JP4593342B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、プリンタ、コピー機、ファクシミリ及びこれらの機能を有する複合機などの画像形成装置に関するものであり、特に、画像を形成する画像形成部よりも上流側で記録紙の斜行を補正する画像形成装置に関するものである。
従来、コピー機などの画像形成装置では、画像形成部の直前に、記録紙の斜行を補正するためのレジストローラが配置されている。レジストローラを用いた斜行補正では、レジストローラが停止している状態で、レジストローラのニップ部に記録紙の先端を搬送して記録紙を撓ませ、記録紙の弾性によって記録紙の先端をレジストローラのニップ部に添わせることにより記録紙の斜行を補正している。
しかしながら、レジストローラによる斜行補正には限界があり、微細な斜行については補正することができるものの、斜行の程度が大きいと補正しきれない場合がある。そのため、例えば、特許文献1のように、斜行補正のための機構を別途設けることが提案されている。
特許文献1では、記録紙の搬送方向に直交する同軸線上に2つのセンサを配置し、記録紙の先端がそれぞれのセンサを横切る信号を基に記録紙の斜行量を検出する。そして、記録紙の搬送方向に直交する同軸線上に、それぞれ独立して駆動する2つのローラを配置し、それぞれのローラの搬送速度を制御して記録紙の斜行を補正している。
特開平8−133530号公報
しかしながら、特許文献1では、2つのローラが記録紙の搬送方向に駆動されるため、縦方向(搬送方向)の補正はできるものの、横方向(搬送方向に直交する方向)の補正は困難であった。また、2つのローラが回転する速度差を利用して斜行を補正しているので、記録紙にねじれやストレスを与える虞があり、正確に斜行を補正することが困難であった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、記録紙の斜行を正確に補正することができる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る画像形成装置は、給紙カセットに載置された記録紙を取り出す記録紙取り出し手段と、前記記録紙取り出し手段によって取り出された記録紙の斜行量を検出する検出手段と、前記記録紙上に定めた基準点を中心点とし、前記検出手段によって検出された斜行量に応じて前記記録紙を回転させ、前記記録紙の斜行を補正する斜行補正手段とを備える。
この構成によれば、記録紙取り出し手段によって、給紙カセットに載置された記録紙が取り出され、検出手段によって、記録紙取り出し手段により取り出された記録紙の斜行量が検出される。そして、斜行補正手段によって、記録紙上に定めた基準点を中心点とし、検出手段により検出された斜行量に応じて記録紙を回転させ、記録紙の斜行が補正される。
したがって、記録紙上に基準点を定め、この基準点を中心点として記録紙を回転させることにより記録紙の斜行が補正されるので、記録紙にねじれやストレスを与えることなく、記録紙の斜行を正確に補正することができる。
また、上記の画像形成装置において、前記斜行補正手段は、前記記録紙の中央先端部分を回転可能に支持し、前記記録紙上の支持した部分を前記基準点とする記録紙支持手段と、前記記録紙支持手段によって支持される部分を中心点とする円の接線方向に前記記録紙を回転駆動する斜行補正ローラと、前記検出手段によって検出された斜行量に応じて前記斜行補正ローラを駆動する駆動量を決定し、決定した駆動量に基づいて前記斜行補正ローラを駆動するローラ駆動手段とを含むことが好ましい。
この構成によれば、記録紙支持手段によって、記録紙の中央先端部分が回転可能に支持され、記録紙上の支持された部分が基準点とされる。そして、斜行補正ローラによって、記録紙支持手段により支持される部分を中心点とする円の接線方向に記録紙が回転駆動され、ローラ駆動手段によって、検出手段により検出された斜行量に応じて斜行補正ローラを駆動する駆動量が決定され、決定された駆動量に基づいて斜行補正ローラが駆動される。したがって、記録紙の中央先端部分を基準点として定めることができ、この部分を中心点とする円の接線方向に記録紙を回転させることができる。
また、上記の画像形成装置において、前記斜行補正ローラは、2つの斜行補正ローラを含み、一方の斜行補正ローラと他方の斜行補正ローラとは前記記録紙支持手段によって支持される部分を中心点とする円上に配置され、前記検出手段は、各斜行補正ローラと搬送方向に同軸線上となる位置にそれぞれ配置され、前記記録紙の先端が通過するのを検知する2つの記録紙検知手段と、一方の記録紙検知手段により記録紙の先端が検知されてから他方の記録紙検知手段により記録紙の先端が検知されるまでの時間差に基づいて斜行量を算出する斜行量算出手段とを含み、前記ローラ駆動手段は、前記斜行量算出手段によって算出された斜行量に応じて前記2つの斜行補正ローラを駆動する駆動量を決定し、決定した駆動量に基づいて前記2つの斜行補正ローラを駆動することが好ましい。
