JP4592324B2 - 電気泳動表示装置の製造方法 - Google Patents
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Description
このような電気泳動表示装置は、電界の向きを制御することにより所望の表示を得ることができる表示装置であり、低コストで、視野角が通常の印刷物並に広く、消費電力が小さく、表示のメモリー性を有する等の長所を持つことから安価な表示装置として注目されている。
しかしながら、微小セルを有する電気泳動表示装置の場合、微小セルを得るように仕切壁を形成することや、微小セルに空気等の気体を混入することなく電気泳動インキを封入することが困難であるなど、いくつかの課題を有しているのが現状である。
しかしながら、このマイクロカプセル化法による電気泳動表示装置は、マイクロカプセルのシェル(壁)の化学的性質のために、特に湿気や温度に対して敏感であったり、マイクロカプセル壁が薄いため、引っ掻き抵抗に乏しい等の課題を有している。
この製造方法によれば、ロール・ツー・ロール方式で電気泳動表示装置を製造することが可能であるが、電気泳動インキを均一に充填することや気泡が混入しやすいといった点に未だ課題を有するものであり、気泡を混入することなく電気泳動インキを均一に充填でき、高品質となる電気泳動表示装置の製造方法の出現が望まれているのが現状である。
(1) 電気泳動表示装置の製造方法であって、少なくとも、1)基板上に電気泳動インキを充填するための開口部を有する複数のセルを形成する工程と、2)該複数のセルを形成した基板表面の電気泳動インキに対するぬれ性を調整する工程と、3)基板上に形成された複数のセルに電気泳動インキを充填する工程と、4)電気泳動インキを充填した複数のセルを封止する工程と、を含んでなることを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
(2) 更に、電気泳動インキからの脱気を行う工程を含んでなる上記(1)記載の電気泳動表示装置の製造方法。
(3) 電気泳動インキを充填した複数のセルを封止した後に、別の光透過性電極、非光透過性電極、樹脂フィルム、樹脂、木、金属、セラミックス、紙、布及び/又はガラスと貼り合わせる工程、を更に含んでなる上記(1)又は(2)記載の電気泳動表示装置の製造方法。
(4) 複数のセルを形成した基板表面の電気泳動インキに対するぬれ性を調整する工程が、溶剤処理、酸処理、アルカリ処理、オゾン処理、プラズマ処理、コロナ放電処理、UV処理、UVイトロ処理、レーザー処理、電子線による処理、イオン注入法による処理、イオンビームによる処理、イオン照射による処理、プライマー処理、界面活性剤処理、スパッタリングによる処理、PVD、CVD、ポリマー層形成及び無機層形成から選ばれる少なくとも1種である上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の電気泳動表示装置の製造方法。
(5) 電気泳動インキがアルキルポリエーテルアミンを含有する電気泳動インキである上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の電気泳動表示装置の製造方法。
(6) 電気泳動インキがアルキルポリエーテルアミンとポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーとを含有する電気泳動インキである上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の電気泳動表示装置の製造方法。
(7) 電気泳動インキがアルキルポリエーテルアミンとアセチレングリコール誘導体とを含有する電気泳動インキである上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の電気泳動表示装置の製造方法。
(8) 上記(1)〜(7)の何れか一つに記載の電気泳動表示装置の製造方法により得られることを特徴とする電気泳動表示装置。
本発明の電気泳動表示装置の製造方法は、少なくとも、1)基板上に電気泳動インキを充填するための開口部を有する複数のセルを形成する工程と、2)該複数のセルを形成した基板表面の電気泳動インキに対するぬれ性を調整する工程と、3)基板上に形成された複数のセルに電気泳動インキを充填する工程と、4)電気泳動インキを充填した複数のセルを封止する工程と、を含んでなることを特徴とするものである。
