JP4593637B2 - 電力量計 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば一般家庭などの電力需要家が使用する電力量を計測して表示する電力量計に関する。
例えば、一般家庭などの電力需要家が使用する電力量を計測して表示する電力量計として、電子式電力量計が知られている(例えば、特許文献1の図16参照)。この種の電子式電力量計は、供給される電流および電圧から電力量を計測する処理回路が実装された配線基板を筐体内に収容し、その処理回路で演算された電力量を液晶パネルで表示する構造を具備する。
また、この電子式電力量計は、図19(a)に示すように処理回路に電力を給電するための入力端子102aと負荷に電力を給電するための出力端子102bとを筐体101に並設した端子ブロック102を有する。この端子ブロック102の入力端子102aには電力供給設備からの電線(図示せず)が接続され、出力端子102bには家庭内の負荷への電線(図示せず)が接続される。
一般的に、電力量計については、実使用に先立って検定所などにおいて、器差試験調整および始動検査などの各種試験が実施されている。図19(b)(c)に示すように、この電力量計についての各種試験を実施するに際しては、所望の電圧および電流をそれぞれ独立して電力量計に供給するため、端子ブロック102には、電流端子111,112と電圧端子111a,112,113aが設けられている。
前述した各種試験が実施される虚負荷時には、電流端子111と電圧端子111aとの間および電流端子113と電圧端子113aとの間に設けられた試験用端子120を電流端子111と電圧端子111aとの間および電流端子113と電圧端子113aとの間で開放することにより〔図19(b)参照〕、電流端子111,113から試験電流を、また、電圧端子111a,113aから試験電圧をそれぞれ独立して電力量計の処理回路に供給するようにしている。
また、各種試験の実施後に電力量計が一般家庭などの電力需要家に設置される実負荷時には、試験用端子120を固定しているねじ117を緩めてスライドさせることにより、その試験用端子120で電流端子111と電圧端子111aとの間および電流端子113と電圧端子113aとの間を短絡した状態でねじ117を締め付けて試験用端子120を固定する〔図19(c)参照〕。これにより、電流端子111,113に接続された電線を介して電力供給設備から電流および電圧を電力量計の処理回路に供給するようにしている。
特開2006−226842号公報(図16)
ところで、前述した従来の電力量計では、虚負荷時、試験用端子120を電流端子111と電圧端子111aとの間および電流端子113と電圧端子113aとの間で開放することにより〔図19(b)参照〕、電流端子111,113と電圧端子111a,113aから試験電流と試験電圧をそれぞれ独立して電力量計の処理回路に供給するようにしている。
また、実負荷時、試験用端子120で電流端子111と電圧端子111aとの間および電流端子113と電圧端子113aとの間を短絡することにより〔図19(c)参照〕、電流端子111,113に接続された電線を介して電力供給設備から電流および電圧を電力量計の処理回路に供給するようにしている。
しかしながら、虚負荷時から実負荷時への切り替えに際しては、電流端子111と電圧端子111aとの間および電流端子113と電圧端子113aとの間で開放した状態にある試験用端子120を固定するねじ117を一旦緩めた上でその試験用端子120をスライドさせ、電流端子111と電圧端子111aとの間および電流端子113と電圧端子113aとの間を短絡した状態でねじ117を締め付けて試験用端子120を固定する必要がある。