この構成によれば、2つの斜行補正ローラのうち、一方の斜行補正ローラと他方の斜行補正ローラとが記録紙支持手段により支持される部分を中心点とする円上に配置される。また、2つの記録紙検知手段が、一方の斜行補正ローラと搬送方向に同軸線上となる位置に配置されるとともに、他方の斜行補正ローラと搬送方向に同軸線上となる位置に配置され、各記録紙検知手段によって、記録紙の先端が検知される。そして、斜行量算出手段によって、一方の記録紙検知手段により記録紙の先端が検知されてから他方の記録紙検知手段により記録紙の先端が検知されるまでの時間差に基づいて斜行量が算出される。続いて、ローラ駆動手段によって、斜行量算出手段により算出された斜行量に応じて2つの斜行補正ローラを駆動する駆動量が決定され、決定された駆動量に基づいて2つの斜行補正ローラが駆動される。
したがって、一方の斜行補正ローラと搬送方向に同軸線上となる位置に一方の記録紙検知手段が配置されるとともに、他方の斜行補正ローラと搬送方向に同軸線上となる位置に他方の記録紙検知手段が配置されるので、搬送方向の斜行量を容易に算出することができ、この斜行量に基づいて2つの斜行補正ローラを駆動する駆動量を容易に決定することができる。
また、上記の画像形成装置において、前記各記録紙検知手段によって前記記録紙の先端が検知された時間の時間差が予め設定される所定時間以上であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって時間差が所定時間以上であると判断された場合、前記斜行補正ローラを前記記録紙に当接する位置に移動させる斜行補正ローラ移動手段とをさらに備え、前記記録紙支持手段は、前記判断手段によって時間差が所定時間以上であると判断された場合、前記記録紙を回転可能に支持することが好ましい。
この構成によれば、判断手段によって、各記録紙検知手段により記録紙の先端が検知された時間の時間差が予め設定される所定時間以上であるか否かが判断される。そして、判断手段により時間差が所定時間以上であると判断された場合、斜行補正ローラ移動手段によって、斜行補正ローラが記録紙に当接する位置に移動させられるとともに、記録紙支持手段によって、記録紙が回転可能に支持される。したがって、記録紙の斜行を補正する場合のみ、斜行補正ローラが記録紙に当接し、記録紙が回転可能に支持されるので、記録紙の搬送をスムーズに行うことができる。
また、上記の画像形成装置において、前記記録紙取り出し手段によって取り出された記録紙を搬送する搬送ローラと、前記判断手段によって時間差が所定時間以上であると判断された場合、前記搬送ローラを搬送経路から退避させる搬送ローラ退避手段とをさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、搬送ローラによって、記録紙取り出し手段により取り出された記録紙が搬送され、判断手段により時間差が所定時間以上であると判断された場合、搬送ローラ退避手段によって、搬送ローラが搬送経路から退避させられる。したがって、記録紙の斜行を補正する際には搬送ローラが退避されるので、記録紙の斜行を補正する際に記録紙が搬送ローラに固定されてねじれることを防止することができる。
本発明によれば、記録紙上に基準点を定め、この基準点を中心点として記録紙を回転させることにより記録紙の斜行が補正されるので、記録紙にねじれやストレスを与えることなく、記録紙の斜行を正確に補正することができる。
以下、本発明の一実施の形態による画像形成装置について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であるタンデム型カラープリンタの概略構成を示す模式図である。図1に示すように、本発明に係る画像形成装置の一例であるタンデム型カラープリンタ1は、記録紙11を収納する給紙部10と、電子写真プロセスにより記録紙11上に所定のトナー像を形成する4つの画像形成部30C,30M,30Y,30Kと、このトナー像を記録紙11上に定着させる定着部40と、給紙部10から画像形成部30Cへ記録紙11を搬送する用紙搬送部20と、記録紙11を排出する排出部50とを備えている。
給紙部10は、給紙カセット13内に積層載置された記録紙11の束をフィードローラ21の回転動作によって1枚ずつ給紙カセット13の出口側(図1の右側)に送り出し、用紙搬送部20に給紙するようになっている。用紙搬送部20は、給紙部10から給紙された記録紙11を画像形成部30C,30M,30Y,30Kに向けて搬送する。なお、用紙搬送部20については、図2を用いて後述する。
上記4つの画像形成部は、それぞれシアン,マゼンダ,イエロー,ブラックのトナーに応じて設けられており、上流側からシアントナーを有する第1画像形成部30C、マゼンダトナーを有する第2画像形成部30M、イエロートナーを有する第3画像形成部30Y、ブラックトナーを有する第4画像形成部30Kが直列に配置されている。これら第1〜4画像形成部30C,30M,30Y,30Kは、それぞれ円筒状の感光体ドラム31C,31M,31Y,31Kと、帯電器32C,32M,32Y,32Kと、露光器33C,33M,33Y,33Kと、現像器34C,34M,34Y,34Kと、転写ローラ35C,35M,35Y,35Kと、クリーナー36C,36M,36Y,36Kとから構成されている。またこれら第1〜4の感光体ドラム31C,31M,31Y,31Kと第1〜4の転写ローラ35C,35M,35Y,35Kとにより、一繋がりの用紙搬送ベルト38が狭持されている。