電極を形成した基板としては、例えば、透明樹脂フィルムや透明ガラス等にITO等の透明導電性材料を塗工法、イオンプレーティング法、スパッタリング法等の蒸着法等により形成した光透過性のものや、樹脂フィルム、樹脂板、ガラス、セラミックス等の非導電性物質表面に金属等の導電性材料膜(層)を形成したものや、金属板を用いることもできる。
これら基板は、フォトエッチングのような従来用いられている方法により、パターン形成したものを用いることも可能であるし、液晶等で使用されているTFT(Thin Film Transistor)基板等を用いることも可能であるが、これらに限定されるものではない。
一方、電極を形成していない基板としては、薄い透明樹脂フィルムを用いるのが好ましい。これは、後から対向電極を貼り合わせた場合や、イオンフローや電極棒等により外部から電圧をかけて表示させる場合に、電気的な抵抗を極力抑えるためである。
上記前駆体材料としては、例えば、アクリレート、メタクリレート、シアノアクリレート、エポキシ系、オレフィン系、パラフィン系、酢酸ビニル系、ウレタン系、アイオノマー系、エラストマー系、シリコーン系、フッ素系等のモノマー、オリゴマーやポリマーの少なくとも1種を用いることができる。
これらは、望ましい化学的、物理的、機械的特性、例えば、強度、屈曲性、可撓性等が得られるように選択され、2種以上を組み合わせて用いることもでき、更に、前駆体材料に応じて、適宜添加剤を加えることも可能である。
更には、スクリーン印刷法、凸版印刷法や凹版(グラビア)印刷法を用いることにより、熱可塑性、熱硬化性又は光硬化性の前駆体材料等を基板上に印刷することにより、セルを形成する方法や、熱可塑性又は熱硬化性の繊維を織ることにより得られた織物を基板上に接着する方法等も挙げられる。特に、凹版(グラビア)印刷法では、グラビア版に樹脂充填後、電極又はカバーフィルムを配置してパターン転写し、離型、硬化処理によりセルパターンを作製する方法や、グラビア版に樹脂充填後、電極又はカバーフィルムを配置し、そのまま硬化処理かつ転写させ、硬化後フィルムとグラビア版を分離させ、セルパターンを作製する方法が挙げられる。
フォトエッチング法では、例えば、基板表面にUV硬化樹脂を塗布した後、セルの形状に合わせて壁となる部分にのみUV光が当たるようにパターンを作成したマスクを被せ、全体にUV光を照射してUV硬化樹脂を硬化させ、非硬化部分を除去することで形成することができる。
ラミネートコーティング法では、例えば、セルパターン状に形成された接着層を有する網状シートを基板表面に熱圧着等することにより形成することができる。
好ましいセル形成方法としては、製造性、コスト、高品質確保の点から、エンボス加工法、各種印刷法〔スクリーン印刷法、凸版印刷法、凹版(グラビア)印刷〕、レーザー加工法及びフォトエッチング法が望ましい。
この容積が1×10-9cc未満であると、表示コントラストの低下等が生じやすくなり、一方、セルの容積が1×10-3ccを越えると、セルごとに内部で濃集が起きやすくなり、表示ムラ等の不具合を生じることとなる。
特に、電気泳動表示装置に用いられる複数のセルは、微細なサイズとなるために、電気泳動インキ充填前に行うぬれ性調整の工程は、その有無により、電気泳動表示装置の特性に大きな影響を及ぼすこととなる。すなわち、電気泳動インキが均一に充填されなければ表示面に表示ムラや、表示欠陥が生じることになり、また、空気等の気体がセル内に残ったまま封止してしまうと、表示ムラや表示欠陥を生じるだけでなく、長期間使用している間に気泡成長して表示特性を劣化させる等の不具合を生じさせることになるからである。
また、電気泳動インキには、電気泳動粒子を分散させるための分散剤や界面活性剤、電化制御剤等、通常は多くの添加剤が含まれている。このため、基板とのぬれ性のコントロールを行うことは、非常に重要となってくる。
更には、セル形成の際の離型剤、オイル、汚れや未反応モノマーがセルを形成した基板上に残存していることも考えられるため、これらを分解、除去することも重要になる。
また、基板表面の汚れを予め除去するために、溶剤による洗浄等の処理、例えば、アルコール類による洗浄等を組み合わせて行うことにより、より効果的にぬれ性の調整が可能となる。
オゾン処理としては、セルシートをオゾン分子と接触させて、酸化分解による汚れの剥離や可溶化、ヒドロキシペルオキシ基や水酸基等の親水基を導入すること等を目的とし、セルシート表面をオゾン雰囲気下に暴露したり、直接吹きかける等することにより処理することが挙げられるが特に限定されない。
