JP4597308B2 - 巻き上げ装置、その組立方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇降路内を昇降するエレベータの乗りかごを懸架するロープの巻き上げ装置及びエレベータに係り、とりわけ、振動や騒音が発生しにくい巻き上げ装置、その組立方法及びエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】
まず、図11を用いて、従来のエレベータの構成を説明する。
【0003】
図11に示すように、エレベータ70は、乗りかご70aと、乗りかご70aの外側に設けられたかご枠71と、かご枠71の上方及び下方に組み付けられたローラガイド72とを備えている。ローラガイド72は、昇降路内に設置された一対のガイドレール73に転接するようになっている。
【0004】
ローラガイド72とガイドレール73との転接によって、かご枠71すなわち乗りかご70aの昇降動作が案内される。
【0005】
かご枠71の上部には、複数のロープ74の一端が接続されている。ロープ74は、昇降路の真上の機械室(図示せず)に設けられた巻き上げ装置(図示せず)に巻き付けられ、他端にはカウンタウェイト(図示せず)が接続されている。
【0006】
巻き上げ装置を駆動することにより、かご枠71とカウンタウェイトとは、互いに逆方向に昇降する。
【0007】
一方、図12を用いて、前述のエレベータ70とは別の方式のエレベータ80の構成を説明する。この方式は巻き上げ装置を昇降路内に配置して機械室をなくした、いわゆる機械室レスエレベータと称するものである。
【0008】
図12に示すように、この方式のエレベータ80は、乗りかご80aと、乗りかご80aの下側に設けられた2個の従動シーブ81とを備えている。乗りかご80aの上端部と下端部の左右には、ガイドシュー82が組み付けられており、これらのガイドシュー82は、昇降路内に設置された一対のガイドレール63に接しており、乗りかご80aの昇降動作を案内するようになっている。
【0009】
昇降路の上部には、巻き上げ装置85が一方のガイドレール83に固定されている。ロープ84は、一方の端部84aが昇降路の頂部に固定され、乗りかご80aの下側に組み付けられた一対の従動シーブ81に掛け渡された後、巻き上げ装置85内のトラクションシーブ(図示せず)に掛け渡され、さらにカウンタウェイト86に組み付けられているカウンタウェイトシーブ87に掛け渡されて、他方の端部84bが昇降路頂部に固定されている。
【0010】
図12に示すように、乗りかご80aの昇降のための巻き上げ装置85は、乗りかご80aが昇降するスペースと昇降路壁との隙間に配置されている。このため、図12のエレベータ80は、昇降路の真上に機械室を設ける必要がなく、スペース効率において優れている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
図12に示すエレベータ80においては、巻き上げ装置85は、前述のように乗りかご80aの昇降スペースと昇降路壁との問に設置されるため、扁平薄型であることが好ましい。しかしながら、扁平薄型の巻き上げ装置85は、軸方向の剛性が低いため、軸方向に振動が生じ易い。また、振動の発生は騒音の発生をも招いてしまう。
【0012】
特に、巻き上げ装置85の駆動モータ(図示せず)が、永久磁石を用いたロータとステータとの間にいわゆるアキシャルギャップあるいはラジアルギャップを持つ扁平薄型の構造である場合には、トルクリップルが生じることによって特定の周波数で軸方向に振動し、より騒音が生じ易い。
【0013】
また、巻き上げ装置を昇降路壁近傍に据え付けた後で騒音が発生することが判明した場合などの対策としては、巻き上げ装置の周辺に防音カバーなどを取り付けることなどが考えられている。しかし、作業スペースが限られているために取り付けが困難であったり、工事が大がかりになるという問題があった。
【0014】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、乗りかごの昇降スペースと昇降路壁との間などに設置される扁平薄型の巻き上げ装置であって、振動や騒音が発生しにくい巻き上げ装置及びエレベータを提供することを目的とする。
【0015】