このようにねじ117の緩めおよび締め付けや試験用端子120のスライドを実行する必要があるため、その切り替えが面倒な作業となり、その結果、作業時間を要すると共に作業効率の悪化を招いているというのが現状であった。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、虚負荷時の各種試験における給電手段に着目し、例えば虚負荷時から実負荷時への切り替え作業を簡素化し得る電力量計を提供することにある。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、供給される電流および電圧から電力量を計測する処理回路が実装された配線基板を筐体内に収容し、処理回路に電力を給電するための入力端子と負荷に電力を給電するための出力端子とを筐体に並設した電力量計において、配線基板に形成された導電性の給電ランドと、一端が入力端子に電気的に接続され、他端が配線基板の給電ランドに離間可能に弾圧接触する弾性部材とを備え、試験用電源が接続された電源用治具で弾性部材を押圧することにより弾性部材をその弾性力に抗して配線基板の給電ランドから離間させると共に電源用治具を配線基板の給電ランドに電気的に接触させることにより、電源用治具を介して試験用電源からの電圧と電流をそれぞれ独立して給電ランドを介して処理回路に供給可能としたことを特徴とする。
本発明では、配線基板に形成された導電性の給電ランドと、一端が入力端子に電気的に接続され、他端が配線基板の給電ランドに離間可能に弾圧接触する弾性部材とを備えた構造を具備する。各種試験が実施される虚負荷時には、試験用電源が接続された電源用治具で弾性部材を押圧することにより弾性部材をその弾性力に抗して配線基板の給電ランドから離間させる。これにより、弾性部材の一端が接続された入力端子と配線基板の給電ランドとを分離させることができ、入力端子からの電力供給を遮断する。また、電源用治具を配線基板の給電ランドに電気的に接触させることにより、その電源用治具を介して試験用電源からの電圧と電流をそれぞれ独立して給電ランドを介して処理回路に供給可能とする。
このように、電源用治具による弾性部材の押圧と、給電ランドとの電気的な接触でもって、虚負荷時の各種試験が実施可能となる。また、実負荷時には、電源用治具による弾性部材の押圧と、給電ランドとの電気的な接触を解除するだけであるため、虚負荷時と実負荷時での切り替え作業の簡素化が図れる。
本発明においては、配線基板の表裏面に給電ランドをそれぞれ形成すると共に両給電ランドを電気的に接続するスルーホールを形成し、弾性部材の他端を配線基板の裏面に形成された給電ランドに離間可能に弾圧接触させると共に、電源用治具の絶縁性先端部を配線基板の表面側から給電ランドのスルーホールに挿通させることによりその絶縁性先端部で弾性部材の他端を配線基板裏面の給電ランドから離間可能とし、電源用治具に設けられた電極部を配線基板表面の給電ランドに接触可能とした構造が望ましい。
この場合、配線基板の給電ランドのスルーホールを介して電源用治具の絶縁性先端部により弾性部材の他端を押圧して配線基板裏面の給電ランドから離間させることで、入力端子と給電ランドとの分離が容易に行え、電源用治具の電極部を配線基板表面の給電ランドに接触させることで、試験用電源からの電圧と電流をそれぞれ独立して給電ランドを介して処理回路に供給可能となる。このように、配線基板の表裏面に給電ランドおよびスルーホールを形成すると共に、配線基板裏面側に弾性部材を配置することで、電力量計の筐体内の限られたスペースを有効利用して、配線基板表面側からの電源用治具による虚負荷時の各種試験の実施が可能となる。
本発明においては、筐体の給電ランドと対応する部位に、電源用治具を挿入するための孔を設けた構造とすることが望ましい。このようにすれば、筐体の外部から電源用治具を前述の孔へ挿入することにより、電源用治具による弾性部材の押圧と、給電ランドとの電気的な接触でもって、虚負荷時の各種試験が実施可能となる。また、実負荷時には、電源用治具を孔から引き抜けば、電源用治具による弾性部材の押圧と、給電ランドとの電気的な接触を解除することが可能となる。
なお、本発明における弾性部材としては、配線基板の給電ランドに離間可能に弾圧接触する他端がくの字状に屈曲成形された板状ばねが好適である。このような弾性部材を使用すれば、実負荷時における入力端子と配線基板の給電ランドとの接続状態、あるいは、虚負荷時における入力端子と配線基板の給電ランドとの非接続状態のいずれかを簡単な構造で容易に選択することが可能となる。
