上記特許文献1では、設定された閾値を下回る出力信号の画素を全て欠陥画素として検出している。従って、モニタに映し出される映像にあまり影響を及ぼさない画素(例えば固体撮像素子受光面の最周辺部に配置されている画素)も欠陥画素と判定し、これを補正している。すなわち必要性の低い画素まで補正処理している為、起動時間が長くなり効率が悪かった。
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、欠陥画素を高い精度で検出することができ、且つ効率良く画素を補正して補正処理の負担を軽減させる欠陥画素検出装置、欠陥画素検出方法、及び欠陥画素検出プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決する本発明の一態様に係る欠陥画素検出装置は、固体撮像素子の受光面上に整列された各画素の欠陥を検出するものであり、各該画素の信号の出力値に関する閾値を設定する閾値設定手段と、設定された該閾値と、該閾値に対する各画素信号の出力値とを比較して、該閾値より高い出力値または低い出力値のいずれかを出力している画素を判別する画素判別手段と、該受光面全域を複数の領域に分割する受光面分割手段と、分割された領域の各々に優先順位を割り当てる優先順位割当手段と、割り当てられた優先順位に従って領域毎に順に欠陥判定処理を行う手段であって、現在の処理対象である領域内の各該画素に対する閾値を変化させていき、該画素判別手段により判別された該画素の数が第1の数以下となったとき、該判別された画素を欠陥画素と判定する欠陥判定手段とを備えたものである。
また、上記欠陥画素検出装置において現在の処理対象である領域の欠陥画素が判定されると、欠陥判定手段は、優先順位に従って次の領域の欠陥判定処理を行うことができる。
また、上記欠陥画素検出装置は、各領域で判定された欠陥画素の総数が第1の数より大きい第2の数以上になったとき、欠陥判定処理を終了させることができる。
また、上記欠陥画素検出装置において、優先順位割当手段は、受光面の中心部に近い領域から順に優先順位を割り当てていくことができる。
また、上記欠陥画素検出装置は、画素判別手段により判別された該画素の位置情報を格納する記憶手段をさらに備えたものであってもよい。
また、上記欠陥画素検出装置において、欠陥判定手段はさらに、画素判別手段により判別された該画素の数に応じて該閾値を変化させていくことができる。
また、上記の課題を解決する本発明の一態様に係る欠陥画素検出方法は、固体撮像素子の受光面上に整列された各画素の欠陥を検出する方法であり、各該画素の信号の出力値に関する閾値を設定する第一のステップと、設定された該閾値と、該閾値に対する各画素信号の出力値とを比較して、該閾値より高い出力値または低い出力値のいずれかを出力している画素を判別する第二のステップと、該受光面全域を複数の領域に分割する第三のステップと、分割された領域の各々に優先順位を割り当てる第四のステップと、割り当てられた優先順位に従って領域毎に順に欠陥判定処理を行うステップであって、現在の処理対象である領域内の各該画素に対する閾値を変化させていき、該第二のステップにより判別された該画素の数が第1の数以下となったとき、該判別された画素を欠陥画素と判定する第五のステップとを有した方法である。
また、上記の課題を解決する本発明の一態様に係る欠陥画素検出プログラムは、固体撮像素子の受光面上に整列された各画素の欠陥を検出するプログラムであり、各該画素の信号の出力値に関する閾値を設定し、設定された該閾値と、該閾値に対する各画素信号の出力値とを比較して、該閾値より高い出力値または低い出力値のいずれかを出力している画素を判別し、該受光面全域を複数の領域に分割し、分割された領域の各々に優先順位を割り当て、割り当てられた優先順位に従って領域毎に順に欠陥判定処理を行うプログラムであって、現在の処理対象である領域内の各該画素に対する閾値を変化させていき、該判別された画素の数が第1の数以下となったとき、当該画素を欠陥画素と判定するプログラムである。
本発明の欠陥画素検出装置、欠陥画素検出方法、及び欠陥画素検出プログラムを採用すると、領域を複数に分割して欠陥画素を検出している為、対物レンズの特性によって固体撮像素子の中心部と周辺部との画素の出力値が大きく異なっている場合であっても、欠陥画素を高い精度で検出することができるようになる。また、受光面中心部近傍の画素から優先して欠陥画素か否かを判定して欠陥画素の検出処理を実行している為、必要性の高い画像中心の画素から優先して補正することができる。従って、効率良く画素を補正して補正処理の負担を軽減させることができる。