また、本発明は、巻き上げ装置のフレームが昇降路壁近傍に据え付けられた後でも、振動や騒音の発生を簡便に抑制できる巻き上げ装置の組立方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、乗りかごとカウンタウェイトとを懸架するロープを巻き上げる扁平なトラクションシーブと、前記トラクションシーブを軸支するとともにその中央部に凹部が形成された扁平なフレームと、を備え、前記凹部に固定された支持体と、厚さ及び枚数を変更可能な1または複数の金属板で構成され、その中央部を前記支持体に固定された弾性体と、前記弾性体の外周部に設けられた質量体と、を有し、前記トラクションシーブの回転軸に沿った振動を吸収する振動吸収部を更に備えたことを特徴とする巻き上げ装置である。
【0017】
本発明によれば、フレームが軸方向に振動した場合に振動吸収部が当該振動を吸収するので、振動や騒音の発生を抑制することができる。
【0020】
本発明は、巻き上げ装置のフレームをエレベータの昇降路壁の近傍に据え付けた後、巻き上げ装置のフレームに、質量体を含む振動吸収部を取付けることを特徴とする巻き上げ装置の組立方法である。
【0021】
本発明によれば、巻き上げ装置のフレームが昇降路壁の近傍に据え付けられた後でも、振動や騒音の発生を抑制できる。
【0022】
また本発明は、エレベータ昇降路内でガイドレールに沿って昇降する乗りかごと、前記昇降路内でカウンタウェイトガイドレールに沿って昇降するカウンタウェイトと、前記乗りかごと前記カウンタウェイトとを懸架しているロープと、前記ロープを巻き上げ駆動する巻き上げ装置と、を備え、前記巻き上げ装置は、前記ロープを巻き上げる扁平なトラクションシーブと、前記トラクションシーブを軸支する扁平なフレームと、前記フレームに取り付けられ、前記トラクションシーブの回転軸に沿った方向の振動を吸収する振動吸収部と、を有していることを特徴とするエレベータである。
【0023】
本発明によれば、巻き上げ装置が昇降路内に配置されたエレベータにおいて、巻き上げ装置のフレームが軸方向に振動した場合に振動吸収部が当該振動を吸収するので、巻き上げ装置の振動や騒音の発生を抑制することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0027】
図1は、本発明の第1の実施の形態によるエレベータ60を示す構成概略図である。図1に示すように、本発明の第1の実施の形態のエレベータ60は、建造物のエレベータ昇降路内でガイドレール63に沿って昇降する乗りかご60aと、昇降路内でカウンタウェイトガイドレール69に沿って昇降するカウンタウェイト66とを備えている。
【0028】
ガイドレール63は、建造物のエレベータの昇降路に沿って、一対が互いに略並行に設けられている。乗りかご60aの上端部と下端部の左右両側には、ガイドシュー62が設けられ、ガイドシュー62が一対のガイドレール63上を摺動することによって、乗りかご60aの昇降が案内されるようになっている。
【0029】
カウンタウェイトガイドレール69も、同じく昇降路に沿って一対が設けられ、図示しないガイドシューを介してカウンタウェイト66の昇降が案内されるようになっている。
【0030】
カウンタウェイト66の重量は、所定の数の人が乗り込んだ状態の乗りかご60aの重量と釣り合うように構成されている。
【0031】
乗りかご60aには、図1の手前側にドア68が組み付けられており、乗客を収容できるようになっている。また、乗りかご60aの床下には、2個の従動シーブ61が回動自在に支持されている。
【0032】
ガイドレール63の一方の上端部には、昇降路の図示しない壁と乗りかご60aの昇降スペースとの間に、巻き上げ装置65が取り付けられている。
【0033】
ロープ64は、一方の端部64aが図示しないヒッチ装置を介して昇降路の頂部に固定され、乗りかご60aの下側に組み付けられた一対の従動シーブ61に掛け渡された後、巻き上げ装置65内のロープ64を巻き上げる扁平なトラクションシーブ52(図2参照)に掛け渡され、さらにカウンタウェイト66に組み付けられているカウンタウェイトシーブ67に掛け渡されて、他方の端部64bが図示しないヒッチ装置を介して昇降路頂部に固定されている。
【0034】
これにより、巻き上げ装置65を駆動することにより、ロープ64を介して、乗りかご60a及びカウンタウェイト66を、昇降路内を互いに逆向きに昇降させるようになっている。