用紙搬送ベルト38にはベルト駆動ローラ62及びベルト従動ローラ61が取り付けられており、このベルト駆動ローラ62及びベルト従動ローラ61が回転することによって用紙搬送ベルト38が走行し、用紙搬送ベルト38上の記録紙11を上流側の第1画像形成部30Cから下流側の第4画像形成部30Kに向かって搬送する。なお、上記現像器34C,34M,34Y,34Kには、それぞれのトナータンク39C,39M,39Y,39Kからトナーが適宜供給される。
上記第4画像形成部30Kの下流側には定着部40が配置される。定着部40は、画像形成部30C,30M,30Y,30Kにおいてトナー像が転写された記録紙11を加熱及び加圧し、記録紙11上にトナー像を定着させる。そして、定着部40を通過した記録紙11は、用紙搬送路15に送られ、排出部50から排出される。また、図1には図示していないが、タンデム型カラープリンタ1には後述する制御部が備えられており、この制御部からの指令によって上記各部分が制御されている。
図2は、図1に示す用紙搬送部20の概略構成を示す図であり、図2(a)は、用紙搬送部20の概略構成を示す側面断面図であり、図2(b)は、用紙搬送部20を上方から見た図である。
用紙搬送部20は、給紙カセット13に積載された記録紙11を1枚ずつ取り出して用紙搬送路へ送り出すために給紙カセット13の上部に配設されたフィードローラ21と、フィードローラ21によって取り出された記録紙11を搬送するために用紙搬送路に設けられた搬送ローラ対22と、搬送ローラ対22よりもさらに下流側に設けられたレジストローラ対26とを備える。これらのローラが用紙をニップした状態で回転することによって、記録紙11が上記用紙搬送ベルト38及び画像形成部30Cまで矢印方向に順次搬送されるようになっている。
また、搬送ローラ対22の下流側であり、レジストローラ対26の上流側には、2つの斜行補正ローラ23a,23bが記録紙搬送方向に直交する同軸線上にそれぞれ配設され、斜行補正ローラ23a,23bよりもさらに下流側であり、レジストローラ対26の上流側には、2つの用紙センサ24a,24bが記録紙搬送方向に直交する同軸線上にそれぞれ配設され、用紙センサ24よりもさらに下流側であり、レジストローラ対26の上流側付近には、記録紙挟持バー25が配設されている。
記録紙挟持バー25は、記録紙の表面側と裏面側とに配置される。記録紙挟持バー25は、記録紙11の中央先端部分の両面を挟持し、記録紙11を回転可能に支持するものであり、記録紙11の斜行を補正する際の基準点となる。用紙センサ24a,24bは、例えば、光透過型センサであり、フィードローラ21によって取り出された記録紙11の先端が通過するのを検知する。斜行補正ローラ23a,23bは、記録紙挟持バー25によって挟持される部分を中心点とする円の接線方向に回転駆動し、用紙センサ24a,24bによって検出された記録紙11の斜行量に基づいて記録紙11を回転させ、記録紙11の斜行を補正する。
ここで、記録紙11の斜行について説明する。記録紙11が給紙カセット13からフィードローラ21によって取り出される際、記録紙11が搬送方向に対して斜行する場合がある。図3は、記録紙の斜行について説明するための図であり、図3(a)は、記録紙が正常に給紙された場合におけるフィードローラ21からレジストローラ対26までの搬送状態を示す図であり、図3(b)は、記録紙が斜行して給紙された場合におけるフィードローラ21からレジストローラ対26までの搬送状態を示す図である。なお、図1に示すように、フィードローラ21からレジストローラ対26までの用紙搬送路は湾曲して構成されるが、図3(a)及び図3(b)では、説明の便宜上、用紙搬送路が直線状であるものとして説明する。
図3(a)に示すように、フィードローラ21から記録紙11が正常に給紙された場合、記録紙11の先端部分は、用紙センサ24aと用紙センサ24bとを同時に通過するため、用紙センサ24aと用紙センサ24bとは、記録紙11の先端部分を同時に検知する。
一方、図3(b)に示すように、フィードローラ21から記録紙11が斜行して給紙された場合、記録紙11の先端部分は、用紙センサ24aを通過した後、用紙センサ24bを通過するため、用紙センサ24aよりも用紙センサ24bの方が、記録紙11の先端部分を遅れて検知する。したがって、用紙センサ24aが記録紙11の先端を検知してから用紙センサ24bが記録紙11の先端を検知するまでの時間差から記録紙11の斜行量を求めることができる。
図4は、本発明に係る画像形成装置の一例であるタンデム型カラープリンタ1の概略構成を示すブロック図である。制御部100には、タンデム型カラープリンタ1全体の動作プログラム等を記憶したROM111、記録に用いる画像データ等を記憶しておくためのRAM112が接続される。また、制御部100には、I/F(インタフェイス)130を介してPC(パーソナルコンピュータ)140も接続されており、このPC140から入力される画像データがRAM112に一旦記憶される。制御部100は、表示パネル120にも接続されており、この表示パネル120上にタンデム型カラープリンタ1の動作状況等を表示させる。
