JP4591767B2 - 符号化装置および方法、復号装置および方法、画像処理システム、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
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- 複数のフレームデータからなる画像データの供給を受けて符号化する符号化装置において、
第1のフレームデータ、および、前記第1のフレームデータと異なる第2のフレームデータを用いて、前記第1のフレームデータの複数の処理領域を有する処理ブロックにおける第1の動きベクトルを推定する第1の動きベクトル推定手段と、
前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータを用いて、前記処理ブロックにおける前記第1の動きベクトルとは異なる第2の動きベクトルを推定する第2の動きベクトル推定手段と、
前記処理領域ごとに、前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれかを選択する動きベクトル選択手段と、
前記動きベクトル選択手段により選択された前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれか一方に基づいて、前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値に対して画素ごとに第1の係数を乗算した値の和と、前記処理領域に対応する前記第2のフレームデータの画素値との関係を基に、最小自乗法を用いて、前記第1の係数の最適値を予測データとして算出する予測データ算出手段と、
前記第1の動きベクトル推定手段により推定された前記第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータ、および前記第2のフレームデータに基づいて、前記第1の動きベクトルの前記処理ブロック内の画素ごとの検出誤差を算出する誤差算出手段と
を備え、
前記第1の動きベクトル推定手段は、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対するブロックマッチング処理により、前記第1の動きベクトルを推定し、
前記第2の動きベクトル推定手段は、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対して、探索範囲内の各ブロックの画素ごとの誤差の総和を、前記誤差算出手段により算出された前記検出誤差に基づいて画素ごとに誤差を重み付けすることにより得るブロックマッチング処理を行うことにより、前記第2の動きベクトルを推定する
ことを特徴とする符号化装置。 - 前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対して、画像のエッジを強調させる処理を施す画像処理手段
を更に備え、
前記画像処理手段は、前記第1の動きベクトル推定手段、前記第2の動きベクトル推定手段、前記抽出手段、および前記誤差算出手段に、前記エッジが強調された前記第1のフレームデータを出力し、前記第1の動きベクトル推定手段、前記第2の動きベクトル推定手段、前記予測データ算出手段、および前記誤差算出手段に、前記エッジが強調された前記第2のフレームデータを出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。 - 前記画像処理手段は、ハイパスフィルタである
ことを特徴とする請求項2に記載の符号化装置。 - 前記フレームデータにノイズを付加するノイズ付加手段
を更に備え、
前記ノイズ付加手段は、前記第1の動きベクトル推定手段、前記第2の動きベクトル推定手段、前記抽出手段、および前記誤差算出手段に、前記ノイズが付加された前記第1のフレームデータを出力し、前記第1の動きベクトル推定手段、前記第2の動きベクトル推定手段、前記予測データ算出手段、および前記誤差算出手段に、前記ノイズが付加された前記第2のフレームデータを出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。 - 前記抽出手段はまた、前記動きベクトル選択手段により選択されていない前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルのうちのいずれか一方に基づいて、前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を選択外画素値として抽出し、
前記予測データ算出手段はまた、前記選択外画素値に対して画素ごとに第2の係数を乗算した値の和と、前記処理領域に対応する前記第2のフレームデータの画素値との関係を基に、最小自乗法を用いて、前記第2の係数の最適値を選択外予測データとして算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。 - 前記第2のフレームデータに対応する符号化結果を出力する出力手段を更に備え、
前記出力手段は、
前記第1の動きベクトル推定手段により推定された前記第1の動きベクトルと、
前記第2の動きベクトル推定手段により推定された前記第2の動きベクトルと、
前記動きベクトル選択手段による選択結果を示すデータと、
前記予測データ算出手段により算出された前記予測データと
を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。 - 複数のフレームデータからなる画像データの供給を受けて符号化する符号化装置の符号化方法において、
第1のフレームデータ、および、前記第1のフレームデータと異なる第2のフレームデータを用いて、前記第1のフレームデータの複数の処理領域を有する処理ブロックにおける第1の動きベクトルを推定する第1の動きベクトル推定ステップと、
前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータを用いて、前記処理ブロックにおける前記第1の動きベクトルとは異なる第2の動きベクトルを推定する第2の動きベクトル推定ステップと、
前記処理領域ごとに、前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれかを選択する動きベクトル選択ステップと、