【0035】
その他、エレベータ60は、非常停止機構(図示せず)を備えている。
【0036】
図2は、巻き上げ装置65を、乗りかご60aの昇降スペース側から見た状態を示している。図2に示すように、トラクションシーブ52は、扁平なフレーム51に軸支されている。フレーム51は、ガイドレール63のレール背面側に固定された取付台50上に、図示しない防振部材を介して載置されている。
【0037】
フレーム51とトラクションシーブ52とは、この場合駆動モータを形成している、すなわち、フレーム51は、駆動モータの巻線、鉄心を含むステータと一体の構造となっており、トラクションシーブ52は、駆動モータの永久磁石を含むロータと一体の構造となっている。この種の駆動モータは例えば特許第2806868号公報及び特許第2647745号公報に記載されている。
【0038】
また、フレーム51とガイドレール63との間には、フレーム51の変形を抑制するための支持部材(補強部材)53が、フレーム51の上下方向と左右方向に十字状に組み付けられている。支持部材53は、図示しない防振部材を介してガイドレール63に固定されている。
【0039】
トラクションシーブ52には、前述のようにロープ64が巻き掛けられている。図1では、ロープ64は1本のみが図示されているが、一般には、図2に示すように、ロープ64は複数本ある。各ロープ64の端部には、前述したように、乗りかご60aやカウンタウェイト66が懸架されている。
【0040】
フレーム51の、トラクションシーブ52と反対側(図2乃至図4で「A側」として示す側)の中央部には、凹部51aが形成されている。
【0041】
図3は、トラクションシーブ52の回転軸を含む平面で切断したフレーム51の断面図である。図3に示すように、フレーム51の中央部の凹部51aは、この場合すり鉢状に形成されており、凹部51aの中央部には、トラクションシーブ52の軸心の延長線上にボルト54が突設されている。このボルト54は、フレーム51に形成された雌ねじ部に係合しており、フレーム51と一体になっている。そしてボルト54に、以下に説明するように、トラクションシーブ52の回転軸に沿った方向の振動を吸収する振動吸収部1が取付けられている。
【0042】
図4は、フレーム51の中央部の凹部51aに取り付けられた振動吸収部1を示す断面図である。図4に示すように、下方側中央にボルト54と係合可能な雌ねじ部2aを有する支持軸2が、前記雌ねじ部2aを介してボルト54に固定されている。支持軸2(支持体)の上方側(図示右側)には円筒部2cが形成され、円筒部2cには、2枚の同径のワッシャ3(支持体)がはめられており、これらのワッシャ3の間に、中央部に円形の穴を開けた2枚の円形の金属板4(弾性体)が挟まれている。支持軸2の円筒部2cには、外周に雄ねじが形成されており、2個のナット5が締め付けられることによって、ワッシャ3を介して金属板4が強固に固定されている。なお、支持軸2の中心軸は、トラクションシーブ52の回転軸線c−c上に一致している。
【0043】
金属板4は、数種類の厚さのものが複数枚用意され、望ましい振動特性となるように適宜の金属板4が選択され、重ねて使用される。重ねられる枚数も、2枚に限られず、適宜に変更され得る。また、前記ワッシャ3は、数種類の外形のものが用意され、適宜のワッシャ3が選択されて使用される。ワッシャ3の大きさを変えると、金属板4を拘束する面積が変わるため、金属板4の剛性を変えることができる。
【0044】
支持軸2の雌ねじ部2aの奥部には、雌ねじ部2aよりも小径の奥穴2bが形成されており、奥穴2bにも雌ねじが形成されている。そして、ボルト54と支持軸2の雌ねじ部2aとの間のゆるみを防止するために、止めねじ6が奥穴2bに螺合されて、ボルト54の頂部を押し付けている。
【0045】
金属板4の周辺部には、金属板4を挟みつけるように、第1おもり7と第2おもり8とがねじ8aによって金属板4に固定されている。第2おもり8には、さらに第3おもり9がねじ9aによって組み付けられている。これら第1おもり7、第2おもり8及び第3おもり9(質量体)は、いずれも回転体形状として形成され、中央部に円形の穴が形成されていて、支持軸2等と干渉しないようになっている。例えば第3おもり9は、外径や厚さが異なる数種類のものを用意しておき、適宜に選択、交換可能にしておくことが望ましい。
【0046】