制御部100は、各画像形成部30Y,30M,30C,30Kと接続されており、上記RAM112からの画像データに基づいて記録紙11上に所定のトナー像を形成する。具体的には、制御部100は、上記画像形成部30C,30M,30Y,30Kの帯電器32C,32M,32Y,32K、露光器33C,33M,33Y,33K、現像器34C,34M,34Y,34K、転写ローラ35C,35M,35Y,35K、及びドラムモータ110C,110M,110Y,110K(感光体ドラム31C,31M,31Y,31Kの駆動源)に接続されており、これらの駆動が制御されている。なお、図4ではこれら転写ローラやドラムモータ等をそれぞれ1つのブロック32,33,34,35,110で表しているが、第1〜4の画像形成部毎(各色のトナー毎)に独立して設けられている。
また、制御部100は定着部40とも接続されており、定着部40が備える加熱ローラ内のヒータのON/OFFを制御すると共に、加熱ローラ及び加圧ローラの駆動を制御する。
さらに、制御部100は、用紙搬送部20の各ローラの駆動も制御する。すなわち、制御部100には、フィードローラ21に駆動力を与えるフィードローラモータ101、搬送ローラ対22に駆動力を与える搬送ローラモータ102、レジストローラ対26に駆動力を与えるレジストローラモータ103、及び、斜行補正ローラ23a,23bに駆動力を与える斜行補正ローラモータ104a,104bが接続され、これらの駆動を制御して各ローラを回転/停止させる。
制御部100には、フィードローラ21を記録紙11に当接させるとともに、フィードローラ21を記録紙11から退避させるフィードローラ移動部105、搬送ローラ対22を記録紙11に当接(ニップ)させるとともに、搬送ローラ対22を記録紙11から退避させる搬送ローラ移動部106、斜行補正ローラ23a,23bを記録紙11に当接させるとともに、斜行補正ローラ23a,23bを記録紙11から退避させる斜行補正ローラ移動部107、及び、記録紙挟持バー25を駆動して記録紙11を挟持させる記録紙挟持バー駆動部108が接続される。
なお、制御部100には、ベルト駆動ローラ62及びベルト従動ローラ61に駆動力を与えるベルト用モータ(不図示)等も接続され、これらの駆動を制御して各ローラを回転/停止させる。加えて、制御部100には、記録紙11の先端が通過するのを検知する用紙センサ24a,24bが接続されている。
制御部100は、用紙センサ24a,24bのうちの一方の用紙センサにより記録紙11の先端が検知されてから他方の用紙センサにより記録紙11の先端が検知されるまでの時間差に基づいて斜行量を算出する。また、制御部100は、算出した斜行量に応じて2つの斜行補正ローラ23a,23bを駆動する駆動量を決定し、決定した駆動量に基づいて2つの斜行補正ローラ23a,23bを駆動するための制御信号を斜行補正ローラモータ104a,104bへ出力する。さらに、制御部100は、各用紙センサ24a,24bによって記録紙11の先端が検知された時間の時間差が予め設定される所定時間以上であるか否かを判断し、時間差が所定時間以上であると判断した場合、斜行補正ローラ23a,23bを記録紙11に当接する位置に移動させるための制御信号を斜行補正ローラ移動部107へ出力するとともに、記録紙11を回転可能に支持するための制御信号を記録紙挟持バー駆動部108へ出力する。さらにまた、制御部100は、時間差が所定時間以上であると判断した場合、搬送ローラ22を搬送経路から退避させるための制御信号を搬送ローラ移動部106へ出力する。
なお、本実施の形態において、フィードローラ21が記録紙取り出し手段の一例に相当し、斜行補正ローラ23a,23bが斜行補正手段の一例に相当し、記録紙挟持バー25が記録紙支持手段の一例に相当し、用紙センサ24a,24bが検出手段及び記録紙検知手段の一例に相当し、制御部100が検出手段、斜行補正手段、ローラ駆動手段、斜行量算出手段及び判断手段の一例に相当し、斜行補正ローラ移動部107が斜行補正ローラ移動手段の一例に相当し、搬送ローラ移動部106が搬送ローラ退避手段の一例に相当する。
ここで、図4に示すタンデム型カラープリンタ1の斜行補正動作について説明する。図5は、図4に示すタンデム型カラープリンタによる斜行補正処理の一例を示すフローチャートである。また、図6は、記録紙の斜行を補正する際の各ローラの動作を説明するための図であり、図6(a)は、用紙搬送部20を上方から見た図であり、図6(b)は、用紙搬送部を側面から見た図である。図7は、記録紙の斜行を補正した後の各ローラの動作を説明するための図であり、図7(a)は、用紙搬送部20を上方から見た図であり、図7(b)は、用紙搬送部を側面から見た図である。なお、図6及び図7では、説明の便宜上、用紙搬送路が直線状であるものとして説明する。