前記動きベクトル選択ステップの処理により選択された前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれか一方に基づいて、前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップの処理により抽出された前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値に対して画素ごとに所定の係数を乗算した値の和と、前記処理領域に対応する前記第2のフレームデータの画素値との関係を基に、最小自乗法を用いて、前記所定の係数の最適値を予測データとして算出する予測データ算出ステップと、
前記第1の動きベクトル推定ステップの処理により推定された前記第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータ、および前記第2のフレームデータに基づいて、前記第1の動きベクトルの前記処理ブロック内の画素ごとの検出誤差を算出する誤差算出ステップと
を含み、
前記第1の動きベクトル推定ステップでは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対するブロックマッチング処理により、前記第1の動きベクトルを推定し、
前記第2の動きベクトル推定ステップでは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対して、探索範囲内の各ブロックの画素ごとの誤差の総和を、前記誤差算出ステップの処理により算出された前記検出誤差に基づいて画素ごとに誤差を重み付けすることにより得るブロックマッチング処理を行うことにより、前記第2の動きベクトルを推定する
ことを特徴とする符号化方法。 - 複数のフレームデータからなる画像データの供給を受けて符号化する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
第1のフレームデータ、および、前記第1のフレームデータと異なる第2のフレームデータを用いて、前記第1のフレームデータの複数の処理領域を有する処理ブロックにおける第1の動きベクトルを推定する第1の動きベクトル推定ステップと、
前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータを用いて、前記処理ブロックにおける前記第1の動きベクトルとは異なる第2の動きベクトルを推定する第2の動きベクトル推定ステップと、
前記処理領域ごとに、前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれかを選択する動きベクトル選択ステップと、
前記動きベクトル選択ステップの処理により選択された前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれか一方に基づいて、前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップの処理により抽出された前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値に対して画素ごとに所定の係数を乗算した値の和と、前記処理領域に対応する前記第2のフレームデータの画素値との関係を基に、最小自乗法を用いて、前記所定の係数の最適値を予測データとして算出する予測データ算出ステップと、
前記第1の動きベクトル推定ステップの処理により推定された前記第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータ、および前記第2のフレームデータに基づいて、前記第1の動きベクトルの前記処理ブロック内の画素ごとの検出誤差を算出する誤差算出ステップと
を含み、
前記第1の動きベクトル推定ステップでは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対するブロックマッチング処理により、前記第1の動きベクトルを推定し、
前記第2の動きベクトル推定ステップでは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対して、探索範囲内の各ブロックの画素ごとの誤差の総和を、前記誤差算出ステップの処理により算出された前記検出誤差に基づいて画素ごとに誤差を重み付けすることにより得るブロックマッチング処理を行うことにより、前記第2の動きベクトルを推定する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムが記録されたコンピュータにより読み取り可能な記録媒体。 - 複数のフレームデータからなる画像データの供給を受けて符号化する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
第1のフレームデータ、および、前記第1のフレームデータと異なる第2のフレームデータを用いて、前記第1のフレームデータの複数の処理領域を有する処理ブロックにおける第1の動きベクトルを推定する第1の動きベクトル推定ステップと、
前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータを用いて、前記処理ブロックにおける前記第1の動きベクトルとは異なる第2の動きベクトルを推定する第2の動きベクトル推定ステップと、
前記処理領域ごとに、前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれかを選択する動きベクトル選択ステップと、
前記動きベクトル選択ステップの処理により選択された前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれか一方に基づいて、前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップの処理により抽出された前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値に対して画素ごとに所定の係数を乗算した値の和と、前記処理領域に対応する前記第2のフレームデータの画素値との関係を基に、最小自乗法を用いて、前記所定の係数の最適値を予測データとして算出する予測データ算出ステップと、