プラズマ処理としては、上記セルシートを空気、酸素、窒素、二酸化炭素、アルゴン、ネオンなどを含む容器内におき、グロー放電により生じるプラズマに晒すことにより行われ、セルシート表面部に酸素、窒素などを含むカルボン酸基、カルボニル基、アミノ基などの官能基(親水基)を導入することを目的とし、プラズマ発生の放電形式は、直流放電、低周波放電、ラジオ波放電、マイクロ波放電などがあるが特に限定されない。好ましくは、酸素原子を含む親水性官能基を導入する点から、空気プラズマ処理、酸素プラズマ処理である。
UV処理としては、出力調整されたUV光を一定時間セルシートに照射することによりぬれ性の調整をすることが挙げることができるが特に限定されることなく、一般的に用いられる手法を使用できる。
UVイトロ処理としては、アルキルシラン化合物、アルコキシシラン化合物、アルキルチタン化合物、アルコキシチタン化合物、アルキルアルミニウム化合物、アルコキシアルミニウム化合物からなる群から選択される少なくとも一つの改質剤化合物、好ましくは、沸点が10〜100℃である改質剤化合物の少なくとも一つを含む燃料ガスの火炎を上記セルシートに吹き付け処理(ケイ酸化炎処理、チタン酸化炎処理、アルミニウム酸化炎処理)することにより、セルシートの内側表面部を親水化処理することができる。なお、吹き付け処理する際の火炎温度は、500〜1500℃、処理時間は0.1〜100秒程度である。
レーザー処理、電子線による処理、イオン注入法による処理、イオンビームによる処理、イオン照射による処理としては、出力調整されたレーザー光や電子ビーム等をセルシート表面を走査させる要領で照射して処理することが挙げることができるが特に限定されることなく、一般的に用いられる手法を使用できる。
スパッタリングによる処理、PVD(物理気相成長法)、CVD(化学気相成長法)としては、一般的に用いられている手法を使用することが可能であり、例えば、ターゲットとして有機物質、無機物質や金属酸化物等を使用することにより、セルシート表面にポリマー層や無機層形成を行うこともできる。
イオン注入法としては、一般的に用いられる手法が使用でき、イオン化させて加速した材料をセルシート表面に打ち込むことによって、セルシート表面に不純物層を形成させる等して、ぬれ性の調整処理をすることが挙げられるが特に限定されない。
プライマー処理としては、塗料、接着等の分野において一般的に使用されている各種下地処理材料を用いて、セルシート表面に塗布、噴霧等することにより行うことが挙げられるが特に限定されない。
界面活性剤処理としては、一般的に使用されているノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、ポリマー界面活性剤等をセルシート表面に塗布、散布等行うことが挙げられるが、特に限定されない。
本発明方法において用いられる電気泳動インキとしては、特に限定されないが、少なくとも、1種類以上の微粒子、分散剤及び分散溶媒を含有するものが挙げられ、好ましくは、これらの組成に、更にアルキルポリエーテルアミンを含有する電気泳動インキであるものが望ましい。
このアルキルポリエーテルアミンを含有する電気泳動インキを電気泳動表示装置に充填した場合には、更に高コントラストな表示の実現と、繰り返し表示時においても高い信頼性を持ってコントラスト表示することができ、応答性にも優れた電気泳動表示装置を得ることが可能となる。
また、アルキルポリエーテルアミンを含有する電気泳動インキは、電気泳動粒子に電荷を付与し、安定性を高める効果を有するため、充填前の保存性、充填時の均一性、充填後の安定性、気体除去性、基材とのぬれ性等に対して良好な効果を示すため、好ましい。
アルキルポリエーテルアミンとポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーとを含有する電気泳動インキでは、アルキルポリエーテルアミンの効果を損なうことなく、更に表示特性や安定性を向上させ、特に保存安定性や気体除去性、基材とのぬれ性を高めることができる。これにより、電気泳動表示装置の製造を高速に、かつ安定に行うことが可能となる。
また、アルキルポリエーテルアミンとアセチレングリコール誘導体を含有する電気泳動インキを用いることにより、アルキルポリエーテルアミンの効果を損なうことなく、さらに表示特性や安定性を向上させ、特に、電気泳動微粒子の凝集を抑制し、気体除去性、基材とのぬれ性を高めることができる。
更に、アルキルポリエーテルアミンとポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーとアセチレングリコール誘導体とを含有する電気泳動インキでは、アルキルポリエーテルアミンの効果を損なうことなく、更に表示特性や安定性を向上させ、特に保存安定性や気体除去性、基材とのぬれ性を高めることができると共に、電気泳動微粒子の凝集を抑制し、気体除去性、基材とのぬれ性を高めることができる。