また、支持軸2の下方側基部には、縁フランジ2fが形成されていて、防振ゴム10(振動減衰体)を介して第1おもり7の底部を支持している。防振ゴム10は、厚さや特性の異なる数種類のものを用意しておき、適宜に選択、交換可能にしておくことが望ましい。また、防振ゴム10の圧縮量を調整するシムなどを更に設けてもよい。
【0047】
次に、このような構成よりなる本実施の形態の作用について説明する。
【0048】
金属板4は、第1おもり7、第2おもり8及び第3おもり9と、支持軸2との間のばね要素として作用するので、前記おもり7、8、9は支持軸2の軸方向にある特定の固有振動数を持つ。そこでまず、第3おもり9の大きさ、金属板4の厚さや枚数、ワッシャ3の大きさなどを調整することによって、前記固有振動数が、フレーム51のトラクションシーブ52軸心方向の振動の固有振動数に近づくようにしておく。
【0049】
また、防振ゴム10の特性や、防振ゴム10の圧縮量を調整して、適度な減衰特性が得られるようにしておく。
【0050】
エレベータ60の乗りかご60aは、巻き上げ装置65の駆動モータが駆動して、ロープ64がトラクションシーブ52に巻き上げられることによって昇降する。
【0051】
フレーム51及びトラクションシーブ52を含む巻き上げ装置65は、乗りかご60aの昇降スペースと昇降路壁との問に設置されており、扁平薄型である。このため、巻き上げ装置65の軸方向の剛性は低く、駆動モータの駆動時に軸方向の振動を生じ得る。
【0052】
巻き上げ装置65の軸方向の加振力の振動数がフレーム51と振動吸収部1との連成振動の固有振動数に近づくと、前記おもり7、8、9が支持軸2の軸方向に励振される。前記おもり7、8、9が励振されると、重ねられた金属板4間の摩擦や、防振ゴム10の振動的な圧縮や、その他の機械的ロスによって、フレーム51の振動のエネルギーが消費される。これにより、巻き上げ装置65の振動の抑制が達成される。
【0053】
以上のように、本実施の形態によれば、巻き上げ装置65のフレーム51の中央部に取り付けた振動吸収部1により、フレーム51の軸方向の振動を吸収できるので、フレーム51の振動を抑制でき、騒音の発生を抑制できる。
【0054】
また、本実施の形態では、フレーム51の中央部に形成された凹部51aに振動吸収部1を組み付けているので、巻き上げ装置65の厚さ及び大きさをほとんど増大させることがなく、巻き上げ装置65を取り付けるための限られたスペースを拡張する必要がない。従って巻き上げ装置が扁平薄型に構成され、昇降路内に配置されるエレベータにおいて、特に有効である。また、フレーム51の中央部は、フレーム51の振動の振幅が大きくなる部分なので、振動吸収部1が小型であっても、効率的に振動を吸収することができる。
【0055】
また、本実施の形態では、振動吸収部1の固有振動数を容易に調整することができるので、巻き上げ装置65の固有振動数に個体差があっても容易に振動や騒音の抑制を図ることができる。特に、金属板4やワッシャ3などの小さな部品の大きさ等を変えるだけで、振動吸収部1の固有振動数を変化させることができるため、調整が容易で経済性も高い。
【0056】
また、本実施の形態では、防振ゴム10の特性等を容易に変更できるため、振動の減衰特性を容易に調整することができる。
【0057】
次に、本発明の第2の実施の形態のエレベータの巻き上げ装置の振動吸収部11について図5を用いて説明する。図5は、第2の実施の形態の振動吸収部11の断面図である。
【0058】
図5に示すように、本実施の形態の振動吸収部11は、金属板4の代わりに制振鋼板14が用いられており、支持軸2に縁フランジ2fが形成されておらず、防振ゴム10が設けられていない他は、図4に示す第1の実施の形態の振動吸収部1と略同様の構成である。第2の実施の形態において、図1に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0059】
制振鋼板14は、高分子材料などの粘弾性材を挟んだ鋼板や、高分子材料などの粘弾性材で覆われた鋼板であり、高い振動減衰特性を有している。
【0060】
本実施の形態においては、制振鋼板14が、おもり7、8、9と支持軸2との間のばね要素及び減衰要素として作用する。なお、第3おもり9の大きさや、制振鋼板14の厚さ及び制振特性、ワッシャ3の大きさなどを調整して、振動吸収部11の固有振動数をフレーム51のトラクションシーブ52軸心方向の振動の固有振動数に近づくようにしておくことは、第1の実施の形態と同様である。