本発明では、配線基板に形成された導電性の給電ランドと、一端が入力端子に電気的に接続され、他端が配線基板の給電ランドに離間可能に弾圧接触する弾性部材とを備えた構造を具備する。
このような構造としたことにより、各種試験が実施される虚負荷時には、試験用電源が接続された電源用治具で弾性部材を押圧することにより弾性部材をその弾性力に抗して配線基板の給電ランドから離間させると共に電源用治具を配線基板の給電ランドに電気的に接触させることにより、電源用治具を介して試験用電源からの電圧と電流をそれぞれ独立して給電ランドを介して処理回路に供給可能となる。
この状態で、虚負荷時の各種試験が実施可能となる。また、実負荷時には、電源用治具による弾性部材の押圧と、給電ランドとの電気的な接触を解除するだけであるため、虚負荷時と実負荷時との切り替え作業の簡素化が図れ、作業時間を短縮することができる。その結果、多数の電力量計について各種試験を実施する場合であっても、効率よく作業が行えてその実用的価値は大きい。
本発明に係る電力量計の実施形態を以下に詳述する。なお、以下の実施形態では、交流単相3線式の電力量計を例示するが、本発明はこれに限定されることなく、交流単相2線式あるいは交流三相3線式の電力量計についても適用可能である。
図1は電力量計前面の上部カバーおよび下部カバーを取り外した状態を示す。また、図2〜図5は電力量計の外観で上部カバーおよび下部カバーを取り付けた状態を示し、図6〜図9は図2〜図5の各図と対応させたもので、電力量計前面の下部カバーを取り外した状態を示す。さらに、図10は図7のA−A線に沿う断面、図11は図8のB−B線に沿う断面を示す。
この実施形態の電子式電力量計は、図1に示すように、供給される電流および電圧から電力量を計測する処理回路(図示せず)が実装された配線基板10を筐体20内に収容し、処理回路で演算された電力量を液晶パネル30で表示し、また、その処理回路に電力を給電するための入力端子42a〜42c(1S〜3S)と負荷に電力を給電するための出力端子44a〜44c(1L〜3L)とを筐体20に並設した構造を具備する。なお、前述の液晶パネル30は、配線基板10の表面に実装されている。
この電力量計の外観を構成する樹脂製の筐体20は、図2〜図5および図6〜図9に示すように、配線基板10と入力端子42a〜42cおよび出力端子44a〜44cが配設されたベース22と、そのベース22の上部に着脱自在にねじ止めされ、配線基板10を囲撓するように被覆する上部カバー24と、ベース22の下部に着脱自在にねじ止めされ、入力端子42a〜42cおよび出力端子44a〜44cを囲撓するように部分的に被覆する下部カバー26とで構成されている。
図1に示すように、この筐体20のベース22の底部から突設された支柱28a〜28e(図では5本)の段差付き先端部を、配線基板10に設けられた孔12a〜12eに挿入することにより、その支柱28a〜28eの段差部に配線基板10を載置すると共に位置決めするようにしている。また、ベース22の底部から突設された爪部21a〜21c(図では3本)を配線基板10の周縁部に引掛け係止することにより、その配線基板10を抜け止め固定している。
さらに、ベース22における配線基板10の下方部位には、配線基板10の処理回路に電力を供給するための入力端子42a〜42cと、負荷に電力を供給するための出力端子44a〜44cとが並設されている。これら入力端子42a〜42cには電力供給設備からの電線(図示せず)が接続され、出力端子44a〜44cには家庭内の負荷への電線(図示せず)が接続される。
上部カバー24は、図6〜図9に示すように、前述の配線基板10の表面に実装された液晶パネル30と対応する位置に窓部23aが形成された表示部23を有する。また、その表示部23の下部には、後述する虚負荷時に電源用治具80(図13参照)の接触金具82a〜82cが挿入される三つの孔25a〜25cが貫通形成され、通信端子50a〜50cが配設される三つの孔27a〜27cが穿設されている(図10および図11参照)。