前記第1の動きベクトル推定ステップの処理により推定された前記第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータ、および前記第2のフレームデータに基づいて、前記第1の動きベクトルの前記処理ブロック内の画素ごとの検出誤差を算出する誤差算出ステップと
を含み、
前記第1の動きベクトル推定ステップでは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対するブロックマッチング処理により、前記第1の動きベクトルを推定し、
前記第2の動きベクトル推定ステップでは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対して、探索範囲内の各ブロックの画素ごとの誤差の総和を、前記誤差算出ステップの処理により算出された前記検出誤差に基づいて画素ごとに誤差を重み付けすることにより得るブロックマッチング処理を行うことにより、前記第2の動きベクトルを推定する
ことを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラム。 - 符号化された複数のフレームデータからなる画像データの供給を受けて復号する復号装置において、
第1のフレームデータと、前記第1のフレームデータと異なる第2のフレームデータとを用いて推定された前記第1のフレームデータの複数の処理領域を有する処理ブロックにおける第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータと前記第2のフレームデータを用いて推定された前記処理ブロックにおける前記第1の動きベクトルとは異なる第2の動きベクトル、および、前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれを復号に用いるのが最適であるかを前記処理領域ごとに示す最適動きベクトル情報を、前記第2のフレームデータの符号化結果の一部として取得し、前記処理ブロックの前記処理領域ごとに最適な動きベクトルを決定する動きベクトル決定手段と、
前記最適な動きベクトルに基づいて、前記第1のフレームデータの符号化結果から前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を抽出する抽出手段と、
前記最適な動きベクトルに基づいて抽出された前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値に対して画素ごとに第1の係数を乗算した値の和と、前記処理領域に対応する前記第2のフレームデータの画素値との関係を基に最小自乗法を用いて算出された前記第1の係数の最適値である予測データを、前記第2のフレームデータの符号化結果の他の一部として取得し、前記予測データと前記抽出手段により抽出された前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を画素ごとに乗算した値の和を前記第2のフレームデータとして算出する算出手段と
を備え、
前記第1の動きベクトルは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対するブロックマッチング処理により推定され、
前記第2の動きベクトルは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対して、探索範囲内の各ブロックの画素ごとの誤差の総和を、前記第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータ、および前記第2のフレームデータに基づいて前記第1の動きベクトルの前記処理ブロック内の画素ごとに算出された検出誤差に基づいて画素ごとに誤差を重み付けすることにより得るブロックマッチング処理を行うことにより推定される
ことを特徴とする復号装置。 - 前記算出手段により算出された前記第2のフレームデータに、ノイズを付加するノイズ付加手段
を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の復号装置。 - 前記第2のフレームデータの符号化結果は、
前記第1の動きベクトルと、
前記第2の動きベクトルと、
前記最適動きベクトル情報と、
前記予測データと、
前記第1の動きベクトルと第2の動きベクトルのうちの前記最適な動きベクトルではない方に基づいて抽出された前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値に対して画素ごとに第2の係数を乗算した値の和と、前記処理領域に対応する前記第2のフレームデータの画素値との関係を基に最小自乗法を用いて算出された前記第2の係数の最適値である最適外予測データと
を含む
ことを特徴とする請求項10に記載の復号装置。 - 符号化された複数のフレームデータからなる画像データの供給を受けて復号する復号装置の復号方法において、
第1のフレームデータと、前記第1のフレームデータと異なる第2のフレームデータとを用いて推定された前記第1のフレームデータの複数の処理領域を有する処理ブロックにおける第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータと前記第2のフレームデータを用いて推定された前記処理ブロックにおける前記第1の動きベクトルとは異なる第2の動きベクトル、および、前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれを復号に用いるのが最適であるかを前記処理領域ごとに示す最適動きベクトル情報を、前記第2のフレームデータの符号化結果の一部として取得し、前記処理ブロックの前記処理領域ごとに最適な動きベクトルを決定する動きベクトル決定ステップと、
前記最適な動きベクトルに基づいて、前記第1のフレームデータの符号化結果から前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を抽出する抽出ステップと、
