JP4595673B2 - 電気光学装置の製造方法、液滴吐出装置 - Google Patents
電気光学装置の製造方法、液滴吐出装置 Download PDFInfo
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を設定し、液滴吐出ヘッドから、吐出量検査のために液滴を吐出する。そして、液滴の重量を算出し、算出された液滴重量に応じて、液滴吐出ヘッドの吐出量を制御する。即ち、吐出量検査の際に、実際の吐出工程と同じ条件下で液滴を吐出するので、検査工程で算出された液滴の重量と、電気光学装置の製造工程において吐出される液滴の重量との誤差を小さくすることができる。そして、液滴重量の誤差を液滴吐出ヘッドの吐出量に反映させるので、電気光学装置の製造工程で生ずる誤差を小さくすることができる。
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、液滴吐出ヘッドから基板に向って液滴を吐出する工程を有する電気光学装置の製造方法において、前記基板上に秤量器を配置し、前記液滴吐出ヘッドが前記基板に液滴を吐出する際の属性条件と、同じ属性条件を設定して、吐出量検査のために前記液滴吐出ヘッドから前記基板上に配置された前記秤量器に向かって、液滴を吐出し、前記秤量器内の液体の重量に基づいて、前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴の重量を算出し、算出された前記液滴の重量に応じて、前記液滴吐出ヘッドの吐出量を制御することを特徴とする。
また、本発明の液滴吐出装置は、基板に向って液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、吐出量検査のための秤量器を前記基板上に配置するとともに、その秤量器を前記基板上から移動させる移動手段と、前記液滴吐出ヘッドから前記秤量器内に吐出された液体の重量を測定する測定手段と、前記秤量器内の液体の重量に基づいて、前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴の重量を算出する演算手段と、算出された前記液滴の重量に応じて前記液滴吐出ヘッドの吐出量を制御するヘッド制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の液滴吐出装置は、基板に向って液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、吐出量検査のための秤量器を前記基板上に配置するとともに、その秤量器を前記基板上から移動させる移動手段と、前記液滴吐出ヘッドから前記秤量器内に吐出された液体の重量を測定する測定手段と、前記秤量器内の液体の重量に基づいて、前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴の重量を算出する演算手段と、算出された前記液滴の重量に応じて前記液滴吐出ヘッドの吐出量を制御するヘッド制御手段と、前記液滴吐出ヘッドに液体を供給する液体供給手段と、前記液体供給手段から前記液滴吐出ヘッドまでのうち、少なくとも一部を加熱する加熱手段とを備えたことを特徴とする。
図6参照)を駆動源として駆動する。第1検査用モータMZ1は、支持部44を中心にアーム部45を約360度回転可能になっている。また、第2検査用モータMZ2は、支持部44をZ矢印方向に往復動させることによってアーム部45を上下動させるようになっている。さらに、第3検査用モータMZ3は、アーム部45の2つの腕部のなす角度を制御する。さらにまた、第4検査用モータMZ4は、アーム部45の先端に設けた開閉可能なクランプ部46を開閉駆動する。
のとき、吐出ヘッド32の各ノズルのうち、秤量皿47内に微小液滴D1を吐出可能なノズルのみに対し、5000ショット分の駆動電圧を生成する。ヘッド駆動回路58は、その駆動電圧を圧電素子PZに印加して、圧電素子PZを変形させる。これにより、吐出ヘッド32から、例えば5000滴の微小液滴D1が秤量皿47に向って吐出される。このように、吐出ヘッド32及び基板ステージ23等に配設された第1〜第3のヒータH1〜H3から発せられた熱が吐出ヘッド32及びマザー基板25の間に蓄積され、局所的に温度が高い領域が生じている場合にも、秤量皿47がマザー基板25上に載置されるため、実際の液滴吐出工程と同じ雰囲気下で検査が行われる。これにより、検査工程の温度条件(属性条件)が、実際の製造工程の温度条件(属性条件)と等しくなるため、液体の粘度変化が解消され、検査工程で吐出された微小液滴D1の重量と、実際の吐出工程で吐出された微小液滴D1との誤差が発生しにくくなる。