なお、電源用治具80の接触金具82a〜82cが挿入される三つの孔25a〜25cのうち、両側に位置する二つの孔25a,25cは丸棒状の接触金具82a,82cが挿入されることから丸穴形状であり、中央に位置する一つの孔25bは接触金具82bの屈曲部82bが挿入されることから鍵穴形状となっている。また、通信端子用の三つの孔27a〜27cのうち、二つの孔27a,27bは貫通形成され、残り一つの孔27cは接地端子用として凹設されている。
下部カバー26は、図2〜図5に示すように、上部カバー24に設けられた孔25a〜25cおよび通信端子50a〜50cを被覆すると共に、ベース22上に設けられた入力端子42a〜42cおよび出力端子44a〜44cを部分的に被覆する。下部カバー26の下部周縁には、入力端子42a〜42cおよび出力端子44a〜44cに接続された電線(図示せず)を導出するための開口部25が形成されている。
ここで、この種の電力量計では、実使用に先立って検定所などにおいて、器差試験調整および始動検査などの各種試験が実施されている。この電力量計についての各種試験を実施する虚負荷時には、試験用電源から必要な試験電圧および試験電流をそれぞれ独立して電力量計の処理回路に供給するようにしている。
この各種試験の実施後に電力量計が一般家庭などの電力需要家に設置される実負荷時には、入力端子42a〜42cに接続された電線を介して電力供給設備から電流および電圧を電力量計の処理回路に供給し、その電流および電圧に基づく電力量を処理回路で演算して表示部23の液晶パネル30に表示すると共に、出力端子44a〜44cに接続された電線を介して負荷に電力を供給するようにしている。
この実施形態は、虚負荷時の各種試験における給電手段に着目した構造を具備する。つまり、図11で拡大して示すように、配線基板10の表面に導電性の給電ランド62a〜62cを形成すると共にその裏面にも導電性の給電ランド64a〜64cを形成する。これら給電ランド62a〜62c,64a〜64cは、配線基板10上に実装された処理回路に電圧および電流を供給するためのもので、処理回路の一部を構成してその処理回路内の他の回路部分と配線パターンにより接続されている。
三つの給電ランド62a〜62c,64a〜64cのうち、両側に位置する二つの給電ランド62a,62c,64a,64cについては、配線基板10の表面の給電ランド62a,62cと裏面の給電ランド64a,64cとを電気的に接続するためのスルーホール63a,63cが形成されている。なお、中央に位置する残りの給電ランド62b,64bについては、前述したスルーホールが形成されていない。
また、この給電ランド62a〜62c,64a〜64cと三つの入力端子42a〜42cとの間には、裏面側の給電ランド64a〜64cと入力端子42a〜42cとを電気的に接続するための弾性部材として、例えば板ばね70a〜70cが配設されている。この板ばね70a〜70cは、図12に示すように、一端である基端部72a〜72cが入力端子42a〜42cに電気的に接続され、他端である先端部74a〜74cが配線基板10の裏面の給電ランド64a〜64cに弾圧接触するような形状を有する。
つまり、板ばね70a〜70cは、入力端子42a〜42cに接続された基端部72a〜72cと、その基端部72a〜72cが垂直に起立してベース22の一部に形成された支持部29a〜29cでその垂直状態を保持された中間部76a〜76cと、その中間部76a〜76cから延びてくの字状に屈曲成形されて配線基板10の裏面の給電ランド64a〜64cに弾圧接触する先端部74a〜74cとからなる(図10および図11参照)。
このような板ばね70a〜70cを使用することにより、実負荷時における入力端子42a〜42cと配線基板10の裏面の給電ランド64a〜64cとの接続状態、あるいは、虚負荷時における入力端子42a,42cと配線基板10の裏面の給電ランド64a,64cとの非接続状態のいずれかを簡単な構造で容易に選択することが可能となっている。なお、給電ランド64bについては、板ばね70bにより入力端子42bと常時接続された状態となっている。
以上のような構造を有する電力量計に対して、虚負荷時に実施される各種試験では、以下のような電源用治具80を使用する。