また、用いることができる微粒子としては、例えば、有色または無色(白色)の無機顔料粒子、有機顔料粒子、高分子微粒子等を用いることができ、これらは各単独(1種)又は2種以上を混合して用いることができる。また、親油性表面処理されている微粒子であってよいものである。好ましくは、平均粒子径が0.05〜20μmのものが用いられ、特に好ましくは、平均粒子径が0.1〜10μmのものが望ましい。また、これらの微粒子の合計含有量は、電気泳動表示液全量に対して、好ましくは、3〜50%、更に好ましくは、5〜35%とすることが望ましい。
更に、分散溶媒としては、例えば、従来電気泳動表示に用いられている各種タイプのものを用いることができる。具体的には、芳香族系炭化水素、ヘキサン、シクロヘキサン、ケロシン、アイソパー、パラフィン系炭化水素等の脂肪族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、リン酸エステル類、フタル酸エステル類、カルボン酸エステル類、塩素化パラフィン、N,N−ジブチル−2−ブトキシ−5−ターシャリオクチルアニリン等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらの分散溶媒の含有量としては、用いる微粒子や分散剤種によって適宜決定されるが、電気泳動インキ全量に対して、25〜85%であることが好ましく、更に好ましくは、30〜60%とすることが望ましい。また、上記分散溶媒に対して各種油溶性染料を溶解して着色して用いることが可能である。
これらのポリオキシエチレンオキシプロピレンブロックポリマーの含有量は、電気泳動インキ全量に対して、好ましくは、0.01〜30重量%が望ましい。
好ましくは、上記一般式(I)に表されるアセチレン誘導体のHLBが10以下、更に好ましくは、2〜5のものが望ましい。このHLBが10以下のアセチレングリコール誘導体を用いることにより、電気泳動表示液への親和性が更に向上し、繰り返し表示特性が更に良好となる。
これらのアセチレングリコール誘導体の含有量は、表示液全量に対して、好ましくは、0.01〜10.0%、更に好ましくは、0.05〜5.0%とすることが望ましい。
また、複数の種類(色)の電気泳動インキを、ある種のパターンを表示するように制御して並べる場合のような、マルチカラー、フルカラー電気泳動表示装置を得ようとする場合には、セルをアドレスしてインキジェットにより各種カラーインキを充填していく方法や、充填しないセルをフォトマスクのようなものでマスクして、マスクされていないセルにのみ充填した後、マスクを除去し、さらに充填しないセルをフォトマスクのようなものでマスクして、マスクされていないセルにのみ充填することを繰り返して、マルチカラー、フルカラー電気泳動表示装置を得る方法等も挙げられるが、上記した方法に限定されるものではない。
この脱気を行う工程を経ることにより、封止後のセル内部には気泡の混入が極力抑えられるため、表示ムラや表示欠陥、気泡の成長による劣化等が抑制され、長期に渡って安定した表示品質を持つ電気泳動表示装置を得ることが可能となる。
また、充填時の脱気方法としては、加温しつつ充填する方法、減圧下において充填する方法等が挙げられるがこれらに限定されるものではない。
一方、充填後の脱気方法としては、充填後の基板に超音波をかける方法、加温する方法、遠心力による方法、減圧下におく方法、一定時間静置する方法等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。さらに、これらの方法を組み合わせて用いることも可能である。
この封止する方法としては、例えば、電気泳動インキに用いた溶媒と非相溶性で、溶媒よりも低比重であるような熱可塑性又は熱硬化性等の前駆体を充填前の電気泳動インキ中に分散しておき、充填後に分離して基板表面上に該前駆体層を形成させ、硬化させることにより行う方法が挙げられる。
また、複数のセルを有する基板表面に電気泳動インキを充填した後、電気泳動インキに用いた溶媒と非相溶性で、溶媒よりも低比重であるような熱可塑性、熱硬化性、光硬化性等の前駆体を基板表面に直接コーティングするか前駆体を含む溶液をコーティングすることにより、電気泳動インキの表面に前駆体を含む層を形成させ、熱、光(UV等)、溶媒蒸発、界面重合反応、水分等を用いて硬化させることにより行う方法も挙げられる。