まず、ステップS1において、制御部100は印刷を開始する。制御部100は、PC140からの画像データがI/F130を介して入力されると、印刷を開始する。なお、印刷開始時において、斜行補正ローラ23a,23bと記録紙挟持バーとは、記録紙11に当接する位置ではなく、記録紙11から離れた位置に配置されており、フィードローラ21と搬送ローラ対22とは、記録紙11に当接する位置に配置されている。
次に、ステップS2において、制御部100は、フィードローラ21を駆動するための制御信号をフィードローラモータ101へ出力する。フィードローラモータ101は、制御部100から入力される制御信号に基づいてフィードローラ21を駆動し、給紙カセット13に載置された記録紙11を1枚だけ取り出す。
次に、ステップS3において、制御部100は、搬送ローラ対22を駆動するための制御信号を搬送ローラモータ102へ出力する。搬送ローラモータ102は、制御部100から入力される制御信号に基づいて搬送ローラ対22を駆動し、フィードローラ21によって取り出された記録紙11を搬送する。
次に、ステップS4において、制御部100は、用紙センサ24a及び用紙センサ24bのうちの一方の用紙センサによって出力される用紙検知信号が入力されてから、他方の用紙センサによって出力される用紙検知信号が入力されるまでの時間を計測する。すなわち、用紙センサ24a,24bは、記録紙11の先端を検知すると、用紙検知信号を制御部100へ出力する。制御部100は、両センサの出力タイミングの時間差を求める。例えば、記録紙11が斜行しており、記録紙11の先端が用紙センサ24aを先に通過する場合、制御部100は、用紙センサ24aから用紙検知信号が入力されてから、用紙センサ24bから用紙検知信号が入力されるまでの時間を計測する。
次に、ステップS5において、制御部100は、用紙センサ24aによって記録紙11の先端が検知された時間と、用紙センサ24bによって記録紙11の先端が検知された時間との時間差が予め設定されている所定の時間内であるか否かを判断する。すなわち、制御部100は、レジストローラ対26で補正することが可能な斜行量であるか否かを、計測した時間差に基づいて判断する。レジストローラ対26では、記録紙11を撓ませることによって、或る程度の斜行を補正することができる。そのため、レジストローラ対26で補正可能な斜行量である場合は、斜行補正ローラ23a,23bによる斜行補正を行わず、レジストローラ対26で補正することができない斜行量である場合は、斜行補正ローラ23a,23bによる斜行補正を行う。なお、所定の時間は、レジストローラ対26によって補正することが可能な斜行量に応じて設定される。ここで、計測された時間差が予め設定されている所定の時間内であると判断された場合、ステップS19の処理へ移行する。
一方、計測された時間差が予め設定されている所定の時間内ではないと判断された場合、ステップS6において、制御部100は、搬送ローラ対22を停止させるための制御信号を搬送ローラモータ102へ出力する。搬送ローラモータ102は、制御部100から入力される制御信号に基づいて搬送ローラ対22を停止させ、レジストローラ対26の直前で記録紙11を停止させる。
次に、ステップS7において、制御部100は、用紙センサ24a及び用紙センサ24bによって出力される用紙検知信号の時間差に基づいて斜行量を算出する。すなわち、制御部100は、搬送ローラ対22による記録紙11の搬送速度は予め認識しているので、用紙センサ24a及び用紙センサ24bによって出力される用紙検知信号の時間差を求めることで、搬送方向にどれだけ斜行しているかを算出することができる。
次に、ステップS8において、制御部100は、斜行補正ローラ23a及び斜行補正ローラ23bを駆動する駆動量を算出する。具体的に、図6(a)に示すように、斜行補正ローラ23aと記録紙挟持バー25と斜行補正ローラ23bとがなす角度θは60度であり、斜行補正ローラ23a及び斜行補正ローラ23bは、搬送方向に直交する同軸線A1上に配置されるとともに、記録紙挟持バー25によって挟持される部分を中心点Oとする円S上に配置されている。このように配置することにより、記録紙挟持バー25と斜行補正ローラ23aと斜行補正ローラ23bとは、それぞれ正三角形の各頂点上に配置されることとなる。そして、用紙センサ24aは、斜行補正ローラ23aと搬送方向に対して同軸線A2上となるように配置され、用紙センサ24bは、斜行補正ローラ23bと搬送方向に対して同軸線A3上となるように配置されている。したがって、搬送方向の斜行量と円Sの接線方向の移動量との比は1:2となるので、制御部100は、ステップS7で求めた搬送方向の斜行量に基づいて、記録紙挟持バー25によって挟持される部分を中心点Oとする円Sの接線方向への記録紙11の移動量を求めることができ、当該移動量に応じた斜行補正ローラ23a,23bの駆動量を算出することができる。
このように、斜行補正ローラ23aと記録紙挟持バー25と斜行補正ローラ23bとがなす角度θを60度とした場合、搬送方向の斜行量と円Sの接線方向の移動量との比は1:2となるので、移動量を計算する演算処理を簡略化することができ、処理速度を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、斜行補正ローラ23aと記録紙挟持バー25と斜行補正ローラ23bとがなす角度θを60度としているが、本発明は特にこれに限定されず、角度θを例えば90度にしてもよく、他の角度にしてもよい。角度θを90度にした場合、搬送方向の斜行量と円Sの接線方向の移動量との比は1:21/2となる。