前記最適な動きベクトルに基づいて抽出された前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値に対して画素ごとに第1の係数を乗算した値の和と、前記処理領域に対応する前記第2のフレームデータの画素値との関係を基に最小自乗法を用いて算出された前記第1の係数の最適値である予測データを、前記第2のフレームデータの符号化結果の他の一部として取得し、前記予測データと前記抽出ステップの処理により抽出された前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を画素ごとに乗算した値の和を前記第2のフレームデータとして算出する算出ステップと
を含み、
前記第1の動きベクトルは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対するブロックマッチング処理により推定され、
前記第2の動きベクトルは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対して、探索範囲内の各ブロックの画素ごとの誤差の総和を、前記第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータ、および前記第2のフレームデータに基づいて前記第1の動きベクトルの前記処理ブロック内の画素ごとに算出された検出誤差に基づいて画素ごとに誤差を重み付けすることにより得るブロックマッチング処理を行うことにより推定される
ことを特徴とする復号方法。 - 符号化された複数のフレームデータからなる画像データの供給を受けて復号する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
第1のフレームデータと、前記第1のフレームデータと異なる第2のフレームデータとを用いて推定された前記第1のフレームデータの複数の処理領域を有する処理ブロックにおける第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータと前記第2のフレームデータを用いて推定された前記処理ブロックにおける前記第1の動きベクトルとは異なる第2の動きベクトル、および、前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれを復号に用いるのが最適であるかを前記処理領域ごとに示す最適動きベクトル情報を、前記第2のフレームデータの符号化結果の一部として取得し、前記処理ブロックの前記処理領域ごとに最適な動きベクトルを決定する動きベクトル決定ステップと、
前記最適な動きベクトルに基づいて、前記第1のフレームデータの符号化結果から前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を抽出する抽出ステップと、
前記最適な動きベクトルに基づいて抽出された前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値に対して画素ごとに第1の係数を乗算した値の和と、前記処理領域に対応する前記第2のフレームデータの画素値との関係を基に最小自乗法を用いて算出された前記第1の係数の最適値である予測データを、前記第2のフレームデータの符号化結果の他の一部として取得し、前記予測データと前記抽出ステップの処理により抽出された前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を画素ごとに乗算した値の和を前記第2のフレームデータとして算出する算出ステップと
を含み、
前記第1の動きベクトルは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対するブロックマッチング処理により推定され、
前記第2の動きベクトルは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対して、探索範囲内の各ブロックの画素ごとの誤差の総和を、前記第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータ、および前記第2のフレームデータに基づいて前記第1の動きベクトルの前記処理ブロック内の画素ごとに算出された検出誤差に基づいて画素ごとに誤差を重み付けすることにより得るブロックマッチング処理を行うことにより推定される
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムが記録されたコンピュータにより読み取り可能な記録媒体。 - 符号化された複数のフレームデータからなる画像データの供給を受けて復号する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
第1のフレームデータと、前記第1のフレームデータと異なる第2のフレームデータとを用いて推定された前記第1のフレームデータの複数の処理領域を有する処理ブロックにおける第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータと前記第2のフレームデータを用いて推定された前記処理ブロックにおける前記第1の動きベクトルとは異なる第2の動きベクトル、および、前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれを復号に用いるのが最適であるかを前記処理領域ごとに示す最適動きベクトル情報を、前記第2のフレームデータの符号化結果の一部として取得し、前記処理ブロックの前記処理領域ごとに最適な動きベクトルを決定する動きベクトル決定ステップと、
前記最適な動きベクトルに基づいて、前記第1のフレームデータの符号化結果から前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を抽出する抽出ステップと、
前記最適な動きベクトルに基づいて抽出された前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値に対して画素ごとに第1の係数を乗算した値の和と、前記処理領域に対応する前記第2のフレームデータの画素値との関係を基に最小自乗法を用いて算出された前記第1の係数の最適値である予測データを、前記第2のフレームデータの符号化結果の他の一部として取得し、前記予測データと前記抽出ステップの処理により抽出された前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を画素ごとに乗算した値の和を前記第2のフレームデータとして算出する算出ステップと
を含み、