この電源用治具80は、図13(a)〜(c)に示すように、前述の配線基板10の表面に設けられた三つの給電ランド62a〜62cに対応させて、三本の接触金具82a〜82cを治具本体84に垂設した構造を具備する。三本の接触金具82a〜82cは円筒形状を有し、筐体20の上部カバー24に設けられた孔25a〜25cに挿通可能なようにその孔25a〜25cの内径よりも小さい外径を持つ。
これら三本の接触金具82a〜82cは、治具本体84に形成された貫通孔86a〜86cに上下動自在に貫挿され、治具本体84と接触金具82a〜82cとの間に張設されたコイルばね88a〜88cの弾性力により治具本体84に対して接触金具82a〜82cが突出する方向、つまり、下方へ付勢されている。
三本の接触金具82a〜82cのうち、両側に位置する二本の接触金具82a,82cの先端には、例えば樹脂からなる絶縁性の突起81a,81cが取り付けられている。この突起81a,81cは円筒形状を有し、配線基板10の給電ランド62a,62cのスルーホール63a,63cに挿通可能なようにそのスルーホール63a,63cの内径よりも小さい外径を持つ。また、この突起81a,81cの接触金具82a,82cからの突出長は、配線基板10の表裏面に形成された給電ランド部分の厚み(配線基板10と二つの給電ランド62aと64a,62cと64cの合計厚み)よりも大きくなるように設定されている。
中央に位置する一本の接触金具82bの先端には、線状をなす導電性の突条81bが取り付けられている。なお、この接触金具82bの先端には、後述するように上部カバー24の孔25bに挿通した状態でその孔25bの一部に係止させるための屈曲部82bが設けられており、接触金具82bの上部を延設してその延設端部82bにハンドル部83が設けられている。
これら三本の接触金具82a〜82cは、虚負荷時に実施される各種試験で配線基板10の表面の給電ランド62a〜62cに接触させることになるが、両側に位置する二本の接触金具82a,82cはその下端面82a,82cで給電ランド62a,62cに接触し、中央に位置する残りの一本の接触金具82bはその先端に取り付けられた突条81bの下端81bが給電ランド62bに接触することになる。
三本の接触金具82a〜82cには圧着端子85a〜85cが取り付けられ、その圧着端子85a〜85cから延びるリード線87a〜87cが、治具本体84の前面に設けられた端子部89へ引き出されて各引き出し端子89a〜89cに接続されている。この端子部89の引き出し端子89a〜89cに試験用電源(図示せず)が接続されることになる。
以上のような構造を具備した電源用治具80を使用し、電力量計に対して各種試験を実施する虚負荷時における電源用治具80および電力量計の各部動作を以下に詳述する。この時、電力量計については、下部カバー26を取り外すことにより、上部カバー24に設けられた三つの孔25a〜25cが露呈した状態とする。
まず、図14に示すように、電力量計の上部カバー24の孔25a〜25cの上方に電源用治具80を配置する。この時、入力端子42a〜42cに接続された板ばね70a〜70cの先端部74a〜74cはその弾性力により配線基板10の裏面の給電ランド64a〜64cに弾圧接触した状態にある。
この状態から、電源用治具80を下降させると、図15に示すように三本の接触金具82a〜82cが電力量計の上部カバー24の孔25a〜25cにそれぞれ挿通され、三本の接触金具82a〜82cのうちの二本の接触金具82a,82cの下端面82a,82cが配線基板10の表面の給電ランド62a,62c(両側に位置する給電ランド)に当接すると共に残り一本の接触金具82bの突条81bの下端81bが配線基板10の表面の給電ランド62b(中央に位置する給電ランド)に当接する。