更に、予めセル底部に、電気泳動インキに用いた溶媒と非相溶性で、溶媒よりも低比重であるような熱可塑性、熱硬化性、光硬化性等の前駆体を均一になるように入れた後、電気泳動インキを充填し、該前駆体をインキ表面に浮き上がらせて該前駆体層を形成してから硬化させる方法も挙げられる。
前駆体や樹脂フィルムとしては、前記したセルを形成する際のものが使用可能であるが、特に、電気泳動インキに使用した溶媒の透過性の低い封止層や外部からの空気の透過性の低い封止層を形成することのできる材料を選択することが好ましく、また、封止層の厚さもこれら透過性を考慮して制御することが好ましい。
例えば、電極を有しない基板上に複数のセルを形成した後、電気泳動インキを充填して封止した場合には、電気泳動表示装置の駆動用に、片側の面、若しくは両側の面に、別途電極を形成した基板等と貼り合わせて使用することが可能である。
また、電極を有する基板上に複数のセルを形成した後、電気泳動インキを充填して封止した場合には、すでに片側に電極を有することとなるが、もう一方の電極を貼り合わせることも可能となる。
更には、基板に樹脂フィルムを用いた場合や電気泳動インキ充填後の封止の際に使用した硬化後の前駆体層が、十分な溶媒透過抑制効果や気体透過抑制効果を持っていないものである場合には、溶媒透過抑制効果や気体透過抑制効果を有する樹脂フィルムやその他基材を貼り合わせることによって、その効果を増大させることも可能である。
その他、電気泳動表示装置の強度を上げるために、別の基材を貼り合わせて補強することや、表示装置の装飾用に別の基材として紙や布等を貼り合わせることも可能である。
本実施形態の製造方法では、まず、上述の如く、樹脂フィルムをレーザー加工、具体的には、高周波短パルスにより、正方形、長方形、正六角形、円形、三角形等の穴を形成した後、基板上に接着することで複数のセルを形成する方法や、中空チューブを束ねて側面を接着し、開口面に対してスライスした後、基板上に接着することでセルを形成する方法、多孔質体の材料をスライスした後、基板上に接着することでセルを形成する方法、また、スクリーン印刷法、凸版印刷法や凹版(グラビア)印刷法を用いることにより、熱可塑性、熱硬化性又は光硬化性前駆体等を基板上に印刷することにより、セルを形成する方法や、更に、基板上に熱可塑性、熱硬化性又は光硬化性前駆体等の層を被覆した後、予めパターン形成した雄型を用いて熱可塑性、熱硬化性又は光硬化性前駆体等の層をエンボス加工し、硬化させて形成する方法や、基板上に光硬化性前駆体等の層を被覆した後、光硬化性層を画像露光し、現像液又は溶媒によって非露光領域を除去して形成する方法などにより、基板10上に電気泳動インキを充填するための開口部を有するセル11,11……を形成する。
次いで、図1に示すように、複数のセル11,11……を形成した基板10表面の電気泳動インキに対するぬれ性を調整する工程、本実施形態では、プラズマ発生装置にて発生されたプラズマを照射することからなるぬれ性を調整する装置20により、複数のセルを形成した基板表面の電気泳動インキに対するぬれ性を調整した後、基板上に形成された複数のセルに充填機30により、上述の配合組成等となる電気泳動インキ35を充填する。
次に、真空ポンプに接続された減圧装置40aと超音波照射装置40bからなる装置40により、電気泳動インキからの脱気を行った後、電気泳動インキを充填した複数のセルに向けてUV硬化性前駆体を噴霧して基板表面にコーティングし、UV光照射装置50によりUV硬化樹脂を硬化させて封止する。
そして、他の電極基板や樹脂フィルム等と張り合わされた後、任意の大きさにカットされ、少なくとも片側が透明な電気泳動表示装置が得られる。
図3(a)〜(c)は、本発明方法により得られる電気泳動表示装置の他例を示すものであり、PETフィルムからなる基板10上に、ITO(Indium-Tin-Oxide )からなるベタの透明電極層15を形成した後、上記(図2)と同様に電気泳動インキが封止され、次いで、該封止層37上に、パターン形成された背面電極38を形成することにより、電気泳動表示装置が得られるものである。
図4(a)及び(b)は、本発明方法により得られる片面又は両面に電極を有する電気泳動表示装置であり、共に電圧を印加した場合の電気泳動表示装置の概略断面図である。
図4(a)及び(b)中、D1、D3はITOガラス電極の厚さ、D2はスペーサの厚さであり、d1及びd2はITO薄膜(100Ω/□となるように形成)である。
また、本発明の電気泳動表示装置は、上記製造方法により得られることを特徴とするものであので、高コントラストな表示の実現と、繰り返し表示時においても高い信頼性を持ってコントラスト表示することができ、応答性にも優れ、表示特性の劣化がきわめて少ない電気泳動表示装置となるものである。