【0061】
巻き上げ装置65の軸方向の加振力の振動数がフレーム51と振動吸収部1との連成振動の固有振動数に近づくと、前記おもり7、8、9が支持軸2の軸方向に励振される。前記おもり7、8、9が励振されると、重ねられた制振鋼板14間の摩擦や、制振鋼板14の粘弾性材の剪断変形や、その他の機械的ロスによって、フレーム51の振動のエネルギーが消費される。これにより、巻き上げ装置65の振動の抑制が達成される。
【0062】
本実施の形態によれば、振動吸収部11に防振ゴム10のような振動減衰体を設ける必要が無いため、振動吸収部11の機構が簡素であり、振動減衰特性の調整も簡単である。
【0063】
次に、本発明の第3の実施の形態のエレベータの巻き上げ装置の振動吸収部21について図6を用いて説明する。図6は、第3の実施の形態の巻き上げ装置65の構成概略図であり、巻き上げ装置65のフレーム51を昇降路壁側から見た状態を示している。
【0064】
図6に示すように、本実施の形態の巻き上げ装置65は、フレーム51の外周上の上下左右の支持部材53固定位置の各中間位置(各固定位置から略45°の角度位置)に、外径方向に突出するように設けられたばね部材22と、ばね部材22に取り付けられたおもり23とを有する振動吸収部21を有している。これにより、おもり23はトラクションシーブ52の回転軸方向に振動可能になっている。ばね部材22には、図示しない防振ゴムが固着されている。また、おもり23の重さやばね部材22の剛性は調整可能となっている。なお、この場合、フレーム51には凹部51aを形成する必要がない。
【0065】
その他の構成は、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と略同様の構成である。第3の実施の形態において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0066】
本実施の形態においては、おもり23の重さや、ばね部材22の剛性などを調整して、トラクションシーブ52の回転軸方向についての振動吸収部21の固有振動数を、フレーム51の同方向の固有振動数に近づくようにしておく。
【0067】
巻き上げ装置65の軸方向の加振力の振動数がフレーム51と振動吸収部21との連成振動の固有振動数に近づくと、前記おもり23がトラクションシーブ52の軸方向に励振される。前記おもり23が励振されると、図示しない防振ゴムの振動的な圧縮等によって、フレーム51の振動のエネルギーが消費される。これにより、巻き上げ装置65の振動の抑制が達成される。
【0068】
本実施の形態によれば、フレーム51の外周方向におもり23等が突設されているので、巻き上げ装置65の据付に要する厚みが増大しない。また、フレーム51の外側にばね部材22やおもり23を設けているので、巻き上げ装置65を据え付けた後でのこれらの調整、交換が容易である。
【0069】
次に、本発明の第4の実施の形態のエレベータの巻き上げ装置について図7を用いて説明する。図7は、第4の実施の形態の巻き上げ装置65のトラクションシーブ52を示している。
【0070】
図7に示すように、本実施の形態のトラクションシーブ52には、トラクションシーブ52の内側に形成された扇形空間内の3箇所の支持部34に取付けられたばね部材32と、ばね部材32に取り付けられたおもり33とを有する振動吸収部31が取付けられている。これにより、おもり33はトラクションシーブ52の回転軸方向に振動可能になっている。ばね部材32は、複数枚重ねられた金属板で構成されている。ばね部材32には、図示しない防振ゴムが固着されている。あるいは、おもり33とトラクションシーブ52との間に防振ゴムが設けられてもよい。また、おもり33の大きさやばね部材32の剛性は調整可能となっている。この場合も、フレーム51に凹部51aを形成する必要はない。
【0071】
その他の構成は、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と略同様の構成である。第4の実施の形態において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0072】