これと同時に、両側に位置する二本の接触金具82a,82cの突起81a,81cが給電ランド62a,62cのスルーホール63a,63cを通って板ばね70a,70cの先端部74a,74cを押圧して配線基板10の裏面の給電ランド64a,64cから突出し、その板ばね70a,70cの先端部74a,74cと給電ランド64a,64cとを離間させる。これにより、板ばね70a,70cの基端部72a,72cに接続された入力端子42a,42cと配線基板10の給電ランド64a,64cとを分離させることができ、入力端子42a,42cからの電力供給の遮断状態となる。
この時、治具本体84から突出する各接触金具82a〜82cは、コイルばね88a〜88cにより突出方向に弾性力が付勢されていることから、配線基板10の表面の給電ランド62a〜62cに当接すると、コイルばね88a〜88cの弾性力に抗して治具本体84に対して退入することで、その給電ランド62a〜62cに適正な圧力でもって接触することになる。また、前述したコイルばね88a〜88cは各部の寸法公差を吸収する機能も発揮する。
このようにして各接触金具82a〜82cが配線基板10の給電ランド62a〜62cに弾圧接触した状態で、ハンドル部83を水平方向に所定角度(例えば45°)だけ回転させることにより、中央に位置する接触金具82bの下端の屈曲部82bを上部カバー24の孔25bの切欠き状の最奥端部25bで引掛け係止させることで、各接触金具82a〜82cが配線基板10の給電ランド62a〜62cに弾圧接触した状態を保持することができ、コイルばね88a〜88cの弾性力により電源用治具80が電力量計に対して浮き上がることはない。
二本の接触金具82a,82cと一本の接触金具82bおよび突条81bは電極部を構成することになる。電源用治具80の端子部89の引き出し端子89a〜89cに試験用電源(図示せず)を接続することにより、電源用治具80の各接触金具82a〜82cに接続された試験用電源から試験電圧と試験電流をそれぞれ独立して給電ランド62a〜62cを介して処理回路に供給する。
つまり、配線基板10の表面の給電ランド62bに接触した接触金具82bを引き出した端子部89の引き出し端子89bと、配線基板10の表面の給電ランド62aに接触した接触金具82aを引き出した端子部89の引き出し端子89aとの間に、各種試験に必要な試験電圧と試験電流をそれぞれ独立して試験用電源から供給する。
同様に、配線基板10の表面の給電ランド62bに接触した接触金具82bを引き出した端子部89の引き出し端子89bと、配線基板10の表面の給電ランド62cに接触した接触金具82cを引き出した端子部89の引き出し端子89cとの間に、各種試験に必要な試験電圧と試験電流をそれぞれ独立して試験用電源から供給する。
なお、電源用治具80の接触金具82bを使用する代わりに、配線基板10の裏面の給電ランド64bと入力端子42bとが板ばね70bにより電気的に接続されていることから、その入力端子42bを試験用電源に接続して使用することも可能である。
以上のように試験用電源から電源用治具80の接触金具82a〜82cを通して必要な試験電圧と試験電流をそれぞれ独立して配線基板10の給電ランド62a〜62cを介して処理回路に供給することで、虚負荷時の各種試験を実施する。このように、配線基板10の表裏面に給電ランド62a〜62c,64a〜64cおよびスルーホール63a,63cを形成すると共に、配線基板10の裏面側に板ばね70a〜70cを配置することで、電力量計の筐体20内の限られたスペースを有効利用して、配線基板10の表面側からの電源用治具80による虚負荷時の各種試験の実施が可能となる。
この虚負荷時の各種試験の実施後、図14に示すように電源用治具80のハンドル部83を逆方向に所定角度(例えば45°)だけ回転させることにより、中央に位置する接触金具82bの下端の屈曲部82bを上部カバー24の孔25bの最奥端部25bで引掛け係止していた状態を解除した上で、電源用治具80を引き上げることにより接触金具82a〜82cを電力量計から抜脱する。
これにより、接触金具82a,82cの突起81a,81cによる板ばね70a,70cの押圧と、接触金具82a〜82cの給電ランド62a〜62cとの電気的な接触を解除することができる。その結果、一般家庭などの電力需要家に設置される実負荷時には、入力端子42a〜42cに接続された電線を介して電力供給設備から電流および電圧を電力量計の処理回路に供給することが可能となる。