図1は、本発明の実施形態の電子内視鏡装置10を示すブロック図である。電子内視鏡装置10は、体腔内を観察する為の装置であり、プロセッサ100と、電子内視鏡200と、モニタ300から構成されている。電子内視鏡200は固体撮像素子(例えばCCD)を備えており、プロセッサ100は本実施形態の特徴に係る機能であって、製造時において発生した該固体撮像素子の欠陥画素を検出して補正する機能を果たす。以下に、図1を参照して電子内視鏡装置10の構成及び動作を説明する。
プロセッサ100は、電子内視鏡200を介して体腔内を照明する光源装置と、電子内視鏡200から送信された画像信号に所定の信号処理を施し映像信号に変換してモニタ300に出力する画像処理装置とを兼ね備えたものであり、光源ランプ110と、RGB回転フィルタ112と、モータドライバ114と、集光レンズ116と、電子内視鏡用接続部120と、CPU130と、メモリ132と、DSP(Digital Signal Processor)140と、メモリ150R、150G、150Bと、D/Aコンバータ160と、映像信号出力回路170と、出力端子180と、切替スイッチ190を有している。ここで、CPU130は、その中に、ROM、RAM、I/Oポート等を備えている。また、メモリ132は、不揮発性のメモリ(例えばEEPROM)である。
切替スイッチ190は、プロセッサ100の動作モードを切り替える為のスイッチであり、体腔内を観察する為のモードである通常観察モードと、本実施形態の特徴に係るモードであって、電子内視鏡200内に配置された固体撮像素子の欠陥画素を検出する為のモードである欠陥画素検出モードに切り替えることができる。欠陥画素検出モードは、定期的なメンテナンス処理を行うときに使用されるものであり、通常電子内視鏡装置10は、通常観察モードに設定されている。まず、通常観察モードにおける電子内視鏡装置10の動作を説明する。
電子内視鏡装置10では面順次方式の撮像システムを採用している。プロセッサ100は、該撮像システムを実現する為の構成であって、上述した光源装置を司る構成として、光源ランプ110、RGB回転フィルタ112、モータドライバ114、及びレンズ116を有している。
光源ランプ110は、体腔内を照明する為の照明光を発するものであり、ここでは種々の色成分を含んだ白色光を発する。RGB回転フィルタ112は、光源ランプ110から発せられた白色光の光路中に配置されており、R光、G光、B光の三色の色成分の各々を透過させるフィルタを備えている。以下に、面順次方式によるカラー画像の生成のプロセスを説明する。
まず、CPU130の制御によってモータドライバ114が駆動制御され、RGB回転フィルタ112を回転させるモータが駆動される。これによりRGB回転フィルタ112は回転し、R光、G光、B光の各々の色成分のみを透過するフィルタが白色光の光路中に順次挿入される。従って、光源ランプ110から発せられた白色光は、R、G、Bの各色のフィルタを順次透過し、各色成分のみを含んだ光束としてRGB回転フィルタ112から射出し、電子内視鏡200側に向かって進行していく。なお、実際には、図1中の光源ランプ110は集光レンズ116の光軸上に配置されている。
そして各色成分は、集光レンズ116により集光されつつ、プロセッサ100と電子内視鏡200とを接続している電子内視鏡用接続部120を介して電子内視鏡200に入射される。
電子内視鏡200は、電子内視鏡装置10のうち体腔内に挿入されて該体腔内を撮像する機能を果たすものである。電子内視鏡200は、可撓性を有したケーブルを有しており、該ケーブル内には、該体腔内を撮像する為の種々の部品が配置されている。電子内視鏡200は、その長手方向に沿って配置されたライトガイド210と、その先端部に配置された対物レンズ220と、対物レンズ220の後側焦点位置と一致する面上にその受光面が配置されたCCD230を有している。CCD230は、例えば、水平方向に640画素、垂直方向に480画素のフォトダイオードが整列された、矩形状の固体撮像素子である。