本実施の形態においては、おもり33の大きさや、ばね部材32の剛性などを調整して、トラクションシーブ52の回転軸方向についての振動吸収部31の固有振動数を、トラクションシーブ52の同方向の固有振動数に近づくようにしておく。
【0073】
巻き上げ装置65の軸方向の加振力の振動数がトラクションシーブ52と振動吸収部31との連成振動の固有振動数に近づくと、前記おもり33がトラクションシーブ52の軸方向に励振される。前記おもり33が励振されると、図示しない防振ゴムの振動的な圧縮等によって、巻き上げ装置65の加振力のエネルギーが消費される。これにより、巻き上げ装置65の振動の抑制が達成される。
【0074】
本実施の形態によれば、振動吸収部31をトラクションシーブ52に設けているため、フレーム51等の設計が容易である。
【0075】
次に、本発明の第5の実施の形態によるエレベータ巻き上げ装置について図8乃至図10を用いて説明する。図8は、第5の実施の形態の巻き上げ装置65のフレーム51を昇降路壁側から見た状態を示しており、図9は、図8の概略側面図であり、図10は、図8のA−A線断面図である。図9には、ガイドレール83の側面が波線で示されている。
【0076】
図8乃至図10に示すように、本実施の形態の巻き上げ装置65は、中央部に円形の穴が形成された六角形形状のおもり42と、その円形穴にはめ込まれるように固定された円形の制振鋼板を含む複数の円形金属板43と、その円形金属板43の中央部に組付けられると共に巻き上げ装置65のフレーム51に固着されたボス44と、を有する振動吸収部41を有している。六角形形状のおもり42の各辺の端面には、それぞれ2個所に雌ねじ部が加工されている。ねじ用の貫通孔を有するストリップ状の複数枚の補助おもり45が対向する1対の端面42p上に対称に積層され、ねじ45aが補助おもり45の貫通孔を貫いて端面42pの雌ねじ部と螺合することによって、補助おもり45は端面42p上に固定されている。
【0077】
また、おもり42には、少なくとも1つ、好ましくは本実施の形態のように中央部に関して対称な1対以上の穴42cが加工されている。巻き上げ装置65の上端部にはループ部65aが設けられており、紐48(索状体の一形態)が、当該ループ部65aとこの場合当該ループ部65aに最も近い穴42cとを結んでいる。
【0078】
振動吸収部41のさらに詳細な構造について、図10を参照しながら説明する。
【0079】
図10に示すように、おもり42の中央部はネジ孔42hが形成された薄肉部42tとなっており、前記のような複数の(図示の場合2枚の)円形金属板43が、薄肉部42tと重なるように金属環42aとねじ42bとによって取付けられている。この円形金属板43の中央部には、貫通穴が形成されており、この貫通穴に取付けボルト46が貫挿されている。取付けボルト46の先端のねじ部46bが、ボス44に形成された雌ねじ部44aと螺合している。
【0080】
一方、円形金属板43は、貫通孔の近傍に貫通孔の中心に関して点対称に配置された、この場合6個のワッシャ固定用孔を有している。そして、円形金属板43のワッシャ固定用孔と同一の位置関係に形成されたネジ孔を有する2枚のワッシャ47が、円形金属板43の両側に重ねられ、取付けボルト46の頭部を貫通するねじ46aによって、円形金属板43の貫通穴の周囲を挟みつけるように取付けボルト46の頭部に固着されている。取付けボルト46の頭部は、六角形に加工されている。
【0081】
ボス44の他端には、雌ねじ部44bが形成されており、フレーム51の中央部に突設されたボルト54に係合している。また、ボス44の外周部も、六角形に加工されている。
【0082】
その他の構成は、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と略同様の構成である。第5の実施の形態において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0083】
以上のように構成される本実施の形態の取付方法について、以下に説明する。
【0084】
まず、巻き上げ装置65のフレーム51が、昇降路内の昇降路壁と乗りかご60aの昇降スペースとの間に据え付けられる。図10においては、破線pが昇降路壁の表面を示しており、フレーム51と昇降路壁pとの隙間をBとしている。
【0085】