下記1)〜5)の各工程により、電気泳動表示装置を得た。
1)基板上に電気泳動インキを充填するための開口部を有する複数のセルを形成する工程
透明導電材料であるITO膜を表面抵抗が約100Ω/□となるように形成した125μm厚のPETシート(10×10cm)を基板として用いた。
この基板上に、硬化後のセルの開口部の形状が一辺0.497mmの正方形、セル間距離が0.03mmとなるように作製したスクリーンを使用して、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート及び光開始剤とを含有する光硬化性前駆体層を形成するようスクリーン印刷を行った。
その後、20分間UV照射することにより光硬化性前駆体を硬化させた。
この際、形成されたセル間に存在する格子の高さ(セルの深さ)は、25μmであった。
得られた開口部を有する複数のセルを形成したPETシートの表面をエタノールを使用して洗浄して乾燥した後、表面を60分間オゾン処理(三菱電機社製、オゾナイザーOS−1N、オゾン濃度10g/m3)することにより、電気泳動インキとのぬれ性調整を行った。
3−1)電気泳動インキの調製
下記配合組成となる組成物を、ビーズミルにて分散し、粗大粒子を除去すべく濾過を行って、電気泳動インキ1、2を調製した。
(インキ配合1)
イソプロピルイソステアリルチタネート処理酸化チタン
(平均粒径約0.4μm、以下同様) 10重量%
カーボンブラック含有アクリルポリマー微粒子
(平均粒径約10μm、以下同様) 5重量%
ナイミーンS−202(アルキルポリエーテルアミン、日本油脂社製) 3重量%
プロノン201(ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、平均分子量2220、エチレンオキサイド量10重量%、日本油脂社製、以下同様)
4重量%
ハイゾールSAS296(日本石油社製) 36重量%
アイソゾール400(日本石油社製) 6重量%
KF−96 5CS(信越シリコーン社製) 16重量%
キシレン 20重量%
イソプロピルイソステアリルチタネート処理酸化チタン 10重量%
カーボンブラック含有アクリルポリマー微粒子 5重量%
ナイミーンS−202(アルキルポリエーテルアミン、日本油脂社製) 4重量%
サーフィノール104DTN(アセチレングリコール誘導体、日信化学工業社製)
1重量%
ハイゾールSAS296(日本石油製) 36重量%
アイソゾール400(日本石油製) 6重量%
KF−96 5CS(信越シリコーン製) 18重量%
キシレン 20重量%
得られた電気泳動インキ1、2に、35℃下、密閉状態で1時間超音波振動(超音波洗浄器、クリンパルスCA−5390、周波数28kHz)をかけることにより、脱気を行った。
ぬれ性調整した複数のセルを形成したPETシートに超音波による振動(周波数28kHz)を加えながら、気泡が混入しないように上記組成の電気泳動インキ1を滴下し、余分なインキをブレードにてかき落とした後、セル壁の上面に残ったインキを少量のメタノールを含ませた布によりふき取った。その後、インキ充填したシートを1分間減圧下(―95.0kPa)に放置し、さらに脱気を行った。また、上記と同様に、電気泳動インキ2を充填等した。
インキ充填の終了したシート表面に向けて、電気泳動インキ1表面に光硬化性前駆体(エポキシアクリレート/ウレタンアクリレート/光開始剤とを含有する光硬化性前駆体)の層が形成されるように、アセトンに溶解した前駆体をオーバーコートした後、UV硬化させることにより、電気泳動インキ1をセル内に封止した。また、同様に、電気泳動インキ2もセル内に封止した。
光学顕微鏡(倍率:×10、ニコン社製)にて封止後のセル内部を観察したが、いずれも気泡等の存在は確認されなかった。
電気泳動インキ1、2を封止した電気泳動表示装置の封止面に、セグメント表示可能となるように形成されたITOからなるフィルム基板をラミネートすることにより、片面に電極を有する図4(a)に示す電気泳動表示装置とした。なお、図4(a)は、厚さ(D1)125μmのITOガラス電極として用い、スペーサの厚さ(D2)25μmのシートを用い、後述するように電圧(50V)を印加した場合の電気泳動表示装置の概略断面図であり、d1及びd2はITO薄膜(100Ω/□となるように形成)である。
更に、得られた電気泳動表示装置を、50℃乾燥条件、50℃、80%加湿条件下に1ヶ月放置した後でも、初期と表示特性の変化が見られない、非常に表示劣化しにくい電気泳動表示装置が得られた。また、セル内に気泡が成長した様子も見られなかった。