前記第1の動きベクトルは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対するブロックマッチング処理により推定され、
前記第2の動きベクトルは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対して、探索範囲内の各ブロックの画素ごとの誤差の総和を、前記第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータ、および前記第2のフレームデータに基づいて前記第1の動きベクトルの前記処理ブロック内の画素ごとに算出された検出誤差に基づいて画素ごとに誤差を重み付けすることにより得るブロックマッチング処理を行うことにより推定される
ことを特徴とする処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 符号化部および復号部を含み、前記符号化部および前記復号部において、複数のフレームデータで構成される画像データに対して符号化処理および復号処理を繰り返すことにより、前記画像データが劣化するようになされている画像処理システムにおいて、
前記符号化部は、
第1のフレームデータ、および、前記第1のフレームデータと異なる第2のフレームデータを用いて、前記第1のフレームデータの複数の処理領域を有する処理ブロックにおける第1の動きベクトルを推定する第1の動きベクトル推定手段と、
前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータを用いて、前記処理ブロックにおける前記第1の動きベクトルとは異なる第2の動きベクトルを推定する第2の動きベクトル推定手段と、
前記処理領域ごとに、前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれかを選択する動きベクトル選択手段と、
前記動きベクトル選択手段により選択された前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれか一方に基づいて、前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値に対して画素ごとに第1の係数を乗算した値の和と、前記処理領域に対応する前記第2のフレームデータの画素値との関係を基に、最小自乗法を用いて、前記第1の係数の最適値を予測データとして算出する予測データ算出手段と、
前記第1の動きベクトル推定手段により推定された前記第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータ、および前記第2のフレームデータに基づいて、前記第1の動きベクトルの前記処理ブロック内の画素ごとの検出誤差を算出する誤差算出手段と
を備え、
前記第1の動きベクトル推定手段は、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対するブロックマッチング処理により、前記第1の動きベクトルを推定し、
前記第2の動きベクトル推定手段は、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対して、探索範囲内の各ブロックの画素ごとの誤差の総和を、前記誤差算出手段により算出された前記検出誤差に基づいて画素ごとに誤差を重み付けすることにより得るブロックマッチング処理を行うことにより、前記第2の動きベクトルを推定する
ことを特徴とする画像処理システム。 - 符号化部および復号部を含み、前記符号化部および前記復号部において、複数のフレームデータで構成される画像データに対して符号化処理および復号処理を繰り返すことにより、前記画像データが劣化するようになされている画像処理システムにおいて、
前記復号部は、
第1のフレームデータと、前記第1のフレームデータと異なる第2のフレームデータとを用いて推定された前記第1のフレームデータの複数の処理領域を有する処理ブロックにおける第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータと前記第2のフレームデータを用いて推定された前記処理ブロックにおける前記第1の動きベクトルとは異なる第2の動きベクトル、および、前記第1の動きベクトルと前記第2の動きベクトルとのうちのいずれを復号に用いるのが最適であるかを前記処理領域ごとに示す最適動きベクトル情報を、前記第2のフレームデータの符号化結果の一部として取得し、前記処理ブロックの前記処理領域ごとに最適な動きベクトルを決定する動きベクトル決定手段と、
前記最適な動きベクトルに基づいて、前記第1のフレームデータの符号化結果から前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を抽出する抽出手段と、
前記最適な動きベクトルに基づいて抽出された前記処理領域に対応する前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値に対して画素ごとに第1の係数を乗算した値の和と、前記処理領域に対応する前記第2のフレームデータの画素値との関係を基に最小自乗法を用いて算出された前記第1の係数の最適値である予測データを、前記第2のフレームデータの符号化結果の他の一部として取得し、前記予測データと前記抽出手段により抽出された前記第1のフレームデータの複数の画素の画素値を画素ごとに乗算した値の和を前記第2のフレームデータとして算出する算出手段と
を備え、
前記第1の動きベクトルは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対するブロックマッチング処理により推定され、
前記第2の動きベクトルは、前記第1のフレームデータおよび前記第2のフレームデータに対して、探索範囲内の各ブロックの画素ごとの誤差の総和を、前記第1の動きベクトル、前記第1のフレームデータ、および前記第2のフレームデータに基づいて前記第1の動きベクトルの前記処理ブロック内の画素ごとに算出された検出誤差に基づいて画素ごとに誤差を重み付けすることにより得るブロックマッチング処理を行うことにより推定される
ことを特徴とする画像処理システム。
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