上述した電子内視鏡200に入射された各色成分は、ライトガイド210に入射され、該ライトガイド210により電子内視鏡200の先端に導光される。そしてライトガイド210から射出され、体腔内を照明する。各色成分で照明された体腔内からの反射光は、対物レンズ220を介して、CCD230の受光面上で順次結像し受光される。なお、CCD230は、後述するCCD駆動回路144により駆動制御されている。CCD230により受光された各色成分は、画像信号に光電変換され、その出力部に順次転送されていく。これら各色成分の画像信号は、プロセッサ100に出力されて後述する画像処理を施され、ビデオ信号(映像信号)としてモニタ300に出力される。以下に、プロセッサ100で行われる画像処理のプロセスを説明する。
プロセッサ100に出力された画像信号は、DSP140に入力し、該DSP140により所定の処理が施される。図2は、DSP140の構成を示したブロック図である。以下に、図2を参照してDSP140の構成及び動作を説明する。
DSP140は、電子内視鏡200から出力された画像信号に所定の信号処理を施す回路であり、S/H回路141と、A/D変換器142と、タイミングジェネレータ143と、CCD駆動回路144と、検出回路145と、補正回路146と、信号処理回路147と、欠陥画素用メモリ148を有している。
S/H回路141及びA/D変換器142は、CPU130の制御信号によって駆動するタイミングジェネレータ143から出力されるタイミング信号により所定のタイミングで制御されている。S/H回路141は、CCD230からDSP140に入力された画像信号を所定のタイミングでサンプリング及びホールドし、A/D変換器142は、該画像信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。
ここでプロセッサ100は切替スイッチ190により通常観察モードにセットされている為、A/D変換器142によりデジタル信号に変換された画像信号は、補正回路146に出力される。また、プロセッサ100が欠陥画素検出モードにセットされている場合、プロセッサ100が本実施形態の特徴である欠陥画素検出処理(後述)を実行する為、該画像信号は、検出回路145及び補正回路146に出力される。補正回路146は、欠陥画素検出処理(後述)によって取得した欠陥画素情報に基づいてCCD230の欠陥画素に対する補正処理を実行している。
CPU130はプロセッサ100に接続されている電子内視鏡200のID情報を取得する機能を有している。CPU130に接続されているメモリ132は、各電子内視鏡のID情報と、欠陥画素検出処理(後述)によって取得された欠陥画素情報(例えば欠陥画素のアドレス)とを関連付けて記憶している。プロセッサ100に電子内視鏡が接続されると、CPU130は、そのID情報を取得し、そのID情報に関連付けられた欠陥画素情報をメモリ132から読み出す。そして、読み出した欠陥画素情報を、欠陥画素用メモリ148に一時的に記憶させる。
補正回路146は、欠陥画素用メモリ148の内容を読み込む。この欠陥画素用メモリ148には、上述したように、プロセッサ100に現在接続されている電子内視鏡の欠陥画素の情報(例えば欠陥画素を示すアドレス)がCPU130により書き込まれ、記憶されている。補正回路146は、欠陥画素の情報を欠陥画素用メモリ148から読み出し、該欠陥画素に対する補正処理を実行する。
補正回路146は、欠陥画素検出モード時に検出されたCCD230の欠陥画素を例えば、隣接画素の信号で補間する周知の方式により補正し、補正後の画像信号を信号処理回路147に出力する。信号処理回路147に入力された画像信号は、タイミングジェネレータ143によって、CCD230の駆動(すなわちCCD駆動回路144の駆動)と同期され、R成分、G成分、及びB成分の各色成分の画像信号に分離され、メモリ150R、150G、及び150Bに出力される。
DSP140により分離された各色成分の画像信号は、CPU130の作用により、それぞれ異なったメモリに順次格納される。ここでは、R成分の画像信号は150Rに格納され、G成分の画像信号は150Gに格納され、B成分の画像信号は150Bに格納される。
各メモリに格納された画像信号は、CPU130の作用により、メモリ150R、150G、及び150Bの各々から所定のタイミングで同時に読み出しされ、D/A変換器160に出力される。そしてこのD/A変換器160によって、デジタル信号からアナログ信号に変換される。アナログ信号に変換された画像信号は、映像信号出力回路170に入力され、この映像信号出力回路170によって、モニタ300に表示可能なコンポジットビデオ信号、Sビデオ信号、RGBビデオ信号などの映像信号に変換される。ここで変換された映像信号がモニタ300に入力されると、モニタ300上に体腔内の観察画像がカラーで表示される。