本発明方法により得られる電気泳動表示装置は、高コントラストな表示の実現と、繰り返し表示時においても高い信頼性を持ってコントラスト表示することができ、応答性にも優れ、表示特性の劣化がきわめて少ない電気泳動表示装置となることが判った。
上記実施例1において、基板上に電気泳動インキを充填するための開口部を有する複数のセルを形成する工程を下記の方法により作製し、また、ぬれ性の調整を下記方法によりした調整した以外は、上記実施例1と同様にして電気泳動表示装置を得た。
得られた電気泳動表示装置について、上記実施例1と同様にしてコントラスと表示、経時変化を評価したところ、得られた電気泳動表示装置は、高コントラストな表示の実現と、繰り返し表示時においても高い信頼性を持ってコントラスト表示することができ、応答性にも優れ、表示特性の劣化がきわめて少ない電気泳動表示装置となることが判った。
セルの形成:
片側に3μmの粘着性を有する厚さ25μmのポリイミドシート(10×10cm)に、高周波短パルスレーザーを使用して一辺0.497mmの正方形、セル間距離が0.03mmとなるように穴空け加工を行った。その後、ITO膜を表面抵抗が約100Ω/□となるように形成した125μm厚のPETシートに圧着し、セルシートを形成した。
ぬれ性調整:
当該セルシートをエタノールで洗浄・乾燥した後、沸点27℃のテトラメチルシランを0.0001モル%、沸点122℃のテトラメトキシシランを0.00001モル%を含む燃料ガスを用いて、UVイトロ処理を0.1秒間実施してぬれ性を調整した。
上記実施例1において、基板上に電気泳動インキを充填するための開口部を有する複数のセルを形成する工程を下記の方法により作製し、また、ぬれ性の調整を下記方法によりした調整した以外は、上記実施例1と同様にして電気泳動表示装置を得た。
得られた電気泳動表示装置について、上記実施例1と同様にしてコントラスと表示、経時変化を評価したところ、得られた電気泳動表示装置は、高コントラストな表示の実現と、繰り返し表示時においても高い信頼性を持ってコントラスト表示することができ、応答性にも優れ、表示特性の劣化がきわめて少ない電気泳動表示装置となることが判った。
セルの形成:
ITO膜を表面抵抗が約100Ω/□となるように形成した125μm厚のPETシート(10×10cm)上に、エポキシアクリレート/ウレタンアクリレート/光開始剤とを含有する光硬化性前駆体層を形成し、予め作製しておいた雄型(エンボス後に形成されるセル形状が、一辺0.497mmの正方形、セル間距離が0.03mmとなるように調整されたもの)を当該シートに押しつけ、型の反対側からUV光を30分間照射して硬化させることにより、セルシートを形成した。このときのできあがったセル壁の高さは、約30μmであった。
ぬれ性調整:
当該セルシートをエタノールで洗浄・乾燥した後、プラズマ処理(キーエンス社製 ST−7000、照射距離6mm、照射時間5秒)を行って、ぬれ性を調整した。
上記実施例1において、基板上に電気泳動インキを充填するための開口部を有する複数のセルを形成する工程を下記の方法により作製し、また、ぬれ性の調整を下記方法によりした調整し、更に封止を下記の方法により封止した以外は、上記実施例1と同様にして電気泳動表示装置を得た。
得られた電気泳動表示装置について、上記実施例1と同様にしてコントラスと表示、経時変化を評価したところ、得られた電気泳動表示装置は、高コントラストな表示の実現と、繰り返し表示時においても高い信頼性を持ってコントラスト表示することができ、応答性にも優れ、表示特性の劣化がきわめて少ない電気泳動表示装置となることが判った。
セルの形成:
片側に3μmの粘着性を有する厚さ25μmのポリイミドシート(10×10cm)に、高周波短パルスレーザーを使用して一辺0.497mmの正方形、セル間距離が0.03mmとなるように穴空け加工を行った。その後、ITO膜を表面抵抗が約100Ω/□となるように形成した125μm厚のPETシートに圧着し、セルシートを形成した。
ぬれ性調整:
当該セルシートをエタノールで洗浄・乾燥した後、プラズマ処理(キーエンス社製 ST−7000、照射距離6mm、照射時間5秒)を行って、ぬれ性を調整した。
封止方法:
当該セルシートに超音波による振動を加えながら、気泡が混入しないように上記組成の電気泳動インキ1を滴下し、余分なインキをブレードにてかき落しながら、セグメント表示可能となるように形成されたITO電極と粘着層とを有するPETフィルム基板をラミネートすることにより、封止を行った。