図5に戻って、ステップS9において、制御部100は、記録紙11から退避している記録紙挟持バー25を駆動するための制御信号を記録紙挟持バー駆動部108へ出力する。記録紙挟持バー駆動部108は、制御部100から入力される制御信号に基づいて記録紙挟持バー25を駆動し、記録紙11の中央先端部分の両面を挟持する。
次に、ステップS10において、制御部100は、記録紙11から退避している斜行補正ローラ23a,23bを記録紙11に当接する位置に移動させるための制御信号を斜行補正ローラ移動部107へ出力する。斜行補正ローラ移動部107は、制御部100から入力される制御信号に基づいて斜行補正ローラ23a,23bを記録紙11に当接する位置に移動させる。このようにして、斜行補正ローラ23a,23bは、記録紙11に当接するとともに、記録紙11を用紙搬送路の内壁面に押し当てることにより、記録紙を回転させることが可能となる。なお、本実施の形態では、2つの斜行補正ローラ23a,23bを斜行補正ローラ移動部107により同時に移動させるが、本発明は特にこれに限定されず、2つの斜行補正ローラ23a,23bをそれぞれ独立して移動させる2つの斜行補正ローラ移動部を設けてもよい。
次に、ステップS11において、制御部100は、記録紙11に当接しているフィードローラ21を記録紙11から退避させるための制御信号をフィードローラ移動部105へ出力する。フィードローラ移動部105は、制御部100から入力される制御信号に基づいてフィードローラ21を記録紙11から退避させる。なお、斜行補正時に記録紙11がフィードローラ21に当接していない場合、フィードローラ21を退避させる必要はなく、フィードローラ移動部105も不要となる。
次に、ステップS12において、制御部100は、記録紙11をニップしている搬送ローラ対22を記録紙11から退避させるための制御信号を搬送ローラ移動部106へ出力する。搬送ローラ移動部106は、制御部100から入力される制御信号に基づいて搬送ローラ対22を記録紙11から退避させる。なお、ステップS7における斜行量の算出及びステップS8における駆動量の算出は、ステップS4からステップS13までの間であれば、どのタイミングで行ってもよい。
ここで、ステップS9からステップS12までの各部材の動作について図6(b)を用いて説明すると、まず、記録紙挟持バー25が矢印Y1方向に移動し、記録紙11を挟持する。そして、斜行補正ローラ23a,23bが矢印Y2方向に移動し、記録紙11に当接する。続いて、フィードローラ21が矢印Y3方向に移動し、記録紙11から退避する。さらに、搬送ローラ対22が矢印Y4方向に移動し、記録紙11から退避する。
このように、制御部100によって、用紙センサ24a,24bにより検知された時間差が予め設定される所定時間以上であるか否かが判断される。そして、制御部100により用紙センサ24a,24bの検知時間の時間差が所定時間以上であると判断された場合、斜行補正ローラ移動部107によって、斜行補正ローラ23a,23bが記録紙11に当接する位置に移動させられるとともに、記録紙挟持バー25によって、記録紙11が回転可能に支持される。したがって、記録紙11の斜行を補正する場合のみ、斜行補正ローラ23a,23bが記録紙11に当接し、記録紙11が回転可能に支持されるので、記録紙11の搬送をスムーズに行うことができる。
また、搬送ローラ対22によって、フィードローラ21により取り出された記録紙11が搬送され、制御部100により用紙センサ24a,24bの検知時間の時間差が所定時間以上であると判断された場合、搬送ローラ移動部106によって、搬送ローラ対22が搬送経路から退避させられる。したがって、記録紙11の斜行を補正する際には搬送ローラ対22が退避されるので、記録紙11の斜行を補正する際に記録紙11が搬送ローラ対22に固定されてねじれることを防止することができる。
図5に戻って、ステップS13において、制御部100は、斜行補正ローラ23aを駆動するための制御信号を斜行補正ローラモータ104aへ出力するとともに、算出した駆動量に基づいて斜行補正ローラ23bを駆動するための制御信号を斜行補正ローラモータ104bへ出力する。斜行補正ローラモータ104aは、制御部100から入力される制御信号に基づいて斜行補正ローラ23aを駆動し、斜行補正ローラモータ104bは、制御部100から入力される制御信号に基づいて斜行補正ローラ23bを駆動する。斜行補正ローラ23a,23bは、図6(a)に示す矢印Y5方向へ記録紙11を移動させ、搬送方向に対して平行となる正常な位置(図6(a)に破線で示す)に記録紙11を移動させる。
図5に戻って、斜行補正ローラ23a,23bの駆動が終了すると、ステップS14において、制御部100は、記録紙11から退避しているフィードローラ21を記録紙11に当接させるための制御信号をフィードローラ移動部105へ出力する。フィードローラ移動部105は、制御部100から入力される制御信号に基づいてフィードローラ21を記録紙11に当接させる。