電力量計を以上のような構造としたことにより、虚負荷時には、筐体20の外部から電源用治具80の接触金具82a〜82cを上部カバー24の孔25a〜25cへ挿入するだけで、その電源用治具80を介して試験用電源からの試験電圧と試験電流をそれぞれ独立して電力量計の処理回路に供給して各種試験を実施することができ、また、実負荷時には、電源用治具80を引き上げることにより接触金具82a〜82cを電力量計から抜脱するだけである。
ところで、この電力量計には通信端子50a〜50cが設けられており(図6〜図9参照)、この通信端子構造について以下に詳述する。この実施形態の電力量計における通信端子50a〜50cの構造を図16および図17に示す。図16は図1のX部拡大図であり、図17は図10および図11のY部拡大図である。
この通信端子50a,50bの構造は、図16および図17に示すように配線基板10の表面に形成された二つの通信ランド52a,52bと、筐体20の上部カバー24に貫通形成された二つの孔27a,27bと、この孔27a,27bに嵌挿され、図18に示す形状のインサート金具54a,54bと、そのインサート金具54a,54bの内径に挿通されるねじ56a,56bとで構成されている。
前述の通信ランド52a,52bは処理回路の一部を構成してその処理回路内の他の回路部分と配線パターンにより接続され、ねじ56a,56bが螺着されるねじ孔52a,52bが形成されている。なお、通信端子50cについては、上部カバー24に貫通形成されずに凹設された孔27cにねじ56cを螺着して接地端子としている。
筐体20の上部カバー24に貫通形成された二つの孔27a,27bの内周には環状の突起27a,27bが形成されている。これに対して、インサート金具54a,54bは円筒状をなし、その下部にフランジ部54a,54bを有する。インサート金具54a,54bの外周面は、その上部に上部カバー24の孔27a,27bの突起27a,27bの内径よりも若干大きい径を有する大径部54a,54bと、中間部に上部カバー24の孔27a,27bの突起27a,27bの内径よりも若干小さい径を有する小径部54a,54bとからなる。
インサート金具54a,54bを以上のような形状としたことにより、そのインサート金具54a,54bを上部カバー24の孔27a,27bに嵌挿した場合、その外周面の大径部54a,54bと小径部54a,54bとの境界に位置する段差部54a,54bが上部カバー24の孔27a,27bの環状突起27a,27bで引掛かり係止され、インサート金具54a,54bは上部カバー24の孔27a,27bに軸方向でガタツキを持った状態で保持される。
通信端子50a,50bの構造を以上のような構成としたことにより、上部カバー24の孔27a,27bに軸方向でガタツキを持たせた状態で保持されたインサート金具54a,54bに、通信用の圧着端子(図示せず)を装着した状態でねじ56a,56bを挿入して配線基板10の通信ランド52a,52bのねじ孔52a,52bに締め付ける。これにより、通信端子50a,50bに圧着端子を固定する。
この構造においては、ねじ56a,56bを配線基板10の通信ランド52a,52bのねじ孔52a,52bに締め付ける際に、インサート金具54a,54bが、圧着端子と配線基板10の通信ランド52a,52bとの間に介在するスペーサとしての機能を発揮し、かつ、そのインサート金具54a,54bが上部カバー24の孔27a,27bに対して軸方向でガタツキを持たせた構造となっていることから、ねじ56a,56bの締め付け過ぎにより配線基板10が引き上げられるような不所望な応力がその配線基板10に作用することがない。その結果、配線基板10の長寿命化が図れ、配線基板10の信頼性および耐久性を向上させることができる。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る電力量計の実施形態で、上部カバーおよび下部カバーを取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態で、電力量計の外観を示す上方斜視図である。 