上記実施例4において、基板上に電気泳動インキを充填するための開口部を有する複数のセルを形成する工程を下記の方法により作製し、また、ぬれ性の調整を下記方法によりした調整した以外は、上記実施例4と同様にして電気泳動表示装置を得た。
得られた電気泳動表示装置について、上記実施例4と同様にしてコントラスと表示、経時変化を評価したところ、得られた電気泳動表示装置は、高コントラストな表示の実現と、繰り返し表示時においても高い信頼性を持ってコントラスト表示することができ、応答性にも優れ、表示特性の劣化がきわめて少ない電気泳動表示装置となることが判った。
セルの形成:
ITO膜を表面抵抗が約100Ω/□となるように形成した125μm厚のPETシート(10×10cm)上に、エポキシアクリレート/ウレタンアクリレート/光開始剤とを含有する光硬化性前駆体層を形成し、予め作製しておいた雄型(エンボス後に形成されるセル形状が、一辺0.497mmの正方形、セル間距離が0.03mmとなるように調整されたもの)を当該シートに押しつけ、型の反対側からUV光を30分間照射して硬化させることにより、セルシートを形成した。このときのできあがったセル壁の高さは、約30μmであった。
ぬれ性調整:
当該セルシートをエタノールで洗浄・乾燥し、更に、シート表面に界面活性剤(サーフィノールDF−210、日信化学工業社製)を均一に噴霧した後、余分な活性剤をスピンコータ(1H−360S、ミカサ社製)を用い、遠心力にて除去し、ぬれ性を調整した。
11 セル
35 電気泳動インキ
Claims (6)
- 電気泳動表示装置の製造方法であって、少なくとも、1)基板上に電気泳動インキを充填するための開口部を有する複数のセルを形成する工程と、2)該複数のセルを形成した基板表面の電気泳動インキに対するぬれ性を高める工程と、3)基板上に形成された複数のセルにアルキルポリエーテルアミンを含有する電気泳動インキを充填する工程と、4)電気泳動インキを充填した複数のセルを封止する工程と、を含んでなることを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
- 電気泳動表示装置の製造方法であって、少なくとも、1)基板上に電気泳動インキを充填するための開口部を有する複数のセルを形成する工程と、2)該複数のセルを形成した基板表面の電気泳動インキに対するぬれ性を高める工程と、3)基板上に形成された複数のセルにアルキルポリエーテルアミンとポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーとを含有する電気泳動インキを充填する工程と、4)電気泳動インキを充填した複数のセルを封止する工程と、を含んでなることを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
- 電気泳動表示装置の製造方法であって、少なくとも、1)基板上に電気泳動インキを充填するための開口部を有する複数のセルを形成する工程と、2)該複数のセルを形成した基板表面の電気泳動インキに対するぬれ性を高める工程と、3)基板上に形成された複数のセルにアルキルポリエーテルアミンとアセチレングリコール誘導体とを含有する電気泳動インキを充填する工程と、4)電気泳動インキを充填した複数のセルを封止する工程と、を含んでなることを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
- 更に、電気泳動インキからの脱気を行う工程を含んでなる請求項1〜3の何れか一つに記載の電気泳動表示装置の製造方法。
- 電気泳動インキを充填した複数のセルを封止した後に、別の光透過性電極、非光透過性電極、樹脂フィルム、樹脂、木、金属、セラミックス、紙、布及び/又はガラスと貼り合わせる工程、を更に含んでなる請求項1〜4の何れか一つに記載の電気泳動表示装置の製造方法。
- 複数のセルを形成した基板表面の電気泳動インキに対するぬれ性を高める工程が、溶剤処理、酸処理、アルカリ処理、オゾン処理、プラズマ処理、コロナ放電処理、UV処理、UVイトロ処理、レーザー処理、電子線による処理、イオン注入法による処理、イオンビームによる処理、イオン照射による処理、プライマー処理、界面活性剤処理、スパッタリングによる処理、PVD、CVD、ポリマー層形成及び無機層形成から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜5の何れか一つに記載の電気泳動表示装置の製造方法。
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