このときプロセッサ100に接続されている電子内視鏡のID情報がメモリ132に記憶されていないものである場合(より詳しくは欠陥画素用メモリ148にその内視鏡の欠陥画素情報が記憶されていない場合)、該補正回路146は該内視鏡の固体撮像素子に含まれている欠陥画素の補正を実行できない為、モニタ300上には欠陥画素に対応する位置にいわゆる黒点(例えばフォトダイオードの断線などで電荷が貯められない画素、若しくは最も低い感度の画素によるもの)や白点(例えばフォトダイオードの短絡で常に電荷が飽和した状態の画素、若しくは最も高い感度の画素によるもの)が表示されてしまう。ここでプロセッサ100の切替スイッチ190を欠陥画素検出モードに切り替え、本実施形態の特徴である欠陥画素検出処理を実行することにより、該電子内視鏡のID情報と、該ID情報に対応する欠陥画素の情報とが、メモリ132に記憶され、更に欠陥画素用メモリ148にも書き込まれ、以後は欠陥画素が補正された鮮明な画像がモニタ300上に表示される。以下に、本実施形態で用いられる種々の欠陥画素検出処理を説明する。なお、白点の欠陥画素検出処理は、例えば上記特許文献1により比較的精度良く検出できる。この為、本発明の実施例では、従来高い精度で検出できなかった黒点の欠陥画素の検出処理を行うものとする。
図3(a)は、実施例1のCCD230の欠陥画素検出処理時におけるモニタ300の表示状態を示した図である。また、図3(b)は、図3(a)に対応するCCD230の各画素の出力値と閾値との関係を示したグラフである。また、図4は、実施例1のCPU130による欠陥画素検出処理を示したフローチャートである。また、図5は、図4のサブルーチン(S4の黒点判定)の処理を示したフローチャートである。なお、実施例1の欠陥画素検出処理は、黒点となる画素を欠陥画素とみなす処理である。以下に、図3(a)、(b)、図4、及び図5を参照して実施例1の欠陥画素検出処理を説明する。
本発明の実施例では、電子内視鏡200に照明光を照射したり、電子内視鏡200前面に明るい被写体を用意したりして欠陥画素検出処理を実行する。なお、このとき使用する照明光や被写体は、均一な輝度を有するものであることが好ましい。
また、本発明の実施例では、CCD230は照明される為、その中で正常な画素は、例えば130程度の出力値を示し、白点となる画素は、高い出力値(例えば150)を出力する。また、黒点となる画素すなわち本実施例で欠陥画素とみなされる画素(ここでは図3(a)のa〜dに対応する画素)は、正常な画素より低い出力値(例えば110)を出力している。従って、図3(a)の如くモニタ300には、全体的に略白い画像が表示され、僅かに黒い点像が表示される。なお、全ての実施例において、各画素の出力値の値域は、0〜255とする。
図3(b)のrth1、rth2、及びrth6は、欠陥画素の判定に利用される閾値である。また、グラフ中に示された曲線は、水平2ライン分(ラインA及びB)の各画素の出力値を示している。図3(b)の出力値a〜dは、図3(a)の画素a〜dに対応したものであって、これらの画素の出力値を示したものである。図3(a)のラインAは、矢印H方向に伸長した1つのラインであり、画素a及びbを含んでいる。また、図3(a)のラインBは、矢印H方向に伸長した1つのラインであり、画素c及びdを含んでいる。また、図3(a)は、後述のS1の処理を説明する為に、モニタ上の画面(別の言い方をするとCCD230の受光面)を一点鎖線によって領域Z〜Zの9つの領域に分割して示している。
また、図3(b)のrange1は、領域Z〜Zの水平ライン方向(矢印H方向)の被検画素の範囲を示しており、図3(b)のrange2は、領域Z、Z、Zの水平ライン方向の被検画素の範囲を示しており、図3(b)のrange3は、領域Z、Z、Zの水平ライン方向の被検画素の範囲を示している。なお、実施例1では、実際には、矢印V方向に行をなす矢印H方向全ラインの画素の出力値を一括して検出するが、説明の便宜上、図3(b)ではラインA及びBの2ラインの画素の出力値のみを示している。
図4及び図5に示したフローチャートを参照して実施例1の欠陥画素検出処理を説明する。実施例1の欠陥画素検出処理を開始する為には、先ず、プロセッサ100の切替スイッチ190を欠陥画素検出モードに切り替え、さらに、黒点となる欠陥画素を検出するモードを選択する。