本発明の実施形態で、電力量計の外観を示す下方斜視図である。 本発明の実施形態で、電力量計の外観を示す正面図である。 本発明の実施形態で、電力量計の外観を示す下面図である。 本発明の実施形態で、電力量計の下部カバーを取り外した状態を示す上方斜視図である。 本発明の実施形態で、電力量計の下部カバーを取り外した状態を示す下方斜視図である。 本発明の実施形態で、電力量計の下部カバーを取り外した状態を示す正面図である。 本発明の実施形態で、電力量計の下部カバーを取り外した状態を示す下面図である。 本発明の実施形態で、図7のA−A線に沿う断面図である。 本発明の実施形態で、図8のB−B線に沿う断面図である。 本発明の実施形態で、板ばねを示す上方斜視図である。 本発明の実施形態で、(a)は電源用治具の内部構造を示す断面図、(b)は電源用治具の正面図、(c)は電源用治具の側面図である。 本発明の実施形態で、電源用治具を電力量計に取り付ける前あるいは取り外した後の実負荷時の状態を示す断面図である。 本発明の実施形態で、電源用治具を電力量計に取り付けた虚負荷時の状態を示す断面図である。 本発明の実施形態で、図1のX部拡大斜視図である。 本発明の実施形態で、図10および図11のY部拡大斜視図である。 本発明の実施形態で、(a)はインサート金具を示す斜視図、(b)はインサート金具を示す正面図である。 特許文献1に開示された電力量計の従来例で、(a)は電力量計の外観を示す正面図、(b)は(a)のZ部拡大で、虚負荷時の状態の端子ブロックを示す図、(c)は(a)のZ部拡大で、実負荷時の状態の端子ブロックを示す図である。
符号の説明
10 配線基板
20 筐体
25a〜25c 電源用治具を挿入するための孔
42a〜42c 入力端子
44a〜44c 出力端子
62a〜62c 給電ランド
63a,63c スルーホール
64a〜64c 給電ランド
70a〜70c 弾性部材(板ばね)
72a〜72c 弾性部材の一端(基端部)
74a〜74c 弾性部材の他端(先端部)
80 電源用治具
81a,81c 電源用治具の絶縁性先端部(突起)
82a〜82c 電極部(接触金具)

Claims (4)

  1. 供給される電流および電圧から電力量を計測する処理回路が実装された配線基板を筐体内に収容し、前記処理回路に電力を給電するための入力端子と負荷に前記電力を給電するための出力端子とを前記筐体に並設した電力量計において、
    前記配線基板に形成された導電性の給電ランドと、一端が前記入力端子に電気的に接続され、他端が前記配線基板の給電ランドに離間可能に弾圧接触する弾性部材とを備え、試験用電源が接続された電源用治具で弾性部材を押圧することにより前記弾性部材をその弾性力に抗して配線基板の給電ランドから離間させると共に前記電源用治具を配線基板の給電ランドに電気的に接触させることにより、電源用治具を介して試験用電源からの電圧と電流をそれぞれ独立して給電ランドから処理回路に供給可能としたことを特徴とする電力量計。
  2. 前記配線基板の表裏面に給電ランドをそれぞれ形成すると共に両給電ランドを電気的に接続するスルーホールを形成し、前記弾性部材の他端を配線基板の裏面に形成された給電ランドに離間可能に弾圧接触させると共に、電源用治具の絶縁性先端部を配線基板の表面側から給電ランドのスルーホールに挿通させることによりその絶縁性先端部で弾性部材の他端を配線基板裏面の給電ランドから離間可能とし、前記電源用治具に設けられた電極部を配線基板表面の給電ランドに接触可能とした請求項1に記載の電力量計。
  3. 前記筐体の給電ランドと対応する部位に、電源用治具を挿入するための孔を設けた請求項1又は2に記載の電力量計。
  4. 前記弾性部材は、配線基板の給電ランドに離間可能に弾圧接触する他端がくの字状に屈曲成形された板状ばねである請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力量計。
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