次に、ステップS15において、制御部100は、記録紙11から退避している搬送ローラ対22を記録紙11にニップさせるための制御信号を搬送ローラ移動部106へ出力する。搬送ローラ移動部106は、制御部100から入力される制御信号に基づいて搬送ローラ対22を記録紙11にニップさせる。
次に、ステップS16において、制御部100は、記録紙11に当接している斜行補正ローラ23a,23bを記録紙11から退避させる位置に移動させるための制御信号を斜行補正ローラ移動部107へ出力する。斜行補正ローラ移動部107は、制御部100から入力される制御信号に基づいて斜行補正ローラ23a,23bを記録紙11から退避させる。
次に、ステップS17において、制御部100は、記録紙11を挟持している記録紙挟持バー25を記録紙11から退避させるための制御信号を記録紙挟持バー駆動部108へ出力する。記録紙挟持バー駆動部108は、制御部100から入力される制御信号に基づいて記録紙挟持バー25を記録紙11から退避させる。
ここで、ステップS14からステップS17までの各部材の動作について図7(b)を用いて説明すると、まず、フィードローラ21が矢印Y11方向に移動し、記録紙11に当接する。そして、搬送ローラ対22が矢印Y12方向に移動し、記録紙11をニップする。続いて、斜行補正ローラ23a,23bが矢印Y13方向に移動し、記録紙11から退避する。さらに、記録紙挟持バー25が矢印Y14方向に移動し、記録紙11から退避する。
図5に戻って、ステップS18において、制御部100は、搬送ローラ対22を駆動するための制御信号を搬送ローラモータ102へ出力する。搬送ローラモータ102は、制御部100から入力される制御信号に基づいて搬送ローラ対22を駆動し、斜行が補正された記録紙11を搬送する。
次に、ステップS19において、制御部100は、レジストローラ対26を駆動するための制御信号をレジストローラモータ103へ出力する。レジストローラモータ103は、制御部100から入力される制御信号に基づいてレジストローラ対26を駆動し、斜行が補正された記録紙11を画像形成部30Cへ送り出す。
このように、フィードローラ21によって、給紙カセット13に載置された記録紙11が取り出され、用紙センサ24a,24bによって、フィードローラ21により取り出された記録紙の斜行量が検出される。そして、斜行補正ローラ23a,23bによって、記録紙上に定めた基準点を中心点とし、用紙センサ24a,24bにより検出された斜行量に応じて記録紙11を回転させ、記録紙11の斜行が補正される。
したがって、記録紙11上に基準点を定め、この基準点を中心点として記録紙11を回転させることにより記録紙11の斜行が補正されるので、記録紙11にねじれやストレスを与えることなく、記録紙11の斜行を正確に補正することができる。
また、記録紙挟持バー25によって、記録紙11の中央先端部分が回転可能に支持され、記録紙11上の支持された部分が基準点とされる。そして、斜行補正ローラ23a,23bによって、記録紙挟持バー25により支持される部分を中心点とする円の接線方向に記録紙11が回転駆動され、制御部100によって、用紙センサ24a,24bにより検出された斜行量に応じて斜行補正ローラ23a,23bを駆動する駆動量が決定され、決定された駆動量に基づいて斜行補正ローラ23a,23bが駆動される。したがって、記録紙11の中央先端部分を基準点として定めることができ、この部分を中心とする円の接線方向に記録紙11を回転させることができる。
また、2つの斜行補正ローラ23a,23bのうち、一方の斜行補正ローラ23aと他方の斜行補正ローラ23bとが記録紙挟持バー25により支持される部分を中心点とする円上に配置される。また、2つの用紙センサ24a,24bが、一方の斜行補正ローラ23aと搬送方向に同軸線上となる位置に配置されるとともに、他方の斜行補正ローラ23bと搬送方向に同軸線上となる位置に配置され、各用紙センサ24a,24bによって、記録紙の先端が検知される。そして、制御部100によって、一方の用紙センサにより記録紙11の先端が検知されてから他方の用紙センサにより記録紙11の先端が検知されるまでの時間差と、予め設定されている記録紙11の搬送速度とに基づいて搬送方向の斜行量が算出される。続いて、制御部100によって、算出された斜行量に応じて2つの斜行補正ローラ23a,23bを駆動する駆動量が決定され、決定された駆動量に基づいて2つの斜行補正ローラ23a,23bが駆動される。
したがって、一方の斜行補正ローラ23aと搬送方向に同軸線上となる位置に一方の用紙センサ24aが配置されるとともに、他方の斜行補正ローラ23bと搬送方向に同軸線上となる位置に他方の用紙センサ24bが配置されるので、搬送方向の斜行量を容易に算出することができ、この斜行量に基づいて2つの斜行補正ローラ23a,23bを駆動する駆動量を容易に決定することができる。
なお、本実施の形態では、記録紙11の斜行を補正するための斜行補正ローラを2つ設けているが、本発明は特にこれに限定されず、斜行補正ローラを1つだけ設けてもよく、また、斜行補正ローラを3つ以上設けてもよい。