プロセッサ100を上記黒点欠陥画素検出モードにセットすると、実施例1の欠陥画素検出処理が開始される。CPU130は、先ず、CCD230受光面全域を図3(a)の如く9つの領域に分割し(S1)、各領域に番号を付す(S2)。本発明の実施例の欠陥画素検出処理では分割された領域毎に欠陥画素検出処理を行っており、上記番号は、その処理が実行される領域の優先順位を示している。なお、ここでは、CCD230受光面中心部に近い領域であればあるほど優先順位の高い番号が付される。すなわちCPU130は、S2の処理において、上記番号を付すことにより、CCD230受光面中心部に近い領域から優先して欠陥画素検出処理が実行されるよう設定している。
なお、一般に、画像の中心付近が最も画像上で注目されるべき領域である為、本発明の実施例の欠陥画素検出処理では、上述の如く、検出すべき領域を複数に分割し、さらにこれらの領域の中でCCD230受光面中心部に近い領域から優先して当該検出処理を実行するよう設定している。
CPU130は、次に、欠陥画素を検出する領域Zの変数kをk=1に設定し、黒点検出総数ntをnt=0に設定する(S3)。すなわちここで、黒点検出処理を実行する領域を領域Zに設定し、黒点の検出総数を0にリセットする。そしてS4の処理に進み、領域Zにおける黒点検出処理(図5のフローチャート)を実行する。以下に、図5に示した領域Zにおける黒点検出処理を説明する。
S4すなわち図5のフローチャートの処理が開始されると、CPU130は、閾値rthを、現在黒点検出処理が実行される対象となっている領域に応じた初期値R0kに設定する(S11)。ここで設定される初期値R0kは、例えば、当該処理対象の領域が領域Zのときには初期値R01(=208)であり、当該処理対象の領域が領域Zのときには初期値R06(=176)である。
CPU130は、次に、初期値R0kに設定された閾値rthに減分Dk(=2)を減算する(S12)。そしてここで減算された閾値rthを用いて、CCD230の各画素が黒点となる欠陥画素であるか否かを判定する(S13)。
S14の処理において、CPU130は、次に、閾値rthを下回った値を出力した全ての画素の黒点検出数nbを算出し、当該nbが5以下であるか否かを判定する(S15)。ここで、黒点検出数nbが5より大きい場合(S15:NO)、現在設定している閾値rthが高すぎる為、CPU130は、S12の処理に戻り、再び閾値rthに減分Dkを減算して当該閾値rthを下げ、黒点検出処理を続行させる。また、黒点検出数nbが5以下の場合(S15:YES)、現在設定している閾値rthが適切である為、CPU130は、黒点と判定された画素のアドレス(ロウ及びカラムアドレス)を、CPU130内のRAMに一時的に記憶させ(S16)、黒点検出総数ntに、今回算出された黒点検出数nbを加算し(S17)、図4のフローチャートのS5の処理に戻る。
S5の処理において、CPU130は、変数kを1インクリメントする。すなわち今回S4の処理で黒点検出処理が実行された領域の次に優先順位の高い領域を、次回黒点検出処理が実行される領域に設定し、S6の処理に進む。
S6の処理において、CPU130は、黒点検出総数ntが8より小さいか否かを判定する。ここで、黒点検出総数ntが8以上の場合(S6:NO)、補正可能な画素数の上限に達した為、CPU130は、黒点と検出されたnt個の画素のアドレスを上記RAMから読み出し、接続中の電子内視鏡のID情報と関連付けて、メモリ132に記憶させ(S8)、本実施例の欠陥画素検出処理を終了させる。また、黒点検出総数ntが8より小さい場合(S6:YES)、補正可能な画素数の上限に達していない為、CPU130は、S7の処理に進む。
S7の処理において、CPU130は、変数kが9より大きいか否かを判定する。ここで、変数kが9より大きい場合(S7:YES)、CPU130は、全ての領域(領域Z〜Z)において黒点検出処理を実行した為、S8の処理に進み、黒点と検出されたnt個の画素のアドレスを、接続中の電子内視鏡のID情報と関連付けて、メモリ132に記憶させ、本実施例の欠陥画素検出処理を終了させる。また、変数kが9以下の場合(S7:NO)、黒点検出処理を実行していない領域が残っている為、CPU130は、S4の処理に戻り、S5で設定された変数に該当する領域の黒点検出処理を実行する。メモリ132に欠陥画素のアドレスが記憶されると、CPU130は、電子内視鏡装置10の通常観察モード時に常に欠陥画素補正が行われるように、上記アドレスを欠陥画素用メモリ148に書き込む。これにより上述した欠陥画素の補正処理が実行される(段落0031、0032参照)。