うな波形データを生成する。
(1)上記実施形態では、液滴吐出装置20は、微小液滴D1を吐出する吐出ヘッド32と、マザー基板25を搬送する基板ステージ23を備えるようにした。また、吐出量検査のための秤量皿47をマザー基板25上に配置するとともに、液体が入った秤量皿47を重量測定装置42に移動させる搬送ロボット41を備えるようにした。さらに、吐出ヘッド32から秤量皿47内に吐出された液体の重量に基づいて、各微小液滴D1の重量を算出し、算出された液滴重量に応じて、吐出ヘッド32の吐出量を制御する制御部51及び駆動電圧生成回路63を備えるようにした。即ち、検査工程において、実際の液体吐出工程と同じ条件下で微小液滴D1を吐出するので、液晶の粘度を一定にし、検査工程の液滴重量と、実際の製造工程での液滴重量との差異をほぼ無くすことができる。そして、検査工程で算出された、液滴重量の基準値からの誤差を、吐出ヘッド32の吐出量に反映させるので、液晶表示装置1に封入される液晶材料の誤差を小さくすることができる。
・上記実施形態では、RAM53に、検査結果を示すフラグを格納するようにしたが、基準値からの誤差のみを格納するようにしてもよい。そして、実際の吐出工程の際に、制御部51が、RAM53に格納された誤差に基づき、微小液滴D1が所定の重量範囲内であるか否かを判断するようにしてもよい。
・基板ステージ23に配設された第1のヒータH1、収容タンク35に配設された第3のヒータH3は省略してもよい。また、第3のヒータH3は、収容タンク35から、吐出ヘッド32までの液体供給機構のうち、他の位置に設けてもよい。
・上記実施形態では、液滴吐出装置20は、液晶表示装置1の液晶を吐出するようにしたが、その他の液体を吐出する装置に具体化してもよい。例えば、液晶表示装置1のうち、配線、フィルタ層等、他の部材を製造する装置でもよい。又は、有機エレクトロルミネッセンス表示装置の電気光学装置を製造する装置でもよい。又は、平面状の電子放出素子を備え、同素子から放出された電子による蛍光物質の発光を利用した電界効果型装置(FEDやSED等)の電気光学装置を製造する装置でもよい。
Claims (3)
- 液滴吐出ヘッドから基板に向って液滴を吐出する工程を有する電気光学装置の製造方法において、
前記基板上に秤量器を配置し、
前記液滴吐出ヘッドが前記基板に液滴を吐出する際の属性条件と、同じ属性条件を設定して、吐出量検査のために前記液滴吐出ヘッドから前記基板上に配置された前記秤量器に向かって、液滴を吐出し、
前記秤量器内の液体の重量に基づいて、前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴の重量を算出し、
算出された前記液滴の重量に応じて、前記液滴吐出ヘッドの吐出量を制御することを特徴とする電気光学装置の製造方法。 - 基板に向って液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
吐出量検査のための秤量器を前記基板上に配置するとともに、その秤量器を前記基板上から移動させる移動手段と、
前記液滴吐出ヘッドから前記秤量器内に吐出された液体の重量を測定する測定手段と、
前記秤量器内の液体の重量に基づいて、前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴の重量を算出する演算手段と、
算出された前記液滴の重量に応じて前記液滴吐出ヘッドの吐出量を制御するヘッド制御手段とを備えたことを特徴とする液滴吐出装置。 - 請求項2に記載の液滴吐出装置において、
前記液滴吐出ヘッドに液体を供給する液体供給手段と、
前記液体供給手段から前記液滴吐出ヘッドまでのうち、少なくとも一部を加熱する加熱手段とを備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
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