次に、おもり42の大きさ、補助おもり45の枚数、円形金属板43の厚さや枚数、ワッシャ47の大きさなどを調整し、おもり42の固有振動数がフレーム51のトラクションシーブ52の軸方向の振動周波数に近い所定の値になるとともに、適度な減衰特性が得られるようにする。
【0086】
そして、2枚のワッシャ47をねじ46aによって金属板43を挟みつけるように取付けボルト46に固定して、振動吸収部41の部分構造体41aを構成する。
【0087】
次に、ボス44のみを、昇降路壁pとフレーム51との隙間Bを通してフレーム51の中央付近に搬入して、ボルト54に係合させて固定する。
【0088】
次に、上記の部分構造体41aを同様に隙間Bを通して搬入して、取付けボルト46のねじ部46bをボス44の雌ねじ部44aに係合させて固定する。取付ボルト46は、部分構造体41aとしておもり42及び金属板43と一体となっているので、ねじ部46bを雌ねじ部44aに係合させるためには、部分構造体41a全体を回転させることになる。
【0089】
さらに、必要に応じて、隙間Bを利用して、補助おもり45の枚数を増減させ、振動吸収部41の固有振動数を調整することが可能である。おもり42が各辺に雌ねじ部を有しているため、補助おもり45は、おもり42の六角形形状の辺の中で着脱し易い位置に向いた任意の対向する辺に取り付けることができる。
【0090】
最後に、紐48の一端をおもり42の穴41cの一つに結びつけ、他端を巻き上げ装置65の上部のループ部65aに結びつけておく。
【0091】
本実施の形態においては、既に述べた他の実施の形態と同様に、巻き上げ装置65の軸方向の加振力の振動数がフレーム51と振動吸収部41との連成振動の固有振動数に近づくと、おもり42がトラクションシーブ52の軸方向に励振される。おもり42が励振されると、複数の円形金属板43間の摩擦や、前記制振鋼板の減衰などの機械的ロスによって、フレーム51の振動のエネルギーが消費される。これにより、巻き上げ装置65の振動と騒音の発生が抑制される。
【0092】
以上のように、本実施の形態によれば、既に説明した他の実施の形態と同様に、巻き上げ装置65のフレーム51の中央部に取り付けた振動吸収部41により、フレーム51の軸方向の振動を吸収できるのでフレーム51の振動を抑制でき、騒音の発生を抑制できる。
【0093】
また、本実施の形態によれば、前記隙間Bを用いて、振動吸収部41のボス44と部分構造体41aとを別個に取付けることができる。すなわち、巻き上げ装置65のフレーム51が昇降路壁と乗りかご60aの昇降スペースの間に据え付けられた後からでも、巻き上げ装置65のフレーム51を外したりせずに、容易に振動吸収部41を構築することができる。
【0094】
また、本実施の形態によれば、前記隙間Bを用いて、補助おもり45の枚数を増減させることもできる。このため、巻き上げ装置65の振動吸収部41の固有振動数を容易に調整することができる。しかも、補助おもり45を取り付ける部位を六角形形状の各辺から任意に選べるので、作業スペースが限定されていても、比較的容易に作業を行うことができる。
【0095】
また、本実施の形態によれば、おもり42と巻き上げ装置65の本体部分とを紐48で結びつけているので、万一取付けボルト46やボス44のねじ部44bが緩むようなことがあっても、おもり42が脱落してしまうことを防止できる。
【0096】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による巻き上げ装置及びエレベータによれば、フレームやトラクションシーブが軸方向に振動した場合に、振動吸収部が当該振動を吸収するので、振動や騒音の発生を抑制することができる。
【0097】
さらに、巻き上げ装置が昇降路壁近傍に据え付けられた後でも、昇降路壁と巻き上げ装置の間の限られたスペースを用いて振動吸収部を取り付けることができるので、振動や騒音の発生をより簡便に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すエレベータの構成概略図。
【図2】図1の巻き上げ装置を示す構成概略図。
【図3】図1の巻き上げ装置のフレームの断面図。
【図4】図1の巻き上げ装置の振動吸収部の断面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の巻き上げ装置の振動吸収部を示す断面図。
【図6】本発明の第3の実施の形態の巻き上げ装置を示す構成概略図。