なお、上述した欠陥画素を検出する各領域のサイズは適宜設定するものである。例えば、領域Zを、水平ライン方向(矢印H方向)及び垂直ライン方向(矢印V方向)共に、全範囲の40%を占めるサイズに設定してもよいし、全範囲の60%を占めるサイズに設定してもよい。また、対物レンズはその種類によって特性が異なる為、対物レンズを透過した光の分布によって、CCD230に対する輝度分布もそれぞれ異なる。従って、この対物レンズの特性に応じて各領域の分割方法を適宜設定してもよい。また、実施例1ではCCD230の受光面が9つの領域に分割されているが、別の実施例では当該受光面をより多い或いはより少ない領域に分割してよい。
図6(a)は、実施例2のCCD230の欠陥画素検出処理時におけるモニタ300の表示状態を示した図である。また、図6(b)は、図6(a)に対応するCCD230の各画素の出力値と閾値との関係を示したグラフである。また、図7は、実施例2のCPU130による欠陥画素検出処理を示したフローチャートである。また、図8は、図7に示した欠陥画素検出処理のサブルーチンであり、黒点判定処理(S46の処理)を示したフローチャートである。なお、実施例2の欠陥画素検出処理は、実施例1と同様に、黒点となる画素を欠陥画素とみなす処理である。以下に、図6(a)、(b)、図7、及び図8を参照して実施例2の欠陥画素検出処理を説明する。
図6(b)のrf1、rf2、及びrf3は、欠陥画素の判定に利用される閾値である。また、グラフ中に示された曲線は、水平1ライン分の各画素の出力値を示している。図6(b)の出力値a〜dは、図6(a)の画素a〜dに対応したものであって、これらの画素の出力値を示したものである。図6(a)のラインAは、矢印H方向に伸長した1つのラインであり、画素b及びcを含んでいる。また、図6(a)のラインBは、矢印H方向に伸長した1つのラインであり、画素a及びdを含んでいる。また、図6(a)において二点鎖線で示された範囲は図6(b)のrange1に対応し、図6(a)において一点鎖線で示された範囲は図6(b)のrange2に対応し、図6(a)において点線で示された範囲は図6(b)のrange3に対応している。range1,2、3は、それぞれ1水平ライン分の全有効画素に対する被検画素の範囲を示しており、range3、range2、range1の順に広い。なお、実施例2では、実際には、矢印V方向に行をなす矢印H方向の検出範囲内の全ラインの画素の出力値を一括して検出するが、説明の便宜上、図6(b)ではラインA及びラインBの画素の出力値のみを示している。
図7及び図8に示したフローチャートを参照して実施例2の欠陥画素検出処理を説明する。実施例2の欠陥画素検出処理を開始する為には、先ず、プロセッサ100の切替スイッチ190を欠陥画素検出モードに切り替え、さらに、黒点となる欠陥画素を検出するモードを選択する。
実施例2の欠陥画素検出処理では、先ず、CPU130は、各パラメータを初期化する(S41)。具体的には、黒点検出を実行した回数をカウントするカウンタvcを0に設定し、検出された黒点の総数vnを0に設定し、CCD230の各画素が黒点の欠陥画素であるか否かを判定する為の閾値rを初期値R(=192)に設定し、水平方向の検出範囲vhを初期値Ah(=684)に設定し、垂直方向の検出範囲vvを初期値Av(=684)に設定する。なお、水平及び垂直方向の検出範囲の定義域は、0〜1023となっている。また、これらの検出範囲は、画像の中心から上下及び左右均等に振り分けられた範囲である。
次に、初期値Ahに設定された水平方向の検出範囲vhに加分Ah(=84)を加算し、初期値Avに設定された垂直方向の検出範囲vvに加分Av(=84)を加算する(S42、図6のrange1の範囲参照)。次に、閾値rを引き下げる為、減分Rs(=16)を減算する(S43)。次に、S43の処理で減算された閾値rを用いて、CCD230の各画素が黒点となる欠陥画素であるか否かを判定する(S44)。例えば、閾値rがrf1の場合には、画素b、cの出力値がrf1より小さい。従って、ここでは画素b、cが欠陥画素と判定される(図6(b)参照)。