また、本実施の形態では、記録紙11の表面側と裏面側とに配置された記録紙挟持バー25により記録紙11を挟持することで記録紙11を回転可能に支持しているが、本発明は特にこれに限定されず、記録紙挟持バー25を記録紙11の一方の面側のみに配置し、当該記録紙挟持バー25を記録紙11に当接させると共に、用紙搬送路の内壁面に押し当てることで記録紙11を回転可能に支持してもよい。
本発明に係る画像形成装置の一例であるタンデム型カラープリンタの概略構成を示す模式図である。 図1に示す用紙搬送部の概略構成を示す図である。 記録紙の斜行について説明するための図である。 本発明に係る画像形成装置の一例であるタンデム型カラープリンタの概略構成を示すブロック図である。 図4に示すタンデム型カラープリンタによる斜行補正処理の一例を示すフローチャートである。 記録紙の斜行を補正する際の各ローラの動作を説明するための図である。 記録紙の斜行を補正した後の各ローラの動作を説明するための図である。
符号の説明
1 タンデム型カラープリンタ
10 給紙部
11 記録紙
13 給紙カセット
20 用紙搬送部
21 フィードローラ
22 搬送ローラ対
23a,23b 斜行補正ローラ
24a,24b 用紙センサ
25 記録紙挟持バー
26 レジストローラ対
30C,30M,30Y,30K 画像形成部
31C,31M,31Y,31K 感光体ドラム
32(32C,32M,32Y,32K) 帯電器
33(33C,33M,33Y,33K) 露光器
34(34C,34M,34Y,34K) 現像器
35(35C,35M,35Y,35K) 転写ローラ
40 定着部
100 制御部
101 フィードローラモータ
102 搬送ローラモータ
103 レジストローラモータ
104a,104b 斜行補正ローラモータ
105 フィードローラ移動部
106 搬送ローラ移動部
107 斜行補正ローラ移動部
108 記録紙挟持バー駆動部
110(110C,110M,110Y,110K) ドラムモータ
111 ROM
112 RAM
120 表示パネル
130 I/F
140 PC

Claims (4)

  1. 給紙カセットに載置された記録紙を取り出す記録紙取り出し手段と、
    前記記録紙取り出し手段によって取り出された記録紙の斜行量を検出する検出手段と、
    前記記録紙上に定めた基準点を中心点とし、前記検出手段によって検出された斜行量に応じて前記記録紙を回転させ、前記記録紙の斜行を補正する斜行補正手段とを備え
    前記斜行補正手段は、前記記録紙の中央先端部分を回転可能に支持し、前記記録紙上の支持した部分を前記基準点とする記録紙支持手段と、前記記録紙支持手段によって支持される部分を中心点とする円の接線方向に前記記録紙を回転駆動する斜行補正ローラと、前記検出手段によって検出された斜行量に応じて前記斜行補正ローラを駆動する駆動量を決定し、決定した駆動量に基づいて前記斜行補正ローラを駆動するローラ駆動手段とを含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記斜行補正ローラは、2つの斜行補正ローラを含み、一方の斜行補正ローラと他方の斜行補正ローラとは前記記録紙支持手段によって支持される部分を中心点とする円上に配置され、
    前記検出手段は、各斜行補正ローラと搬送方向に同軸線上となる位置にそれぞれ配置され、前記記録紙の先端が通過するのを検知する2つの記録紙検知手段と、一方の記録紙検知手段により記録紙の先端が検知されてから他方の記録紙検知手段により記録紙の先端が検知されるまでの時間差に基づいて斜行量を算出する斜行量算出手段とを含み、
    前記ローラ駆動手段は、前記斜行量算出手段によって算出された斜行量に応じて前記2つの斜行補正ローラを駆動する駆動量を決定し、決定した駆動量に基づいて前記2つの斜行補正ローラを駆動することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記各記録紙検知手段によって前記記録紙の先端が検知された時間の時間差が予め設定される所定時間以上であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって時間差が所定時間以上であると判断された場合、前記斜行補正ローラを前記記録紙に当接する位置に移動させる斜行補正ローラ移動手段とをさらに備え、
    前記記録紙支持手段は、前記判断手段によって時間差が所定時間以上であると判断された場合、前記記録紙を回転可能に支持することを特徴とする請求項又は記載の画像形成装置。
  4. 前記記録紙取り出し手段によって取り出された記録紙を搬送する搬送ローラと、
    前記判断手段によって時間差が所定時間以上であると判断された場合、前記搬送ローラを搬送経路から退避させる搬送ローラ退避手段とをさらに備えることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
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