【図7】本発明の第4の実施の形態の巻き上げ装置のトラクションシーブを示す構成概略図。
【図8】本発明の第5の実施の形態の巻き上げ装置を示す構成概略図。
【図9】図8の巻き上げ装置を示す概略側面図。
【図10】図9のA−A線断面図。
【図11】従来のエレベータを示す構成概略図。
【図12】従来の別の方式のエレベータを示す構成概略図。
【符号の説明】
1 振動吸収部
2 支持軸
2a 雌ねじ部
2b 奥穴
2c 円筒部
2f 縁フランジ
3 ワッシャ
4 金属板
5 ナット
6 止めねじ
7 第1おもり
8 第2おもり
8a ねじ
9 第3おもり
9a ねじ
10 防振ゴム
11 振動吸収部
14 制振鋼板
21 振動吸収部
22 ばね部材
23 おもり
31 振動吸収部
32 ばね部材
33 おもり
34 支持部
41 振動吸収部
41a 振動吸収部の部分構造体
42 おもり
42a 金属環
42b ねじ
42c 穴
42p 端面
42h ネジ孔
42t 薄肉部
43 円形金属板
44 ボス
44a 雌ねじ部
44b 雌ねじ部
45 補助おもり
45a ねじ
46 取付けボルト
46a ねじ
46b ねじ部
47 ワッシャ
48 紐
50 取付台
51 フレーム
51a 凹部
52 トラクションシーブ
53 支持部材
54 ボルト
60 エレベータ
60a 乗りかご
61 従動シーブ
62 ガイドシュー
63 ガイドレール
64 ロープ
65 巻き上げ装置
65a ループ部
66 カウンタウェイト
67 カウンタウェイトシーブ
68 ドア
69 カウンタウェイトガイドレール

Claims (8)

  1. 乗りかごとカウンタウェイトとを懸架するロープを巻き上げる扁平なトラクションシーブと、
    前記トラクションシーブを軸支するとともにその中央部に凹部が形成された扁平なフレームと
    を備え、
    前記凹部に固定された支持体と、
    厚さ及び枚数を変更可能な1または複数の金属板で構成され、その中央部を前記支持体に固定された弾性体と、
    前記弾性体の外周部に設けられた質量体と、
    を有し、前記トラクションシーブの回転軸に沿った振動を吸収する振動吸収部
    を更に備えたことを特徴とする巻き上げ装置。
  2. 前記金属板は、前記支持体に固定する部分の面積が変更可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の巻き上げ装置。
  3. 前記質量体は、偏平な質量体本体と、該質量体本体の面内方向に着脱可能な補
    助質量体とからなる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の巻き上げ装置。
  4. 前記金属板は、制振鋼板で構成される
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の巻き上げ装置。
  5. 前記質量体は、中央部に穴が形成された偏平な部材で構成され、
    前記弾性体は、前記質量体の穴内に組み付けられるとともに、中央部に穴を有
    しており、
    前記支持体は、前記弾性体の穴内に組み付けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の巻き上げ装置。
  6. 前記質量体本体は、多角形形状をなし、
    前記補助質量体は、前記多角形形状の辺の部分に積層可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の巻き上げ装置。
  7. 請求項4に記載の巻き上げ装置を組立てる方法であって、
    前記巻き上げ装置のフレームをエレベータの昇降路壁の近傍に据え付ける工程と、
    前記支持体を前記フレームに取付ける工程と、
    前記弾性体と前記質量体とを一体構造に形成したものを前記支持体に取付ける工程と、
    を備えたことを特徴とする巻き上げ装置の組立方法。
  8. 請求項5に記載の巻き上げ装置を組立てる方法であって、
    前記巻き上げ装置のフレームをエレベータの昇降路壁の近傍に据え付ける工程と、
    前記補助質量体を増減する工程と、
    を備えたことを特徴とする巻き上げ装置の組立方法。
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