次に、CPU130は、S44の処理において欠陥画素と判定された画素数(=nb)が8画素より少ないか否かを判定する(S45)。このとき欠陥画素と判定された画素が8画素以上の場合(S45:NO)、現在設定している閾値rが高すぎる為、欠陥画素と判定され得る各画素を特定できていない。従って、CPU130は、S43の処理に戻り、再び閾値rに減分Rsを減算して該閾値rを減少させ、欠陥画素検出処理を続行させる。また、欠陥画素と判定された画素数が8画素より少ない場合(S45:YES)、CPU130は、S46に進み、より細かく閾値を設定することによって高い精度で黒点となる欠陥画素を検出する処理(図8のフローチャート)を実行する。以下に、図8に示した黒点検出処理を説明する。
S46すなわち図8の処理が開始されると、CPU130は、閾値rを初期値rに設定する(S61)。次に、初期値rに設定された閾値rに増分Ra(=2)を加算する(S62)。そしてS62の処理で加算された閾値rを用いて、CCD230の各画素が黒点となる欠陥画素であるか否かを判定する(S63)。
次に、CPU130は、現在設定されている検出範囲の境界近傍で、閾値rを下回る出力値を有する画素、すなわち黒点とみなされる画素が検出されたか否かを判定する(S64)。境界近傍で黒点とみなされる画素が検出されていなかった場合(S64:NO)、現在設定している閾値rが低すぎる為、CPU130は、S62の処理に戻り、再び閾値rに増分Raを加算して該閾値rを増加させ、欠陥画素検出処理を続行させる。
また、境界近傍で黒点とみなされる画素が検出された場合(S64:YES)、CPU130は、閾値を、S62の処理を実行する前の閾値に戻す(S65)。すなわち現在の閾値rに減分Raを減算する。そして黒点判定処理を実行する(S66)。なお、このときの閾値は、検出範囲の境界近傍に配置された画素であって、受光量不足により閾値を下回る画素の出力値と、略同等の値になる。この値は、CCD230周辺部の光量不足により出力が低い画素を欠陥画素として検出してしまうという誤検出を防ぐことができることから最適値に近い値であるといえる。
次に、CPU130は、上述した誤検出を確実に防止する意味で、境界近傍で黒点と判定された画素を、黒点とみなさない(S67)。すなわち境界近傍の画素は、正常な画素と判断する。そして黒点と判定された画素のアドレスをCPU130内のRAMに一時的に記憶させ(S68)、今回の処理(図8のフローチャート)で検出された黒点の数nfを、現在までに検出された黒点の総数vnに加算し(S69)、図7のフローチャートのS47の処理に進む。なお、本フローチャートを実行したときに、実際に黒点である画素であるにも拘わらず境界近傍であるために除外された黒点の画素は、このとき(本フローチャート)よりも検出範囲を拡大して欠陥画素検出処理を実行したときに黒点の画素として検出される。
S47の処理では、CPU130は、S46の処理が実行された回数をカウントする。すなわちS46の処理が実行される度に、カウンタvcを1インクリメントする。その後、CPU130は、カウンタvcが4より小さいか否かを判定する(S48)。カウンタvcが4以上の場合(S48:NO)、CPU130は、黒点の総数vnが0か否かを判定する(S50)。黒点の総数vnが0の場合(S50:NO)、CPU130は、欠陥画素検出処理を終了させる。また、黒点の総数vnが0でない場合、すなわち本処理で黒点が検出された場合(S50:YES)、CPU130は、黒点が検出された画素のアドレスを上記RAMから読み出し、接続中の電子内視鏡のID情報と関連付けて、メモリ132に記憶させ(S51)、欠陥画素検出処理を終了させる。
カウンタvcが4より小さい場合(S48:YES)、CPU130は、黒点の総数vnが8以上であるか否かを判定する(S49)。黒点の総数vnが8より小さい場合(S49:NO)、CPU130は、S42の処理に戻り、検出範囲を前回より広げて、欠陥画素検出処理を続行させる。また、黒点の総数vnが8以上である場合(S49:YES)、CPU130は、黒点が検出された画素のアドレスを、接続中の電子内視鏡のID情報と関連付けて、メモリ132に記憶させ(S51)、欠陥画素検出処理を終了させる。メモリ132に欠陥画素のアドレスが記憶されると、CPU130は、実施例1と同様に、電子内視鏡装置10の通常観察モード時に常に欠陥画素補正が行われるように、上記アドレスを欠陥画素用メモリ148に書き込む。これにより上述した欠陥画素の補正処理が実行される(段落0031、0032参照)。
本発明の実施例の欠陥画素検出方法を採用すると、必要性の高い画像中心部の欠陥画素を優先して検出することができる。これにより、CCD230中に含まれた欠陥画素を効率良く補正することができ、無駄な補正処理を省くことができる。
以上が本発明の実施形態である。本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。例えば、上記実施形態において、プロセッサ100側に配置されている検出回路145や欠陥画素用メモリ148、補正回路146を電子内視鏡200側に設けてもよい。
また、本実施形態では閾値を下げながら黒点の欠陥画素を検出しているが、別の実施形態では閾値を上げながら黒点の欠陥画素を検出してもよい。
本発明の実施形態の電子内視鏡装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態の構成要素であるDSPの構成を示したブロック図である。 実施例1のCCDの各画素の出力値と閾値との関係を示した図である。 実施例1のCPUによる欠陥画素検出処理を示したフローチャートである。 図4に示した欠陥画素検出処理のサブルーチンであり、黒点判定処理を示したフローチャートである。 実施例2のCCDの各画素の出力値と閾値との関係を示した図である。 実施例2のCPUによる欠陥画素検出処理を示したフローチャートである。 図7に示した欠陥画素検出処理のサブルーチンであり、黒点判定処理を示したフローチャートである。
符号の説明
10 電子内視鏡装置
100 プロセッサ
130 CPU
140 DSP
200 電子内視鏡
220 対物レンズ
230 CCD

Claims (7)

  1. 固体撮像素子の受光面上に整列された各画素の欠陥を検出する欠陥画素検出装置において、
    前記受光面全域を複数の領域に分割する受光面分割手段と、
    前記分割された領域の各々に優先順位を割り当てる優先順位割当手段と、
    前記割り当てられた優先順位に従って領域毎に順に欠陥判定処理を行う手段であって、現在の処理対象である領域に対して初期的な閾値を設定し、該処理対象の領域の画素の中から該設定された閾値よりも信号出力値が低い画素をカウントし、該カウントされる画素の数が第1の数以下になるまで該閾値を下げて、該第1の数以下に絞られた画素を欠陥画素と判定する欠陥判定手段と、
    を備え、
    前記受光面周辺の領域に対して設定される初期的な閾値が、該受光面中心の領域に対して設定される初期的な閾値よりも低いこと、を特徴とする欠陥画素検出装置。
  2. 前記各領域で判定された欠陥画素の総数が前記第1の数より大きい第2の数以上になったとき、欠陥判定処理を終了させること、を特徴とする請求項1に記載の欠陥画素検出装置。
  3. 前記優先順位割当手段は、前記受光面の中心部に近い領域から順に優先順位を割り当てていくこと、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の欠陥画素検出装置。
  4. 前記欠陥と判定された画素の位置情報を格納する記憶手段をさらに備えたこと、を特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の欠陥画素検出装置。
  5. 前記欠陥判定手段はさらに、前記カウントされた画素の数に応じて前記閾値を変化させていくこと、を特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の欠陥画素検出装置。
  6. 固体撮像素子の受光面上に整列された各画素の欠陥を検出する欠陥画素検出方法において、
    前記受光面全域を複数の領域に分割する受光面分割ステップと、
    前記分割された領域の各々に優先順位を割り当てる優先順位割当ステップと、
    前記割り当てられた優先順位に従って領域毎に順に欠陥判定処理を行うステップであって、現在の処理対象である領域に対して初期的な閾値を設定し、該処理対象の領域の画素の中から該設定された閾値よりも信号出力値が低い画素をカウントし、該カウントされる画素の数が第1の数以下になるまで該閾値を下げて、該第1の数以下に絞られた画素を欠陥画素と判定する欠陥判定ステップと、
    を有し、
    前記受光面周辺の領域に対して設定される初期的な閾値が、該受光面中心の領域に対して設定される初期的な閾値よりも低いこと、を特徴とする欠陥画素検出方法。
  7. 請求項6に記載の欠陥画素検出方法をコンピュータに実行させるための欠陥画素検出プログラム。
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